JP2005104212A - クーリングモジュール - Google Patents

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信幸 鏡味
Hiroshi Oizumi
洋 大泉
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Abstract

【課題】 部品を一体化することにより、部品点数及び組み立て時間を減少させてコストを抑え、部品の脱落や紛失を防ぐことができるクーリングモジュールを提供すること。
【解決手段】 キャリア部8の両側に、連結部10を介して前記キャリア部8の長手方向に延ばして板状のエアガイド部9を設けると共に、前記エアガイド部9を前記連結部10で折り曲げて空気を導くことができる状態とし、その状態で前記エアガイド部9を前記キャリア部8に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器を含むクーリングモジュールに関する。
車両用熱交換器のラジエータやコンデンサは、ファン,モータ,ウォッシャタンク,エアガイドなどと共に、モジュールとなって一体化され、車両に搭載されることが多い。このモジュールは、クーリングモジュール(又はフロントエンドモジュール)と呼ばれ、ブラケットなどを介して車体に支持されている。
このクーリングモジュールの前方にはコンデンサが配置され、その後方にラジエータが配置されている。コンデンサの左右端部には、一対のエアガイドが取り付けられ、エアガイドとコンデンサの上部及び下部は、アッパパネル及びロアパネルに支持されている。これらがひとつのモジュールを構成し、車体フレームに支持されている。
このような熱交換器を備えるモジュールは、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−286392号公報
しかしながら、上述した従来の支持構造は、エアガイドに切り欠き溝及び爪部を形成させ、その位置へコンデンサを嵌合させている。また、エアガイドの上面に円形断面を有するピンを設け、円筒状のマウントゴムを介してアッパブラケットに形成する円形穴に取り付けている。更に、エアガイドの下面に矩形断面を有するピンを設け、ボックス状のマウントゴムを介してロアブラケットに形成する矩形穴に取り付けている。つまり、各部材には、溝部,爪部,穴などを加工する必要があると共に、同じピンやマウントゴムであっても、それぞれが異なった形状をしている。
このため、各部材の形状が複雑化すると共に、クーリングモジュールを構成する部品も多くなってしまい、組み立て時間を要してしまう。このため、コストが増大する問題があった。また、ピン又はマウントゴムの取付部材を多く使用しているので、クーリングモジュールを車両搭載後にクーリングモジュールとエアガイドとを組み付ける場合、運搬時や車両搭載時においてエアガイド,ピン及びマウントゴムの脱落や紛失を招く恐れもある。また、予めクーリングモジュールとエアガイドとをアセンブリする場合、アセンブリされたクーリングモジュールが嵩張って運搬や車両搭載時に支障をきたす。
従って、本発明は、組み立て時間を減少させてコストを抑え、部品の脱落や紛失を防ぐことができ、かつ運搬や車両搭載が容易なクーリングモジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の本発明に係るクーリングモジュールは、ラジエータとファンとを備え、前記ファンが組み付けられる支持部材の両側に、連結部を介して前記支持部材の長手方向に延ばして板状のエアガイド部材を設けると共に、前記連結部で折り曲げて前記ラジエータに空気を導くことができる状態とし、その状態で前記エアガイド部材を前記支持部材に固定できるようにしたことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の本発明に係るクーリングモジュールは、第1の発明に係るクーリングモジュールにおいて、前記支持部材と、前記連結部と、前記エアガイド部材とが樹脂により一体に形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の本発明に係るクーリングモジュールは、第1または第2の発明に係るクーリングモジュールにおいて、請求項1または2に記載のクーリングモジュールにおいて、前記連結部は前記支持部材と前記エアガイド部材との間に形成された脆弱部であることを特徴とする。
ファンが組み付けられる支持部材の両側に、連結部を介して前記支持部材の長手方向に延ばして板状のエアガイド部材を設けると共に、前記連結部で折り曲げて前記ラジエータに空気を導くことができる状態とし、その状態で前記エアガイド部材を前記支持部材に固定できるようにしたことにより、前記エアガイド部材を折り曲げるだけで使用状態となり、組み立て時間を減少させてコストを抑え、部品の脱落や紛失を防ぐことができる。また、前記エアガイド部材の折り曲げ前は、前記クーリングモジュールが嵩張らず、運搬や車両搭載が容易である。
また、前記支持部材と前記連結部と前記エアガイド部材とが樹脂により一体に形成されることで、部品点数を減少させてコストを抑制できる。
また更に、前記連結部は前記支持部材と前記エアガイド部材との間に形成された脆弱部であることによりコストを抑えて、前記エアガイド部材を簡単に折り曲げられる構成とすることができる。
図1は本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの結合部材が折り曲げられた様子を示す。図2は本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの斜視図を示す。図3(a)は本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの結合部材の概略正面図を示し、同図(b)は同図(a)の上側面図を示す。
図2に示すように車両(図示省略)に搭載されるクーリングモジュール1は、エアコン用コンデンサ2,ラジエータ3,ファン4,ファンを駆動させるモータ(図示省略),ファンシュラウド5,ウォッシャタンク6,及びこれらの部材2〜6を取り付けられて車体に支持される結合部材7とからなっている。また、前記結合部材7は、支持部材であるキャリア部8とエアガイド部材であるエアガイド部9とからなる。前記キャリア部8の左右両端に前記エアガイド部9が一対をなして設置され、前記キャリア部8と前記エアガイド部9とは、連結部10により連結している。
前記キャリア部8には、車両前方より前記コンデンサ2,前記ラジエータ3,前記ファン4,の順に設置され、前記キャリア部8の後方には前記ファンシュラウド5と前記モータが順に設置されている。また、前記キャリア部8は、前記ファンシュラウド5や前記ウォッシャタンク6などが形成され、部品の一体化が図られたものもある。
前記エアガイド部9は、車両前方の開口部(図示省略)から進入した走行風を取り込み、前記コンデンサ2及びその後方に位置する前記ラジエータ3に空気を導くものである。これにより、前記コンデンサ2内を通過するガス状になった冷媒をこの空気によって冷却し、ガスを液化できる。そして、前記ラジエータ3内を通過するエンジン(図示省略)内で温められた冷却水は、この空気によって冷却されている。
図3は前記結合部材7が前記クーリングモジュール1に取り付けられる前の単体での状態を示している。前記エアガイド部9には、前記エアガイド部9が前記キャリア部8に取り付けられる際に使用する取付部9aが形成されている。この取付部9aが形成される面を表面9bとする。
前記連結部10には、切欠き部10aが形成され、この切欠き部10a以外の脆弱部10bによって前記キャリア部8と前記エアガイド部9とが連結されている。前記脆弱部10bの肉厚は、前記キャリア部8及び前記エアガイド部9の肉厚よりも薄く形成され、脆弱構造となっている。
つまり、上述した前記キャリア部8及び前記エアガイド部9は、前記連結部10を介してひとつの前記結合部材7となっている。このように部材を一体化させることにより、従来よりも部品点数を減らすことが可能になり、コストを抑えることができる。また、例えばこれらを樹脂成形する場合においては、金型が1型で済むことから、設備費用の削減にも繋がる。更には、前記結合部材7とすることにより、部品の脱落や紛失を防ぐことができる。
なお、前記結合部材7はポリプロピレンなどで一体に成形することが可能であるが、材料は例えばナイロンのようなポリアミド樹脂であってもよいし、また、これら樹脂に適宜ガラス繊維などを配合したものであってもよい。
次に、図1に示すように上述した構成となすときの動作を説明する。図1中、折り曲げ方向は矢印で示す。
前記エアガイド部9を所定の取り付け位置に設置するには、前記エアガイド部9を前記連結部10を支点に前記表面9bが内側になるように折り曲げる。このとき前記連結部10は、前記切欠き部10aが形成されると共に、前記脆弱部10bの肉厚が前記キャリア部8及び前記エアガイド部9の肉厚よりも薄く形成されているので、簡単に折り曲げが可能になっている。折り曲げられた前記エアガイド部9は、前記取付部9aが前記キャリア部8に当接することにより、所定の取り付け位置に設置される。そして、前記取付部9aにボルト11を締め付けることにより、前記エアガイド部9を前記キャリア部8に固定できる。即ち、この状態が前記エアガイド部9の使用状態となる。
このような動作ができると共に、組み立て時においては前記ボルト11だけを使用しているので、容易に組み立てができ、組み立て時間を減少できる。つまり、コストを抑えることができる。
従って、前記ファン4が組み付けられる前記キャリア部8の両側に、前記連結部10を介して前記キャリア部8の長手方向に延ばして板状の前記エアガイド部9を設けると共に、前記連結部10で折り曲げて前記ラジエータ3に空気を導くことができる状態とし、その状態で前記エアガイド部9を前記キャリア部8に固定できるようにしたことにより、前記エアガイド部9を折り曲げるだけで使用状態となり、組み立て時間を減少させてコストを抑え、部品の脱落や紛失を防ぐことができる。また、前記エアガイド部9の折り曲げ前は、前記クーリングモジュール1が嵩張らず、運搬や車両搭載が容易にできる。
また、前記キャリア部8と前記連結部10と前記エアガイド部9とが樹脂により一体に形成されることで、部品点数を減少させてコストを抑制できる。
また更に、前記連結部10は前記キャリア部8と前記エアガイド部9との間に形成された脆弱部であることによりコストを抑えて、前記エアガイド部9を簡単に折り曲げられる構成とすることができる。
上述した実施例では、前記結合部材7を樹脂成形品としたが、板金を用いたプレス加工品としてもよく、その際には、前記ボルト11を使用せずに溶接を利用することもできる。また、前記連結部10の肉厚の薄さ,前記切欠き部10aの形状,及び前記脆弱部10bの形状は自由に設定してもよく、前記脆弱部10bにスリットなどを形成させることにより、前記エアガイド9を更に折り曲げやすくすることも可能である。
更には、前記エアガイド部9は前記連結部10を介して前記キャリア部8に連結されているが、前記クーリングモジュール1の他の構成部材である前記コンデンサ2や前記ラジエータ3に前記連結部10を形成させ、この連結部10を介して前記エアガイド部9を連結させても、同様の効果が得られる。
車両に搭載されるクーリングモジュールに適用可能である。
本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの結合部材が折り曲げられた様子を示したものである。 本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの斜視図を示す。 (a)本発明の一実施例に係るクーリングモジュールの結合部材の概略正面図である。(b)同図(a)の上側面図である。
符号の説明
1 クーリングモジュール
2 エアコン用コンデンサ
3 ラジエータ
4 ファン
5 ファンシュラウド
6 ウォッシャタンク
7 結合部材
8 キャリア部
9 エアガイド部
9a 取付部
9b 表面
10 連結部
10a 切欠き部
10b 脆弱部
11 ボルト

Claims (3)

  1. ラジエータとファンとを備え、前記ファンが組み付けられる支持部材の両側に、連結部を介して前記支持部材の長手方向に延ばして板状のエアガイド部材を設けると共に、前記連結部で折り曲げて前記ラジエータに空気を導くことができる状態とし、その状態で前記エアガイド部材を前記支持部材に固定できるようにした
    ことを特徴とするクーリングモジュール。
  2. 請求項1に記載のクーリングモジュールにおいて、
    前記支持部材と、前記連結部と、前記エアガイド部材とが樹脂により一体に形成されている
    ことを特徴とするクーリングモジュール。
  3. 請求項1または2に記載のクーリングモジュールにおいて、
    前記連結部は前記支持部材と前記エアガイド部材との間に形成される脆弱部である
    ことを特徴とするクーリングモジュール。
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