JP2005276273A - デジタル記録再生装置及びそれにおける記録可能時間演算方法 - Google Patents

デジタル記録再生装置及びそれにおける記録可能時間演算方法 Download PDF

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隆 博 濱
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Abstract

【課題】 記録中に残容量としての記録可能時間を表示する。
【解決手段】 記録媒体としてのディスクの状態を把握して、記録可能容量としての物理量を認識し、記録動作中には、現在の記録モードによるビットレートと前記記録可能容量の関係から、記録可能時間を演算する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタル記録再生装置及びそれにおける記録可能時間演算方法に関する。
近年各種のデジタル記録再生装置が知られている。例えば、DVDレコーダ、ハードディスクドライブ(HDD)あるいはCDレコーダ等がある。これらのレコーダ等においてDVD、HDあるいはCD等のメディア等に記録できる時間は記憶容量としての全物理記憶容量によって決まっている。ただし、全物理記憶容量の一部に記録した場合には、残りの部分が残物理記憶容量として残り、そこに追記することができる。そして、記録動作が停止した場合には、その都度メディア等にアクセスして残物理容量を把握し、その時点での記録モード(ビットレート)での記録可能時間が表示可能となる。これは、記録動作が終了すればメディアの残量物理量等の管理情報を更新するためである。しかしながら、記録動作中は、メディアへのアクセス手段がなく、残物理容量をリアルタイムで取得して残記録時間を表示することはできない。なお、HDへの録画中に残り時間を算出し、残り時間が所定時間を割り込んだときには、古い番組を消去するものは知られているが、記録可能時間を演算、表示するものではない(特許文献1参照)。
特開2002−112150号公報
このように従来は、記録中は残物理容量との関係で、あるモード(ビットレート)での記録可能時間を演算、表示することができなかった。
本発明は、この難点を解消しようとするもので、記録動作中にあってもリアルタイムで記録可能時間を演算し、それを表示可能とすることを目的とするものである。
本発明は、記録媒体としてのディスクの状態を把握して、記録可能容量としての物理量を認識する、ディスクの認識手段と、
記録動作中には、記録モードによるビットレートと前記記録可能容量との関係から、今後の記録可能時間を演算し、出力する、記録可能時間演算手段と、
を備えるものとして構成される。
さらに、本発明は、記録媒体としてのディスクの状態を把握して、記録可能容量としての物理量を認識し、記録動作中には、記録モードによるビットレートと前記記録可能容量の関係から、記録可能時間を演算し、表示するものとして構成される。
このように、本発明によれば、記録動作中にあってもリアルタイムで記録可能時間を演算でき、それを表示させることができる。
図1は本発明の実施例の装置及び表示手段のブロック図であり、図2はこの装置及び表示手段の動作を示すフローチャートである。この装置は、図1からわかるように、装置全体をコントロールするシステムコントローラ1を備える。このシステムコントローラ1によって録画手段2による録画がコントロールされる。DVDやHD等の媒体の状態は、システムコントローラ1のコントロール下においてディスク認識手段3によって認識される。例えば、ディスク認識手段3がディスクにアクセスしてそのディスクの状態の1つとしての残物理容量が把握される。ここで録画が開始すると、開始時の残物理容量と録画モード(ビットレート)との関係から、システムコントローラ1が録画可能時間演算手段4に録画可能時間を演算させる。この演算は例えば1秒毎に割り込み処理として行われる。この処理の結果得られる録画可能時間は、システムコントローラ1により、外部の表示手段5に送られ、そこに1秒毎に更新表示される。
以上の動作を図2のフローチャートを参照して説明する。
本実施例の装置がスイッチオンにより動作可能な状態にあるとする。この場合において、ディスクの認識手段3は、HDの各種の状態を認識する(S1)。ただし、DVDの場合には、ドライブに挿入された状態で、ディスクの状態が認識される(S1)。上記状態のひとつとして、残物理容量が把握される。ある録画モードを設定してあれば、あるいは、記録モードを変更すれば、その記録モードのビットレートとの関係で録画可能時間が録画可能時間演算手段4によって演算される。演算された録画可能時間は、前記システムコントローラ1のコントロール下で、データとして表示手段5に送出され、ここに表示される。ここで録画手段2が録画を開始すると(S3)、録画可能時間演算手段4が、先の録画可能時間から1秒毎に1秒を減算する演算を割り込み処理で行う。このようにして録画可能時間演算手段4によって、録画可能時間が演算される。1秒毎に減算される新たな録画可能時間は1秒毎に外部の表示手段5に出力され、更新表示される。これにより、録画中においても、録画を停止させることなく、その時点での今後の録画可能時間が1秒毎に更新表示される。
以上には、DVDを中心にして録画する場合について説明したが、本発明はデジタル記録再生装置であれば適用可能であり、たとえばCD、MD等の音やその他のデータについての記録再生装置にも適用できるのはいうまでもない。
本発明の実施例の装置及び表示手段のブロック図。 図1の装置及び表示手段の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 システムコントローラ
2 録画手段
3 ディスクの認識手段
4 録画可能時間演算手段
5 表示手段

Claims (6)

  1. 記録媒体としてのディスクの状態を把握して、記録可能容量としての物理量を認識する、ディスクの認識手段と、
    記録動作中には、現在の記録モードによるビットレートと前記記録可能容量との関係から、記録可能時間を演算し、出力する、記録可能時間演算手段と、
    を備えることを特徴とする、デジタル記録再生装置。
  2. 前記記録可能時間演算手段は、記録動作開始前にあっても、現在の記録動作モードのビットレートと前記記録可能容量との関係から、記録可能時間を演算し、出力するものとして構成されている、ことを特徴とする、請求項1に記載のデジタル記録再生装置。
  3. 前記記録可能時間演算手段は、前記演算を1秒毎に行い、出力するものとして構成されている、ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のデジタル記録再生装置。
  4. 記録媒体としてのディスクの状態を把握して、記録可能容量としての物理量を認識し、
    記録動作中には、現在の記録モードによるビットレートと前記記録可能容量の関係から、記録可能時間を演算する
    ことを特徴とする、デジタル記録再生装置における記録可能時間演算方法。
  5. 前記記録可能容量としての物理量の把握後であって、記録動作開始前に、現在の記録モードのビットレートによる記録可能時間を演算することを特徴とする、請求項4に記載のデジタル記録再生装置における記録可能時間演算方法。
  6. 前記記録動作中には前記演算を1秒毎に行うことを特徴とする、請求項4又は5に記載のデジタル記録再生装置における記録可能時間演算方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012059356A (ja) * 2011-11-04 2012-03-22 Hitachi Ltd 撮像装置及び記録再生方法

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