JP2016110686A - 光ディスクライブラリ装置、光ディスク、および光ディスクライブラリシステム - Google Patents

光ディスクライブラリ装置、光ディスク、および光ディスクライブラリシステム Download PDF

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Abstract

【課題】マガジンに複数の光ディスクを格納して扱う光ディスクライブラリ装置において、光ディスクを1枚単位、光ディスクドライブを1台単位で扱う場合に故障や異常停止などのトラブルが発生しても復旧できない。【解決手段】本開示の光ディスクライブラリ装置は、複数の光ディスクを収納する、1つ以上のマガジンと、光ディスクに記録再生を行う、複数の光ディスクドライブと、マガジンを保持しマガジンに収納される任意の光ディスクを、任意の光ディスクドライブに着脱するチェンジャ機構と、チェンジャ機構を制御する制御部と、を備える。マガジンは、マガジンを特定するマガジン情報とマガジンに収納される複数の光ディスクを特定するディスク情報とを紐付けるマガジン‐ディスク紐付け情報を含み、制御部は、マガジンに含まれるマガジン‐ディスク紐付け情報を出力する。【選択図】図5

Description

本開示は、マガジン内に収納された可搬型の光ディスクを、マガジンから取り出し、任意の光ディスクドライブへ配送するような光ディスクライブラリ装置やその装置で使用される光ディスク、および光ディスクライブラリ装置を使用して構成された光ディスクライブラリシステムに関する。
近年、大型データセンターに記憶されるデータの量は急激に増大しており、それに伴い、記憶されるデータの中で参照されることが少ないデータの量も増える傾向にある。そのため、消費電力を低減でき長期保存にも適した可搬型の情報記録媒体に、参照回数が少ないデータをアーカイブするライブラリ装置が注目されている。
可搬型の情報記憶媒体としてDVD(Digital Versatile Disc)やBlu−ray(登録商標) Disc(以下、BD)などの光ディスクがある。光ディスクには、大別して、DVD−RAMやBD−REなどの書換え型の情報記憶媒体と、DVD−RやDVD+R、BD−Rなどの追記型の情報記憶媒体がある。更に近年では、BDの記録容量を更に大容量化した新たな光ディスクの開発も進められている。
光ディスクは、50年単位で半永久的にデータを保証することが出来る点で、ハードディスクドライブ装置(Hard Disk Drive:以下、HDD)やLTO(Linear Tape−Open)などの磁気テープなどと比べて優れている。
近年の光ディスクの大容量化に伴い、参照回数が少ないデータのアーカイブには、書換え型光ディスクよりも安価な追記型の光ディスクが使用される機会が増えてきている。
光ディスクにアーカイブするライブラリ装置として、複数の光ディスクドライブを備え、複数の光ディスクをカートリッジ型などのケース(以下、マガジン)に入れて扱うライブラリ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このライブラリ装置は、複数の光ディスクをマガジン単位で一括して記録再生することで記録再生時の転送速度を向上することが出来る。更にこのライブラリ装置は、光ディスクをマガジンに入れて扱うことで、指紋や傷などの光ディスクの信頼性低下要因を抑制することが出来る。
また、光ディスクを複数枚収納したマガジンを用いたライブラリ装置として、マガジン内の複数の光ディスク、複数の光ディスクドライブにおいてディスクアレイを構成し、仮想的な1つの大きなボリュームとして扱い、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)として記録再生することで、記録再生データの信頼性を高めるライブラリ装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−206498号公報 米国特許出願公開第2014/0075116号明細書
上述のライブラリ装置はいずれも、マガジン内の複数の光ディスクを一括して扱うことを前提とした装置であり、光ディスクを1枚単位、光ディスクドライブを1台単位で扱うことは考慮されていない。しかし、複数の光ディスクをマガジン単位で一括して扱いたいが、記録再生は光ディスク単位で扱い、マガジン単位で一括して扱いたくないユーザもいる。より具体的には、ユーザは、複数の光ディスクドライブそれぞれにおいて、マガジン内の複数の光ディスクのうち1枚の光ディスクの単位で独立して記録再生したい、つまり、ライブラリ装置をマルチアクセス可能な装置として使用したい。
また、複数の光ディスクをマガジンに収納して取り扱う場合、マガジン内の複数の光ディスクが、バラバラになった場合の考慮が不十分である。具体的には、上述のライブラリ装置は、RAIDを構成する複数の光ディスクの組み合わせが分からなくなるような異常状態の考慮は多少なされているものの、基本的にマガジン内の全ての光ディスクを同時にフォーマット・記録することを前提としている。そのため、同じマガジン内に記録済みの光ディスクと未記録の光ディスクとが混在する場合に、複数の光ディスクの組み合わせが分からなくなるような異常状態の考慮はされていない。そのため、上述のライブラリ装置では、ライブラリ装置の可用性や信頼性が十分でない。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、マガジンに収納される複数の光ディスクに対して、1枚単位で抜き差し可能で、かつ光ディスクの記録状態が記録済みと未記録が混在する場合に、ライブラリ装置の故障や異常停止が発生しても、マガジンと光ディスクの正しい組み合わせを復元可能にする光ディスクライブラリ装置、光ディスク、および光ディスクライブラリシステムを提供することを目的とする。
本開示の光ディスクライブラリ装置は、複数の光ディスクを収納する、1つ以上のマガジンと、光ディスクに記録再生を行う、複数の光ディスクドライブと、マガジンを保持しマガジンに収納される任意の光ディスクを、任意の光ディスクドライブに着脱するチェンジャ機構と、チェンジャ機構を制御する制御部と、を備える。マガジンは、マガジンを特定するマガジン情報とマガジンに収納される複数の光ディスクを特定するディスク情報とを紐付けるマガジン‐ディスク紐付け情報を含み、制御部は、マガジンに含まれるマガジン‐ディスク紐付け情報を出力する。
本開示の光ディスクライブラリ装置によれば、複数の光ディスクがマガジンに収納され、かつ光ディスクを1枚単位でマガジンから抜き差し可能な光ディスクライブラリ装置であって、マガジンを一意に特定するマガジン固有ID(IDentification)情報や、マガジン内に格納されている全ての光ディスクそれぞれを一意に特定するディスク固有ID情報や、その光ディスクのマガジン内における位置情報などを管理できるため、万が一、光ディスクライブラリ装置の故障や異常停止などのトラブルが発生した場合においても、元のマガジンの元の位置に光ディスクを戻すことができる。また、マガジン内の光ディスクの状態が、記録済みと未記録が混在する場合に、光ディスクライブラリ装置の故障や異常停止が発生しても、元のマガジンの元の位置に光ディスクを戻すことができる。
図1は、実施の形態1における光ディスクの構成図である。 図2は、実施の形態1の光ディスクの領域の構造を説明する図である。 図3Aは、実施の形態1におけるマガジンの構成を説明する図である。 図3Bは、実施の形態1におけるマガジンの外観図である。 図4は、実施の形態1におけるRFID(Radio Frequency IDentifier)タグに格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報の一例を説明する図である。 図5は、実施の形態1における光ディスクライブラリシステムの構成図である。 図6は、実施の形態1における光ディスクライブラリシステムの情報管理イメージを説明する図である。 図7は、実施の形態1における復旧処理を説明するフローチャートである。 図8は、実施の形態1における復旧処理を説明する別のフローチャートである。 図9は、実施の形態1における復旧処理を説明するさらに別のフローチャートである。 図10Aは、実施の形態2におけるRFIDタグに格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報の一例を説明する図である。 図10Bは、実施の形態2におけるRFIDタグに格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報の別の一例を説明する図である。 図10Cは、実施の形態2におけるRFIDタグに格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報のさらに別の一例を説明する図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における光ディスク、および光ディスクライブラリシステムについて、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素については同じ符号を用いて、説明の繰り返しは省略する。
本実施の形態では、マガジン内の複数の光ディスクを1枚単位で扱い、複数の光ディスクドライブを1台単位で扱うことを前提として説明する。
また本実施の形態では、光ディスクとして追記型の光ディスクを例に説明を行う。
[1.構成]
[1−1.光ディスクの構造]
図1は、本実施の形態における光ディスクの構成図である。円盤状の光ディスク1は、情報を記録再生可能な1つ以上の記録層を備える。記録層は、スパイラル状に、多数のトラック2が形成され、トラック2のそれぞれには、トラック2を細かく分ける多数のブロック3が形成されている。トラック2は、グルーブ(溝)をウォブリングさせることで、そこにディスク上の詳細な位置を示すアドレス情報(以下、物理アドレス)が付与される。
トラック2は、一般的にはグルーブ(溝)とランド(溝間)の組み合わせで形成される。しかし光ディスクのデータを、グルーブとランドの両方に記録することで記録密度を向上させるような光ディスクの場合、アドレス情報はトラック2のグルーブまたはランドのうち一方のスパイラルに付与されても良い。
ここで、トラック2の幅であるトラックピッチは、例えばBDでは0.32μmである。またブロック3は、エラー訂正の単位であり、記録および再生動作が行われる最小の単位である。例えば、DVDの場合は1ECC(サイズ:32KByte)、BDの場合には1クラスタ(サイズ:64Kbyte)であり、光ディスクのデータの最小単位であるセクタ(サイズ:2KByte)を用いると、1ECC=16セクタ、1クラスタ=32セクタとなる。
また、光ディスク1は、内周領域4とデータ領域5と外周領域6の領域に大別される。
図2は、本実施の形態における光ディスク1の領域の構造を説明する図である。データ領域5は、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域14と、ユーザデータ領域14で検出された欠陥領域の代替記録用に使用される交替領域などを備えたスペア領域であるISA(Inner Spare Area)13、OSA(Outer Spare Area)15とから構成される。
内周領域4と外周領域6は、主に光ディスク1に対して記録再生するために必要な管理情報を記録する領域を備えている。そのため、光ピックアップがデータ領域5の端へアクセスする場合に、光ピックアップがオーバーランしてもトラック2に追随できるように、内周領域4と外周領域6はのりしろとしての役割を果たす。ユーザデータ領域14と違い、内周領域4と外周領域6は、ユーザデータを記録再生出来ない領域である。
内周領域4は、BCA(Burst Cutting Area)10やドライブ領域(Drive Area)11や管理情報領域12などの領域を備える。
BCA10は、光ディスク1の製造工程で、特殊な装置を用いて、光ディスク1の関連情報や光ディスク1の固有の情報を含んでバーコード上に形成されるプリ記録領域であり、レーザで反射膜を除去して形成する領域である。BCA10には、例えば、光ディスク1に固有なシリアル(Serial)番号などの情報が格納される。
ドライブ領域11は、後述する光ディスクドライブの制御に必要な情報などを、記録する領域である。
管理情報領域12は、光ディスク1におけるデータ領域5の領域構造に関する情報や、欠陥ブロックに関する情報、或いは光ディスク1の記録状態を示す情報などの管理情報を過渡的に記録する領域である。
なお、内周領域4には、後述する光ディスクドライブ210の記録パワーの調整を行うためのOPC(Optimum Power Calibration)領域や、トラッキング/フォーカス調整を行うためのプリライト(PreWrite)領域などの領域も備えられているが、説明を省略する。
外周領域6は、必ずしも備えられていなくても良い。内周領域4と同様に外周領域6は、管理情報領域12、OPC領域、プリライト領域等が格納されてもよい。
[1−2.マガジンの構成]
図3Aは、本実施の形態におけるマガジンの構成を説明する図であり、図3Bは、本実施の形態におけるマガジンの外観図である。図3Aに示すように、マガジン101には複数の光ディスク1が格納される。本実施の形態においては、1つのマガジン101には、12枚の光ディスク1が格納されているものとする。
マガジン101は、光ディスク1の集積容量を向上させるため、トレイが設けられておらず、光ディスク1が直接積み重ねられたダイレクトスタック方式で格納されている。また、マガジン101は、外枠ケースとディスク収納箱で形成されており、光ディスク1を取り出すには、外枠ケースからディスク収納箱を取り出す。
なお、マガジン101の構成は一例であり、複数の光ディスク1が収納可能であればどのような形態や形状でも良い。
図3Bに示すように、マガジン101の外側にマガジン101に関する情報を格納するRFID(Radio Frequencyt IDentifier)タグ110が埋め込まれている。さらにマガジン101の外側に、RFIDタグ110と同様に、マガジン101に関する情報を格納するバーコード111が貼り付けられている。
図4は、本実施の形態におけるRFIDタグ110に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報の一例を説明する図である。図4に示すようにRFIDタグ110に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報には、マガジン101を特定するマガジン情報300と、特定されたマガジン101に格納されている複数の光ディスク1を特定するディスク情報301と、ユーザ情報302がある。
マガジン情報300は、マガジン101の製造時に確定される情報である。マガジン情報300は、マガジン101に固有の情報であるマガジン固有ID情報や、マガジン101の製造年月日、製造場所、格納されている光ディスク1のディスク枚数といったマガジン101の関連情報などが含まれる。図4においてマガジン情報300は、マガジン固有ID情報に、“0123456789”、製造年月日に、“2014年12月2日”、製造場所に、“A工場/ライン5”、ディスク枚数に、“12枚”が格納されている。マガジン情報300は、マガジン製造時に確定されると、書き換えられない情報である。
なお、これらはマガジン情報300の一例であり、マガジン101を一意に識別できる情報であれば、どのような情報であっても良い。
ディスク情報301は、マガジン101に格納されている12枚の光ディスク1に関する情報が格納される。具体的には、マガジン101に格納されている12枚の光ディスク1のそれぞれのBCA10に格納されるシリアル番号であるディスク固有ID情報と、12枚の光ディスク1のマガジン101内における位置情報とが格納される。
図4においてディスク情報301には、マガジン101の一番上の1枚目に、ディスク固有ID情報“00110000001”の光ディスク1、2枚目に、ディスク固有ID情報“00110000005”の光ディスク1、3枚目に、ディスク固有ID情報“00110000013”の光ディスク1、4枚目に、ディスク固有ID情報“00110000024”の光ディスク1、5枚目に、ディスク固有ID情報“00110000050”の光ディスク1、6枚目に、ディスク固有ID情報“00110000032”の光ディスク1、7枚目に、ディスク固有ID情報“00110000102”の光ディスク1、8枚目に、ディスク固有ID情報“00110000064”の光ディスク1、9枚目に、ディスク固有ID情報“00110000087”の光ディスク1、10枚目に、ディスク固有ID情報“00110000022”の光ディスク1、11枚目に、ディスク固有ID情報“00110000049”の光ディスク1、12枚目に、ディスク固有ID情報“00110000071”の光ディスク1が格納されている。
ディスク情報301は、マガジン製造時に、マガジン101に対して12枚の光ディスク1が特定されて確定されると、書き換えられない情報である。
ユーザ情報302は、マガジン101を使用するユーザが自由に記録できる。ユーザ情報302はマガジン101の製造時には不定、もしくは所定の情報が記録されており、マガジン101の使用中に必要に応じて任意の情報が記録される。例えば図4においてユーザ情報302には、“マガジン名”として“マガジンABC”という情報が格納される。
なお、ここで示した例はあくまで一例であり、ユーザが、任意の情報を設定できる。
以上のように、RFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報は、マガジン情報300とディスク情報301とユーザ情報302を含み、マガジン101を特定する情報と特定されたマガジン101に格納される12枚の光ディスク1を特定する情報を紐付けて記録され、後述する光ディスクライブラリ装置で管理される。
マガジン101を特定する情報と特定されたマガジン101に格納される12枚の光ディスク1を特定する情報を紐付けて記録することで、異常が発生した場合でも復旧できるようになる。例えば、後述の光ディスクライブラリ装置において、任意のマガジン101から任意の光ディスク1を取り出して使用している最中に、異常が発生した場合や、任意のマガジン101に格納されている12枚の光ディスク1が誤ってバラバラになった場合などに、マガジン101の外に出ている光ディスク1の、格納されていたマガジン101を特定し、特定したマガジン101内の元の位置を特定して復旧できる。
このようにマガジン101と光ディスク1とを紐付けて管理することで、マガジン101に対して光ディスク1を特定できる。
なお、マガジン‐ディスク紐付け情報は、少なくとも、マガジン情報300のマガジン固有ID情報とディスク情報301のディスク固有ID情報と位置情報を含んでいればよい。
さらに、RFIDタグ110に格納されるマガジン‐ディスク紐付け情報は、バーコード111にも格納される。
なお、バーコード111は、縞模様の一次元のバーコードであってもよいし、QRコード(登録商標)のような二次元バーコードであってもよい。
なお、本実施の形態では、RFIDタグ110とバーコード111を両方備えているとして説明するが、いずれか一方を備えていればよい。
なお、ディスク固有ID情報は、マガジン101に格納されている12枚の光ディスク1のそれぞれのBCA10に格納されるシリアル番号を格納するものとして説明を行ったが、光ディスク1を一意に特定できる情報であれば何でも良い。例えば、光ディスク1に対して固有な情報が格納されたRFIDタグが付与されており、そこに格納されている固有情報をディスク固有ID情報としても良い。
さらに、マガジン101の製造時において、マガジン101に格納する前にマガジン101内に格納する光ディスク1にプリフォーマットして、光ディスク1の所定の領域に光ディスク1に固有な情報を含んだ形で記録しておき、これをディスク情報301のディスク固有ID情報としてRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報に記録しても良い。光ディスク1に固有な情報としては、例えば、マガジン101のRFIDタグ110に格納されたマガジン固有ID情報と、マガジン101内の光ディスク1の位置情報を組み合わせることで生成しても良い。例えば、1枚目の光ディスク1の固有ID情報は、マガジン固有ID情報の“0123456789”と位置情報“01”とを組み合わせて“012345678901”、12枚目の光ディスク1の固有ID情報は、マガジン固有ID情報の“0123456789”と位置情報“12”とを組み合わせて“012345678912”としてもよい。
RFIDタグ110に記録されたマガジン‐ディスク紐付け情報は、半永久的な読み出しが保証されておらず、最終書き込みからの経過時間で劣化が進み、所定時間経過後、正しいデータが読み出せなくなる恐れがある。そのため、光ディスク1の所定の領域に、マガジン固有ID情報や、光ディスク1のマガジン101内の位置情報をディスク固有ID情報として記録しておくことで、50年単位で半永久的にマガジン101と光ディスク1の紐付け情報を保持することが出来る。さらに、光ディスク1から、光ディスク1に紐付けられたマガジン101のRFIDタグ110に格納されていたマガジン‐ディスク紐付け情報を復元し、再度、RFIDタグ110に記録しなおすことで、RFIDタグ110のデータを復旧することできるメリットも得られる。
[1−3.光ディスクライブラリシステムの構成]
図5は、本実施の形態における光ディスクライブラリシステムの構成図である。図5において、光ディスクライブラリシステム500は、光ディスクライブラリ装置200と、光ディスクライブラリ装置200を制御するホストサーバ230で構成される。光ディスクライブラリ装置200は、ホストI/Fである第一ホストI/F240と第二ホストI/F250を介して、ホストサーバ230と接続する。
光ディスクライブラリ装置200は、チェンジャ機構220と12台の光ディスクドライブ210を含む。更に光ディスクライブラリ装置200には、複数のマガジン101が装着可能である。マガジン101は、引き出しや、メールボックスなどを介して光ディスクライブラリ装置200から着脱可能に構成される。
第一ホストI/F240は、光ディスクライブラリ装置200のチェンジャ機構220と通信・制御を行うためのI/Fであり、例えばiSCSI(Internet Small Computer System Interface)やUSB(Universal Serial Bus)などが用いられる。
第二ホストI/F250は、光ディスクライブラリ装置200の12台の光ディスクドライブ210との通信・制御を行うためのI/Fであり、例えばSAS(Serial Attached SCSI)やiSCSI、FC(Fiber Channel)、或いはSATA(Serial ATA)などのパラレル通信方式が用いられる。ホストサーバ230からは、第二ホストI/F250を介して、12台の光ディスクドライブ210が1台ずつ制御可能に接続される。
なお、光ディスクライブラリ装置200にSAS−SATA変換基板などを備え、ホストサーバ230と光ディスクライブラリ装置200とはSAS接続し、光ディスクライブラリ装置200内では12台の光ディスクドライブ210それぞれとSATA接続するといった形態でも良い。
光ディスクライブラリ装置200のチェンジャ機構220は、マガジンキャリアメカ221とディスクキャリアメカ222の2つのメカと、これらの2つのメカを制御するためのマイクロコンピュータなどで構成される制御部223で構成されている。
マガジンキャリアメカ221は、ホストサーバ230の指示に基づいて、複数のマガジン101の中から1つのマガジン101を選択し、光ディスクドライブ210へ運搬する。マガジンキャリアメカ221は、マガジン101のRFIDタグ110やバーコード111の情報を読み取るために図示しないRFIDリーダやバーコードリーダを備えている。
ディスクキャリアメカ222は、ホストサーバ230の指示に基づいて、マガジンキャリアメカ221が運搬してきたマガジン101に格納されている12枚の光ディスク1を掴み、その中の所定の1枚の光ディスク1を、所定の光ディスクドライブ210に取り付ける。さらに、ディスクキャリアメカ222は、ホストサーバ230の指示に基づいて、所定の光ディスクドライブ210から所定の光ディスク1を取り外し、元のマガジン101に戻す。
光ディスクライブラリ装置200において、マガジンキャリアメカ221とディスクキャリアメカ222を動作させるためには、12台の光ディスクドライブ210が配置されている物理的な位置情報と、複数のマガジン101が配置されている物理的な位置情報が必要である。12台の光ディスクドライブ210と、複数のマガジン101は、物理的な位置は予め決まっている。
複数のマガジン101は、光ディスクライブラリ装置200の内部にマガジン101装着用の棚(stack)が用意されており、そこに取り付けられる。光ディスクライブラリ装置200の初期化処理やセットアップなどのタイミングで、複数のマガジン101の物理的な位置が確定する。
制御部223は、マガジン101が取り付けられている棚に対して、マガジンキャリアメカ221を用いてRFIDタグ110やバーコード111の読み取りを実施し、どの棚の位置にどのマガジン固有ID情報を持ったマガジン101が取り付けられているかを確定し、マガジン101の物理的な位置とマガジン101のマガジン固有ID情報を対応付けるマガジン対応情報を生成する。
12台の光ディスクドライブ210は、光ディスクドライブ210の物理的な結線による信号情報から光ディスクドライブ210の物理的な位置を特定する。
光ディスクドライブ210を特定する情報としては、光ディスクドライブ210の製造時に固有で割り振られるシリアル番号であるドライブ固有ID情報がある。
制御部223は、光ディスクドライブ210の物理的な位置とドライブ固有ID情報を対応づける光ディスクドライブ対応情報を生成する。
マガジン対応情報と光ディスクドライブ対応情報は、光ディスクライブラリ装置200、あるいはホストサーバ230で管理され、これらの情報を用いて制御部223は、マガジンキャリアメカ221を動作させ、ディスクキャリアメカ222を動作させる。
本実施の形態の光ディスクライブラリ装置200は、異常停止や故障などの場合に、光ディスクライブラリ装置200を復旧するための情報をホストサーバ230に通知する機能を備える。
具体的には、光ディスクライブラリ装置200は、RFIDタグ110およびバーコード111に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報を、第一ホストI/F240を介してホストサーバ230に通知する機能を備える。
更に、光ディスクライブラリ装置200は、異常停止や故障から復旧するために、チェンジャ機構220を特定するチェンジャ機構220の製造時に固有で割り振られるシリアル番号であるチェンジャ固有ID情報をホストサーバ230へ通知する機能と、チェンジャ機構220の状態情報、具体的には、マガジンキャリアメカ221がマガジン101を掴んでいる状態か掴んでいない状態かを示す状態と、マガジンキャリアメカ221がマガジン101を掴んでいる状態の場合に掴んでいるマガジン101のマガジン固有ID情報をホストサーバ230へ通知する機能を備える。
また、光ディスクライブラリ装置200は、異常停止や故障から復旧するために、光ディスクライブラリ装置200に備えられている12台の光ディスクドライブ210のドライブ固有ID情報をホストサーバ230へ通知する機能と、光ディスクドライブ210の状態情報、具体的には、光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されているか否かを示す状態と、光ディスクドライブ210が光ディスク1を装着している状態の場合に装着されている光ディスク1のディスク固有ID情報をホストサーバ230へ通知する機能を備える。
さらに、RFIDタグ110の情報を読み出せなくなったり、バーコード111が破損して読み出せなくなると、光ディスクライブラリ装置200は、ホストサーバ230にマガジン‐ディスク紐付け情報を通知できない。これを回避するため、光ディスクライブラリ装置200に不揮発メモリのようなメモリを備え、メモリにもRFIDタグ110やバーコード111と同じ情報を記憶しておいてもよい。
さらに、光ディスクライブラリ装置200にメモリを備えていたとしても、メモリを含む部品の交換修理などを行ってしまうと、メモリに記憶しておいたマガジン‐ディスク紐付け情報が消失する場合もある。
また、マガジン101のコストの観点から、RFIDタグ110やバーコード111にマガジン‐ディスク紐付け情報を格納するだけの容量が無い場合もある。
さらに、マガジン101の製造時にマガジン101に格納される全ての光ディスク1の情報を含んでRFIDタグ110にマガジン‐ディスク紐付け情報を記録すると、マガジン101の製造時のタクトが増加し、製造コストの増加に繋がり、RFIDタグ110にディスク情報301を格納できない場合もある。
また、光ディスクライブラリ装置200の制御部223が低性能で、全てのマガジン101に関する情報を管理出来ないような場合もある。
これらの状況にも対応できるように、光ディスクライブラリ装置200はホストサーバ230に対して、マガジン‐ディスク紐付け情報として必要になる情報を通知する機能を備える。例えば、API(application Programming Interface)でこれらのマガジン‐ディスク紐付け情報をホストサーバ230が取得する仕組みを提供する。これにより、マガジン‐ディスク紐付け情報をより確実に、より冗長性を持って扱うことが出来る。
図6は、本実施の形態における光ディスクライブラリシステムの情報管理イメージを説明する図である。図6に示すように、光ディスクライブラリ装置200は、不揮発性のメモリ270を備え、メモリ270にも、RFIDタグ110やバーコード111と同じマガジンーディスク紐付け情報を記憶する。メモリ270は、光ディスクライブラリ装置200の電源が落ちたとしても、不揮発性であるため、この情報は格納され続ける。
光ディスクライブラリ装置200からホストサーバ230へ第一ホストI/F240を介してマガジン‐ディスク紐付け情報、チェンジャ固有ID情報、ドライブ固有ID情報を通知する機能を備えているので、ホストサーバ230はこれらの情報を管理できる。また、ホストサーバ230は、SSD(Solid State Drive)やHDDのような外部メモリを接続してバックアップし、さらに冗長性を保つことができる。
ここで、メモリ270は不揮発性であるとして説明を行ったが、揮発性メモリであっても同様の効果を得ることができる。例えば光ディスクライブラリ装置200は、ディスク固有ID情報に相当するマガジンに装着された光ディスク1のシリアル番号であるBCA情報や、装着されているマガジンのマガジン固有ID情報などを、任意のタイミングで取得して揮発性メモリに備えておき、APIで要求を受けた場合にそれらの情報を通知してもよい。
更には、マガジン製造メーカが、マガジン製造時のマガジン‐ディスク紐付け情報を管理してもよい。この場合、ホストサーバ230は、インターネットなどを介してマガジン製造メーカのサーバにアクセスし、マガジン製造時のマガジン‐ディスク紐付け情報を取得する。
このような構成をとることで、例えばRFIDタグ110が読み出せなくなった場合や、バーコード111が破損してしまったような場合などでも、ホストサーバ230でマガジン‐ディスク紐付け情報を保持しているので、RFIDタグ110にマガジン‐ディスク紐付け情報を再度書き直したり、新たなバーコード111を貼り付けたりすることで、マガジン‐ディスク紐付け情報を復元できる。
更に、RFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報が読み出せなくなったマガジン101に格納されていた光ディスク1が、任意の光ディスクドライブ210に装填された状態で光ディスクライブラリ装置200が異常停止してしまったような場合であっても、ホストサーバ230は、光ディスクドライブ210の状態情報を取得し、装填された光ディスク1のディスク固有ID情報を取得し、ホストサーバ230が保持するマガジン‐ディスク紐付け情報、もしくはマガジン製造メーカのデータベースに保持されるマガジン‐ディスク紐付け情報と照合すれば、装填された光ディスク1の戻るべきマガジン101を見つけて復旧することができる。
また、RFIDタグ110やバーコード111に、マガジン‐ディスク紐付け情報ではなく、マガジン固有ID情報のみが記録されている場合であっても、このマガジン固有ID情報に基づいてホストサーバ230またはマガジン製造メーカのサーバに格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報に照合することで、光ディスク1を特定することが出来る。
なお、本実施の形態の光ディスクライブラリシステム500において、ホストI/Fとして、第一ホストI/F240と、第二ホストI/F250を介してホストサーバ230と光ディスクライブラリ装置200が接続される構成で説明したが、接続の形態はこの限りではない。例えば、光ディスクライブラリ装置200にチェンジャ機構220と光ディスクドライブ210の両方を制御可能なCPUボードを備えれば、ホストサーバ230と光ディスクライブラリ装置200は1つのホストI/Fで接続して制御するような接続の形態でも良い。
ここで、一般的にチェンジャシステムやライブラリシステムは、各動作や情報取得をエレメントアドレスの単位で実施されることが多い。エレメントとは、メディア移送部やデータ転送部やストレージなどを指す。例えば、光ディスクライブラリ装置200では、メディア移送部としてチェンジャ機構220や、データ転送部として1台の光ディスクドライブ210が1つのエレメントである。ストレージについては注意が必要である。例えば、先行技術文献で開示されている装置では、マガジンに備えられた複数の光ディスクをまとめて扱うことが前提であったため、ストレージとしてマガジンが1つのエレメントであり、マガジン単位でエレメントアドレスが付与されていた。本実施の形態においては、ストレージとして、マガジン101内に格納されている1枚の光ディスク1が、1つエレメントであり、光ディスク1枚単位でエレメントアドレスが付与される。より具体的には、アクセス可能な単位ということで、マガジン101内の12枚の光ディスク1の物理的な位置それぞれに対してエレメントアドレスが付与される。つまり、1つのマガジン101に12枚の光ディスク1が格納されている場合、1つのマガジン101に対して、12個のエレメントアドレスが付与され、複数のマガジン101が光ディスクライブラリ装置200に存在する場合は、全てのマガジン101の全ての光ディスク1にエレメントアドレスが付与される。
エレメントアドレスは、使用中に変更されるとホスト側の制御が破綻する。そのため、光ディスクライブラリ装置200に存在する光ディスク1は、常に同じエレメントアドレスが付与される必要がある。例えば、図4で示したような、RFIDタグ110などに備えられるマガジン情報300に含まれるマガジン固有ID情報や、ディスク情報301に含まれる位置情報、或いはディスク固有ID情報を用いて、1枚の光ディスク1に同じエレメントアドレスが付与されるように制御する。例えば、マガジン固有ID情報が“0123456789”のマガジン101に対して、エレメントアドレス「0番」から「11番」が割り振られ、別のマガジン101に対して、エレメントアドレス「12番」から「23番」が割り振られる。また、マガジン固有ID情報が“0123456789”のマガジン101に含まれる12枚の光ディスク1のうち、位置情報が1枚目の光ディスク1にエレメントアドレス「0番」を、2枚目の光ディスク1に「1番」を、・・・、12枚目の光ディスク1に「11」番を割り当てる、といようにエレメントアドレスが付与される。
本実施の形態では、異常停止などが発生した場合も含めて、常にマガジン101と、その中に格納された光ディスク1の組み合わせ、およびマガジン101における光ディスク1の位置を元に戻すことができることを説明した。言い換えれば、光ディスクライブラリ装置200を使用している間に異常状態に陥った場合も含めて、光ディスク1に対して決まったエレメントアドレスを付与することが可能になる。
なお、チェンジャ機構220はマガジンキャリアメカ221とディスクキャリアメカ222の2つのメカを備える構成で説明したが、これに限らない。例えば、マガジン101がダイレクトスタック方式で格納されているのではなく、トレイが設けられ、1枚ずつ光ディスク1を抜き出し可能な場合は、マガジンキャリアメカ221が不要であり、ディスクキャリアメカ222のみの構成でよい。
なお、第二ホストI/F250は、パラレル通信方式の接続だけでなく、シリアル通信方式の接続でもよい。さらに、チェンジャ機構220と光ディスクドライブ210の接続がシリアル通信方式で接続されても良い。光ディスクドライブ210がトレイ型ドライブの場合、トレイ制御を行う時に第二ホストI/F250とは別に制御することができる。
[2.復旧処理]
次に、光ディスクライブラリ装置200の異常停止時の復旧処理について説明する。光ディスク1が、光ディスクドライブ210に装着されたまま異常停止した場合の復旧処理について説明する。
[2−1.RFIDタグのマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合]
図7は、本実施の形態における、復旧処理のフローチャートである。ここでは、RFIDタグ110に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合について説明する。ホストサーバ230は、光ディスクライブラリ装置200の12台の光ディスクドライブ210それぞれに対して、以下のステップを実施する。
(ステップS701)ホストサーバ230は、第二ホストI/F250を介して光ディスクドライブ210に対して光ディスク1の起動要求を出す。光ディスクドライブ210は、ホストサーバ230からの起動要求を受けて光ディスク1を起動する。光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されていれば起動し、光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されていなければ起動しない。光ディスクドライブ210は、第二ホストI/F250を介してホストサーバ230へ起動要求に対する結果を返す。光ディスクドライブ210が起動した場合、結果として「成功(Good)」を返し、光ディスクドライブ210が起動しなかった場合、結果として「ディスク無し(NoDisc)」を返す。ホストサーバ230は、起動要求の結果により、光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されているか否かの判断ができる。光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されている場合(Yesの場合)は、ステップS702へ進み、光ディスクドライブ210に光ディスク1が装着されていない場合(Noの場合)は、処理を終了する。
(ステップS702)ホストサーバ230は、第二ホストI/F250を介して光ディスクドライブ210へ装着されている光ディスク1のディスク固有ID情報の取得要求を出す。光ディスクドライブ210は、光ディスク1のBCA10中に格納されているシリアル番号を読み出し、ディスク固有ID番号を第二ホストI/F250を介してホストサーバ230へ返す。
(ステップS703)ホストサーバ230は、第一ホストI/F240を介してチェンジャ機構220へマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報の取得要求を出す。チェンジャ機構220は、任意のマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報を読み出し、第一ホストI/F240を介してホストサーバ230へ通知する。
ここで、このRFID情報中には、少なくともマガジン固有ID情報や、格納されている光ディスク1のディスク固有ID情報や、対応する光ディスク1の位置情報が含まれている。上述したように、光ディスクライブラリ装置200は、エレメントアドレス単位で情報取得の指示が行われる。しかし、マガジン101に対してエレメントアドレスは付与されない。そのためステップ703でマガジン101のRFID情報を取得する場合は、1つのマガジンに12個のエレメントが存在するため、例えば、エレメントアドレス「0番」のエレメントが格納されたマガジン101のRFID情報、エレメントアドレス「12番」のエレメントが格納されたマガジン101のRFID情報、というように情報取得することで実現する。
(ステップS704)ホストサーバ230は、取得したマガジン‐ディスク紐付け情報の中に光ディスクドライブ210に装着されている光ディスク1のディスク固有ID情報に合致するディスク固有ID情報があるか否かを確認する。合致するディスク固有ID情報がある場合(Yesの場合)は、ステップS705へ進み、合致するディスク固有ID情報がない場合(Noの場合)は、ステップS703へ戻る。
(ステップS705)ホストサーバ230は、第一ホストI/F240を介して、チェンジャ機構220に、取得したマガジン‐ディスク紐付け情報からマガジン固有ID情報と光ディスク1のディスク固有ID情報と位置情報とマガジン対応情報を用いて、光ディスク1を元のマガジン101に戻す指示を出す。チェンジャ機構220は、光ディスク1を元のマガジン101に戻す。
ホストサーバ230は、復旧処理の最中にマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報を取得するものとして説明を行った。しかし、マガジン‐ディスク紐付け情報の取得のタイミングはこれに限らない。光ディスクライブラリ装置200の電源投入時など、復旧処理の前に取得しても良い。
ホストサーバ230は、光ディスクドライブ210ごとに上記の復旧処理を行うものとして説明を行ったが、これに限らない。ホストサーバ230は、初めに12台全ての光ディスクドライブ210に対して光ディスク1が装着されているか否かを判定し、装着されている全ての光ディスク1に対してまとめて、ステップS702〜ステップS705を実施してもよい。
[2−2.光ディスクのマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合]
図8は、本実施の形態における、復旧処理のフローチャートである。ここでは、光ディスク1に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合について説明する。図7で説明したステップと同じ処理は、同じステップ番号を付与し、その説明を省略する。ホストサーバ230は、光ディスクライブラリ装置200の12台の光ディスクドライブ210それぞれに対して、以下のステップを実施する。
(ステップS802)ホストサーバ230は、第二ホストI/F250を介して、光ディスクドライブ210に装着されている光ディスク1のディスク固有ID情報とマガジン‐ディスク紐付け情報を取得する要求を出す。光ディスクドライブ210は、光ディスク1のディスク固有ID情報とマガジン‐ディスク紐付け情報を取得し、第二ホストI/F250を介して、光ディスク1のディスク固有ID情報とマガジン‐ディスク紐付け情報をホストサーバ230へ通知する。
(ステップS803)ホストサーバ230は、第一ホストI/F240を介してチェンジャ機構220へ任意のマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報の取得要求を出す。チェンジャ機構220は、任意のマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報を読み出し、読み出したマガジン‐ディスク紐付け情報から任意のマガジン101のマガジン固有ID情報を第一ホストI/F240を介してホストサーバ230へ通知する。ホストサーバ230は、マガジン固有ID情報を取得する。
(ステップS804)ホストサーバ230は、マガジン‐ディスク紐付け情報の中に取得したマガジン固有ID情報が有るか否かを確認する。マガジン固有ID情報が有る場合(Yesの場合)は、ステップS705へ進み、マガジン固有ID情報がない場合(Noの場合)は、ステップS803へ戻る。
ホストサーバ230は、復旧処理の最中にマガジン101のRFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報からマガジン固有ID情報を取得するものとして説明を行った。しかし、マガジン固有ID情報の取得のタイミングはこれに限らない。光ディスクライブラリ装置200の電源投入時など、復旧処理の前に、取得しても良い。
なお、RFIDタグ110にマガジン‐ディスク紐付け情報が格納されているものとして説明したが、これに限らない。RFIDタグ110にマガジン固有ID情報のみが格納されていてもよい。
ホストサーバ230は、光ディスクドライブ210ごとに上記の復旧処理を行うものとして説明を行ったが、これに限らない。ホストサーバ230は、初めに12台全ての光ディスクドライブ210に対して光ディスク1が装着されているか否かを判定し、装着されている全ての光ディスク1に対してまとめて、ステップS802〜ステップS804、ステップS705を実施してもよい。
[2−3.マガジン製造メーカのサーバのマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合]
図9は、本実施の形態における、復旧処理のフローチャートである。ここでは、RFIDタグ110に格納されている情報がマガジン固有ID情報のみであり、マガジン製造メーカのサーバのマガジン‐ディスク紐付け情報を用いる場合について説明する。図7で説明したステップと同じ処理は、同じステップ番号を付与し、その説明を省略する。ホストサーバ230は、光ディスクライブラリ装置200の12台の光ディスクドライブ210に対して、以下のステップを実施する。
(ステップS903)ホストサーバ230は、マガジン製造メーカのサーバから、取得したディスク固有ID情報を含むマガジン‐ディスク紐付け情報を取得する。
(ステップS904)ホストサーバ230は、第一ホストI/F240を介して、チェンジャ機構220へ任意のマガジン101のマガジン固有ID情報の取得の要求を出す。チェンジャ機構220は、任意のマガジン101のRFIDタグ110に記録されたマガジン固有ID情報を取得し、第一ホストI/F240を介して、ホストサーバ230へ通知する。
(ステップS905)ホストサーバ230は、取得したマガジン固有ID情報がマガジン‐ディスク紐付け情報のディスク固有ID情報と一致する否かを確認する。合致した場合(Yesの場合)は、ステップS705へ進み、合致しない場合(Noの場合)は、ステップS904へ戻る。
ホストサーバ230は、復旧処理の最中にマガジン101のRFIDタグ110のマガジン固有ID情報を取得するものとして説明を行った。しかし、マガジン固有ID情報の取得のタイミングはこれに限らない。光ディスクライブラリ装置200の電源投入時など、復旧処理の前に、全てのマガジン101のRFIDタグ110のマガジン固有ID情報を取得しても良い。
ホストサーバ230は、光ディスクドライブ210ごとに上記の復旧処理を行うものとして説明を行ったが、これに限らない。ホストサーバ230は、初めに12台全ての光ディスクドライブ210に対して光ディスク1が装着されているか否かを判定し、装着されている光ディスク1全てに対してまとめて、ステップS702、ステップS903〜ステップS905、ステップS705を実施してもよい。
[3.効果等]
以上のように、本実施の形態の光ディスクライブラリ装置によれば、光ディスクライブラリ装置の故障や異常停止などのトラブルが発生した場合において、光ディスク1が格納されていたマガジン101とマガジン101の中での光ディスク1の配置を特定することができ、元の状態に復旧できる。
また、光ディスクライブラリ装置200の故障や異常停止として、チェンジャ機構220のディスクキャリアメカ222が光ディスク1を掴んだままで停止する場合もある。この場合の復旧処理として、ホストサーバ230は、チェンジャ機構220の状態情報を取得して、ディスクキャリアメカ222が掴んでいる光ディスク1を任意の光ディスクドライブ210に装着した後に、上述の復旧処理を行えばよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、任意のマガジン101の12枚の光ディスク1のマガジン101内の配置は、固定である前提で説明した。
実施の形態2では、任意のマガジン101の12枚の光ディスク1のマガジン101内の配置が、固定でない場合について説明する。具体的には、マガジン101から取り出した光ディスク1をマガジン101に戻す時に、マガジン101内の一番下の配置に戻す場合について説明を行う。
本実施の形態では、マガジン101にはRFIDタグ110が備えられ、マガジン‐ディスク紐付け情報を格納しているものとする。本実施の形態において、マガジン‐ディスク紐付け情報は、マガジン101の光ディスク1の実際の配置が変更される毎に書き換えられる。
図10A、図10B及び図10Cは、本実施の形態におけるRFIDタグ110に格納されているマガジン‐ディスク紐付け情報の一例を示す図である。実施の形態1のマガジン‐ディスク紐付け情報と異なる箇所は、マガジン101に格納されている複数の光ディスク1を特定するディスク情報1001である。ディスク情報1001は、光ディスク1の実際の配置を示す実位置情報を含む。
図10Aは、マガジン101出荷時のマガジン‐ディスク紐付け情報であり、位置情報と実位置情報は同じである。
図10Bは、マガジン101から、6枚目の光ディスク1が光ディスクドライブ210に装着された後に書き換えられたマガジン‐ディスク紐付け情報である。6枚目の光ディスク1の実位置情報が、マガジン101に存在しないことを示す“―”であり、位置情報が7枚目以降、12枚目の光ディスク1の実位置情報は、1枚繰り上がり、位置情報が7枚目の実位置情報は“06”、位置情報が8枚目の実位置情報は“07”である。
図10Cは、位置情報が6枚目の光ディスク1が再びマガジン101の一番下に戻された後に書き換えられたマガジン‐ディスク紐付け情報である。位置情報が6枚目の光ディスク1の実位置情報は“12”になる。
以上のように、本実施の形態の光ディスクライブラリ装置によれば、RFIDタグ110のマガジン‐ディスク紐付け情報のディスク情報1001に実位置情報を含み、任意のマガジン101の12枚の光ディスク1のマガジン101内の配置が固定でない場合に、光ディスクライブラリ装置の故障や異常停止などのトラブルが発生した場合においても、光ディスク1が格納されていたマガジン101とマガジン101の中での光ディスク1の配置を特定することができ、元の状態に復旧できる。
なお、本実施の形態では、マガジン101に光ディスク1が戻る場合には、一番下に戻されるものとして説明を行ったが、これに限らない。例えば、一番上に戻されても良い。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示の技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示の技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1および実施の形態2では、マガジン101に格納されている光ディスク1は12枚であるとしたが、これに限らず、複数枚であれば何枚であっても良い。また、光ディスク1は、追記型であるとしたが、これに限らず、書換え型の光ディスクでもよい。
また、実施の形態1および実施の形態2では、光ディスクライブラリ装置200の光ディスクドライブ210を12台、マガジン101に格納される光ディスク1を12枚として説明を行ったが、これらは同じ数で無くてもよい。
実施の形態1および実施の形態2の光ディスクライブラリシステム500において、光ディスクライブラリ装置200は1つであるものとして説明を行ったが、これに限らない。複数の光ディスクライブラリ装置200がホストサーバ230に接続されていてもよい。さらに、複数の光ディスクライブラリ装置200は、それぞれの光ディスクライブラリ装置200において、マガジンキャリアメカ221を含まず、1つのマガジンキャリアメカ221を複数の光ディスクライブラリ装置200で共有する構成であってもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、可搬型の光ディスクをアーカイブ用途の光ディスクライブラリ装置に適用可能である。また、本開示は、複数のユーザから複数の光ディスクへ同時に記録再生を行うマルチアクセスが望まれる光ディスクライブラリ装置にも適用可能である。
1 光ディスク
2 トラック
3 ブロック
4 内周領域
5 データ領域
6 外周領域
10 BCA
11 ドライブ領域
12 管理情報領域
13 ISA
14 ユーザデータ領域
15 OSA
101 マガジン
110 RFIDタグ
111 バーコード
200 光ディスクライブラリ装置
210 光ディスクドライブ
220 チェンジャ機構
221 マガジンキャリアメカ
222 ディスクキャリアメカ
223 制御部
230 ホストサーバ
240 第一ホストI/F
250 第二ホストI/F
270 メモリ
300 マガジン情報
301,1001 ディスク情報
302 ユーザ情報
500 光ディスクライブラリシステム

Claims (12)

  1. 複数の光ディスクを収納する、1つ以上のマガジンと、
    前記光ディスクに記録再生を行う、複数の光ディスクドライブと、
    前記マガジンを保持し前記マガジンに収納される任意の前記光ディスクを、任意の前記光ディスクドライブに着脱するチェンジャ機構と、
    前記チェンジャ機構を制御する制御部と、を備え、
    前記マガジンは、前記マガジンを特定するマガジン情報と前記マガジンに収納される複数の前記光ディスクを特定するディスク情報とを紐付けるマガジン‐ディスク紐付け情報を含み、
    前記制御部は、前記マガジンに含まれる前記マガジン‐ディスク紐付け情報を出力する、
    光ディスクライブラリ装置。
  2. 前記チェンジャ機構は、前記マガジンを搬送するマガジンキャリアメカと、前記マガジンに収納される任意の前記光ディスクを任意の前記光ディスクドライブに着脱するディスクキャリアメカとを含む、
    請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  3. 前記マガジン情報は、前記マガジンを特定するマガジン固有ID情報を含み、
    前記ディスク情報は、前記光ディスクを特定する光ディスク固有ID情報と前記光ディスクの前記マガジン内の位置を特定する位置情報の組を、複数含む、
    請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  4. 前記制御部は、
    前記ディスクキャリアメカを特定するチェンジャ固有ID情報を出力する、
    請求項2に記載の光ディスクライブラリ装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ディスクキャリアメカの前記マガジンの保持状態と、前記マガジンを保持している場合前記マガジンを特定する前記マガジン固有ID情報とを状態情報として出力する、
    請求項4に記載の光ディスクライブラリ装置。
  6. 前記制御部は、
    前記光ディスクドライブを特定するドライブ固有ID情報を出力する、
    請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  7. 前記制御部は、
    前記光ディスクドライブの前記光ディスクの装着状態と、前記光ディスクを装着している場合前記光ディスクを特定する前記光ディスク固有ID情報とを状態情報として出力する、
    請求項6に記載の光ディスクライブラリ装置。
  8. 前記マガジンは、前記マガジン‐ディスク紐付け情報を格納するRFID(Radio Frequencyt IDentifier)タグを備える、
    請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  9. 前記マガジンは、前記マガジン‐ディスク紐付け情報を格納するバーコードを備える、
    請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置。
  10. 光ディスクライブラリ装置で記録再生される、前記光ディスクライブラリ装置に備えられるマガジンに収納された光ディスクであって、
    収納されている前記マガジンを特定するマガジン情報と前記光ディスクを特定するディスク情報とを紐付けるマガジン‐ディスク紐付け情報を含む、
    光ディスク。
  11. 前記マガジン情報は、前記マガジンを特定するマガジン固有ID情報を含み、
    前記ディスク情報は、前記光ディスクを特定する光ディスク固有ID情報と前記光ディスクの前記マガジン内の位置を特定する位置情報とを含む、
    請求項10に記載の光ディスク。
  12. 請求項1に記載の光ディスクライブラリ装置と、
    前記光ディスクドライブ装置を制御するホストサーバと、を備え、
    前記ホストサーバは、
    前記光ディスクドライブ装置から前記マガジン‐ディスク紐付け情報を取得し、前記マガジン‐ディスク紐付け情報に基づいて、前記光ディスクライブラリ装置を制御する、
    光ディスクライブラリシステム。
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