JP2008234817A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリに蓄積されている動画像データがオーバーフローするのを防止すると共に、書き込み時のオーバーヘッドの増加を防止できるようにする。
【解決手段】ディスクDの回転が停止している状態でディスクDへ記録する動作が発生した場合に、ディスクDへ書き込みを行う閾値を非停止状態より低く設定するようにして、ディスクDの回転速度の安定化に要するまでの間、一時蓄積部103内での動画像データのオーバーフローを回避することができるとともに、オーバーヘッドが増加しないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は記録装置に関し、特に、光ビームを記録媒体上に照射してデータを記録するために用いて好適な技術に関する。
従来、光ディスク等のディスク状記録媒体に対してレーザー光を照射することにより、動画像データなどの各種の情報データを記録再生する記録装置が知られている。光ディスクへデータを記録する時は、再生する時と比べて強いレーザーパワーが必要である。もし、記録する時のレーザーパワーが不足すれば、書き込みが不安定になって再生データ中のエラーが増加する。反対に、記録する時のレーザーパワーが強すぎれば、書き込みは確実に行われるが、レーザー光の有効径が拡大することから、近接して記録された周囲のデータが正確に再生できない場合がある。
従って、記録する時のレーザーパワーは、常に最適な値に設定されていなければならない。そこで、光ディスクに対して照射するレーザーパワーの調整を行う光磁気ディスク装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、光ディスクに対してデータを記録する際は、光ディスクが所定の速度で安定して回転していなければならない。そのため、光ディスクに対してデータを正しく記録するためには、レーザーパワーを調整するとともに、光ディスクを所定の速度で安定して回転させるための回転制御を行う必要がある。
また、近年では、光ディスクに対するデータの記録レートが向上しており、記録すべきデータのデータレートに対して数倍程度の記録レートで書き込み可能となっている。そのため、例えば、動画像データをメモリに一時蓄積し、所定量の動画像データをメモリに蓄積したところで光ディスクに書き込みを開始する。そして、書き込み開始後にメモリのデータ量が決められたデータ量よりも少なくなった時に書き込みを停止する構成が一般的に採用されている。
図10は、メモリにおける動画像データの蓄積量の変化を示す図である。図10では、光ディスクに書き込むレートの方が、メモリにデータを蓄積するレートよりも高いものとする。
そのため、1001に示す様に、光ディスクに対してデータの書き込みを開始すると、メモリに蓄積されているデータ量が徐々に減少していく。そして、メモリに蓄積されているデータが、書き込み停止のための閾値よりも少なくなった時点で光ディスクに対する書き込みを停止する。
このように光ディスクにデータを間欠的に書き込む際に、実際のデータ書き込み動作の他に、光ディスク上での記録位置合わせなどの処理が必要となる。これらの処理期間、データの書き込みができず、無駄な期間となる。そのため、前述したようにデータを間欠的に書き込む場合、1回の記録動作で書き込むデータ量を多くすることにより、無駄な期間を相対的に減少させることができる。
特開平8−7369号公報
しかしながら、光ディスクが目標速度で回転するまでは動画像データの書き込みができず、その間の動画像データもメモリに蓄積される。また、最適なレーザーパワーは、光ディスクの温度によっても変化するため、光ディスクの温度が変化した場合には、データの書き込み前にレーザーパワーの調整を行う必要がある。従って、レーザーパワーを調整する間もデータの書き込みができず、その間の動画像データもメモリに蓄積される。
そのため、1003に示すように、メモリに蓄積されたデータ量が書き込み開始の閾値を超えた時点1004においてディスクへの書き込みが開始できず、動画像データがオーバーフローしてしまう。この結果、より大容量のメモリが必要になり、装置のコストが上がってしまうという問題点があった。
一方、記録停止中は光ディスクの回転を停止して消費電力を削減することが望ましい。そのため、記録を開始してから最初に書き込みを行う時は、2回目以降に比べ、光ディスクの回転速度を目標の速度に達するまで時間を要する。一方、記録開始後、間欠記録による2回目以降の書き込みを行う時は、1回目の書き込みを行う時と比べ、迅速に目標速度に達する。
また、レーザーパワーの調整はデータの書き込み開始前に常に必要というわけではなく、大きな温度変化があった場合のみ実行すればよい。このように、レーザーパワーの調整を行う時、または、1回目の書き込みを行う時のためだけに大容量のメモリを用意することは好ましくない。
そこで、前述の様に、動画像データがメモリからオーバーフローすることを防ぐために、光ディスクに対する書き込みを開始する閾値を低く設定することが考えられる。しかしながら、書き込み開始のための閾値を低く設定してしまうと、1002に示す様に、書き込みの開始と停止とを頻繁に繰り返すことになる。そのため、光ディスク上での記録位置合わせなどの処理を行う無駄な期間が増加してしまうという問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、メモリに蓄積されている動画像データがオーバーフローするのを防止すると共に、書き込み時のオーバーヘッドの増加を防止できるようにすることを目的としている。
本発明の記録装置は、情報データをメモリに蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により前記メモリに蓄積された情報データを記録するためのディスク状記録媒体を回転させる回転手段と、前記メモリに蓄積された情報データを読み出し、前記回転手段によって回転されるディスク状記録媒体に対して前記情報データに応じてビームを照射して前記情報データを書き込む書き込み手段と、前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が閾値に達したことに応じて、前記書き込み手段に対して前記情報データの書き込み開始を指示する制御手段とを備え、前記書き込み手段は、前記制御手段による書き込み開始の指示に応じて前記メモリに蓄積された情報データを読み出して前記回転手段によって回転されるディスク状記録媒体に書き込むと共に、前記情報データの書き込み開始後に前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が所定量となったことに応じて前記メモリからの情報データの読み出しを停止して前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止し、前記制御手段は、前記書き込み手段による前記情報データの書き込み停止期間において前記ディスク状記録媒体が回転しているか否かに応じて前記閾値を異なる値に設定することを特徴とする。
本発明によれば、メモリに蓄積されている動画像データがオーバーフローすることを防ぐことができるとともに、1回のデータ書き込み量を多くすることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における記録装置100の機能構成例を示すブロック図である。
図1の記録装置100において、101は入力部であり、外部から動画像データを入力して符号化部102に出力する。102は符号化部であり、入力された動画像データをMPEG等の公知の符号化方式により符号化してその情報量を圧縮し、一時蓄積部103に出力する。103はDRAM等のメモリを有し、符号化された動画像データを一時蓄積する。104は書き込み制御部であり、光ディスクDに対して動画像データを書き込む。書き込み制御部104については後述する。
105はシステムコントローラであり、操作部106からの指示に従って記録装置100の各部の動作を制御する。本実施形態においては、書き込み制御部104とシステムコントローラ105は、ATA/ATAPIインターフェイスによって接続される。106は操作部であり、電源スイッチや記録開始、停止をユーザが任意に指示するためのトリガスイッチなどの各種のスイッチを有する。
107は回転制御部であり、書き込み制御部104からの指示によってスピンドルモータによってディスクDを所定の速度で回転させる。108は温度検出部であり、光ディスクDの表面温度を検出し、書き込み制御部104に出力する。なお、ディスクDの表面温度を直接測定することは難しいため、本実施形態では、ディスクDに対するレーザーの照射面近傍の予め決められた位置に温度センサを設け、この温度センサの出力をディスクDの表面温度として用いる。
次に、書き込み制御部104について、図2を用いて説明する。
図2は、書き込み制御部104の構成例を示すブロック図である。
図2において、201はストラテジ部であり、コントローラ202からの指示に従い、一時蓄積部103から動画像データを読み出し、これを変調してレーザードライバ204に送る。レーザードライバ204はストラテジ部201からの変調結果に従ってレーザービームダイオード205を制御し、スプリッタ206を介してディスクDに対してレーザービームを照射する。これらレーザードライバ204、レーザービームダイオード205、及びスプリッタ206はピックアップユニット203を構成している。そして、シークモータ209は、コントローラ202からの指示に従い、ディスクD状の目標トラックに対してピックアップユニット203をディスクDの半径方向に移動する。
207は受光センサであり、後述のレーザーパワー調整時において、ディスクDからの反射光を受け、電気信号に変換して信号生成部208に出力する。信号生成部208は、受光センサ207からの電気信号からレーザーパワー調整に適した形態の信号を生成し、コントローラ202に出力する。
コントローラ202は、システムコントローラ105からの書き込み開始コマンドに従って書き込み制御部104の各部を制御する。また、コントローラ202は、後述の如く、温度検出部108からの温度情報を受け、レーザーパワー調整処理を実行する。また、コントローラ202は、回転制御部107によるディスクの回転を制御すると共に、ディスクの回転状態に基づいてディスクDに対する書き込みを制御する。
本実施形態の記録装置は、不図示の装着、排出機構により、ディスクDを記録装置100に対して容易に装着、排出することができる。そして、新たにディスクDが装着されると、システムコントローラ105は、書き込み制御部104に対してレーザーパワーの調整処理を実行するよう指示する。書き込み制御部104は、この指示に従ってレーザーパワー調整処理を実行する。
レーザーパワー調整処理の際、コントローラ202は、ピックアップユニット203をディスクDに設けられたレーザーパワー調整用の領域に移動し、レーザーパワーを変えながら調整用のデータをディスクDに書き込む。そして、この調整用のデータを受光センサ207により読み取り、読み取り結果に基づいて最適なレーザーパワー値を設定する。なお、レーザーパワーを調整するためには、通常、数秒程度の時間を要する。
そして、コントローラ202は、このとき温度検出部108から出力された温度情報と最適なレーザーパワー値とを対応付けて内部のレジスタに保持しておく。
次に、本実施形態の記録装置100における記録動作について、図3、図4のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図3のフローはシステムコントローラ105が記録装置100の各部を制御することにより実現される。
操作部106により、ユーザから記録指示を受けると、符号化部102による動画像データの符号化を開始し、符号化された動画像データが一時蓄積部103に蓄積される。システムコントローラ105は、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量を順次取得する。この状態で、ユーザから記録停止が指示されたか否かをチェックする(S301)。
記録停止の指示が無い場合、回転制御部107からディスクDが回転しているか否かを示す情報を取得し、ディスクDが回転しているか否かをチェックする(S305)。
この結果、ディスクDが停止していた場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値をBに設定し(S306)、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Bを超えたか否かを確認する(S307)。
この結果、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S308)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S309)。
ここで、S309の書き込み処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4の処理は、図2のコントローラ202が書き込み制御部104の各部を制御することにより実現される。
まず、回転制御部107に対し、ディスクDを所定の目標回転速度で回転させるよう指示する(S401)。そして、回転制御部107から回転状態を示す情報を取得し、ディスクDが目標の速度で回転しているか否かを判別する(S402)。この結果、目標速度でディスクDが回転していた場合、次に、温度検出部108からの温度情報に基づいて、前述のレーザーパワー調整時におけるディスクDの温度と現在の温度との差が、閾値を超えているか否かを判別する(S403)。
温度差が閾値以内であった場合、一時蓄積部103から動画像データを読み出し、ディスクDに対してレーザービームを照射して、ディスクDに対する動画像データの書き込みを開始する(S404)。
本実施形態では、ディスクDに対するデータの書き込みレートは、一時蓄積部103に対して蓄積される動画像データのレートよりも高いものとする。例えば、本実施形態では2倍速で書き込む。そのため、書き込み開始後、一時蓄積部103に蓄積される動画像データのデータ量は徐々に減少する。そこで、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が、閾値Bよりも小さい閾値Cよりも少なくなったか否かを判別する(S405)。この結果、データ量が閾値C以上の場合、そのままディスクDに対するデータの書き込みを継続する。
一方、一時蓄積部103のデータ量が閾値Cよりも少なくなった場合、一時蓄積部103からの動画像データの読み出しを停止し、ディスクDに対するデータの書き込みを停止する(S406)。そして、システムコントローラ105に対し、ディスクDに対するデータの書き込みを停止した旨の情報を出力する(S407)。
その後、システムコントローラ105から再び書き込み開始のコマンドが出力されるのを待つ(S408)。書き込みを停止してから所定期間が経過した場合(S409)、消費電力を削減するため、回転制御部107に対しディスクDの回転を停止するよう指示する(S410)。
また、S402において、ディスクDが目標速度で回転していない場合、一時蓄積部103に蓄積された動画像データがオーバーフローしたか否かを判別する(S415)。一時蓄積部103がオーバーフローしていた場合、システムコントローラ105に対してオーバーフローである旨を知らせた後(S414)、S401に戻る。
また、S403で、温度差が閾値を超えていた場合、レーザーパワー調整処理を実行する(S411)。そして、調整が終了したか否かを判別し(S412)、終了した場合にはS404に移行して書き込み処理を実行する。
また、S412で調整が終了していない場合、一時蓄積部103に蓄積された動画像データがオーバーフローしたか否かを判別する(S413)。一時蓄積部103がオーバーフローしていた場合、システムコントローラ105に対してオーバーフローである旨を知らせた後(S414)、S401に戻る。この様に、S309の書き込み処理が終了すると、S301に戻る。
また、S307において、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていない場合、記録停止の指示があったか否かを判別する(S310)。記録停止の指示が無い場合にはS307に戻る。また、記録停止の指示があった場合、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S302)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S303)。なお、S303の書き込み処理は、図4に示した処理とほぼ同様であるが、S405における判別処理は行わず、一時蓄積部103に蓄積された動画像データを全て書き込むと書き込みを停止する。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S304)。
また、S305で、ディスクDが回転状態でなかった場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値を、閾値Bよりも大きい値Aに設定する(S311)。そして、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Aを超えたか否かを確認する(S312)。
この結果、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Aを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S313)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S314)。S314の書き込み処理は図4の処理と同様である。
また、S312において一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値A以下であった場合、S301に戻る。そして、S301において記録停止の指示があると、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S302)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S303)。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S304)。
ここで、本実施形態では、S409における所定時間を、一時蓄積部103に対して動画像データが閾値Cから閾値Aまで蓄積するのに要する時間よりも長く設定する。そのため、図4の書き込み処理を実行後、所定期間内は一時蓄積部103における書き込み開始のための閾値が閾値Aに設定される。また、記録開始の指示後など、図4の書き込み処理を実行後、所定期間を経過した場合においては、一時蓄積部103における書き込み開始のための閾値が閾値Bに設定されることになる。
図5の501は、本実施形態の一時蓄積部103に蓄積されるデータの様子を示し、図5の502はディスクの回転速度の様子を示す図である。ここで、閾値Aは、一時蓄積部103に蓄積可能なデータ量の上限値から、記録動作における外乱のマージン分(ショックプルーフ分)を引いた値とする。
また、閾値Bは、以下のように設定する。即ち、ディスクDの回転が停止している状態から目標速度で回転するまでに要するワースト時間に、符号化部102から出力される動画像データのレートを掛けた値を、閾値Aから引いた値とする。
図5において、503の時点で記録開始が指示された後、一時蓄積部103に対して動画像データの蓄積が開始される。そして、504の時点で蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えると、システムコントローラ105は書き込み制御部104に対して書き込みコマンドを出力する。しかし、502に示すように、この時点ではディスクDの回転が停止しているため、ディスクDに対してデータを書き込むことができない。その後、505においてディスクDの回転速度が目標速度に達した時点でディスクDに対するデータの書き込みが開始される。
そして、一時蓄積部103のデータ量が閾値Cとなった時点でディスクDへの書き込みが停止されるが、この時点ではディスクDが目標速度で回転しているため、閾値がBに設定される。従って、2回目以降の書き込み時には、506の様に、一時蓄積部103のデータ量が閾値Aとなった時点でディスクDへの書き込み開始コマンドが出力され、書き込みが実行されることになる。
501に示すように、ディスクDが停止している状態で記録開始が指示されても、動画像データのデータ量が閾値Bに達した時点で書き込み開始コマンドが出力される。そのため、閾値Aに比べ、書き込み開始の指示後、一時蓄積部103に蓄積されるデータ量が上限に達するまでの余裕が大きいので、レーザーパワー調整処理等によりディスクへの書き込みが行えず、動画像データがオーバーフローしてしまうおそれが少ない。
以上のように本実施形態においては、ディスクへの書き込み停止期間においてディスクの回転が停止していた場合、ディスクへ書き込みを行うための閾値をディスクが回転していた場合より低く設定する。これにより、書き込みの開始と停止とを頻繁に繰り返すことなく、ディスクの回転速度が目標速度に達するまでの間、一時蓄積部103に蓄積される動画像データのオーバーフローを回避することができる。
(第2の実施形態)
次に、ディスク媒体への書き込み動作の回数に応じて閾値を変更する例について説明する。なお、記録装置の構成は第1の実施形態と同様であるため、機能構成の説明は省略する。
本実施形態の記録装置100における記録動作について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図6のフローはシステムコントローラ105が記録装置100の各部を制御することにより実現される。
操作部106により、ユーザから記録指示を受けると、符号化部102による動画像データの符号化を開始し、符号化された動画像データが一時蓄積部103に蓄積される。システムコントローラ105は、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量を順次取得する。
この状態で、記録指示後の書き込み回数を示す変数WRに0を設定する(S601)。そして、ユーザから記録停止が指示されたか否かをチェックする(S602)。記録停止の指示が無い場合、変数WRの値を確認する(S606)。
この結果、WRが0であった場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値をBに設定し(S607)、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Bを超えたか否かを確認する(S608)。
一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S609)。そして、WRに1を加え(S610)、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S611)。S611の書き込み処理は図4の処理と同様である。S611の書き込み処理が終了すると、S602に戻る。
また、S608において、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていない場合、記録停止の指示があったか否かを判別する(S612)。記録停止の指示が無い場合にはS608に戻る。また、記録停止の指示があった場合、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S603)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S604)。なお、S604の書き込み処理は、図4に示した処理とほぼ同様であるが、S405における判別処理は行わず、一時蓄積部103に蓄積された動画像データを全て書き込むと書き込みを停止する。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S605)。
また、S606で、WRが1以上であった場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値を、閾値Bよりも大きい値Aに設定する(S613)。そして、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Aを超えたか否かを確認する(S614)。
この結果、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Aを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S615)。そして、WRに1を加え(S616)、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S617)。S617の書き込み処理は図4の処理と同様である。
また、S614において一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値A以下であった場合、S602に戻る。そして、S602において記録停止の指示があると、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S603)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S604)。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S605)。
なお、閾値A及び閾値Bの設定方法、及び本実施形態の記録装置100における一時蓄積部103の動画像データ蓄積量とディスクの回転速度の関係については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本実施形態においては、記録開始の指示の後、一度も書き込みが行われていない場合には書き込み開始のための閾値を第2の値(閾値A)よりも低い第1の値(閾値B)に設定する。そして、一度、書き込みが実行された後、2回目以降の書き込み開始のための閾値を第2の値に設定する。
これにより、書き込みの開始と停止とを頻繁に繰り返すことなく、ディスクの回転速度が目標速度に達するまでの間、一時蓄積部103に蓄積される動画像データのオーバーフローを回避することができる。
(第3の実施形態)
次に、時間経過に応じて閾値を変更する例について説明する。なお、記録装置の構成は第1及び第2の実施形態と同様であるため、機能構成の説明は省略する。
本実施形態の記録装置100における記録動作について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図7のフローはシステムコントローラ105が記録装置100の各部を制御することにより実現される。
操作部106により、ユーザから記録指示を受けると、符号化部102による動画像データの符号化を開始し、符号化された動画像データが一時蓄積部103に蓄積される。システムコントローラ105は、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量を順次取得する。
そして、前回の書き込み停止からの経過時間Tを検出する(S701)。次に、ユーザから記録停止が指示されたか否かをチェックする(S702)。記録停止の指示が無い場合、経過時間Tが所定時間よりも長い(大きい)か否かを判別する(S706)。
この結果、経過時間Tが所定時間よりも長い場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値をBに設定し(S707)、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Bを超えたか否かを確認する(S708)。
一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S709)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S710)。S710の書き込み処理は図4の処理と同様である。S710の書き込み処理が終了すると、S702に戻る。
また、S708において、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていない場合、記録停止の指示があったか否かを判別する(S711)。記録停止の指示が無い場合にはS708に戻る。また、記録停止の指示があった場合、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S703)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S704)。なお、S704の書き込み処理は、図4に示した処理とほぼ同様であるが、S405における判別処理は行わず、一時蓄積部103に蓄積された動画像データを全て書き込むと書き込みを停止する。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S705)。
また、S706で、経過時間Tが所定時間以下であった場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値を、閾値Bよりも大きい値Aに設定する(S712)。そして、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Aを超えたか否かを確認する(S713)。
この結果、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Aを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S714)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S715)。S715の書き込み処理は図4の処理と同様である。
また、S713において一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値A以下であった場合、S702に戻る。そして、S702において記録停止の指示があると、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S703)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S704)。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S705)。
なお、閾値A及び閾値Bの設定方法、及び本実施形態の記録装置100における一時蓄積部103の動画像データ蓄積量とディスクの回転速度の関係については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本実施形態においては、前回ディスクへの書き込みを停止してからの経過時間が長い場合における書き込み開始のための閾値としての第1の値を、経過時間が短い場合における第2の値よりも低く設定した。そのため、前回の書き込み停止から長い期間が経過し、記録パワーの再調整を行う時間が必要な場合などにおいて、閾値を低く設定するようにした。
これにより、書き込みの開始と停止とを頻繁に繰り返すことなく、ディスクの回転速度が目標速度に達するまでの間、一時蓄積部103に蓄積される動画像データのオーバーフローを回避することができる。
(第4の実施形態)
次に、記録開始時の温度変化に応じて閾値を変更する例について説明する。図8は本実施形態における記録装置100の機能構成例を示すブロック図である。図8の記録装置100は、図1に示した構成とほぼ同様であるが、温度検出部108の温度情報がシステムコントローラ105にも供給され、書き込み制御部104からのレーザーパワー調整時における温度情報がシステムコントローラ105に供給される点が異なる。他の構成、及び処理は第1〜第3の実施形態と同様であるため、機能構成の説明は省略する。
前述のように、最適なレーザーパワーは、ディスクの表面温度によって異なる。本実施形態では、前述のように、レーザーパワーの調整を行った時に、温度検出部からの表面温度情報を、そのときのレーザーパワー最適値と共にコントローラ202内のレジスタに保持している。そして、保持している前回レーザーパワーを調整した時の温度と、現在のディスク表面温度との差が予め決められた値に達した場合に、再びレーザーパワーの調整を実行する。
本実施形態の記録装置100における記録動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図9のフローはシステムコントローラ105が記録装置100の各部を制御することにより実現される。
操作部106により、ユーザから記録指示を受けると、符号化部102による動画像データの符号化を開始し、符号化された動画像データが一時蓄積部103に蓄積される。システムコントローラ105は、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量を順次取得する。
そして、温度検出部108により検出されたディスクDの温度情報を取得する(S901)。次に、ユーザから記録停止が指示されたか否かをチェックする(S902)。記録停止の指示が無い場合、レーザーパワー調整時におけるディスクDの温度と現在の温度との差が、所定値を超えているか否かを判別する(S906)。
この結果、温度差が所定値を超えていた場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値をBに設定し(S907)、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Bを超えたか否かを確認する(S908)。
一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S909)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S910)。S910の書き込み処理は図4の処理と同様である。S910の書き込み処理が終了すると、S901に戻る。
また、S908において、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Bを超えていない場合、記録停止の指示があったか否かを判別する(S911)。記録停止の指示が無い場合にはS908に戻る。また、記録停止の指示があった場合、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S903)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S904)。なお、S904の書き込み処理は、図4に示した処理とほぼ同様であるが、S405における判別処理は行わず、一時蓄積部103に蓄積された動画像データを全て書き込むと書き込みを停止する。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S905)。
また、S906で、温度差が所定値以下であった場合、一時蓄積部103における、書き込み開始のための閾値を、閾値Bよりも大きい値Aに設定する(S912)。そして、一時蓄積部103に蓄積されている動画像データのデータ量が、閾値Aを超えたか否かを確認する(S913)。
この結果、一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値Aを超えていた場合、書き込み制御部104に対して書き込み開始のコマンドを出力する(S914)。そして、書き込み制御部104による書き込み処理を実行する(S915)。S915の書き込み処理は図4の処理と同様である。
また、S913において一時蓄積部103に蓄積された動画像データのデータ量が閾値A以下であった場合、S901に戻る。そして、S902において記録停止の指示があると、書き込み制御部104に対して動画像データの書き込み開始のコマンドを出力する(S903)。そして、ディスクDに対する書き込み処理を実行する(S904)。そして、一時蓄積部103に対する動画像データの蓄積を停止する(S905)。
なお、閾値A及び閾値Bの設定方法及び、本実施形態の記録装置100における一時蓄積部103の動画像データ蓄積量とディスクの回転速度の関係については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本実施形態においては、記録開始時において、記録パワーの再調整が必要な温度変化が発生じた場合に、閾値を低く設定した。これにより、書き込みを行う時に最適なレーザーパワーに設定することができるとともに、一時蓄積部の動画像データのオーバーフローを回避することができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における記録装置を構成する各手段、並びに記録方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図3、4、6、7、9に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態における記録装置の構成例を示す図である。 書き込み制御部の構成例を示す図である。 記録時の処理の一例を示すフローチャートである。 書き込み処理の一例を示すフローチャートである。 記録時においてメモリに蓄積されるデータとディスクの回転状態を示す図である。 記録時の処理の一例を示すフローチャートである。 記録時の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における記録装置の構成例を示す図である。 記録時の処理の一例を示すフローチャートである。 記録時においてメモリに蓄積されるデータの状態を示す図である。
符号の説明
101 入力部
102 符号化部
103 一時蓄積部
104 書き込み制御部
105 システムコントローラ
106 操作部
107 回転制御部
108 温度検出部

Claims (10)

  1. 情報データをメモリに蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により前記メモリに蓄積された情報データを記録するためのディスク状記録媒体を回転させる回転手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データを読み出し、前記回転手段によって回転されるディスク状記録媒体に対して前記情報データに応じてビームを照射して前記情報データを書き込む書き込み手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が閾値に達したことに応じて、前記書き込み手段に対して前記情報データの書き込み開始を指示する制御手段とを備え、
    前記書き込み手段は、前記制御手段による書き込み開始の指示に応じて前記メモリに蓄積された情報データを読み出して前記回転手段によって回転されるディスク状記録媒体に書き込むと共に、前記情報データの書き込み開始後に前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が所定量となったことに応じて前記メモリからの情報データの読み出しを停止して前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止し、
    前記制御手段は、前記書き込み手段による前記情報データの書き込み停止期間において前記ディスク状記録媒体が回転しているか否かに応じて前記閾値を異なる値に設定することを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記情報データの書き込み停止期間において、前記ディスク状記録媒体が回転している場合には前記閾値を第1の値に設定し、前記ディスク状記録媒体の回転が停止している場合には前記閾値を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記書き込み手段は、前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止したことに応じて、書き込み停止を示す情報を前記制御手段に出力することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 情報データをメモリに蓄積する蓄積手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データを読み出し、前記情報データに応じてディスク状記録媒体に対してビームを照射して前記情報データを書き込む書き込み手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が閾値に達したことに応じて、前記書き込み手段に対して前記情報データの書き込み開始を指示する制御手段とを備え、
    前記書き込み手段は、前記制御手段による書き込み開始の指示に応じて前記メモリに蓄積された情報データを読み出して前記ディスク状記録媒体に書き込むと共に、前記情報データの書き込み開始後に前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が所定量となったことに応じて前記メモリからの情報データの読み出しを停止して前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止し、
    前記制御手段は、前記書き込み手段による前記情報データの書き込みの回数に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする記録装置。
  5. 前記情報データの記録開始を任意に指示する操作部を備え、
    前記制御手段は、前記操作部による記録開始の指示の後、一度も前記書き込み手段による前記情報データの書き込みが実行されていない場合には前記閾値を第2の値に設定すると共に、一度、前記書き込み手段による前記情報データの書き込みが実行された場合には前記閾値を前記第2の値よりも大きい第1の値に設定することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 情報データをメモリに蓄積する蓄積手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データを読み出し、前記情報データに応じてディスク状記録媒体に対してビームを照射して前記情報データを書き込む書き込み手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が閾値に達したことに応じて、前記書き込み手段に対して前記情報データの書き込み開始を指示する制御手段とを備え、
    前記書き込み手段は、前記制御手段による書き込み開始の指示に応じて前記メモリに蓄積された情報データを読み出して前記ディスク状記録媒体に書き込むと共に、前記情報データの書き込み開始後に前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が所定量となったことに応じて前記メモリからの情報データの読み出しを停止して前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止し、
    前記制御手段は、前記書き込み手段による前記情報データの書き込みを停止した時点からの経過時間に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする記録装置。
  7. 前記制御手段は、前記経過時間が所定時間以下である場合には前記閾値を第1の値に設定し、前記経過時間が前記所定時間を超えている場合には前記閾値を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記情報データの記録開始を任意に指示する操作部を備え、
    前記制御手段は前記操作部による記録開始の指示に応じて前記書き込み手段による前記情報データの書き込みを停止した時点からの経過時間を検出することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 情報データをメモリに蓄積する蓄積手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データを読み出し、前記情報データに応じてディスク状記録媒体に対してビームを照射して前記情報データを書き込む書き込み手段と、
    前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が閾値に達したことに応じて、前記書き込み手段に対して前記情報データの書き込み開始を指示する制御手段と、
    前記ディスク状記録媒体の表面温度を検出する温度検出手段とを備え、
    前記書き込み手段は、前記制御手段による書き込み開始の指示に応じて前記メモリに蓄積された情報データを読み出して前記ディスク状記録媒体に書き込むと共に、前記情報データの書き込み開始後に前記メモリに蓄積された情報データのデータ量が所定量となったことに応じて前記メモリからの情報データの読み出しを停止して前記ディスク状記録媒体に対する前記情報データの書き込みを停止し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段によって検出された表面温度に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする記録装置。
  10. 前記書き込み手段は、前記ビームのパワーを調整するパワー調整手段を有し、
    前記制御手段は、前記パワー調整手段によって前記ビームのパワーを調整した時の前記表面温度の情報を保持し、前記保持された情報における表面温度と前記温度検出手段により検出された温度との温度差が所定値より大きい場合には、前記閾値を第2の値に設定し、前記温度差が前記所定値以下の場合は、前記閾値を前記第2の値よりも大きい第1の値に設定することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
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