JP5891434B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5891434B2
JP5891434B2 JP2012073444A JP2012073444A JP5891434B2 JP 5891434 B2 JP5891434 B2 JP 5891434B2 JP 2012073444 A JP2012073444 A JP 2012073444A JP 2012073444 A JP2012073444 A JP 2012073444A JP 5891434 B2 JP5891434 B2 JP 5891434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
case
disk
picker
disk device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012073444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013206498A (ja
Inventor
則勝 吉田
則勝 吉田
仁 檜垣
仁 檜垣
達郎 西
達郎 西
有吉 祐二
祐二 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2012073444A priority Critical patent/JP5891434B2/ja
Priority to US13/719,642 priority patent/US8782677B2/en
Publication of JP2013206498A publication Critical patent/JP2013206498A/ja
Priority to US14/300,513 priority patent/US8881184B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5891434B2 publication Critical patent/JP5891434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/226Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine consisting of a single rotatable tray carrying the disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/032Containers for flat record carriers for rigid discs
    • G11B23/0323Containers for flat record carriers for rigid discs for disc-packs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/221Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

本発明は、マガジン内に収納されたディスク(CDやDVDなどのディスク状の情報記憶媒体)を取り出し、任意のディスクドライブへ搬送するディスク装置に関する。
従来、この種のディスク装置として、例えば、特許文献1(特開2011−204311号公報)に記載された装置が知られている。特許文献1のディスク装置は、1枚のディスクを収納するトレイを複数収納するマガジンと、複数のディスクドライブとを備えている。特許文献1のディスク装置は、マガジンから任意のトレイを引き出し、当該引き出されたトレイに収納された1枚のディスクを吸着パッドにより吸着保持し、任意のディスクドライブのトレイに載置するように構成されている。
特開2011−204311号公報
近年、クラウドコンピューティングの進展に伴い、前記ディスク装置においては、データ容量のより一層の増加が求められている。データ容量を増加させるには、マガジンの数を増加させ、ディスクの収納枚数を増加させればよいと考えられる。
しかしながら、マガジンの数を増加させると、ディスクドライブから最も離れて配置されるマガジンと当該ディスクドライブとの距離は必然的に長くなり、ディスクの搬送時間が増加することになる。また、この種のディスク装置においては、装置の大型化をできる限り抑えることが求められている。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、装置の大型化を抑えるとともに、ディスクの搬送時間を抑えることができるディスク装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明によれば、マガジン内に収納されたディスクを取り出し、任意のディスクドライブへ搬送するディスク装置であって、
前記マガジンは、
複数枚のディスクを収納するトレイと、
前記トレイを収納する略直方体形状のケースと、
を備え、
前記ケースは、前面に前記トレイを挿抜可能な開口部を有し、
前記トレイは、外形が平面視において略矩形状に形成され、前記ケース内に収納された際に前記ケースの背面側に位置するコーナー部分がカットされたカット部が形成され、
前記ディスク装置は、
前記トレイを保持して前記ケースから引き出すピッカーを備え、
前記ピッカーは、前記カット部が前記開口部を通過する際に前記トレイを回転させる、ディスク装置を提供する。
本発明によれば、前記トレイの前記コーナー部分をカットした形状で、当該カット部が前記開口部を通過する際にトレイを回転させるようにしている。すなわち、トレイのコーナー部分にカット部を設けることにより、トレイのコーナー部分がケースと接触することを避け、トレイをケースから完全に引き出す前にトレイを回転させて所定の位置に移動させるようにしている。これにより、ケースからトレイをマガジン前方に移動させて完全に引き抜いた後、前記所定の位置に移動させるよりも、ディスクの搬送時間を短くすることができる。また、トレイをマガジン前方に引き抜く距離を短くすることができるので、ピッカーがトレイを引き出すためのマガジン前方の空間の幅寸法を小さくすることができる。これにより、装置の大型化を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す斜視図である。 図1のディスク装置の平面図である。 図1のディスク装置が備えるマガジンの斜視図である。 図3のマガジンの分解斜視図である。 図3のマガジンが備えるケースの分解斜視図である。 図1のディスク装置が備えるピッカーが、複数のマガジンから選択されたマガジンの前方に移動した状態を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを引き出す様子を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを引き出す様子を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを引き出す様子を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを、途中で回転させることなく完全に引き出した状態を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを引き出した状態を示す平面図である。 ピッカーがマガジンからトレイを引き出した状態を示す側面図である。 ピッカーがケース内にトレイを挿入する様子を示す平面図である。 図12AのA1−A1線断面図である。 図12Bの部分拡大図である。 ピッカーがケース内にトレイを挿入する様子を示す平面図である。 図13AのA2−A2線断面図である。 図13Bの部分拡大図である。 ピッカーがケース内にトレイを挿入する様子を示す平面図である。 ピッカーがケース内にトレイを挿入する様子を示す平面図である。 ピッカーがケース内にトレイを挿入する様子を示す断面図である。 図16Aの部分拡大図である。 ピッカーがトレイを複数のディスクドライブの近傍に搬送した状態を示す平面図である。 ピッカーがトレイをセパレータの上方に移動させた状態を示す平面図である。 ピッカーがトレイを下降させ、セパレータの軸部がディスクの中心穴に挿入された状態を示す側面図である。 セパレータの軸部の構成を示す斜視図である。 セパレータの軸部の構成を示す分解斜視図である。 図20のセパレータの軸部が備えるアッパーピースの拡大斜視図である。 図20のセパレータの軸部が備える昇降軸の拡大斜視図である。 図20のセパレータの軸部が備えるディスクチャックユニットの斜視図であって、当該ユニットが備える一対のチャック爪が退避位置に位置する状態を示す図である。 図20のセパレータの軸部が備えるディスクチャックユニットの斜視図であって、当該ユニットが備える一対のチャック爪が保持位置に位置する状態を示す図である。 図20のセパレータの軸部が備えるディスクチャックユニットの分解斜視図である。 図25の一対のチャック爪がディスクの内周部の凹部に入り込み、ディスク100の内周部を挟持する状態を示す断面図である。 セパレータの軸部の構成を示す斜視図であって、各ディスクチャックユニットの一対のチャック爪が保持位置に位置する状態を示す図である。 図20のセパレータの軸部が備えるローワーピースの拡大斜視図である。 図20のセパレータの軸部が備える回動ベースの拡大斜視図である。 図20のセパレータの軸部が備えるベースの拡大斜視図である。 アッパーピースと複数のディスクチャックユニットとローワーピースとを組み立てた状態を示す斜視図である。 アッパーピースと複数のディスクチャックユニットとローワーピースとを組み立てた状態を図32とは別の角度から見た斜視図である。 図32の複数のディスクチャックユニットの間隔が軸方向に拡大された状態を示す斜視図である。 図33の複数のディスクチャックユニットの間隔が軸方向に拡大された状態を図34とは別の角度から見た斜視図である。 セパレータの軸部の構成を示す斜視図であって、複数のディスクチャックユニットの間隔が軸方向に拡大されるとともに、各ディスクチャックユニットの一対のチャック爪が退避位置に位置する状態を示す図である。 セパレータの軸部の構成を示す斜視図であって、複数のディスクチャックユニットの間隔が軸方向に拡大されるとともに、各ディスクチャックユニットの一対のチャック爪が保持位置に位置する状態を示す図である。 セパレータの軸部が複数枚のディスクを保持してトレイの上方に持ち上げた状態を示す側面図である。 セパレータの軸部が複数枚のディスクを互いに分離した状態を示す側面図である。 図6のピッカーによりトレイが下降された位置で、セパレータの軸部が複数枚のディスクを互いに分離した状態を示す側面図である。 図40の状態からセパレータが上昇した状態を示す側面図である。 図41の状態からピッカーが装置後方に搬送された状態を示す平面図である。 図41の状態からピッカーが装置後方に搬送された状態を示す側面図である。 図42Aの状態からピッカーが更に装置後方に搬送され、各ディスクがキャリアのディスク外周保持部材に保持された状態を示す平面図である。 図42Bの状態からピッカーが更に装置後方に搬送され、各ディスクがキャリアのディスク外周保持部材に保持された状態を示す側面図である。 図43Bの状態からセパレータが下降した状態を示す側面図である。 図44の状態からセパレータが装置前方に移動した状態を示す側面図である。 図44の状態からセパレータが装置前方に移動した状態を示す斜視図である。 図45Aの状態から各ディスク外周保持部材が互いの間隔を拡大するように移動した状態を示す側面図である。 図45Bの状態から各ディスク外周保持部材が互いの間隔を拡大するように移動した状態を示す斜視図である。 図46Aに示す状態から、ディスクのディスク外周保持部材に直接保持されていない部分がディスク挿入口の近傍に位置するように、キャリアの回転台が回転された状態を示す平面図である。 図46Bに示す状態から、ディスクのディスク外周保持部材に直接保持されていない部分がディスク挿入口の近傍に位置するように、キャリアの回転台が回転された状態を示す斜視図である。 複数枚のディスクがそれぞれに対応するディスクドライブのディスク挿入口に挿入される様子を示す平面図である。 複数枚のディスクがそれぞれに対応するディスクドライブのディスク挿入口に挿入される様子を示す側面図である。 複数枚のディスクがそれぞれに対応するディスクドライブのディスク挿入口に挿入される様子を示す斜視図である。 ディスクの内周部に設けられた凹部の形状の第1変形例を示す断面図である。 ディスクの内周部に設けられた凹部の形状の第2変形例を示す断面図である。 各ディスクチャックユニットのチャック爪部の変形例を示す断面図であり、当該チャック爪部がディスクの内周部に設けられた凹部に入り込んだ状態を示す図である。 図50Aのチャック爪部が複数枚のディスクを互いに分離した状態を示す断面図である。
本発明の第1態様によれば、マガジン内に収納されたディスクを取り出し、任意のディスクドライブへ搬送するディスク装置であって、
前記マガジンは、
複数枚のディスクを収納するトレイと、
前記トレイを収納する略直方体形状のケースと、
を備え、
前記ケースは、前面に前記トレイを挿抜可能な開口部を有し、
前記トレイは、外形が平面視において略矩形状に形成され、前記ケース内に収納された際に前記ケースの背面側に位置するコーナー部分がカットされたカット部が形成され、
前記ディスク装置は、
前記ケースの前面方向に配置され、前記トレイを保持して前記ケースから引き出すピッカーを備え、
前記ピッカーは、前記トレイを前記前面方向に移動させ、前記カット部が形成された前記トレイの背面側側面が前記開口部の前端部を通過するに前記トレイを回転させる、ディスク装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記カット部は、平面視において直線状又は円弧状に形成されている、第1態様に記載のディスク装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記トレイは、前記ケース内に収納された際に前記ケースの背面側に位置する側面全体が平面視において円弧状に形成されている、第1態様に記載のディスク装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記トレイは、前記側面が、当該トレイが前記ピッカーにより回転される際の回転軸を略中心とする円弧状に形成されている、第3態様に記載のディスク装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記ピッカーは、前記開口部を通じて前記トレイを前記ケース内に挿入する際、前記トレイを回転させて前記カット部から前記ケースに挿入し、
前記カット部は、前記ケースに最初に挿入される先端部の厚み方向の幅が前記ケースの厚み方向の幅よりも小さくなるようにテーパ状に形成されている、第1〜4態様のいずれか1つに記載のディスク装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記ケースの下板及び両側板が、前記開口部よりも前記トレイの内側に引っ込むように設けられ、前記ケースの上板に前記トレイの移動をガイドする鍔部が設けられている、第1〜5態様のいずれか1つに記載のディスク装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記トレイは、前記ケース内に収納された際に前記ケースの前面側に位置するコーナー部分に切欠部が形成され、当該切欠部の前記トレイの幅方向の内側に係合凹部が形成され、
前記ピッカーは、前記係合凹部に係合して前記トレイを移動させるフックを有する、
第1〜6態様のいずれか1つに記載のディスク装置を提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のディスク装置の平面図である。なお、本実施形態においては、図2の左側を「装置前方」といい、図2の右側を「装置後方」という。
まず、図1及び図2を用いて、本ディスク装置の全体構成について説明する。
本ディスク装置は、2つのマガジンストッカー1,1を備えている。2つのマガジンストッカー1,1は、底シャーシ11上において、装置幅方向Yに互いに対向するように設けられている。なお、図1では、一方(手前側)のマガジンストッカー1の図示を省略している。
各マガジンストッカー1には、複数のマガジン2が収納されている。各マガジン2は、複数枚のディスクを収納するトレイ21を有している。2つのマガジンストッカー1,1の間には、複数のマガジン2の中から選択された1つのマガジン2からトレイ21を引き出し、当該トレイ21を保持するピッカー3が設けられている。
ピッカー3は、当該保持したトレイ21を、装置後方に配置された複数のディスクドライブ4の近傍まで搬送するように構成されている。ピッカー3には、トレイ21に収納された複数枚のディスクを互いに接触しないように分離するセパレータ5が一体的に設けられている。
ディスクドライブ4は、ディスクに対して情報の記録又は再生を行う装置である。また、ディスクドライブ4は、トレイを用いずにディスクをローディングするスロットイン方式のディスクドライブである。複数のディスクドライブ4は、装置高さ方向Zに積層され、各マガジンストッカー1,1に隣接して配置されている。一方のマガジンストッカー1に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ4と、他方のマガジンストッカー1に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ4との間には、キャリア6が設けられている。
キャリア6は、セパレータ5により分離された複数枚のディスクを、当該分離された状態でセパレータ5から受け取り、複数のディスクドライブ4内に挿入するように構成されている。なお、本実施形態においては、セパレータ5とキャリア6とにより、ディスク分離搬送装置が構成されている。ディスク分離搬送装置は、トレイ21に収納された複数枚のディスクを保持するとともに、当該保持した複数枚のディスクから少なくとも1枚のディスクを分離し、当該分離したディスクをディスクドライブ4に搬送する装置である。
キャリア6及び複数のディスクドライブ4より更に装置後方には、電気回路及び電源7が設けられている。電気回路及び電源7には、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各装置の動作を制御する制御部が設けられている。
次に、前述した各装置及び各部品の構成についてより詳しく説明する。
マガジンストッカー1は、ピッカー3を摺動自在にガイドするガイドレール12に沿って設けられている。ガイドレール12は、装置奥行き方向Xに(マガジンストッカー1の長手方向)に延在するように設けられている。マガジンストッカー1の装置前方側の側面には、把手13が設けられている。把手13を引くことにより、マガジンストッカー1を装置前方に移動させることができる。各マガジンストッカー1は、装置幅方向Yから見て格子状に形成された仕切板(図示せず)を備えている。当該仕切板に囲まれたそれぞれの空間にマガジン2が収納されている。
マガジン2は、図3に示すように、トレイ21と、トレイ21を収納する略直方体形状のケース22とを備えている。ケース22の前面(一側面)には、図4に示すように、トレイ21を挿抜可能な開口部22aが設けられている。
トレイ21は、外形が平面視において略矩形状に形成されている。トレイ21は、複数枚のディスク100を互いに密着して積層した状態で収納する。トレイ21がケース22内に収納された際にケース22の背面側に位置する両コーナー部分には、カット部21a,21aが形成されている。また、トレイ21がケース22内に収納された際にケース22の背面側に位置する側面21bは、カット部21a,21aを含む全体が円弧状に形成されている。また、図5に示すように、トレイ21がケース22内に収納された際に側面21bと対向するケース22の内側面22bは、側面21bの形状に対応するように略円弧状に形成されている。
トレイ21に収納された複数枚のディスク100のそれぞれに設けられた中心穴100aには、芯棒23が挿入されている。これにより、各ディスク100の面方向の移動が規制され、当該移動による各ディスク100の傷付きが防止される。
トレイ21がケース22内に収納された際にケース22の前面側に位置する両コーナー部分には、切欠部21c,21cが形成されている。トレイ21の幅方向において、切欠部21c,21cの内側には、後述する一対のフック35,35が係合する係合凹部21d,21dが形成されている。
ピッカー3は、図1に示すように、装置奥行き方向Xに走行する走行ベース31を備えている。走行ベース31の上面には、回転台32が装置高さ方向Zに延在する回転軸32aを略中心として回転可能に設けられている。回転台32には、装置高さ方向Zに延在し且つ互いに対向するように一対の昇降レール33,33が設けられている。一対の昇降レール33,33の間には、昇降台34が設けられている。昇降台34は、一対の昇降レール33,33に沿って装置高さ方向Zに昇降可能に設けられている。
昇降台34には、トレイ21の係合凹部21dに係合可能な一対のフック35,35と、一対のフック35,35の開閉動作を行う機構を有すると共に前後へ移動させるチャック36とを備えている。チャック36は、一対の昇降レール33,33を結ぶ直線に対して直交する方向に進退移動可能に構成されている。また、チャック36は、一対のフック35,35の間隔を調整可能に構成されている。チャック36が一対のフック35,35の間隔を縮めることにより、一対のフック35,35をトレイ21の係合凹部21d,21dに係合させることができる。一方、チャック36が一対のフック35,35の間隔を拡げることにより、一対のフック35,35とトレイ21の係合凹部21d,21dとの係合状態を解除することができる。
図6〜図11は、ピッカー3がトレイ21をケース22から引き出す様子を示している。図6に示すように、走行ベース31が装置奥行き方向Xに走行するとともに、昇降台34が一対の昇降レール33に沿って装置高さ方向Zに昇降することにより、複数のマガジン2の中から選択された1つのマガジン2の前方まで一対のフック35が移動される。
その後、図7に示すように、チャック36が、トレイ21に向けて前進し、一対のフック35をトレイ21の係合凹部21dに係合させる。この状態で、チャック36がトレイ21から後退することで、トレイ21がケース22から引き出される。
図8に示すように、チャック36が後退する(マガジン2の前方に移動する)ことにより、トレイ21のカット部21aがケース22の開口部22aを通過する際に、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転される。言い換えれば、図9に示すように、トレイ21の側面21bの頂点21f(回転軸32aからの距離が最も離れた位置)から回転軸32aまでの距離L1が、ケース22の側面の前端部22bから回転軸32aまでの距離L2よりも小さくなったとき、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転される。この回転台32の回転に伴い、トレイ21が図9及び図10に示すように回転軸32aを略中心として回転する。その結果、図10及び図11に示すように、トレイ21がケース22から完全に引き出される。
本実施形態では、トレイ21が回転する際にケース22と接触しないように、トレイ21にカット部21aを設け、トレイ21がケース22から完全に引き出される前にトレイ21を回転できるようにしている。これにより、図6に示す位置から図8に示す位置までのトレイ21の移動量を小さく(例えば、トレイ長123mmに対して95mm)して、当該トレイ21の移動を短時間(例えば123mmの移動1秒に対して0.75秒)で行うことができる。また、チャック36が装置幅方向Yに移動する距離が短いので、マガジンストッカー1,1間の距離を短くすることができる。
これに対し、トレイ21をケース22から完全に引き出し、図9Aに示す位置までトレイ21を移動させた場合は、図6に示す位置から図10に示す位置までのトレイ21の移動に要する時間が長く(例えば、1.0秒)なる。また、チャック36が装置幅方向Yに移動する距離が長くなる(例えば、135mm)。このため、マガジンストッカー1,1間の距離も長くなり、装置が大型化することになる。
なお、マガジン2に収納されるディスク100の寸法が規格により決まっているため、マガジン2及びマガジンストッカー1の装置幅方向Yの寸法を小さくすることには限界がある。例えば、ディスク100の規格直径が120mmである場合、マガジン2の装置幅方向Yの寸法は135mm以上必要であり、マガジンストッカー1の装置幅方向Yの寸法は141mm以上必要である。このため、本装置をいわゆる19インチラックに収納しようとした場合、マガジンストッカー1,1間の距離は168mm(=450mm−141mm×2)以下にする必要がある。ここで、マガジン2の形状が平面視において135mm角の矩形であった場合、その対角線長さは191mmとなるので、マガジン2の全体をトレイ21から引き抜いて回すことはできない。これに対して、本実施形態に係るディスク装置によれば、前述したように、マガジンストッカー1,1間の距離を短くすることができるので、19インチラックに収納することが可能となる。
図12A、図13A、図14、及び図15は、ピッカー3がケース22内にトレイ21を挿入(収納)する様子を示している。トレイ21のケース22内への挿入は、図10及び図11に示す状態から、図12A、図13A、図14に示すように回転台32を反時計回りに回転させた後、図15に示すようにチャック36をトレイ21内に前進させることにより行われる。右側のマガジンストッカー1へは逆方向に回転させることにより同様に挿入が行われる。
ピッカー3は、開口部22aを通じてトレイ21をケース22内に挿入する際、回転軸32aを略中心としてトレイ21を回転させてカット部21aからケース22に挿入する。図12Bは図12AのA1−A1線断面図であり、図12Cは図12Bの部分拡大図である。図12B及び図12Cに示すように、カット部21aは、ケース22に最初に挿入される先端部の厚み方向の幅W1がケース22の厚み方向の幅W2よりも小さくなるようにテーパ状に形成されている。これにより、トレイ21をケース22内に挿入しやすくなっている。
図13Bは図13AのA2−A2線断面図であり、図13Cは図13Bの部分拡大図である。図13B及び図13Cに示すように、ケース22の下板及び両側板が、開口部22aよりもトレイ21の内側に引っ込むように設けられ、ケース22の上板にトレイ21の移動をガイドする鍔部22cが設けられている。この鍔部22cはディスク100の上部を覆うように設けられている。これにより、トレイ21をケース22に挿入するためにトレイ21を反時計回りに回転させるとき、トレイ21とケース22の下板及び両側板とが接触することを防ぐことができる。その結果、図16A及び図16Bに示すように、トレイ21を反時計回りに回転させる際には、トレイ21がケース22の上板に接触しないように、トレイ21の位置を少し下げることができる。また、トレイ21をケース22内に挿入する際には、図13B及び図13Cに示すように、トレイ21を鍔部22cに接触するように上昇させ、その後、当該鍔部22cに沿ってトレイ21を移動させることにより、トレイ21をケース22内に、より確実に挿入することができる。
図10及び図11に示すように、ケース22から引き出されたトレイ21は、図17に示すように、ピッカー3の走行ベース31が装置後方へ走行することにより、複数のディスクドライブ4の近傍に搬送される。その後、ピッカー3のチャック36が前進し、セパレータ5の上方にトレイ3が移動される。
セパレータ5は、装置高さ方向Zに移動可能な昇降台51と、複数枚のディスク100のそれぞれに設けられた中心穴100aに挿入される軸部52とを備えている。また、トレイ21には、図4に示すように、中心穴100aに対応する位置に貫通穴21eが設けられている。
図18に示すように、ピッカー3のチャック36が前進され、セパレータ5の軸部52の鉛直上方に貫通穴21eが位置すると、ピッカー3の昇降台34が下降される。これにより、図19に示すように、セパレータ5の軸部52が、トレイ21の貫通穴21eを通じて各ディスク100の中心穴100aに挿入される。このとき、軸部52の先端部が芯棒23に係合し、芯棒23が各ディスク100の中心穴100aから抜ける。
図20はセパレータ5の軸部52の構成を示す斜視図であり、図21はその分解斜視図である。図21に示すように、軸部52は、アッパーピース53と、昇降軸54と、複数のディスクチャックユニット55a〜55fと、ローワーピース56と、回動ベース57と、ベース58とを備えている。
図22は、アッパーピース53の拡大斜視図である。図23は、昇降軸54の拡大斜視図である。アッパーピース53の中央部には、昇降軸挿入孔53aが設けられている。昇降軸54の先端部には、フランジ部54aと、複数のアッパーピース押さえ爪54bとが設けられている。昇降軸54は、フランジ部54aがアッパーピース53の下面に接触するように昇降軸挿入孔53aに挿入され、複数のアッパーピース押さえ爪54bがアッパーピース53の上面に係合することにより、アッパーピース53を回動自在に保持する。また、昇降軸54の外周面には、軸部52の軸方向Z1に延在するように凸リブ54cが設けられている。
また、アッパーピース53の外周部には、1段目のディスクチャックユニット55aと係合する複数の1段目用下ストッパー53cが設けられている。また、アッパーピース53の外周部には、軸方向Z1の下方に向けて延在するように駆動軸53bが設けられている。駆動軸53bには、1段目用下ストッパー53cと、4段目のディスクチャックユニット55dと係合する4段目用下ストッパー53dとが設けられている。各ストッパー53c,53dの機能については、後で詳しく説明する。
図24及び図25は、各ディスクチャックユニット55a〜55fの構成を示す斜視図であり、図26はその分解斜視図である。各ディスクチャックユニット55a〜55fは、複数のディスク保持部の一例である複数のフック81と、内周ベース82と、外周ベース83とを備えている。
各フック81の一端部には、図25に示すように、ディスク100の内周部に設けられた凹部100bに入り込み、ディスク100の内周部を挟持可能なチャック爪部の一例である一対のチャック爪81a,81aが設けられている。各フック81の他端部には、図26に示すように、回動軸81bが設けられている。
内周ベース82は、略リング状の部材である。内周ベース82の内周部には、昇降軸54が摺動自在に挿入される昇降軸挿入孔82aが設けられている。昇降軸挿入孔82aには、昇降軸54の凸リブ54cが挿入されるキー溝82bが形成されている。昇降軸54の凸リブ54cがキー溝82bに挿入されることにより、昇降軸54が軸回りに回動する際、内周ベース82が昇降軸54と一体的に回動する。
内周ベース82には、複数のフック摺動面82cが形成され、当該フック摺動面82cに回動軸孔82dが設けられている。各フック81は、回動軸81bを回動軸孔82dに挿入されることにより、一定の角度でフック摺動面82cに沿って回動自在に取り付けられる。また、内周ベース82には、各フック81のアッパーピース53側への移動を規制する複数のフック押さえ爪82eが設けられている。
外周ベース83は、略リング状の部材である。外周ベース83の内周部には、各フック押さえ爪82eを下方から支持する複数の内周ベース受け部83aが設けられている。また、外周ベース83の内周部には、内周ベース82のアッパーピース53側への移動を規制するように各フック摺動面82cに上方から接触する複数の内周ベース押さえ爪83bが設けられている。外周ベース83は、複数の内周ベース受け部83a及び複数の内周ベース押さえ爪83bにより、内周ベース82を回動自在に保持する。
外周ベース83の外周部には、複数の外周壁83cが外周ベース83の厚み方向に立設されている。各外周壁83cには、複数のフック出入孔83dが設けられている。各フック出入孔83dにフック81が挿入されている。外周ベース83を固定した状態で内周ベース82を回動させることにより、各フック81は、図24及び図25に示すように、フック出入孔83dを出入りする。各フック81の一対のチャック爪81aは、図25に示すようにフック出入孔83dから突出するとき、図27に示すようにディスク100の内周部の凹部100bに入り込み、ディスク100の内周部を挟持する。一方、各フック81の一対のチャック爪81aは、図24に示すようにフック出入孔83d内に位置するとき、ディスク100の内周部から離れる。以下、一対のチャック爪81aがディスク100の内周部を挟持する位置を「保持位置」という。また、一対のチャック爪81aがディスク100の内周部から離れた位置を「退避位置」という。図28は、各ディスクチャックユニット55a〜55fの一対のチャック爪81aが保持位置に位置する状態を示している。
図29は、ローワーピース56の拡大斜視図である。ローワーピース56は、略リング状の部材である。ローワーピース56の中央部には、昇降軸54が摺動自在に挿入される昇降軸挿入孔56aが設けられている。ローワーピース56の外周部には、6段目のディスクチャックユニット55fと係合する複数の6段目用上ストッパー56bが設けられている。また、ローワーピース56の外周部には、軸方向Z1の上方に向けて延在するように駆動軸56cが設けられている。駆動軸56cには、6段目用上ストッパー56bと、3段目のディスクチャックユニット55cと係合する3段目用上ストッパー56dとが設けられている。各ストッパー56b,56dの機能については、後で詳しく説明する。また、ローワーピース56の外周部には、軸方向Z1の下方に向けて延在するように複数の回動ベース固定爪56eが設けられている。
図30は、回動ベース57の拡大斜視図である。回動ベース57は、略円筒形の部材である。回動ベース57の中央部には、後述するベース58の回動軸58aが回動可能に挿入される回動軸挿入孔57aが設けられている。回動ベース57の外周部には、ローワーピース56の各回動ベース固定爪56eが係合されるローワーピース固定爪引掛け部57bが設けられている。ローワーピース56は、各回動ベース固定爪56eがローワーピース固定爪引掛け部57bに係合することにより、回動ベース57に保持される。
回動ベース57の底部57cは、その上面でディスク100を保持することができるように、ディスク100の中心穴100aよりも直径が大きく、トレイ2の貫通穴21eよりも直径が小さく形成されている。回動ベース57の底部57cには、軸方向Z1の上方に向けて延在するように駆動シャフト57dが設けられている。
図31は、ベース58の拡大斜視図である。ベース58は、回動ベース57の回動軸挿入孔57aに挿入される円筒状の回動軸58aと、回動軸58aの底部に設けられた円盤58bとを備えている。回動軸58a及び円盤58bには、それらの中心部を軸方向Z1に貫通するように昇降軸挿入孔58cが設けられている。昇降軸挿入孔58cには、昇降軸54の凸リブ54cが挿入されるキー溝58dが形成されている。昇降軸54の凸リブ54cがキー溝58eに挿入されることにより、昇降軸54が軸回りに回動する際、ベース58が昇降軸54と一体的に回動する。
本実施形態では、図26に示すように、各ディスクチャックユニット55a〜55fの外周壁83cは、108度の間隔で3つ設けられている。外周壁83cの高さは、ディスク100の3枚分の厚さと同等の寸法に設定されている。外周ベース83の本体部分の高さは、ディスク100の1枚分の厚さと同等の寸法に設定されている。また、各外周壁83には、正面(外側)から見たときの左上部分に上ストッパー83eが設けられるとともに、当該右下部分に下ストッパー83fが設けられている。
図32及び図33は、アッパーピース53とディスクチャックユニット55a〜55fとローワーピース56とを組み立てた状態を示す斜視図である。図32及び図33に示すように、1段目〜3段目のディスクチャックユニット55a〜55cは、互いの外周壁83c−1〜83c−3が接触しないように、周方向に位相をずらして積層されている。同様に、4段目〜6段目のディスクチャックユニット55d〜55fは、互いの外周壁83c−4〜83c−6が接触しないように、周方向に位相をずらして積層されている。
1段目のディスクチャックユニット55aの外周壁83c−1と、4段目のディスクチャックユニット55dの外周壁83c−4とは、軸方向Z1に隣接している。2段目のディスクチャックユニット55bの外周壁83c−2と、5段目のディスクチャックユニット55eの外周壁83c−5とは、軸方向Z1に隣接している。3段目のディスクチャックユニット55cの外周壁83c−3と、6段目のディスクチャックユニット55fの外周壁83c−6とは、軸方向Z1に隣接している。
また、1段目のディスクチャックユニット55aの各上ストッパー83e−1は、アーパーピース53の1段目用下ストッパー53cと係合している。6段目のディスクチャックユニット55fの各下ストッパー83f−6は、ローワーピース56の6段目用上ストッパー56bと係合している。また、図20に示すように、アーパーピース53の駆動軸53bとローワーピース56の駆動軸56cとが互いに対向する空間には、回動ベース57の駆動シャフト57dが配置される。この駆動シャフト57dにより、アッパーピース53、各ディスクチャックユニット55a〜55fの外周ベース83、及びローワーピース56の軸回りの回動が規制される。
図32及び図33に示す状態から昇降軸54が上昇すると、当該昇降軸54の先端部に保持されるアッパーピース53が上昇される。一方、ローワーピース56は、回動ベース57に保持されているので上昇しない。これにより、各ディスクチャックユニット55a〜55fが互いの間隔を広げるように移動し、図34〜図36に示す状態になる。
このとき、1段目のディスクチャックユニット55aの各下ストッパー83f−1は、2段目のディスクチャックユニット55bの各上ストッパー83e−2と係合する。2段目のディスクチャックユニット55bの各下ストッパー83f−2は、3段目のディスクチャックユニット55cの各上ストッパー83e−3と係合する。3段目のディスクチャックユニット55cの各下ストッパー83f−3は、4段目のディスクチャックユニット55dの各上ストッパー83e−4、又はローワーピース56の3段目用上ストッパー53dと係合する。また、4段目のディスクチャックユニット55dの各上ストッパー83e−4は、図35に示すように、アッパーピース53の4段目用下ストッパー53dと係合する。4段目のディスクチャックユニット55dの各下ストッパー83f−4は、5段目のディスクチャックユニット55eの各上ストッパー83e−5と係合する。5段目のディスクチャックユニット55eの各下ストッパー83f−5は、6段目のディスクチャックユニット55fの各上ストッパー83e−6と係合する。
図34〜図36に示す状態で昇降軸54を軸回りに回動させると、図37に示すように、各ディスクチャックユニット55a〜55fの一対のチャック爪81aが前記保持位置に移動する。駆動シャフト57dにより、各ディスクチャックユニット55a〜55fの外周ベース83の軸回りの回動が規制される一方で、各ディスクチャックユニット55a〜55fの内周ベース82は昇降軸54と伴に軸回りに回動するからである。
図19に示すように、セパレータ5の軸部52がトレイ21の貫通穴21eを通じて各ディスク100の中心穴100aに挿入されたとき、軸部52は、図20に示す状態にある。この状態で昇降軸54が軸回りに回動されることにより、図28に示すように、各ディスクチャックユニット55a〜55fの一対のチャック爪81aが前記保持位置に移動する。これにより、各一対のチャック爪81aが、図27に示すように、各ディスク100の凹部100bに入り込み、各ディスク100の内周部を挟持する。なお、このとき、各一対のチャック爪81aは、周方向に位相をずらして設けられているので、互いに接触しない。このため、複数枚のディスク100が互いに密着して積層されていても、各ディスク100の内周部を挟持することができる。
各一対のチャック爪81aが各ディスク100の凹部100bに入り込み、ディスク100の内周部を挟持すると、昇降台51が上昇する。これにより、図38に示すように、複数枚のディスク100がトレイ2の上方に持ち上げられる。この状態で昇降軸54が上昇すると、図37に示すように各ディスクチャックユニット55a〜55fの一対のチャック爪81aが互いの間隔を広げるように移動する。これにより、図39及び図40に示すように、複数枚のディスク100が互いに分離される。
その後、図41に示すように、昇降台51が上昇される。昇降台51には、装置高さ方向Zに延在するように複数本のリードスクリュー51aが設けられている。昇降台51は、当該リードスクリュー51aが軸回りに回転することにより昇降するように構成されている。
図41に示す位置まで昇降台51が上昇されると、ピッカー3の走行ベース31がさらに装置後方へ走行する。これにより、図42A〜図43Bに示すように、複数枚のディスク100が互いに分離された状態でキャリア6に受け渡される。
キャリア6は、図1に示すように、回転台61を備えている。回転台61は、装置高さ方向Zに延在する回転軸61aを略中心として回転可能に設けられている。回転台61には、装置高さ方向Zに延在するように3本のリードスクリュー62が設けられている。各リードスクリュー62には、略C字型の複数のディスク外周保持部材63が互いに並行になるように取り付けられている。複数枚のディスク100は、当該複数のディスク外周保持部材63にそれぞれ外周部を保持される。
また、2本のリードスクリュー62,62の先端部には、図42A〜図43Bに示すように、芯棒保持部64が設けられている。芯棒保持部64には、芯棒23を受け入れる凹部64aが設けられている。
図43A及び図43Bに示すように、各ディスク100がディスク外周保持部材63に保持されるとともに芯棒23が凹部64aに挿入されると、図36に示すように各一対のチャック爪81aが前記退避位置に移動する。その後、図44に示すように、昇降台51が下降される。このとき、芯棒23は、軸部51との係合が解除され、上面外周部に形成されたフランジ部23aが芯棒保持部64の上面に接触することにより、芯棒保持部64に保持される。
軸部52が各ディスク100の中心穴100aから抜けるまで昇降台51が下降されると、ピッカー3の走行ベース31が装置前方へ走行する。これにより、図45A及び図45Bに示すように、各ディスク外周保持部材63の下方からセパレータ5が退避する。
その後、各リードスクリュー62が軸回りに回転されることにより、図46Aに示すように、複数のディスクドライブ4のそれぞれに形成されたディスク挿入口4aの配置間隔に対応するように、複数枚のディスク100のそれぞれの隙間が拡大される。
その後、図47A及び図47Bに示すように、複数枚のディスク100の各ディスク外周保持部材63に直接保持されていない部分が各ディスク挿入口4aの近傍に位置するように、回転台61が回転される。
その後、図示しないディスク押出し機構により、図48A〜図48Cに示すように、各ディスク100を、それぞれに対応するディスクドライブ4のディスク挿入口4aに挿入する。これにより、複数のディスクドライブ4のそれぞれにディスク100が搬送される。
本実施形態に係るディスク装置によれば、複数枚のディスク100を収納するトレイ21を、ディスクドライブ4の近傍に搬送するようにしている。すなわち、複数枚のディスク100を同時にディスクドライブ4の近傍に搬送するようにしている。これにより、ディスク100を1枚ずつマガジン2からディスクドライブ4に搬送する従来のディスク装置に比べて、複数のディスクドライブ4のそれぞれにディスク100を搬送するのに要する時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、トレイ21に収納された複数枚のディスク100を、セパレータ5により互いに接触しないように分離し、当該分離した状態でキャリア6に受け渡すようにしている。これにより、互いに隣接するディスク100同士が接触して、ディスク100に傷が付くことを抑えることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、複数のディスクドライブ4を装置高さ方向(厚さ方向)に積層して配置している。また、キャリア6は、複数のディスクドライブ4のそれぞれに形成されたディスク挿入口4aの配置間隔に対応するように、複数枚のディスクのそれぞれの隙間を拡大可能に構成されている。これにより、複数のディスクドライブ4のそれぞれにディスク100を同時に挿入することができるので、複数のディスクドライブ4のそれぞれにディスク100を搬送するのに要する時間を大幅に抑えることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、セパレータ5とピッカー3とを一体に構成しているので、それらを動作させる駆動源を1つにすることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、複数枚のディスク100がセパレータ5により分離されるまで、各ディスク100の中心穴100aに挿入され、当該複数枚のディスク100の面方向の移動を規制する芯棒23を備えている。これにより、互いに隣接するディスク100同士が接触して、ディスク100に傷が付くことをより一層抑えることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、トレイ21にカット部21aを設けて、トレイ21がケース22と接触することを避け、トレイ21がケース22から完全に引き出される前にトレイ21を回転させるようにしている。これにより、図6に示す位置から図10に示す位置までのトレイ21の移動時間を短くするとともに当該トレイ21の移動量を短くすることができる。その結果、ディスク100の搬送時間を短くすることができるとともに、マガジンストッカー1,1間の距離を短くして、装置の大型化を抑えることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、トレイ21の側面21bが円弧状に形成されているので、トレイ21がケース22と接触しないようにするためのトレイ21の引き出し量を小さくすることができる。これにより、より一層、ディスク100の搬送時間を短くするとともに装置の大型化を抑えることができる。なお、側面21bは、トレイ21がピッカー3により回転される際の回転軸32aを略中心とする円弧状に形成されることがより好ましい。これにより、トレイ21の前記引き出し量をより一層小さくすることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、ピッカー3は、開口部22aを通じてトレイ21をケース22内に挿入する際、トレイ21を回転させてカット部21aからケース22に挿入するように構成されている。また、カット部21aは、ケース22に最初に挿入される先端部の厚み方向の幅W1がケース22の厚み方向W2の幅よりも小さくなるようにテーパ状に形成されている。これにより、トレイ21をケース22内に容易に挿入することができる。
なお、トレイ21がケース22内に収納された際に最もケース22の背面側に位置する側面21bの部分は、ディスク100との距離が近いため、カット部21aのようにテーパ状に形成することができない。このため、トレイ21をケース22内に前記側面21bの部分を先頭に真っ直ぐ挿入した場合には、トレイ21とケース22とが接触して、トレイ21をケース22内に挿入することができないことが起こり得る。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、トレイ21の側面21bの全体が円弧状に形成されているので、前記テーパ状の部分の面積を十分確保することができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、ケース22の下板及び両側板が、開口部22aよりもトレイ21の内側に引っ込むように設けられ、ケース22の上板にトレイ21の移動をガイドする鍔部22cが設けられている。これにより、前述したように、トレイ21をケース22内に、より確実に挿入することができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、トレイ21に切欠部21cを設け、当該切欠部21cのトレイ21の幅方向の内側に、ピッカー3のフック35が係合する係合凹部21dを設けている。これにより、フック35が係合凹部21dに係合した際、トレイ21に対して幅方向にはみ出すフック35の部分を少なく又は無くすことができる。これにより、昇降レール33,33の間を狭くすることができ、回転台32の直径を小さくすることができる。また、該切欠部21cによりケース22の前面側部の壁が切りかかれ、トレイ21を引き抜く際の邪魔にならない。その結果、当該トレイ21に隣接するトレイ21にフック35が接触することを抑えることができ、互いに隣接するトレイ21同士を接近して配置することができる。これにより、装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、ディスク100の内周部を挟持可能な一対のチャック爪81aをそれぞれ有する複数のフック81を備えている。これにより、複数枚のディスク100をそれぞれ一対のチャック爪81aによりしっかりと挟持することができる。また、複数のフック81が軸部52の周方向に位相が異なるように設けられているので、一対のチャック爪81a,81a同士が接触することを避けることができる。これにより、複数枚のディスク100が互いに密着して積層された状態であっても、各ディスク100を一対のチャック爪81aにより確実に挟持することができる。また、複数のフック81の軸方向における互いの間隔を拡大可能に設けられているので、各一対のチャック爪81aにより挟持した各ディスク100を同時に分離することができる。従って、複数枚のディスク100を分離するのに要する時間を、特許文献2の装置よりも大幅に抑えることができる。
なお、前記では、一対のチャック爪81a,81a同士が接触することを避ける方法の1つとして、複数のフック81を軸部52の周方向に位相が異なるように設けたが、本発明はこれに限定されない。複数のフック81は、一対のチャック爪81a,81a同士が接触することを避けることができるように配置されていればよい。
また、本実施形態に係るディスク装置によれば、ディスク100の内周部に凹部100bを設け、当該ディスク100の内周部を一対のチャック爪81aにより挟持するようにしている。これにより、互いに隣接するディスク100間にチャック爪81aを挿入するための隙間を無くすことができる。その結果、複数枚のディスク100をより一層密着させ、1つのマガジン2に収納されるディスク100の枚数を増加させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、トレイ21の側面21bの全体が円弧状に形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、トレイ21の側面21bの一部が円弧状に形成されるものであってもよい。この場合でも、同様の効果を得ることができる。
また、前記では、カット部21aは、平面視において円弧状(R面)に形成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、カット部21aは、平面視において直線状(C面)に形成されてもよい。この場合でも、同様の効果を得ることができる。
また、前記では、図9に示すように、トレイ21の側面21bの頂点21fから回転軸32aまでの距離L1が、ケース22の側面の前端部22bから回転軸32aまでの距離L2よりも小さくなったとき、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。トレイ21の側面21b(カット部21a,21aを含む)において回転軸32aからの距離が最も離れた位置から回転軸32aまでの距離が、距離L2よりも小さくなったとき、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転されるようにすればよい。この場合でも、同様の効果を得ることができる。
また、ケース22の形状は、図3に示すような形状に限定されるものではなく、直方体形状や、背面側の側面が円弧状に形成された形状であってもよい。すなわち、ケース22の形状は、巨視的に見て略直方体形状であればよい。
また、前記では、ディスク100の内周部を保持するチャック爪部の一例として、一対のチャック爪81a,81aを挙げたが、本発明はこれに限定されない。チャック爪部は、ディスク100の内周部を保持可能なものであれば、どのような形態であってもよい。
また、前記では、ディスク100の凹部100bは、図27に示すように、ディスク100の内周部の上側角部を矩形に切り欠いた形状としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ディスク100の凹部100bは、図49Aに示すように、ディスク100の内周部の上側角部を斜めに切断した形状であってもよい。また、ディスク100の凹部100bは、図49Bに示すように、ディスク100の内周部の上側角部を平面100baと斜面100bbを有するように切断した形状であってもよい。
本発明に係るディスク装置は、装置の大型化を抑えるとともに、ディスクの搬送時間を抑えることができるので、特に複数枚のディスクを複数のディスクドライブに搬送するディスク装置に有用である。
1 マガジンストッカー
11 底シャーシ
12 ガイドレール
13 把手
2 マガジン
21 トレイ
21a カット部
21b 側面
21c 切欠部
21d 係合凹部
21e 貫通穴
22 ケース
22a 開口部
22b 内側面
22c 鍔部
3 ピッカー
31 走行ベース
32 回転台
33 昇降レール
34 昇降台
35 フック
36 チャック
4 ディスクドライブ
4a ディスク挿入口
5 セパレータ
51 昇降台
52 軸部
53 アッパーピース
54 昇降軸
55 ディスクチャックユニット
56 ローワーピース
57 回動ベース
58 ベース
6 キャリア
61 回転台
62 リードスクリュー
63 ディスク外周保持部材
64 芯棒保持部
7 電気回路及び電源
81 フック(ディスク保持部)
81a チャック爪(チャック爪部)
81b チャック爪部
82 内周ベース
83 外周ベース
100 ディスク
100a 中心穴
100b 凹部

Claims (7)

  1. マガジン内に収納されたディスクを取り出し、任意のディスクドライブへ搬送するディスク装置であって、
    前記マガジンは、
    複数枚のディスクを収納するトレイと、
    前記トレイを収納する略直方体形状のケースと、
    を備え、
    前記ケースは、前面に前記トレイを挿抜可能な開口部を有し、
    前記トレイは、外形が平面視において略矩形状に形成され、前記ケース内に収納された際に前記ケースの背面側に位置するコーナー部分がカットされたカット部が形成され、
    前記ディスク装置は、
    前記ケースの前面方向に配置され、前記トレイを保持して前記ケースから引き出すピッカーを備え、
    前記ピッカーは、前記トレイを前記前面方向に移動させ、前記カット部が形成された前記トレイの背面側側面が前記開口部の前端部を通過するに前記トレイを回転させる、ディスク装置。
  2. 前記カット部は、平面視において直線状又は円弧状に形成されている、請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記トレイは、前記ケース内に収納された際に前記ケースの背面側に位置する側面全体が平面視において円弧状に形成されている、請求項1に記載のディスク装置。
  4. 前記トレイは、前記側面が、当該トレイが前記ピッカーにより回転される際の回転軸を略中心とする円弧状に形成されている、請求項3に記載のディスク装置。
  5. 前記ピッカーは、前記開口部を通じて前記トレイを前記ケース内に挿入する際、前記トレイを回転させて前記カット部から前記ケースに挿入し、
    前記カット部は、前記ケースに最初に挿入される先端部の厚み方向の幅が前記ケースの厚み方向の幅よりも小さくなるようにテーパ状に形成されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載のディスク装置。
  6. 前記ケースの下板及び両側板が、前記開口部よりも前記トレイの内側に引っ込むように設けられ、前記ケースの上板に前記トレイの移動をガイドする鍔部が設けられている、請求項1〜5のいずれか1つに記載のディスク装置。
  7. 前記トレイは、前記ケース内に収納された際に前記ケースの前面側に位置するコーナー部分に切欠部が形成され、当該切欠部の前記トレイの幅方向の内側に係合凹部が形成され、
    前記ピッカーは、前記係合凹部に係合して前記トレイを移動させるフックを有する、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載のディスク装置。
JP2012073444A 2012-03-28 2012-03-28 ディスク装置 Active JP5891434B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012073444A JP5891434B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 ディスク装置
US13/719,642 US8782677B2 (en) 2012-03-28 2012-12-19 Disc device
US14/300,513 US8881184B2 (en) 2012-03-28 2014-06-10 Disc device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012073444A JP5891434B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013206498A JP2013206498A (ja) 2013-10-07
JP5891434B2 true JP5891434B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=49236873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012073444A Active JP5891434B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US8782677B2 (ja)
JP (1) JP5891434B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5891434B2 (ja) * 2012-03-28 2016-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスク装置
CN104221086B (zh) 2012-03-28 2017-05-10 松下电器产业株式会社 碟盘
JP5967582B2 (ja) * 2012-06-04 2016-08-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスク装置
JP5927537B2 (ja) * 2012-06-04 2016-06-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスク装置
JP5979558B2 (ja) * 2012-06-28 2016-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスクドライブ・ユニット及び該ユニットを備えたディスク装置
US9196290B2 (en) * 2013-01-09 2015-11-24 Fujitsu Limited Library device
JP6493827B2 (ja) 2014-11-07 2019-04-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスク装置
JP2016110686A (ja) 2014-12-02 2016-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 光ディスクライブラリ装置、光ディスク、および光ディスクライブラリシステム
WO2016120930A1 (ja) * 2015-01-30 2016-08-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 ロボット搬送装置
JP6583410B2 (ja) * 2015-06-22 2019-10-02 ソニー株式会社 ディスクアーカイブ装置
CN105215993B (zh) * 2015-10-09 2017-06-30 苏州互盟信息存储技术有限公司 具有可旋转托盘的机械手、光盘库及其存盘取盘方法
JP6778895B2 (ja) * 2016-03-17 2020-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 チェンジャ装置及びデータライブラリ装置
US9786315B1 (en) 2016-03-25 2017-10-10 Panasonic Intellectual Property Management Co. Ltd. Disc device
JP2018073447A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 光ディスク装置、光ディスク検査方法及び光ディスク検査プログラム
US10796720B2 (en) 2017-12-07 2020-10-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Disc device
CN111833914B (zh) * 2019-04-23 2021-07-02 苏州互盟信息存储技术有限公司 一种用于光盘库中的光盘驱动器
US11842753B2 (en) 2021-08-20 2023-12-12 Seagate Technology Llc Jukebox data storage system with inert environment

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4730291A (en) * 1985-03-08 1988-03-08 Pioneer Electronic Corporation Multi-disk player system
JPS63239662A (ja) * 1988-03-04 1988-10-05 Pioneer Electronic Corp ディスクの収納容器
JPH0227559A (ja) 1988-07-15 1990-01-30 Pioneer Electron Corp マルチマガジンディスクプレーヤ
US5107474A (en) 1988-07-15 1992-04-21 Pioneer Electronic Corporation Multi-magazine disc player
JPH0786999B2 (ja) * 1990-02-09 1995-09-20 パイオニア株式会社 複数ディスク収納プレーヤ
US5208791A (en) * 1990-02-16 1993-05-04 Pioneer Electronic Corporation System for recovering a CD in a CD player having a magazine containing a plurality of disks
US5136563A (en) * 1990-02-16 1992-08-04 Pioneer Electronic Corporation Magazine holder in a CD player
JP2951385B2 (ja) 1990-09-21 1999-09-20 電気化学工業株式会社 ポリマーセメントモルタル組成物
JPH05234226A (ja) * 1992-02-25 1993-09-10 Sony Corp カセット・オートチェンジャー
US5402283A (en) * 1992-05-21 1995-03-28 Fujitsu Limited Recording medium cartridge handling mechanism in library apparatus
US5481512A (en) * 1992-06-30 1996-01-02 Victor Company Of Japan, Ltd. Separable magazine for accommodating discs and a disc player
US5903538A (en) * 1994-12-14 1999-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Automatic disk change apparatus and disk tray for the apparatus
US6298017B1 (en) * 1995-03-31 2001-10-02 International Business Machines Corp. Locking method and apparatus for multi-disk cartridge
JP3338303B2 (ja) 1996-09-25 2002-10-28 アルプス電気株式会社 ディスクパッケージ
JPH10112098A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Fujitsu Ltd ライブラリ装置
JPH11110137A (ja) * 1997-10-08 1999-04-23 Hitachi Ltd 障害記憶媒体管理方式
JP3817052B2 (ja) * 1998-02-17 2006-08-30 クラリオン株式会社 ディスク装置
JPH11296953A (ja) 1998-04-02 1999-10-29 Alpine Electronics Inc ディスク装置
JP2000021072A (ja) 1998-07-07 2000-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクマガジンおよび記録再生装置
JP2001135008A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Kubota Corp ディスクオートチェンジャ
JP2002157809A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Sony Corp ディスクカートリッジ並びにディスクの記録及び/又は再生装置
JP3571024B2 (ja) * 2001-11-26 2004-09-29 Necパーソナルプロダクツ株式会社 ライブラリ装置
JP2005031930A (ja) 2003-07-11 2005-02-03 Hitachi Ltd 大容量高速記録再生光ディスクシステム
JP2005149697A (ja) 2003-10-22 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク搬送装置およびそれを備えたディスク装置
CN1609980A (zh) 2003-10-22 2005-04-27 松下电器产业株式会社 盘传送装置及具有其的盘装置
JP4159480B2 (ja) * 2004-01-22 2008-10-01 Necパーソナルプロダクツ株式会社 ライブラリ装置
US7383560B2 (en) * 2005-01-18 2008-06-03 Imation Corp. Multi-disk data cartridge
JP2008186552A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Hitachi Maxell Ltd 光ディスクとそれを収納したカートリッジ、更には、その記録再生装置及びディスクチェンジャ
US20080282275A1 (en) * 2007-05-11 2008-11-13 Zaczek Thomas E Entry/exit port method and apparatus for cartridge library
US20080282281A1 (en) * 2007-05-11 2008-11-13 White Christopher M Cartridge engagement apparatus and method for cartridge library
US7777986B2 (en) * 2007-05-11 2010-08-17 Tandberg Data Corporation Multi-dimensional transport method and drive subsystems in a cartridge library apparatus
JP2011204311A (ja) 2010-03-25 2011-10-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 薄型光ディスクカートリッジ、薄型光ディスク搬送装置、及び薄型光ディスク記録再生装置
JP5891434B2 (ja) * 2012-03-28 2016-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130263162A1 (en) 2013-10-03
US8881184B2 (en) 2014-11-04
US8782677B2 (en) 2014-07-15
JP2013206498A (ja) 2013-10-07
US20140289750A1 (en) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5891434B2 (ja) ディスク装置
JP6008314B2 (ja) ディスク装置
JP2014013639A (ja) ディスク装置
US8739191B2 (en) Stacking type tray and tray developing mechanism and stacking type tray developing system
JP5927537B2 (ja) ディスク装置
WO2013145523A1 (ja) ディスク
US9761265B2 (en) Disc device and disc separation method
JP2005209278A (ja) ピッカー機構およびそれを備えたライブラリ装置
US9251842B1 (en) Digital optical disc magazine
JP5752255B2 (ja) カートリッジを線形ライブラリ間で移動させるためのキャリッジ、パススルー・システム、及び方法
JP6074805B2 (ja) ディスク装置
JP5884033B2 (ja) ディスク装置及びスピンドルユニット
US10049699B2 (en) Disc tray and tray holder
CN110024031B (zh) 盘片存放装置和盘片存档装置
JP5942201B2 (ja) ディスク装置
JP5483215B2 (ja) 記憶媒体搬送装置、記憶媒体搬送方法、記憶媒体搬送装置に用いるトレイ、トレイセット、およびトレイ展開手段
WO2019111531A1 (ja) ディスク装置
US20020006086A1 (en) Mount for recording media and recording media library apparatus using the mount
JP5938694B2 (ja) 挿抜装置
JP2008004207A (ja) ライブラリ装置
WO2019111532A1 (ja) ディスクトレイ及びディスク装置
JP2018125050A (ja) ディスクトレイ用フランジ
JP2015153444A (ja) ディスクチェンジャー装置
JP2005228376A (ja) ディスクチェンジャ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140730

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141008

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151113

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5891434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151