JP5038115B2 - ディスクアクセス装置およびディスクアクセス方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ディスク媒体上のファイルをアクセスするためのディスクアクセス装置およびディスクアクセス方法に関する。
DVD(Digital Versatile Disc)などの大容量の光ディスクメディアを再生可能なメディアプレーヤやパーソナルコンピュータが普及しており、高品質のゲームコンテンツや映像コンテンツがDVDなどに格納されて提供されている。また、DVDレコーダやパーソナルコンピュータに装着されたDVD記録装置を用いて、ユーザは写真やビデオなどを手軽にDVDに記録することができる。
またハイビジョンクラスの映像やゲームなどのコンテンツを記録できる光ディスクメディアとしてブルーレイディスク(商標または登録商標)(Blu-ray Disk;BD)が開発され、高画質の魅力的なコンテンツが提供され始めた。
光ディスクに格納された映像コンテンツを読み出して再生する機能を有するゲーム機も存在する(たとえば特許文献1参照)。
米国特許第6563999号明細書
CD(Compact Disc)やDVDなどの光ディスクをアクセスする際、光ピックアップ部の構成を含むヘッドを読み取り位置に移動させる必要があり、シーク時間が大きく、ファイルの読み出しに時間がかかる。ハードディスクのファイルシステムに比べて、光ディスクに記録されたファイルシステムはアクセスに時間がかかるという難点がある。
光ディスクの読み取り速度の問題は音楽やビデオなどのコンテンツの入ったディスクを再生するときにはあまり意識されることがない。音楽やビデオの場合、サイズの大きい一つのファイルを連続的に読み出すため、再生開始までの待ち時間は気になるものの、再生が開始された後は、データの読み取りにかかるレーテンシは隠蔽されてしまうからである。
しかしながら、ゲームコンテンツが格納された光ディスクの場合、ゲームアプリケーションの開始時だけでなく、ゲームの進行中にもいろいろなファイルをオープンして読み出すため、ゲームプレイ中に光ディスクのアクセス待ちになることがある。また、ゲームアプリケーションが扱う個々のファイルはサイズが小さく、ファイルがランダムアクセスに近いアクセスパターンでアクセスされるため、光ディスクのシークに時間がかかる。このようにゲームコンテンツが記録された光ディスクでは、光ディスクのアクセス時間がゲームのリアルタイム性に悪影響を及ぼすことがある。
また、BDではDVDと同様、複数の層に分けて情報を記録する方式が採用されており、特にBDにおいては、高密度の記録層にレーザビームの焦点深度を正確に合わせるために、サーボモータを利用して、レーザ光を照射しながら焦点深度を微調整することが必要不可欠であり、光ディスクのピックアップ部の駆動系の負荷が大きくなっている。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ディスク媒体に記録されたファイルシステムに効率的にアクセスするためのディスクアクセス技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のディスクアクセス装置は、ディスク媒体に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報を一時的に保持するキャッシュと、前記ディスク媒体上のファイルにアクセスする際、前記キャッシュに保持されたディレクトリ情報を参照することにより、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得するプロセッサと、前記ディスク媒体からの信号を検出するためのピックアップ部を前記位置情報で示される場所に移動させてアクセス対象のファイルのデータを読み出すディスクコントローラとを含む。
前記ディスク媒体には情報を記録する層が少なくとも2層設けられており、前記ディレクトリ情報は前記ディスク媒体の第1の記録層に、ファイルは第1または第2の記録層に記録されていてもよい。
本発明の別の態様は、ディスクアクセス方法である。この方法は、ディスク媒体に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報を読み取り、当該ディスク媒体よりも読み取り速度の速い記憶媒体に前記ディレクトリ情報をキャッシュしておき、前記ファイルシステムのファイルにアクセスする際、キャッシュされたディレクトリ情報を参照することにより、前記ディスク媒体上のディレクトリ情報にアクセスすることなく、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得し、前記ディスク媒体上の前記位置情報で示される場所からアクセス対象のファイルのデータを読み出す。
本発明のさらに別の態様は、コンピュータプログラムである。このプログラムは、少なくとも2層の記録構造をもつディスク媒体の第1の層に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報をキャッシュする機能と、前記ディスク媒体上の第1または第2の層に記録されたファイルにアクセスする際、キャッシュされたディレクトリ情報を参照することにより、第1の層に記録されたディレクトリ情報にはアクセスすることなく、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得する機能と、前記ディスク媒体上の前記位置情報で示される場所からアクセス対象のファイルのデータを読み出す機能とをコンピュータに実現させる。
このプログラムは、ディスク媒体の読み書きの基本的な制御を行なうためにディスクコントローラなどの機器に組み込まれるファームウエアの一部として提供されてもよい。このファームウエアは、たとえば、機器内のROMやフラッシュメモリなどの半導体メモリに格納される。また、このプログラムは、オペレーティングシステムに組み込まれる基本ソフトウエアもしくはライブラリの一部として提供されてもよい。このようなファームウエア、基本ソフトウエアまたはライブラリを提供するため、あるいはこれらの一部をアップデートするために、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供されてもよく、また、このプログラムが通信回線で伝送されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ディスク媒体に記録されたファイルシステムに効率的にアクセスすることができる。
図1は、実施の形態に係るディスクアクセス装置の構成図である。ディスクアクセス装置のディスク読み取り部には光ディスク10が挿入される。光ディスク10に記録された情報を読み取るために、光ディスク10にレーザビームが照射される。レーザビームは、光ディスク10の情報が記録された層に焦点が合うようにレンズの焦点距離が調整されて照射される。光ディスク10からの反射光は光ピックアップ部12の光検出部に入射される。
光ピックアップ部12は捕捉した反射光を電気信号に変換し、信号処理部17に渡す。信号処理部17は電気信号を復調して、光ディスク10に記録されたデータを復元し、ディスクI/Oコントローラ20に渡す。
駆動部14は、対物レンズの焦点深度を調整し、光ピックアップ部12を光ディスク10の径方向に移動させる。サーボLSI16は、レーザビームの焦点深度が光ディスク10の記録層に合うように対物レンズのフォーカスを調整するための制御信号を生成し、駆動部14に与える。また、サーボLSI16は、レーザビームが所望のトラックに正確に収束するように、光ピックアップ部12を光ディスク10の径方向に移動させて光軸を微調整するための制御信号を生成し、駆動部14に与える。
ディスクI/Oコントローラ20は、プロセッサ40から光ディスク10の読み出し位置の情報を受け取り、光ディスク10から指定されたデータを読み取る。ディスクI/Oコントローラ20は、サーボLSI16に光ピックアップ部12を読み取り位置に移動させるための制御信号を与える。ディスクI/Oコントローラ20は、光ディスク10から読み出されたデータを信号処理部17から受け取り、バッファ22に蓄積する。
駆動部14、サーボLSI16、信号処理部17、ディスクI/Oコントローラ20、およびバッファ22は、光ディスク10を読み取るためのディスクアクセスユニットを構成する。ディスクアクセスユニットは専用ハードウエアによって、あるいは、ハードウエアとソフトウエアの組合せによって実現される。ディスクアクセスユニットは、一例として、パーソナルコンピュータに内蔵または外付けされる汎用のディスクドライブユニットや、ゲーム機などの専用機に内蔵または外付けされる専用のディスクドライブユニットであってもよい。
ディスクI/Oコントローラ20によって光ディスク10から読み取られ、バッファ22に蓄積されたデータは、DMAコントローラ34によって、メインメモリ36にDMA転送される。
プロセッサ40は、メインメモリ36に転送されたデータを利用して各種の処理を行う。また、プロセッサ40は、メインメモリ36に転送されたデータの一部をキャッシュメモリ18にキャッシュしたり、ハードディスク30に保存してもよい。外部I/Oコントローラ32は、プロセッサ40からの命令を受けて、ハードディスク30に対するデータの読み書きを制御する。後述のように、光ディスク10のアクセスの効率化のために、プロセッサ40は、光ディスク10のファイルシステムのディレクトリ構造をキャッシュメモリ18にキャッシュし、全ディレクトリのレコードをハードディスク30にキャッシュする。
図2(a)〜(c)は、光ディスク10に記録されるファイルシステムのデータ構造を説明する図である。ここでは、光ディスク10のファイルシステムの一例として、ISO9660フォーマットを取り上げて説明するが、実施の形態は、特に特定のフォーマットに限定されるものではない。ISO9660は、国際標準化機構(ISO)が定めたCD−ROMのファイルシステムの規格であり、様々なオペレーティングシステムで読み取ることができ、その読み取り互換性が高いことから幅広く利用されている。ISO9660は、DVDやブルーレイディスクのファイルシステムとしても利用することができる。ISO9660に代わるファイルシステムとして、記録再生の両方が可能なUDF(Universl Disk Format)を利用することもできる。また、UDFに対応していないオペレーティングシステムでもISO9660による再生を可能にして互換性を確保したUDFブリッジフォーマットを利用してもよい。
図2(a)は、光ディスク10に格納されたファイルシステム100のフォーマットを示す。光ディスク10の先頭にはシステムエリア102が設けられ、それに続いて、ボリューム記述子104、パステーブル110、ディレクトリエリア170、およびファイルデータ130が格納される。ボリューム記述子104には、当該光ディスク10のボリュームに関する情報、すなわちボリューム名や作成者の名前、パステーブルやルートディレクトリの位置などが含まれる。
パステーブル110は、ボリューム内の全ディレクトリのパス情報を幅優先探索順に配列したテーブルであり、ディレクトリ検索を高速化するために参照される。光ディスクのシーク時間はハードディスクのシーク時間よりも長いため、ハードディスクのファイルシステムのようにルートから順にディレクトリを辿ってサブディレクトリを検索することはきわめて効率が悪い。そのため、ディレクトリ構造を格納したパステーブル110を光ディスク10のマウント時にキャッシュメモリ18にキャッシュしておくことで、深い位置にあるサブディレクトリでも短時間でアクセスすることが可能になる。
図2(b)に示すように、パステーブル110には、ルート112から開始して、ディレクトリD1、D2、…、Dn(符号114a、114b、…、114c)のパス情報が幅優先探索順に格納される。各ディレクトリのパス情報には、ディレクトリ名に相当するディレクトリ識別子、ディレクトリ識別子の長さ、ディレクトリの位置、親ディレクトリの番号などが記録される。
ディレクトリエリア170は、ボリューム内の全ディレクトリのディレクトリレコード120を配列したものである。各ディレクトリレコード120は、当該ディレクトリに含まれるファイルとサブディレクトリの情報を記録した構造体である。なお、ディレクトリエリア170に格納された全部もしくは一部のディレクトリのディレクトリレコード120の集合体をディレクトリテーブル180と呼び、ディレクトリテーブル180は後述のようにハードディスク30にキャッシュされる。
図2(c)は、ディレクトリDiのディレクトリレコード120を示す。ディレクトリレコード120は、ディレクトリDiの親ディレクトリP(符号124)、ディレクトリDiの直下の子ディレクトリC1、C2(符号126a、126b)、ディレクトリDiに含まれるファイルF1、F2(符号128a、128b)の各レコードを含む。先頭フィールド122は、単に当該ディレクトリレコード120をポインタで指すときの対象であり、実装上は当該ディレクトリレコード120が格納された領域の先頭アドレスである。ディレクトリまたはファイルの各レコードには、レコード長、ディレクトリまたはファイルの先頭位置、大きさ、識別子などの情報が格納される。
図3は、ファイルシステム100におけるディレクトリ構造の一例を示す図である。ルートRの直下に第1ディレクトリD1、第2ディレクトリD2、第3ディレクトリD3があり、第2ディレクトリD2の直下には、サブディレクトリとして第4ディレクトリD4がある。第2ディレクトリD2にはファイルF1が含まれ、第3ディレクトリD3にはファイルF3が含まれ、第2ディレクトリのサブディレクトリD4にはファイルF2が含まれる。
図4は、図3のディレクトリ構造に対応して設けられたパステーブル110とディレクトリレコード120のデータ構造を説明する図である。パステーブル110には、ルートRから開始して幅優先探索順にディレクトリD1、D2、D3、D4の各パス情報が格納されている。プロセッサ40は、パステーブル110に格納されたルートRのパス情報からルートRのディレクトリレコード120aへのポインタを取得し、ルートRのディレクトリレコード120aを参照する(符号140)。
ルートRのディレクトリレコード120aには、子ディレクトリD1、D2、D3の各レコードが格納されている。プロセッサ40は、これらのレコードから第1、第2、第3ディレクトリD1、D2、D3のディレクトリレコード120b、120c、120d(以下、それぞれ「第1、第2、第3ディレクトリレコード」と呼ぶ)へのポインタを取得し、これらのディレクトリレコード120b、120c、120dを参照する(符号141、142、143)。
第1ディレクトリD1にはファイルもサブディレクトリもないため、第1ディレクトリレコード120bには、親ディレクトリであるルートRのレコードだけが格納されている。
第2ディレクトリD2にはサブディレクトリD4とファイルF1が含まれるため、第2ディレクトリレコード120cには、親ディレクトリのルートRのレコードの他、子ディレクトリであるディレクトリD4のレコードと、ファイルF1のレコードが格納されている。
第3ディレクトリD3にはサブディレクトリがないが、ファイルF3が含まれるため、第3ディレクトリレコード120dには、親ディレクトリのルートRのレコードの他、ファイルF4のレコードが格納されている。
プロセッサ40は、第2ディレクトリレコード120cの子ディレクトリD4のレコードから第4ディレクトリD4のディレクトリレコード120e(以下、「第4ディレクトリレコード」と呼ぶ)へのポインタを取得し、第4ディレクトリレコード120eを参照する(符号144)。第4ディレクトリレコード120eには、親ディレクトリD2のレコードの他、ファイルF2のレコードが格納されている。
サブディレクトリD4に格納されたファイルF2にアクセスするために、プロセッサ40は、パステーブル110を参照してルートR、第2ディレクトリD2、第4ディレクトリD4の順(すなわち符号140、142、144の順)にディレクトリレコード120a、120c、102eを辿ることによって、ファイルF2のレコードに到達することができ、ファイルF2のレコードからファイルF2の位置情報を取得することができる。
このようにルートから順にディレクトリを辿る方法とは別に、プロセッサ40は、パステーブル110を参照して、ファイルF2が格納されているディレクトリD4のパス情報に直接アクセスし、第4ディレクトリレコード120eへのポインタを取得し、第4ディレクトリレコード120eを直接参照してもよい(符号146)。
ディレクトリ構造を格納したパステーブル110をキャッシュメモリ18にキャッシュしておけば、パステーブル110を参照すれば、ルートから順にディレクトリのツリー構造を辿らなくても直接サブディレクトリのディレクトリレコード120にアクセスすることができる。もっとも、パステーブル110がなくても、全ディレクトリのディレクトリレコード120を並べたディレクトリテーブル180さえあれば、ルートから順にディレクトリを辿っていくことで、どのサブディレクトリにあるファイルにもアクセスできる。したがって、パステーブル110のキャッシングは任意である。
図5は、光ディスク10の物理的な層構造を説明する図である。DVDやBDではディスクに複数の層を設けて情報を記録する方式が採用されている。ここでは、光ディスク10に2層が設けられた場合を示す。第1層150と第2層152では記録層の深さが異なるため、各層に記録された情報を正確に読み取るには、照射されるレーザビームの焦点深度を各層に正確に合わせることが要求される。第1層150に記録された情報を読み取るには、光ピックアップ部12からのレーザビームの焦点を第1層150の深さにぴったり合わせ、第2層152に記録された情報を読み取るには、レーザビームの焦点を第2層152の深さにぴったり合わせる必要がある。
特にBDは、高記録密度のため、レーザ光を照射しながら、焦点深度を正確に調整する必要があり、光ピックアップ部12の駆動部14はサーボモータを用いて細かな数値制御が必要となる。そのため、異なる記録層をまたいで情報にアクセスするために「レイヤジャンプ」を行うときは、記録層が変わる度に焦点深度の調整が必要となり、処理時間がかかり、また連続的にモータを駆動させるため、熱が発生する。
図6は、光ディスク10の論理的な層構造を説明する図である。ここでは一般的な2層の例で説明する。3層以上であってもよい。光ディスク10には、図2(a)で説明したファイルシステム100が第1層150と第2層152に分けて記録される。第1層150には、先頭からシステムエリア102、ボリューム記述子104、パステーブル110、およびディレクトリエリア170が記録される。個々のファイルは第1層150または第2層152に記録される。ここでは、図3で説明したディレクトリ構造に格納されたファイルF1、F2、F3の内、ファイルF1は第1層150に記録され(符号160)、ファイルF2、F3はともに第2層152に記録されている(符号162、164)。
このように、ディレクトリレコード120が記録されたディレクトリエリア170は光ディスク10の第1層150に配置されているため、通常のディスクアクセス方式では、まず始めにオペレーティングシステムが第1層150のディレクトリエリア170にアクセスしてディレクトリレコード120を読み出し、次にアプリケーションが第2層152に配置されたファイルにアクセスすることになる。複数のファイルを短期間にアクセスしようとすると、頻繁にレイヤジャンプ(レイヤチェンジといってもよい)が発生し、光ピックアップ部12のモータ駆動系がひっきりなしに動作している状態になり、ファイルのアクセスに時間がかかり、アプリケーションの応答速度が悪くなる。
本実施の形態では、レイヤジャンプに伴うコストを軽減するために、光ディスク10の全ディレクトリのディレクトリレコード120をディレクトリテーブル180としてハードディスク30にキャッシュして参照する方法を採用する。まず、比較のために、図7において、ディレクトリレコード120をキャッシュしない場合の光ピックアップ部12の動作を説明し、その後、図8および図9を参照して、本実施の形態の方法を説明する。
図7(a)〜(f)は、ディレクトリレコード120をキャッシュしない場合の光ピックアップ部12の動作を説明する図である。ここでは、図3のディレクトリ構造の例にしたがって、光ディスク10の第1層150のディレクトリエリア170には第1〜第4ディレクトリD1〜D4のディレクトリレコードDR1〜DR4(以下、簡単のため「第1〜第4ディレクトリレコード」と呼ぶ)が記録されており、第2ディレクトリD2に属するファイルF1は第1層150に、第4ディレクトリD4に属するファイルF2と第3ディレクトリD3に属するファイルF3は第2層152にそれぞれ記録されている。光ディスク10からファイルF1、F2、F3の順に読み出すとき、光ピックアップ部12がどのように移動するかを説明する。
プロセッサ40がファイルF1をオープンするコマンドを実行する際、プロセッサ40は、まず、光ディスク10からファイルF1が属するディレクトリD2のディレクトリレコードDR2を読み出すために、第2ディレクトリテーブルDR2の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。
ここで、第2ディレクトリレコードDR2の位置情報は、キャッシュメモリ18にキャッシュされたパステーブル110に格納された第2ディレクトリD2のパス情報を用いて直接的に取得することができる。パステーブル110を利用しない場合は、図4で説明したように、プロセッサ40は、まず、ディレクトリテーブル180の先頭位置をディスクI/Oコントローラ20に与えて、ディレクトリテーブル180をルートから読み出し、ルートからディレクトリを探索することで、第2ディレクトリD2に到達し、第2ディレクトリレコードDR2の位置情報を取得することができる。
ディスクI/Oコントローラ20は、図7(a)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスをディレクトリエリア170が存在する第1層150に合うように調整した上で、光ピックアップ部12を第2ディレクトリレコードDR2の先頭位置まで移動させ、ディレクトリレコードDR2を読み取る。プロセッサ40は第2ディレクトリレコードDR2からファイルF1の位置情報を取得する。
プロセッサ40は、ファイルF1を読み出すために、取得したファイルF1の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。ディスクI/Oコントローラ20は、ファイルF1の位置情報からファイルF1は第1層150にあると判定する。ディスクI/Oコントローラ20は、図7(b)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスはそのままの状態にして、光ピックアップ部12をファイルF1の先頭位置まで移動させ、ファイルF1のデータを読み出す。
次に、プロセッサ40がファイルF2をオープンするコマンドを実行する際、プロセッサ40は、まず、光ディスク10からファイルF2が属するディレクトリD4のディレクトリレコードDR4を読み出すために、第4ディレクトリレコードDR4の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。
ディスクI/Oコントローラ20は、図7(c)のように、光ピックアップ部12を第4ディレクトリレコードDR4の先頭位置に移動させ、第4ディレクトリレコードDR4を読み取る。プロセッサ40は、第4ディレクトリレコードDR4からファイルF2の位置情報を取得する。
プロセッサ40は、ファイルF2を読み出すために、取得したファイルF2の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。ディスクI/Oコントローラ20は、ファイルF2の位置情報からファイルF2は第2層152にあると判定する。ディスクI/Oコントローラ20は、図7(d)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスを第2層152に合うように調整した上で、光ピックアップ部12をファイルF2の先頭位置まで移動させ、ファイルF2のデータを読み出す。
さらに、プロセッサ40がファイルF3をオープンするコマンドを実行する際、プロセッサ40は、まず、光ディスク10からファイルF3が属するディレクトリD3のディレクトリレコードDR3を読み出すために、第3ディレクトリレコードDR3の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。
ディスクI/Oコントローラ20は、図7(e)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスをディレクトリエリア170が存在する第1層150に合うように調整した上で、光ピックアップ部12を第3ディレクトリレコードDR3の先頭位置まで戻して第3ディレクトリレコードDR3を読み取る。プロセッサ40は第3ディレクトリレコードDR3からファイルF3の位置情報を取得する。
プロセッサ40は、ファイルF3を読み出すために、取得したファイルF3の位置情報をディスクI/Oコントローラ20に与える。ディスクI/Oコントローラ20は、ファイルF3の位置情報からファイルF3は第2層152にあると判定し、図7(f)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスを第2層152に合うように調整した上で、光ピックアップ部12をファイルF3の先頭位置まで移動させ、ファイルF3のデータを読み出す。
このように、ディレクトリレコード120をハードディスク30に保持しない場合、異なるファイルをオープンする度に、ディレクトリエリア170が存在する第1層150に光ピックアップ部12を移動させてファイルが属するディレクトリのディレクトリレコードを読み出すことが必要になる。オープンするファイルがディレクトリレコードが存在する第1層150とは異なる層(ここでは第2層152)にある場合は、レイヤジャンプが発生し、光ピックアップ部12のレンズフォーカスの調整のためにモータ駆動が必要になり、時間がかかる上、モータ駆動が連続すると熱が発生する。
仮に、オープンするファイルがディレクトリレコードと同じ第1層150にあったとしても、第1層150において連続した位置にある複数のファイルを読み出すときでさえ、ファイルをオープンする度に、いったん第1層150の先頭付近にあるディレクトリレコードにまで光ピックアップ部12を戻すことが必要であり、ディレクトリレコードの位置とファイルの位置の間をヘッドが光ディスク10の径方向に移動するのに要するシーク時間が余分に発生する。
そこで、本実施の形態では光ディスク10のディレクトリエリア170にある全ディレクトリのディレクトリレコード120をディスクマウント時に一括して読み出し、ディレクトリテーブル180としてハードディスク30にキャッシュする。
図8は、プロセッサ40がハードディスク30にキャッシュされたディレクトリテーブル180を参照して光ディスク10のファイルシステムをアクセスするための構成を説明する図である。パステーブル110はキャッシュメモリ18にキャッシュされ、ディレクトリテーブル180はハードディスク30にキャッシュされる。ディレクトリテーブル180は、オペレーティングシステムがキャッシュとして参照できるシステム予約領域に書き込まれる。
ディレクトリdiにファイルfiをオープンする命令が発行されると、プロセッサ40は、キャッシュメモリ18にキャッシュされたパステーブル110を参照して、オープンすべきファイルfiが格納されたディレクトリdiの位置情報dpを取得する。次にプロセッサ40は、ディレクトリの位置情報dpにもとづいて、ハードディスク30にキャッシュされたディレクトリテーブル180から当該ディレクトリdiのディレクトリレコード120を参照し、ディレクトリdiに格納されたファイルfiの位置情報fpを取得する。
プロセッサ40は、ファイルfiの位置情報fpをディスクI/Oコントローラ20に与える。ディスクI/Oコントローラ20は、ファイルfiの位置情報fpにもとづいてファイルfiが光ディスク10のどの層に記録されているかを判定し、光ピックアップ部12のレンズフォーカスをファイルfiが記録された層に合わせて調整した上で、光ピックアップ部12をファイルfiの記録位置の先頭まで移動させる。ディスクI/Oコントローラ20はファイルfiのデータを読み出し、プロセッサ40に与える。
図9(a)〜(c)は、ハードディスク30にキャッシュされたディレクトリテーブル180を参照して、光ディスク10のファイルをアクセスする場合の光ピックアップ部12の動作を説明する図である。ここでも、図7(a)〜(f)と比較するために、図3のディレクトリ構造に格納されたファイルF1、F2、F3にこの順でアクセスする場合を説明する。
プロセッサ40は、第2ディレクトリD2にあるファイルF1をオープンするコマンドを実行する際、ハードディスク30に保持されたディレクトリテーブル180内の第2ディレクトリレコード120cを参照することにより、光ディスク10上のディレクトリエリア170にある第2ディレクトリレコードDR2にアクセスすることなく、ファイルF1の位置情報を取得することができる。ディスクI/Oコントローラ20は、プロセッサ40から与えられたファイルF1の位置情報をもとに、図9(a)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスをファイルF1が格納された第1層150に合わせて調整した上で、ファイルF1の先頭位置まで光ピックアップ部12を移動させ、ファイルF1のデータを読み出す。
次に、プロセッサ40は、第4ディレクトリD4にあるファイルF2をオープンするコマンドを実行する際、ハードディスク30に保持されたディレクトリテーブル180内の第4ディレクトリレコード120eを参照することにより、ファイルF2の位置情報を取得することができる。ディスクI/Oコントローラ20は、プロセッサ40からファイルF2の位置情報を受け取り、図9(b)のように、光ピックアップ部12のレンズフォーカスをファイルF2が格納された第2層152に合わせて調整した上で、ファイルF2の先頭位置まで光ピックアップ部12を移動させ、ファイルF2のデータを読み出す。
さらに、プロセッサ40は、第3ディレクトリD3にあるファイルF3をオープンするコマンドを実行する際、ハードディスク30に保持されたディレクトリテーブル180内の第3ディレクトリレコード120dを参照することにより、ファイルF3の位置情報を取得することができる。ディスクI/Oコントローラ20は、プロセッサ40からファイルF3の位置情報を受け取る。ファイルF3は、直前に読み出したファイルF2と同じ第2層152にあるため、光ピックアップ部12のレンズフォーカスを変える必要はない。ディスクI/Oコントローラ20は、ファイルF3の先頭位置まで光ピックアップ部12を移動させ、ファイルF3のデータを読み出す。
このように、ディレクトリテーブル180をハードディスク30にキャッシュしておけば、光ディスク10の第1層150のディレクトリエリア170にある該当するディレクトリレコードを毎回読み出す必要はないため、光ピックアップ部12をディレクトリエリア170に移動させるためのシーク時間を要しない。ディレクトリエリア170が存在する第1層150とは異なる層にある複数のファイルにアクセスする場合でも、ディレクトリエリア170が存在する第1層150に戻らなくてよいため、光ピックアップ部12のレンズフォーカスを調整する必要がなく、モータ駆動を減らすことができる。
特に、ディレクトリエリア170が存在しない第2層152の連続した領域にある複数のファイルにアクセスする場合、ディレクトリエリア170が存在する第1層にアクセスする必要がないため、光ピックアップ部12のレンズフォーカスを変えることなく、光ピックアップ部12を径方向に連続的に移動させながら第2層152の複数のファイルにアクセスでき、ディレクトリテーブル180をキャッシュすることの効果が大きく現れる。
特に次世代ゲームソフトウエアは、大容量のデータを記録可能な2層構造のBDを使用することが主流になると考えられる。ディレクトリテーブル180をキャッシュしないとすると、2層目のファイルにアクセスするときに、レイヤジャンプが必ず発生し、応答速度が重要なゲームソフトウエアでは2層目にあるファイルを利用することに制限が加わることになってしまう。光ディスク10が大容量になり、ファイル数が増え、ファイルアクセスパターンが複雑になるほど、また、ディレクトリ構造が複雑になるほど、ディレクトリテーブル180をキャッシュすることの効果は大きくなる。
図10は、図1のディスクアクセス装置による光ディスク10のマウント処理の手順を説明するフローチャートである。
光ディスク10が挿入されると(S10)、プロセッサ40は、光ディスク10からボリューム記述子を読み取る(S12)。プロセッサ40は、ボリューム記述子を参照してパステーブル110の位置情報を取得し、光ディスク10からパステーブル110を読み取り、キャッシュメモリ18にキャッシュする(S14)。
プロセッサ40は、光ディスク10が音楽またはビデオのディスクであるか否かを判定する(S16)。システム本体のオペレーティングシステムなどのシステムソフトウエアがディスクI/Oコントローラ20に対してディスク種別を問い合わせるコマンドを発行し、システムソフトウエアがディスクI/Oコントローラ20からその応答を取得することによって、ディスクの種別を把握することができる。一般に、ディスクドライブユニットには、挿入された光ディスクの種別を識別し、ディスク種別を示す情報を、ディスクドライブユニットが接続された本体側のパーソナルコンピュータやゲーム機などのシステムに提供する機能が備えられている。本体側のオペレーティングシステムは、ディスクドライブユニットからディスク種別を示す情報の供給を受けることができる。別の方法として、ディスクの種別は、ボリューム記述子を参照して光ディスク10のメディアタイプを取得することによっても判別することができる。
光ディスク10が音楽またはビデオのディスクである場合(S16のY)、ディレクトリレコード120をキャッシュすることなく、マウント処理を終了する。音楽またはビデオのディスクの場合、ディレクトリ構造は単純であり、個々のファイルのサイズが大きく、記録されているファイル数は少ないため、ディレクトリレコード120をキャッシュしてファイルアクセスを効率化するメリットが少ないからである。特にビデオのディスクの場合は、ファイルが1つまたは数個しかなく、ファイルをランダムにアクセスすることはきわめてまれである。
次に、プロセッサ40は、光ディスク10がユーザが個人用途で作成したディスクであるか否かを判定する(S18)。ユーザが作成したディスクであるかどうかは、ボリューム識別子を参照して、ボリュームの属性を調べることで判別することができる。
光ディスク10がユーザ作成ディスクである場合(S18のY)、ディレクトリレコード120をキャッシュすることなく、マウント処理を終了する。これは、ユーザ作成ディスクの場合、ディレクトリ数やファイル数が任意であるため、ディレクトリテーブル180のサイズが、オペレーティングシステムのシステム領域内であらかじめ規定されたキャッシュサイズを超え、エラーが発生しうるからである。特に、ユーザがデジタルカメラで撮影した画像を記録したディスクの場合、ディレクトリ数またはファイル数が膨大になる可能性があり、ディレクトリテーブル180のサイズをあらかじめ予想することは難しい。
光ディスク10が音楽またはビデオのディスクではなく(S16のN)、かつ、ユーザ作成ディスクでもない(S18のN)場合、プロセッサ40は、光ディスク10のディレクトリエリア170から全ディレクトリのディレクトリレコード120を読み出し、ディレクトリテーブル180としてハードディスク30にキャッシュし(S20)、光ディスク10のマウント処理を終了する。たとえば、光ディスク10がゲームソフトウエアを記録した媒体である場合、ディレクトリテーブル180がハードディスク30にキャッシュされる。
ゲームソフトウエアの作成ツールにおいて、光ディスク10にゲームソフトウエアの全ファイルを記録する際、全ディレクトリのディレクトリレコード120のサイズの合計がオペレーティングシステムのシステム領域内で規定されたキャッシュサイズを超える場合、警告を出して、光ディスク10への記録を禁止してもよい。ゲームソフトウエアの開発者は、警告に対処するためにディレクトリの構成やファイルの構成を変更し、全ディレクトリレコードのサイズを削減するようになる。これにより、ディレクトリテーブル180が規定サイズを超えてディスクマウント時にエラーが発生するようなゲームソフトウエアの光ディスク10は生成されることがないことを保証することができる。
上記のディスクのマウント処理の手順において、ディスク認証に合格したかどうかでディレクトリテーブル180をキャッシュするかどうかを決めてもよい。光ディスク10に特定の認証コードが入っているかどうかをチェックする機能を光ディスクのドライバが有し、本体側のシステムソフトウエアに認証結果を渡すように構成してもよい。たとえば、当該ディスクアクセス装置がゲーム機に搭載される場合、ゲーム機のシステムソフトウエアが、光ディスク10に格納されたゲームソフトウエアが当該ゲーム機の機種やバージョンに対応した適正な認証コードを有しているかどうかを調べ、認証に合格した場合はディレクトリテーブル180をキャッシュし、そうでない場合はディレクトリテーブル180をキャッシュしないように制御してもよい。
また、上記のディスクのマウント処理の手順において、光ディスク10に格納されたゲームソフトウエアのバージョン情報や対応ゲーム機のバージョン情報を取得して、最新バージョンの場合は、ディレクトリテーブル180をハードディスク30にキャッシュし、古いバージョンの場合は、ディレクトリテーブル180をハードディスク30にキャッシュしないようにしてもよい。あるいは、マウント処理の際、本体側のシステムソフトウエアが、光ディスク10に格納されたゲームソフトウエアのIDを参照し、そのゲームソフトウエアがディレクトリテーブル180のキャッシュを許可しているかどうかを判断してもよい。この目的のために、システムソフトウエアは、ディレクトリテーブル180のキャッシュが許可されるゲームソフトウエアのIDを格納したデータベースもしくはテーブルを参照することができるように構成されてもよい。
さらには、ディスクドライバが光ディスク10が1層であるか2層(あるいはそれ以上)であるかを判定し、光ディスク10が1層である場合はディレクトリテーブル180をキャッシュせず、2層(あるいはそれ以上)である場合はディレクトリテーブル180をキャッシュするようにしてもよい。また、認証コードの合否を組み合わせて、2層以上であれば、ディレクトリテーブル180をキャッシュし、1層でかつ認証に合格した場合はディレクトリテーブル180をキャッシュするが、1層でも認証に合格しない場合はディレクトリテーブル180をキャッシュしないようにするなど、キャッシュするかしないかの判断基準は必要に応じて、様々な組み合わせが考えられる。
旧世代のゲーム機に対応して作成されたゲームソフトウエアの中には、読み込み速度が遅い光ディスク10からデータを読み出すことを前提として、ウエイトタイムが設定されていたり、光ディスク10からデータを読み出す間に、他の処理を並行して実行するようにプログラムが組まれていることがある。そのような場合に、ディレクトリテーブル180をハードディスク30にキャッシュすることで光ディスク10の読み込み速度が改善すると、タイミングが合わなくなり、プログラムの実行にかえって支障を来すことがある。そのため、バージョン情報によって旧世代のゲーム機用のゲームソフトを記録した光ディスク10であることが判明した場合は、ディレクトリテーブル180をあえてキャッシュしないようにすることも互換性を考慮する上では必要になることがある。
上記のディスクマウント処理の手順において、光ディスク10の種別等に応じてディレクトリテーブル180をキャッシュしない選択肢を設けたのは、次の理由からである。光ディスク10はそもそもアクセスに時間がかかるので、光ディスク10からディレクトリレコードのような情報をマウント時に読み込んで収集することにマウントに要する通常の時間以上の時間をかけるメリットが求められる。ビデオディスクのようなディレクトリレコードを収集するメリットが少ない場合は、ディレクトリテーブル180のキャッシュを無効にしないと、かえって不都合が生じるから、キャッシュしない選択をすることでマウント処理を早く終わらせた方がよい。
上記の手順では、ディレクトリテーブル180を光ディスク10のマウント時に読み取り、キャッシュしたが、マウント処理を早期に終わらせるニーズがあるのであれば、マウント時以外の任意のタイミング、たとえばシステムがアイドル状態である時間帯にディレクトリテーブル180を光ディスク10から読み取ってキャッシュしてもよい。また、光ディスク10をいったんマウントすると、光ディスク10を取り出すまではキャッシュされたディレクトリテーブル180を利用するようにして、光ディスク10のディレクトリエリア170にはアクセスしないようにオペレーティングシステムが制御し、光ディスク10が取り出されて再マウントされたときは、以前にキャッシュされたディレクトリテーブル180は破棄し、再度、光ディスク10のディレクトリエリア170にアクセスして全てのディレクトリレコード120を読み出して、ディレクトリテーブル180を再構築してもよい。
図11は、図1のディスクアクセス装置による光ディスク10からのファイルの読み出し処理の手順を説明するフローチャートである。
あるディレクトリに格納された指定ファイルをオープンするコマンドが発行される(S30)と、プロセッサ40は、キャッシュメモリ18にキャッシュされたパステーブル110を参照し、ディレクトリの位置情報を取得する(S32)。プロセッサ40は、ディレクトリの位置情報をもとに、ハードディスク30にキャッシュされたディレクトリテーブル180内の該当するディレクトリレコード120を参照し、当該ディレクトリに格納された指定ファイルの位置情報を取得する(S34)。ディスクI/Oコントローラ20は、プロセッサ40から指定ファイルの位置情報を受け取り、光ピックアップ部12を指定ファイルの先頭位置に移動させ(S36)、指定ファイルのデータを読み出す(S38)。
パステーブル110をキャッシュメモリ18ではなく、ハードディスク30にキャッシュしてもよい。また、光ディスク10のファイルシステムの全ディレクトリのディレクトリレコード120をディレクトリテーブル180としてハードディスク30にキャッシュする代わりに、一部のディレクトリのディレクトリレコード120だけをディレクトリテーブル180としてハードディスク30にキャッシュし、残りのディレクトリのディレクトリレコード120は光ディスク10から読み出すようにしてもよい。
また、ディレクトリテーブル180内の各ディレクトリレコードをキャッシュエントリのように扱い、頻繁に参照されるディレクトリレコードだけがディレクトリテーブル180に留まり、参照されないディレクトリレコードはディレクトリテーブル180から消去されるようにしてもよい。すなわち、ハードディスク30に保持されるディレクトリテーブル180は、光ディスク10上のディレクトリエリア170内のディレクトリレコード120に対して、文字通りのキャッシュとして作用してもよい。また、その場合、ディレクトリテーブル180は、キャッシュメモリ18の方に保持するようにしてもよい。
パステーブル110およびディレクトリテーブル180の少なくとも一部をメインメモリ36またはキャッシュメモリ18に格納してもよい。パステーブル110およびディレクトリテーブル180は、光ディスク10よりもアクセス時間が短い任意の記憶媒体もしくは記録装置に格納されてもよい。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
ISO9660フォーマットのパステーブルやディレクトリレコードを例示して実施の形態を説明したが、何らかのディレクトリに関する情報がファイルデータとは別に格納されたフォーマットであれば、光ディスクのファイルシステムはいかなるフォーマットであってもよい。光ディスクのマウント時にディレクトリに関する情報をあらかじめ読み出してハードディスクにキャッシュすることで実施の形態の手順でファイルアクセスの効率化は図ることができる。
実施の形態に係るディスクアクセス装置の構成図である。 図2(a)〜(c)は、光ディスクに記録されるファイルシステムのデータ構造を説明する図である。 ファイルシステムにおけるディレクトリ構造の一例を示す図である。 図3のディレクトリ構造に対応して設けられたパステーブルとディレクトリレコードのデータ構造を説明する図である。 図1の光ディスクの物理的な層構造を説明する図である。 図1の光ディスクの論理的な層構造を説明する図である。 図7(a)〜(f)は、ディレクトリレコードをキャッシュしない場合の光ピックアップ部の動作を説明する図である。 プロセッサがハードディスクにキャッシュされたディレクトリテーブルを参照して光ディスクのファイルシステムをアクセスするための構成を説明する図である。 図9(a)〜(c)は、ハードディスクにキャッシュされたディレクトリテーブルを参照して、光ディスクのファイルをアクセスする場合の光ピックアップ部の動作を説明する図である。 図1のディスクアクセス装置による光ディスクのマウント処理の手順を説明するフローチャートである。 図1のディスクアクセス装置による光ディスクからのファイルの読み出し処理の手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 光ディスク、 12 光ピックアップ部、 14 駆動部、 16 サーボLSI、 17 信号処理部、 18 キャッシュメモリ、 20 ディスクI/Oコントローラ、 22 バッファ、 30 ハードディスク、 32 外部I/Oコントローラ、 34 DMAコントローラ、 36 メインメモリ、 38 バス、 40 プロセッサ、 100 ファイルシステム、 110 パステーブル、 120 ディレクトリレコード、 170 ディレクトリエリア、 180 ディレクトリテーブル。

Claims (7)

  1. ディスク媒体に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報を一時的に保持するキャッシュと、
    前記ディスク媒体上のファイルにアクセスする際、前記キャッシュに保持されたディレクトリ情報を参照することにより、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得するプロセッサと、
    前記ディスク媒体からの信号を検出するためのピックアップ部を前記位置情報で示される場所に移動させてアクセス対象のファイルのデータを読み出すディスクコントローラとを含み、
    前記プロセッサは、前記ディスク媒体のマウント時に検出されるメディアタイプに応じて、前記ディレクトリ情報を前記キャッシュに保持するか否かを決定することを特徴とするディスクアクセス装置。
  2. 前記キャッシュは、前記ディスク媒体よりもシーク時間が速いハードディスク上に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスクアクセス装置。
  3. 前記ディレクトリ情報は前記ディスク媒体のマウント時に読み取られ、前記キャッシュに一時的に保持されることを特徴とする請求項1または2に記載のディスクアクセス装置。
  4. 前記プロセッサは、前記ディスク媒体のマウント時に前記ディレクトリ情報をキャッシュするために前記ディスクコントローラに前記ディレクトリ情報を読み取らせた後は、前記ディスクコントローラに前記ディスク媒体が再マウントされるまではキャッシュされた前記ディレクトリ情報を利用し、前記ディスクコントローラに再度前記ディレクトリ情報を読み取らせることはしないことを特徴とする請求項3に記載のディスクアクセス装置。
  5. 前記ディスク媒体には情報を記録する層が少なくとも2層設けられており、前記ディレクトリ情報は前記ディスク媒体の複数の記録層の内、光ビームの照射方向から見て最も遠い位置にある層である第1の記録層に記録され、ファイルは前記ディレクトリ情報が記録された前記第1の記録層、または前記複数の記録層の内の前記第1の記録層とは異なるいずれか一つの層である第2の記録層に記録されている場合、前記ディスクコントローラは、前記ディスク媒体のマウント時に、前記ディレクトリ情報を読み取るために前記第1の記録層の深さに合わせて前記ピックアップ部の光学系の焦点深度を調整し、前記ディスク媒体のマウント後は、ファイルを読み取るために前記第1の記録層または前記第2の記録層の深さに合わせて前記焦点深度を調整する制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のディスクアクセス装置。
  6. ディスク媒体のマウント時に検出されるメディアタイプに応じて、前記ディスク媒体に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報をキャッシュに保持するか否かを決定し、前記ディレクトリ情報を前記キャッシュに保持すると決定した場合、前記ディスク媒体に記録された前記ディレクトリ情報を読み取り、当該ディスク媒体よりも読み取り速度の速い記憶媒体に前記ディレクトリ情報をキャッシュしておき、前記ファイルシステムのファイルにアクセスする際、キャッシュされたディレクトリ情報を参照することにより、前記ディスク媒体上のディレクトリ情報にアクセスすることなく、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得し、前記ディスク媒体上の前記位置情報で示される場所からアクセス対象のファイルのデータを読み出すことを特徴とするディスクアクセス方法。
  7. 少なくとも2層の記録構造をもつディスク媒体の複数の記録層の内、光ビームの照射方向から見て最も遠い位置にある層である第1の層に記録されたファイルシステムのディレクトリ情報をキャッシュする機能と、
    前記ディスク媒体上の前記ディレクトリ情報が記録された前記第1の層、または前記複数の記録層の内の前記第1の層とは異なるいずれか一つの層である第2の層に記録されたファイルにアクセスする際、キャッシュされたディレクトリ情報を参照することにより、前記第1の層に記録されたディレクトリ情報にはアクセスすることなく、アクセス対象のファイルの前記ディスク媒体上の位置情報を取得する機能と、
    前記ディスク媒体上の前記位置情報で示される場所からアクセス対象のファイルのデータを読み出す機能と、
    前記ディスク媒体のマウント時に検出されるメディアタイプに応じて、前記ディレクトリ情報をキャッシュするか否かを決定する機能とをコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
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