JP6778895B2 - チェンジャ装置及びデータライブラリ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、複数の記録再生装置と複数の可搬型の記録媒体とを備えたデータライブラリ装置において各記録媒体をその格納位置と記録再生装置との間で移動する、データライブラリ装置のためのチェンジャ装置に関する。本開示はまた、そのようなチェンジャ装置を備えたデータライブラリ装置に関する。
近年、大型データセンターに記憶されるデータ量は急激に増大しており、それに伴い、参照される機会が少ないデータ量も増える傾向にある。このような参照頻度が少ないデータを、格納位置に格納される複数の可搬型の記録媒体に記録するデータライブラリ装置が注目されている。データライブラリ装置は、各記録媒体をその格納位置と記録再生装置との間で移動する搬送機構を備えるチェンジャ装置を備える。光ディスク等の記録媒体を用いることにより、データを低消費電力で長期にわたって保存することができる。
可搬型の情報記憶媒体の代表として、DVD(Digital Versatile Disc)及びBlu−ray(登録商標) Disc(以下、BDと表記する)等の光ディスクがある。光ディスクには、大別して、DVD−RAM及びBD−RE等の書き換え型の情報記憶媒体と、DVD−R、DVD+R、及びBD−R等の追記型の情報記憶媒体がある。更に近年では、BDの記録容量を更に大容量化した新たな光ディスクの開発も進められている。光ディスクは、50年以上にわたってデータを保管することが出来る点が、ハードディスクドライブ装置(HDD)又は磁気テープ(Linear Tape−Openなど)等と比べて優れた点である。
近年の光ディスクの大容量化に伴い、参照回数が少ないデータのアーカイブには、書換え型に比べて安価な追記型の光ディスクが使用される機会が増えてきている。光ディスクを用いたアーカイブ等に用いられるデータライブラリ装置として、複数の光ディスクドライブを備え、更に複数の光ディスクをカートリッジ型のケース(以下、マガジンと呼ぶ)に入れて扱うような装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015−111490号公報
しかしながら、従来のデータライブラリ装置は、記録媒体を記録再生装置にロード/アンロードするコマンドを受け付けるごとに、記録媒体をチェンジャ装置の搬送機構により格納位置と記録再生装置との間で移動する。記録媒体を移動するごとに、搬送機構の動作回数が増加し、搬送機構の移動距離も増大し、従って、搬送機構が磨耗して故障する可能性が増大する。
本開示は、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置のためのチェンジャ装置を提供する。
本開示に係るチェンジャ装置は、複数の記録再生装置と、複数のマガジンに格納された複数の記録媒体とを備えるデータライブラリ装置のためのチェンジャ装置である。複数のマガジンは、データライブラリ装置の予め決められた格納位置にそれぞれ格納される。チェンジャ装置は、搬送機構と、受信回路と、メモリと、コントローラとを備える。搬送機構は、複数のマガジンのうちの選択された1つのマガジンを選択された1つのマガジンの格納位置と複数の記録再生装置との間で移動させ、選択された1つのマガジンに格納される少なくとも1つの記録媒体を選択された1つのマガジンと複数の記録再生装置との間で移動させる。受信回路は、複数の記録媒体のうちの1つを複数の記録再生装置のうちの1つにロードするロードコマンドと、複数の記録媒体のうちの1つを複数の記録再生装置のうちの1つからアンロードするアンロードコマンドとを含む複数のコマンドを受信する。メモリは、複数のコマンドの内容を含むコマンドリストを保持し、複数のマガジンの格納位置と、複数のマガジンに格納された複数の記録媒体の識別情報とを含むマガジン情報を保持する。コントローラは、コマンドリスト及びマガジン情報に基づいて搬送機構を制御する。コントローラは、コマンドリストに含まれる複数のコマンドのうちの1つのコマンドを選択する。コントローラは、マガジン情報に基づいて、選択された1つのコマンドにより指定された1つの記録媒体を格納する1つのマガジンを選択する。コントローラは、搬送機構を用いて、選択された1つのマガジンを選択された1つのマガジンの格納位置と複数の記録再生装置との間で移動させる。コントローラは、マガジン情報に基づいて、コマンドリストから、選択された1つのマガジンに格納された複数の記録媒体を指定するすべてのコマンドを抽出する。コントローラは、搬送機構を用いて、抽出されたコマンドにより指定されたすべての記録媒体を選択された1つのマガジンと複数の記録再生装置との間で移動させる。
本開示のチェンジャ装置は、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供するために有効である。
実施の形態1に係る複数のディスク1を格納するマガジン10を示す概略図である。 実施の形態1に係る光ディスクライブラリ装置200の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る光ディスクライブラリシステムの一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るコマンドリスト400を示す図である。 実施の形態1の変形例に係るコマンドリスト400を示す図である。 実施の形態1に係るマガジン情報500を示す図である。 実施の形態1に係るディスク搬送処理の第1の部分を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るディスク搬送処理の第2の部分を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るディスク搬送機構202がディスク1をドライブ101に装着する動作を説明する図である。 ディスク1をマガジン10からドライブ101に装着するディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように、図4のコマンドリスト400から抽出されたコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4を実行する順序を決定する例を示す表である。 マガジン10−1及び10−2をマガジン格納棚100からドライブ101に移動させるマガジン搬送機構201の移動距離を最小化するように、マガジン10−1及び10−2を搬送する順序を決定する例を示す図である。 実施の形態2に係るディスク搬送処理の第1の部分を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るディスク搬送処理の第2の部分を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るディスク搬送処理の第3の部分を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るディスク搬送処理の第4の部分を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
また、本開示の実施形態では、記録媒体として光ディスクを例にとって説明する。
(実施の形態1)
以下、図1〜図11を用いて、実施の形態1を説明する。
(1)マガジン10
図1は、実施の形態1に係る複数のディスク1を格納するマガジン10を示す概略図である。ディスク1は、例えば、光ディスク記録媒体である。図1に示すように、マガジン10には複数のディスク1が格納されている。本実施の形態においては、1つのマガジン10の中には、12枚のディスク1が格納されているものとして説明する。例えばマガジン10は、集積容量を向上させるためトレイが設けられておらず、複数のディスク1が直接積み重ねられたダイレクトスタック方式で格納されている。なお、ここで記載したマガジン10の形態及び形状はあくまで一例であり、複数の光ディスクを格納可能なものであればどのような形態及び形状でも良い。
(2)光ディスクライブラリ装置200
図2は、実施の形態1に係る光ディスクライブラリ装置200の一例を示す斜視図である。図2に示すように、光ディスクライブラリ装置200は、複数のマガジン10を格納するマガジン格納棚100a,100bと、複数の光ディスクドライブ101(以下、ドライブ101とも呼ぶ)と、チェンジャ装置220とを備えるデータライブラリ装置である。チェンジャ装置220は、マガジン搬送機構201と、ディスク搬送機構202と、制御装置210とを備える。
マガジン格納棚100a,100bは、複数のマガジン10を格納するための予め決められた格納位置として、複数のマガジンホルダを備える。複数のマガジンホルダは、垂直方向の複数の層及び水平方向の複数の列を形成するように配列される。マガジン格納棚100a,100bは、それらの間にマガジン搬送機構201が位置するように配置される。例えば、マガジン格納棚100aを「左側」のマガジン格納棚と呼び、マガジン格納棚100bを「右側」のマガジン格納棚と呼ぶ。図2では、マガジン格納棚100aのみを実線で示すが、マガジン格納棚100bもマガジン格納棚100aと同様に構成される。以下、マガジン格納棚100a,100bを総称して「マガジン格納棚100」と呼ぶ。
各ドライブ101は、1枚のディスク1への情報の記録及び再生を行う記録再生装置である。本実施の形態では、光ディスクライブラリ装置200は12台のドライブ101を備えているものとする。
マガジン搬送機構201は、複数のマガジン10のうちの選択された1つのマガジン10を、選択された1つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で移動させる第一の搬送機構である。詳しくは、複数のドライブ101の近傍にディスク搬送機構202が設けられ、ディスク搬送機構202の近傍にディスク1の受け渡し位置が設けられる。受け渡し位置とは、マガジン搬送機構201とディスク搬送機構202との間でディスク1を互いに受け渡すことが可能な位置のことである。マガジン搬送機構201は、各マガジンホルダの正面に位置するときに、そのマガジンホルダに格納されたマガジン10をマガジン格納棚100から取り出すこと及びマガジン10をマガジンホルダに格納することができる。マガジン搬送機構201は、マガジン格納棚100の各マガジンホルダの正面と、受け渡し位置との間を移動可能である。
マガジン搬送機構201は、あるディスク1をドライブ101にロードするとき、そのディスク1を格納するマガジン10をその格納位置から受け渡し位置に移動させる。また、マガジン搬送機構201は、あるディスク1をドライブ101からアンロードするとき、そのディスク1が予め格納されていたマガジン10(すなわち、そのディスク1に対応する空きを有するマガジン10)をその格納位置から受け渡し位置に移動させる。
ディスク搬送機構202は、選択された1つのマガジン10に格納される少なくとも1つのディスク1を、選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる第二の搬送機構である。ディスク搬送機構202は、受け渡し位置と、各ドライブ101の正面との間を移動可能である。マガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202が受け渡し位置にあるときに、ディスク搬送機構202は、マガジン搬送機構201が保持するマガジン10からディスク1を取り出すこと、及び、マガジン搬送機構201が保持するマガジン10にディスク1を格納することができる。マガジン搬送機構201は、各ドライブ101の正面に位置するときに、そのドライブ101に対してディスク1を装着すること及び取り出すことができる。
ドライブ101にロードすべき少なくとも1つのディスク1を格納するマガジン10が受け渡し位置にあるとき、ディスク搬送機構202は、マガジン10内のロードすべきディスク1を受け渡し位置においてまとめて受け取り、ディスク1を1枚ずつ任意のドライブ101に装着する。また、ドライブ101からアンロードすべき少なくとも1つのディスク1に対応する空きを有するマガジン10が受け渡し位置にあるとき、ディスク搬送機構202は、ディスク1を1枚ずつ任意のドライブ101から取り出し、ディスク1をまとめてマガジン10へ格納する。
ディスク搬送機構202によるマガジン10に対するディスク1の格納及び取り出しが完了したとき、マガジン搬送機構201は、マガジン10を受け渡し位置からその格納位置に移動させる。
制御装置210は、後述するように、マガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202を制御する。
実施の形態に係る光ディスクライブラリ装置は、2つのマガジン格納棚100a,100bを備える場合に限定されない。図2のマガジン格納棚100a,100bと同様の2つのマガジン格納棚を含むモジュールを構成し、このような1つ又は複数のモジュールを図2の光ディスクライブラリ装置200の上又は下に積み重ねてもよい。図2の光ディスクライブラリ装置200自体もモジュールとして構成される。マガジン搬送機構201は、いずれかのモジュールに格納されたマガジン10を、その格納位置とディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置との間で移動させる。これにより、光ディスクライブラリ装置の記録容量を増大することができる。
(3)光ディスクライブラリシステムの構成
図3は、実施の形態1に係る光ディスクライブラリシステムの一例を示すブロック図である。図3の光ディスクライブラリシステムは、光ディスクライブラリ装置200と、管理サーバ装置301と、少なくとも1つのクライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)302とを備える。
管理サーバ装置301は、光ディスクライブラリ装置200を制御する。クライアントPC302は、LANなどのネットワークを介して管理サーバ装置301に接続される。クライアントPC302は、管理サーバ装置301を介して光ディスクライブラリ装置200にアクセスし、特定のディスク1のロード又はアンロードと、情報の記録及び再生とを指示する。
光ディスクライブラリ装置200は、図2を参照して説明したように、マガジン格納棚100に格納された複数のマガジン10と、複数のドライブ101と、チェンジャ装置220とを備える。以下、複数のマガジン10を符号10−1、10−2、…、10−Mにより示し、複数のドライブ101を符号100−1、100−2、…、100−Nにより示す。チェンジャ装置220は、図2を参照して説明したように、マガジン搬送機構201と、ディスク搬送機構202と、制御装置210とを備える。
図3に示すように、制御装置210は、第一インタフェース211、第二インタフェース212、受信回路213、メモリ214、及びコントローラ215を備える。
図3に示すように、光ディスクライブラリ装置200は、ホストインタフェースである第一インタフェース211及び第二インタフェース212を介して管理サーバ装置301と接続される。
第一インタフェース211は、管理サーバ装置301が光ディスクライブラリ装置200と通信して光ディスクライブラリ装置200を制御するためのインタフェースである。第一インタフェース211では、例えば、iSCSI(Internet Small Computer System Interface)又はUSB等が用いられる。
第二インタフェース212は、管理サーバ装置301が光ディスクライブラリ装置200内のドライブ101と通信してドライブ101を制御するためのインタフェースである。第二インタフェース212では、例えば、SAS(Serial Attached SCSI)、iSCSI、FC(Fiber Channel)、或いはSATA(Serial ATA)等が用いられる。管理サーバ装置301は、第二インタフェース212を介して、全てのドライブ101を1台ずつ制御可能なように接続される。なお、第二インタフェース212はSAS−SATA変換基板等を備えてもよい。これにより、管理サーバ装置301は光ディスクライブラリ装置200の第二インタフェース212とSASにより接続され、光ディスクライブラリ装置200内では第二インタフェース212は各ドライブ101とSATAにより接続されても良い。
受信回路213は、第一インタフェース211を通じて、管理サーバ装置301より、複数のディスク1のうちの1つを複数のドライブ101のうちの1つにロードするロードコマンドと、複数のディスク1のうちの1つを複数のドライブ101のうちの1つからアンロードするアンロードコマンドとを含む複数のコマンドを受信する。各コマンドは、ロード又はアンロードの内容を示す複数の搬送パラメータを含む。そして、受信回路213は、コマンドにより指定されたディスク1及びドライブ101の情報に基づいて、複数のコマンドの内容を含むコマンドリスト400(図4及び図5を参照して後述)を生成し、メモリ214に記憶する。コマンドリスト400の各行は、コマンドに含まれる各搬送パラメータに対応している。さらに、受信回路213は、第一インタフェース211を通じて、管理サーバ装置301より、複数のマガジン10の格納位置と、複数のマガジン10に格納された複数のディスク1の識別情報とを含むマガジン情報500(図6を参照して後述)を受信し、メモリ214に記憶する。
メモリ214は、コマンドリスト400及びマガジン情報500を保持する。
コントローラ215は、コマンドリスト及びマガジン情報に基づいてマガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202を制御する。コントローラ215は、マガジン情報500に基づいて、メモリ214に記憶されたコマンドリスト400から、同一のマガジン10に含まれるディスク1のロード又はアンロードを指示するすべてのコマンドを抽出する。そして、コントローラ215は、抽出したコマンドにしたがって、マガジン搬送機構201に対してマガジン10の搬送を指示し、ディスク搬送機構202に対してディスク1のドライブ101に対する装着及び取り出しを指示する。
図4は、実施の形態1に係るコマンドリスト400を示す図である。図4に示すように、コマンドリスト400の各行(各コマンドcmd1〜cmd5)は、搬送元のディスク番号もしくはドライブ番号と、搬送先のディスク番号もしくはドライブ番号とを含む搬送パラメータを有する。図4及び以下において、n番目のディスク1を、ディスク1−nと表記する。搬送元がディスク番号であり搬送先がドライブ番号である搬送パラメータは、マガジン格納棚100からマガジン10を取り出して、マガジン10内のディスク1をドライブ101へ装着すること(ロード)を表す。また、搬送元がドライブ番号であり搬送先がディスク番号である搬送パラメータは、ドライブ101からディスク1を取り出して、マガジン10にディスク1を戻し、マガジン10をマガジン格納棚100に格納すること(アンロード)を表す。
図5は、実施の形態1の変形例に係るコマンドリスト400を示す図である。コマンドリスト400に含まれる各搬送パラメータは、図5に示すように、ロードまたはアンロードを示す情報とディスク番号とドライブ番号とから構成されるものであってもよい。
図4及び図5のコマンドリスト400において、各コマンドcmd1〜cmd5は、例えば、受信回路213が複数のコマンドを受信した順序で記録される。
図6は、実施の形態1に係るマガジン情報500を示す図である。マガジン情報500は、ディスク1とマガジン10との対応関係を示す。図6に示すように、マガジン情報500は、マガジン番号と、マガジン格納位置と、マガジン10内のディスク番号とを含む。図6及び以下において、m番目のマガジン10を、マガジン10−mと表記する。マガジン格納位置は、マガジン10が格納されているマガジンホルダの物理的な位置を示す情報である。マガジン10内のディスク番号は、マガジン10に格納されるディスク1のディスク番号(識別情報)を示している。マガジン10内のディスク番号における記載順が、マガジン10内における物理的な位置(例えば、上から何枚目のディスクかを示す情報)を示している。
図6のマガジン格納位置は、2つのマガジン格納棚を含む1つ又は複数のモジュールが図2の光ディスクライブラリ装置200の上に積み重ねられた場合を示す。この場合、マガジン格納位置は、モジュールを特定するモジュール番号と、1つのモジュールにおけるマガジンホルダの位置を特定する層番号、列番号、及びマガジン格納棚の左/右とで示されるものとする。図6は例えば、マガジン10−1は、(モジュール番号,層番号,列番号,左/右)=(1,1,1,左)であるマガジン格納位置に格納されており、上から順にディスク1−1からディスク1−12を格納していることを示している。
コントローラ215は、このマガジン情報500に基づいて、管理サーバ装置301から指示されたディスク1が格納されているマガジン10と、マガジン10内におけるディスク1の物理的な位置(例えば、上から何枚目のディスクかを示す情報)と、そのマガジン10が格納されているマガジン格納棚100内のマガジン格納位置とを特定する。マガジン情報500は、光ディスクライブラリ装置200の初期化処理又はセットアップ時に、メモリ214に記憶される。
(4)ディスク搬送処理
図7は、実施の形態1に係るディスク搬送処理の第1の部分を示すフローチャートである。図8は、実施の形態1に係るディスク搬送処理の第2の部分を示すフローチャートである。図7及び図8のフローチャートは、本実施の形態におけるディスク1をドライブ101にロード又はアンロードする手順を示す。ここでは、管理サーバ装置301から複数のコマンドを受け付ける場合について説明する。
ステップS1:受信回路213は、管理サーバ装置301からのコマンドを待つ。本実施の形態では、管理サーバ装置301は、複数のコマンドをまとめて光ディスクライブラリ装置200に送信する。受信回路213は、コマンドを受信したか否かを判断し、YESのときはステップS2に進み、NOのときはステップS1を繰り返す。
ステップS2:受信回路213は、コマンドをコマンドリスト400に登録する。受信回路213は、コマンドで指定された複数の搬送パラメータに基づいてコマンドリスト400を生成し、メモリ214に記憶する。
ステップS3:コントローラ215は、メモリ214にコマンドリスト400が生成されたことを検出すると、コマンドリストに含まれる複数のコマンドのうちの1つのコマンドを選択する。例えば、コントローラ215は、コマンドリスト400の先頭に登録されているコマンドを選択してもよい。これにより、このコマンドの搬送パラメータのディスク番号により1つのディスクが指定される。コントローラ215は、マガジン情報500に基づいて、選択された1つのコマンドにより指定された1つのディスク1を格納する1つのマガジン10を選択する。そして、コントローラ215は、選択されたマガジン10の移動をマガジン搬送機構201に指示する。マガジン搬送機構201は、選択されたマガジン10をマガジン格納棚100のマガジンホルダから取り出して、ディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置まで移動させる。
ステップS4:コントローラ215は、マガジン情報500に基づいて、コマンドリスト400から、選択された1つのマガジン10に格納された複数のディスク1を指定するすべてのコマンドを抽出する。さらに、コントローラ215は、ディスク搬送機構202の移動距離を減少させるように、コマンドを実行する順序を決定する。なお、これらのコマンドの抽出及び並び替えについての詳細については、図9及び図10を参照して後述する。
ステップS4で抽出されたコマンドがアンロードコマンドを含む場合、ステップS5〜S8において、コントローラ215はアンロードコマンドを実行する。コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定されたすべてのディスク1を、少なくとも1つのドライブ101から選択された1つのマガジン10に移動させる。
ステップS5:コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、抽出したアンロードコマンドに従ってドライブ101からディスク1を取り出す。コントローラ215は、アンロードコマンドの搬送パラメータにしたがってドライブ101からディスク1を取り出すことをディスク搬送機構202に指示する。ディスク搬送機構202は、指示されたディスク1を指示されたドライブ101から取り出す。
ステップS6:コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、ドライブ101から取り出したディスク1をマガジン10に格納する。マガジン搬送機構201とディスク搬送機構202とが協調動作を行うことにより、ディスク搬送機構202は、取り出したディスクをマガジン10に格納する。
ステップS7:コントローラ215は、コマンドリスト400から、実行完了したアンロードコマンドを削除する。これにより、コマンドリスト400には未処理のコマンドが残る。
ステップS8:コントローラ215は、ドライブ101から取り出したすべてのディスク1をマガジン10に格納したか否かを判断し、YESのときはステップS9に進み、NOのときはステップS6に戻る。
ステップS4で抽出されたコマンドがロードコマンドを含む場合、ステップS9〜S12において、コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いてロードコマンドを実行する。コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定されたすべてのディスク1を、選択された1つのマガジン10から少なくとも1つのドライブ101に移動させる。
ステップS9:コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、抽出したロードコマンドに従ってマガジン10からディスク1を取り出す。マガジン搬送機構201とディスク搬送機構202とが協調動作を行うことにより、ディスク搬送機構202は、マガジン搬送機構201から、マガジン10の中にあるディスク1の全てもしくは一部を受け取る。
ステップS10:コントローラ215は、マガジン10から取り出したディスク1をドライブ101に装着する。コントローラ215は、抽出したロードコマンドのうちの1つを選択し、選択したロードコマンドの搬送パラメータにしたがって1枚のディスク1をドライブ101に装着することをディスク搬送機構202に指示する。ディスク搬送機構202は、指示されたディスク1を指示されたドライブ101に装着する。
ステップS11:コントローラ215は、コマンドリスト400から、実行完了したロードコマンドを削除する。これにより、コマンドリスト400には未処理のコマンドが残る。
ステップS12:コントローラ215は、マガジン10から取り出したすべてのディスク1をドライブ101に装着したか否かを判断し、YESのときはステップS13に進み、NOのときはステップS10に戻る。
ステップS13:コントローラ215は、マガジン搬送機構201を用いて、マガジン10を、ディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置からマガジン格納棚100のマガジンホルダに戻すように移動させる。コントローラ215は、受け渡し位置におけるマガジン10をマガジン格納棚100の元の位置に戻すようマガジン搬送機構201に指示する。マガジン搬送機構201とディスク搬送機構202は協調動作を行い、ディスク搬送機構202は、保持しているディスク1をすべて、マガジン搬送機構201が搬送しているマガジン10へ引き渡す。マガジン搬送機構201は、マガジン10をマガジン格納棚100に戻す。
ステップS14:コントローラ215は、コマンドリスト400のすべてのコマンドを実行したか否か(コマンドリスト400が空であるか)を判断し、YESのときは処理を終了し、NOのときはステップS3に戻る。ステップS3に戻った場合、コントローラ215は、コマンドリスト400に残っているコマンドに対して同様の処理を繰り返す。
例えば、ステップS2において、受信回路213が図4に示すコマンドリスト400を生成し、ステップS3において、コントローラ215が図4に示すコマンドリスト400の先頭に登録されているコマンドを選択する場合、ディスク搬送処理は以下のように実行される。図4に示すコマンドリスト400の先頭に登録されているコマンドは、搬送パラメータとしてディスク1−1を含むロードコマンドである。ステップS3において、マガジン搬送機構201は、ディスク1−1を含むマガジン10−1をマガジンホルダからディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置まで移動させる。ステップS4において、コントローラ215は、コマンドリスト400からコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4を抽出し、さらに、コマンドcmd2、cmd4、及びcmd1の順(すなわち、ディスク1−3、1−2、及び1−1の順)に並べ替える。コマンドcmd1、cmd2、及びcmd4はすべてロードコマンドであるので、次いでステップS9〜S12を実行する。ステップS9において、ディスク搬送機構202は、マガジン搬送機構201によって受け渡し位置に移動されたマガジン10−1から、ディスク1−3、1−2、及び1−1を受け取る。ステップS10〜S12を繰り返すことにより、コントローラ215は、ディスク搬送機構202を用いて、ディスク1−3、ディスク1−2、ディスク1−1の順に、それぞれコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4の搬送パラメータで示されるドライブ101−3、101−2、101−1へ装着する。ステップS11において、コントローラ215は、コマンドリスト400からコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4を削除する。ステップS13において、ディスク搬送機構202は、マガジン10−1から取り出したディスク1−1、1−2、1−3をすべてドライブ101へ装着した。このため、ディスク搬送機構202は、マガジン10へ戻すべきディスク1を保持していない。したがってマガジン搬送機構201は、マガジン10−1をそのままマガジン格納棚100に戻す。ステップS14において、コマンドリスト400はコマンドcmd3及びcmd5が残っているので、ステップS3に戻る。したがって、ステップS3以下の2度目の実行時には、コントローラ215は、コマンドcmd3及びcmd5の搬送パラメータで示されたディスク1−20、1−21が格納されたマガジン10−2に対して同様の処理を実行する。
以上の手順によれば、同じマガジン10に格納されるディスクのロード及びアンロードをまとめることにより、マガジン搬送機構201をマガジン格納棚100と受け渡し位置との間で1回往復させるだけで、必要なディスク1の搬送を行うことができる。
(5)ディスク搬送順序の決定方法
上述した図7のステップS4において、ディスク1のロード又はアンロードを指示する複数のコマンドを抽出する際に、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように、複数のディスク1を複数のドライブ101にロード又はアンロードする順番を決定する処理について説明する。
図9は、実施の形態1に係るディスク搬送機構202がディスク1をドライブ101に装着する動作を説明する図である。例えばディスク1−9をドライブ101−1に装着する場合、ディスク搬送機構202は、ディスク1−10からディスク1−12をマガジン10に残し、ディスク1−1からディスク1−9を持ち上げる。そして、一番下のディスク1−9をドライブ101−1に装着する。例えば次にディスク1−3をドライブ101−2に装着する場合は、ディスク搬送機構202は、保持しているディスク1−1からディスク1−8のうち、下から5枚のディスクであるディスク1−4からディスク1−8を、マガジン10に戻す。ディスク搬送機構202は、このようにしてディスク1−1からディスク1−3を保持した状態にしてから、一番下のディスク1−3をドライブ101−2に装着する。
このような構成のディスク搬送機構202の場合、マガジン10に格納されているディスク1の内、下から順番にドライブ101に装着していくことで、ディスク1の装着に要するディスク搬送機構202の移動距離を減少させることができる。従って、ディスク1の装着に要する時間も減少させることができる。
図10は、ディスク1をマガジン10からドライブ101に装着するディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように、図4のコマンドリスト400から抽出されたコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4を実行する順序を決定する例を示す表である。
図10は、図4のコマンドリスト400から、ディスク1−1と同じマガジン内のディスク1をドライブ101に装着するコマンドを抽出し、さらに、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化するようにディスク1をドライブ101に装着する順番を決定して、コマンドを並び替えた例を示す。上述した構成のディスク搬送機構202において、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化するために、マガジン10内で下側に格納されているディスク1から順番に、ドライブ101に装着する。具体的には、コントローラ215はステップS4において、まずマガジン情報500を参照し、ディスク1−1が含まれるマガジン10に格納されているディスク1を特定する。図6に示すマガジン情報500によれば、コントローラ215は、ディスク1−1を含むマガジン10−1には、上から順にディスク1−1からディスク1−12が格納されていることを認識する。コントローラ215は、コマンドリスト400から、ディスク1−1からディスク1−12のいずれかをロード又はアンロードするコマンドを抽出する。その結果、ロードコマンドであるコマンドcmd1、cmd2、及びcmd4が抽出される。ここで、このままであればディスク1−1、ディスク1−3、ディスク1−2の順にドライブ101に装着することになる。コントローラ215は、マガジン10−1に格納されるディスク1のうち下のディスクから先にドライブ101に装着するように、コマンドの順番を入れ替える。その結果、ディスク1をドライブ101に装着する順序は、ディスク1−3、ディスク1−2、ディスク1−1となる。
このように、コントローラ215は、例えば、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように決定された順序で、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる。
なお、マガジン10内に格納されているディスク1の内、下側のディスク1から順番にドライブ101に装着することで、装着に要するディスク搬送機構202の移動距離を最小化する構成のディスク搬送機構202について説明したが、この限りではない。ディスク搬送機構202は、例えば、上側のディスク1から順番にドライブ101に装着することで、装着に要するディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように構成されてもよく、装着するドライブ101の順番によって装着に要するディスク搬送機構202の移動距離が決定するように構成されてもよい。そのような場合であっても、コントローラ215は、それぞれの構成に対応した基準でコマンドを並び替えることで、ディスク1をドライブ101に装着するディスク搬送機構202の移動距離を減少させることができる。
また、コマンドを並べ替えた結果、必ずしも装着に要するディスク搬送機構202の移動距離を最小化する必要はなく、コマンドを並べ替えることで、並び替えないときよりも装着に要するディスク搬送機構202の移動距離が減少すればよい。この場合、コントローラ215は、受信回路213が複数のコマンドを受信した順序で抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を移動させる場合の移動距離よりも、ディスク搬送機構202の移動距離を減少させるように、コマンドを実行する順序を決定する。コントローラ215は、この決定された順序で、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる。
以上では、ディスク1をドライブ101に装着する場合について説明したが、ドライブ101からディスク1を取り出す場合にも、同様に、コマンドを実行する順序を決定することができる。
コントローラ215は、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化又は減少させることに代えて、ディスク搬送機構202がディスク1を移動させる移動時間を最小化又は減少させるように、コマンドを並べ替えてもよい。
(6)マガジン搬送順序の決定方法
上述した図7のステップS3にて、コントローラ215がコマンドリスト400に登録されているディスク番号の中から1つを選択する際に、異なる複数のマガジン10のディスク番号が登録されている場合について説明する。
コントローラ215は、マガジン搬送機構201の現在位置を取得する。マガジン搬送機構201の現在位置は、マガジン格納棚100における各マガジン格納位置と、ディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置とのうちのいずれかであるものとする。なお、以下では便宜上、マガジン搬送機構201の現在位置がいずれかのマガジン格納位置である場合、その位置をマガジン10−mの形式で記載する。次にコントローラ215は、コマンドリスト400に登録されているコマンドの搬送パラメータに含まれるディスク番号の各々について、そのディスク1が格納されているマガジン10のマガジン格納位置を、マガジン情報500を参照することにより取得する。図4のコマンドリスト400の例では、コントローラ215は、マガジン格納位置としてマガジン10−1及びマガジン10−2を取得する。コントローラ215は、マガジン搬送機構201の現在位置から最も近いマガジン10を選択する。
図11は、マガジン10−1及び10−2をマガジン格納棚100からドライブ101に移動させるマガジン搬送機構201の移動距離を最小化するように、マガジン10−1及び10−2を搬送する順序を決定する例を示す図である。図11は、この方法で搬送するマガジン10を決定した場合のマガジン10の搬送順序の例を示す。マガジン搬送機構201の現在位置はマガジン10−100の位置であり、コマンドリスト400に登録されているマガジン番号が、マガジン10−1とマガジン10−2である場合について、以下にマガジン搬送機構201の動作順序を示す。
ステップS21:コントローラ215は、コマンドリスト400に登録されているディスク1が格納されているマガジン10の内、マガジン搬送機構201の現在位置(マガジン10−100)に最も近いマガジン10−1を選択し、マガジン搬送機構201にマガジン10−1の搬送を指示する。マガジン搬送機構201は、マガジン格納棚100においてマガジン10−1が格納されているマガジンホルダの前へ移動する。
ステップS22:マガジン搬送機構201は、マガジン格納棚100のマガジンホルダからマガジン10−1を取り出して、ディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置まで搬送する。ディスク搬送機構202は、受け渡し位置において、マガジン10−1に格納されるディスク1の受け渡しを行う。
ステップS23:マガジン搬送機構201は、マガジン10−1をマガジン格納棚100の元の位置に戻す。
ステップS24:コントローラ215は、マガジン搬送機構201にマガジン10−2の搬送を指示する。マガジン搬送機構201は、マガジン10−2が格納されているマガジン格納棚100のマガジンホルダの前へ移動する。
ステップS25:マガジン搬送機構201は、マガジン格納棚100のマガジンホルダからマガジン10−2を取り出して、ディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置まで搬送する。ディスク搬送機構202は、受け渡し位置において、マガジン10−2に格納されるディスク1の受け渡しを行う。
ステップS26:マガジン搬送機構201は、マガジン10−2をマガジン格納棚100の元の位置に戻す。
このように、コントローラ215は、マガジン搬送機構201の移動距離を最小化するように決定された順序で、マガジン搬送機構201を用いて、複数のマガジン10のうちの少なくとも2つのマガジン10を少なくとも2つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で逐次に移動させる。
必ずしもマガジン搬送機構201の移動距離を最小化する必要はない。コントローラ215は、複数のマガジン10のうちの少なくとも2つのマガジン10に格納されるディスク1を指定する少なくとも2つのコマンドを受信回路213が受信した順序で少なくとも2つのマガジン10を移動させる場合の移動距離よりも、マガジン搬送機構201の移動距離を減少させるように、マガジン10を移動させる順序を決定してもよい。コントローラ215は、この決定された順序で、マガジン搬送機構201を用いて、少なくとも2つのマガジン10を少なくとも2つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で逐次に移動させる。
コントローラ215は、マガジン搬送機構201の移動距離を最小化又は減少させることに代えて、マガジン搬送機構201がディスク1を移動させる移動時間を最小化又は減少させるように、マガジン10を移動させる順序を決定してもよい。
これにより、マガジン10を移動するためのマガジン搬送機構201の移動距離を減少させることができる。また、マガジン搬送機構201の移動距離を減少させることで、マガジン搬送機構201の長寿命化を実現することができる。
本実施の形態において説明した方法をとることで、複数のディスク1を複数のドライブ101に装着するのに要するマガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202の動作回数を削減することができる。さらに、マガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202の移動距離を低減することができる。これにより、光ディスクライブラリ装置200の長寿命化を実現することができる。
(7)実施の形態1の効果
実施の形態1に係るチェンジャ装置及びディスクライブラリ装置の構成及び効果は、以下の通りである。
実施の形態1に係るチェンジャ装置は、複数のドライブ101と、複数のマガジン10に格納された複数のディスク1とを備える光ディスクライブラリ装置200のためのチェンジャ装置220であって、複数のマガジン10は、光ディスクライブラリ装置200の予め決められた格納位置にそれぞれ格納される。チェンジャ装置220は、複数のマガジン10のうちの選択された1つのマガジン10を選択された1つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で移動させ、選択された1つのマガジン10に格納される少なくとも1つのディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる搬送機構と、複数のディスク1のうちの1つを複数のドライブ101のうちの1つにロードするロードコマンドと、複数のディスク1のうちの1つを複数のドライブ101のうちの1つからアンロードするアンロードコマンドとを含む複数のコマンドを受信する受信回路213と、複数のコマンドの内容を含むコマンドリスト400を保持し、複数のマガジン10の格納位置と、複数のマガジン10に格納された複数のディスク1の識別情報とを含むマガジン情報500を保持するメモリ214と、コマンドリスト400及びマガジン情報500に基づいて搬送機構を制御するコントローラ215とを備える。コントローラ215は、コマンドリスト400に含まれる複数のコマンドのうちの1つのコマンドを選択する。コントローラ215は、マガジン情報500に基づいて、選択された1つのコマンドにより指定された1つのディスク1を格納する1つのマガジン10を選択する。コントローラ215は、搬送機構を用いて、選択された1つのマガジン10を選択された1つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で移動させる。コントローラ215は、マガジン情報500に基づいて、コマンドリスト400から、選択された1つのマガジン10に格納された複数のディスク1を指定するすべてのコマンドを抽出する。コントローラ215は、搬送機構を用いて、抽出されたコマンドにより指定されたすべてのディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる。
これにより、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
また、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減により、搬送機構の移動時間を低減することもできる。
実施の形態1に係るチェンジャ装置によれば、搬送機構は、複数のマガジン10のうちの選択された1つのマガジン10を選択された1つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で移動させるマガジン搬送機構201と、選択された1つのマガジン10に格納される少なくとも1つのディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させるディスク搬送機構202とを備える。
これにより、マガジン10を搬送する機構とディスク1を搬送する機構とを分離し、柔軟な構成の搬送機構を提供することができる。
実施の形態1に係るチェンジャ装置によれば、コントローラ215は、受信回路213が複数のコマンドを受信した順序で抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を移動させる場合の移動距離よりも、ディスク搬送機構202の移動距離を減少させるように決定された順序で、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる。
これにより、搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
実施の形態1に係るチェンジャ装置によれば、コントローラ215は、ディスク搬送機構202の移動距離を最小化するように決定された順序で、ディスク搬送機構202を用いて、抽出されたコマンドにより指定された複数のディスク1を選択された1つのマガジン10と複数のドライブ101との間で移動させる。
これにより、搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
実施の形態1に係るチェンジャ装置によれば、コントローラ215は、複数のマガジン10のうちの少なくとも2つのマガジン10に格納されるディスク1を指定する少なくとも2つのコマンドを受信回路213が受信した順序で少なくとも2つのマガジン10を移動させる場合の移動距離よりも、マガジン搬送機構201の移動距離を減少させるように決定された順序で、マガジン搬送機構201を用いて、少なくとも2つのマガジン10を少なくとも2つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で逐次に移動させる。
これにより、搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
実施の形態1に係るチェンジャ装置によれば、コントローラ215は、マガジン搬送機構201の移動距離を最小化するように決定された順序で、マガジン搬送機構201を用いて、複数のマガジン10のうちの少なくとも2つのマガジン10を少なくとも2つのマガジン10の格納位置と複数のドライブ101との間で逐次に移動させる。
これにより、搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
実施の形態1に係る光ディスクライブラリ装置200は、複数のドライブ101と、複数のマガジン10に格納された複数のディスク1と、実施の形態1に係るチェンジャ装置220とを備える。
これにより、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減により、従来よりも長い寿命を有するデータライブラリ装置を提供することができる。
(実施の形態2)
以下、図12〜図15を用いて、実施の形態2を説明する。
本実施の形態では、マガジン搬送機構201がマガジン10を搬送している間又はディスク搬送機構202がディスク1を搬送している間にも、ディスク1をドライブ101に装着することを指示するコマンドを受信し、一回のマガジン10の搬送で複数のディスク1をドライブ101にロード又はアンロードする方法について説明する。コマンドの受信以外は、実施の形態1と同様であるので説明は省略し、コマンドの受信について説明する。
図12〜図15は、実施の形態2に係るディスク搬送処理の第1〜第4の部分を示すフローチャートである。図12〜図15のステップS1〜S14は、図7及び図8の対応するステップと同様である。
マガジン搬送機構201がマガジン10をマガジン格納棚100からディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置まで移動させているとき、コマンドを受信してもよい。ステップS3の後、ステップS31において、受信回路213は、コマンドを受信したか否かを判断し、YESのときはステップS32に進み、NOのときはステップS33に進む。ステップS32において、受信回路213は、コマンドをコマンドリスト400に登録する。ステップS31及びS32は、ステップS1及びS2と同様である。ステップS33において、受信回路213は、マガジン10の移動が完了したか否かを判断し、YESのときはステップS4に進み、NOのときはステップS31に戻る。
ディスク搬送機構202がディスク1をドライブ101から取り出してマガジン10に格納しているとき、コマンドを受信してもよい。ステップS7の後、ステップS34において、受信回路213は、コマンドを受信したか否かを判断し、YESのときはステップS35に進み、NOのときはステップS8に進む。ステップS35において、受信回路213は、コマンドをコマンドリスト400に登録し、ステップS8に進む。ステップS34及びS35は、ステップS1及びS2と同様である。
ディスク搬送機構202がディスク1をマガジン10から取り出してドライブ101に装着しているとき、コマンドを受信してもよい。ステップS7の後、ステップS36において、受信回路213は、コマンドを受信したか否かを判断し、YESのときはステップS37に進み、NOのときはステップS12に進む。ステップS37において、受信回路213は、コマンドをコマンドリスト400に登録し、ステップS12に進む。ステップS36及びS37は、ステップS1及びS2と同様である。
マガジン搬送機構201がマガジン10をディスク搬送機構202の近傍の受け渡し位置からマガジン格納棚100まで移動させているとき、コマンドを受信してもよい。ステップS13の後、ステップS38において、受信回路213は、コマンドを受信したか否かを判断し、YESのときはステップS39に進み、NOのときはステップS40に進む。ステップS39において、受信回路213は、コマンドをコマンドリスト400に登録する。ステップS38及びS39は、ステップS1及びS2と同様である。ステップS40において、受信回路213は、マガジン10の移動が完了したか否かを判断し、YESのときはステップS14に進み、NOのときはステップS38に戻る。
ステップS32、S35、S37、及びS39でコマンドリスト400に登録されたコマンドは、その後、ステップS4を実行する際にコマンドリスト400から抽出される。
本実施の形態において説明した方法をとることで、複数のディスク1を複数のドライブ101に装着するのに要するマガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202の動作回数を削減することができる。さらに、マガジン搬送機構201及びディスク搬送機構202の移動距離を低減することができる。これにより、光ディスクライブラリ装置200の長寿命化を実現することができる。
実施の形態2に係るチェンジャ装置及びディスクライブラリ装置の構成及び効果は、以下の通りである。
実施の形態2に係るチェンジャ装置及びディスクライブラリ装置によれば、コントローラ215が搬送機構を用いてマガジン10又はディスク1を移動させているとき、受信回路213は少なくとも1つのコマンドを受信して少なくとも1つのコマンドの内容をメモリ214に保持されたコマンドリストに追加する。
これにより、搬送機構の動作回数の削減及び搬送機構の移動距離の低減を実現しながら、管理サーバ装置301から光ディスクライブラリ装置200に新たに到来したコマンドを迅速に処理することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。また、上記実施形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
本開示は、光ディスクに限らず、複数のマガジンに複数の記憶媒体が格納されるように構成された任意の記憶媒体を用いるチェンジャ装置及びデータライブラリ装置に適用可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示に係るチェンジャ装置は、光ディスク等の可搬型の情報記録媒体を用いたアーカイブ用途等に用いられるデータライブラリ装置に対して有用である。
1 ディスク
10 マガジン
100a,100b マガジン格納棚
101 ドライブ
200 光ディスクライブラリ装置
201 マガジン搬送機構
202 ディスク搬送機構
210 制御装置
220 チェンジャ装置
211 第一インタフェース
212 第二インタフェース
213 受信回路
214 メモリ
215 コントローラ
301 管理サーバ装置
302 クライアントPC
400 コマンドリスト
500 マガジン情報

Claims (8)

  1. 複数の記録再生装置と、複数のマガジンに格納された複数の記録媒体とを備えるデータライブラリ装置のためのチェンジャ装置であって、
    前記複数のマガジンは、前記データライブラリ装置の予め決められた格納位置にそれぞれ格納され、
    前記チェンジャ装置は、
    前記複数のマガジンのうちの選択された1つのマガジンを前記選択された1つのマガジンの格納位置と前記複数の記録再生装置との間で移動させ、前記選択された1つのマガジンに格納される少なくとも1つの記録媒体を前記選択された1つのマガジンと前記複数の記録再生装置との間で移動させる搬送機構と、
    前記複数の記録媒体のうちの1つを前記複数の記録再生装置のうちの1つにロードするロードコマンドと、前記複数の記録媒体のうちの1つを前記複数の記録再生装置のうちの1つからアンロードするアンロードコマンドとを含む複数のコマンドを受信する受信回路と、
    前記複数のコマンドの内容を含むコマンドリストを保持し、前記複数のマガジンの格納位置と、前記複数のマガジンに格納された前記複数の記録媒体の識別情報とを含むマガジン情報を保持するメモリと、
    前記コマンドリスト及び前記マガジン情報に基づいて前記搬送機構を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記コマンドリストに含まれる前記複数のコマンドのうちの1つのコマンドを選択し、
    前記マガジン情報に基づいて、前記選択された1つのコマンドにより指定された1つの記録媒体を格納する1つのマガジンを選択し、
    前記搬送機構を用いて、前記選択された1つのマガジンを前記選択された1つのマガジンの格納位置と前記複数の記録再生装置との間で移動させ、
    前記マガジン情報に基づいて、前記コマンドリストから、前記選択された1つのマガジンに格納された複数の記録媒体を指定するすべてのコマンドを抽出し、
    前記搬送機構を用いて、前記抽出されたコマンドにより指定されたすべての記録媒体を前記選択された1つのマガジンと前記複数の記録再生装置との間で移動させる、
    チェンジャ装置。
  2. 前記搬送機構は、
    前記複数のマガジンのうちの選択された1つのマガジンを前記選択された1つのマガジンの格納位置と前記複数の記録再生装置との間で移動させる第一の搬送機構と、
    前記選択された1つのマガジンに格納される少なくとも1つの記録媒体を前記選択された1つのマガジンと前記複数の記録再生装置との間で移動させる第二の搬送機構とを備える、
    請求項1記載のチェンジャ装置。
  3. 前記コントローラは、前記受信回路が前記複数のコマンドを受信した順序で前記抽出されたコマンドにより指定された複数の記録媒体を移動させる場合の移動距離よりも、前記第二の搬送機構の移動距離を減少させるように決定された順序で、前記第二の搬送機構を用いて、前記抽出されたコマンドにより指定された複数の記録媒体を前記選択された1つのマガジンと前記複数の記録再生装置との間で移動させる、
    請求項2記載のチェンジャ装置。
  4. 前記コントローラは、前記第二の搬送機構の移動距離を最小化するように決定された順序で、前記第二の搬送機構を用いて、前記抽出されたコマンドにより指定された複数の記録媒体を前記選択された1つのマガジンと前記複数の記録再生装置との間で移動させる、
    請求項2記載のチェンジャ装置。
  5. 前記コントローラは、前記複数のマガジンのうちの少なくとも2つのマガジンに格納される記録媒体を指定する少なくとも2つのコマンドを前記受信回路が受信した順序で前記少なくとも2つのマガジンを移動させる場合の移動距離よりも、前記第一の搬送機構の移動距離を減少させるように決定された順序で、前記第一の搬送機構を用いて、前記少なくとも2つのマガジンを前記少なくとも2つのマガジンの格納位置と前記複数の記録再生装置との間で逐次に移動させる、
    請求項2記載のチェンジャ装置。
  6. 前記コントローラは、前記第一の搬送機構の移動距離を最小化するように決定された順序で、前記第一の搬送機構を用いて、前記複数のマガジンのうちの少なくとも2つのマガジンを前記少なくとも2つのマガジンの格納位置と前記複数の記録再生装置との間で逐次に移動させる、
    請求項2記載のチェンジャ装置。
  7. 前記コントローラが前記搬送機構を用いて前記マガジン又は前記記録媒体を移動させているとき、前記受信回路は少なくとも1つのコマンドを受信して前記少なくとも1つのコマンドの内容を前記メモリに保持された前記コマンドリストに追加する、
    請求項1〜6のうちの1つに記載のチェンジャ装置。
  8. 複数の記録再生装置と、
    複数のマガジンに格納された複数の記録媒体と、
    請求項1〜7のうちの1つに記載のチェンジャ装置とを備える、
    データライブラリ装置。
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