JPH0668588A - 可換媒体記録再生装置 - Google Patents

可換媒体記録再生装置

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JPH0668588A
JPH0668588A JP4220481A JP22048192A JPH0668588A JP H0668588 A JPH0668588 A JP H0668588A JP 4220481 A JP4220481 A JP 4220481A JP 22048192 A JP22048192 A JP 22048192A JP H0668588 A JPH0668588 A JP H0668588A
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JP
Japan
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recording
medium
spindle motor
holder
optical disc
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JP4220481A
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English (en)
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Yuji Horie
裕司 堀江
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/10Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence or absence of record in accessible stored position or on turntable
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の装置への挿入状態によって同一の
媒体か否かを判別し、記録再生等の動作が可能な状態と
なるまでの時間を短縮する。 【構成】 光ディスク2を保持するホルダ3には光ディ
スク2の挿入状態を検出するホルダ挿入検出部4が設け
られ、スピンドルモータ部7の近傍には光ディスク2の
スピンドルモータ部7への装着状態を検出するスピンド
ル装着検出部8が設けられている。制御部6は、ホルダ
挿入検出部4,スピンドル装着検出部8の出力に基づい
て、スピンドルモータ部7に装着された光ディスク2が
新規に装着されたものか、直前に装着されていたものと
同一のディスクが再装着されたものかを判別し、判別結
果に応じたイニシャライズ処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク、
光ディスク、あるいは着脱可能なハードディスク等の交
換可能な記録媒体に記録再生を行う可換媒体記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】可換媒体記録再生装置では、記録媒体が
挿入され、記録再生可能な状態となると、装置のイニシ
ャライズ処理を行うようになっている。例えば、光ディ
スク装置では、光ディスクがスピンドルモータに装着さ
れると、装着された媒体が新規の媒体か、直前まで装着
されていた同一の媒体かにかかわらず、ドライブ装置の
イニシャライズ処理(スピンドルモータの起動、レーザ
の点灯、フォーカス・トラッキングサーボの引き込みな
ど)と、コントローラのイニシャライズ処理(媒体の種
類,メーカ等の判断、レーザの記録パワー,再生パワー
等の設定など)とを行うようになっていた。
【0003】しかし、このような記録再生装置では、長
時間媒体への記録再生を行わない場合は、消費電力を減
少させるためや、ヘッドクラッシュ等による媒体や装置
の破壊を防止するために、スピンドルモータを停止させ
る,記録媒体をスピンドルモータから外して退避させ
る,あるいは使用者がイジェクトスイッチを押してイジ
ェクトする(記録媒体をスピンドルモータから外して取
り出し可能な位置まで露呈させる)などの動作を行うこ
とが多い。
【0004】この場合、記録媒体が交換されたか否かは
判別できないため、再度記録再生等の動作を行う際に、
記録媒体がどういうものであるかを調べる必要があり、
その都度前記イニシャライズ処理を行う必要が生じてい
た。
【0005】そこで、特開平4−10276号公報に
は、スピンドルモータの停止中においても記録媒体のス
ピンドルモータへの着脱動作を検知し、記録媒体がスピ
ンドルモータから外されなかった場合は、スピンドルモ
ータの動作再開時における処理の一部を省略するように
した装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、長時間
媒体への記録再生を行わない場合は、スピンドルモータ
を停止させる,記録媒体をスピンドルモータから外して
退避させる,あるいは使用者がイジェクトスイッチを押
してイジェクトするなどの動作が一般に行われるが、こ
のとき記録媒体が交換されたか否かを判別できず、記録
再生等の動作を再開する際に、再び装置のイニシャライ
ズ処理を行わなければならないという不具合があった。
このため、記録再生等の開始時にイニシャライズ処理に
要する時間がかかってしまい、すばやくデータを読み書
きできないという問題点が生じていた。
【0007】特開平4−10276号公報の装置では、
記録媒体のスピンドルモータへの着脱動作を検知でき、
記録媒体がスピンドルモータから外されなかった場合
は、スピンドルモータの動作再開時における処理の一部
を省略することにより、イニシャライズ処理に要する時
間を短縮して速やかに記録再生等を行うことが可能であ
る。
【0008】しかしながら、特開平4−10276号公
報の装置では、記録媒体を一度スピンドルモータから外
した場合には、記録媒体が交換されたか否かを判別でき
ず、再度同一の記録媒体をスピンドルモータに装着して
も、通常のイニシャライズ処理を行ってしまうため、媒
体への記録再生が可能になるまでの時間を短縮すること
ができない。
【0009】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、記録媒体のスピンドルモータへの装着状態にか
かわらず、記録媒体の装置への挿入状態によって同一の
媒体か否かを判別でき、記録再生等の動作が可能な状態
となるまでの時間を短縮することができる可換媒体記録
再生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による可換媒体記
録再生装置は、記録媒体の少なくとも一部が、この媒体
の記録再生装置に挿入されていることを検出する媒体挿
入検出手段と、前記記録媒体が前記記録媒体を駆動する
媒体駆動手段に装着されたことを検出する駆動手段装着
検出手段と、前記媒体挿入検出手段の出力を監視するこ
とにより、前記媒体駆動手段に装着状態となった記録媒
体が、新規に装着されたものか直前に装着されていた記
録媒体が再装着されたものかを判別する媒体判別手段と
を備えたものである。
【0011】
【作用】媒体判別手段によって、記録媒体の少なくとも
一部がこの媒体の記録再生装置に挿入されていることを
検出する媒体挿入検出手段の出力を監視し、媒体駆動手
段に装着状態となった記録媒体が、新規に装着されたも
のか直前に装着されていた記録媒体が再装着されたもの
かを判別する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は光ディスク装置の構成を示す構成説明図、図2は図
1の光ディスク装置の機能構成を示すブロック図、図3
は第1実施例の動作を示すフローチャートである。
【0013】本実施例は、記録媒体として光ディスクを
用いた光ディスク装置の例を示したものである。
【0014】図1に示すように、光ディスク装置1は、
光ディスク2を保持するホルダ3が設けられており、光
ディスク2はホルダ3内に挿入された状態で装置内を移
送されるようになっている。ホルダ3内の奥の端部に
は、媒体挿入検出手段としてのホルダ挿入検出部4が設
けられており、このホルダ挿入検出部4によって光ディ
スク2がホルダ3に挿入されているか否かを検出するよ
うになっている。
【0015】ホルダ3には、ローディングモータ部5が
接続されており、制御部6からの指示によってホルダ3
をスピンドルモータ部7に対して着脱するようになって
いる。媒体駆動手段としてのスピンドルモータ部7は、
ホルダ3に挿入された光ディスク2を装着し、光ディス
ク2を回転させるもので、制御部6からの指示によって
回転駆動されるようになっている。
【0016】スピンドルモータ部7の近傍には、ホルダ
3内の光ディスク2がスピンドルモータ部7に装着され
ているか否かを検出する、駆動手段装着検出手段として
のスピンドル装着検出部8が設けられている。前記ホル
ダ挿入検出部4及びスピンドル装着検出部8は、媒体判
別手段としての制御部6に接続されており、制御部6に
よって光ディスク2のホルダ3への挿入状態及び光ディ
スク2のスピンドルモータ部7への装着状態が監視さ
れ、スピンドルモータ部7へ装着された光ディスク2
が、新規に装着されたものか直前に装着されていた記録
媒体が再装着されたものかを判別するようになってい
る。
【0017】また、ピックアップ部9が設けられてお
り、制御部6の制御によって光ディスク2に対する目的
エリアへのシーク、記録再生等が行われるようになって
いる。
【0018】さらに、光ディスク2のイジェクト(スピ
ンドルモータから外して取り出し可能な位置まで露呈さ
せる)及びロード(装置内へ取り込んでスピンドルモー
タへ装着する)を指示するイジェクト/ロードスイッチ
(SW)10が設けられており、このイジェクト/ロー
ドSW10を操作することにより制御部6へイジェクト
/ロードの要求が送出され、光ディスク2の装着状態に
よってイジェクトまたはロードが行われるようになって
いる。
【0019】なお、ホルダ挿入検出部4は、図1中の破
線で示した4′のようにホルダ3の入り口近傍に設けて
も良い。このように設けたホルダ挿入検出部4′によっ
て、光ディスク2の一部でもホルダ3に入っているか否
かで挿入/非挿入状態を検出することができる。
【0020】前記制御部6は、例えばSCSIインタフ
ェースによってホストコンピュータに接続されており、
ホストコンピュータからの命令に従って記録再生等を行
うようになっている。
【0021】次に、図2を参照して光ディスク装置1に
おける各部の信号の送受などの機能構成について説明す
る。
【0022】ホルダ挿入検出部4は、光ディスク2のホ
ルダ3への挿入/非挿入状態を検出し、検出結果に応じ
て出力信号INSERTを制御部6へ出力する。この出力信号
INSERTは、挿入状態であればINSERT=1、非挿入状態で
はINSERT=0となる。
【0023】スピンドル装着検出部8は、光ディスク2
のスピンドルモータ部7への装着/非装着状態を検出
し、検出結果に応じて出力信号HOLDを制御部6へ出力す
る。この出力信号HOLDは、装着状態であればHOLD=1、
非装着状態ではHOLD=0となる。
【0024】イジェクト/ロードSW10は、光ディス
ク2のイジェクト/ロードを要求する信号を出力するも
のであり、出力信号 REQを制御部6へ送出する。すなわ
ち、イジェクト/ロードSW10が押されていないとき
には、 REQ=0であり、スイッチが押されると、 REQ=
1が出力される。 REQ=1となると、制御部6は光ディ
スク2の装着状態、すなわちINSERT及びHOLDの状態によ
ってローディングモータ部5を制御して光ディスク2の
イジェクトもしくはロードを行う。
【0025】光ディスク2が装着された状態、すなわち
INSERT=1,HOLD=1のときは、ローディングモータ部
5を制御して光ディスク2をイジェクトする。また、光
ディスク2がスピンドルモータ部7へ装着されていない
状態でかつホルダ3へ挿入されている状態、すなわちIN
SERT=1,HOLD=0のときは、ローディングモータ部5
を制御して光ディスク2をロードし、スピンドルモータ
部7へ装着する。
【0026】制御部6は、光ディスク2がスピンドルモ
ータ部7へ装着状態(INSERT=1,HOLD=1)となる
と、通常は以下のようにイニシャライズ処理を行う。
【0027】すなわち、スピンドルモータ部7を制御し
てスピンドルモータを起動し、次にピックアップ部9の
記録再生部11を制御してレーザを点灯し、ピックアッ
プ部9のサーボ部12を制御してフォーカスサーボ,ト
ラッキングサーボをかける。その後、サーボ部12を制
御して光ディスク2の特定エリアにシークし、記録再生
部11を通じてディスク上の必要な情報(ディスクのメ
ーカ,種類等)を読み出し、得られた情報にしたがって
媒体に応じたレーザの再生パワー,記録パワー等を設定
する。
【0028】このようにイニシャライズ処理を行って記
録再生可能な状態となった後、ホストからの命令に従っ
て記録再生等を行う。
【0029】以上のように構成された第1実施例の光デ
ィスク装置1の動作を図3のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0030】図中で、TYPEは光ディスク2が直前に装着
されていたものであるか否か、すなわちディスクに関す
る属性の情報が既知であるか否かを示す内部信号であ
る。第1実施例では、このTYPEによって光ディスク2が
直前に装着されていた同一のものか否かを判別するよう
にしている。
【0031】装置の電源をオンにした後、まずステップ
S1(以下、単にS1と記す)で、TYPE=0とする。始
めは光ディスク2が装着されていないため、ディスクの
属性は不明であり、TYPE=0である。そして、S2で、
INSERT=1か否かを判断し、光ディスク2がホルダ3へ
挿入されるまで繰り返す。光ディスク2がホルダ3へ挿
入されてINSERT=1となると、S3へ進んでディスクの
ロードを行い、S4で、HOLD=1か否かを判断し、光デ
ィスク2がスピンドルモータ部7へ装着されるまで繰り
返す。
【0032】光ディスク2がスピンドルモータ部7へ装
着され、HOLD=1となると、S5へ進んで初期動作ルー
チンを行う。この初期動作ルーチンは、前述したような
ドライブ装置のイニシャライズ処理の一部(所定のシー
ケンスの初期動作処理)であり、スピンドルモータを起
動して、レーザを点灯し、フォーカスサーボ及びトラッ
キングサーボをオンして光ディスク2の情報を読み出し
可能にする。
【0033】そして、S6で、TYPE=1か否かを判断
し、TYPE=1でない場合はS7に進む。始めはTYPE=0
であるので、S7に進むことになる。S7では、媒体に
応じた装置の内部パラメータの設定ルーチンを行う。こ
の内部パラメータの設定ルーチンは、前述したようなコ
ントローラのイニシャライズ処理の一部であり、光ディ
スク2の特定エリア(コントロールトラック等)にシー
クし、ディスク上の必要な情報(ディスクのメーカ,種
類等)を読み出し、得られた情報にしたがって媒体に応
じた内部パラメータを設定する。この内部パラメータ
は、ディスクの回転数,再生パワー,記録パワー,消去
パワー,及びデータの交代情報などである。このような
装着された媒体によってパラメータが異なるものについ
て、最適なパラメータを設定する。これにより、記録再
生等が可能な状態となる。なお、光ディスクの特定エリ
アを読み出す際には、予め設定した適当なパラメータで
再生を行うようにする。
【0034】このように、装着されたディスクの属性が
読み取られ、媒体に応じたイニシャライズ処理が行われ
ると、S8で、TYPE=1とする。
【0035】この状態で、S9において、上位のホスト
から命令があれば実行する。例えば、記録再生の命令が
あれば記録再生を行う。そして、S10で、 REQ=1か
否か、すなわちイジェクト/ロードSW10が押されて
イジェクト/ロードの要求があるか否かを判断し、イジ
ェクト/ロードの要求がない場合はS9に戻って上位の
ホストからの命令待ち動作を繰り返す。
【0036】S10で、 REQ=1となり、イジェクト/
ロードの要求があった場合は、図中の(A)に飛んでS
11に進み、スピンドルモータの停止ルーチンを行う。
この場合、光ディスク2がスピンドルモータ部7へ装着
されているため、イジェクト動作が行われる。このスピ
ンドルモータの停止ルーチンでは、ドライブ内部の各機
能の停止、すなわちトラッキングサーボ,フォーカスサ
ーボのオフ、レーザの消灯を行った後、スピンドルモー
タを停止する。そして、S12で、光ディスク2のイジ
ェクトを行い、取り出し可能な位置まで露呈させる。こ
のとき、S13で、HOLD=0か否かを判断し、光ディス
ク2がスピンドルモータ部7より外されるまで繰り返
す。
【0037】その後、S14で、INSERT=0か否かを判
断し、INSERT=0となった場合、すなわち光ディスク2
がホルダ3より取り出された場合はS1に戻る。一方、
INSERT=1のままのときは、S15で、 REQ=1か否か
を判断し、 REQ=1となった場合、すなわちイジェクト
/ロードの要求があった場合はS3に戻ってディスクの
ロードを行う。なお、INSERT=1, REQ=0のときはS
14,S15を繰り返す。
【0038】フローの2回目以降は1回目と同様である
が、光ディスク2がホルダ3内に一部でも挿入されてお
り、INSERT=1のままである場合は、TYPE=1が継続さ
れてS3以降の処理を行う。従って、S6で、TYPE=1
であるのでS9に飛ぶことになる。すなわち、イジェク
ト動作が行われた後も光ディスク2がホルダ3内に挿入
されたままであり、直前にスピンドルモータ部7へ装着
された媒体と同一の媒体であることが判別され、S7に
おける媒体に応じた装置の内部パラメータの設定ルーチ
ンが省略される。このように、直前に装着されたディス
クと同一のものが再装着された場合は、装置のイニシャ
ライズ処理の一部が省略することができ、そのまま記録
再生可能な状態として上位ホストからの命令に従って記
録再生が行われる。
【0039】以上のように、本実施例によれば、光ディ
スク2が一度スピンドルモータ部7へ装着された後は、
ディスクの装着/非装着状態にかかわらず、ホルダ挿入
検出部4によってホルダ3への非挿入状態が検出されな
い限りは直前にスピンドルモータ部7へ装着された媒体
と同一の媒体であることが判別できる。
【0040】これによって、スピンドルモータ部7に装
着されたディスクが直前に装着された媒体と同一のもの
である場合は、ディスクに係るイニシャライズ処理の一
部あるいは全てを省略するように制御することができ、
ホストからの命令に対して応答時間を短縮することがで
きる。従って、記録再生等の命令を送出してからの待ち
時間が減少し、すばやく記録再生等を行うことができ
る。
【0041】図4及び図5は本発明の第2実施例に係る
光ディスク装置の動作を示すフローチャートである。
【0042】第2実施例は、長時間ホストから命令がな
く、記録再生が行われない場合において、スピンドルモ
ータを停止させるようにした例である。装置の構成は第
1実施例と同様であり、動作のみ図4及び図5のフロー
チャートを参照しながら説明する。なお、図中の
(A),(B)がそれぞれ対応しており、図4のS28
から図5のS29へ、図5のS38から図4のS39へ
処理が進むようになっている。
【0043】電源オン後のS21〜S28は、第1実施
例のS1〜S8と同様であり、説明を省略する。
【0044】装置が起動して記録再生等が可能な状態と
なり、S28でTYPE=1とした後、図5のS29でタイ
マを起動する。このタイマは、長時間記録再生等が行わ
れない場合にスピンドルモータを停止させるための時間
を測るものであり、所定時間が設定されている。そし
て、S30で、スピンドルモータが停止しているか否か
を判断し、スピンドルモータが停止していない場合はS
31に進み、タイマがカウントアップしたか否かを判断
する。S31でタイマがカウントアップした場合、すな
わちスピンドルモータを停止させるための所定時間が経
過した場合は、S32に進み、第1実施例のS11と同
様なスピンドルモータの停止ルーチンを行いスピンドル
モータを停止させる。そして、S30に戻る。
【0045】S30でスピンドルモータが停止している
場合、あるいはS31でタイマがカウントアップしてい
ない場合は、S33に進み、ホストから記録再生コマン
ドが送られたか否かを判断する。ホストから記録再生コ
マンドが送られた場合は、S34でスピンドルモータが
停止しているか否かを判断し、スピンドルモータが停止
している場合はS35に進んで、第1実施例のS5と同
様の初期動作ルーチンを行い、その後S36で記録再生
を行う。一方、スピンドルモータが停止していない場合
は、そのままS36に進んで記録再生を行う。
【0046】このように、スピンドルモータが一旦停止
した後は、記録再生を可能とするために初期動作ルーチ
ンを行うが、光ディスク2がスピンドルモータ部7へ装
着されたままであるため、ディスクの属性は既知であ
り、第1実施例と同様にS7における媒体に応じた装置
の内部パラメータの設定ルーチンを省略することができ
る。
【0047】記録再生を行った後は、S37で、S29
と同様にタイマを起動し、S30へ戻る。
【0048】S33で、ホストから記録再生コマンドが
送られていない場合は、S38へ進み、 REQ=1か否か
を判断する。 REQ=0、すなわちイジェクト/ロードの
要求がない場合は、S30に戻って以降の処理を繰り返
す。一方、 REQ=1、すなわちイジェクト/ロードの要
求があった場合は、図4のS39へ進み、スピンドルモ
ータの停止ルーチンを行いスピンドルモータを停止させ
る。
【0049】この後のS39〜S43は、第1実施例の
S11〜S15と同様であり、説明は省略する。
【0050】すなわち、第1実施例と同様に、光ディス
ク2がホルダ3内に一部でも挿入されており、INSERT=
1のままである場合は、TYPE=1が継続され、光ディス
ク2をスピンドルモータ部7へ再装着した際に媒体に応
じた装置の内部パラメータの設定ルーチンを省略するこ
とができる。
【0051】以上によって、記録再生等の動作が可能な
状態となるまでの時間を短縮することができる。
【0052】図6ないし図8は本発明の第3実施例に係
り、図6は光ディスク装置の機能構成を示すブロック
図、図7は図6における第2制御部の動作を示すフロー
チャート、図8は図6における第1制御部の動作を示す
フローチャートである。
【0053】第3実施例は、制御部6が2つに分離して
いる例を示したものである。図6に示すように、制御部
6は、分離した2つの制御部、第1の制御部21と第2
の制御部22とにより構成されている。第1の制御部2
1は、例えばSCSIインタフェースによってホストコ
ンピュータに接続されており、ホストコンピュータから
の命令や第2の制御部22から送られる信号によって第
2の制御部22へ命令を送出する上位の制御部となって
いる。この第1の制御部21は、記録再生部11と例え
ばESDIインタフェースによって接続されており、ホ
ストコンピュータから送られる情報信号を処理して記録
再生を制御するようになっている。
【0054】第2の制御部22は、その他の制御を行う
ようになっており、ホルダ挿入検出部4,スピンドル装
着検出部8,イジェクト/ロードSW10より、それぞ
れINSERT,HOLD, REQの各信号が入力されるようになっ
ている。第2の制御部22は、例えばESDIインタフ
ェースによって第1の制御部21と接続されており、第
1の制御部21へSTATUS(要求信号)を送出すると共
に、第1の制御部21より COMMAND(命令信号)を受信
するようになっている。この第1の制御部21からの C
OMMANDに応じて、ローディングモータ部,5スピンドル
モータ部7,サーボ部12を制御するようになってい
る。前記STATUSは、要求を示す信号であり、対応する C
OMMANDが送られて処理が行われた後は停止するようにな
っている。
【0055】その他は第1実施例と同様であり、説明は
省略する。
【0056】次に、図7及び図8を参照して第3実施例
の動作について説明する。なお、図7は第2制御部に関
する動作を示し、図8は第1制御部に関する動作を示し
ている。
【0057】装置の電源をオンにした後、第1実施例と
同様に、まずS51で、TYPE=0とし、S52で、INSE
RT=1か否かを判断し、光ディスク2がホルダ3へ挿入
されるまで繰り返す。光ディスク2がホルダ3へ挿入さ
れてINSERT=1となると、S53へ進んでディスクのロ
ードを行い、S54で、TYPE=1か否かを判断する。
【0058】第3実施例では、第2の制御部22はTYPE
が0か1かに応じて第1の制御部21へSTATUSを出力す
る。S54でTYPE=0の場合はS55に進み、STATUS=
ロード0を出力する。また、TYPE=1の場合はS56に
進み、STATUS=ロード1を出力する。その後、第2の制
御部22は、第1の制御部21からの COMMANDに応じて
S57以降の処理を行う。なお、始めはTYPE=0である
ので、STATUS=ロード0が出力される。
【0059】一方、第1の制御部21は、図8に示すよ
うに、第2の制御部22からのSTATUSに応じてS71以
降の処理を行う。すなわち、S71でSTATUS=ロード0
か否かを判断し、STATUS=ロード0の場合はS72に進
み、 COMMAND=初期動作を出力し、S73で COMMAND=
シークを出力する。これを受けて、第2の制御部22
は、S57からS58に進んで第1実施例のS5と同様
の初期動作ルーチンを行った後、S59からS60に進
んで目的の特定エリアにシークを行う。
【0060】そして、第1の制御部21は、S74で特
定エリアの情報の再生を行い、S75で COMMAND=パワ
ー設定を出力して媒体に応じた内部パラメータの設定を
行わせる。第2の制御部22は、 COMMAND=パワー設定
が入力されると、S61からS62に進んで、媒体に応
じた記録再生パワーの設定などの内部パラメータの設定
を行う。このS62のパワー設定ルーチンは、第1実施
例における装置の内部パラメータの設定ルーチンの一部
である。
【0061】S71でSTATUS=ロード0以外の場合はS
76に進み、STATUS=ロード1か否かを判断し、STATUS
=ロード1の場合はS77に進んで、 COMMAND=初期動
作を出力する。この場合、第2の制御部22は初期動作
ルーチンのみを行う。
【0062】また、第1の制御部21は、S78でSTAT
US=イジェクトが入力された場合は、S79に進んで第
2の制御部22へ COMMAND=イジェクトを出力する。こ
のSTATUS=イジェクトは、第2の制御部22においてS
63で REQ=1、すなわちイジェクトの要求があった場
合に、S64に進んだときに第1の制御部21へ出力さ
れる。
【0063】また、第1の制御部21は、S80で、ホ
ストから記録再生のコマンドが入力された場合は、S8
1に進んで COMMAND=シークを出力して目的のトラック
へシークさせ、S82で記録再生を行う。なお、このよ
うにホストから記録再生のコマンドが入力される場合
は、その前にSTATUS=ロード0あるいはロード1が入力
されて記録再生可能な状態となっている。
【0064】第2の制御部22は、 COMMAND=イジェク
トが入力されると、S65からS66へ進んで、スピン
ドルモータの停止ルーチンを行いスピンドルモータを停
止させ、S67で光ディスク2のイジェクトを行う。そ
の後、S68で、 REQ=1か否かを判断し、 REQ=1、
すなわちイジェクト/ロードの要求があった場合は、
(2)のS53へ戻って光ディスク2のロードを行う。
S68で REQ=0の場合は、S69に進んでINSERT=0
か否かを判断し、INSERT=0となった場合、すなわち光
ディスク2がホルダ3より取り出された場合は(1)の
S51に戻る。また、 REQ=0,INSERT=1の場合は、
(3)に戻ってS68,S69を繰り返す。
【0065】フローの2回目以降は、光ディスク2がホ
ルダ3内に一部でも挿入されており、INSERT=1のまま
である場合は、第1実施例と同様にTYPE=1が継続され
てSTATUS=ロード1が出力される。従って、第1の制御
部21は、S76,S77の処理を行うため、第2の制
御部22によって初期動作ルーチンのみが行われ、媒体
に応じた装置の内部パラメータの設定ルーチンが省略さ
れる。
【0066】このように、第1実施例と同様に、直前に
装着されたディスクと同一のものが再装着されたことを
判別でき、装置のイニシャライズ処理の一部を省略する
ことができるため、記録再生等の動作が可能な状態とな
るまでの時間を短縮することができる。
【0067】なお、図7のS53,S67の処理に対し
て、図3のようにHOLD状態の確認を行うようにして
も良い。
【0068】図9は本発明の第4実施例に係る光ディス
ク装置の動作を示すフローチャートである。
【0069】第4実施例は、第3実施例の変形例であ
り、図7のS69における処理を変更したものである。
その他の部分は第3実施例と同様であり、説明は省略す
る。
【0070】前述した各実施例のように、イジェクト/
ロードSW10からのイジェクト/ロード要求によって
光ディスク2のロードを行えない場合は、INSERTが0か
ら1となり、光ディスク2のホルダ3への挿入を検出す
ることのみによって、光ディスク2のロードを行う。
【0071】この場合は、一旦スピンドルモータ部7へ
装着されて記録再生が行われた光ディスク2であって
も、イジェクトされた光ディスク2を一瞬ホルダ3より
抜き取り、再び挿入することによって、ディスクのロー
ドを行うようにする。
【0072】しかし、前述した実施例では、光ディスク
2が一瞬でもホルダ3より取り出されると、TYPE=0と
なってしまい、再度媒体に応じた装置の内部パラメータ
の設定ルーチンを行う必要がある。そこで、第4実施例
では、ディスクの交換が不可能な短い時間(例えば1秒
間)INSERT=0であっても、この時間内に再びINSERT=
1となったときは、直前に装着されたディスクと同一の
ものであるとして媒体に応じた装置の内部パラメータの
設定ルーチンを省略するようにしている。
【0073】図9に示すように、まず、S91で、INSE
RT=0か否かを判断し、INSERT=1の場合は(3)すな
わちS68に戻って処理を繰り返す。S91でINSERT=
0となると、S92に進んで1秒タイマを起動する。そ
して、S93で、再びINSERT=0か否かを判断し、INSE
RT=1の場合は(2)すなわちS53へ戻って光ディス
ク2のロードを行う。このときはTYPE=1が継続されて
いる。
【0074】一方、S93でINSERT=0の場合は、S9
4でタイマがカウントアップしたか否かを判断し、カウ
ントアップしていない場合はS93に戻って繰り返す。
S94でカウントアップした場合は、(1)すなわちS
51に戻る。
【0075】このタイマの設定時間は、1秒に限らず任
意の値でよく、光ディスク2をホルダ3より抜去してか
ら別のディスクを挿入するまでの最小時間よりも短けれ
ば良い。
【0076】このように、光ディスク2がホルダ3より
短時間抜き取られた場合においても、非挿入状態の時間
によって直前に装着されたディスクと同一のものが再装
着されたか否かを判別でき、装置のイニシャライズ処理
の一部を省略することができる。
【0077】なお、第4実施例は、第1実施例や第2実
施例にも適用可能である。
【0078】前述の各実施例では、ホルダ挿入検出部
4,スピンドル装着検出部8,イジェクト/ロードSW
10からのINSERT,HOLD, REQの各信号を常時監視して
変化を検出するようにしていたが、割り込みにより検出
するようにしても良い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体のスピンドルモータへの装着状態にかかわらず、
記録媒体の装置への挿入状態によって同一の媒体か否か
を判別でき、記録再生等の動作が可能な状態となるまで
の時間を短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、
図1は光ディスク装置の構成を示す構成説明図
【図2】図1の光ディスク装置の機能構成を示すブロッ
ク図
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の第2実施例に係る光ディスク装置の動
作を示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例に係る光ディスク装置の動
作を示すフローチャート
【図6】図6ないし図8は本発明の第3実施例に係り、
図6は光ディスク装置の機能構成を示すブロック図
【図7】図6における第2制御部の動作を示すフローチ
ャート
【図8】図6における第1制御部の動作を示すフローチ
ャート
【図9】本発明の第4実施例に係る光ディスク装置の動
作を示すフローチャート
【符号の説明】
2…光ディスク 3…ホルダ 4…ホルダ挿入検出部 5…ローディングモータ部 6…制御部 7…スピンドルモータ部 8…スピンドル装着検出部 9…ピックアップ部 10…イジェクト/ロードスイッチ 11…記録再生部 12…サーボ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の少なくとも一部が、この媒体
    の記録再生装置に挿入されていることを検出する媒体挿
    入検出手段と、 前記記録媒体が前記記録媒体を駆動する媒体駆動手段に
    装着されたことを検出する駆動手段装着検出手段と、 前記媒体挿入検出手段の出力を監視することにより、前
    記媒体駆動手段に装着状態となった記録媒体が、新規に
    装着されたものか直前に装着されていた記録媒体が再装
    着されたものかを判別する媒体判別手段と、 を備えたことを特徴とする可換媒体記録再生装置。
JP4220481A 1992-08-19 1992-08-19 可換媒体記録再生装置 Withdrawn JPH0668588A (ja)

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US5392269A (en) 1995-02-21

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