JP2014026683A - 光ディスクライブラリ装置、データアーカイブシステム及び光ディスク記録方法 - Google Patents

光ディスクライブラリ装置、データアーカイブシステム及び光ディスク記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光ディスク装置を搭載した光ディスクライブラリ装置において、光ディスク装置への外部からの機械的な衝撃によるデータの記録品質劣化を防止することである。
【解決手段】所定の第1の光ディスク装置に対して光ディスクを挿入または排出をする際に、光ディスクの挿入または排出により衝撃を受ける隣接する第2の光ディスク装置が記録動作中であれば、第2の光ディスク装置の記録を一時保留し、第1の光ディスク装置に光ディスクを挿入または排出し、挿入または排出完了後に第2の光ディスクの記録を再開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光ディスク装置を備える光ディスクライブラリ装置に関する。
光ディスクにデータを記録する際に光ディスク装置への外部からの機械的な衝撃からデータを保護する従来技術としては、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、「データ記録中に、記録手段3の異常が検出されると、レーザダイオード32からディスク13へのレーザビームの出射が緊急停止されるので、ディスク13の記録済み領域へレーザビームが誤照射された場合であっても、記録済みデータの誤消去を防止できる」と記載されている。
特開平11−167721号公報
データ記録中に機械的な衝撃を受けると、記録済み領域への誤照射が生じるほどでなくとも、光スポットの位置精度が低下することで記録品質が劣化し、記録失敗あるいは必要な記録品質が確保できない場合がある。その結果、当該データを再度記録するために、光ディスクの記録容量と記録時間を浪費してしまうという問題がある。しかしながら、特許文献1の従来技術は記録済みのデータを衝撃から保護するものであって、記録中のデータを保護することは考慮されていなかった。
以上を鑑みて、本発明の課題は、光ディスク装置への外部からの機械的な衝撃によるデータの記録品質劣化を防止することである。
上述の課題を解決するため、本発明では一例として特許請求の範囲記載の構成を用いる。
本発明によれば、光ディスク装置への外部からの機械的な衝撃によるデータの記録品質劣化を防止することが可能となる。
第1実施例における光ディスク挿入処理のフローチャート 第1実施例における光ディスクライブラリ装置のブロック図 第1実施例のおける光ドライブの保持部の構成図 第2実施例における光ディスク挿入処理のフローチャート 第3実施例における光ディスク排出処理のフローチャート 第4実施例における光ディスク排出処理のフローチャート 第5実施例における光ディスク再生開始処理のフローチャート 第6実施例における光ディスク搬送処理のフローチャート 第7実施例における光ディスクライブラリ装置のブロック図 第8実施例における光ディスクライブラリ装置のブロック図 第1実施例における光ドライブのブロック図 第9実施例における光ディスク挿入処理のフローチャート 第9実施例における光ディスク排出処理のフローチャート 第10実施例における光ディスク再生処理のフローチャート 第1実施例におけるデータアーカイブシステムのブロック図 第2実施例における停止通知処理のフローチャート
以下、本発明に従う光ディスクライブラリ装置の実施例を、図面を用いて説明する。なお、本実施例では前述の光ディスク装置を、光ディスクライブラリ装置と明確に区別するため、光ドライブと呼称する。
本実施例における光ディスクライブラリ装置は、後述するように階層ストレージの一部として、参照頻度の低い不活性データを長期間保存する、所謂、データアーカイブストレージとして利用される。光ディスクに記録する際に光ドライブへの衝撃によって記録品質が劣化すると、記録直後は再生が可能であっても、長期間保存したことによる劣化が加わって当該データが再生不能となる可能性があるため、衝撃から記録データを保護することは一般の光ドライブよりも重要である。
本発明の第1の実施例としての光ディスクライブラリ装置の構成ならびに動作を、図面を参照しながら詳述する。
図2は本発明の第1の実施形態における光ディスクライブラリ装置のブロック図である。本実施例の光ディスクライブラリ装置100は、ライブラリ制御部130と、チェンジャー機構120と、光ディスク50を複数収納するラック150と、ホストインタフェース141と、ドライブインタフェース140と、複数の光ドライブ110とで構成される。
光ディスクライブラリ装置100は、ホストインタフェース141を介してサーバ200と接続され、記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを受信し、コマンドの実行結果と再生したデータを送信する。また、記録または再生を実施する光ドライブ110を指定する光ドライブ選択情報を受信する。
なお、サーバ200は前記の光ドライブ選択情報を生成する光ドライブ選択部201を備えている。また、ハードディスク210およびネットワーク300と接続されており、ネットワーク300から受信したデータをハードディスク210に保存し、ハードディスク210に保存したデータの一部を光ディスクライブラリ装置100に移行する機能を備えている。サーバ200とハードディスク210と光ディスクライブラリ装置100とにより階層ストレージを構成している。
ラック150は複数のスロットを備えており、各スロットには1枚ずつ光ディスク50を収納することができる。
ライブラリ制御部130は光ディスクライブラリ装置100の動作全般を制御する機能を備えている。ドライブインタフェース140を介して各光ドライブ110と接続されており、光ドライブ選択情報で指定された光ドライブ110に対して記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを送信し、コマンドの実行結果と再生したデータを受信する。また、チェンジャー機構120を動作させて、ラック150から所定の光ディスク50を取り出し、光ドライブ選択情報で指定された光ドライブ110まで搬送して挿入する。あるいは逆に、所定の光ドライブ110に光ディスク50の排出コマンドを送信し、排出された光ディスク50を、ラック150の所定のスロットに搬送して収納する。
図15は第1実施例におけるデータアーカイブシステムのブロック図であり、特にサーバ200のソフトウェアプログラムの構成を示している。光ディスクライブラリ装置100に対する入出力を制御する光ディスクライブラリ装置ドライバ202と、ハードディスク210に対する入出力を制御するハードディスクドライバ203と、両方のドライバに対してアクセス可能なファイルシステム204と、業務処理を行うアプリケーション205と、で構成されている。
光ディスクライブラリ装置ドライバ202は光ドライブ選択部201を備えており、また、後述するようにアプリケーション205からの状態報告要求を受けて、結果を報告する。
ファイルシステム204はアプリケーションがデータの実在する場所がハードディスク210か光ディスクライブラリ装置100かを意識することなく、所望のデータの入出力が可能な機能を備えている。
アプリケーション205はネットワーク300を介してクライアント301のクライアントプログラム302から受けた要求に対応して業務を実行し、結果をクライアントに送信する。また、ファイルシステム204を介して光ディスクライブラリ装置100およびハードディスク210にデータの入出力を行う。また、データアーカイブシステムの動作ログをログ記録部206に随時記録する。
図11は第1実施例における光ドライブ110のブロック図である。本実施例の光ドライブ110は、ドライブ制御部13と、光ピックアップ12と、ドライブメモリ15と、コントローラインタフェース21と、ディスク回転機構10と、スライダ機構11と、サーボ制御部14と、サーボ信号生成部16と、再生信号生成部17と、再生信号2値化部18と、エンコード部19と、デコード部20とで構成される。
ドライブ制御部13は、光ドライブ110の動作全般を制御する。即ち、サーボ制御部14を介して、ディスク回転機構10に装着された光ディスク50の回転制御を行い、スライダ機構11を駆動して光ピックアップ12を光ディスク50の半径方向に変位させるシーク制御及び送り制御を行い、光ピックアップ12の対物レンズを駆動してフォーカス制御およびトラッキング制御を行う。
また、ドライブ制御部13は、光ピックアップ12のレーザ発光を制御する。記録時には、コントローラインタフェース21を介してライブラリ制御部130から送られてきた記録データ信号を、エンコード部19で所定の変調規則によるNRZI信号に変換してドライブ制御部13に供給し、ドライブ制御部13はこのNRZI信号に対応した記録ストラテジ(発光パルス列)に変換し、所定の光強度およびパルス列でレーザを発光させる。
光ディスク50からの反射光量は光ピックアップ12の光検出器で受光されて電気信号に変換され、サーボ信号生成部16と再生信号生成部17に送られる。サーボ信号生成部16は、装着された光ディスク50に好適な検出方法で各種のサーボ信号を選択して生成し、ドライブ制御部13に供給する。サーボ信号には少なくともフォーカス誤差信号とトラッキング誤差信号とが含まれる。ドライブ制御部13は、これらサーボ信号に基づき、前述したようにサーボ制御部14を介して対物レンズを駆動し、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボを動作させる。
再生信号生成部17は、波形等化回路とA/Dコンバータとを備えており、光ピックアップ12から供給されたアナログの再生信号に対して、所定の波形等化の後、標本化および量子化を行ってデジタル信号に変換し、再生信号2値化部18に供給する。
再生信号2値化部18は、トランスバーサルフィルタと、ビタビ復号回路を備える。再生信号生成部17から供給されたデジタル信号はトランスバーサルフィルタで所定のPRクラスに等化され、ビタビ復号回路で最尤復号を行って、この等化波形を所定の変調規則に基づくNRZI信号に変換する。再生信号2値化手段55で生成されたNRZI信号は、デコード部20によってデータの訂正処理などを行って再生データ信号に変換され、コントローラインタフェース21を介してライブラリ制御部130に送られる。
図3は第1実施例における光ドライブ110の保持部の構成を示している。本実施例においては、少なくとも2台の光ドライブ110が同一の光ドライブ保持部111に固定され、光ドライブ保持部111ごと光ディスクライブラリ装置100に着脱可能なように取り付けられる。
光ディスクライブラリ装置100においては、光ドライブ110の故障時に、あるいは定期的に、光ドライブ110を交換可能であることが重要であるが、光ドライブ保持部111により光ドライブ110の交換容易性を向上することができる。
第1実施例の光ディスクライブラリ装置100が光ディスク50を光ドライブ110に挿入する際の処理動作について説明する。図1は第1実施例における光ディスク挿入処理のフローチャートである。
S11において、ライブラリ制御部130はサーバ200からデータの記録あるいは再生のコマンドと付随して、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報を受け取る。一例として、P番目の光ドライブ110(以下、光ドライブPと呼ぶ)に光ディスク50を挿入するコマンドを受け取る。ライブラリ制御部130はラック150から所定の光ディスク50をチェンジャー機構120で光ドライブPの挿入位置まで搬送する。
S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されているQ番目の光ドライブ110(以下、光ドライブQと呼ぶ)が記録処理中であるかどうかを確認する。
光ドライブQが記録中の場合には、S13において、光ドライブQが記録中のデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
なお、本実施例における記録制御においては、ライブラリ制御部130は光ディスク50に記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように制御している。本実施例のデータブロックは、光ディスク50に対して仕様として定められている誤り訂正を実施可能なデータ単位をECCブロックと呼ぶことにすると、複数のECCブロックからなるデータであり、一例として、光ディスク50にデータを記録する際に、記録したデータを記録直後に再生して元のデータと照合することで記録の成否を判断するデータコンペアを行う単位のデータサイズである。S14において、ライブラリ制御部130は光ドライブQの記録動作を一時停止させる。言い換えると、次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留する。
光ドライブQの記録動作を停止させた状態で、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入する。
S16において、光ドライブPにおける光ディスク50の挿入処理が完了して、光ドライブPから準備完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、S14からS16の間に光ドライブQで前述のデータコンペアを実施することが可能である。S14においてデータコンペアのための再生動作を実施し、データコンペアが完了してからS15で光ドライブPに光ディスク50を挿入する。あるいはデータコンペアと光ドライブPへの光ディスク50の挿入が同時であってもよい。
S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信し、記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。データコンペアを行うか、あるいは記録停止したトラックと同一トラックをスティル再生させることで、S17において速やかに記録を再開することができる。
一方、S12において光ドライブQが記録中でない場合には、S13、S14の処理を行わず、S15においてチェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、光ディスク挿入処理を終了する。
すなわち、本発明の第1実施例においては、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作と光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
なお、光ドライブ保持部111は2台の光ドライブ110を保持する構成を示したが、本発明はこれに限るものではなく、3台以上の光ドライブ110を保持する構成であってもよい。その場合、図1のフローチャートにおける、光ドライブQは1台ではなく、光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に保持される全ての光ドライブ110に対して、S12、S13、S14およびS17と同様の処理を行う。
以上に述べたように、本発明の第1実施例によれば、光ディスクライブラリ装置において、光ディスク装置への外部からの機械的な衝撃によるデータの記録品質劣化を防止することができる。
図4は本発明の第2の実施例における光ディスク挿入処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
第1実施例と同様に、S11において、ライブラリ制御部130はサーバ200からデータの記録あるいは再生のコマンドと付随して、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報として光ドライブPに光ディスク50を挿入するコマンドを受け取る。ライブラリ制御部130はラック150から所定の光ディスク50をチェンジャー機構120で光ドライブPの挿入位置まで搬送する。また、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認する。
光ドライブQが記録中の場合には、S21において、光ドライブQが記録中のデータの残量を確認し、所定の閾値と比較する。例えば、光ドライブQで記録中のデータが200MBであり、そのうち98MBの記録が終了していて残量が102MBであり、閾値を128MBとして設計されている場合を想定する。
データの残量が所定の閾値より大きい場合には、以降は第1実施例と同様の処理を行う。即ち、S13においてデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、本実施例においても、第1実施例と同様に、記録制御において、ライブラリ制御部130は記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように制御している。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
S14において、ライブラリ制御部130は光ドライブQの記録動作を一時停止させる。言い換えると、次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留する。また、光ドライブQの記録動作を停止させた状態で、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、S16において、光ドライブPにおける光ディスク50の挿入処理が完了して、光ドライブPから準備完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、S14からS16の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
次いで、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
また、S21における比較結果として、データの残量が所定の閾値以下の場合には、S22において、光ドライブQにおける光ディスク50へのデータの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータ(全データブロック)の記録完了の実行結果を受信するのを待つ。次いで、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、光ディスク挿入処理を終了する。
一方、S12において、光ドライブQが記録中でない場合には、第1実施例と同様に、S15においてチェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、光ディスク挿入処理を終了する。
即ち、本実施例においては、光ドライブQで光ディスク50に記録中のデータの残量に応じて光ドライブQに対して異なる記録制御を行う点が、第1実施例と異なる。残量が少ない場合には、光ドライブQでの記録が終了するまで待ち、残量が多い場合には第1実施例と同様に光ドライブQの記録動作を一時停止させることで、本発明の第2実施例においても、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作と光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
また、光ドライブPへのディスクの挿入の待ち時間を短く抑えることができるので、サーバあるいはユーザの再生または記録の要求に対して所定の応答時間内に対応することが可能である。本実施例における未記録データの残量に関する閾値は、上記所定の応答時間を満たすように設定されている。
ここで、所定の応答時間を超過するような場合に、第1実施例と同様である本実施例のデータアーカイブシステムが行う状態通知処理について図16のフローチャートを用いて説明する。
アプリケーション205がファイルシステム204にデータの入出力要求を行い、所定の入出力時間で応答がない場合に、故障か否かを確認するため、S81において、光ディスクライブラリ装置ドライバ202に光ディスクライブラリ装置200の状態を問合せると、S82において、光ディスクライブラリ装置ドライバが光ディスクライブラリ装置に状態を問合せる。例えばSCSIインタフェースのリクエストセンスコマンドなどを用いることができる。
光ドライブQの記録が実行中であって光ドライブPへの光ディスク50の挿入が一時停止中(S22)であると、S83において、光ディスクライブラリ装置200は光ディスクライブラリ装置ドライバ202にセンスデータなどにより、光ディスク50の挿入停止中であることを通知する。
S84において、光ディスクライブラリ装置ドライバ202はアプリケーション205にディスク50の挿入が停止中であることを通知する。
アプリケーション205は、S85において光ディスク50の挿入が停止中であることを動作ログとしてログ記録部206に記録し、S86において、ネットワーク300を介してクライアントプログラム302に光ディスク50の挿入が停止中であることを通知する。また、LEDなどで停止状態であることを表示する。
S87において、クライアントプログラム302は光ディスク50の挿入が停止中であることを、ディスプレイやLEDなどに表示してユーザに通知する。
また、光ディスク50の挿入が完了した場合には、S83において光ディスクライブラリ装置200は光ディスクライブラリ装置ドライバ202にセンスデータなどにより、光ディスク50の挿入停止が完了したことを通知する。
S84において、光ディスクライブラリ装置ドライバ202はアプリケーション205にディスク50の挿入停止が完了したことを通知する。
アプリケーション205は、S85において光ディスク50の挿入停止が完了したことを動作ログとしてログ記録部206に記録し、S86において、ネットワーク300を介してクライアントプログラム302に光ディスク50の挿入停止が完了したことを通知する。また、LEDなどで停止状態でないことを表示する。
S87において、クライアントプログラム302は光ディスク50の挿入停止が完了したことを、ディスプレイやLEDなどに表示してユーザに通知する。
なお、アプリケーション205が光ディスクライブラリ装置ドライバ202に状態を問合せ(S81)、情報を受け取る(S84)動作と、光ディスクライブラリ装置ドライバ203が光ディスクライブラリ装置200に状態を問合せ(S82)、状態を受け取る(S83)動作とを、非同期な動作として構成することができる。
例えば、ファイルシステム204が所定のタイミングで光ディスクライブラリ装置ドライバ202にデータの記録再生またはそのリトライを要求し、要求を受けた光ディスクライブラリ装置ドライバ202は光ディスクライブラリ装置200にデータの記録再生またはそのリトライを要求すると、光ディスクライブラリ装置200は何らかの原因で速やかにデータの記録再生に応じられない場合に光ディスクライブラリ装置ドライバ202にその旨を通知する。それを契機に、ディスクライブラリ装置ドライバ203が光ディスクライブラリ装置200に状態を問合せ(S82)、状態を受け取る(S83)動作を実施する。
一方、所定のタイミングで、アプリケーション205が光ディスクライブラリ装置ドライバ202に状態を問合せ(S81)ると、その時点で光ディスクライブラリ装置ドライバ202は光ディスクライブラリ装置200の動作情報をアプリケーション205に通知する(S84)。
図5は本発明の第3の実施例における光ディスク排出処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
S31において、ライブラリ制御部130はサーバ200から、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報として光ドライブPが光ディスク50を排出するコマンドを受信する。ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120を光ドライブPから排出される光ディスク50を受け取る所定の位置まで移動させる。
第1実施例と同様に、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認し、光ドライブQが記録中の場合には、S13において、光ドライブQが記録中のデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。次いで、S14において、ライブラリ制御部130は次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留して、光ドライブQの記録動作を一時停止させる。
なお、本実施例においても第1実施例と同様に、ライブラリ制御部130は記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように記録制御している。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
光ドライブQの記録動作を停止させた状態で、S32において、ライブラリ制御部は光ドライブPに排出コマンドを送信し、光ドライブPから光ディスク50を排出させる。
S33において、ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120が光ドライブPから排出された光ディスク50の受け取り完了を示す動作完了情報の受信を待つ。受け取り完了すると、チェンジャー機構120により、光ディスク50をラック150まで搬送して所定のスロットに挿入する。なお、S14からS33の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
また、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信し、記録を再開し、光ディスク排出処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
一方、S32において、光ドライブQが記録中でない場合には、S13、S14の処理を行わず、S32において光ドライブPにからディスク50を排出して、光ディスク排出処理を終了する。
すなわち、本発明の第3実施例においては、光ドライブPの光ディスク50の排出動作と光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPから光ディスク50の排出動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
図6は本発明の第4の実施例における光ディスク排出処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
第3実施例と同様に、S31において、ライブラリ制御部130はサーバ200から、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報として光ドライブPが光ディスク50を排出するコマンドを受信する。ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120を光ドライブPから排出される光ディスク50を受け取る位置まで移動させる。また、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認する。
次いで、第2実施例と同様に、光ドライブQが記録中の場合には、S21において、光ドライブQが記録中のデータの残量を確認し、所定の閾値と比較する。
データの残量が所定の閾値より大きい場合には、以降は第3実施例と同様の処理を行う。即ち、S13においてデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、本実施例においても、第1実施例と同様に、記録制御において、ライブラリ制御部130は記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように制御している。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
S14において、ライブラリ制御部130は次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留し、光ドライブQの記録動作を一時停止させる。S32において、ライブラリ制御部は光ドライブPに排出コマンドを送信し、光ドライブPから光ディスク50を排出させ、S33において、ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120が光ドライブPから排出された光ディスク50の受け取り完了を示す動作完了情報の受信を待つ。受け取り完了すると、チェンジャー機構120により、光ディスク50をラック150まで搬送して所定のスロットに挿入する。なお、S14からS33の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
次いで、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
また、S21における比較結果として、データの残量が所定の閾値以下の場合には、S22において、光ドライブQにおける光ディスク50へのデータの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータ(全データブロック)の記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
また、ライブラリ制御部130はセンスバイトなどによりサーバ200に光ディスク50の排出待ち状態であることを通知する。サーバ200はクライアントを介してユーザに光ディスク50の排出待ち状態であることを通知する、あるいは、ライブラリ制御部130に備えられた図示しないLEDなどの表示部を用いてユーザに光ディスク50の排出待ち状態であることを通知する。
次いで、S32において、光ドライブPにからディスク50を排出し、光ディスク排出処理を終了する。
一方、S12において、光ドライブQが記録中でない場合には、第3実施例と同様に、S32において、光ドライブPにからディスク50を排出し、光ディスク排出処理を終了する。
即ち、本実施例においては、第2実施例と同様に、光ドライブQで光ディスク50に記録中のデータの残量に応じて光ドライブQに対して異なる記録制御を行う点が、第3実施例と異なる。残量が少ない場合には、光ドライブQでの記録が終了するまで待ち、残量が多い場合には第3実施例と同様に光ドライブQの記録動作を一時停止させることで、本発明の第4実施例においても、光ドライブPの光ディスク50の排出動作と光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPからの光ディスク50の排出動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。なお、本実施例のデータアーカイブシステムが行う停止通知処理についても第2実施例と同様であり、所定の応答時間を超過した場合に、クライアントに対して光ディスク50の排出処理が停止中であることを通知する。
図7は本発明の第5の実施例における光ディスク再生開始のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
S41において、ライブラリ制御部130はサーバ200から、休止状態にある光ドライブPで、光ドライブPに挿入済みの光ディスク50に記録されているデータを再生するコマンドを受信する。
第1実施例と同様に、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認し、光ドライブQが記録中の場合には、S13において、光ドライブQが記録中のデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。次いで、S14において、ライブラリ制御部130は次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留して、光ドライブQの記録動作を一時停止させる。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
S42において、光ドライブPのディスク回転機構10を起動して挿入済みの光ディスク50を所定の回転数で回転させる。
S43において、光ドライブPのスライダ機構11を駆動して光ピックアップ12を光ディスク50の所定の半径に位置づけるシーク制御を行い、再生を開始する位置に光スポットを照射するよう制御する。
S44において、ライブラリ制御部130は、光ドライブPが光ディスク50における所定のデータの再生を開始するのを待つ。なお、S14からS44の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
再生開始を確認すると、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
一方、S12において、光ドライブQが記録中でない場合には、S42において、光ドライブPのディスク回転機構10を起動して挿入済みの光ディスク50を所定の回転数で回転させ、S43において、光ドライブPのスライダ機構11を駆動して光ピックアップ12を光ディスク50の所定の半径に位置づけるシーク制御を行い、再生を開始する位置に光スポットを照射するよう制御し、データの再生を開始して、光ディスク再生開始処理を終了する。すなわち、本発明の第5実施例においては、光ドライブPが休止状態から復帰して挿入済みの光ディスク50のデータの再生開始させる動作と、光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPのディスク回転機構10の起動時や光ピックアップ12のシーク制御時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
なお、本発明はディスク回転機構10の起動時に限るものではなく、本実施例の構成をディスク回転機構10の停止あるいは回転数変更を伴う光ドライブPの動作に適用することが可能である。
図8は本発明の第6の実施例における光ディスク搬送処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
S51において、ライブラリ制御部130はサーバ200から、チェンジャー機構120が所定の光ディスク50をラック150の所定のスロット間を搬送するコマンドを受信する。
S52において、記録中の光ドライブ110の有無を確認し、いずれかの光ドライブ110が記録中の場合には、S53において、記録中の全ての光ドライブ110で記録中の各データブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が全ての光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。次いで、S54において、ライブラリ制御部130は次の各データブロックX+1の記録コマンドの送信を保留して、全ての光ドライブ110の記録動作を一時停止させる。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
なお、本実施例においては、同一の光ドライブ保持部111によって保持されているか否かに関わらず、全ての光ドライブ110を対象とする。
S55において、チェンジャー機構120が所定の光ディスク50をラック150の所定のスロットから所定のスロットへ搬送する。
S56において、ライブラリ制御部130は、チェンジャー機構120による光ディスク50の搬送完了を待つ。なお、S54からS56の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
搬送完了を確認すると、S57において、ライブラリ制御部130は各光ドライブ110に対して保留しておいた各データブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク搬送処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S54において記録動作の一時停止させても、各光ディスク50は回転を継続するように制御する。
一方、S52において、いずれの光ドライブ110も記録中でない場合には、S53、S54の処理を行わず、S55においてチェンジャー機構120が所定の光ディスク50をラック150の所定のスロットから所定のスロットへ搬送し、光ディスク搬送処理を終了する。
すなわち、本発明の第6実施例においては、チェンジャー機構120による光ディスク50の搬送動作と、各光ドライブ110の記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、チェンジャー機構120の搬送動作により各光ドライブ110が受ける機械的な衝撃から、各光ドライブ110への記録データを保護することが可能となる。
なお、本発明はチェンジャー機構120の搬送動作に限るものではなく、本実施例を光ディスクライブラリ装置100が具備している振動元となる稼動部の動作に適用することができる。例えば、冷却用のファンを備えていれば、その回転数を変更する動作や、光ディスク50の交換用やメンテナンス用の開口部を備えていれば、その開閉動作などがある。
図9は本発明の第7の実施例における光ディスクライブラリ装置のブロック図である。本実施例の光ディスクライブラリ装置100は、ライブラリ制御部130と、チェンジャー機構120と、光ディスク50を複数収納するラック150と、ホストインタフェース142と、複数の光ドライブ110とで構成される。
第1実施例との違いは、光ドライブ制御部131が、サーバに備えられている点である。また、ホストインタフェース142がサーバ200とライブラリ制御部130との間で信号の送受信を行うのに加えて、サーバ200と各光ドライブ110との間で直接信号の送受信を行う点が異なっている。
光ディスクライブラリ装置100は、ホストインタフェース142を介してサーバ200と接続され、記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを受信し、コマンドの実行結果と再生したデータを送信する。
サーバ200は前記の光ドライブ選択情報を生成する光ドライブ選択部201と前述したように光ドライブ制御部131を備え、ホストインタフェース142を介して各光ドライブ110と接続されており、光ドライブ選択部で指定された光ドライブ110に対して記録や再生といった各種のコマンドと記録するデータを送信し、コマンドの実行結果と再生したデータを受信する。また、ハードディスク210およびネットワーク300と接続されており、ネットワーク300から受信したデータをハードディスク210に保存し、ハードディスク210に保存したデータの一部を光ディスクライブラリ装置100に移行する機能を備えている。サーバ200とハードディスク210と光ディスクライブラリ装置100とにより階層ストレージを構成している。
ラック150は複数のスロットを備えており、各スロットには1枚ずつ光ディスク50を収納することができる。
ライブラリ制御部130は光ディスクライブラリ装置100の動作を制御する機能を備えており、チェンジャー機構120を動作させて、ラック150から所定の光ディスク50を取り出し、光ドライブ選択情報で指定された光ドライブ110まで搬送して挿入する。あるいは逆に、所定の光ドライブ110に光ディスク50の排出コマンドを送信し、排出された光ディスク50を、ラック150の所定のスロットに搬送して収納する。
本実施例の光ディスクライブラリ装置100は、ライブラリ制御部130に替わってサーバ200が各光ドライブ110を制御することにより、第1実施例から第6実施例に示した動作が可能である。即ち、同一の光ドライブ保持部111で保持されている複数の光ドライブ110の間で、光ディスク50の挿入あるいは排出等と記録動作とが同時に起こらないように制御することができる。その結果、光ディスクライブラリ装置100における各動作により各光ドライブ110が受ける機械的な衝撃から、各光ドライブ110への記録データを保護することが可能となる。
図10は本発明の第8の実施例における光ディスクライブラリ装置のブロック図である。本実施例の光ディスクライブラリ装置100は、ライブラリ制御部130と、チェンジャー機構120と、光ディスク50を複数収納するラック150と、ホストインタフェース141と、ドライブインタフェース140と、複数の光ドライブ110とで構成される。第1実施例との違いは、光ドライブ選択部201がライブラリ制御部に備えられている点である。
ライブラリ制御部130は、光ディスクライブラリ装置100を制御し、チェンジャー機構120の動作や光ドライブ110の制御を行う。更に、各光ドライブ110の動作状況に基づいて、所定の光ディスク50の記録または再生を行う光ドライブ110を選択する。それ以外の各構成要素の動作は第1実施例と同様である。
本実施例の光ディスクライブラリ装置100は、第1実施例から第6実施例に示した動作が可能である。即ち、同一の光ドライブ保持部111で保持されている複数の光ドライブ110の間で、光ディスク50の挿入や排出等と、記録動作とが同時に起こらないように制御することができる。その結果、光ディスクライブラリ装置100における各動作により各光ドライブ110が受ける機械的な衝撃から、各光ドライブ110への記録データを保護することが可能となる。
図12は本発明の第9の実施例における光ディスク挿入処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
第2実施例との違いは、第2実施例においては未記録データの量に応じて記録動作の停止/続行の処理分岐を行うのに対し、本実施例では記録中のデータの種類に応じて記録動作の停止/続行の処理分岐を行うことである。
第1実施例と同様に、S11において、ライブラリ制御部130はサーバ200からデータの記録あるいは再生のコマンドと付随して、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報として光ドライブPに光ディスク50を挿入するコマンドを受け取る。ライブラリ制御部130はラック150から所定の光ディスク50をチェンジャー機構120で光ドライブPの挿入位置まで搬送する。また、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認する。
光ドライブQが記録中の場合には、S61において、光ドライブQが記録中のデータの種類を確認する。本実施例ではデータがディスク管理情報か否かを確認する。
データが管理情報以外の場合には、以降は第1実施例と同様の処理を行う。即ち、S13においてデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、本実施例においても、第1実施例と同様に、記録制御において、ライブラリ制御部130は記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように制御している。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
S14において、ライブラリ制御部130は光ドライブQの記録動作を一時停止させる。言い換えると、次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留する。また、光ドライブQの記録動作を停止させた状態で、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、S16において、光ドライブPにおける光ディスク50の挿入処理が完了して、光ドライブPから準備完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、S14からS16の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
次いで、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
また、S61において、データがディスク管理情報の場合には、S62において、光ドライブQにおける光ディスク50へのディスク管理情報の記録が完了して、ライブラリ制御部130が光ドライブQからディスク管理情報の記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
次いで、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、光ディスク挿入処理を終了する。
一方、S12において、光ドライブQが記録中でない場合には、第1実施例と同様に、S15においてチェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入し、光ディスク挿入処理を終了する。
図13は本実施例における光ディスク排出処理のフローチャートである。第3実施例と同様に、S31において、ライブラリ制御部130はサーバ200から、光ドライブ選択部201による光ドライブ選択情報として光ドライブPが光ディスク50を排出するコマンドを受信する。ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120を光ドライブPから排出される光ディスク50を受け取る位置まで移動させる。また、S12において、指定された光ドライブPと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブQが記録処理中であるかどうかを確認する。
次いで、第4実施例と同様に、光ドライブQが記録中の場合には、S61において、光ドライブQが記録中のデータの種類を確認する。本実施例ではデータがディスク管理情報か否かを確認する。
データが管理情報以外の場合には、以降は第3実施例と同様の処理を行う。即ち、S13においてデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
S14において、ライブラリ制御部130は次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留し、光ドライブQの記録動作を一時停止させる。S32において、ライブラリ制御部は光ドライブPに排出コマンドを送信し、光ドライブPから光ディスク50を排出させ、S33において、ライブラリ制御部130はチェンジャー機構120が光ドライブPから排出された光ディスク50の受け取り完了を示す動作完了情報の受信を待つ。受け取り完了すると、チェンジャー機構120により、光ディスク50をラック150まで搬送して所定のスロットに挿入する。なお、S14からS33の間に光ドライブQでデータコンペアを実施することが可能である。
次いで、S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信して記録を再開し、光ディスク挿入処理を終了する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
また、S61において、データがディスク管理情報の場合には、S62において、光ドライブQにおける光ディスク50へのディスク管理情報の記録が完了して、ライブラリ制御部130が光ドライブQからディスク管理情報の記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
次いで、S32において、光ドライブPにからディスク50を排出し、光ディスク排出処理を終了する。
一方、S12において、光ドライブQが記録中でない場合には、第3実施例と同様に、S32において、光ドライブPにからディスク50を排出し、光ディスク排出処理を終了する。
なお、本実施例ではS61において確認するデータの種類としてディスク管理情報としたが、それに限るものではなく、一般的なデータよりも重要度が高いデータとしてユーザが指定できるように構成してもよい。
以上のように光ディスクに記録するデータの種類に応じて、重要性の高いデータに対しては、中断せずに連続して記録するように制御することで、より安定な記録品質の確保が可能である。
本発明の第9実施例においても、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作または光ドライブPからの光ディスク50の排出動作と光ドライブQの記録動作が同時に起こらないように光ディスクライブラリ装置100を制御する。これにより、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
図14は本発明の第10の実施例における光ディスク再生処理のフローチャートである。なお、光ディスクライブラリ装置100および光ドライブ110の構成は第1実施例と同様であり、説明を省略する。
サーバ200に対してネットワーク300を介してクライアント301からデータの再生要求があると、ファイルシステム204は要求されたデータの所在を確認する。データが光ディスクライブラリ装置100の光ディスク50に記録されていると判断すると、光ディスク選択部201はS71において各光ドライブ110の動作状況を確認する。
S72において、同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブが記録中でない動作可能な光ドライブの有無を判断する。
同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブが記録中でない動作可能な光ドライブがなく、S73において、光ディスク選択部201は記録中の光ドライブQと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブPを選択したものとする。
S13において、光ドライブQが記録中のデータブロックXの記録が完了し、ライブラリ制御部130が光ドライブQからデータブロック記録完了の実行結果を受信するのを待つ。
なお、本実施例においても、第1実施例と同様に、記録制御において、ライブラリ制御部130は記録するデータを所定のデータブロックに分割してデータブロック単位で光ドライブ110に記録コマンドを送信し、光ドライブ110からデータブロック記録完了の実行結果を受信すると、次のデータブロックの記録コマンドを送信するように制御している。データブロックは第1実施例と同様にデータコンペアを行うデータサイズである。
S14において、ライブラリ制御部130は光ドライブQの記録動作を一時停止させる。言い換えると、次のデータブロックX+1の記録コマンドの送信を保留する。
光ドライブQの記録動作を停止させた状態で、S15において、チェンジャー機構120により光ドライブPに光ディスク50を挿入する。
S16において、光ドライブPにおける光ディスク50の挿入処理が完了して、光ドライブPから準備完了の実行結果を受信するのを待つ。なお、S14からS16の間に光ドライブQで前述のデータコンペアを実施することが可能である。S14においてデータコンペアのための再生動作を実施し、データコンペアが完了してからS15で光ドライブPに光ディスク50を挿入する。あるいはデータコンペアと光ドライブPへの光ディスク50の挿入が同時であってもよい。
S17において、ライブラリ制御部130は光ドライブQに対して保留しておいたデータブロックX+1の記録コマンドを送信し、記録を再開する。
なお、第1実施例と同様に、S14において記録動作の一時停止させても、光ディスク50は回転を継続するように制御する。
S74において、光ドライブPで光ディスク50に記録されている再生要求のあったデータを再生し、再生したデータをサーバ200に送信し、更にクライアントに渡して、再生処理を終了する。
一方、S72において同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブが記録中でない動作可能な光ドライブがある場合、S75において、光ディスク選択部201は記録中でない光ドライブと同一の光ドライブ保持部111に固定されている光ドライブRを選択したものとする。
S76において、チェンジャー機構120により光ドライブRに光ディスク50を挿入する。
S77において、光ドライブPで光ディスク50に記録されている再生要求のあったデータを再生し、再生したデータをサーバ200に送信し、更にクライアントに渡して再生処理を終了する。
以上述べたように、本発明の第10実施例においては、光ドライブ保持部111で保持された複数の光ドライブ50において、光ディスク50の挿入動作と記録動作が同時に起こらないように、まず光ドライブを選択し、さらに動作を制御する。これにより、光ドライブPへの光ディスク50の挿入動作時に光ドライブQが受ける機械的な衝撃から、光ドライブQにおける記録データを保護することが可能となる。
なお、本実施例では光ドライブ110に光ディスク50を挿入する動作を例示したが、これに限るものではなく、光ドライブ110から光ディスク50を排出する場合も同様の処理が適用できることは、実施例3などに示したとおりである。
また、本実施例では再生処理について例示したが、本発明としてはこれに限るものではなく、記録処理など光ディスク50を光ドライブ110に挿入または排出する種々の動作に対しても同様の処理が適用できる。なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであって、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部が、ハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
50・・・光ディスク、100・・・光ディスクライブラリ装置、110・・・光ドライブ、111・・・光ドライブ保持部、120・・・チェンジャー機構、130・・・ライブラリ制御部、131・・・光ドライブ制御部、150・・・ラック、200・・・サーバ、201・・・光ドライブ選択部

Claims (9)

  1. 光ディスクに情報の記録再生が可能な複数の光ディスク装置と、
    複数の前記光ディスクを収納する光ディスク収納部と、
    前記光ディスクを前記光ディスク収納部と前記複数の光ディスク装置との間で搬送する光ディスク搬送部と、
    前記複数の光ディスク装置と前記光ディスク搬送部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1の光ディスクに対して前記複数の光ディスク装置のうち所定の第1の光ディスク装置または前記光ディスク搬送部が所定の動作を実施する前に、
    前記複数の光ディスク装置のうち第2の光ディスク装置の前記第2の光ディスク装置に保持されている第2の光ディスクに対する記録を、記録中の所定のデータブロックの記録を完了した時点で一時停止させ、
    前記所定の動作を実施し、
    前記第2の光ディスク装置が前記第2の光ディスクへの情報の記録を前記所定のデータブロックに続くデータブロックから再開するように制御することを特徴とする光ディスクライブラリ装置。
  2. 前記所定の動作は、前記第1の光ディスク装置への前記第1の光ディスクの挿入または排出であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1の光ディスク装置に前記第1の光ディスクを挿入または排出する前に、
    前記第2の光ディスク装置が前記第2の光ディスクに記録予定のデータの量が所定の閾値以下であれば、前記第2の光ディスク装置の前記第2の光ディスクへの情報の記録を完了させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の光ディスクライブラリ装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の光ディスク装置に前記第1の光ディスクを挿入する前に、
    前記第2の光ディスク装置が前記第2の光ディスクに記録予定のデータが所定の種類のデータであれば、前記第2の光ディスク装置の前記第2の光ディスクへの情報の記録を完了させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の光ディスクライブラリ装置。
  5. 上位装置と情報の送受信をするための接続部を備え、
    前記第2の光ディスク装置の前記第2の光ディスクへの情報の記録を完了させるように制御する際に、前記第1の光ディスクを挿入または排出が停止中であることを、上位装置に通知することを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の光ディスクライブラリ装置。
  6. 前記所定の動作は、休止していた前記第1の光ディスク装置による前記第1の光ディスクの再生開始であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  7. 前記所定の動作は、前記光ディスク搬送部による前記第1の光ディスクの搬送であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  8. 光ディスクに情報の記録再生が可能な複数の光ディスク装置と、複数の前記光ディスクを収納する光ディスク収納部と、前記光ディスクを前記光ディスク収納部と前記複数の光ディスク装置との間で搬送する光ディスク搬送部と、前記光ディスク搬送部を制御する制御部と、前記光ディスクライブラリ装置が上位装置と情報の送受信をするための接続部と、を備える光ディスクライブラリ装置と、前記上位装置と、を備えたデータアーカイブシステムであって、
    前記制御部または前記上位装置は、前記複数の光ディスク装置を制御する光ディスク制御部と、前記複数の光ディスク装置のうち前記情報の記録再生を行う光ディスク装置を選択する光ディスク選択部を備え、
    前記光ディスク制御部は、
    第1の光ディスクに対して前記光ディスク選択部により選択された第1の光ディスク装置または前記光ディスク搬送部が所定の動作を実施する前に、
    前記複数の光ディスク装置のうち第2の光ディスク装置の前記第2の光ディスク装置に保持されている第2の光ディスクに対する記録を、記録中の所定のデータブロックの記録を完了した時点で一時停止させ、
    前記所定の動作を実施し、
    前記第2の光ディスク装置が前記第2の光ディスクへの情報の記録を前記所定のデータブロックに続くデータブロックから再開するように制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。
  9. 情報を光ディスク装置で光ディスクに記録する光ディスク記録方法であって、
    第1の光ディスク装置または光ディスク搬送部に対する所定の動作要求を受信し、
    第2の光ディスク装置に保持されている光ディスクに対する記録を、記録中の所定のデータブロックの記録を完了した時点で一時停止させ、
    前記所定の動作を実施し、
    前記第2の光ディスク装置が前記第2の光ディスクへの情報の記録を前記所定のデータブロックに続くデータブロックから再開することを特徴とする光ディスク記録方法。
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