JP2005329812A - 熱交換器モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数の増加を招くことなく、寸法バラツキを吸収してコンデンサ2およびラジエータ3をファンシュラウド4により保持する。
【解決手段】 クーリングモジュールは、コンデンサ2およびラジエータ3に空気を送風する電動送風機5を支持し、上下方向にシュラウド部4a、4bを組み合わせるファンシュラウド4を備えている。ラジエータ3は、上下のシュラウド部4a、4bにより挟まれて保持されている。上側シュラウド部4aには、複数の保持部40が一体成形されている。そして、各保持部40は、上側シュラウド部4aの内面41aからコンデンサ2の上端面41b側に突出して、その突出反対側に弾性変形してコンデンサ2を下側のシュラウド部4bの内面41bとの間にて保持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 クーリングモジュールは、コンデンサ2およびラジエータ3に空気を送風する電動送風機5を支持し、上下方向にシュラウド部4a、4bを組み合わせるファンシュラウド4を備えている。ラジエータ3は、上下のシュラウド部4a、4bにより挟まれて保持されている。上側シュラウド部4aには、複数の保持部40が一体成形されている。そして、各保持部40は、上側シュラウド部4aの内面41aからコンデンサ2の上端面41b側に突出して、その突出反対側に弾性変形してコンデンサ2を下側のシュラウド部4bの内面41bとの間にて保持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気流れ方向に対して並列に配置される複数の熱交換器が一体化される熱交換器モジュールに関するもので、車両用空調装置のコンデンサ等の室外熱交換器と走行用エンジンの冷却水を冷却するラジエータとが一体化されたクーリングモジュールに適用して有効である。
以下、従来のクーリングモジュールの構造について、図9、図10を参照して説明する。図9は、クーリングモジュールの断面を示す模式図、図10は、図9中のB部分を拡大した拡大図である。
クーリングモジュールは、図9に示すように、空気流れ方向Eに並列に配置されるコンデンサ2およびラジエータ3と、コンデンサ2およびラジエータ3に空気を送風する電動送風機5を支持し、コンデンサ2およびラジエータ3の外周を覆うように成形されるシュラウド部4と、を備えるものがある。
シュラウド部4は、上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bを上下方向からラジエータ3及びコンデンサ2を覆うように組み合わされている。
ここで、ラジエータ3は、コンデンサ2に比べて図中上下方向(空気流れ方向Eに対する直交方向)の寸法が長くなっているものの、ラジエータ3は、上側シュラウド部4aの内面41aおよび下側シュラウド部4bの内面41bにより挟まれて保持されている。このため、ラジエータ3の上下方向において寸法バラツキが製造により生じても、寸法バラツキに関わりなく、ラジエータ3を上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bの間に組み付けることができる。
一方、コンデンサ2は、その下側端面が下側シュラウド部4bの内面41bにより支えられ、図10に示すように、コンデンサ2の上側端面および上側シュラウド部4aの内面41aの間にゴムマウントGmに介在されている。このため、コンデンサ2の上下方向において寸法バラツキが製造により生じても、ゴムマウントGmを弾性変形させることにより、当該寸法バラツキを吸収することができる。
ここで、締結ピンPiは、上側シュラウド部4aを上側からゴムマウントGmを通してコンデンサ2に貫通されて、コンデンサ2を上側シュラウド部4aに固定する役割を果たす。また、空気流れ方向Eは、電動送風機5により送風される空気流れの方向である。
ところで、上述のクーリングモジュールでは、コンデンサ2および上側シュラウド部4aの間にゴムマウントGmに介在させることにより、コンデンサ2の上下方向における寸法バラツキを吸収することができるものの、コンデンサ2の固定に際して、ゴムマウントGm、締結ピンPiなど別部材を必要とし、部品点数の増加を招くといった問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、部品点数の増加を招くことなく、寸法バラツキを吸収して二つの熱交換器をシュラウド部により保持できるようにする熱交換器モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、図1において、空気流れ方向に対して並列に配置される第1、第2の熱交換器(2、3)と、
前記第1、第2の熱交換器に空気を送風する送風機(5)を支持し、前記空気流れ方向に対する直交方向(F)に第1、第2のシュラウド部(4a、4b)を組み合わせて、前記第1、第2の熱交換器を外側から覆おうように形成されるファンシュラウド(4)と、を備えており、
前記第2の熱交換器(3)は、前記第1の熱交換器(2)に比べて、前記直交方向(F)寸法が長くなっており、
前記第1の熱交換器(2)および前記第2の熱交換器(3)は、前記第1、第2のファンシュラウドにより挟まれて保持されており、
前記第1、第2のシュラウド部のうちいずれか一方には、その内面から前記第1の熱交換器(2)の端面(2a)側に突出しその突出反対側に弾性変形して前記第1の熱交換器(2)を他方のシュラウド部の内面との間にて保持する保持部(40)が一体成形されていることを特徴とする熱交換器モジュール。
前記第1、第2の熱交換器に空気を送風する送風機(5)を支持し、前記空気流れ方向に対する直交方向(F)に第1、第2のシュラウド部(4a、4b)を組み合わせて、前記第1、第2の熱交換器を外側から覆おうように形成されるファンシュラウド(4)と、を備えており、
前記第2の熱交換器(3)は、前記第1の熱交換器(2)に比べて、前記直交方向(F)寸法が長くなっており、
前記第1の熱交換器(2)および前記第2の熱交換器(3)は、前記第1、第2のファンシュラウドにより挟まれて保持されており、
前記第1、第2のシュラウド部のうちいずれか一方には、その内面から前記第1の熱交換器(2)の端面(2a)側に突出しその突出反対側に弾性変形して前記第1の熱交換器(2)を他方のシュラウド部の内面との間にて保持する保持部(40)が一体成形されていることを特徴とする熱交換器モジュール。
以上、請求項1に記載の発明によれば、第1の熱交換器においてその直交方向(F)寸法のバラツキが製造により生じても、保持部(40)が突出反対側に弾性変形して当該寸法のバラツキを吸収するため、第1の熱交換器を保持部および他方のシュラウド部の間に保持できる。
ここで、保持部は、一方のシュラウド部に一体成形されているものであるため、部品点数の増加を招くことなく、寸法バラツキを吸収して二つの熱交換器をシュラウド部により保持できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の熱交換器モジュールにおいて、前記一方のシュラウド部には、前記保持部(40)が複数設けられており、
前記複数の保持部(40)において前記一方のシュラウド部の内面から前記第1の熱交換器側に突出する突出方向寸法が複数種設定されていることを特徴とする。
前記複数の保持部(40)において前記一方のシュラウド部の内面から前記第1の熱交換器側に突出する突出方向寸法が複数種設定されていることを特徴とする。
したがって、最初は、複数の保持部のうち突出方向寸法(すなわち、図2中L方向寸法)の長い保持部により第1の熱交換器を保持することになるものの、経年変化により、当該突出方向寸法の長い保持部の保持力が弱まると、この保持力の弱まった保持部に代わり、他の、突出方向寸法の短い保持力により第1の熱交換器を保持することができる。これに伴い、保持部により第1の熱交換器を保持可能な時間を長期化することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記一方のシュラウド部には、図1に示すように、前記複数の保持部(図1では、二つの保持部40だけを示す)が一列に並べられており、
前記複数の保持部において前記突出方向寸法として互いに異なる2種類の第1、第2の寸法が設定されており、
前記第1、第2の寸法の保持部が交互に一列に並べられるように構成しても良い。
前記複数の保持部において前記突出方向寸法として互いに異なる2種類の第1、第2の寸法が設定されており、
前記第1、第2の寸法の保持部が交互に一列に並べられるように構成しても良い。
また、前記保持部としては、請求項4に記載の発明のように、前記一方のシュラウド部の内面(41a)から前記第1の熱交換器の端面(図2中符号2a)側に突出する突出部(41)と、
前記突出部の先端側から前記第1の熱交換器の端面に沿うよう延出して、前記第2の熱交換器の端面を保持する端面保持部(42)と、を有するように構成しても良い。
前記突出部の先端側から前記第1の熱交換器の端面に沿うよう延出して、前記第2の熱交換器の端面を保持する端面保持部(42)と、を有するように構成しても良い。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本実施形態は、本発明に係る熱交換器モジュールを車両用クーリングモジュールに適用したもので、この車両用クーリングモジュールは、通常、車両前端部に搭載される。
図1は本実施形態に係るクーリングモジュールを空気流れ下流側から見た斜視図であり、図2は図1中のA−A断面図であり、図3は、クーリングモジュールにおいて、電動送風機5およびラジエータ3を外した状態の斜視図である。
車両用クーリングモジュールは、ファンシュラウド4により空調装置のコンデンサ2と走行用エンジンの冷却水を冷却するラジエータ3とを一体化したものである。
具体的には、コンデンサ2およびラジエータ3は、それぞれ、アルミニウム合金製であって、空気流れ方向(すなわち、図1、3中E方向)に並列に配置されている。
ファンシュラウド4は、樹脂製(例えば、ガラス繊維入りポリプロピレンなど)であって、上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bを上下方向から組み合わさって、外側からコンデンサ2(請求項における第1の熱交換器)およびラジエータ3(請求項における第2の熱交換器)を覆うように成形されている。
ここで、上側シュラウド部4aは、コンデンサ2およびラジエータ3に空気を送風する電動送風機5を支持している。そして、ファンシュラウド4は、電動送風機5により誘起される空気流がコンデンサ2およびラジエータ3を迂回して流れるのを防止する役割を果たす。
次に、本実施形態の特徴である、ファンシュラウド4によるコンデンサ2およびラジエータ3の保持構造について説明する。先ず、ラジエータ3は、コンデンサ2に比べて上下方向の寸法が長くなっているものの、ラジエータ3は、上側シュラウド部4aの内面41aおよび下側シュラウド部4bの内面41b(図1参照)により挟まれて保持されている。
なお、符号Boは、ボルトであって、ラジエータ3および上側シュラウド部4aの間を締結する締結部材である。
一方、コンデンサ2は、複数の保持部40(ただし、図1中では、2つの保持部40だけを示す)および下側シュラウド部4bの内面41b(図1参照)により挟まれて保持されている。
一方、コンデンサ2は、複数の保持部40(ただし、図1中では、2つの保持部40だけを示す)および下側シュラウド部4bの内面41b(図1参照)により挟まれて保持されている。
各保持部40は、上側シュラウド部4aの内面41aに対して樹脂成型により一体化されており、各保持部40は、上側シュラウド部4aの幅方向W(図1参照)に沿い一列に並べられている。
具体的には、各保持部40は、断面略L字状に成形されて、コンデンサ2の上側端面2a側(図2参照)に突起するように突出部41と、この突出部41の先端側から屈曲してコンデンサ2の上側端面2aに沿うよう成形される端面保持部42とから構成される。
ここで、コンデンサ2は、各保持部40の端面保持部42および下側シュラウド部4bの内面41bの間に挟まれて保持されている。このとき、端面保持部42は、突出部41およびその屈曲部400の弾性により突出反対側(図2中矢印C参照)に弾性変形している。
また、端面保持部42には、コンデンサ2の表面、裏面のそれぞれに沿って下側に突起する二つの突起部43が設けられており、双方の突起部43は、コンデンサ2を表面、および裏面から支える。
次に、本実施形態のクーリングモジュールの組み付け方法について概略説明する。
先ず、コンデンサ2、ラジエータ3、上側シュラウド部4a、および下側シュラウド部4bを別々に用意する。続いて、コンデンサ2およびラジエータ3を下側シュラウド部4b内に配置して、コンデンサ2およびラジエータ3の上側に上側シュラウド部4aを載せて上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bを組み合わせる。
先ず、コンデンサ2、ラジエータ3、上側シュラウド部4a、および下側シュラウド部4bを別々に用意する。続いて、コンデンサ2およびラジエータ3を下側シュラウド部4b内に配置して、コンデンサ2およびラジエータ3の上側に上側シュラウド部4aを載せて上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bを組み合わせる。
これに伴い、各ボルト符号Boを用いて、ラジエータ3および上側シュラウド部4aの間を締結するとともに、コンデンサ2および上側シュラウド部4aの間を締結する。
さらに、各ボルト符号Boを用いて、ラジエータ3および下側シュラウド部4bの間を締結するとともに、コンデンサ2および下側シュラウド部4bの間を締結する。
このとき、ラジエータ3は、上側シュラウド部4aの内面41aおよび下側シュラウド部4bの内面41bにより挟まれて保持されている。
また、このとき、各保持部40は、図2中C側に弾性変形している。そして、コンデンサ2は、各保持部40の端面保持部42および下側シュラウド部4bの内面41bの間に挟まれて保持されている。
次に、本実施形態のクーリングモジュールの特徴について説明する。
すなわち、クーリングモジュールは、空気流れ方向(すなわち、図1、3中E方向)に対して並列に配置されるコンデンサ2およびラジエータ3と、コンデンサ2およびラジエータ3に空気を送風する電動送風機5を支持し、上下方向Fに上下のシュラウド部4a、4bを組み合わせて、コンデンサ2およびラジエータ3を外側から覆おうように形成されるファンシュラウド4とを備えている。
ここで、ラジエータ3は、コンデンサ2に比べて、上下方向(すなわち、図1中F方向)寸法が長くなっており、ラジエータ3は、上下のシュラウド部4a、4bにより挟まれて保持されている。
一方、上側シュラウド部4aには、複数の保持部40が一体成形されている。そして、各保持部40は、上側シュラウド部4aの内面41aからラジエータ3の上端面41b側に突出して、図2中矢印Cの如く、その突出反対側に弾性変形してコンデンサ2を下側のシュラウド部4bの内面41bとの間にて保持する。
したがって、コンデンサ2の上下方向において寸法バラツキが製造により生じても、各保持部40の上下方向の弾性変形により、当該寸法のバラツキを吸収するため、コンデンサ2を各保持部40および下側シュラウド部4bの間に保持できる。
ここで、各保持部40は、下側シュラウド部4bに一体成形されているものであるため、部品点数の増加を招くことなく、寸法バラツキを吸収してコンデンサ2およびラジエータ3をファンシュラウド4により保持できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1の熱交換器としてコンデンサ2を採用し、第2の熱交換器としてラジエータ3を採用する例について説明したが、これに限らず、第1、第2の熱交換器としては、熱交換器ならば、それぞれどのようなものを採用しても良い。
上述の実施形態では、第1の熱交換器としてコンデンサ2を採用し、第2の熱交換器としてラジエータ3を採用する例について説明したが、これに限らず、第1、第2の熱交換器としては、熱交換器ならば、それぞれどのようなものを採用しても良い。
上述の実施形態では、各保持部40において上側シュラウド部4aの内面41aからコンデンサ2側に突出する突出方向寸法L(図2参照)がそれぞれ同一に設定した例について説明したが、これに限らず、次のようにしてもよい。
すなわち、各保持部40において突出方向寸法としてA寸法とB寸法とを二種類設定し、A寸法の保持部40とB寸法の保持部40とを幅方向Wに交互に並べるようにする。
このため、例えば、A寸法の方がB寸法に比べて長い寸法の場合には(A>B)、最初は、突出方向寸法Lが長い方のA寸法の保持部40と、下側シュラウド部4bとの間にコンデンサ2を挟み込んで保持させる。
ここで、保持部40は、樹脂製であって、弾性変形してコンデンサ2を保持するため、保持部40は、時間の経過に伴い、クリープにより保持力が弱まる。しかして、上述の如く、各保持部40において突出方向寸法として二種類設定しているので、A寸法の保持部40が弱まったときに、このA寸法の保持部40に代えて、B寸法の保持部40が、コンデンサ2を保持することができる。
したがって、突出方向寸法として1つの寸法だけ設定する場合に比べて、各保持部40によりコンデンサ2を保持可能な時間を長くすることができる。
上述の実施形態では、各保持部40として、断面略L字状に成形されたものを用いた例について説明したが、これに代えて、各保持部40として、(1)ないし(4)に示す形状のものを用いるようにしてもよい。
(1)保持部40において、突出部41及び端面保持部42の間の屈曲部を、図4中の符号Dに示すように断面湾曲状に成形する。これにより、保持部40として、断面略L字状に成形されたものを用いる場合に比べて、コンデンサ2を保持するに際して、保持部40において加わる荷重が分散されるため、クリープし難くなる。
(2)保持部40において、図5に示すように、二つの突出部41が端面保持部42の左右に設けて、二つの突出部41により端面保持部42を支えるように構成する。これにより、コンデンサ2を保持するに際して、二つの突出部41が弾性変形するため、上述の実施形態に比べて、保持部40のうち弾性変形する箇所が長くなる。すなわち、コンデンサ2を保持するに際して、保持部40において加わる加重が分散されるため、クリープし難くなる。
この場合、図6に示すように、上側シュラウド部4aのうち端面保持部42に対向する箇所を開口して窓部400を設ければ、上下割の構造の樹脂型により上側シュラウド部4aを樹脂成型することができる。
(3)保持部40において、図7に示すように、1つの突出部41が断面波状に成形されるものを用いてもよい。これにより、1つの突出部41を直線状に延出するように成形されるものを用いる場合に比べて、保持部40のうち弾性変形する箇所が長くなる。すなわち、コンデンサ2を保持するに際して、保持部40において加わる加重が分散されるため、クリープし難くなる。
(4)さらに、保持部40において二つの突出部41により端面保持部42を支えるように構成した場合にも、図8に示すように、2つの突出部41が断面波状に成形されるものを用いてもよい。
以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、電動送風機5が送風機に相当し、上側シュラウド部4aおよび下側シュラウド部4bがそれぞれ第1、第2のシュラウド部に相当する。
2…コンデンサ、3…ラジエータ、4…ファンシュラウド、
4a、4b…シュラウド部、40…保持部、41a、41b…内面。
4a、4b…シュラウド部、40…保持部、41a、41b…内面。
Claims (4)
- 空気流れ方向に対して並列に配置される第1、第2の熱交換器(2、3)と、
前記第1、第2の熱交換器に空気を送風する送風機(5)を支持し、前記空気流れ方向に対する直交方向(F)に第1、第2のシュラウド部(4a、4b)を組み合わせて、前記第1、第2の熱交換器を外側から覆おうように形成されるファンシュラウド(4)と、を備えており、
前記第2の熱交換器(3)は、前記第1の熱交換器(2)に比べて、前記直交方向(F)寸法が長くなっており、
前記第1の熱交換器(2)および前記第2の熱交換器(3)は、前記第1、第2のファンシュラウドにより挟まれて保持されており、
前記第1、第2のシュラウド部のうちいずれか一方には、その内面から前記第1の熱交換器(2)の端面(2a)側に突出しその突出反対側に弾性変形して前記第1の熱交換器(2)を他方のシュラウド部の内面との間にて保持する保持部(40)が一体成形されていることを特徴とする熱交換器モジュール。 - 前記一方のシュラウド部には、前記保持部(40)が複数設けられており、
前記複数の保持部(40)において前記一方のシュラウド部の内面から前記第1の熱交換器(2)側に突出する突出方向寸法が複数種設定されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器モジュール。 - 前記一方のシュラウド部には、前記複数の保持部が一列に並べられており、
前記複数の保持部において前記突出方向寸法として互いに異なる2種類の第1、第2の寸法が設定されており、
前記第1、第2の寸法の保持部が交互に一列に並べられていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器モジュール。 - 前記保持部は、
前記一方のシュラウド部の内面(41a)から前記第1の熱交換器(2)の端面(2a)側に突出する突出部(41)と、
前記突出部の先端側から前記第1の熱交換器(2)の端面に沿うよう延出して、前記第1の熱交換器(2)の端面を保持する端面保持部(42)と、を備えていることを請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱交換器モジュール。
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