JP3719966B2 - 光ディスク記録再生方法および記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置の光ディスク記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
代表的な追記または書き換え可能な光ディスクドライブとして一般的な「CD−Rドライブ」または「CD−RWドライブ」によれば、記録可能な光ディスクの認識情報をホストコンピュータに返送するコマンドは、Read Disc InformationコマンドまたはRead Track Informationコマンドであり、このコマンド応答までに記録に関する情報を取得する必要がある。
【0003】
ディスク認識の完了状態の判断は、ホストコンピュータ側の環境によって異なる。具体的には、挿入された光ディスクの再生優先度が高いホストコンピュータ環境では、スピンアップ完了後記録済み領域のファイルシステム情報を返送するまでを扱うことが一般的であるし、挿入された光ディスクの記録優先度が高いホストコンピュータ環境では、上記Read Disc InformationコマンドまたはRead Track Informationコマンドにて記録に関する情報の返送を行うまでを扱うことが一般的である。
【0004】
しかしながら、従来のCD−R/CD−RWドライブでは、ホストコンピュータ環境の違いよるディスク認識条件の相違やディスク認識時間の高速化に関する考慮が不足しており、記録可能なディスク挿入時の記録に関するディスク情報取得処理タイミングに関して、スピンアップ中に実行するか、またはスピンアップ完了からRead Disc InformationコマンドまたはRead Track Informationコマンド応答までの間に実行するかを固定している。
【0005】
また、スピンアップ処理中に再生動作に必要な情報取得と記録動作に必要な情報取得を行う場合においても、再生動作に必要な情報である全TOC情報やアドレス変換情報の取得処理と、記録に関する情報である記録済み領域のトラック記録情報であるトラック記録フォーマット情報がトラック追記位置情報の取得処理が、各々独立して実行されている。
【0006】
また、記録に関する情報の取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、記録に関する情報の取得時のエラーリトライ回数を、再生動作に必要な情報の取得時のエラーリトライ回数と区別せずに、かなり多目のエラーリトライ回数に設定しているため、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生がよく発生する。
【0007】
また、PMA内のトラック記録情報はマルチセッションディスクの全TOC情報を取得するためにも利用されるため、CD−R/RWディスク挿入時には、スピンアップ中にPMA内のトラック記録情報を取得している。
【0008】
また、光ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録および再生に関する情報の取得処理関して、CLVモードを採用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のCD−R/CD−RWドライブでは、記録可能な光ディスク挿入時の記録に関するディスク情報取得処理タイミングに関して、スピンアップ中に実行するか、またはスピンアップ完了からRead Disc InformationコマンドまたはRead Track Informationコマンド応答までの間に実行するかを固定しているので、記録可能な光ディスク挿入時に、ホストコンピュータ環境によってはディスク認識時間が長くかかるケースが生じるという問題がある。
【0010】
また、スピンアップ処理中に記録に関する情報である記録済み領域のトラック記録情報と追記位置情報を取得する場合にも、再生動作に必要な情報と、記録動作に必要なトラック記録情報や追記位置情報の取得処理が、各々独立して実行されているので、光ディスク内の遠距離シーク動作や逆方向のシーク動作が頻繁に発生し、処理時間の増大につながっている。
【0011】
また、記録に関する情報取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、記録に関する情報取得時のエラーリトライ回数が多いことで、スピンアップ時のタイムアウトエラー要因となっている。
【0012】
また、全てのCD−R/CD−RWディスクに関して、マルチセッションディスクの全TOC情報を取得するために利用されるPMA内の情報の取得を実施することが、スピンアップ時間の増大につながっている。
【0013】
また、光ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録および再生動作に必要な情報の取得処理してCLVモードを採用することで、スピンドルモータの加速、減速が頻繁に発生し、取得処理が遅いものである。
【0014】
そこで本発明は、ホストコンピュータからの指示により記録と再生を行う光ディスク記録再生装置に関して、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決する本発明の光ディスク記録再生方法は、挿入された光ディスクが記録の可能性が高い記録状態である、または記録の可能性が高い記録方式を採用しており、今後の記録の可能性が高い光ディスクと判断した場合、またはホストコンピュータから発行される記録に関する情報取得コマンドがスピンアップ完了後早めに発行されると判断した場合において、挿入された光ディスクの記録優先度が高いホストコンピュータ環境であり、ディスク認識には記録に関するディスク情報取得を必要とするホストコンピュータ環境であると識別することで、スピンアップ処理中に再生動作に必要な情報と、記録動作に必要なトラック記録情報や追記位置情報の取得を同一処理内で連動して処理することにより、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間を短縮することを特徴とする。
【0016】
これは、情報の取得のためのシーク処理に関して、遠距離へのシーク動作に比べて近距離へのシーク動作が、反対方向へのシーク動作に比べて同一方向へのシーク動作が、時間的に短く動作の安定性に関しても優位である点を考慮し、再生動作に必要な全TOC情報やアドレス変換情報の取得と、記録に関する情報である記録済み領域のトラック記録情報や追記位置情報の取得を同一処理内で連動して処理させるべく、近距離かつ一定方向にシークさせて必要な情報を取得することで時間短縮を図ることを意味している。
【0017】
また、ホストコンピュータ側のデバイスドライバーやライティングソフトウェアの更新による、記録に関する情報取得コマンドの発行タイミングの変更にも対応できるよう、ディスク認識タイミングの設定変更手段も併せて提案している。
【0018】
また、記録に関する情報の取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、記録に関する情報の取得時のエラーリトライ回数を少なくするとともに、エラー発生時には同処理を中断し以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、スピンアップ完了から記録に関する情報を返送するコマンドの応答までに、記録に関する情報の取得処理を実施することで、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生の確率を減らすことを特徴とする。
【0019】
また、挿入されたCD−R/CD−RWディスクに関し、事前に取得した第1セッションのTOC情報から第2セッションが無効と判断した場合には、スピンアップ中にディスク内の拡大記録エリア(PMA,program memory area)内の情報取得とその他の記録に関する情報の取得処理を実施しないことで、スピンアップ時間を短縮させることを特徴とする。
【0020】
また、光ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録および再生動作に必要な情報の取得処理において、スピンドルモータの加速と減速動作が発生しないCAV(constant angular velocity)モードを採用する事で、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間を短縮させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
光ディスク記録再生装置では、スピンアップ処理中に再生動作に必要な情報として、トラックの目次情報であるTOC情報や再生可能領域のアドレス変換情報を取得することが常識となっているが、挿入された光ディスクが記録の可能性が高い記録状態である、または記録の可能性が高い記録方式を採用しており、今後の記録の可能性が高い光ディスクと判断した場合、またはホストコンピュータから発行される記録に関する情報取得コマンドがスピンアップ完了後早めに発行されるホストコンピュータ環境であると判断した場合に、再生動作に必要な情報と、記録動作に必要なトラック記録情報や追記位置情報の取得を、スピンアップ中に同一処理内で連動して処理することにより、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間を短縮させる。さらにホストコンピュータの環境変化に応じたディスク認識タイミングの設定変更も併せて提案している。
【0022】
これは、情報取得のために実施されるシーク処理に関して、遠距離へのシーク動作に比べて近距離へのシーク動作が、反対方向へのシーク動作に比べて同一方向へのシーク動作が、時間的に短く動作の安定性に関しても優位である点を考慮し、再生動作に必要な全TOC情報やアドレス変換情報の取得と、記録に関する情報である記録済み領域のトラック記録情報や追記位置情報の取得処理を同一処理内で連動して処理させるべく、できるだけ近距離かつ一定方向にシークさせて必要な情報を取得することで時間短縮を図ることを意味している。
【0023】
また、不正規ディスクを挿入された場合の光ディスク記録再生装置側の対策として、一定時間以内にスピンアップ完了しなかった場合のタイムアウト値を設定し、タイムアウトエラー発生時にNot Ready状態をホストコンピュータに返送することが一般的であるが、再生動作には関係のない記録に関する情報の取得に時間を要することでタイムアウトエラーを発生させてしまうことは、再生機能を有している光ディスク記録再生装置として有効な対応とはいえない。そこで、記録に関する情報の取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、記録に関する情報の取得時のエラーリトライ回数を少なくするとともに、エラー発生時には同処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させ、記録に関する情報を返送するコマンドの応答までに、記録に関する情報の取得処理を実施することで、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生の確率を減らす。
【0024】
また、各種のデータを書き込むための有効な記録情報であり、マルチセッションディスクの全TOC情報を取得するためにも利用される、光ディスク内の拡大記録エリア(PMA)に記録されているトラック記録情報の取得に関して、事前に取得した第1セッションのTOC情報から第2セッションが有効かどうかを判断し、無効と判断した場合には、PMA内の情報の取得処理、およびその他の記録に関する情報取得をスピンアップ中に実施しないことで、スピンアップ時間を短縮する。
【0025】
さらに、光ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録に関する情報の取得処理において、スピンドルモータの加速と減速動作が発生しないCAVモードを採用することにより、ホストコンピュータ側からみた光ディスク認識時間を短縮する。
【0026】
本発明の請求項1に記載の光ディスク記録再生方法は、光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定するステップと、前記ステップにおいて前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの記録に必要なディスク情報の取得をスピンアップ中に実行するステップとを有し、前記光ディスク記録再生装置は、前記ステップで判断した前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクについては、前記スピンアップ中に前記ディスク情報を取得し前記ホストコンピュータ側に返送することを特徴とする。
【0027】
この構成によると、記録可能な光ディスク挿入時に、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
本発明の請求項2に記載の光ディスク記録再生方法は、光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、前記光ディスク記録再生装置が前記ホストコンピュータに記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが、スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断するステップと、その判断結果をメモリに格納するステップと、前記メモリに格納された前記判断結果を読み出し、その判断結果に従って前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、スピンアップ中に実行するか前記スピンアップ完了後の早い時点に実行するかどうかを決定するステップと、前記ステップにおいて前記スピンアップ中に実行すると判断した場合に前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの前記記録に必要なディスク情報の取得を前記スピンアップ中に実行するステップとを有し、前記光ディスク記録再生装置は、前記スピンアップ完了後の早い時点に前記ホストコンピュータ側から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが発行されると判断した場合には、前記スピンアップ中に前記ディスク情報を取得し、前記コマンドに応じて前記ホストコンピュータ側に返送することを特徴とする。
【0028】
この構成によると、記録可能な光ディスク挿入時に、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
本発明の請求項3に記載の光ディスク記録再生方法は、請求項2において、前記スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断するステップは、前記スピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までの間隔を時間測定し、前記規定閾値以下であった場合に前記スピンアップ完了後の早い時点で前記ホストコンピュータから発行されていると判断することを特徴とする。
【0029】
この構成によると、ホストコンピュータ環境毎のディスク認識タイミングを識別することができる。
本発明の請求項4に記載の光ディスク記録再生方法は、請求項2または請求項3において、前記判断結果をメモリに格納するステップは、前記ホストコンピュータのパワーオン時またはハードウエアによるリセット時のタイミングで前記メモリを初期化し、初期化後の1回目の光ディスク挿入時のスピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までを対象として格納値を設定することを特徴とする。
【0030】
この構成によると、ホストコンピュータの環境変化に応じてディスク認識タイミングの設定変更ができる。
本発明の請求項5に記載の光ディスク記録再生方法は、請求項1または請求項2において、再生に必要なディスク情報と前記録に必要なディスク情報の取得を、前記スピンアップ中に同一処理内で連動して処理することを特徴とする。
【0031】
この構成によると、記録可能な光ディスク挿入時に、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
本発明の請求項6に記載の光ディスク記録再生方法は、請求項1または請求項2において、前記記録に必要なディスク情報の取得を前記スピンアップ中に実行する場合に、再生に必要なディスク情報の取得処理と前記録に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数を区別し、前記記録に必要なディスク情報取得時のエラーリトライ回数を前記生に必要なディスク情報の取得処理に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数よりも少なくし、前記記録に必要なディスク情報の取得時のエラーリトライ数を超えた場合には、前記スピンアップ中の前記記録に必要なディスク情報の取得処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドに対する応答までに、前記記録に必要なディスク情報の取得処理を実行することを特徴とする。
【0032】
この構成によると、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生の確率を減らすことができる。
本発明の請求項7に記載の光ディスク記録再生方法は、光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、前記光ディスク記録再生装置は、前記セットされた光ディスクの拡大記録エリアであるPMAに記録されているトラック情報と、再生可能なトラックの目次情報であるTOC情報のうちの第1セッション目のTOC情報と最終クローズセッションに関する情報をスピンアップ中に取得し、取得した前記第1セッションのTOC情報から第2セッションが有効かどうかを判断し、無効と判別した場合には、前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側での前記トラック情報の取得処理、およびその他の記録に必要なディスク情報の取得処理を実行しないことを特徴とする。
【0033】
この構成によると、事前に取得した第1セッションのTOC情報から第2セッションが無効と判断した場合に、スピンアップ中にPMA内の情報取得およびその他の記録に関する情報の取得処理を実施しないことで、スピンアップ時間の短縮を実現できる。
【0034】
本発明の請求項8に記載の光ディスク記録再生方法は、請求項1または請求項2において、前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが記録可能である種類の記録型光ディスクかどうかを判断し、前記判断条件に該当した場合の前記記録に必要なディスク情報および再生に必要なディスク情報の取得動作を、前記光ディスクの内外周でその光ディスクを回転駆動するスピンドルモータの加速と減速が発生しないCAVモードで実行することを特徴とする。
【0035】
この構成によると、光ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録および再生情報の取得処理において、スピンドルモータの加速と減速動作が発生しないCAVモードを採用する事で、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
【0036】
本発明の請求項9に記載の光ディスク記録再生装置は、ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、セットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、その判定において前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの記録に必要なディスク情報の取得処理をスピンアップ中に実行し、その実行により取得した前記ディスク情報を前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側に返送する処理を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の光ディスク記録再生装置は、ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスク記録再生装置が前記ホストコンピュータに記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが、スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断し、その判断結果をメモリに格納し、前記メモリに格納された前記判断結果を読み出し、その判断結果に従って前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、スピンアップ中に実行するか前記スピンアップ完了後の早い時点に実行するかどうかを決定し、その決定において前記スピンアップ中に実行すると判断した場合に、前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの前記記録に必要なディスク情報の取得処理を前記スピンアップ中に実行し、その実行により取得した前記ディスク情報を前記スピンアップ中に前記コマンドに応じて前記ホストコンピュータ側に返送する処理を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項11に記載の光ディスク記録再生装置は、請求項10記載の光ディスク記録再生装置であって、前記制御手段は、前記スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断する処理として、前記スピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までの間隔を時間測定し、前記規定閾値以下であった場合に前記スピンアップ完了後の早い時点で前記ホストコンピュータから発行されていると判断する処理を実行することを特徴とする。
本発明の請求項12に記載の光ディスク記録再生装置は、請求項10または請求項11に記載の光ディスク記録再生装置であって、前記制御手段は、前記判断結果をメモリに格納する処理として、前記ホストコンピュータのパワーオン時またはハードウエアによるリセット時のタイミングで前記メモリを初期化し、初期化後の1回目の光ディスク挿入時のスピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までを対象として格納値を設定する処理を実行することを特徴とする。
本発明の請求項13に記載の光ディスク記録再生装置は、請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置であって、前記制御手段は、前記再生に必要なディスク情報と前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、前記スピンアップ中に同一処理内で連動して実行することを特徴とする。
本発明の請求項14に記載の光ディスク記録再生装置は、請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置であって、前記制御手段は、前記記録に必要なディスク情報の取得処理を前記スピンアップ中に実行する場合に、前記再生に必要なディスク情報の取得処理と前記記録に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数を区別し、前記記録に必要なディスク情報取得時のエラーリトライ回数を前記再生に必要なディスク情報の取得処理に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数よりも少なくし、前記記録に必要なディスク情報の取得時のエラーリトライ数を超えた場合には、前記スピンアップ中の前記記録に必要なディスク情報の取得処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドに対する応答までに、前記記録に必要なディスク情報の取得処理を実行することを特徴とする。
本発明の請求項15に記載の光ディスク記録再生装置は、ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、セットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、前記セットされた光ディスクの拡大記録エリアであるPMAに記録されているトラック情報と、再生可能なトラックの目次情報であるTOC情報のうちの第1セッション目のTOC情報と最終クローズセッションに関する情報をスピンアップ中に取得し、取得した前記第1セッションのTOC情報から第2セッションが有効かどうかを判断し、無効と判別した場合には、前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側での前記トラック情報の取得処理、およびその他の記録に必要なディスク情報の取得処理を実行しない制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項16に記載の光ディスク記録再生装置は、請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置であって、前記制御手段は、セットされた光ディスクが記録可能である種類の記録型光ディスクかどうかを判断し、前記判断条件に該当した場合の前記記録に必要なディスク情報および再生に必要なディスク情報の取得動作を、前記光ディスクの内外周でその光ディスクを回転駆動するスピンドルモータの加速と減速が発生しないCAVモードで実行することを特徴とする。
【0037】
以下、本発明の光ディスク記録再生方法を各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4は本発明の(実施の形態1)を示す。
【0038】
図2は本発明の光ディスク記録再生方法を採用した光ディスク記録再生装置22を、インターフェースケーブル23を介してホストコンピュータ21に接続し、ホストコンピュータ21にインストールされたライティングソフトウェア24を用いて記録および再生を行う状態を示している。ライティングソフトウェア24を実行するホストコンピュータ21は光ディスク記録再生装置22に各種コマンドを発行する。
【0039】
光ディスク記録再生装置22は図1に示すように構成されており、CPU101,RAM102,ROM103,EFMエンコードデコード回路104,EFMウォブル信号処理回路105,レーザー制御回路106,レーザーピックアップ107,速度切り替え回路108,回転制御回路109,スピンドルモータ110,インターフェース112で構成されている。
【0040】
光ディスク記録再生装置22は、CPU101が図4に示すフローチャートのように動作するよう構成されている。
光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、CPU101はステップS41にて回転制御回路109に指示してスピンドルモータ110を駆動する。
【0041】
ステップS42では、ローディングされた光ディスクがCD−R/CD−RWディスクかそれ以外のスタンプディスクかを識別する。CD−R/CD−RWディスクには、特有のウォブル情報が記録されており、一般的には、EFMウォブル信号処理回路105を介してCD−R/CD−RWディスクに特有のウォブル情報が読み取れるかどうかで、CD−R/CD−RWディスクとスタンプディスクの識別を行う。
【0042】
ステップS43でCD−R/CD−RWディスクと判別した場合には、ステップS44を実行する。
図3はPacket Writing方式を採用したライティングソフトウェア24を使用して記録を行った光ディスクに関する本発明の情報取得動作例を示しており、左側が内周側、PCA(power calibration area)31はパワーキャリブレーション領域で、この領域に試し書きが行われて、これを読み出し、ある評価基準に従って最適パワーを見つけるために使用される。PMA(program memory area)32はディスク内の拡大記録エリアで、ここにはトラックナンバーとそれらの開始点および停止点が収容されている。このPMA32より外側がプログラム領域である。
【0043】
CPU101は図4のステップS44で、第1セッションのリードインエリア33にシークし、TOC情報を取得する。ステップS45では、PMA32の先頭位置にシークし記録済みPMA領域をトレースすることで、記録済みトラックの記録方式情報と開始時間および終了時間情報を取得する。
【0044】
ステップS46では、ステップS45で取得した記録方式情報から、1回でもPacket Writing記録方式が採用されたディスクかどうかを判断し、該当するならば今後の記録の可能性が高いディスクであると判断して、ステップS47を実行する。
【0045】
ステップS47では、再生動作に必要な情報と記録動作に必要な情報の取得をスピンアップ処理中に同一処理内で連動して処理する。つまり、ディスクの内周から外周方向に、かつ近距離間の探索を原則として、記録に関する情報を含めた残りの情報を全て取得する。取得すべき情報は、再生用としては、クローズセッション内のMethod2情報と最終クローズセッション情報であり、記録用としては、オープンセッション内のMethod2情報、オープンセッション内のトラック記録情報である。
【0046】
一方、ステップS46においてPacket Writing記録方式が採用されていないと判別した場合には、今後の記録の可能性が低いと判断し、ステップS48を実行する。
【0047】
ステップS48では、クローズセッション内のMethod2変換情報と最終クローズセッションがどこかを取得することで再生動作に必要な情報の取得を行う。
また、前記ステップS43においてCD−R/CD−RWディスクではないと判別した場合には、記録に関する情報はディスク内に存在しないスタンプディスクと判別し、ステップS49を実行する。
【0048】
ステップS49では、各セッションのリードインエリア33に記録されているTOC情報を検索し再生動作のみに必要な各セッションのTOC情報とMethod2変換情報を取得する。
【0049】
このようにステップS47,S48,S49の何れかを完了すると、次にステップS4Aでスピンアップ動作を完了し、ホストコンピュータ21にスピンアップ完了を通知する。
【0050】
次にステップS4Bでは、ホストコンピュータ21から記録のために必要な情報取得コマンドが発行されるまで待つ。記録のために必要な情報取得コマンドとしては、ディスク全体の記録状態を返送するRead Disc Informationコマンドと、各トラックの記録状態を返送するRead Track Informationコマンドが一般的である。
【0051】
ステップS4Bにおいてホストコンピュータ21から記録のために必要な情報取得コマンドが発行されたと判別すると、ステップS4Cを実行する。
ステップS4Cでは、Packet Writing方式を採用しているか判断し、採用していない場合には、ステップS4Dを実行する。
【0052】
ステップS4Dでは、ディスクの内周から外周方向に、かつ近距離間の探索を原則として、記録に関する情報を含めた残りの情報を全て取得する。記録不能なスタンプディスクの場合は、クローズセッション内のトラック記録情報を取得する。CD−R/CD−RWディスクの場合には、クローズセッション内のトラック記録情報とオープンセッション内のトラック記録情報、オープンセッション内のMethod2変換情報を取得する。
【0053】
ステップS4CにおいてPacket Writing方式を採用していると判定した場合ならびにステップS4Dを完了すると、ステップS4Eを実行する。
ステップS4Eでは、取得後メモリに格納された記録情報をホストコンピュータ21に返送して、ディスク認識に関する一連の動作完了となる。
【0054】
先の図3は、Packet Writing方式を採用したライティングソフトウェアを使用して記録を行ったディスクに関する情報取得の動作例を示している。33,34,35はそれぞれ第1セッションのリードインエリア,プログラムエリア,リードアウトエリアで、第1セッションはクローズ状態であり、2つのトラックが記録されている。36,37はそれぞれ第2セッションのリードインエリア,プログラムエリアで、第2セッションはオープン状態であり、トラック3は予約されているが未記録状態であり、トラック4は追記途中でまた終了位置が確定していない状態である。
【0055】
トラッククローズセッション内のMethod2変換情報およびトラック記録情報は、第1セッションのトラック1およびトラック2のPre-Gap38に記録されている。また、オープンセッション内のMethod2変換情報およびトラック記録情報のうちのトラック記録フォーマット情報は、第2セッションのトラック3およびトラック4のPre-Gap38に記録されている。トラック記録情報のうちの追記情報は、オープンセッション内のトラック3およびトラック4を探索し、記録と未記録の境界位置を識別することにより情報取得できる。
【0056】
前記ステップS43では、第1セッションのリードインエリア33が記録済みかどうかを判別し、この図3では「記録済み」なのでステップS44でTOC情報を取得する。次にステップS46でPMA32の先頭にシーク(J31)し、PMA32内の記録部をトレース(J32)することでトラック記録を取得する。次にステップS47で追記に関する情報を含めた残りのディスク情報を取得する。クローズセッション内のトラック1のPre-Gap38内にシーク(J33)し、Method2変換情報とトラック1の記録フォーマット情報を取得する。次にトラック1のPre-Gap38内にシーク(J34)し、Method2変換情報とトラック2の記録フォーマット情報を取得する。次に第2セッションのリードインエリアに相当する領域内36にシーク(J35)し、記録済みかどうかを判別し、未記録なので第1セッションが最終クローズセッションであるという情報を取得する。次にオープンセッション内のトラック3のPre-Gap38内にシーク(J36)し、記録済みかどうかを判別し、未記録なのでトラックが全面未記録であり、トラックの先頭を追記位置と識別する。次にオープンセッション内のトラック4のPre-Gap38内にシーク(J37)し、記録済みなのでMethod2変換情報とトラック4の記録フォーマット情報を取得する。次にトラック4の先頭からディスク最後尾までの区間に関して記録位置の終端を探索(J38)することで、トラック4の追記位置情報を取得する。
【0057】
なお、この(実施の形態1)では、ステップS49をCAV(constant angular velocity)モードで実行し、ステップS44〜ステップS48をCLV(constant linear velocity)モードで実行している。
【0058】
このように、記録の可能性が高いディスクについてはスピンアップ完了後に前記ディスク情報の取得を実行せずに光ディスク記録再生装置22が前記ホストコンピュータ21にディスク情報を返送するので、記録可能な光ディスク111の挿入時に、ホストコンピュータ21の側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
【0059】
(実施の形態2)
図5と図6は本発明の(実施の形態2)の光ディスク記録再生装置のフローチャートを示す。光ディスク記録再生装置とホストコンピュータとの接続状態ならびに光ディスク記録再生装置の構成は図1,図2と同じであり、図5と図6のフローチャートに示すようにCPU101が動作するように構成されている点だけが異なっている。動作についても図3の例に基づいて説明する。
【0060】
光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、CPU101はステップS51にて回転制御回路109に指示してスピンドルモータ110を駆動する。
【0061】
ステップS52では、、ローディングされたディスクがCD−R/CD−RWディスクかそれ以外のスタンプディスクかを識別する。CD−R/CD−RWディスクには、特有のウォブル情報が記録されており、一般的には、EFMウォブル信号処理回路105を介してCD−R/CD−RWディスクに特有のウォブル情報が読み取れるかどうかで、CD−R/CD−RWディスクとスタンプディスクの識別を行う。
【0062】
ステップS53でCD−R/CD−RWディスクと判別した場合には、ステップS54を実行する。ステップS54では、第1セッションのリードインエリア33にシークし、TOC情報を取得する。ステップS55では、PMA32の先頭位置にシークし記録済みPMA領域をトレースすることで、記録済みトラックの記録方式情報と開始時間および終了時間情報を取得する。
【0063】
上記のステップS51〜ステップS55は、(実施の形態1)の図4のステップS41〜ステップS45と同じである。
ステップS56では、スピンアップ完了後早めに追記に関する情報取得コマンドが発行されるホスト環境かどうかを示すホスト環境フラグの値を判断する。前記ホスト環境フラグは光ディスク記録再生装置22において次のようにしてセットされる。
【0064】
図6はRAM102に設けられたホスト環境フラグ用のメモリエリアに対するホスト環境フラグの初期化および設定の処理ステップを示している。
CPU101は、ホストコンピュータ21のパワーオン後またはハードリセット後に、ステップS61でホスト環境フラグを“0”に初期化する。併せて、タイマーを“0”に初期化する。このため、ホストコンピュータ21の側でのライティングソフトウェア動作環境が変わったときにホスト環境フラグの設定値が更新されることで、ホストコンピュータ21環境変化に応じたディスク認識タイミングの設定変更を可能とするものである。このタイマーは、後に、スピンアップ完了から記録に関する情報を返送するコマンド指示までの時間間隔の測定に使用される。
【0065】
ステップS62ではスピンアップ動作を実行する。ステップS63では、スピンアップ完了後に前記ステップS61でリセットした上記タイマーの計時をスタートする。
【0066】
ステップS64では、記録に関する最初のコマンドがホストコンピュータ21から発行されるまで待ち、前記ステップS63で計時をスタートしたタイマーをステップS65でストップする。
【0067】
ステップS66では、計測したタイマー値が規定の閾値以下(例えば、10秒から20秒程度の規定時間以下)であるか比較し、該当すればステップS67でホスト環境フラグを“1”にセットする。
【0068】
この図6のフローチャートを実行してセットされるホスト環境フラグは、前記ステップS56を実行した時点にセットされており、スピンアップ完了後の早めに記録に関する情報取得コマンドが発行されるホスト環境であると判断された場合には、今後もスピンアップ完了後速い段階で記録に関する情報取得コマンドが発行されるホスト環境であると判断して、ステップS57を実行する。
【0069】
ステップS57では、記録動作に必要な情報取得と再生動作に必要な取得情報とをスピンアップ処理中に同一処理内で連動して処理する。つまり、ディスクの内周から外周方向に、かつ近距離間の探索を原則として、記録に関する情報を含めた残りの情報を全て取得する。取得すべき情報は、クローズセッション内の再生に必要な最終クローズセッション情報とクローズセッション内のMethod2変換情報、クローズセッション内のトラック記録情報、オープンセッション内のトラック記録情報、オープンセッション内のMethod2変換情報である。
【0070】
一方、ステップS56において、ホスト環境フラグ値が“0”であり、スピンアップ完了後早めに追記に関する情報取得コマンドが発行されないホスト環境であると判断された場合には、スピンアップ後に急いで追記に関する情報取得の必要がないため、ステップS58を実行する。
【0071】
ステップS58では、クローズセッション内のMethod2変換情報と最終クローズセッションがどこかを取得することで再生動作に必要な情報の取得を行う。
また、ステップS53においてCD−R/CD−RWディスクではないと判別した場合には、記録に関する情報はディスク内に存在しないスタンプディスクと判別し、ステップS59を実行する。
【0072】
ステップS9では、各セッションのリードインエリア33に記録されているTOC情報を検索し、再生動作のみに必要な各セッションのTOC情報とMethod2変換情報を取得する。
【0073】
このようにステップS57,S58,S9の何れかを完了すると、次にステップS5Aでスピンアップ動作を完了し、ホストコンピュータ21にスピンアップ完了を通知する。
【0074】
次にステップS5Bでは、ホストコンピュータから記録のために必要な情報取得コマンドが発行されるまで待つ。記録のために必要な情報取得コマンドとしては、ディスク全体の記録状態を返送するRead Disc Informationコマンドと、各トラックの記録状態を返送するRead Track Informationコマンドが一般的である。
【0075】
ステップS5Bにおいてホストコンピュータ21から記録のために必要な情報取得コマンドが発行されたと判別すると、ステップS5Cを実行する。
ステップS5Cで前記ホスト環境フラグの値を判断する。ここで、ホスト環境フラグ値が“0”であり、スピンアップ完了後早めに記録に関する情報取得コマンドが発行されるホスト環境でないと判断された場合には、ステップS5Dを実行する。
【0076】
ステップS5Dでは、ディスクの内周から外周方向に、かつ近距離間の探索を原則として、追記に関する情報を含めた残りの情報を全て取得する。記録不能なスタンプディスクの場合は、クローズセッション内のトラック記録情報を取得する。CD−R/CD−RWディスクの場合には、クローズセッション内のトラック記録情報とオープンセッション内のトラック記録情報、オープンセッション内のMethod2変換情報と追記位置情報を取得する。
【0077】
ステップS5Cにおいてホスト環境フラグ値が“1”であり、スピンアップ完了後早めに追記に関する情報取得コマンドが発行されるホスト環境であると判断された場合ならびにステップS5Dを完了すると、ステップS5Eを実行する。
【0078】
ステップS5Eでは、取得後メモリに格納された記録情報をホストコンピュータ21に返送して、ディスク認識に関する一連の動作完了となる。
このように、記録の可能性が高いディスクについてはスピンアップ完了後に前記ディスク情報の取得を実行せずに光ディスク記録再生装置22が前記ホストコンピュータ21にディスク情報を返送するので、記録可能な光ディスク111の挿入時に、ホストコンピュータ21の側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
【0079】
なお、この(実施の形態2)では、ホスト環境フラグをCPU101が動作に使用するRAM102にセットしたが、RAM102とは別に光ディスク記録再生装置22にフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを設け、ここにホスト環境フラグをセットするように構成することもできる。
【0080】
(実施の形態3)
図7は本発明の(実施の形態3)の光ディスク記録再生装置の要部のフローチャートを示す。光ディスク記録再生装置とホストコンピュータとの接続状態ならびに光ディスク記録再生装置の構成は図1,図2と同じであり、図7のフローチャートに示すようにCPU101が動作するように構成されている点だけが異なっている。動作についても図3の例に基づいて説明する。
【0081】
まず、図7のフローチャートと図4に示した(実施の形態1)との関係を説明してこの(実施の形態3)の光ディスク記録再生装置のフローチャートを説明する。
【0082】
光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、図4に示したステップS41〜ステップS46、またはステップS41〜ステップS43,ステップS4Aが状態に応じて実行される。
【0083】
ステップS46に次いでステップS47に代わってこの(実施の形態3)では図7のステップS71が実行される。
なお、ステップS46においてPacket Writing記録方式が採用されていないと判別した場合には、今後の記録の可能性が低いと判断し、ステップS48を実行してステップS4Aとそれ以降のステップを実行してステップS4Eでディスク情報をホストコンピュータ21へ返送する。
【0084】
図7のフローチャートを詳しく説明する。
光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、CPU101は回転制御回路109に指示してスピンドルモータ110を駆動する。挿入された光ディスクが記録の可能性が高い光ディスクであると判断した場合には、次のように、光ディスクの内周から外周方向に、かつ近距離間の探索を原則として、再生に関する情報と記録に関する情報の取得を、スピンアップ中に同一処理内で連動して処理する。
【0085】
まず、CPU101はステップS71で、再生に必要な情報取得時のエラーリトライ数と記録に必要な情報取得時のエラーリトライ数をそれぞれC1とC2に区別して初期設定する。併せて、スピンアップ中に記録に関する情報取得を行う予定だったが、エラーリトライ数を超えたため、スピンアップ完了後記録に関するコマンド応答までに、記録に関する情報取得を行うかどうかを示す、記録情報取得再実行フラグを“0”に初期化する。
【0086】
ステップS72では、記録に関する情報取得時のエラーリトライ数C2が“0”になったかどうかを判別し、“0”以外ならばステップS73で「再生に必要な情報▲1▼」と「追記に必要な情報▲2▼」の取得を一体化して処理する。
【0087】
ステップS76では、全情報が取得できたか判断し、ステップS77で再生に必要な情報取得時のエラーならばエラーリトライ数C1を“1”減算し、記録に必要な情報取得時のエラーならばエラーリトライ数C2を“1”減算する。
【0088】
ステップS78では、再生に必要な情報取得時のエラーリトライ数が“0”かどうかを判断し、“0”ならばスピンアップエラー状態に移行し、スピンアップエラー発生をホストコンピュータ21に通知する。“0”以外ならばステップS72に戻って情報取得のために再トライする。
【0089】
ステップS72において、記録に関する情報取得時のエラーリトライ数が“0”になっていると判別すれば、ステップS74を実行する。
ステップS74では「再生に必要な情報▲1▼」のみの取得を行い、ステップS75で記録情報取得再実行フラグを“1”に設定して前記ステップS76を実行する。
【0090】
ステップS76において、指示した情報が取得できたと判別できた場合は、ステップS79でスピンアップを完了し、ステップS7AとステップS7Bを介してステップS7Dを実行してメモリに格納された記録情報をホストコンピュータ21に返送する。
【0091】
ステップS7Aでは、ホストコンピュータ21から記録のために必要な情報取得コマンドが発行されるまで待つ。記録のために必要な情報取得コマンドとしては、ディスク全体の記録状態を返送するRead Disc Informationコマンドと、各トラックの記録状態をホストに返送するRead Track Informationコマンドが一般的である。
【0092】
ホストコンピュータ21から記録のために必要な情報取得コマンドが発行されると、ステップS7Bを実行して、記録情報取得再実行フラグ値が“1”に設定されているかどうか判断し、該当すれば、ステップS7Cを実行して、スピンアップ時に取得できなかった記録に関する情報の再取得を実行する。
【0093】
ステップS7Bにおいて記録情報取得再実行フラグ値が“1”以外であると判別されるか、ステップS7Cを完了すると、ステップS7Dを実行してメモリに格納されたディスク情報をホストコンピュータ21に返送し、ディスク認識に関する一連の動作完了となる。
【0094】
このように、記録に関する情報の取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、「再生動作に必要な情報の取得処理▲1▼」と「記録動作に必要な情報の取得処理▲2▼」のエラーリトライ回数C1,C2を区別し、記録に関する情報取得時のエラーリトライ回数C2を再生動作に必要な情報の取得処理に必要な情報の取得処理のエラーリトライ回数C1よりも少なくし、記録に関する情報の取得時のエラーリトライ数C2を超えた場合には、スピンアップ中の記録に関する情報の取得処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、記録に関する情報を返送するコマンドに対する応答のステップS7Dまでに、記録に関する情報の取得処理をステップS7Cで実施するので、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生の確率を減らすことができる。
【0095】
なお、上記では図7に示したフローチャートを(実施の形態1)に適用した場合を例に挙げて説明したが、同様に図5に示した(実施の形態2)に適用しても同様の効果を期待できる。
【0096】
具体的には、光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、図5に示したステップS51〜ステップS56、またはステップS51〜ステップS53,ステップS59が状態に応じて実行される。
【0097】
ステップS56に次いでステップS57に代わって図7のステップS71が実行される。
なお、ステップS56において、ホスト環境フラグ値が“0”であり、スピンアップ完了後早めに追記に関する情報取得コマンドが発行されないホスト環境であると判断された場合には、スピンアップ後に急いで追記に関する情報取得の必要がないため、ステップS58を実行してステップS5Aとそれ以降のステップを実行してステップS5Eでディスク情報をホストコンピュータ21へ返送する。
【0098】
(実施の形態4)
図8は本発明の(実施の形態4)の光ディスク記録再生装置の要部のフローチャートを示す。光ディスク記録再生装置22とホストコンピュータ21との接続状態ならびに光ディスク記録再生装置22の構成は図1,図2と同じであり、図8のフローチャートに示すようにCPU101が動作するように構成されている点だけが異なっている。動作についても図3の例に基づいて説明する。
【0099】
光ディスク111を光ディスク記録再生装置22にローディングすると、CPU101はステップS81にて回転制御回路109に指示してスピンドルモータ110を駆動する。
【0100】
ステップS82では、ローディングされた光ディスクがCD−R/CD−RWディスクかそれ以外のスタンプディスクかを識別する。CD−R/CD−RWディスクには、特有のウォブル情報が記録されており、一般的には、EFMウォブル信号処理回路105を介してCD−R/CD−RWディスクに特有のウォブル情報が読み取れるかどうかで、CD−R/CD−RWディスクとスタンプディスクの識別を行う。
【0101】
ステップS83でCD−R/CD−RWディスクと判別した場合には、ステップS84を実行して第1セッションのリードインエリア33にシークし、TOC情報を取得する。
【0102】
ステップS85では、ステップS84で取得した第1セッションのTOC情報より第2セッションの存在の可能性が高いかを判断する。第2セッションの存在の可能性が高いと判別した場合には、ステップS86を実行する。
【0103】
ステップS86では、PMA32の先頭位置にシークし記録済みPMA領域をトレースすることで、記録済みトラックの記録方式情報と開始時間および終了時間情報を取得する。
【0104】
ステップS87では、光ディスク111の記録状態に応じて再生に必要な情報と記録に必要な情報を取得し、ステップS89でスピンアップ動作を完了し、ホストコンピュータ21にスピンアップ完了を通知する。
【0105】
一方、ステップS85において第2セッションの存在の可能性がないと判断した場合には、第2セッション以降の記録の可能性は無いと判断し、ステップS86,S87を飛び越して以降のPMA情報と再生および記録に必要な情報の取得は行わないで、次いでステップS89を実行する。
【0106】
一方、ステップS83においてCD−R/CD−RWディスクではないと判別した場合には、記録に関する情報はディスク内に存在しないスタンプディスクと判別し、ステップS88で各セッションのリードインエリア33に記録されているTOC情報を検索し再生動作のみに必要な各セッションのTOC情報とMethod2変換情報を取得し、次いでステップS89を実行する。
【0107】
ステップS89でスピンアップ完了した後は、ステップS8Aでホストコンピュータ21から記録情報取得コマンドが発行されるまで待つ。
ステップS8Aにおいて、ホストコンピュータ21から記録情報取得コマンドが発行されたと判別すると、ステップS8Bを実行する。
【0108】
ステップS8Bでは、メモリに格納されたディスク情報をホストコンピュータ21に返送して、ディスク認識に関する一連の動作完了となる。
このように、挿入された光ディスクから事前に取得した1セッションのTOC情報から第2セッションが無効とステップS84において判断した場合に、ステップS86,S87を飛び越してスピンアップ中にPMA内の情報取得およびその他の追記に関する情報の取得処理を実施しないので、スピンアップ時間の短縮を実現できる。
【0109】
(実施の形態5)
図1〜図4に示した(実施の形態1)では、ステップS49をCAVモードで実行し、ステップS44〜ステップS48をCLVモードで実行したが、この(実施の形態5)では、ステップS44〜ステップS48,ステップS4Dをスピンドルモータ110の加速と減速動作が発生しないCAVモードで実行することを特徴とする。
【0110】
具体的には、ステップS43においてCD−RまたはCD−RWディスクでないと判断されると、ステップS4AでEFM情報内のアドレス情報をもとにシークし情報取得するため、従来からCAVモードでの実行が可能であった。
【0111】
一方、ステップS43においてCD−RまたはCD−RWディスクと判断されると、ステップS44〜S48までの情報取得のために、ウォブル内のアドレス情報をもとに記録済み領域と未記録領域間のシーク動作を実施する。従来では、ウォブル情報は一定線速度のCLVモードでしかデコードできなかったが、近年CAV記録動作でのエンコード機能を有するLSIがでてきており、CAVモードでのウォブル情報のデコードが可能になった。そこでステップS44〜S48までのJ31からJ38までの動作を、またステップS4Dを、スピンドルモータの加減速がなく安定して動作するCAVモードで実行することにより、シーク時間の短縮が図れ、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できるものである。
【0112】
【発明の効果】
以上のように本発明の光ディスク記録再生方法によれば、今後の記録の可能性が高いディスクと判断した場合、またはホストコンピュータから発行される記録に関する情報取得コマンドがスピンアップ完了後早めに発行されると判断した場合において、挿入されたディスクの記録優先度が高いホストコンピュータ環境であり、ディスク認識には記録に関するディスク情報取得を必要とするホストコンピュータ環境であると識別することで、スピンアップ処理中に再生動作に必要な情報と、記録動作に必要なトラック記録情報や追記位置情報の取得を一体化して処理することにより、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間を短縮できる。
【0113】
また、記録に関する情報の取得をスピンアップ処理内で実行する場合に、記録に関する情報の取得時のエラーリトライ回数を少なくするとともに、エラー発生時には同処理を中断して以降のスピンアップ動作を継続させ、スピンアップ完了から記録に関する情報を返送するコマンドの応答までの間に、記録に関する情報の取得処理を実施することで、記録に関する情報取得失敗要因でのスピンアップ時のタイムアウトエラー発生の確率を減らすことができる。
【0114】
また、挿入されたCD−R/CD−RW等の記録ディスクが、1セッションでクローズされていると判断した場合には、マルチセッションディスクの全TOC情報を取得するために利用されるPMA情報の取得およびその他の追記に関する情報の取得処理をスピンアップ中に実施しないので、上記ディスクに関してスピンアップ時間を短縮できる。
【0115】
また、ディスクの内外周のアクセスが必要になる記録および再生に必要な情報の取得処理において、スピンドルモータの加速と減速処理が発生しないCAVモードを採用することにより、ホストコンピュータ側からみたディスク認識時間の短縮を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク記録再生方法を実現する(実施の形態1)の光ディスク記録再生装置の構成図
【図2】同実施の形態のシステム構成図
【図3】同実施の形態のPacket Writing方式を採用したライティングソフトウェアを使用して記録を行った光ディスクに関する情報取得動作例の説明図
【図4】同実施の形態のフローチャート図
【図5】本発明の(実施の形態2)のフローチャート図
【図6】同実施の形態のホスト環境フラグの初期化および設定のフローチャート図
【図7】本発明の(実施の形態3)の要部のフローチャート図
【図8】本発明の(実施の形態4)の要部のフローチャート図
【符号の説明】
21 ホストコンピュータ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 EFMエンコードデコード回路
105 EFMウォブル信号処理回路
106 レーザー制御回路
107 レーザーピックアップ
108 速度切り替え回路
109 回転制御回路
110 スピンドルモータ
111 光ディスク
112 インターフェース

Claims (16)

  1. 光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、
    前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定するステップと、
    前記ステップにおいて前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの記録に必要なディスク情報の取得をスピンアップ中に実行するステップとを有し、
    前記光ディスク記録再生装置は、前記ステップで判断した前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクについては、前記スピンアップ中に前記ディスク情報を取得し前記ホストコンピュータ側に返送する
    光ディスク記録再生方法。
  2. 光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、
    前記光ディスク記録再生装置が前記ホストコンピュータに記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが、スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断するステップと、
    その判断結果をメモリに格納するステップと、
    前記メモリに格納された前記判断結果を読み出し、その判断結果に従って前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、スピンアップ中に実行するか前記スピンアップ完了後の早い時点に実行するかどうかを決定するステップと、
    前記ステップにおいて前記スピンアップ中に実行すると判断した場合に前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの前記記録に必要なディスク情報の取得を前記スピンアップ中に実行するステップとを有し、
    前記光ディスク記録再生装置は、前記スピンアップ完了後の早い時点に前記ホストコンピュータ側から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが発行されると判断した場合には、前記スピンアップ中に前記ディスク情報を取得し、前記コマンドに応じて前記ホストコンピュータ側に返送する
    光ディスク記録再生方法。
  3. 前記スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断するステップは、
    前記スピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までの間隔を時間測定し、前記規定閾値以下であった場合に前記スピンアップ完了後の早い時点で前記ホストコンピュータから発行されていると判断する
    請求項2記載の光ディスク記録再生方法。
  4. 前記判断結果をメモリに格納するステップは、
    前記ホストコンピュータのパワーオン時またはハードウエアによるリセット時のタイミングで前記メモリを初期化し、初期化後の1回目の光ディスク挿入時のスピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までを対象として格納値を設定する
    請求項2または請求項3に記載の光ディスク記録再生方法。
  5. 再生に必要なディスク情報と前記記録に必要なディスク情報の取得を、前記スピンアップ中に同一処理内で連動して処理する
    請求項1または請求項2に記載の光ディスク記録再生方法。
  6. 前記記録に必要なディスク情報の取得を前記スピンアップ中に実行する場合に、再生に必要なディスク情報の取得処理と前記記録に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数を区別し、前記記録に必要なディスク情報取得時のエラーリトライ回数を前記再生に必要なディスク情報の取得処理に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数よりも少なくし、
    前記記録に必要なディスク情報の取得時のエラーリトライ数を超えた場合には、前記スピンアップ中の前記記録に必要なディスク情報の取得処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドに対する応答までに、前記記録に必要なディスク情報の取得処理を実行する
    請求項1または請求項2に記載の光ディスク記録再生方法。
  7. 光ディスク記録再生装置をホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行うに際し、
    前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、前記光ディスク記録再生装置は、前記セットされた光ディスクの拡大記録エリアであるPMAに記録されているトラック情報と、再生可能なトラックの目次情報であるTOC情報のうちの第1セッション目のTOC情報と最終クローズセッションに関する情報をスピンアップ中に取得し、
    取得した前記第1セッションのTOC情報から第2セッションが有効かどうかを判断し、無効と判別した場合には、前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側での前記トラック情報の取得処理、およびその他の記録に必要なディスク情報の取得処理を実行しない
    光ディスク記録再生方法。
  8. 前記光ディスク記録再生装置にセットされた光ディスクが記録可能である種類の記録型光ディスクかどうかを判断し、前記判断条件に該当した場合の前記記録に必要なディスク情報および再生に必要なディスク情報の取得動作を、前記光ディスクの内外周でその光ディスクを回転駆動するスピンドルモータの加速と減速が発生しないCAVモードで実行する
    請求項1または請求項2に記載の光ディスク記録再生方法。
  9. ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、
    セットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、
    その判定において前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの記録に必要なディスク情報の取得処理をスピンアップ中に実行し、
    その実行により取得した前記ディスク情報を前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側に返送する処理を実行する制御手段を備えた
    光ディスク記録再生装置。
  10. ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスク記録再生装置が前記ホストコンピュータに記録に必要なディスク情報を返送するコマンドが、スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断し、
    その判断結果をメモリに格納し、
    前記メモリに格納された前記判断結果を読み出し、その判断結果に従って前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、スピンアップ中に実行するか前記スピンアップ完了後の早い時点に実行するかどうかを決定し、
    その決定において前記スピンアップ中に実行すると判断した場合に、前記ホストコンピュータ側から前記光ディスクへの前記記録に必要なディスク情報の取得処理を前記スピンアップ中に実行し、
    その実行により取得した前記ディスク情報を前記スピンアップ中に前記コマンドに応じて前記ホストコンピュータ側に返送する処理を実行する制御手段を備えた
    光ディスク記録再生装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記スピンアップ完了後で予め設定された規定閾値に対して早い時点で前記ホストコンピュータから発行されたかどうかを判断する処理として、
    前記スピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までの間隔を時間測定し、前記規定閾値以下であった場合に前記スピンアップ完了後の早い時点で前記ホストコンピュータから発行されていると判断する処理を実行する
    請求項10記載の光ディスク記録再生装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記判断結果をメモリに格納する処理として、
    前記ホストコンピュータのパワーオン時またはハードウエアによるリセット時のタイミングで前記メモリを初期化し、初期化後の1回目の光ディスク挿入時のスピンアップ完了から前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンド指示までを対象として格納値を設定する処理を実行する
    請求項10または請求項11に記載の光ディスク記録再生装置。
  13. 前記制御手段は、
    前記再生に必要なディスク情報と前記記録に必要なディスク情報の取得処理を、前記スピンアップ中に同一処理内で連動して実行する
    請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置。
  14. 前記制御手段は、
    前記記録に必要なディスク情報の取得処理を前記スピンアップ中に実行する場合に、前記再生に必要なディスク情報の取得処理と前記記録に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数を区別し、前記記録に必要なディスク情報取得時のエラーリトライ回数を前記再生に必要なディスク情報の取得処理に必要なディスク情報の取得処理のエラーリトライ回数よりも少なくし、
    前記記録に必要なディスク情報の取得時のエラーリトライ数を超えた場合には、前記スピンアップ中の前記記録に必要なディスク情報の取得処理を中断し、以降のスピンアップ動作を継続させるとともに、前記記録に必要なディスク情報を返送するコマンドに対する応答までに、前記記録に必要なディスク情報の取得処理を実行する
    請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置。
  15. ホストコンピュータと接続してライティングソフトウェアを用いて前記ホストコンピュータからの指示により記録および再生を行う光ディスク記録再生装置であって、
    セットされた光ディスクが、1回でも Packet Writing 記録方式が採用された光ディスクかどうかの判断により今後の記録の可能性が高い記録状態の光ディスクかどうかを判定し、前記記録の可能性が高い記録状態の光ディスクと判断した場合に、
    前記セットされた光ディスクの拡大記録エリアであるPMAに記録されているトラック情報と、再生可能なトラックの目次情報であるTOC情報のうちの第1セッション目のTO C情報と最終クローズセッションに関する情報をスピンアップ中に取得し、
    取得した前記第1セッションのTOC情報から第2セッションが有効かどうかを判断し、無効と判別した場合には、前記スピンアップ中に前記ホストコンピュータ側での前記トラック情報の取得処理、およびその他の記録に必要なディスク情報の取得処理を実行しない制御手段を備えた
    光ディスク記録再生装置。
  16. 前記制御手段は、
    セットされた光ディスクが記録可能である種類の記録型光ディスクかどうかを判断し、前記判断条件に該当した場合の前記記録に必要なディスク情報および再生に必要なディスク情報の取得動作を、前記光ディスクの内外周でその光ディスクを回転駆動するスピンドルモータの加速と減速が発生しないCAVモードで実行する
    請求項9または請求項10に記載の光ディスク記録再生装置。
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