JPH06131856A - 固定ディスク装置 - Google Patents

固定ディスク装置

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JPH06131856A
JPH06131856A JP27893392A JP27893392A JPH06131856A JP H06131856 A JPH06131856 A JP H06131856A JP 27893392 A JP27893392 A JP 27893392A JP 27893392 A JP27893392 A JP 27893392A JP H06131856 A JPH06131856 A JP H06131856A
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JP
Japan
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servo
disk
data
data sector
counter
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JP27893392A
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English (en)
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Katsuhiro Nakano
勝博 中野
Yasuaki Suzuki
泰明 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク上のデータを記憶する部分の記憶容
量を増加させる。 【構成】 目的のデータセクタにアクセスしようとする
際、サーボ処理回路33により、磁気ディスク50のサ
ーボゾーンからサーボ情報を取り込んで、目的のデータ
セクタが存在するトラックアドレスを特定するととも
に、パルス発生器49からインデックスパルスPを取り
込んで、カウンタ36の計数動作を開始させ、そのカウ
ンタ36によるサーボゾーンの計数値により、上記目的
のデータセクタを特定して、そのデータセクタに対する
データの書き込みおよび(または)読みだしの開始のタ
イミング制御を行うようにしている。このため、データ
セクタ中に、そのデータセクタを特定するセクタ番号な
どが記録されるIDフィールドが不要になり、その分、
記憶容量を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ディスクがド
ライブ内に収納されているハードディスクドライブまた
は光ディスクドライブに適用して好適な固定ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、その記憶容量が大きいことが
注目されて、ハードディスクドライブなどの固定ディス
ク装置が使用されている。
【0003】このような固定ディスク装置においては、
スピンドルモータによってディスクが回転され、そのデ
ィスクのほぼ半径方向に移動されるヘッドによってディ
スクに対してのデータの書き込みまたは読みだし、いわ
ゆるアクセスが行われている。
【0004】ディスク上の目的のデータセクタに対して
のアクセスを正確に行うために、ディスクにはトラック
フォーマットが定められている。
【0005】図5は、トラックフォーマットのうち、デ
ィスク1上に形成されたサーボゾーン2を表している。
サーボゾーン2は半径方向に延びており、かつ円周方向
Bに等角間隔に複数個形成されている。このサーボゾー
ン2には、ディスク1の円周方向Bにトラック毎にサー
ボ情報が書き込まれている。サーボ情報としては、トラ
ックアドレス、サーボ用パターンなどから構成される位
置決め情報が含まれている。サーボ情報が読みだされる
ことにより、シーク動作およびサーボ動作などが行われ
る。
【0006】図4Aは、従来の技術にかかるトラックフ
ォーマットのうち、円周方向Bのデータセクタ部分の一
例を示している。図4Aにおいて、矢印A方向がディス
ク1の回転方向である。
【0007】図4Aから分かるように、一つのデータセ
クタ3は、IDフィールド4とデータフィールド5とを
有している。データフィールド5中と、データセクタ
3,3間とを、上述のサーボ情報が書き込まれたサーボ
ゾーン2が横切っている。
【0008】IDフィールド4には、その一つのデータ
セクタ3を特定する位置を表す情報である、例えば、シ
リンダアドレス4a、ヘッド番号4b、セクタ番号4c
や、そのデータセクタ3が欠陥であるかどうかという情
報を表す欠陥セクタのフラグ4dおよびIDフィールド
4が正しく読めたかどうかを確認するエラー検出コード
(CRC)4eなどが書き込まれている。
【0009】データフィールド5には、サーボゾーン2
とデータゾーン5a,5bとが存在している。データゾ
ーン2の読みだし方向(回転方向Aと反対方向)の最下
流側にはエラー訂正コード(ECC)5cが書き込まれ
るようになっている。
【0010】データセクタ3の記憶容量は、サーボゾー
ン2を除いて例えば、約570〜580バイトであり、
そのうち、IDフィールド4の記憶容量は、約30〜4
0バイトである。したがって、データフィールド5の記
憶容量は、約530〜550バイトである。
【0011】このようにトラックフォーマットがなされ
ているディスク1に対するヘッド(図示していない)に
よるシーク動作により、サーボゾーン2のサーボ情報を
基にオントラックされた後、IDフィールド4が読みだ
されて、データセクタ3が特定され、この特定されたデ
ータセクタ3のデータフィールド5のデータゾーン5
a,5bに対してデータの書き込みまたは読みだしが行
われる。
【0012】この場合、従来の技術によれば、サーボゾ
ーン2のサーボ情報を取り込んでサーボ処理を行う回路
が、いわゆるサーボ制御回路であり、これからアクセス
しようとする目的のデータセクタを探してデータの送出
と取り込みの動作を制御する回路は、ディスクコントロ
ーラであり、これらは別々の回路であった。
【0013】このように上記従来の固定ディスク装置に
おいて、目的のデータセクタにアクセスする際には、必
ずデータセクタ3の先頭にあるIDフィールド4を読み
だして、そのデータセクタ3が目的のデータセクタ、い
わゆるターゲットセクタであることを確認するシーケン
スが採用されている。IDフィールド4には、上述のよ
うにエラー検出コードCRCは付加されているがエラー
訂正用のコードECCは付加されていない。通常、固定
ディスク装置としての、例えば、ハードディスクドライ
ブにおいては、ヘッドとディスク間のエラーレートが十
分小さい値になっているので、エラー訂正コードが付加
されていないトラックフォーマットでも実用上十分であ
った。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、固定ディス
ク装置のような記憶装置においては、常に、記憶容量の
大容量化が求められている。
【0015】しかしながら、光磁気ドライブなど、エラ
ーレートが比較的に大きい装置において、IDフィール
ドを書き込む場合には、一つのデータセクタ中に同一の
IDフィールドを分散して3重書きするなどエラーレー
トを下げる工夫が必要になり、トラックフォーマットに
おけるオーバーヘッドが大きくなるという問題があっ
た。
【0016】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、記憶容量を比較的に増加させることのでき
る固定ディスク装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、図1
および図4Bに示すように、円周方向Bにデータセクタ
53が形成されるとともに半径方向に延びたサーボゾー
ン52が複数個形成されたディスク50が回転駆動手段
41によって回転され、ディスク50に対してデータの
書き込みおよび(または)読みだしを行う固定ディスク
装置において、上記サーボゾーンのサーボ情報が供給さ
れてサーボ処理を行うサーボ処理回路33と、ディスク
50の1周に1個のインデックスパルスPを発生するイ
ンデックスパルス発生手段49と、カウンタ36とを有
し、サーボ処理回路33は、目的のデータセクタにアク
セスしようとする際、上記サーボ情報によりトラックア
ドレスを検索するとともに、インデックスパルスPを検
出したときにカウンタ36の計数を開始させ、そのカウ
ンタ36によるサーボゾーン52の数の計数値により上
記目的のデータセクタを特定して、そのデータセクタに
対するデータの書き込みおよび(または)読みだしのタ
イミング制御を行うようにしたものである。
【0018】
【作用】本発明によれば、目的のデータセクタにアクセ
スしようとする際、サーボ処理回路33により、ディス
ク50からサーボゾーン52のサーボ情報を取り込むと
ともにインデックスパルス発生回路49からインデック
スパルスPを取り込んで、トラックアドレスを検索する
とともに、カウンタ36の計数動作を開始させ、そのカ
ウンタ36によるサーボゾーン52の計数値により、上
記目的のデータセクタを特定して、そのデータセクタに
対するデータの書き込みおよび(または)読みだしのタ
イミング制御を行うようにしている。
【0019】このため、データセクタ53中に、そのデ
ータセクタ53を特定するセクタ番号などが記録される
IDフィールドが不要になり、その分、記憶容量を増加
させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明固定ディスク装置の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。なお、以下に参照する
図面において、上記の図4Aおよび図5に示したものに
対応するものには同一の符号を付けている。
【0021】図1は本発明固定ディスク装置の一実施例
の構成を示している。なお、この一実施例では、ハード
ディスクドライブに適用した例を示している。
【0022】図1において、20は固定ディスク装置で
あり、この固定ディスク装置20は、ディスクコントロ
ーラ21を有している。
【0023】ディスクコントローラ21は、バス線22
を通じてバッファメモリ23に接続される。バッファメ
モリ23には、これから書き込もうとするデータまたは
ベリファイ処理のために磁気ディスク50から読みださ
れたデータなどが記憶される。
【0024】また、ディスクコントローラ21には、S
CSIインタフェースなどのインタフェース線24を通
じて、外部制御装置であるホストコンピュータ25にも
接続される。さらに、ディスクコントローラ21は、デ
ータ線26と制御線27とを通じて読出・書込回路29
に接続される。さらに、ディスクコントローラ21と、
ROMなどの外部メモリ30と、マイクロプロセッサ3
2と、サーボ処理回路33とがバス線34で相互に接続
される。さらにまた、読出・書込回路29とサーボ処理
回路33とはデータ線35で接続される。外部メモリ3
0には、マイクロプロセッサ32の動作用プログラムな
どが記憶されている。
【0025】サーボ処理回路33は、サーボ情報の検出
回路およびサーボ情報のデコーダを有している。また、
サーボ処理回路33は、カウンタ36を有している。な
お、カウンタ36は、ディスクコントローラ21の中に
配置してもよく、マイクロプロセッサ32に外部接続し
てもよい。
【0026】サーボ処理回路33は、制御線40を通じ
てスピンドルモータ41に接続されるとともに、制御線
42を通じてVCM(ボイスコイルモータ)ドライバ4
3に接続される。VCMドライバ43の出力信号は、磁
気ヘッド44と一体に構成されているボイスコイル45
に接続されている。磁気ヘッド44は、データ線47を
通じて読出・書込回路29に接続される。
【0027】磁気ヘッド44に対面して、スピンドルモ
ータ41の軸46を通じて回転される磁気ディスク50
が配置されている。スピンドルモータ41の軸46に
は、パルス発生器49が取り付けられている。パルス発
生器49は、スピンドルモータ41の1回転に1個、言
い換えれば、磁気ディスク50の1回転に1個のインデ
ックスパルスPを発生する。このインデックスパルスP
は、出力線51を通じてサーボ処理回路33に供給され
る。
【0028】図2は、この実施例によるトラックフォー
マットのうち、磁気ディスク50のフォーマット時に書
き込まれるサーボゾーン52を表している。このサーボ
ゾーン52は、半径方向Cに延びて形成され、また、円
周方向Bに適当な角間隔(通常、等角間隔)で複数個形
成されている。このサーボゾーン52には、磁気ディス
ク50の円周方向Bにトラック毎にサーボ情報が書き込
まれる。
【0029】図3は、円周方向Bの一つのサーボゾーン
52に記録されているサーボ情報を示している。サーボ
情報は位置決め情報であり、回転方向Aの前側から順に
配置される、サーボヘッダ52a、インデックス部52
b,トラックアドレス52cおよびファイン情報52d
の4つの情報から構成されている。それらのうち、サー
ボヘッド52aには、これからサーボゾーン52が開始
するという情報が書き込まれている。インデックス部5
2bには、磁気ディスク50の各トラックの1周に1回
だけハイレベルになる信号(インデックス信号Si)が
書き込まれている。したがって、同一トラック上の他の
サーボゾーン52のインデックス部52bには、ローレ
ベルが書き込まれている。ファイン情報52dとして
は、例えば、周知のバースト信号などである。
【0030】図4Bは、この実施例によるトラックフォ
ーマットのうち、円周方向Bのデータセクタ部分の一例
を示している。なお、図4Aは、従来の技術の項におい
て説明した従来の技術のかかるトラックフォーマットを
示している。
【0031】図4Bにおいて、矢印A方向がディスク5
0の回転方向である。
【0032】図4Bから分かるように、一つのデータセ
クタ53には、図4Aに示したIDフィールド4が形成
されていない。すなわち、一つのデータセクタ53はデ
ータフィールド55と一致しており、そのデータフィー
ルド55中と、隣り合うデータセクタ53,53間と
を、上述のサーボゾーン52が横切っている。データフ
ィールド55は、データゾーン55a、データゾーン5
5bおよびエラー訂正コード(ECC)55cとを有し
ている。図4B中、最左端に描かれているサーボゾーン
52は、インデックス部52bにハイレベルのデータ
(インデックス信号Si)が書き込まれたサーボゾーン
である。ハイレベルのデータ(インデックス信号Si)
が書き込まれたサーボゾーンは、1周(1トラック)に
1箇所のみである。
【0033】なお、後に説明するように、スピンドルモ
ータ41の軸46にパルス発生器49が取り付けられて
いる場合には、インデックス部52bを形成する必要は
ない。逆に言えば、インデックス部52bを形成した場
合には、パルス発生器49は不要である。すなわち、磁
気ディスク50の1回転の先頭部分、すなわち、1トラ
ックの先頭部分を表すインデックス信号(インデックス
信号SiまたはインデックスパルスP)が得られれば、
その構成はどのような構成でもよい。例えば、磁気ディ
スク50の円周上の1箇所に孔または反射率の異なる部
分を形成して光センサで読み取るようにして、インデッ
クス信号を形成してもよい。
【0034】そこで図4Bに示すように、IDフィール
ドが無くてトラックフォーマットされた磁気ディスク5
0の特定の位置に存在する目的のデータセクタに対する
アクセス動作について説明する。
【0035】図1において、磁気ディスク50上の特定
の位置に存在する目的のデータセクタに対しての読みだ
しまたは書き込みを行うコマンドがホストコンピュータ
25から発行されると、そのコマンドに対応するデータ
がディスクコントローラ21からマイクロプロセッサ3
2とサーボ処理回路33とに供給される。
【0036】この場合、スピンドルモータ41によって
回転される磁気ディスク50から磁気ヘッド44により
読み出されたサーボゾーン52のサーボ情報は、データ
線47、読出・書込回路29およびデータ線35を通じ
てサーボ処理回路33に供給される。サーボ処理回路3
3は、このサーボ情報に基づき、VCMドライバ43お
よびボイスコイル45を通じて磁気ヘッド44に対する
いわゆるサーボ制御を行って、磁気ヘッド44を上記目
的のデータセクタを有するトラック上にオントラックさ
せる。なお、トラックアドレスは、サーボゾーン52
に、トラックアドレス52c(図3参照)として書き込
まれているので、読みだされたトラックアドレス52c
と上記目的のデータセクタのトラックアドレスとをマイ
クロプロセッサ32で比較することで検索することがで
きる。
【0037】その比較結果が一致した状態、言い換えれ
ば、オントラックした状態でサーボ処理回路33は、そ
のトラックに1箇所存在するインデックス信号Si(イ
ンデックス部52bがハイレベルになっているそのイン
デックス部52b)を検出する。なお、インデックス信
号Siの検出は、上記したように、パルス発生器49か
らのインデックスパルスPでもよい。
【0038】そして、このインデックス信号Siを検出
したとき、サーボ処理回路33は、内蔵のカウンタ36
をクリアする。そして、カウンタ36は、その後のサー
ボゾーン52の数を計数してその計数値が上記目的のデ
ータセクタまでの数に一致したときに、計数終了パルス
をサーボ処理回路33に出力する。なお、計数値の監視
は、マイクロプロセッサ32によって行われる。計数値
の一致をマイクロプロセッサ32で確認したときに、マ
イクロプロセッサ32は、一致情報をディスクコントロ
ーラ21および読出・書込回路29に供給する。
【0039】その後、ディスクコントローラ21の制御
に基づき読出・書込回路29によりその目的のデータセ
クタに対するデータの読みだしまたは書き込みが行われ
る。
【0040】このように、上記した実施例によれば、目
的のデータセクタにアクセスしようとする際、サーボ処
理回路33により、磁気ディスク50のサーボゾーン5
2からサーボ情報を取り込むとともに、サーボゾーン5
2のインデックス部52bからインデックス信号Siと
取り込んで(または、パルス発生回路49からインデッ
クスパルスPを取り込んで)、その目的のデータセクタ
が存在するトラックアドレスを特定するとともに、カウ
ンタ36の計数動作を開始させ、そのカウンタ36によ
るサーボゾーン52の計数値により、上記目的のデータ
セクタを特定して、そのデータセクタに対するデータの
書き込みおよび(または)読みだしの開始のタイミング
制御を行うようにしている。
【0041】このため、図4Bに示したように、データ
セクタ53中に、そのデータセクタ53を特定するセク
タ番号などが記録されるIDフィールドが不要になり、
その分、データの記憶容量を増加させることができる。
データセクタ53の記憶容量が、例えば、約570〜5
80バイトであるとき、IDフィールドは約30〜40
バイトであるので、データフィールド55の記憶容量
は、数パーセント増加することになる。
【0042】なお、上記した実施例においては、ディス
ク状の記録媒体の例として磁気ディスクを挙げて説明し
ているが、本発明は、磁気ディスクに限らず、光磁気デ
ィスク、光ディスクなどにも適用できることはもちろん
である。例えば、光磁気ディスクを収容する光磁気ドラ
イブに適用した場合には、IDフィールドを書き込む必
要がなくなるので、一つのデータセクタ中に同一のID
フィールドを分散して3重書きすることなどの工夫が不
要になり、トラックフォーマットにおけるオーバーヘッ
ドがなくなり、一層、記憶容量が増加するという利点も
得られる。
【0043】なお、従来、IDフィールドを検出して目
的のデータセクタを特定する処理はディスクコントロー
ラ21で行われていたので、このディスクコントローラ
21の負担を低減できるという利点も得られる。通常、
ディスクコントローラ21は、マイクロプロセッサ32
に比較して処理能力が小さいので、このようにディスク
コントローラ21の負担を低減することで、固定ディス
ク装置全体の構築が容易になる。したがって、例えば、
固定ディスク装置の開発期間を短くすることができると
いう派生的な効果も得られる。
【0044】また、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目的のデータセクタにアクセスしようとする際、サーボ
処理回路により、ディスクからサーボゾーンのサーボ情
報を取り込むとともにインデックスパルス発生回路から
インデックスパルスを取り込んで(またはディスクのサ
ーボゾーンからサーボ情報を取り込むとともにインデッ
クス信号を取り込んで)、トラックアドレスを判定する
とともに、カウンタの計数動作を開始させ、そのカウン
タによるサーボゾーンの計数値により、上記目的のデー
タセクタを特定して、そのデータセクタに対するデータ
の書き込みおよび(または)読みだしのタイミング制御
を行うようにしている。
【0046】このため、データセクタ中に、IDフィー
ルドが不要になり、その分、記憶容量を増加させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明固定ディスク装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1例のうち磁気ディスク上に形成されるイン
デックス部を含むサーボゾーンの説明に供される線図で
ある。
【図3】そのサーボゾーンに書き込まれているサーボ情
報の説明に供される線図である。
【図4】Aは、従来の技術に係るデータセクタの構成説
明に供される線図である。Bは、本発明に係るデータセ
クタの構成説明に供される線図である。
【図5】磁気ディスク上に形成される従来の技術に係る
サーボゾーンの説明に供される線図である。
【符号の説明】
33 サーボ処理回路 36 カウンタ 41 スピンドルモータ 49 パルス発生器 50 磁気ディスク P インデックスパルス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向にデータセクタが形成されると
    ともに半径方向に延びたサーボゾーンが複数個形成され
    たディスクが回転駆動手段によって回転され、上記ディ
    スクに対してデータの書き込みおよび(または)読みだ
    しを行う固定ディスク装置において、 上記サーボゾーンのサーボ情報が供給されてサーボ処理
    を行うサーボ処理回路と、 上記ディスクの1周に1個のインデックスパルスを発生
    するインデックスパルス発生手段と、 カウンタとを有し、 上記サーボ処理回路は、目的のデータセクタにアクセス
    しようとする際、上記サーボ情報によりトラックアドレ
    スを検索するとともに、上記インデックスパルスを検出
    したときに上記カウンタの計数を開始させ、そのカウン
    タによるサーボゾーンの数の計数値により上記目的のデ
    ータセクタを特定して、そのデータセクタに対するデー
    タの書き込みおよび(または)読みだしのタイミング制
    御を行うようにしたことを特徴とする固定ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 上記回転駆動手段がスピンドルモータで
    あり、上記インデックスパルス発生手段が上記スピンド
    ルモータの軸の回転を利用してインデックスパルスを発
    生する手段であることを特徴とする請求項1記載の固定
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 円周方向にデータセクタが形成されると
    ともに半径方向に延びたサーボゾーンが複数個形成され
    たディスクが回転駆動手段によって回転され、上記ディ
    スクに対してデータの書き込みおよび(または)読みだ
    しを行う固定ディスク装置において、 上記ディスクには、1周に1箇所だけインデックス信号
    発生部が形成され、 上記サーボゾーンのサーボ情報が供給されてサーボ処理
    を行うサーボ処理回路と、 カウンタとを有し、 上記サーボ処理回路は、目的のデータセクタにアクセス
    しようとする際、上記サーボ情報によりトラックアドレ
    スを検索するとともに、上記インデックス信号を検出し
    たときに上記カウンタの計数を開始させ、そのカウンタ
    による上記サーボゾーンの数の計数値により上記目的の
    データセクタを特定して、そのデータセクタに対するデ
    ータの書き込みおよび(または)読みだしのタイミング
    制御を行うようにしたことを特徴とする固定ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 上記ディスクがハードディスクであるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    固定ディスク装置。
JP27893392A 1992-10-16 1992-10-16 固定ディスク装置 Pending JPH06131856A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996037891A1 (fr) * 1995-05-25 1996-11-28 Hitachi, Ltd. Procede de controle d'erreur d'adresse de secteur servo, dispositif de memorisation sur disque et son unite de commande
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