JP2006323960A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 再生中のディスクを誤ってイジェクトして再び装着し直した場合に、再生途中であった箇所から再生を再開できるようにする。
【解決手段】 ディスク201から読み出した管理情報等のディスク固有情報をディスク固有情報格納メモリ109に格納しておき、トレイクローズ検出スイッチ103の開閉時間をトレイ開閉時間測定用タイマ105のタイマ値から取得し、このタイマ値が規定時間以内であった場合に、ディスクのイジェクト処理前に装着されていたディスクの管理情報等をディスク固有情報格納メモリ109から読み出してディスク起動を再開する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、再生中のディスクを誤ってイジェクトした場合であっても高速起動を実現することができるディスク装置に関するものである。
従来のディスク装置において再生中のディスクを排出すべくイジェクト処理が行われた場合には、その時点までにディスクから読み取られたディスク固有情報や、装着されたディスクに応じて設定された各設定値や学習データ等が全てリセットされ、装置の初期化が行われるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−159441号公報
このように、従来のディスク装置では、ディスクの再生途中でユーザーが誤ってイジェクトボタンを押してしまった場合に再びそのディスクを装着し直したとしても、再生途中であった箇所から再生が再開されず、新たなディスクを装着したときと同様、初期状態からディスク装置の起動が行われるため、ディスク装置が立ち上がるまでに時間がかかるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、再生中のディスクを誤ってイジェクトして再び装着し直した場合に、再生途中であった箇所から再生を再開できるようにすることにある。
すなわち、本発明は、ディスクに記録されたデータを読み取って再生するディスク装置であって、
前記ディスクから読み出したデータの一部を保持するメモリと、
ディスクトレイの開閉時間を測定するトレイ開閉時間測定用タイマと、
前記ディスクトレイがクローズ位置にあることを検出するクローズ位置検出用スイッチとを備え、
前記ディスクトレイがイジェクトされた後、再びクローズ位置に戻されたことを前記クローズ位置検出用スイッチで検出し、且つ前記トレイ開閉時間測定用タイマのタイマ値が規定時間以内であった場合に誤イジェクトであると判断し、前記ディスクトレイがイジェクトされる前に前記メモリに保持されたデータを読み出してディスク起動を再開するように構成されていることを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、DVDやCD等のディスクに記録された映像情報の再生中にユーザーが誤ってイジェクトボタンを押してしまった場合であっても、音声や映像等を途切れさせることなく再生を続行させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係るディスク装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、ディスク装置100は、ディスクトレイが開位置にあることを検出するトレイオープン検出スイッチ101、ディスクトレイを排出又は挿入させるイジェクトボタン102、ディスクトレイが閉位置にあることを検出するトレイクローズ検出スイッチ103、ディスクローディングイジェクト検出部104、トレイ開閉時間測定用タイマ105、ディスクドライブ107、誤イジェクト判断情報格納メモリ108、ディスク固有情報格納メモリ109、ドライブ状態情報格納メモリ110、先読みデータ情報格納メモリ111を備えている。
ここで、前記ディスクローディングイジェクト検出部104は、ディスクのローディング又はイジェクトの発生を検出し、ディスクドライブ107に対してその内容を通知するものである。
なお、このディスク装置100は、再生装置112に対して再生データを送信することで、ディスクデータを再生するようになっている。
また、図2に示すように、前記ディスクドライブ107は、ディスクモータ202、光ピックアップ203、スレッド204、受信部205、ディスク回転制御部206、信号処理LSI207、DRAMバッファ209、CPU211、誤イジェクト判断部212、送信部215を備えている。
ここで、光ディスク201(例えば、DVD−ROMディスク)は、映像情報が記録された再生専用型の記録媒体であり、再生装置112によりこの映像情報等が再生される。なお、この光ディスク201は再生専用型の記録媒体である必要はなく、何らかのユーザーデータが記録されている追記可能型の記録媒体(例えば、DVD−R等)であっても構わない。
前記ディスクモータ202は、前記光ディスク201を回転させるものである。
前記CPU211は、光ピックアップ203、受信部205、ディスク回転制御部206、信号処理LSI207、誤イジェクト判断部212、送信部215等のディスクドライブ107の構成要素全体を制御するものである。
前記光ピックアップ203は、光ディスク201からデータを読み出すためのものである。
前記スレッド204は、CPU211からの出力に応じて、光ピックアップ203を、光ディスク201上の指定されたデータのあるアドレスにシークさせるものである。
前記受信部205は、再生装置112から送信された信号を受信するものである。
前記ディスク回転制御部206は、CPU211からの出力に応じてディスクモータ202の回転を制御するものである。
前記信号処理LSI207は、光ピックアップ203が光ディスク201から読み取った信号を2値化し、DRAMバッファ209へ出力するためのものである。
DRAMバッファ209は、再生装置112に送信する再生データを一時的に格納するためのものである。
前記誤イジェクト判断部212は、トレイ開閉時間測定用タイマ105の値が規定時間以上の場合に通常イジェクト処理であると判断し、規定時間以内の場合に誤イジェクト処理であると判断するものである。ここで、誤イジェクト処理とは、ユーザーの操作ミス等の要因により、ユーザーが希望しないタイミングでディスクトレイをイジェクトした処理をいう。
前記送信部215は、DRAMバッファ209に格納されたデータを再生装置112に転送するものである。
図4は、本実施形態1に係るディスク装置の処理動作を示すフローチャート図である。図4に示すように、まず、ステップS401では、ディスクがローディング状態であるかを判定する。ステップS401での判定が「NO」の場合には、ロードを検出するまで待機する。ステップS401での判定が「YES」の場合には、ステップS402に分岐する。
ステップS402では、ディスクローディングイジェクト検出部104の出力に基づいてローディング処理を行い、続くステップS403に進む。
ステップS403では、ドライブ状態の初期化処理を行い、続くステップS404に進む。ステップS404では、後述する起動処理を実行し、続くステップS405に進む。
ステップS405では、CPU211からの出力に応じて、スレッド204上の光ピックアップを、光ディスク201上の指定されたデータのあるアドレスにシークさせるべく読み出し位置への移動処理を行い、続くステップS406に進む。
ステップS406では、光ディスク201に記録されている再生すべきデータを読み出し、続くステップS407に進む。
ステップS407では、読み出したデータをDRAMバッファ209に格納し、続くステップS408に進む。
ステップS408では、DRAMバッファ209に格納されたデータを送信部215を介して再生装置112に送信し、続くステップS409に進む。このように、再生装置112へのデータ転送処理が行われることで、ディスクデータを再生することが可能となる。
ステップS409では、ディスクローディングイジェクト検出部104がディスクのイジェクトを検出したかを判定する。ステップS409での判定が「NO」の場合には、ステップS405に分岐し、引き続き光ディスク201からデータを読み出す処理を行う。
ステップS409での判定が「YES」の場合には、ステップS410に分岐し、ステップS410で、イジェクト処理を実行してトレイをオープンしてディスクを排出する。
次に、ステップS404で行われる起動処理の具体的な処理手順について、図7に示すフローチャート図を用いて説明する。
まず、ステップS701では、トレイクローズ検出スイッチ103の開閉時間をトレイ開閉時間測定用タイマ105のタイマ値から取得し、このタイマ値が規定時間以内であるかを判定する。
ステップS701での判定が「YES」の場合には、ステップS707に分岐し、後述する高速起動処理を開始する。ステップS701での判定が「NO」の場合には、ステップS702に分岐し、ステップS702で、通常起動処理を開始し、続くステップS703に進む。
ステップS703では、ディスク回転制御部206によりディスクモータ202を回転させて光ディスク201を起動し、続くステップS704に進む。
ステップS704では、光ディスク201の管理情報が記録されたアドレスに、スレッド204上の光ピックアップ203を移動させ、光ディスク201に記録された管理情報を読み出し、続くステップS705に進む。
ステップS705では、読み出した管理情報等のディスク固有情報をディスク固有情報格納メモリ109に格納し、続くステップS706に進む。ステップS706では、通常起動処理を終了する。
ここで、管理情報とは、光ディスク201に記録された画像等のデータの位置等を示す情報であり、再生するデータを読み出すために必要となる情報である。例えば、DVD−ROMディスクでは、図3に示す“Control Data Zone”に記録された情報がこれに該当する。
また、ユーザーデータとは、実際に再生したときに画像や音声となるデータ、及びファイルシステムであり、図3に示す“Data Zone”に記録された情報がこれに該当する。また、ファイルシステムには、例えば、画像や音声となるデータを特定するためのファイル名などの情報が含まれている。
一方、ステップS707では、高速起動処理を開始し、続くステップS708に進む。ステップS708では、ディスク固有情報格納メモリ109に既に格納されている管理情報等のディスク固有情報を読み出し、続くステップS709に進む。そして、ステップS709で、高速起動処理を終了する。
このように、高速起動処理時には、光ディスク201から管理情報等のディスク固有情報を読み出すのではなく、前記ディスク固有情報格納メモリ109からディスク固有情報を読み出すようにしているから、ディスクからデータを取得する必要がなくなり起動時間が短縮化されるようになる。
<実施形態2>
図5は、本実施形態2に係るディスク装置の処理動作を示すフローチャート図である。図5に示すように、まず、ステップS501では、ディスクがローディング状態であるかを判定する。ステップS501での判定が「NO」の場合には、ロードを検出するまで待機する。ステップS501での判定が「YES」の場合には、ステップS502に分岐する。
ステップS502では、ディスクローディングイジェクト検出部104の出力に基づいてローディング処理を行い、続くステップS503に進む。
ステップS503では、トレイクローズ検出スイッチ103の開閉時間をトレイ開閉時間測定用タイマ105のタイマ値から取得し、このタイマ値が規定時間以内であるかを判定する。
ステップS503での判定が「YES」の場合(誤イジェクト時)には、ステップS506に分岐し、ステップS506で、ドライブ状態の設定情報をドライブ状態情報格納メモリ110から読み出し、ドライブ状態をイジェクト処理前の状態に復帰する。この場合、ドライブ状態の初期化及びドライブ状態の再設定を行わないので、ドライブ状態の設定時間が短縮化されることになり好ましい。
次に、ステップS507で、高速起動処理を開始し、続くステップS508に進む。ステップS508では、後述する先読み情報をイジェクト処理前の状態に復帰し、続くステップS509に進む。
このように、誤イジェクト発生時の起動直後は誤イジェクト発生前のデータ再生の続きを行うので、誤イジェクト発生時は起動処理直後に先読みデータ情報格納メモリ111のデータをDRAMバッファ209に格納することで、先読みデータ情報格納メモリ111に存在するデータ分については、ディスクからデータの読み出しを経ずに再生装置112に再生データを転送することが可能となる。これにより、再生開始時間の短縮となる。
一方、ステップS503での判定が「NO」の場合には、ステップS504に分岐し、ステップS504で、ドライブ状態の初期化を行い、続くステップS505に進む。ステップS505では、通常起動処理を開始し、続くステップS509に進む。
ステップS509では、再生するデータが後述する先読みデータ情報格納メモリ111に存在するかを判定する。ステップS509での判定が「YES」の場合には、ステップS517に分岐し、ステップS518で、先読みデータ情報格納メモリ111からデータを読み出し、続くステップS512に進む。
ステップS509での判定が「NO」の場合には、ステップS510に分岐し、ステップS510で、CPU211からの出力に応じて、スレッド204上の光ピックアップを、光ディスク201上の指定されたデータのあるアドレスにシークさせるべく読み出し位置への移動処理を行い、続くステップS511に進む。
ステップS511では、光ディスク201に記録されている再生すべきデータを読み出し、続くステップS512に進む。ステップS512では、再生するデータ以降の連続した領域に存在するデータを先読み情報として先読みデータ情報格納メモリ111に保存し、続くステップS513に進む。
次に、ステップS513では、読み出したデータをDRAMバッファ209に格納し、続くステップS514に進む。
ステップS514では、DRAMバッファ209に格納されたデータを送信部215を介して再生装置112に送信し、続くステップS515に進む。このように、再生装置112へのデータ転送処理が行われることで、ディスクデータを再生することが可能となる。
ステップS515では、ディスクローディングイジェクト検出部104がディスクのイジェクトを検出したかを判定する。ステップS514での判定が「NO」の場合には、ステップS509に分岐し、引き続き光ディスク201からデータを読み出す処理を行う。
ステップS515での判定が「YES」の場合には、ステップS516に分岐し、ステップS516で、そのときのドライブ状態情報をドライブ状態情報格納メモリ110に保存し、続くステップS517に進む。
ステップS517では、イジェクト処理を実行してトレイをオープンしてディスクを排出する。
<実施形態3>
図6は、本実施形態3に係るディスク装置の処理動作を示すフローチャート図である。図6に示すように、まず、ステップS601では、ディスクがローディング状態であるかを判定する。ステップS601での判定が「NO」の場合には、ロードを検出するまで待機する。ステップS601での判定が「YES」の場合には、ステップS602に分岐する。
ステップS602では、誤イジェクト判断部212における後述する判断処理手順に基づいて、誤イジェクト時であるかを判定する。ステップS602での判定が「YES」の場合(誤イジェクト時)には、ステップS607に分岐し、ステップS607で、ディスクローディングイジェクト検出部104の出力に基づくローディング処理を実行するのと並行して、光ピックアップ203を光ディスク201上のデータ読み出し位置へ移動させる処理を行う。このことにより、図11に示すように、再生開始までの時間を短縮することが可能である。
次に、ステップS607では、ドライブ状態の設定情報をドライブ状態情報格納メモリ110から読み出し、ドライブ状態をイジェクト処理前の状態に復帰する。この場合、ドライブ状態の初期化及びドライブ状態の再設定を行わないので、ドライブ状態の設定時間が短縮化されることになり好ましい。
次に、ステップS608では、高速起動を開始し、続くステップS609に進む。ステップS609では、起動処理が完了し且つ光ピックアップ203の読み出し位置への移動処理が完了したかを判定する。ステップS609での判定が「NO」の場合には、処理が完了するまで待機する。ステップS609での判定が「YES」の場合には、ステップS610に分岐し、ステップS610で、後述する先読み情報をイジェクト処理前の状態に復帰し、続くステップS611に進む。
このように、誤イジェクト発生時の起動直後は誤イジェクト発生前のデータ再生の続きを行うので、誤イジェクト発生時は起動処理直後に先読みデータ情報格納メモリ111のデータをDRAMバッファ209に格納することで、先読みデータ情報格納メモリ111に存在するデータ分については、ディスクからデータの読み出しを経ずに再生装置112に再生データを転送することが可能となる。これにより、再生開始時間の短縮となる。
一方、ステップS602での判定が「NO」の場合には、ステップS603に分岐し、ステップS603で、ディスクローディングイジェクト検出部104の出力に基づいてローディング処理を行い、続くステップS604に進む。
ステップS604では、ドライブ状態の初期化を行い、続くステップS605に進む。ステップS605では、通常起動処理を開始し、続くステップS611に進む。
ステップS611では、再生するデータが後述する先読みデータ情報格納メモリ111に存在するかを判定する。ステップS611での判定が「YES」の場合には、ステップS620に分岐し、ステップS620で、先読みデータ情報格納メモリ111からデータ読み出しを行い、続くステップS615に進む。
ステップS611での判定が「NO」の場合には、ステップS612に分岐し、ステップS612で、CPU211からの出力に応じて、スレッド204上の光ピックアップを、光ディスク201上の指定されたデータのあるアドレスにシークさせるべく読み出し位置への移動処理を行い、続くステップS613に進む。
ステップS613では、光ディスク201に記録されている再生すべきデータを読み出し、続くステップS614に進む。ステップS614では、再生するデータ以降の連続した領域に存在するデータを先読み情報として先読みデータ情報格納メモリ111に保存し、続くステップS615に進む。
次に、ステップS615では、読み出したデータをDRAMバッファに格納し、続くステップS616に進む。
ステップS616では、DRAMバッファ209に格納されたデータを送信部215を介して再生装置112に送信し、続くステップS617に進む。このように、再生装置112へのデータ転送処理が行われることで、ディスクデータを再生することが可能となる。
ステップS617では、ディスクローディングイジェクト検出部104がディスクのイジェクトを検出したかを判定する。ステップS617での判定が「NO」の場合には、ステップS611に分岐し、引き続き光ディスク201からデータを読み出す処理を行う。
ステップS617での判定が「YES」の場合には、ステップS618に分岐し、ステップS618で、そのときのドライブ状態情報をドライブ状態情報格納メモリ110に保存し、続くステップS619に進む。
ステップS619では、イジェクト処理を実行してトレイをオープンしてディスクを排出する。
次に、ステップS605及びS608で行われる起動処理の具体的な処理手順について、図8に示すフローチャート図を用いて説明する。
まず、ステップS801では、後述する誤イジェクト判断処理手順に基づいて、誤イジェクト検出時であるかを判定する。
ステップS801での判定が「YES」の場合には、ステップS807に分岐し、後述する高速起動処理を開始する。ステップS801での判定が「NO」の場合には、ステップS802に分岐し、ステップS802で、通常起動処理を開始し、続くステップS803に進む。
ステップS803では、ディスク回転制御部206によりディスクモータ202を回転させて光ディスク201を起動し、続くステップS804に進む。
ステップS804では、光ディスク201の管理情報が記録されたアドレスに、スレッド204上の光ピックアップ203を移動させ、光ディスク201に記録された管理情報を読み出し、続くステップS805に進む。
ステップS805では、読み出した管理情報等のディスク固有情報をディスク固有情報格納メモリ109に格納し、続くステップS806に進む。ステップS806では、通常起動処理を終了する。
一方、ステップS807では、高速起動処理を開始し、続くステップS808に進む。ステップS808では、ディスク固有情報格納メモリ109に格納されている管理情報等のディスク固有情報を読み出し、続くステップS809に進む。ステップS809では、高速起動処理を終了する。
次に、ステップS602で行われる誤イジェクトの判断の具体的な処理手順について、図9に示すフローチャート図を用いて説明する。
まず、ステップS901では、トレイクローズ検出スイッチ103の開閉時間をトレイ開閉時間測定用タイマ105のタイマ値から取得し、このタイマ値が規定時間以内であるかを判定する。
ステップS901での判定が「YES」の場合には、ステップS902に分岐し、ステップS902で、誤イジェクトであると判断して、続くステップS904に進む。
ステップS901での判定が「NO」の場合には、ステップS903に分岐し、ステップS903で、非誤イジェクトであると判断して、続くステップS904に進む。
ステップS904では、この判断結果を誤イジェクト判断情報格納メモリ108に格納し、処理を終了する。このことにより、誤イジェクトを判断するための信号が複数存在しても、誤イジェクトを判断した後に誤イジェクト判断結果が必要となった場合には、誤イジェクト判断情報格納メモリ108に格納されている判断結果を取得するだけでよく好ましい。
さらに、ステップS602で行われる誤イジェクトの判断の別の処理手順について、図10に示すフローチャート図を用いて説明する。図10に示す処理では、複数の条件を用いて誤イジェクトを判断するようにしている。
まず、ステップS1001では、トレイオープン検出スイッチ101がON状態であるかを判定する。ステップS1001での判定が「YES」の場合には、ステップS1005に分岐し、ステップS1005で、非誤イジェクトであると判断する。
ステップS1001での判定が「NO」の場合には、ステップS1002に分岐し、ステップS1002で、トレイクローズ検出スイッチ103の開閉時間をトレイ開閉時間測定用タイマ105のタイマ値から取得し、このタイマ値が規定時間以上であるかを判定する。
ステップS1002での判定が「YES」の場合には、ステップS1005に分岐し、ステップS1005で、非誤イジェクトであると判断する。
ステップS1002での判定が「NO」の場合には、ステップS1003に分岐し、ステップS1003で、イジェクトボタンをON又はOFFした時間間隔を測定するイジェクトボタンON/OFF間隔検出部(不図示)のタイマ値が規定時間以上であるかを判定する。
ステップS1003での判定が「YES」の場合には、ステップS1005に分岐し、ステップS1005で、非誤イジェクトであると判断する。
ステップS1003での判定が「NO」の場合には、ステップS1004に分岐し、ステップS1004で、誤イジェクトであると判断して、続くステップS1006に進む。
ステップS1006では、この判断結果を誤イジェクト判断情報格納メモリ108に格納し、処理を終了する。
このように、複数の条件を用いて誤イジェクトを判断することにより、誤イジェクトの判断の正確さを増すことが可能となる。
さらに、ドライブ状態設定時間の短縮化、起動高速化、ディスク管理情報の読み出し時間短縮、先読み情報の利用によるディスクからのデータ読み出し高速化、及びローディングと平行したデータ読み取り位置への移動によるデータ読み取り時間短縮を行うことにより、ディスク再生中に誤イジェクトが発生した場合においても、映像が途切れることなく連続再生することが可能となる。
以上説明したように、本発明は、再生中のディスクを誤ってイジェクトして再び装着し直した場合に、再生途中であった箇所から再生を再開できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係るディスク装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のディスクドライブの構成を示すブロック図である。 DVD−ROMディスクにおけるアドレスマッピングを示す図である。 本実施形態1のディスク装置におけるトレイクローズから再生装置への再生データ転送まで処理手順を示すフローチャート図である。 本実施形態2のディスク装置におけるトレイクローズから再生装置への再生データ転送まで処理手順を示すフローチャート図である。 本実施形態3のディスク装置におけるトレイクローズから再生装置への再生データ転送まで処理手順を示すフローチャート図である。 ディスクの起動処理を示すフローチャート図である。 誤イジェクト判断処理を用いたディスクの起動処理を示すフローチャート図である。 誤イジェクト判断処理を示すフローチャート図である。 複数の条件を用いた誤イジェクト判断処理を示すフローチャート図である。 従来技術と本発明の実施形態に係るディスク装置とを用いた場合の処理速度の変化を示す図である。
符号の説明
100 ディスク装置
101 トレイオープン検出スイッチ
102 イジェクトボタン
103 トレイクローズ検出スイッチ
104 ディスクローディングイジェクト検出部
105 トレイ開閉時間測定用タイマ
107 ディスクドライブ
108 誤イジェクト判断情報格納メモリ
109 ディスク固有情報格納メモリ
110 ドライブ状態情報格納メモリ
111 データ情報格納メモリ
112 再生装置
201 光ディスク
203 光ピックアップ
209 DRAMバッファ
211 CPU
212 誤イジェクト判断部

Claims (4)

  1. ディスクに記録されたデータを読み取って再生するディスク装置であって、
    前記ディスクから読み出したデータの一部を保持するメモリと、
    ディスクトレイの開閉時間を測定するトレイ開閉時間測定用タイマと、
    前記ディスクトレイがクローズ位置にあることを検出するクローズ位置検出用スイッチとを備え、
    前記ディスクトレイがイジェクトされた後、再びクローズ位置に戻されたことを前記クローズ位置検出用スイッチで検出し、且つ前記トレイ開閉時間測定用タイマのタイマ値が規定時間以内であった場合に誤イジェクトであると判断し、前記ディスクトレイがイジェクトされる前に前記メモリに保持されたデータを読み出してディスク起動を再開するように構成されていることを特徴とするディスク装置。
  2. 請求項1に記載されたディスク装置において、
    前記ディスクトレイがオープン位置にあることを検出するオープン位置検出用スイッチをさらに備え、
    前記ディスクトレイがイジェクトされた後、該ディスクトレイの位置を前記オープン位置検出用スイッチが検出する前に、再びクローズ位置に戻されたことを前記クローズ位置検出用スイッチで検出した場合に誤イジェクトであると判断し、前記ディスクトレイがイジェクトされる前に前記メモリに保持されたデータを読み出してディスク起動を再開するように構成されていることを特徴とするディスク装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたディスク装置において、
    前記ディスクトレイがイジェクトされる前のドライブ動作状態を示すデータ及び前記ディスクから先読みされたデータを保持するバッファメモリをさらに備え、
    前記誤イジェクトであると判断された場合に、前記バッファメモリに保持されたデータを読み出してディスク起動を再開するように構成されていることを特徴とするディスク装置。
  4. 請求項3に記載されたディスク装置において、
    前記ディスクトレイの開閉が誤イジェクトであったかを判断する誤イジェクト判断部をさらに備え、
    前記誤イジェクト判断部によって誤イジェクトであると判断された場合には、前記ディスクトレイのクローズ動作中に、前記ディスクトレイがイジェクトされる前に前記バッファメモリに保持されたドライブ動作状態を示すデータを読み出してディスク起動を再開するように構成されていることを特徴とするディスク装置。
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