JP2006196071A - 情報記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量メモリを用いて間欠駆動を行うことによって衝撃耐性を高めるとともに、徹底した低消費電力動作を達成するとともに、ユーザーが即座にディスクを取り外すことができる情報記録装置を提供すること。
【解決手段】情報を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段への蓄積或は読み出しによって、当該情報を間欠的にディスク状媒体に記録する手段を備えた情報記録装置において、前記ディスク媒体の記録済み容量又は空き容量を取得する容量判定手段を有し、前記容量判定手段の出力結果に応じて前記記録手段の間欠駆動を変更する。ここで、前記間欠駆動変更手段は、前記容量判定手段の出力結果に基づいて、少なくとも間欠記録動作と非間欠記録動作を切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスク状記録媒体への情報記録装置であって、 特には、 間欠駆動制御によるショックプルーフ機能を備える情報記録装置に関する。
ディスク状記録媒体(以下、「ディスク」と記す)を用いた情報記録装置は、これまで主にパーソナル・コンピュータ等の周辺機器として活用され、媒体の可搬自在性、或は高速且つランダムなアクセス・レスポンスの優位性を持つことから、大容量データストレージ機器として発展してきた。近年、ディスクの高密度化が急速に進展するに相俟って、小径且つ大容量のディスクが高精細スチルカメラやビデオカメラ等に採用され、撮像記録機器の主軸メディアとして大きな躍進を遂げている。
ところで、記録媒体にディスクを用いた撮像記録装置は、撮影記録中の手ぶれや振動、突発的なショック等に対して、ショックプルーフと呼ばれる機能を備え、記録再生機能への衝撃耐性を高めている。
従来こうした機能を実現する技術として、特許文献1に提案がなされている。これは、記録信号を一旦メモリに蓄積しておき、その間、ディスク駆動を停止させてアクセス待機しておく。ディスク駆動とは、ディスクを回転させるスピンドルモータ駆動、ディスク所定アドレス位置に光学ピックアップを位置制御するスレッドモータ駆動、対物レンズの位置制御を担うアクチュエータ駆動、記録レーザーパワー駆動等、電力消費が嵩む動作である(以下、ディスクを駆動する機能を総じて「ドライブ」と記す)。
ここで、メモリへの蓄積容量が十分溜まると、ディスクドライブを起動する。続いてメモリから高速で記録データを読み出してディスクに記録を行う。ディスクへの記録が終了すると再びディスクドライブを休止する。入力される記録信号の伝送レートに比べ、
ディスクに記録する伝送レートの方が数倍高いことから、こうしたショックプルーフ機能が実現できる。尚、ドライブの稼動と停止を所定周期で繰り返す動作は、
間欠駆動と呼ばれ、衝撃耐性を高めるだけでなく、 ディスクドライブを停止させておく時間が長ければ長いほど、ドライブ駆動に関わる電力消費を抑えることに貢献して撮像システム全体の省電力化に大きく寄与する。
又、ドライブ休止期間を確保できるので、筐体への外乱等に起因するサーボエラーが生じても、待機時間を活用して復帰処理(以下、「リトライ」と記す)を果たせるので、記録または再生動作の連続性・信頼性を高めることができる。
特に、近年、半導体メモリの大容量化、価格低下と相俟って、大容量メモリを用いたショックプルーフ機能が実現されている。ここでは、ディスクドライブの間欠休止期間を長く設定し、ドライブ動作をできる限り停止させ続けることで大幅な節電効果が得られ、携帯機器における長時間のバッテリ駆動を支援している。
特開平05−205270号公報
しかしながら、前記従来技術にあるショックプルーフ機能には、ユーザーが記録終了の指令を与えた後、直ちに、当該ディスクを機器から取り出すことができないという課題がある。即ち、記録データは、一旦メモリに蓄積され続けており、ユーザーによる記録終了指示をもって、当該メモリに蓄積されたデータをディスクに記録しなければならない。メモリへの蓄積データが多ければ多いほど、ディスクに記録する所要時間も増加してしまう。このことは、ユーザーが記録動作の終了を行っても、すぐに当該ディスクを取り出せないという弊害を招く。
このような状況に鑑み、本発明は、 大容量メモリを用いて間欠駆動を行うことによって衝撃耐性を高めるとともに、徹底した低消費電力動作を達成するとともに、ユーザーが即座にディスクを取り外すことができる情報記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、情報を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段への蓄積或は読み出しによって、当該情報を間欠的にディスク状媒体に記録する手段を備えた情報記録装置において、前記ディスク媒体の記録済み容量又は空き容量を取得する容量判定手段を有し、前記容量判定手段の出力結果に応じて前記記録手段の間欠駆動を変更することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記間欠駆動変更手段は、前記容量判定手段の出力結果に基づいて、少なくとも間欠記録動作と非間欠記録動作を切り替えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記間欠駆動変更手段は、前記容量判定手段の出力結果に基づいて間欠駆動周期を変更することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、情報を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段への蓄積或は読み出しによって、当該情報を間欠的にディスク状媒体に記録する手段を備えた情報記録装置において、前記間欠駆動周期を異にする少なくとも第1、第2の間欠駆動モードを備え、当該間欠駆動モードを切り換えるスイッチ手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、大容量の半導体メモリを用いたショックプルーフシステムを構築しても、記録直後のディスク取り出し即応性を高める効果を得る。併せて大容量メモリを最大限に活用することで、携帯機器として高い耐震性能と低消費電力システム動作を達成する効果を得る。
又、ディスク残量を監視しながらショックプルーフメモリへのデータ蓄積量を可変制御することができるので、ユーザーがディスク交換の必要性に応じて、よりスピーディなディスク取り出しを支援する機能を実現する。
更に、ディスク残量に応じてディスク媒体に逐次記録処理を行うことができるので、ディスク交換の時間を極力低下させる効果を得る。
又、ディスク交換を頻繁に行うことが求められる記録条件におかれても、ユーザーの利便性をかなえるモード選択機能を提供することができる。
以上の通り、本発明によれば、大容量半導体メモリを最大限に活かしたショックプルーフシステムにおいて、ディスク交換のユーザーアクセシィビリティ優位性を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図2は本発明による光学的情報記録装置の構成を示す機能ブロック図である。
<本実施形態の全体構成及び一連の動作>
図2に示す光学的記録装置は、撮像機能を有する携帯型ディスクドライブシステムであり、前玉レンズ201、ズーム・フォーカス・絞り・防振等の機能を有する光学ユニット202とそれらを制御する光学制御部203、撮像素子CCD204、CCDドライバ205、カメラプロセッサ206、カメラコントローラ207を備えている。
又、メモリ242、メモリ制御241、圧縮伸張プロセッサ243、表示部245、外部インタフェース(以下、「外部I/F」と記す)246、操作部247、システムコントローラ(CPU)244を備えている。又、光ディスク(以下、「ディスク」と記す)221、光ピックアップ222、スピンドルモータ223、スピンドルモータドライバ224、AT(Auto Tracking )/AF(Auto Focus)ドライバ225、レーザードライバ226、サーボコントローラ(Digital Signal
Processor)228、ディスク信号処理部227、ドライブプロセッサ229を備えている。
図2の全体構成及び基本動作を説明する。
システムコントローラ244は、中央演算処理機能(CPU)を備え、操作部247からのユーザー指定コマンドを処理する。或は、カメラコントローラ207やサーボコントローラ228を介して、撮像動作やディスクへのサーボ動作を制御する。或は又、所定のプログラムを実行することにより、光学的情報記録装置の全体システムを統括制御する。
外部I/F246は、アナログ映像音声信号の入出力、高速デジタルIEEE1394やUSB(Universal Serial Bus)、或は無線通信等、諸規格に準じた信号送受信機能を実現するインタフェース処理系である。操作部247は、ユーザーインタフェースであり、電源ON/OFFや記録/再生等の操作に必要な幾多のスイッチ群によって構成されている。又、表示部245は、記録映像若しくは再生映像をモニタしたり、ユーザーへの様々な管理情報の表示、又はコマンド指示等を受けるインタフェースである。
メモリ242は、データバス210を介して各機能ブロックでタイム・シェアされるメモリである。メモリ242は、システムコントローラ244からメモリ制御部241を経由してデータの書き込み、読み出しが制御される。
撮像系200の動作を説明する。
固定された前玉レンズ201、不図示の鏡筒内で移動自在なレンズ群や絞りによって構成された光学系ユニット202を介して、ユーザー所望のズーム画角やフォーカス制御がなされる。被写体は、前述の光学系を経てCCD204に結像される。CCD204は、受光部に発生する蓄積電荷の分布に変換され、CCDドライバ205によって垂直方向、水平方向に順次転送されて時系列の撮像電気信号が生成される。
カメラプロセッサ206では、カメラコントローラ207で設定されたパラメータに応じて、色分離、階調補正、ホワイトバランス調整等の信号処理がなされ、撮像信号としてデータバス210に出力される。カメラコントローラ207は、システムコントローラ244の指令に応じて光学制御部203、CCDドライバ205、カメラプロセッサ206の諸動作を統括制御する。
こうして得られた撮像信号や外部IF246を介して入力された信号は、圧縮伸張プロセッサ243によって、例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)等の周知の符号化方式に準じて圧縮処理がなされる。
次に、ディスクドライブ系220の動作を説明する。
光ピックアップ222は、光学カップリング群、レーザー素子、アクチュエータ、受光素子(以上図示せず)等から構成され、ディスク221へのレーザー光照射や光ビームスポットの位置制御等によって、情報の記録または再生動作を行う。
ドライブ系のサーボ動作について説明する。
サーボコントローラ228は、ドライブシステムのサーボ制御全体をコントロールする。サーボコントローラ228は、不図示のトラバースモータを駆動制御することによって光ピックアップ222をディスク221上の所定アドレス近傍に位置制御する。光ピックアップ222には、対物レンズをフォーカス方向とトラッキング方向に駆動するためのアクチュエータが設けられており、AT/AFドライバ225は、ディスク信号処理部227から生成されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて対物レンズを制御する。こうして、回転するディスク221のトラック上に光ビームスポットの合焦を維持するとともに、情報トラックに対してトラッキング制御を行う。更に、サーボコントローラ228は、スピンドルモータドライバ224を介して、スピンドルモータ223の回転駆動制御を行う。
光ピックアップ222では、レーザードライバ226を介してレーザー出射光量の制御を行う。サーボ制御されたディスク221からの反射光は、光ピックアップ222内の受光素子において光電変換され、センサ出力信号として伝送される。ディスク信号処理部227は、光ピックアップ222のセンサ出力信号をマトリクス演算し、ゲイン制御(Auto Gain Control )、フィルタリング(Pre Filter)、デジタル化(Analog/Digital
Converter)といった一連の信号処理を行う。
デジタル化された再生データは、後段のドライブプロセッサ229に伝送される。ドライブプロセッサ229では、デジタル信号処理を担い、PLL(Phase Locked Loop )によって再生信号のエッジに同期したクロック生成、イコライザによる波形等化、PRML(Partial-Response Maximum-Likelihood )によるデータ検出、復調処理、ECC(エラー訂正:Error Cor rection Code)等が実施され、データバス210に出力される。
続いて、ディスクへのデータ記録動作について説明する。
ディスク221は、記録層にGe−Sb−Te等の相変化材料で構成されており、ディスクを回転させながら光ビーム強度を変調して照射するとアモルファス状態と結晶状態が可逆的に変化する。記録層を結晶状態からアモルファス状態に変化させるには、光ビームをパルス上に照射し、一旦溶融した後急冷する。
逆に、アモルファス状態から結晶状態変化させるには、比較的弱い光ビーム強度のレーザー光を照射して結晶化温度以上でアニールする。この2つの状態での光学的変化を利用して情報の記録再生を行う。撮像信号若しくは外部入力信号は、ドライブプロセッサ229において、変調処理やディスク記録フォーマットに準じたデータ変換がなされる。レーザードライバ226は、周知のライトストラテジ処理を担い、記録変調データパターンに応じてレーザーをパルス状に点灯制御する。
<ドライブ間欠駆動制御の説明>
次に、メモリ242とディスクへの記録データの流れについて図面を用いて詳述する。図8(8−1)は、横軸に時間、縦軸にメモリ242へのデータ蓄積量を示したタイミングチャートである。同図(8−2)はドライブ装置の間欠駆動タイミングを示している。ドライブ装置はメモリ蓄積量を監視しながら間欠動作でディスクにデータの記録を行い、H区間でドライブ駆動、L区間でドライブ動作を停止する。
いま、撮影記録開始の上位コマンドが発行され、時刻t1において、撮像信号が所定の圧縮処理を経てメモリ242に蓄積開始される。縦軸に示すAはメモリ総容量値である。記録動作中、メモリへのデータ蓄積は図8(8−1)に従って所定の転送レートで蓄積される。次に、メモリ容量がM(メモリ容量:M<A)となる時刻t2で休止していたドライブが記録可能状態に移行し、然る後、メモリ242からデータ読み出しが開始され、ディスク221へのデータ記録が行われる。
メモリからのデータ記録レートは、蓄積レートに比べて数倍高速となっている。時刻t3になったところで、ディスクへのデータ記録が終了し、ドライブが休止動作に移行する。以後、同様の動作が周期的に繰り返される。時刻t3からt4まではメモリからのデータ読み出しは待機し、蓄積のみが継続される。時刻t4からt5において、再びメモリからデータが高速で読み出され、ディスクに記録される。
このように、図8(8−2)に示されるドライブの駆動タイミングは、メモリ242へのデータ蓄積容量に応じて、ドライブ装置の起動と停止が制御される。尚、時刻t1からt2、t3からt4の間は、電力消費が嵩む半導体レーザー発光や各種モーター駆動系への電力供給を停止しているので、省電力化に大きく寄与する。
更に、装置筐体への外乱(衝撃、振動、揺れ)が発生しても、ドライブ間欠休止期間中は影響を受けない。仮にドライブ動作中に衝撃が発生してサーボエラーが生じても、間欠休止期間にリトライ(復帰処理)することができる。以上詳述した間欠動作は、ディスクにデータを記録する場合だけでなく、ディスクからデータを再生する場合も同様に適用される。
<本実施形におけるシステムコントローラの機能構成>
図3に本実施系の特徴となるシステムコントローラ244の機能ブロック構成を示す。システムコントローラ244は、CPUと通信バスライン210が接続されており、更に、ディスク残量監視部301と、メモリ監視部302、メモリ閾値決定部303、間欠駆動制御部304を有している。システムコントローラ各部は操作部247、サーボコントローラ228、メモリ制御部241と通信する。
ディスク残量監視部301は、装置に装填されたディスクの総容量に対する空き容量を取得する。メモリ監視部302は、
メモリ制御部241から、 メモリ蓄積量を取得する。メモリ閾値決定部303は、ディスク残量監視部301から取得したディスク残量ならびにメモリ蓄積量をもとに間欠制御タイミングを生成する。間欠駆動制御部304は、メモリ閾値決定部303から取得した制御タイミングに基づいて間欠駆動周期を制御する。
<本実施形の間欠駆動のタイミングチャート>
ここで、本発明の間欠駆動の詳細について詳述する。図1は本発明の動作を説明するフローチャート図である。
・ステップ101:ディスク残量判定
ドライブシステムはディスク残量を判定する。ディスク残量が総容量に対して20%以下であるかを判定する。ディスク残量が20%以下、即ち、総容量に対して80%以上が記録済みのとき、ステップ102に移行する。
・ステップ102:メモリ閾値設定
メモリ内のデータをディスクに転送する基準レベルであるメモリ閾値をM2(A>M2)に設定して、ステップ104に移行する。
・ステップ103:メモリ閾値設定
メモリ内のデータをディスクに転送する基準レベルであるメモリ閾値をM1(A>M1>M2)に設定して、ステップ104に移行する。
メモリ閾値M1,M2の関係は、図4の通りである。図4において、401はディスクの記録済み領域である。402は未記録領域である。ディスク記録済み領域が総容量の80〜100%のとき、即ち、未記録領域が総 容量の20%以下のとき、M2が設定される。ディスク記録済み領域が総容量の0〜80%のとき、即ち未記録領域が総容量の20%以上のとき、M1が設定される。
・ステップ104:間欠駆動記録動作
ステップ102又はステップ103で設定されたメモリ閾値に応じて、ドライブ間欠駆動タイミングを生成する。ディスクドライブはディスクへの間欠記録動作を行う。
ここで、間欠駆動記録動作フローについて、図11を用いて説明する。
図11のステップ1101に示す通り、メモリ蓄積容量を閾値判定する。設定された閾値以上の場合、ステップ1102に移行し、ディスクドライブが駆動する。続いてステップ1103に移行し、記録動作を行う。他方、メモリ蓄積容量が設定された閾値より小さい場合、ステップ1104に移行、即ちドライブ休止のまま、エンドに至る。
・ステップ105:記録終了判定
上位タスクからの記録停止の指令を受け、記録終了の場合はエンドに移行する。記録継続の場合は、ステップ101に移行する。
以上が本実施の形態における間欠駆動システムの動作フローである。
ここで、図5に本実施系のタイミングチャートを例示して説明を加える。図5は横軸に時間、縦軸にメモリ242へのデータ蓄積量を示したタイミングチャートである。図5において、5−1,5−2は、メモリ242へのデータ蓄積量の時間推移を示している。5−1は、メモリ閾値M1、即ちディスク残量が総容量の20%以上あるときの間欠動作である。5−2はメモリ閾値M2(M1>M2)、即ち、ディスク残量が総容量の20%以下時の間欠動作である。図5の5−3はドライブ装置の間欠駆動タイミングを示している。ドライブ装置はメモリ蓄積量を監視しながら間欠動作でディスクにデータの記録を行い、H区間でドライブ駆動、L区間でドライブ停止している。
記録動作中、メモリへのデータ蓄積は図5のようなデータ推移を辿る。時刻t1からt2、t3からt4は、ディスクドライブが動作してメモリ内のデータ量M1をディスクに高速記録する。時刻t2からt3は、ディスクドライブは動作休止し、記録信号はメモリ内に所定の符号化レートで蓄積される。いま、時刻t4において、ディスクの記録済み容量が総容量の80%を超えたことが検知されたとする。
システムコントローラ244は、メモリ閾値をM1からM2に変更し、間欠駆動周期が短くなるよう制御変更を施す。従って、時刻t4以降は、ドライブ間欠周期は時刻t4からt5までドライブ休止期間となり、入力記録信号がメモリへ逐次蓄積される。時刻t5からt6にかけてドライブが動作し、メモリに蓄積されたデータ量M2をディスクに高速記録する。
このように、ディスク残量が総容量の80%以上のとき、メモリ容量をディスクに書き込む時間は、(t2−t1)、(t5−t4)であり、ディスク残量が総容量の20%以下のとき、メモリ容量をディスクに書き込む時間は、(t6−t5)となる。ディスクへの記録レートをR[bit/秒]とすると、
t2−t1=t5−t4=M1/R[秒]
t6−t5=M2/R[秒]
M1>M2であるから、(M1−M2)/R[秒]だけ、ディスクへの記録時間が短縮される。
以上詳述した通り、本発明の実施動作フローによれば、ディスク残量に応じてショックプルーフメモリへのデータ蓄積量を変更する。即ち、ディスク残量が少なくなって、ディスク交換の必要性が高まってくると、メモリ内に残留させるデータ量を少なくして、間欠駆動周期を短く制御する。従って、ユーザーが記録動作終了後、ディスクへの記録に要する時間を短縮し、速やかにディスクを取り出すことができる。
尚、本実施の形態では、間欠駆動の起動タイミングであるメモリ閾値を残量20%とした2段階の切り換え動作を例示したがが、本発明の主旨に基づけば、ディスク残量閾値はこの20%という数値に限定されるものではない。更に、メモリ閾値を2段階のみならず、段階的に複数可変或は連続的に可変することによって、ディスク交換の必要性に応じた取り出しレスポンスを高めることが可能である。 <実施の形態2>
以下、本発明の実施の形態2について図面を用いて説明する。
本実施の形態の全体構成は実施の形態1に準ずるものであり、共通個所についての説明は省く。又、実施の形態1と共通機能の引き合いについては、既述の符号を用いて説明する。
<システムコントローラの機能構成>
図6にシステムコントローラ244における本実施の形態の特徴となる機能ブロック構成を示す。
システムコントローラ244は、CPUと通信バスライン210が接続されており、更にモード設定部601と、メモリ監視部302、メモリ閾値決定部303、間欠駆動制御部304を有している。システムコントローラ各部は、操作部247、サーボコントローラ228、メモリ制御部241と通信する。
モード設定部601は、操作部247よってユーザーから予め設定されたディスク取り出しモードの情報を取得する。当該モードは、2段階設定可能であり、NomalモードとQuickモードである。メモリ監視部302は、メモリ制御部241から、メモリ蓄積量を取得する。メモリ閾値決定部303は、モード設定部601から取得したディスク取り出しモード及びメモリ蓄積量を基に間欠制御タイミングを生成する。間欠駆動制御部304は、メモリ閾値決定部303から取得した制御タイミングに基づいて間欠駆動周期を制御する。
<動作フローチャート>
ここで、本実施の形態について詳述する。図7は本発明の動作を説明するフローチャート図である。
・ステップ701:モード設定判別
ドライブシステムはユーザーが設定したディスク取り出しモード情報を取得判定する。Quickモードのとき、ステップ702に移行する。Normalモードのとき、ステップ703に移行する。
・ステップ702:メモリ閾値設定
メモリ内のデータをディスクに転送する基準レベルであるメモリ閾値をM2(A>M2)に設定する。
・ステップ703:メモリ閾値設定
メモリ内のデータをディスクに転送する基準レベルであるメモリ閾値をM1(A>M1>M2)に設定する。
・ステップ704:間欠駆動記録動作
ステップ702又はステップ703で設定されたメモリ閾値に応じて、ドライブ間欠駆動タイミングを生成し、ディスクへの間欠記録動作を行う。
ここで、間欠駆動記録動作フローについて図11を用いて説明する。
図11のステップ1101に示す通り、メモリ蓄積容量を閾値判定する。設定された閾値以上の場合、ステップ1102に移行し、ディスクドライブが駆動する。続いてステップ1103に移行し、記録動作を行う。他方、メモリ蓄積容量が設定された閾値より小さい場合、ステップ1104に移行、即ちドライブ休止のまま、エンドに至る。
・ステップ705:記録終了判定
上位タスクからの記録停止の指令を受け、記録終了の場合はエンドに移行する。記録継続の場合は、ステップ701に移行する。
可搬ディスク媒体の容量は有限であり、ユーザーの使い方によっては、蓄積容量ぎりぎりまで記録を継続せず、撮影状況に応じてディスク交換を頻繁に繰り返す使い方もある。そこで、本実施の形態では、そうしたユーザー志向に基づき、記録後すぐにディスクを取り出せるクイックモードを設け、ユーザーが選択的かつ意図的に活用できるシステムを提供する。
本実施の形態によれば、新しいディスクを装填後、撮影開始時はNormalモードで撮像記録を行い、撮像記録の進展に応じて、ユーザーがディスク交換を行いたくなったら、Quickモードに切り替えることができる。
このように、大容量メモリを備えたショックプルーフシステムを実現しながらも、ユーザーが頻繁なディスク交換をしたいという要請に対して、或は撮像記録の状況に応じて、意図的に、モード切り替えるができるので、速やかにディスクを取り出せるドライブシステムを提供することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態は、ディスク媒体への記録動作を速やかに成し遂げるために、入力データをメモリに不要蓄積せず、ディスク媒体への記録動作に必要最低限のレート変換を実施後、ディスク媒体に逐次記録する装置を提供する。
<間欠駆動のタイミングチャート>
ここで、本発明の記録動作の詳細について詳述する。図9は本発明の動作を説明するフローチャート図である。
・ステップ901:ディスク残量判定
ドライブシステムはディスク残量を判定する。ディスク残量が総容量に対して20%以下であるかを判定する。ディスク残量が20%以下、即ち総容量に対して80%以上が記録済みのとき、ステップ902に移行する。
・ステップ902:連続駆動記録動作
ドライブシステムは間欠駆動をせず、入力データをメモリ内で所定の記録レートに変換後、直ちにディスク媒体に記録を行う。
・ステップ903:間欠記録動作
ドライブシステムは間欠駆動で記録動作を行う。
・ステップ904:記録終了
ドライブシステムは、所定の記録終了を判定し、記録終了でなければステップ901に移行する。記録終了であればエンドとする。
以上が本実施の形態における間欠駆動と連続駆動の切り替え動作フローである。ここで、図10に本実施の形態のタイミングチャートを例示して説明を加える。図10は横軸に時間、縦軸にメモリ242へのデータ蓄積量を示したタイミングチャートである。
図10の10−1,10−2は、メモリ242へのデータ蓄積量の時間推移を示している。10−1は、メモリ閾値M1、即ちディスク残量が総容量の20%以上あるときの間欠動作である。10−2は、t4以降に遷移する連続記録動作である。10−3はドライブ装置の駆動タイミングを示している。ドライブ装置はメモリ蓄積量を監視しながら通常は間欠動作でディスクにデータの記録を行い、H区間でドライブ駆動、L区間でドライブ停止している。
記録動作中、メモリへのデータ蓄積は図10に示すデータ推移を辿る。時刻t1からt2、t3からt4は、ディスクドライブが動作してメモリ内のデータ量M1をディスクに高速記録する。時刻t2からt3は、ディスクドライブは動作休止し、記録信号はメモリ内に所定の符号化レートで蓄積される。
いま、時刻t4において、ディスク残量が総容量の20%以下になったことが検知されると、システムコントローラ244は、時刻t4において記録動作を間欠駆動から連続駆動に変更する。連続駆動とは、ディスクドライブを常時動作させ、入力データをメモリ242で所定のディスク記録レートに変換後、直ちにディスクに記録を行う動作である。従って、時刻t4以降ドライブ装置は稼動状態となり、メモリに入力されるデータは逐次ディスクに記録される。このように、ディスク残量が総容量の20%以下のとき、メモリにデータを溜め込むことなく、逐次ディスク記録を終えるので、ディスク交換の指示を受けた後、直ちにディスクを排出することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る動作フローチャートである。 本発明に係る光学的記録再生装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るシステムコントローラの機能ブロック図である。 本発明に係るディスク残量監視機能を説明する図である。 本発明に係る間欠駆動周期のタイミング説明図である。 本発明の実施の形態2に係るシステムコントローラの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る動作フローチャートである。 本発明に係る間欠動作の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る動作フローチャートである。 本発明の実施の形態3の動作タイミング説明図である。 間欠駆動のフローの説明図である。
符号の説明
201 前玉レンズ
202 光学ユニット
203 光学制御部
204 CCD
205 CCDドライバ
206 カメラプロセッサ
207 カメラコントローラ
210 データバス
221 ディスク
222 光ピックアップ
223 スピンドルモータ
224 スピンドルモータドライバ
225 AT/AFドライバ
226 レーザードライバ
227 ディスク信号処理部
228 サーボコントローラ
229 ドライブプロセッサ
241 メモリ制御部
242 メモリ
243 圧縮伸張プロセッサ
244 システムコントローラ(CPU)
245 表示部
246 外部I/F
247 操作部
301 ディスク残量監視部
302 メモリ監視部
303 メモリ閾値決定部
304 間欠駆動制御部
504 符号量制御部
601 モード設定部

Claims (4)

  1. 情報を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段への蓄積或は読み出しによって、当該情報を間欠的にディスク状媒体に記録する手段を備えた情報記録装置において、
    前記ディスク媒体の記録済み容量又は空き容量を取得する容量判定手段を有し、前記容量判定手段の出力結果に応じて前記記録手段の間欠駆動を変更することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記間欠駆動変更手段は、前記容量判定手段の出力結果に基づいて、少なくとも間欠記録動作と非間欠記録動作を切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  3. 前記間欠駆動変更手段は、前記容量判定手段の出力結果に基づいて間欠駆動周期を変更することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 情報を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段への蓄積或は読み出しによって、当該情報を間欠的にディスク状媒体に記録する手段を備えた情報記録装置において、
    前記間欠駆動周期を異にする少なくとも第1、第2の間欠駆動モードを備え、当該間欠駆動モードを切り換えるスイッチ手段を備えることを特徴とする情報記録装置。
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