JP3403283B2 - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JP3403283B2
JP3403283B2 JP30615495A JP30615495A JP3403283B2 JP 3403283 B2 JP3403283 B2 JP 3403283B2 JP 30615495 A JP30615495 A JP 30615495A JP 30615495 A JP30615495 A JP 30615495A JP 3403283 B2 JP3403283 B2 JP 3403283B2
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    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
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    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM等、
円板状の記録媒体を線速度一定で回転させて情報の入出
力を行なう情報記憶装置に関し、特に記録円板の駆動系
を改良し、コストダウン、省電力、低騒音等を達成した
情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等、ピックアップに対して
記録円板を一定の線速度で回転させて情報の入出力を行
なう情報記憶装置では、ピックアップの位置に応じて記
録円板を異なる回転速度で駆動している。したがって、
このような情報記憶装置では、通常の読み出しモード時
において記録円板の回転速度を徐々にかつ正確に変化さ
せる必要があるとともに、シーク動作時においてはシー
ク時間を短時間にするため速度変化を速やかに行なわせ
る必要があり読み出しモード時におけるトルクと比較し
て非常に大きな加減速トルクが必要とされる。そこで一
般的には記録円板の駆動モータに制御性がよく、かつ信
頼性の高いDCブラシレスモータが用いられている。
【0003】ところがDCブラシレスモータは、ホール
素子等の位置検出器が必要なために高価となり、又、速
度フィードバック制御が必要となるため、モータの主な
制御がアナログ制御となり、回路構成が大規模となり、
昨今のコストダウンの要請に応えきれないシステムとな
ってきた。
【0004】一方、近年のデジタルエレクトロニクス技
術の進歩により、2相クローポール型ステッピングモー
タをマイクロステップ駆動方式により同期モータとして
自由に回転数制御できる技術が確立されてきた。この方
法によれば、モータ内部に位置検出器や速度検出器を付
加することなくデジタルの制御回路が構成でき、高い回
転精度で回転させることができるとともに、システム全
体の価格を低く抑えることができるという利点を有して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
ピングモータを同期モータとして用いた場合には、DC
モータのように負荷の増減に比例してモータ電流が増減
しないため、負荷の広範なトルク変動に対処できず、最
悪の場合脱調現象が発生するという問題があった。そこ
でこの対策として最大負荷に合わせた電流を常に流すこ
ととしているが、この場合には通常の読み出しモード等
の軽負荷時にも大きな電流が流れ、不経済であり、しか
も大電流が流れるためモータの振動や騒音、発熱等が大
きいという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】CD−ROM等記録円板
の線速度を一定とした情報記憶装置において、記録円板
を駆動する駆動モータ(スピンドルモータ)を同期モー
タとし、記録円板から情報を入出力するピックアップの
位置とその移動速度を検出して、通常の読み出しモード
かピックアップを任意な位置に移動させるシークモード
かを判別し、シークモード時にはピックアップの移動位
置に応じて記録円板の回転速度の変更を行なうと同時
に、スピンドルモータへの電気的入力値を増加させるこ
ととして情報記憶装置を構成した。
【0007】つまり、読み出しモードでは、記録円板の
線速度が一定でピックアップの移動に伴って回転速度は
変化するが速度変化は小さく、スピンドルモータへの電
気的入力値はほぼ一定で小さくてよい。一方、シークモ
ードではピックアップが高速で移動するため回転速度の
変化も大きく、しかも所定の時間内にシーク動作を行な
わせる必要から大きな加速あるいは減速トルクが必要と
され、スピンドルモータの機械的出力を増大させる必要
がある。スピンドルモータに要求される機械的出力値
は、回転機構の慣性質量やシーク終了までの時間等によ
って一義的に推定できる量であるので、ピックアップの
移動量や移動速度を検出して必要な電気的入力値を求
め、この電気的入力値を回転速度の変更信号とともに付
与することとして、通常は最小の電力量とし、そして変
更が必要な場合には必要な量だけ電気的入力値が増加す
るようにしたのである。
【0008】具体的には、ピックアップの位置信号を受
けるとその位置における記録円板の回転速度を演算し、
記録円板のスピンドルモータを所定の回転速度で、かつ
最小の電気量で回転駆動させる。又、ピックアップの位
置の時間的変化からピックアップの移動速度と移動方向
を求め、移動速度が所定値を越えたときシーク動作であ
ると判断し、スピンドルモータを次のように制御する。
【0009】移動中のピックアップの位置に応じて記録
円板の回転速度を演算するとともに、求めた回転速度を
越える回転速度で回転するようにスピンドルモータの駆
動機構に指示を出す。つまり、加速する場合には一時的
により早い回転速度とし、一方減速する場合にはより低
い回転速度の指示をし、かつスピンドルモータへの電気
的入力値、例えば電圧値を増加させる。そして、回転速
度が変更された後はピックアップの位置に適合した回転
速度に戻す。
【0010】これにより、スピンドルモータには、回転
速度を変更する指示が与えられそれが迅速に速度変化さ
せる要求のときは回転トルクが増大され、記録円板と記
録円板を回転させる回転機構全体の慣性が大きい場合で
も速やかに速度を変更させることができる。しかも、通
常の読み出し時には電気的入力値を低くしていることか
ら、消費電力が低く、かつ騒音、振動を抑えることがで
きる。
【0011】尚、情報記憶装置は、記録円板から情報を
読み出すのみの装置でも、読み出しと書き込みを可能と
したものでもよい。又、記憶方法は磁気的、光学的を問
わず、更には記録円板と接触、非接触を問わない。ピッ
クアップの動作感知には、ピックアップの位置情報を用
いるほか、ピックアップの移動先が定められる場合に
は、かかる情報を用いてもよい。
【0012】電気的入力値の変更には、電圧の変更でも
電流の変更でもよい。又電圧を変更する場合は供給電圧
の振幅を変更する他デューティ比の変更でもよい。更に
ピックアップの移動量の大小に応じて電気的入力値を変
更してもよく、その際区分する段階数は問わない。
【0013】更に、記録円板の回転を減速させるときに
は、回転磁界の方向を逆にして減速トルクをスピンドル
モータに付加することに加え、直流励磁等を行なって減
速トルクを付加してもよい。これによってスピンドルモ
ータは脱調状態になるが、その後的確な同調を行なうこ
とにより、正確な回転を行なわせることができる。
【0014】このように本発明の情報記憶装置は、記憶
装置本体が有している情報(ピックアップの位置情報
等)を用いてスピンドルモータへの電気的入力値を適宜
変更することとしたので、安価な同期モータ(特に2相
ステッピングモータ)をスピンドルモータに使用して、
デジタル的処理によるオープンループ制御で位置検出器
や速度検出器を使用せず駆動でき、同期モータの特性上
のデメリット(モータドライブ効率の悪さ)を解消して
駆動効率を上げ、ひいては装置全体の省電力/低騒音化
を達成した情報記憶装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明にかかる情報記憶装置の一
実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1に、情報記憶装置1の概略構成を示
す。情報記憶装置1は、CD−ROMドライブと呼ばれ
る記録読み出し装置であり、情報が記録された記録円板
2と本体3等から構成されている。
【0017】記録円板2は、表面にピットと呼ばれる微
小な突起が渦巻状に形成してあり、、中心に孔12を有
する皿状のHUB10が取り付けてある。
【0018】本体3は、記録円板2を回転させる回転駆
動機構4と、記録円板2から情報の読み出しを行なう読
み出し機構6と、記録円板2を本体に出し入れする収容
機構8等から構成されている。
【0019】回転駆動機構4は、スピンドルモータ20
と、記録円板2を固定するチャック部21と、スピンド
ルモータ20を制御する制御部22等からなり、収容機
構8により装填された記録円板2のHUB10を磁力に
より吸引して所定の回転数で記録円板2を回転させる。
スピンドルモータ20は、2相ステッピングモータであ
り、記録円板2の記録が線速度一定なため、後述するピ
ックアップ14の位置に対応して制御部22によって適
宜回転数が変更される。
【0020】読み出し機構6は、ピックアップ14とピ
ックアップ14を記録円板2の径方向に移動させる移動
機構16から構成されている。ピックアップ14は、レ
ーザ光を記録円板2の記録面に照射する発光部とレーザ
光の反射光を感知する受光部を備え、移動機構16によ
って記録円板2の径方向に移動されて、回転駆動機構4
によって回転された記録円板2のピットに追従し、記録
円板2に記録されている記録内容を読み出す。又、移動
機構16はシーク指令が入力されると、記録円板2の任
意な位置(径方向)にピックアップ14を移動させる。
【0021】次に、図2を用いてスピンドルモータ20
を制御する制御部22の回路を説明する。
【0022】制御部22は、移動機構16に接続し、ピ
ックアップ14の現在位置を表す位置信号が移動機構1
6から入力される。まずピックアップ14の位置信号
は、モード設定器100とピックアップ動作検出器10
1に入力される。モード設定器100は、ピックアップ
動作検出器101からの速度信号に基づいてピックアッ
プ14が通常の読み出し動作中かシーク動作中かを判定
し、読み出し動作中のときは位置に適合した読出モード
パターン信号をVCO103に送り、シーク動作中と判
定されたときは速度パターン発生器102にシークモー
ド信号を送る。
【0023】ピックアップ動作検出器101はクロック
回路を有し、ピックアップ14の位置信号からピックア
ップ14の移動速度と移動方向、つまりピックアップ1
4が記録円板2の外周側に移動しているか内周側に移動
しているかを検出し、速度信号をモード設定器100と
マトリックス105に送り、移動方向を加減速信号とし
てUP/DOWNカウンタ104に送る。
【0024】速度パターン発生器102は、モード設定
器100からシークモード信号を受けると、回転速度パ
ターンに相当するシークパターン信号をVCO103に
送る。
【0025】VCO103は、モード設定器100、あ
るいは速度パターン発生器102からアナログの電圧信
号である読出モードパターン信号、もしくはシークパタ
ーン信号を受けると、それらの信号に比例したパルス信
号(CLK)をUP/DOWNカウンタ104に送る。
CLKは、実質的にスピンドルモータ20の回転速度を
表す信号である。
【0026】UP/DOWNカウンタ104は、VCO
103からのCLKを受けるとパルスを計測し、速度に
対応したアドレスを生成し、ROM106a、106b
に送る。更にUP/DOWNカウンタ104は、ピック
アップ動作検出器101からの減速信号を受けるとRO
M106a、106bにスピンドルモータ20の回転方
向を逆にするアドレスを送る。
【0027】マトリックス105は、ピックアップ動作
検出器101からピックアップの速度信号を受けると速
度に応じたトルク指令をROM106aと106bに送
る。トルク指令は、図3に示すように読み出しモードと
シークモードに分かれ、更にシークモードをピックアッ
プ速度に応じて2つに分けて合計A、B、Cの3種類に
分類してある。つまり、読み出しモードであるAは、記
録円板2の回転速度を僅かずつ変化させるだけであるの
で最もトルクが小さく、BはAよりトルクが大きく、C
は回転速度の変化が最も大きいことから最大のトルクと
なっている。尚、ピックアップ14の移動速度に応じて
迅速な回転速度変化ができるようにトルクが付与されれ
ばよく、段階数は3段階に限るものではない。
【0028】ROM106aと106bは、UP/DO
WNカウンタ104からアドレス、マトリックス105
からトルク指令(A、B、C)を受けると、トルク指令
に対応した所定の励磁パターンをD/Aコンバータ10
7a、107bに出力する。
【0029】ROM106aから出力される励磁パター
ンについて説明する。
【0030】ROM106aには、図4に示すように周
期が同一で、波形率が等しく、振幅値が異なる3種類の
励磁パターンが記録されている。すなわち、マトリック
ス105からA、B、Cいずれかのトルク指令が入力さ
れると、トルク指令に適合した振幅、つまり電圧値の励
磁パターンが選択され、選択された励磁パターンがUP
/DOWNカウンタ104からのアドレスによって所定
の周波数で出力される。更に、減速時にはカウンタのカ
ウント方向を変えることによりスピンドルモータ20の
励磁を逆転モードとする。(尚、ROM106aに逆回
転の励磁パターンを記憶し、逆転の指令が入力されると
スピンドルモータ20を逆転させる波形を出力してもよ
い。)ROM106bの記録内容は、ROM106aと
90°位相をずらした状態、例えばROM106aには
sin波形が、ROM106bにはcos波形が記録さ
れ、ROM106aとROM106bで2相の信号を形
成する。
【0031】又、モータ固有のディテントトルク分を補
償したものをそれぞれのROM106a、106b内の
sin波形、cos波形に重畳させると、回転精度の向
上を図ることができる。更に、コイル励磁波形の振幅値
によってスピンドルモータ20内の鉄損が異なることか
ら、sin波形、cos波形を歪ませ、ROM106
a、106bの振幅値に応じた鉄損分を補償してもよ
い。
【0032】D/Aコンバータ107a、107bは、
ROM106a及び106bからの内容をアナログに変
換し、電力増幅器108a、108bに出力する。電力
増幅器108a、108bは、電力を増幅し90°位相
のずれた電力をスピンドルモータ20のコイル109
a、109bに送り出す。
【0033】次に、上記情報記憶装置1の作動について
説明する。
【0034】記録円板2が装填され情報の読み出しが開
始されると、モード設定器100は、位置信号に基づい
た読み出しモードパターンをVCO103に送り、ピッ
クアップ14の移動に伴って順次変動するCLKをUP
/DOWNカウンタ104に送る。その際UP/DOW
Nカウンタ104に加減速信号は送られず、又ROM1
06a、bにはマトリックス105からAのトルク指令
が送られることから、スピンドルモータ20は、読み出
し速度で、かつ最小の回転トルクで回転駆動され、電力
消費の低い節電状態で記録円板2が回転される。
【0035】一方シーク動作が入力されるとピックアッ
プ14の移動速度が早くなり、所定速度を越えるとシー
クモード時であると判定され、速度パターン発生器10
2が回転数の指令をVCO103に送り、更にピックア
ップ動作検出器101から加減速信号がUP/DOWN
カウンタ104に送られる。又、マトリックス105か
らROM106a、106bにピックアップ14の移動
速度に応じたトルク指令BもしくはCが送られる。RO
M106a、106bはこれらに基づいて所定の振幅、
周波数の指示をD/Aコンバータ107a、107bに
送り、電力増幅器108a、108bがそれに応じた電
力をコイル109a、109bに送ることによりスピン
ドルモータ20の回転数が変化されるとともに付与され
る電力量が増大される。これにより、速度変更に必要な
トルクがスピンドルモータ20に生じて速やかに回転速
度変動が行われる。
【0036】尚、スピンドルモータ20への電力調整方
法として供給電圧の振幅を変更したが、これに限らず供
給電圧のデューティ比を変更するPWM方式でもよい。
【0037】次に他の実施例について説明する。
【0038】これは、スピンドルモータ20の回転制御
を電流制御で行なったもので、図5に回路構成を示す。
尚、図2と同一符号は同一の部材を示す。上記電圧調整
方式と異なる点は、スピンドルモータ20のモータ電流
を電流検出器112a、112bにより検出し、その検
出値とD/Aコンバータ107a、107bから出力さ
れる電流指令値とをコンパレータ110a、110bに
より比較し、常に検出電流値が電流指令値に等しくなる
ようにモータ電流を調整する点である。
【0039】励磁マトリックス111a、111bは、
コンパレータ110a、110bの出力とUP/DOW
Nカウンタ104の信号によりスピンドルモータ20の
コイル109a、109bに適正な励磁タイミングと励
磁電流値が付与されるようにするための論理マトリック
スである。この結果スピンドルモータ20のコイル10
9a、109bにはD/Aコンバータ107a、107
bの電流指令値と等しいモータ電流を流すことができ、
図2の実施例と同様にROM106a、106bに電流
振幅値が異なる励磁パターンを複数種類記憶させておい
てピックアップ14の位置に応じたスピンドルモータ2
0へのトルク指令を選択して、ROM106a、106
bの電流指令値の振幅値を選択しておくようにしておけ
ばスピンドルモータ20への入力電流により入力電力を
調整できる。
【0040】更に、スピンドルモータ20を減速させる
場合には、回転磁界を逆回転とし、電気的入力値を増大
させれば達成できるが、コイル109a、109bに一
定方向の直流電流を流す直流励磁を行なってもよい。
又、これらによって減速を行なった場合には、スピンド
ルモータ20は脱調状態となるが、その場合には記録円
板2が所望の回転数に近似した時点で所定の回転速度が
得られる回転磁界に励磁を切り換え、所定の回転数とす
る。
【0041】
【発明の効果】本発明の情報記憶装置によれば、以下の
効果がある。 (1)スピンドルモータに安価な同期モータを使用で
き、大巾なコストダウンができる。 (2)回転速度変動時にスピンドルモータへの入力電力
を調整し、通常は入力電力を低い値としたので、省電力
化が実現できる。 (3)通常の読み出し動作時の入力電力は低いので、モ
ータの振動、騒音を著るしく低下できる。 (4)余分な電力を供給しないのでモータの自己発熱量
を低下させることができる。 (5)回転ムラを改善できる。 (6)シーク時にモータへのトルクが増大されるのでシ
ーク時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる情報記憶装置の一実施例である
CD−ROMの要部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明による情報記憶装置のモータ制御回路の
一実施例のブロック線図である。
【図3】ピックアップの速度変化とトルク指令との関係
を示す図表である。
【図4】スピンドルモータに対する異なるトルク指令を
示すグラフである。
【図5】本発明による情報記憶装置のモータ制御回路の
他の実施例のブロック線図である。
【符号の説明】
1 情報記憶装置 2 記録円板 3 本体 4 回転駆動機構 6 読み取り機構 8 収容機構 10 HUB 12 孔 14 ピックアップ 16 移動機構 20 スピンドルモータ 22 制御部 100 モード設定器 101 ピックアップ動作検出器 102 速度パターン発生器 103 VCO 104 UP/DOWN カウンタ 105 マトリックス 106a、106b ROM 107a、107b D/A変換器 108a、108b 電力増幅器 109a、109b コイル 110a、110b コンパレータ 111a、111b 励磁マトリックス 112a、112b 電流検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−122387(JP,A) 特開 平1−122388(JP,A) 特開 昭60−129967(JP,A) 特開 昭55−29214(JP,A) 特開 昭61−135356(JP,A) 特開 昭56−83297(JP,A) 特開 昭56−115199(JP,A) 特開 昭56−123797(JP,A) 特開 昭62−260596(JP,A) 実開 昭49−7905(JP,U) 実開 昭55−115298(JP,U) 特公 昭27−1875(JP,B1)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線速度一定で回転させる情報記録円板
    と、 該情報記録円板を回転させる2相クローポール型ステッ
    ピングモータよりなるスピンドルモータと該スピンドル
    モータの回転を制御する制御部からなる回転駆動機構
    と、 該情報記録円板に対する情報の読み出しおよび書き込み
    を行なうピックアップヘッドと、 シーク指令により該ピックアップヘッドを該情報記録円
    板の径方向の指定された位置に移動させる移動機構とか
    らなり、スピンドルモータへの電気的入力を、読み出し
    書き込み動作およびシーク動作に応じて調整するように
    した情報記憶装置であって、 前記読み出し書き込み動作およびシーク動作に対応し
    て、波形率と周期が等しく振幅値が異なり、ピックアッ
    プヘッドの位置に対応した所定の周波数毎に異なった加
    速トルクを持つようにするための複数の第1の励磁パタ
    ーンと、減速トルクを生ずるための複数の第2の励磁パ
    ターンとが、それぞれ別々のアドレスに記憶された第1
    のROMと、 該第1のROMに記憶された前記第1および第2の励磁
    パターンのそれぞれと電気角で90度位相が異なる励磁
    パターンをそれぞれ別々のアドレスに記憶した第2のR
    OMと、 該ピックアップヘッドからの位置信号および該位置信号
    の時間的変化から通常の読み出し動作中かシーク動作中
    かを判定する手段と、 シーク動作における移動速度および移動方向を判定する
    手段と前記2つの判定手段の判定結果から該ピックアップヘッ
    ドの位置信号、移動方向および移動速度に従って、該ス
    ピンドルモータに適切な電気的入力のための励磁パター
    ンは第1の励磁パターンか第2の励磁パターンかを判定
    し、判定した励磁パターンに対応する該第1および第2
    のROMのアドレス信号を出力する手段と、 該アドレス信号で前記第1および第2のROMをアクセ
    スし、該第1および第2のROMから読み出した各励磁
    パターンをD/A変換して、それぞれを該スピ ンドルモ
    ータの2つのコイルに供給する手段とを有することを特徴とした情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記2相クローポール型ステッピングモ
    ータをマイクロステップ駆動で用いることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電気的入力を2相クローポール型ス
    テッピングモータへの入力電圧により行なうことを特徴
    とする請求項1に記載の情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記電気的入力を、2相クローポール型
    ステッピングモータへの入力電流を検出し、検出した電
    流値と基準電流値との比較により行なうことを特徴とす
    る請求項1に記載の情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記2相クローポール型ステッピングモ
    ータへの減速トルクを、2相クローポール型ステッピン
    グモータへの直流励磁により付与することを特徴とする
    請求項1に記載の情報記憶装置。
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