JP2002133686A - 光学ピックアップの位置制御方法 - Google Patents

光学ピックアップの位置制御方法

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JP2002133686A JP2000324074A JP2000324074A JP2002133686A JP 2002133686 A JP2002133686 A JP 2002133686A JP 2000324074 A JP2000324074 A JP 2000324074A JP 2000324074 A JP2000324074 A JP 2000324074A JP 2002133686 A JP2002133686 A JP 2002133686A
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    • G11B7/0956Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータから発生する脱調ノイ
ズを低減でき、かつ光学ピックアップの正確な位置決め
を行うことのできる光学ピックアップの位置制御方法を
提供すること。 【解決手段】ステッピングモータを用いて光学ピックア
ップの位置制御を行う光学ピックアップの位置制御方法
は、基準位置BPからステッピングモータの最大送り位
置MPまでの最大送り量よりも小さな送り量だけ、最大
送り位置MPに向かう方向に、光学ピックアップを移動
させる制御指令をステッピングモータに与える第1の手
順S4と、最大送り量だけ、基準位置BPに向かう方向
に光学ピックアップを移動させる制御指令を、ステッピ
ングモータに与える第2の手順S6と、基準位置BPか
らセンター位置CPまでのセンター位置送り量だけ、最
大送り位置MPに向かう方向に、光学ピックアップを移
動させる制御指令を、ステッピングモータに与える第3
の手順S8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク上に光
学ピックアップから光スポットを照射することにより、
情報記録および/または再生するために、前記光ディス
クと前記光学ピックアップの相対位置を、ステッピング
モータを用いて位置決め制御する光学ピックアップの位
置制御方法に関し、例えば、CD(Compact Disc)、D
VD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Comp
act Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(DVDRe
ad Only Memory)、CD−R、DVD−R等の光ディス
クに記録された情報を再生したり、情報を記録するディ
スク装置において、光ディスクおよび光学ピックアップ
の相対位置をオープンループ制御する場合に利用するこ
とができる。
【0002】
【背景技術】近年、光ディスク上に光学ピックアップか
ら光スポットを照射することにより、情報を記録および
/または再生する光ディスク装置において、使用される
光ディスクとしては、CD、CD−ROM等から情報の
記録密度の高いDVD、DVD−ROM、DVD−R等
が採用されるに至っている。このような記録密度の高い
光ディスクは、光ディスクおよび光学ピックアップの相
対位置を高精度に調整する必要があり、例えば、両者間
のチルト制御を行う場合、光ディスクのスキューに対す
るマージンが減少しているため、光ディスクに対する光
学ピックアップのスキュー角をステッピングモータを用
いて調整する位置決め制御が行われている。
【0003】ここで、チルト制御をステッピングモータ
を用いて行う場合、スキュー角の調整範囲が少ないこ
と、製造コストを低減すること等の関係から、センサ等
を用いない、オープンループ制御が採用されることが多
く、具体的には、制御の基準となる基準位置から、所定
のステップ数分の制御指令をステッピングモータに与え
ることにより、光学ピックアップのチルト制御を行って
いる。このようなオープンループ制御は、光学ピックア
ップの現在位置をセンサ等で取得して制御指令に加味す
ることができないので、予め計測された光学ピックアッ
プの出力信号のジッタ量が最小となるセンター位置に、
光学ピックアップを移動させる場合、例えば、次のよう
な手順が採用される。
【0004】基準位置からステッピングモータの最大送
り位置までの制御指令を与えるステップ数が100ステ
ップ、基準位置からセンター位置への制御指令を与える
ステップ数が50ステップであるとすると、光ディスク
装置の起動とともに、ステッピングモータには、基準位
置に向かう方向に100ステップの制御指令が入力さ
れ、光学ピックアップは基準位置に移動する。次に、ス
テッピングモータには、基準位置から最大送り位置に向
かう方向に50ステップの制御指令が入力され、光学ピ
ックアップは、センター位置に位置決めされる。このよ
うな制御を行うことにより、光学ピックアップのセンタ
ー位置出しに際して、事前に基準位置に復帰させてか
ら、センター位置への位置決めを行っているため、光デ
ィスク装置の停止時の光学ピックアップの位置によら
ず、起動時やリセット時に確実に光学ピックアップのセ
ンター位置出しを行うことができる、という利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光学ピックアップの位置制御方法では、光ディスク装
置の停止時の光学ピックアップの位置によっては、光学
ピックアップが基準位置に到達しているにも拘わらず、
制御指令によってステッピングモータが送り動作を続け
るため、ステッピングモータと光学ピックアップの送り
機構との間で脱調が生じ、ステッピングモータに脱調ノ
イズが発生するという問題がある。
【0006】すなわち、例えば、光ディスクの動作中に
リセットボタン等を押してシステムの再起動が要求され
て光ディスク装置が停止した際、光学ピックアップが、
基準位置からステッピングモータの10ステップ分の送
り位置に存在していた場合、再起動時、ステッピングモ
ータに基準位置に向かう方向に100ステップの制御指
令が入力され、ステッピングモータは、光学ピックアッ
プの送り動作を開始する。すると、最初の10ステップ
分については、ステッピングモータは、適正な送り動作
を行うが、残り90ステップ分については、光学ピック
アップが基準位置に到達してしまい、ステッピングモー
タから連続して脱調ノイズが発生することとなる。
【0007】本発明の目的は、ステッピングモータから
発生する脱調ノイズを低減でき、かつ光学ピックアップ
の正確な位置決めを行うことのできる光学ピックアップ
の位置制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の光学ピックアップの位置制御方法は、光デ
ィスク上に光学ピックアップから光スポットを照射する
ことにより、情報を記録および/または再生するため
に、前記光ディスクと前記光学ピックアップの相対位置
を、ステッピングモータを用いて位置決め制御する光学
ピックアップの位置制御方法であって、制御の基準とな
る基準位置から、前記ステッピングモータの最大送り位
置までの最大送り量よりも小さな送り量だけ、前記基準
位置から前記最大送り位置に向かう方向に、前記光学ピ
ックアップを移動させる制御指令を、前記ステップモー
タに与える第1の手順と、前記最大送り量だけ、前記基
準位置に向かう方向に、前記光学ピックアップを移動さ
せる制御指令を、前記ステッピングモータに与える第2
の手順と、前記基準位置から予め計測された前記光学ピ
ックアップの出力信号のジッタ特性が最適となるセンタ
ー位置までのセンター位置送り量だけ、前記基準位置か
ら前記最大送り位置に向かう方向に、前記光学ピックア
ップを移動させる制御指令を、前記ステッピングモータ
に与える第3の手順とを備えていることを特徴とする。
【0009】ここで、第3の手順におけるセンター位置
送り量は、ディスク装置の製造段階で基準ディスクを用
いて、光学ピックアップのジッタ特性が最適となるセン
ター位置を計測することにより得られる。そして、得ら
れたセンター位置送り量は、光ディスク装置内に設けら
れたE2PROM等のメモリに記録され、本発明の光学
ピックアップの位置制御方法を実行するにあたり、必要
に応じて呼び出されて利用される。
【0010】また、本発明の光学ピックアップの位置制
御方法は、オープンループ制御による位置決めにおい
て、次のような場合に採用される。 (1) 本発明の位置制御方法の実行中に再起動がかけら
れた場合。 (2) 本発明の位置制御方法の実行中に光ディスク装置
のマスタースイッチを切り、光ディスク装置への電力供
給が遮断された場合。 (3) 光ディスク装置を動作させるに際して、通常のセ
ンター位置からずれた位置で光ピックアップによる記録
情報の検出を行っていた場合。
【0011】このような本発明によれば、第2の手順の
前に、基準位置から最大送り位置に向かう方向に、最大
送り量よりも小さな送り量の制御指令を与える第1の手
順が実施されることにより、再起動時、光学ピックアッ
プが基準位置の近傍に存在していても、第1の手順で一
旦、基準位置から最大送り位置に向かう方向に光学ピッ
クアップが移動する。従って、第1の手順で移動した分
だけ第2の手順におけるステッピングモータの脱調を少
なくすることができ、脱調ノイズが連続して発生する時
間を低減することができ、かつ第2の手順により光学ピ
ックアップを確実に基準位置に復帰させることができ
る。また、第2の手順により光学ピックアップが基準位
置に復帰しているため、第3の手順でステッピングモー
タにセンター位置送り量を制御指令として与えるだけ
で、光学ピックアップをセンター位置に正確に位置決め
することができる。
【0012】以上において、上述した第1の手順におけ
る送り量は、最大送り量とセンター位置送り量との差分
であるのが好ましい。このように、第1の手順における
送り量を最大送り量とセンター位置送り量との差分とす
ることにより、光学ピックアップをセンター位置に位置
決めした状態で再起動がかけられた場合でも、再起動
後、センター位置と上記差分を加えれば、最大送り量と
等しくなる。従って、第1の手順による送り量で光学ピ
ックアップを最大送り位置に移動させることができ、第
2の手順の最大送り量による送りを行っても、脱調する
ことなく、光学ピックアップを基準位置に復帰させるこ
とができる。
【0013】また、上述した第3の手順の後、光学ピッ
クアップの出力信号のジッタ値を検出して、前記光ディ
スクに応じたジッタ特性が最適となるように、前記光学
ピックアップの位置調整を行い、調整された最適位置に
応じた基準位置からの調整送り量を記憶する記憶する最
適位置調整手順が実施される場合、光学ピックアップに
よる情報の記録および/または再生終了時に、この調整
送り量とセンター位置送り量との差分だけ、光学ピック
アップを移動させる制御指令を、ステッピングモータに
与える第4の手順を備えているのが好ましい。
【0014】ここで、最適位置調整手順は、基準ディス
クを用いた計測に基づいて設定されたセンター位置が、
実際に使用される光ディスクとの関係では、必ずしも最
適位置であるとはいえないために実施される手順であ
り、ユーザの操作により実行することもできるが、第3
の手順の後に光ディスク装置側で自動的に実行させるこ
ともできる。実際に使用される光ディスクは、センター
ホール位置の偏差や盤面の反り等があり、基準ディスク
とは異なるからである。
【0015】また、調整位置送り量は、光ディスク装置
に設けられたRAM(Random Access Memory)等に記憶
しておき、第4の手順終了後は、消去すればよい。さら
に、第4の手順における「光学ピックアップによる情報
の記録および/または再生終了時」とは、光学ピックア
ップにより、光ディスクに記録された情報を再生した
り、光ディスクに情報を記録している最中に、リセット
ボタン等で、光ディスク装置を含むシステムが初期化さ
れた場合等を意味する。
【0016】このような第4の手順により、光学ピック
アップによる情報の記録および/または再生終了時に、
この調整送り量とセンター位置送り量の差分だけ、光学
ピックアップを移動させているため、リセットボタン等
によりシステムダウンする前に、光学ピックアップをセ
ンター位置に復帰させることができ、再起動時に第1の
手順および第2の手順を実行した際、上述した脱調ノイ
ズの発生を確実に抑えることができる。
【0017】さらに、上述した光ディスクおよび光学ピ
ックアップの相対位置の制御は、両者間のチルト制御で
あるのが好ましく、該チルト制御は、光ディスクのラジ
アルスキュー方向の制御であるのが好ましい。すなわ
ち、光ディスク装置における光学ピックアップの位置決
め制御としては、トラッキングサーボ制御、フォーカス
サーボ制御、スライド送り制御、およびチルト制御があ
るが、トラッキングサーボ制御、フォーカスサーボ制
御、およびスライド送り制御は、光学ピックアップから
の出力信号を検出しながら制御が行われるクローズドル
ープ制御が採用される。これに対して、チルト制御は、
通常起動時の初期制御として行われるだけであり、コス
ト等の関係からオープンループ制御が採用されることが
多く、本発明を採用するのに好適である。また、チルト
制御は、タンジェンシャルスキュー、ラジアルスキュー
方向の制御が考えられるが、反り、センターホールの偏
り等の光ディスクのばらつきによる光学ピックアップの
検出精度は、ラジアルスキュー方向の制御を行うことに
より、大きく改善される。従って、このように、ラジア
ルスキュー方向の制御を行うことにより、必要最小限で
かつ高精度に光学ピックアップの位置制御を行うことが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態に
係る光学ピックアップの位置制御方法を採用した電子機
器となるエンタテインメント装置1が示されている。こ
のエンタテインメント装置1は、CD、CD−ROM、
DVD、DVD−ROM等の光ディスクに記録されたゲ
ームプログラム等を呼び出して、操作用コントローラ2
で操作して使用者が指示することにより、ゲームプログ
ラムを実行するものであり、該エンタテインメント装置
1の出力は、テレビジョン受像機等のディスプレイ装置
3と接続され、実行中の画面は、このディスプレイ装置
3に表示される。
【0019】また、エンタテインメント装置1の電力供
給は、一般家庭に普及する公共商用電源により行われ、
エンタテインメント装置1は、図示を略したが、装置背
面に設けられたマスタスイッチを入れ、装置前面に設け
られる電源スイッチ11を押すことにより起動する。
尚、この電源スイッチ11は、エンタテインメント装置
1の動作中に押すと、リセットボタンとしての機能も具
備するものである。エンタテインメント装置1には、そ
の装置前面にコントローラ用スロット12およびカード
スロット13が設けられ、コントローラ用スロット12
には、操作用コントローラ2が接続され、カードスロッ
ト13には、メモリカード4が接続される。
【0020】装置前面に設けられるコントローラ用スロ
ット12およびカードスロット13には、隣接して光デ
ィスク装置30が設けられている。この光ディスク装置
30は、操作スイッチ14を操作することにより、ディ
スクトレーがエンタテインメント装置1から進退するデ
ィスクローディング方式の光ディスク装置である。
【0021】エンタテインメント装置1内部の装置本体
は、図2のブロック図に示されるように、CPUが実装
されたメインボードとしてのシステム本体21、および
このシステム本体21と接続されるI/Oポート22を
備え、I/Oポート22には、バスライン23を介し
て、コントローラ用スロット12、カードスロット1
3、USBポート15等が接続されているとともに、メ
カニカルコントローラ40、およびシステムコントロー
ラ50が接続されている。
【0022】システム本体21は、装置全体の制御およ
びゲームプログラム等のソフトウエアを演算処理する部
分であり、I/Oポート22を介して、コントローラ用
スロット12、カードスロット13、USBポート15
等に接続された操作用コントローラ2等の外部機器や、
メカニカルコントローラ40、システムコントローラ5
0の動作制御を行ったり、I/Oポート22に接続され
た外部機器等から出力された信号の処理を行う。
【0023】メカニカルコントローラ40は、より詳細
には後述するが、光ディスク装置30の動作制御を行う
部分であり、光ディスク装置30は、このメカニカルコ
ントローラ40を介してバスライン23と接続されてい
る。システムコントローラ50は、電源回路60を制御
してエンタテインメント装置1全体の電力供給状態を管
理する部分である。そして、メカニカルコントローラ4
0およびシステムコントローラ50は、Low、Hig
h2水準の信号をバスライン23を介さずにやりとりす
るために、直接ポート接続されている。
【0024】光ディスク装置30は、図3に示すよう
に、スピンドルモータ31、光学ピックアップ32、ス
ピンドルサーボ部33、トラッキング調整部34、フォ
ーカス調整部35、スライド送り調整部36、およびス
キュー調整部37を備えている。尚、図3では図示を略
したが、この光ディスク装置30には、ディスクトレー
をエンタテインメント装置1から出し入れするためのデ
ィスクトレーローディング機構、およびこのディスクト
レーの出し入れに際して、スピンドルモータ31および
光学ピックアップ32がディスクトレーに干渉しないよ
うに、これらを昇降させる昇降機構が設けられている。
【0025】前記スピンドルモータ31は、ディスクト
レーに装着された光ディスク100を回転させるモータ
であり、該スピンドルモータ31の回動軸先端には、光
ディスク100のセンターホールと係合するチャッキン
グ部材が設けられている。このスピンドルモータ31
は、光ディスク100に対する光学ピックアップ32の
径方向位置によらず、線速度一定で光学ピックアップ3
2が情報検出できるように、スピンドルサーボ部33に
よって、回転制御される。
【0026】前記トラッキング調整部34は、光学ピッ
クアップ32からの光スポットが光ディスク100のト
ラック上に正確に照射されるように、光学ピックアップ
32を構成する対物レンズの調整を行う二軸デバイス
と、この二軸デバイスに駆動力を与えるアクチュエータ
とを備えている。
【0027】前記フォーカス調整部35は、光学ピック
アップ32から照射された光スポットの焦点深度が光デ
ィスク100の情報記録面に対して一定となるように、
光学ピックアップ32の位置調整を行う部分であり、光
学ピックアップ32を、光ディスク100の情報記録面
に対して接近、離間する方向に位置調整する進退機構
と、この進退機構に駆動力を与えるアクチュエータとを
備えている。
【0028】前記スライド送り調整部36は、トラック
ジャンプ等により光学ピックアップ32を光ディスク1
00の径方向に位置調整する部分であり、図示を略した
が、光ディスク100の径方向に沿って延びるラック、
およびこのラックに噛合する歯車からなるスレッド送り
機構と、この歯車を回動させるステッピングモータとを
備えている。光学ピックアップ32は、ラック上に取り
付けられ、ステッピングモータにより歯車が回転する
と、ラックにより光学ピックアップ32が光ディスク1
00の径方向に沿って移動する。尚、トラックジャンプ
を行う場合、まず、トラッキング調整部34の二軸デバ
イスによりジャンプ先のトラックに光スポットの光軸の
中心を合わせた後、スレッド送り機構で光学ピックアッ
プ32をスライドさせる。
【0029】前記スキュー調整部37は、光学ピックア
ップ32から照射された光スポットが光ディスク100
に直角に入射するように、光学ピックアップ32の光デ
ィスク100に対するチルト調整を行う部分であり、図
4に示すように、光学ピックアップ32のスライド送り
位置の中心を支点として、該光学ピックアップ32から
照射される光スポットの照射角度を、光学ピックアップ
32の光ディスク100に対する角度を基準位置BPか
ら最大送り位置MPの範囲で調整するスキュー角調整機
構と、このスキュー角調整機構の駆動源となるステッピ
ングモータ(図示略)とを備えている。尚、このスキュ
ー調整部37は、光ディスク100の径方向であるラジ
アルスキュー方向RSの調整を行うものであり、円周接
線方向であるタンジェンシャルスキュー方向TSについ
ては、調整を行わない。
【0030】図3に戻って、メカニカルコントローラ4
0は、RFアンプ41、復調/データ抽出部42、コン
トロール部43、およびRAM(Random Access Memor
y)44を備え、上述したポート接続により直接システ
ムコントローラ50と接続されているとともに、メカニ
カルコントローラ40を含む回路基板上に実装されたE
2PROM(Electric Eraserble Read Only Memory)
45と接続されている。
【0031】RFアンプ41は、光ディスク装置30の
光学ピックアップ32から入力したRF信号を増幅して
復調/データ抽出部42に出力する部分である。復調/
データ抽出部42は、このRF信号を復調して必要なデ
ータを抽出する部分であり、抽出されたデータは、バス
ライン23およびI/Oポート22を介してシステム本
体21に出力されてシステム本体21で処理される。
【0032】コントロール部43は、上述した光ディス
ク装置30のスピンドルサーボ部33、トラッキング調
整部34、フォーカス調整部35、スライド送り調整部
36、スキュー調整部37に制御指令を出力する部分で
あり、必要に応じて、RAM44にデータをストアした
り、E2PROM45に記録された情報を呼び出して、
制御指令を生成する。また、RFアンプ41で増幅され
た光学ピックアップ32のRF信号は、コントロール部
43に入力され、制御指令の生成に利用される。
【0033】ここで、コントロール部43によるスピン
ドルサーボ部33、トラッキング調整部34、フォーカ
ス調整部35、およびスライド送り調整部36への制御
指令は、RF信号を用いて光学ピックアップ32の検出
状態を判定しながら生成され、これらの調整部33〜3
6の制御には、RF信号のフィードバック値を利用した
クローズドループ制御が採用されている。一方、スキュ
ー調整部37への制御指令は、E2PROM45に記録
された数値情報に基づいて生成され、RF信号による検
出状態を考慮しないオープンループ制御が採用される。
E2PROM45には、図4に示すように、基準位置B
Pから最大送り位置MPまで光学ピックアップ32を移
動する最大送り量と、基準位置BPからセンター位置C
Pまで光学ピックアップ32を移動するセンター位置送
り量とが記録され、具体的には、これらの送り量は、ス
テッピングモータを駆動するパルスステップ数として記
録されている。
【0034】次に、上述した構造のエンタテインメント
装置1において、本発明の光学ピックアップの位置制御
方法が採用される、スキュー調整部37およびコントロ
ール部43による光学ピックアップ32の位置制御の手
順について、図5、図6のフローチャートに基づいて説
明する。 (1) エンタテインメント装置1の背面のマスタスイッ
チを入れ、さらに、装置前面側の電源スイッチ11を押
すと、電源回路60を介して、システム本体21、メカ
ニカルコントローラ40、光ディスク装置30に電力が
供給され、エンタテインメント装置1が起動する(処理
S1)。
【0035】(2) メカニカルコントローラ40のコン
トロール部43は、E2PROM45に記録された最大
送り量およびセンター位置送り量を自己のRAM44上
にロードする(処理S2)。尚、最大送り量は、スキュ
ー調整部37を構成するステッピングモータに入力され
るパルスステップ数として記録されていて、図4におい
て、光学ピックアップ32のスキュー位置を基準位置B
Pから最大送り位置MPに移動させるだけのステップ数
である。一方、センター位置送り量は、光学ピックアッ
プ32のスキュー位置を基準位置BPからセンター位置
CPに移動させるだけのステップ数である。
【0036】(3) E2PROM45からのロードが終
了したら、コントロール部43は、ロードされた最大送
り量と、センター位置送り量との差を演算し(処理S
3)、得られた演算結果を、基準位置BPから最大送り
位置MPに向かう方向の送り量として制御指令を生成
し、ステッピングモータに出力する(処理S4:第1の
手順)。例えば、最大送り量が100ステップで、セン
ター位置送り量が50ステップである場合、制御指令
は、基準位置BPから最大送り位置に向かう方向に50
(100−50)ステップ分移動させる旨の指令として
生成される。
【0037】(4) スキュー調整部37は、コントロー
ル部43からの制御指令に基づいて、ステッピングモー
タを動作させて、光学ピックアップ32を基準位置BP
から最大送り位置MPに向かう方向に、すなわち、光デ
ィスク100の傾斜角度を最大送り位置における傾斜角
度に増加させる方向に移動させる(処理S5)。 (5) ステッピングモータによる送り動作が終了した
ら、コントロール部43は、続けて、RAM44にロー
ドされた最大送り量を、基準位置BPに向かう方向の送
り量として制御指令を生成し、ステッピングモータに出
力する(処理S6:第2の手順)。スキュー調整部37
は、この制御指令に基づいて、光学ピックアップ32を
移動させて基準位置BPに復帰させる(処理S7)。
【0038】(6) 光学ピックアップ32が基準位置B
Pに復帰したら、コントロール部43は、RAM44に
ロードされたセンター位置送り量を、基準位置BPから
最大送り位置MPに向かう方向の送り量として制御指令
を生成し、ステッピングモータに出力し(処理S8:第
3の手順)、スキュー調整部37は、この制御指令に基
づいて、光学ピックアップ32をセンター位置CPに位
置決めする(処理S9)。 (7) 上記手順に基づく光学ピックアップ32のセンタ
ー位置決めが終了したら、コントロール部43は、光学
ピックアップ32から出力されるRF信号のジッタ値を
検出し、検出されたジッタ値がジッタ特性の最適範囲に
含まれるか否かを判定する(処理S10)。尚、ジッタ
値の検出は、光ディスク100の最内周部分で行われ
る。最内周部分は、読み取りの先頭データが記録された
部分であり、必ずRF信号を取得できるからである。
【0039】(8) 検出されたジッタ値が最適範囲に含
まれないと判定された場合、コントロール部43は、ス
キュー調整部37に制御指令を出力して、光学ピックア
ップ32のチルト位置調整を行い(処理S11)、制御
指令に含まれる調整送り量をRAM44にストアする
(処理S12)。尚、検出されたジッタ値が最適範囲に
含まれていると判定された場合、処理S11、S12を
スキップして次の処理に移行する。 (9) 上記処理終了後、光学ピックアップ32から出力
されるRF信号を、復調/データ抽出部42でコンピュ
ータ用のデータに復調し、復調されたデータをシステム
本体21に出力する(処理S13)。システム本体21
は、光ディスク100に記録されたゲームプログラム等
のソフトウエアを実行する(処理S14)。
【0040】(10) 使用者がゲーム等のソフトウエアの
実行中、電源スイッチ11を押してリセットした場合、
システムダウンの前に、システムコントローラ50がメ
カニカルコントローラ40のコントロール部43にその
旨の信号を出力する(処理S15)。 (11) この信号が入力されたコントロール部43は、処
理S11でRAM44に記憶された調整送り量と、セン
ター位置送り量との差を演算し(処理S16)、得られ
た演算結果を送り量とする制御指令を生成し、ステッピ
ングモータに出力する(処理S17:第4の手順)。 (12) スキュー調整部37は、コントロール部43から
の制御指令に基づいて、光学ピックアップ32をセンタ
ー位置CPに戻す(処理S18)。戻し終えたら、再起
動により自身も初期化して、処理S2からチルト制御を
再開する。
【0041】上述した一連の動作を、光学ピックアップ
32の送り位置との関係で説明すれば、図7に示される
ように、起動時、センター位置CP近傍にある光学ピッ
クアップ32は、第1の手順S4により最大送り位置M
Pまで送られた後、第2の手順S6により基準位置BP
まで送られ、最後に第3の手順S8によりセンター位置
CPに送られる。そして、最適位置調整手順S11、S
12が実施され、光学ピックアップ32がセンター位置
CPからずれた位置に移動している場合、システムダウ
ンの際、第4の手順S17により、光学ピックアップ3
2がセンター位置CPに復帰した後、再起動が開始され
る。
【0042】前述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、第2の手順S6の前に、基
準位置BPから最大送り位置MPに向かう方向に、最大
送り量よりも小さな送り量の制御指令を与える第1の手
順S4が実施されることにより、再起動時、光学ピック
アップ32が基準位置BPの近傍に存在していても、第
1の手順S4で一旦、基準位置BPから最大送り位置M
Pに向かう方向に光学ピックアップ32が移動する。従
って、第1の手順S4で移動した分だけ第2の手順S6
におけるステッピングモータの脱調を少なくすることが
でき、脱調ノイズが連続して発生する時間を低減するこ
とができ、かつ第2の手順S6により光学ピックアップ
32を確実に基準位置BPに復帰させることができる。
【0043】また、第2の手順S6により光学ピックア
ップ32が基準位置BPに復帰しているため、第3の手
順S8でステッピングモータにセンター位置送り量を制
御指令として与えるだけで、光学ピックアップ32をセ
ンター位置CPに正確に位置決めすることができる。さ
らに、第1の手順S4における送り量が最大送り量とセ
ンター位置送り量との差分として設定しているため、第
1の手順S4によって光学ピックアップ32は、最大送
り位置MPに移動し、第2の手順S6によって脱調する
ことなく光学ピックアップ32を基準位置BPに復帰さ
せることができる。
【0044】そして、最適位置調整手順S11、S12
が実施された後、第4の手順S17によって、リセット
ボタン等を押してシステムがダウンする前に、光学ピッ
クアップ32がセンター位置CPに復帰するため、再起
動後に第1の手順S4、第2の手順S6を実行しても、
脱調することなく送り動作を行うことができ、ステッピ
ングモータの脱調ノイズの発生を確実に防止できる。ま
た、スキュー調整部37によるチルト制御がラジアルス
キュー方向RSの制御であるため、この方向のチルト制
御を行うことにより、光ディスク100の反りやセンタ
ーホールの偏り等のばらつきによる光学ピックアップ3
2の検出精度を、大きく改善することができる。
【0045】尚、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、以下に示すような変形をも含むものであ
る。前記実施形態では、第1の手順における送り量を、
最大送り量とセンター位置送り量の差分として設定して
いたが、本発明はこれに限られない。すなわち、少なく
とも第2の手順における脱調ノイズの発生する時間を短
縮するために、第1の手順における送り量を、最大送り
量よりも少ない値として適宜設定してもよい。
【0046】また、前記実施形態では、第3の移動手順
S8の後、光学ピックアップ32からのRF信号のジッ
タ特性の最適化を図る最適位置調整手順S11、S12
を、判定処理S10により自動的に実施し、その後、本
来のセンター位置に光学ピックアップ32を復帰させる
第4の手順S17を実施していたが、これに限られな
い。すなわち、最適位置調整手順を、エンタテインメン
ト装置の使用者が、自発的に行う調整手順として行った
場合も、第4の手順を実施するようにしてもよい。
【0047】さらに、前記実施形態では、スキュー調整
部37の動作制御として本発明を採用していたが、要す
るに、オープンループ制御で高精度に位置決めを行う場
合であれば、他の制御系で本発明を採用してもよい。そ
して、前記実施形態では、初期動作における第1〜第3
の手順S4、S6、S8の後、最適位置調整手順S1
1、S12を実施していたが、光ディスクの情報の記録
密度によっては、必ず実施しなければならないものでは
ない。その他、本発明の実施の際の具体的な構造および
形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等
としてもよい。
【0048】
【発明の効果】前述のような本発明の光学ピックアップ
の位置制御方法によれば、第1の手順により、光学ピッ
クアップが一旦基準位置から最大送り位置に向かう方向
に送られるので、第2の手順による基準位置への復帰に
際して、ステッピングモータから発生する脱調ノイズを
低減することができ、かつ第3の手順により光学ピック
アップを適切な位置に位置決めすることができる、とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエンタテインメント装
置の概要斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるエンタテインメント装置
の内部構造を示すブロック図である。
【図3】前記実施形態における光ディスク装置と、この
光ディスク装置を制御するメカニカルコントローラの構
造を示すブロック図である。
【図4】前記実施形態におけるチルト制御に伴うスキュ
ー調整の方法を説明をするための模式図である。
【図5】前記実施形態における光学ピックアップの位置
決め方法を示すフローチャートである。
【図6】前記実施形態における光学ピックアップの位置
制御方法を示すフローチャートである。
【図7】前記実施形態における光学ピックアップの位置
制御方法を示す模式図である。
【符号の説明】
32 光学ピックアップ 100 光ディスク BP 基準位置 CP センター位置 MP 最大送り位置 RS ラジアルスキュー方向 S4 第1の手順 S6 第2の手順 S8 第3の手順 S11、S12 最適位置調整手順 S17 第4の手順
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 裕伸 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 杉山 正樹 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5D118 AA13 BA01 BB01 BB03 BB07 CD02 CD03 CD04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上に光学ピックアップから光ス
    ポットを照射することにより、情報を記録および/また
    は再生するために、前記光ディスクと前記光学ピックア
    ップの相対位置を、ステッピングモータを用いて位置決
    め制御する光学ピックアップの位置制御方法であって、 制御の基準となる基準位置から、前記ステッピングモー
    タの最大送り位置までの最大送り量よりも小さな送り量
    だけ、前記基準位置から前記最大送り位置に向かう方向
    に、前記光学ピックアップを移動させる制御指令を、前
    記ステッピングモータに与える第1の手順と、 前記最大送り量だけ、前記基準位置に向かう方向に、前
    記光学ピックアップを移動させる制御指令を、前記ステ
    ッピングモータに与える第2の手順と、 前記基準位置から、予め計測された前記光学ピックアッ
    プの出力信号のジッタ特性が最適となるセンター位置ま
    でのセンター位置送り量だけ、前記基準位置から前記最
    大送り位置に向かう方向に、前記光学ピックアップを移
    動させる制御指令を、前記ステッピングモータに与える
    第3の手順と、を備えていることを特徴とする光学ピッ
    クアップの位置制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光学ピックアップの位置
    制御方法において、 前記第1の手順における送り量は、前記最大送り量と前
    記センター位置送り量との差分であることを特徴とする
    光学ピックアップの位置制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の光学ピッ
    クアップの位置制御方法において、 前記第3の手順の後、前記光学ピックアップの出力信号
    のジッタ値を検出して、前記光ディスクに応じたジッタ
    特性が最適となるように、前記光学ピックアップの位置
    調整を行い、調整された最適位置に応じた基準位置から
    の調整送り量を記憶する最適位置調整手順と、 前記光学ピックアップによる情報の記録および/または
    再生終了時に、この調整送り量と前記センター位置送り
    量との差分だけ、前記光学ピックアップを移動させる制
    御指令を、前記ステッピングモータに与える第4の手順
    とを備えていることを特徴とする光学ピックアップの位
    置制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光
    学ピックアップの位置制御方法において、 前記光ディスクおよび前記光学ピックアップの相対位置
    の制御は、両者間のチルト制御であり、該チルト制御
    は、前記光ディスクのラジアルスキュー方向の制御であ
    ることを特徴とする光学ピックアップの位置制御方法。
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