JP2002025179A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

Info

Publication number
JP2002025179A
JP2002025179A JP2000201678A JP2000201678A JP2002025179A JP 2002025179 A JP2002025179 A JP 2002025179A JP 2000201678 A JP2000201678 A JP 2000201678A JP 2000201678 A JP2000201678 A JP 2000201678A JP 2002025179 A JP2002025179 A JP 2002025179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
disk
semiconductor memory
transfer rate
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000201678A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kiyomura
敦 清村
Tadayoshi Ishikawa
忠義 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000201678A priority Critical patent/JP2002025179A/ja
Publication of JP2002025179A publication Critical patent/JP2002025179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの転送レートを向上し、シーク動作の
際に必要な時間を短縮し、騒音および振動を軽減するこ
とができるディスク再生装置を提供する。 【解決手段】 装置内に固定キャッシュ用半導体メモリ
212を内蔵し、ディスク201の内周部分をバッファ
リングしておくことにより、バッファリングした部分の
転送レートを向上し、また、あらかじめバッファリング
している部分のシークを行う必要を無くしてシーク時間
を短縮し、さらに、スピンドルモータ202によるディ
スク201の回転数を落とした状態でも、高い転送レー
トが得られて、騒音および振動を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリを内
蔵し固定キャッシュ用として使用するディスク再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報に基づくディジタルデータの
記録媒体であるCDやMDあるいはDVDなど、データ
記録用のディスクに対する再生装置の分野では、ディス
クの再生時における回転数を上げることにより、ディス
クからのデータ転送レートを急速に高速化してきた。
【0003】しかし、今後、今までのような急速な高速
化は騒音や振動などさまざまな要因から難しいと考えら
れる。また、近年、半導体メモリの低価格化および大容
量化が進んだことから、光ディスク再生装置に固定キャ
ッシュ用半導体メモリを内蔵することが可能となってき
ている。
【0004】以下、CD−ROMドライブを例に挙げ、
従来のディスク再生装置について説明する。図3は従来
のCD−ROMドライブの構成を示すブロック図であ
る。図3において、装置全体の制御はシステム制御マイ
コン308が行い、サーボ信号処理回路305を介して
スピンドルモータ302を駆動するドライバ309の制
御も、エラー訂正用ディジタル信号処理回路(以下、E
CCと略記する)306を介してバッファメモリ310
へのアクセスをすることも可能である。
【0005】信号の流れとしては、ディジタル形式でデ
ータが記録されたCD−ROMディスク301をスピン
ドルモータ302により回転させ、再生ピック303に
よりそのデータは再生される。再生データは、ヘッドア
ンプ304を介してサーボ信号処理回路305に送ら
れ、データ処理のためにECC306に送られる。
【0006】ここで、CD−ROMディスク301が音
楽CDの場合は、サーボ信号処理回路305から、直接
ディジタル・アナログ変換回路307を介して、外部に
出力される。また、CD−ROMディスク301がコン
ピュータで扱われる情報やプログラムなどのデータを記
録したデータCDの場合は、ECC306でバッファメ
モリ310を介してデータ処理後、外部のホストコンピ
ュータ311との間で信号の受け渡しを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のディスク再生装置では、転送レートを高くす
るためにはディスクの回転数を上げる必要があるが、そ
の回転数を上げすぎることによる騒音や振動などの点か
ら、転送レートをあまり上げられないという問題点があ
った。
【0008】また、ディスク内のデータを読み取る場合
に、通常CAV方式と呼ばれる角速度一定でデータを読
み取る方式を取っているため、ディスクの内周における
転送レートが低くなるという問題点があった。
【0009】さらに、光ディスクの特徴として、ディス
クの内周を読み取った直後に、外周を読みに行く時のシ
ーク動作にかかる時間が長いという問題点もあった。本
発明は、上記従来の問題点を解決するもので、ディスク
の回転速度を上げずに騒音や振動などを考慮することな
くデータの転送レートを上げることができ、かつCAV
方式による内周再生時の転送レートをも向上させること
ができるとともに、ディスクの読み出し位置を内周から
外周へ移動する際に実行されるシーク動作にかかる時間
を大幅に短縮することができるディスク再生装置を提供
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のディスク再生装置は、情報に基づくディジ
タルデータの記録媒体であるディスクより前記データを
読み出す手段と、前記読み出したデータが有ればそのデ
ータを記録するために固定キャッシュ用として使用され
る半導体メモリと、前記ディスクより読み出したデータ
を前記半導体メモリに転送して記録する手段とを備え、
前記半導体メモリへの記録手段を、前記半導体メモリに
対してデータの読み出し要求があった場合に、前記半導
体メモリから、その記録データをそのまま前記要求元に
転送するよう構成したことを特徴とする。
【0011】以上の構成によると、固定キャッシュ用の
半導体メモリに対するデータの読み出し要求を受けた半
導体メモリ記録手段により、その要求データが記録デー
タとして半導体メモリに有れば、その記録データをその
ままデータ読み出しの要求元に転送することにより、こ
の場合には、従来の動作のように、ディスクを回転させ
再生ピックを目的位置までシークし、さらにヘッドアン
プおよびサーボ信号処理回路を経由してデータを読み出
し、ECCにてエラー訂正を行い、さらにバッファメモ
リにデータを格納するという通常の読み出し動作を無く
すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
ディスク再生装置について、図面を参照しながら具体的
に説明する。なお、ここでは、ディスク再生装置とし
て、CD−ROMドライブを例に挙げて説明する。
【0013】図2は本実施の形態のディスク再生装置で
ある固定キャッシュ用半導体メモリを内蔵したCD−R
OMドライブの構成を示すブロック図である。図2にお
いて、システム制御マイコン208が、装置全体の制御
を行い、サーボ信号処理回路205を介してスピンドル
モータ202を駆動するドライバ209の制御も、EC
C206を介してバッファメモリ211へアクセスする
ことも可能である。
【0014】信号の流れとしては、ディジタル形態でデ
ータが記録されたCD−ROMディスク201をスピン
ドルモータ202により回転させ、再生ピック203に
よりそのデータは再生される。この再生データは、ヘッ
ドアンプ204を介してサーボ信号処理回路205に送
られ、データ処理のためECC206に送られる。
【0015】ここで、CD−ROMディスク201が音
楽CDの場合は、サーボ信号処理回路205から直接デ
ィジタル・アナログ変換回路207を介して、アナログ
信号として装置の外部に出力される。もし、CD−RO
Mディスク201がデータCDの場合は、ECC206
でバッファメモリ211を介してデータを処理した後
に、外部のホストコンピュータ210との間で信号の受
け渡しを行う。
【0016】ここまでは、従来のディスク再生装置と同
様の構成および動作であるが、次に、本実施の形態の固
定キャッシュ用半導体メモリを内蔵したディスク再生装
置について、その構成および動作を説明する。
【0017】本実施の形態のディスク再生装置では、ま
ず、例えば、CD−ROMディスク201がセットされ
た時に、あらかじめECC206を介して、CD−RO
Mディスク201の内周部に記録されているデータを固
定キャッシュ用半導体メモリ212に読み込んでおく。
【0018】その後、外部接続されたホストコンピュー
タ210から装置に対してデータ要求があった場合、そ
の要求を、システム制御マイコン208が、ECC20
6経由で受け付け、さらにECC206経由で固定キャ
ッシュ用半導体メモリ212内にホストコンピュータ2
10からの要求データがあるかどうかを確認し、その要
求データが固定キャッシュ用半導体メモリ212内に既
にある場合には、バッファメモリ211からではなく、
そのまま固定キャッシュ用半導体メモリ212からホス
トコンピュータ210との間で、当該データの信号受け
渡しを行う。
【0019】以上のように動作することにより、CD−
ROMディスク201を回転させ再生ピック203を目
的位置までシークし、さらにヘッドアンプ204、サー
ボ信号処理回路205を経由しデータを読み、ECC2
06にてエラー訂正を行い、さらにバッファメモリ21
1にデータを格納するという通常の読み出し動作が必要
無くなる。
【0020】以上のことから得られる効果について、図
4および図1を用いて、以下に説明する。まず、転送レ
ートの高速化の効果について説明する。図4は従来のデ
ィスク再生装置(ここでは例として、40倍速CD−R
OMドライブとする)においてデータを読み込んだ時の
転送レートを示したものである。縦軸は転送レート、横
軸はシーク位置を表している。最内周での転送レートは
約2400KBytes/s、最外周での転送レートは
約6000KBytes/sである。
【0021】図1はディスク再生装置において固定キャ
ッシュ用半導体メモリにCD−ROMデータを読み込ん
だ時の転送レートを示したものである。図4と同様に、
縦軸は転送レート、横軸はシーク位置を表しており、固
定キャッシュ用半導体メモリ212の容量は、現在パソ
コンのメモリとして標準的な128MByteとする。
また、データの転送モードはDMA転送とし、転送レー
トは33300KBytes/sである。
【0022】現在市場に出回っている40倍速CD−R
OMドライブの最内周部分における転送レートが約24
00KBytes/sであることを考えると、ディスク
の内周部分を固定キャッシュ用半導体メモリ212に記
録したことにより、最内周部分で約14倍の転送レート
を得ることができ、ディスクの内周部分の転送レートが
著しく良くなる。
【0023】次に、シーク時間の高速化の効果について
説明する。図4は従来のディスク再生装置においてデー
タを読み込んだ時の転送レートを示したものである。縦
軸は転送レート、横軸はシーク位置を表している。こ
の、フルストロークテスト(最内周から最外周へのシー
ク時間を測定するテスト)のシークに要する時間は標準
約80〜90msであるが、本実施の形態のディスク再
生装置では、図1に示すように、最内周(25mm位
置)側から9.2mm間のデータについては、すでに固
定キャッシュ用半導体メモリ212にデータがあるため
シークする必要がなく、フルストロークテスト中でのシ
ークに要する時間は0となる。
【0024】さらに、シークを必要とするデータが存在
する位置は、最外周から23.8mmの幅であるため、
ピック移動距離も全体に短くなるため、フルストローク
以外のシークに対しても全体的に効果がある。また、実
際のCD−ROMディスクは、内周からデータが書かれ
ており外周部分にはデータが無い物が多いため、固定キ
ャッシュ用半導体メモリ212に対してアクセスする頻
度が高くなり、転送レートの高速化および高速シーク化
共にさらに効果が得られる。
【0025】また、ドライブ自身の騒音および振動に関
しても、本発明を実施することにより、ディスクの回転
数を上げることによる転送レートの向上、アクセスを速
くする機構的な変更による高速アクセス向上の必要がな
くなるため、騒音、振動対策にも効果を発揮する。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定キャ
ッシュ用の半導体メモリに対するデータの読み出し要求
を受けた半導体メモリ記録手段により、その要求データ
が記録データとして半導体メモリに有れば、その記録デ
ータをそのままデータ読み出しの要求元に転送すること
により、この場合には、従来の動作のように、ディスク
を回転させ再生ピックを目的位置までシークし、さらに
ヘッドアンプおよびサーボ信号処理回路を経由してデー
タを読み出し、ECCにてエラー訂正を行い、さらにバ
ッファメモリにデータを格納するという通常の読み出し
動作を無くすことができる。
【0027】そのため、ディスクの回転速度を上げずに
騒音や振動などを考慮することなくデータの転送レート
を上げることができ、かつCAV方式による内周再生時
の転送レートをも向上させることができるとともに、デ
ィスクの読み出し位置を内周から外周へ移動する際に実
行されるシーク動作にかかる時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスク再生装置におけ
る転送レートとシーク距離との関係説明図
【図2】本発明の実施の形態のディスク再生装置の構成
を示すブロック図
【図3】従来のディスク再生装置の構成を示すブロック
【図4】同従来例における転送レートとシーク距離との
関係説明図
【符号の説明】
201 光ディスク 202 スピンドルモータ 203 再生ピック 204 ヘッドアンプ 205 サーボ信号処理回路 206 エラー訂正用ディジタル信号処理回路(EC
C) 207 ディジタル・アナログ変換回路 208 システム制御マイコン 209 ドライバ 210 ホストコンピュータ 211 バッファメモリ 212 固定キャッシュ用半導体メモリ 301 光ディスク 302 スピンドルモータ 303 再生ピック 304 ヘッドアンプ 305 サーボ信号処理回路 306 エラー訂正用ディジタル信号処理回路(EC
C) 307 ディジタル・アナログ変換回路 308 システム制御マイコン 309 ドライバ 310 バッファメモリ 311 ホストコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報に基づくディジタルデータの記録媒
    体であるディスクより前記データを読み出す手段と、前
    記読み出したデータが有ればそのデータを記録するため
    に固定キャッシュ用として使用される半導体メモリと、
    前記ディスクより読み出したデータを前記半導体メモリ
    に転送して記録する手段とを備え、前記半導体メモリへ
    の記録手段を、前記半導体メモリに対してデータの読み
    出し要求があった場合に、前記半導体メモリから、その
    記録データをそのまま前記要求元に転送するよう構成し
    たことを特徴とするディスク再生装置。
JP2000201678A 2000-07-04 2000-07-04 ディスク再生装置 Pending JP2002025179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201678A JP2002025179A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201678A JP2002025179A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002025179A true JP2002025179A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18699328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000201678A Pending JP2002025179A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002025179A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7881162B2 (en) 2007-10-31 2011-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and reading control method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7881162B2 (en) 2007-10-31 2011-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and reading control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000207824A (ja) ディスクドライブ装置
EP0675491B1 (en) Control unit of disk apparatus
US6064639A (en) High speed data recording and/or reproducing method and apparatus with increased data sector access speed
KR100484684B1 (ko) 디스크플레이어
JPH0668598A (ja) データ処理装置及びそのデータ処理方法
JP2002025179A (ja) ディスク再生装置
JP2001176247A (ja) 情報再生装置
JP2002025189A (ja) 光ディスク記録再生装置
US6894863B2 (en) Method and apparatus for access control in a disk drive
EP0994474A1 (en) Disc drive and control thereof
JPH04252427A (ja) 光ディスク及び光ディスク記録再生装置
JP2000187938A (ja) 情報記録再生装置および情報記録再生方法
JP2001176193A (ja) ディスク記録装置およびプログラム記録媒体
JPH064999A (ja) 円盤状記録媒体およびその記録再生方法
JP3913769B2 (ja) システム
JP3933067B2 (ja) ディスク再生装置
JP4144893B2 (ja) システム、データ再生方法及び情報再生装置
JPH09101865A (ja) 担体駆動装置
JP2653505B2 (ja) 光ディスク装置
JP2003022618A (ja) 記録方法及び記録装置
JPS63204560A (ja) 情報記録再生装置
JPH06131856A (ja) 固定ディスク装置
JPH0845194A (ja) ディスクおよびディスク装置
JP2003151214A (ja) データ記録再生装置
JPH09106658A (ja) 記録方法および情報記録再生装置