JP2000207824A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
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- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/26—Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive-transfer means therefor
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/28—Speed controlling, regulating, or indicating
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
- G11B21/085—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs with track following of accessed part
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0945—Methods for initialising servos, start-up sequences
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0953—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for eccentricity of the disc or disc tracks
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクドライブ装置において、ディスクの
偏重心による振動を検知して再生動作時に適宜に回転速
度を落とすことで、ユーザにとって不快な騒音や振動を
容易に低減する。 【解決手段】 トラッキングサーボをオフした状態で
（Ｓ４）、低回転駆動から目標回転数に向けて加速を開
始すると共に、トラッキングエラー本数をカウントする
（Ｓ５）。カウント本数と所定の振動判別用しきい値と
を比較して、そのカウント本数がしきい値以上になった
ときは（Ｓ６でＹＥＳ）、目標回転数よりも低い回転数
でトラッキングサーボその他のサーボをオンして再生動
作を行う（Ｓ９）。
偏重心による振動を検知して再生動作時に適宜に回転速
度を落とすことで、ユーザにとって不快な騒音や振動を
容易に低減する。 【解決手段】 トラッキングサーボをオフした状態で
（Ｓ４）、低回転駆動から目標回転数に向けて加速を開
始すると共に、トラッキングエラー本数をカウントする
（Ｓ５）。カウント本数と所定の振動判別用しきい値と
を比較して、そのカウント本数がしきい値以上になった
ときは（Ｓ６でＹＥＳ）、目標回転数よりも低い回転数
でトラッキングサーボその他のサーボをオンして再生動
作を行う（Ｓ９）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤ−ＲＯＭ等の
ディスク記録媒体の記録面に光ビームを照射することに
より、情報を記録再生するディスクドライブ装置に関す
るものである。
ディスク記録媒体の記録面に光ビームを照射することに
より、情報を記録再生するディスクドライブ装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のディスクドライブ装置において
は、ディスク記録媒体（以下、ディスクという）に記録
された情報の読み出し速度を高めるために、高い回転速
度（例えば、倍速、４倍速等）で動作可能とされたもの
が一般に知られている。ところが、回転速度が上がる
と、ディスクに偏重心があると、振動や騒音を発生し、
不都合が生じることから、種々の対策が提案されてい
る。
は、ディスク記録媒体（以下、ディスクという）に記録
された情報の読み出し速度を高めるために、高い回転速
度（例えば、倍速、４倍速等）で動作可能とされたもの
が一般に知られている。ところが、回転速度が上がる
と、ディスクに偏重心があると、振動や騒音を発生し、
不都合が生じることから、種々の対策が提案されてい
る。
【０００３】例えば、光ヘッド（ピックアップ）がシー
ク動作等でトラック検出を正しく行え、高速検索アクセ
スが可能となるように、ディスクのトラック偏心量を検
出する各種の方法乃至装置が知られている（例えば、特
開平３−２２２２８号、特開昭６０−１４７９７５号公
報参照）。
ク動作等でトラック検出を正しく行え、高速検索アクセ
スが可能となるように、ディスクのトラック偏心量を検
出する各種の方法乃至装置が知られている（例えば、特
開平３−２２２２８号、特開昭６０−１４７９７５号公
報参照）。
【０００４】また、再生動作時にディスクの回転速度が
高い場合、光ヘッドが読み出した高周波信号が振動によ
るディスクの面揺れや偏心等の影響を受けて、トラッキ
ングエラー信号が乱れ、そのため、トラッキングエラー
信号に基づいて行われるポーズ動作（光ヘッドがディス
クの同じトラック上に留まるための１トラックジャンプ
動作）に失敗することがある。そこで、ポーズ動作時の
ディスクの回転速度を再生時の回転速度よりも小さくし
て、ポーズ動作時の振動によるディスクの面揺れや偏心
等の影響を少なくするようにしたものがある（例えば、
特開平１０−１２４９７９号公報参照）。
高い場合、光ヘッドが読み出した高周波信号が振動によ
るディスクの面揺れや偏心等の影響を受けて、トラッキ
ングエラー信号が乱れ、そのため、トラッキングエラー
信号に基づいて行われるポーズ動作（光ヘッドがディス
クの同じトラック上に留まるための１トラックジャンプ
動作）に失敗することがある。そこで、ポーズ動作時の
ディスクの回転速度を再生時の回転速度よりも小さくし
て、ポーズ動作時の振動によるディスクの面揺れや偏心
等の影響を少なくするようにしたものがある（例えば、
特開平１０−１２４９７９号公報参照）。
【０００５】ところで、上記のようなディスクのトラッ
ク偏心量を検出するものにおいては、偏心量を求めるこ
とから、一定速で、かつ、方向を検知するために、余分
な信号を必要とし、また、トラッキングサーボをオフし
て検知していないことから、光ピックアップのレンズフ
リーでの揺れ検知は困難であり、従って、高回転速度で
の動作によりユーザにとって不快な騒音や振動を抑制で
きていない。また、ポーズ動作時のディスクの回転速度
を小さくするものは、ポーズ動作時のみに関するもので
ある。また、装置に加速度センサを搭載して、振動検出
を行うことも知られているが、構造が複雑になり、コス
ト高となる。
ク偏心量を検出するものにおいては、偏心量を求めるこ
とから、一定速で、かつ、方向を検知するために、余分
な信号を必要とし、また、トラッキングサーボをオフし
て検知していないことから、光ピックアップのレンズフ
リーでの揺れ検知は困難であり、従って、高回転速度で
の動作によりユーザにとって不快な騒音や振動を抑制で
きていない。また、ポーズ動作時のディスクの回転速度
を小さくするものは、ポーズ動作時のみに関するもので
ある。また、装置に加速度センサを搭載して、振動検出
を行うことも知られているが、構造が複雑になり、コス
ト高となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題を解決するためになされたものであり、ディスクの偏
重心による振動を検知して再生動作時に適宜に回転速度
を落とすことで、ユーザにとって不快な騒音や振動を容
易に低減することができるディスクドライブ装置を提供
することを目的とする。
題を解決するためになされたものであり、ディスクの偏
重心による振動を検知して再生動作時に適宜に回転速度
を落とすことで、ユーザにとって不快な騒音や振動を容
易に低減することができるディスクドライブ装置を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１の発明は、ディスク記録媒体に記録された情
報トラックの記録面に光ビームを照射することにより、
情報の記録再生を行うディスクドライブ装置において、
ドライブ装置にディスク記録媒体が装填されたとき、ト
ラッキングサーボをオフした状態で、低回転駆動から目
標回転数に向けて加速を開始すると共に、トラッキング
エラー本数をカウントするカウント手段と、そのカウン
ト手段によるカウント本数と所定の振動判別用しきい値
とを比較して、そのカウント本数が該しきい値以上にな
ったときは、前記目標回転数よりも低い回転数でトラッ
キングサーボその他のサーボをオンして情報を再生し、
また、前記カウント本数が前記しきい値を越えることな
く、回転数が目標回転数に達したときは、その目標回転
数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして情報
を再生する制御手段とを備えたものである。
に請求項１の発明は、ディスク記録媒体に記録された情
報トラックの記録面に光ビームを照射することにより、
情報の記録再生を行うディスクドライブ装置において、
ドライブ装置にディスク記録媒体が装填されたとき、ト
ラッキングサーボをオフした状態で、低回転駆動から目
標回転数に向けて加速を開始すると共に、トラッキング
エラー本数をカウントするカウント手段と、そのカウン
ト手段によるカウント本数と所定の振動判別用しきい値
とを比較して、そのカウント本数が該しきい値以上にな
ったときは、前記目標回転数よりも低い回転数でトラッ
キングサーボその他のサーボをオンして情報を再生し、
また、前記カウント本数が前記しきい値を越えることな
く、回転数が目標回転数に達したときは、その目標回転
数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして情報
を再生する制御手段とを備えたものである。
【０００８】上記請求項１の発明においては、トラッキ
ングサーボをオフした状態で、カウント手段はトラッキ
ングエラー本数をカウントし、そのカウント本数が所定
の振動判別用しきい値以上になったとき、制御手段は、
目標回転数よりも低い回転数でトラッキングサーボその
他のサーボをオンして情報を再生する。カウントされる
トラッキングエラー本数は、ディスクの偏重心による振
動に対応したものとなり、光ヘッドのレンズの揺れ検知
にもなり、振動が大きい時には、回転速度を落として再
生動作を行う。これにより、騒音や振動の発生が抑制さ
れる。
ングサーボをオフした状態で、カウント手段はトラッキ
ングエラー本数をカウントし、そのカウント本数が所定
の振動判別用しきい値以上になったとき、制御手段は、
目標回転数よりも低い回転数でトラッキングサーボその
他のサーボをオンして情報を再生する。カウントされる
トラッキングエラー本数は、ディスクの偏重心による振
動に対応したものとなり、光ヘッドのレンズの揺れ検知
にもなり、振動が大きい時には、回転速度を落として再
生動作を行う。これにより、騒音や振動の発生が抑制さ
れる。
【０００９】また、請求項２の発明は、請求項１に記載
の構成において、前記制御手段は、前記カウント本数が
前記しきい値を越えたとき、段階的に回転数を落とし
て、前記カウント本数が前記しきい値を越えない範囲の
回転数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして
情報を再生するものである。これにより、騒音や振動の
発生を抑制しつつ、できるだけ高い回転速度での再生動
作が可能となる。
の構成において、前記制御手段は、前記カウント本数が
前記しきい値を越えたとき、段階的に回転数を落とし
て、前記カウント本数が前記しきい値を越えない範囲の
回転数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして
情報を再生するものである。これにより、騒音や振動の
発生を抑制しつつ、できるだけ高い回転速度での再生動
作が可能となる。
【００１０】また、請求項３の発明は、請求項１又は請
求項２に記載のディスクドライブ装置において、前記カ
ウント手段がトラッキングサーボをオフしてカウント動
作を開始する前であって、ドライブ装置にディスク記録
媒体が装填された直後に、トラッキングサーボその他の
サーボをオンした状態で低回転駆動を行うことにより自
動調整を行うものである。この自動調整では、トラッキ
ングやフォーカスエラーのバランス調整を行えばよく、
その後の振動検出は適切な調整が成された状態で行うこ
とができる。
求項２に記載のディスクドライブ装置において、前記カ
ウント手段がトラッキングサーボをオフしてカウント動
作を開始する前であって、ドライブ装置にディスク記録
媒体が装填された直後に、トラッキングサーボその他の
サーボをオンした状態で低回転駆動を行うことにより自
動調整を行うものである。この自動調整では、トラッキ
ングやフォーカスエラーのバランス調整を行えばよく、
その後の振動検出は適切な調整が成された状態で行うこ
とができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態とし
て、追記型光ディスクであるＣＤ−Ｒ（CD-Recordabl
e）ディスク（ライトワンスＣＤとも称される）のディ
スクドライブ装置について図面を参照して説明する。図
１にディスクドライブ装置を成すシステムの概略構成を
示す。ディスクドライブ装置は、ＣＤ−Ｒディスク１の
データの読み出し（再生）又は書き込み（記録）を行う
ＣＤ−Ｒドライブ（ライター）２を中核構成とし、この
ＣＤ−Ｒドライブ２には、インターフェイス３を介して
システム全体を総括的に制御し、所定の演算処理を実行
するホストコンピュータ又はパーソナルコンピュータ５
（以下、パソコンという）が接続される。パソコン５に
は、液晶等のディスプレイ６と、ハードディスク等から
なり記録動作のプログラムが格納されたライティングツ
ール７が接続されている。また、ハードディスクには、
ユーザがＣＤ−Ｒディスク１に書き込もうとするデータ
が格納されている。
て、追記型光ディスクであるＣＤ−Ｒ（CD-Recordabl
e）ディスク（ライトワンスＣＤとも称される）のディ
スクドライブ装置について図面を参照して説明する。図
１にディスクドライブ装置を成すシステムの概略構成を
示す。ディスクドライブ装置は、ＣＤ−Ｒディスク１の
データの読み出し（再生）又は書き込み（記録）を行う
ＣＤ−Ｒドライブ（ライター）２を中核構成とし、この
ＣＤ−Ｒドライブ２には、インターフェイス３を介して
システム全体を総括的に制御し、所定の演算処理を実行
するホストコンピュータ又はパーソナルコンピュータ５
（以下、パソコンという）が接続される。パソコン５に
は、液晶等のディスプレイ６と、ハードディスク等から
なり記録動作のプログラムが格納されたライティングツ
ール７が接続されている。また、ハードディスクには、
ユーザがＣＤ−Ｒディスク１に書き込もうとするデータ
が格納されている。
【００１２】ＣＤ−Ｒドライブ２は、パソコン５からの
指示により、データの転送、ＣＤ−Ｒのデータ記録・再
生を行うＣＰＵ１０を備えている。また、ＣＤ−Ｒドラ
イブ２には、ＣＤ−Ｒディスク１のテーブルを回転駆動
するモータ１１と、その駆動回路１２と、光ヘッド１３
（ピックアップ）と、光ヘッド１３からの再生信号を処
理する処理部１４と、光ヘッド１３に対する記録信号を
処理する処理部１５と、光ヘッド１３を制御するフォー
カスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路１６が含ま
れる。また、ＣＰＵ１０には、ＣＤ−Ｒディスク１へデ
ータ書き込みを行うに必要なデバイス情報等を記憶する
ＲＡＭ１７やプログラムが格納されたＲＯＭ１８等が接
続されている。
指示により、データの転送、ＣＤ−Ｒのデータ記録・再
生を行うＣＰＵ１０を備えている。また、ＣＤ−Ｒドラ
イブ２には、ＣＤ−Ｒディスク１のテーブルを回転駆動
するモータ１１と、その駆動回路１２と、光ヘッド１３
（ピックアップ）と、光ヘッド１３からの再生信号を処
理する処理部１４と、光ヘッド１３に対する記録信号を
処理する処理部１５と、光ヘッド１３を制御するフォー
カスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路１６が含ま
れる。また、ＣＰＵ１０には、ＣＤ−Ｒディスク１へデ
ータ書き込みを行うに必要なデバイス情報等を記憶する
ＲＡＭ１７やプログラムが格納されたＲＯＭ１８等が接
続されている。
【００１３】ＣＤ−Ｒドライブ２は、図示しない操作部
からパソコン５に入力される指令とそれに対応するプロ
グラムにより制御され、パソコン５から転送されるデー
タについて所定の記録速度でＣＤ−Ｒディスク１に記録
を行い、また、ＣＤ−Ｒディスク１に記録されたデータ
を所定の速度で再生する。ここに、ＣＰＵ１０は、記録
・再生に先立って、そのディスクに適応可能な記録・再
生速度の中から、ディスクの偏重心による振動をトラッ
キングエラー信号（トラックを横切ると発生する信号）
により検知し、振動が大きい時は、回転速度（倍速）を
落とす機能を持つ。
からパソコン５に入力される指令とそれに対応するプロ
グラムにより制御され、パソコン５から転送されるデー
タについて所定の記録速度でＣＤ−Ｒディスク１に記録
を行い、また、ＣＤ−Ｒディスク１に記録されたデータ
を所定の速度で再生する。ここに、ＣＰＵ１０は、記録
・再生に先立って、そのディスクに適応可能な記録・再
生速度の中から、ディスクの偏重心による振動をトラッ
キングエラー信号（トラックを横切ると発生する信号）
により検知し、振動が大きい時は、回転速度（倍速）を
落とす機能を持つ。
【００１４】具体的には、トラッキングサーボをオフし
た状態で、低回転駆動から目標回転数に向けて加速を開
始し、同時にトラッキングエラー本数をカウントし（カ
ウント手段）、そのカウント本数が所定の振動判別用し
きい値以上になったときは、目標回転数よりも低い回転
数で、データの記録・再生を行い、カウント本数がしき
い値を越えることなく、回転数が目標回転数に達したと
きは、その目標回転数でデータを記録・再生する（制御
手段）。なお、ＣＤ−Ｒディスク１には、そのディスク
の適応可能な記録・再生速度（標準倍速、２倍速、４倍
速、８倍速、２４倍速など）や最適レーザパワー等がＡ
ＴＩＰ情報としてエンコードされている。
た状態で、低回転駆動から目標回転数に向けて加速を開
始し、同時にトラッキングエラー本数をカウントし（カ
ウント手段）、そのカウント本数が所定の振動判別用し
きい値以上になったときは、目標回転数よりも低い回転
数で、データの記録・再生を行い、カウント本数がしき
い値を越えることなく、回転数が目標回転数に達したと
きは、その目標回転数でデータを記録・再生する（制御
手段）。なお、ＣＤ−Ｒディスク１には、そのディスク
の適応可能な記録・再生速度（標準倍速、２倍速、４倍
速、８倍速、２４倍速など）や最適レーザパワー等がＡ
ＴＩＰ情報としてエンコードされている。
【００１５】図２は、２４倍速ＣＤ−Ｒディスク１の再
生動作の処理のフローチャートである。ＣＤ−Ｒディス
ク１をＣＤ−Ｒドライブ２（ライター）に装填した後
（Ｓ１）、低回転駆動を行い、トラッキングサーボその
他のサーボをオンした状態とする（Ｓ２）。これにより
得られるエラー信号をピックしてトラッキングやフォー
カスエラーの自動ゲイン調整等を行う（Ｓ３）。この処
理により、後の振動検出は適切な調整が成された状態で
行うことができる。次に、トラッキングサーボをオフし
（Ｓ４）、２４倍速の回転目標にディスク回転の加速を
スタートし、同時に、振動検出のためにトラッキングエ
ラー本数ｘのカウントをスタートする（Ｓ５）。そし
て、トラッキングエラーのカウント本数ｘと所定の振動
判別用しきい値であるトラック本数Ｎとを比較し（Ｓ
６）、カウント本数ｘがしきい値のトラック本数Ｎ以上
になったときは（Ｓ６でＹＥＳ）、振動が大きいと判断
して、ディスク倍速を目標回転数よりも低い回転数（例
えば４倍速とか）とし、トラッキングサーボその他のサ
ーボをオンして再生動作に入りデータをリードする（Ｓ
９）。また、カウント本数ｘがしきい値のトラック本数
Ｎを越えない範囲ではディスク倍速を見て（Ｓ７）、回
転速度が目標回転数である２４倍速になれば、２４倍速
でトラッキングサーボその他のサーボをオンして再生動
作に入りデータをリードする（Ｓ８）。
生動作の処理のフローチャートである。ＣＤ−Ｒディス
ク１をＣＤ−Ｒドライブ２（ライター）に装填した後
（Ｓ１）、低回転駆動を行い、トラッキングサーボその
他のサーボをオンした状態とする（Ｓ２）。これにより
得られるエラー信号をピックしてトラッキングやフォー
カスエラーの自動ゲイン調整等を行う（Ｓ３）。この処
理により、後の振動検出は適切な調整が成された状態で
行うことができる。次に、トラッキングサーボをオフし
（Ｓ４）、２４倍速の回転目標にディスク回転の加速を
スタートし、同時に、振動検出のためにトラッキングエ
ラー本数ｘのカウントをスタートする（Ｓ５）。そし
て、トラッキングエラーのカウント本数ｘと所定の振動
判別用しきい値であるトラック本数Ｎとを比較し（Ｓ
６）、カウント本数ｘがしきい値のトラック本数Ｎ以上
になったときは（Ｓ６でＹＥＳ）、振動が大きいと判断
して、ディスク倍速を目標回転数よりも低い回転数（例
えば４倍速とか）とし、トラッキングサーボその他のサ
ーボをオンして再生動作に入りデータをリードする（Ｓ
９）。また、カウント本数ｘがしきい値のトラック本数
Ｎを越えない範囲ではディスク倍速を見て（Ｓ７）、回
転速度が目標回転数である２４倍速になれば、２４倍速
でトラッキングサーボその他のサーボをオンして再生動
作に入りデータをリードする（Ｓ８）。
【００１６】このように動作させることで、ディスクの
振動が大きい時は回転を落とすので、騒音や振動を減ら
すことができる。また、Ｓ４でトラッキングサーボをオ
フとして振動検出を行っているが、これは、偏重心ディ
スクを高速回転させると、振動して光ヘッド１３も同様
に振動する。この時に、トラッキングサーボをオフとす
ると、レンズはフリーの状態であるため、振動により揺
れ、この揺れはトラッキングエラー信号となって現れて
くる。このトラッキングエラー信号の本数をカウントす
ることで、振動の大小を検知することができるからであ
る。
振動が大きい時は回転を落とすので、騒音や振動を減ら
すことができる。また、Ｓ４でトラッキングサーボをオ
フとして振動検出を行っているが、これは、偏重心ディ
スクを高速回転させると、振動して光ヘッド１３も同様
に振動する。この時に、トラッキングサーボをオフとす
ると、レンズはフリーの状態であるため、振動により揺
れ、この揺れはトラッキングエラー信号となって現れて
くる。このトラッキングエラー信号の本数をカウントす
ることで、振動の大小を検知することができるからであ
る。
【００１７】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れず、種々の変形が可能であり、例えば、上記Ｓ９の振
動検出時の処理において、ディスク倍速を目標回転数よ
りも低い回転数とする動作は、段階的に倍速を落として
いって、できる限り高い倍速で再生動作が行えるように
してもよい。
れず、種々の変形が可能であり、例えば、上記Ｓ９の振
動検出時の処理において、ディスク倍速を目標回転数よ
りも低い回転数とする動作は、段階的に倍速を落として
いって、できる限り高い倍速で再生動作が行えるように
してもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラッキ
ングサーボのオフ状態でカウントしたトラッキングエラ
ー本数が振動判別用しきい値以上になったとき、目標回
転数よりも低い回転数で再生動作を行うようにしたの
で、簡単な構成にて、ディスクの偏重心に基づく騒音や
振動を低減することができる。
ングサーボのオフ状態でカウントしたトラッキングエラ
ー本数が振動判別用しきい値以上になったとき、目標回
転数よりも低い回転数で再生動作を行うようにしたの
で、簡単な構成にて、ディスクの偏重心に基づく騒音や
振動を低減することができる。
【図１】本発明の一実施形態によるディスクドライブ装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図２】同ディスクドライブ装置の再生動作処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１ ＣＤ−Ｒディスク（ディスク記録媒体） ２ ＣＤ−Ｒドライブ（ディスクドライブ装置） １０ ＣＰＵ（カウント手段、制御手段） １３ 光ヘッド １６ フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回
路
路
Claims (3)
- 【請求項１】 ディスク記録媒体に記録された情報トラ
ックの記録面に光ビームを照射することにより、情報の
記録再生を行うディスクドライブ装置において、 ドライブ装置にディスク記録媒体が装填されたとき、ト
ラッキングサーボをオフした状態で、低回転駆動から目
標回転数に向けて加速を開始すると共に、トラッキング
エラー本数をカウントするカウント手段と、 そのカウント手段によるカウント本数と所定の振動判別
用しきい値とを比較して、そのカウント本数が該しきい
値以上になったときは、前記目標回転数よりも低い回転
数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして情報
を再生し、また、前記カウント本数が前記しきい値を越
えることなく、回転数が目標回転数に達したときは、そ
の目標回転数でトラッキングサーボその他のサーボをオ
ンして情報を再生する制御手段とを備えたことを特徴と
するディスクドライブ装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記カウント本数が前
記しきい値を越えたとき、段階的に回転数を落として、
前記カウント本数が前記しきい値を越えない範囲の回転
数でトラッキングサーボその他のサーボをオンして情報
を再生することを特徴とする請求項１に記載のディスク
ドライブ装置。 - 【請求項３】 前記カウント手段がトラッキングサーボ
をオフしてカウント動作を開始する前であって、ドライ
ブ装置にディスク記録媒体が装填された直後に、トラッ
キングサーボその他のサーボをオンした状態で低回転駆
動を行うことにより自動調整を行うことを特徴とする請
求項１又は請求項２に記載のディスクドライブ装置。
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