JP2016110671A - 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム - Google Patents

光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016110671A
JP2016110671A JP2014245498A JP2014245498A JP2016110671A JP 2016110671 A JP2016110671 A JP 2016110671A JP 2014245498 A JP2014245498 A JP 2014245498A JP 2014245498 A JP2014245498 A JP 2014245498A JP 2016110671 A JP2016110671 A JP 2016110671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disc
optical
optical disk
disk
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014245498A
Other languages
English (en)
Inventor
孝広 佐藤
Takahiro Sato
孝広 佐藤
日野 泰守
Yasumori Hino
泰守 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014245498A priority Critical patent/JP2016110671A/ja
Publication of JP2016110671A publication Critical patent/JP2016110671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスクが交換されたことを検知する光ディスク装着方法を提供する。【解決手段】データを記録再生するための複数の光ディスク記録媒体にデータを記録再生するための複数の光ディスクドライブ200と、光ディスク記録媒体を光ディスク記録再生装置に搬送する光ディスク移送手段103とで構成された光ディスクライブラリ装置100の光ディスク装着方法であって、光ディスクドライブ200は、光ディスク記録媒体が装着されると、光ディスク記録媒体の識別情報である光ディスク識別情報を取得する第1の光ディスク装着手順と、光ディスク識別情報に関連した起動情報を受信することで、光ディスク装着処理を行う第2の光ディスク装着手順を実行して、光ディスクの装着処理を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、光ディスクにデータの記録再生を光ディスクライブラリ装置において、光ディスクが交換されたことを検知する光ディスク装着方法に関する。
近年、大容量データの長期保存を行うために、光ディスクを複数枚格納した光ディスクライブラリ装置が注目されている。光ディスクライブラリ装置では、格納されている光ディスクをチェンジャー機構によって光ディスクドライブに搬送して、データの記録、再生を行う。
大容量データの長期保存を行うために、光ディスクライブラリ装置では、高い品質を持った光ディスクを使用する必要がある。
光ディスクライブラリ装置では、装置内に格納されている光ディスクを装置外の光ディスクと入れ替えることが可能な装置がある。特許文献1では、光ディスクドライブを複数備え、複数枚格納された光ディスクをチェンジャー機構によって前記光ディスクドライブに装着する光ディスクライブラリ装置が開示されている。
光ディスクライブラリ装置では装置内に格納されている光ディスクの内容を管理するために、光ディスクライブラリ装置内のメモリ、または、光ディスクライブラリ装置を制御するホストに、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスクの情報リストを持ち、光ディスクの入れ替えが行われた後には、装置内に格納されている光ディスクの内容を確認してリストの更新を行っている。
特許文献2では、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスクはバーコードの貼り付けられたカートリッジに格納されており、光ディスクの入れ替えが行われた際には、各カートリッジのバーコードを読み取って、光ディスクライブラリ装置内の光ディスクの管理リストを更新する方法が開示されている。
特開2014−191839号公報 特開平9−128476号公報
本開示は、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスクが交換されたことを検知する光ディスク装着方法を提供する。
本開示における光ディスク装着方法は、データを記録再生するための複数の光ディスク記録媒体にデータを記録再生するための複数の光ディスク記録再生装置と、光ディスク記録媒体を光ディスク記録再生装置に搬送する光ディスク搬送装置とで構成された光ディスクライブラリ装置の光ディスク装着方法であって、光ディスク記録再生装置は、光ディスク記録媒体が装着されると、光ディスク記録媒体の識別情報である光ディスク識別情報を取得する第1の光ディスク装着手順と、光ディスク識別情報に関連した起動情報を受信することで、光ディスク装着処理を行う第2の光ディスク装着手順を実行して、光ディスクの装着処理を行う。
また、光ディスクライブラリ装置は、メモリに格納したディスク情報テーブルを備え、ディスク情報テーブルは、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、光ディスク記録媒体を光ディスク記録再生装置に装着する際に、第1の光ディスク装着手順が完了した後、光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得する取得ステップと、光ディスク記録再生装置から取得した光ディスク識別情報とディスク情報テーブルに格納されている光ディスク識別情報を比較する比較ステップと、を実行し、比較ステップによって第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する。
また、光ディスクライブラリ装置外部のホストは、メモリに格納したディスク情報テーブルを備え、ディスク情報テーブルは、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、ホストは、光ディスク記録媒体を光ディスク記録再生装置に装着する際に、第1の光ディスク装着手順が完了した後、光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得する取得ステップと、光ディスク記録再生装置から取得した光ディスク識別情報とディスク情報テーブルに格納されている光ディスク識別情報を比較する比較ステップと、を実行し、比較ステップによって第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する。
また、ディスク情報テーブルは、光ディスク記録媒体を光ディスク記録再生装置に以前装着した際に取得した光ディスク記録媒体の装着パラメータを含み、比較ステップによって、第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないと判断した場合は、装着パラメータを含んだ情報を起動情報として光ディスク記録再生装置に通知し、光ディスク装着処理を行う。
また、光ディスク記録再生装置は、装着パラメータを含んだ起動情報を受信し、第2の光ディスク装着手順の処理の一部または全部を省略して実行する。
また、装着パラメータは、光ディスク記録媒体に対して情報の記録や再生を行う際に使用する光ディスク管理情報を含み、第2の光ディスク装着手順において、光ディスク記録媒体からの光ディスク管理情報の取得処理の一部または全部を行わないことを特徴とする。
また、装着パラメータは、光ディスク記録媒体に対してデータの記録または再生を行うために調整した調整パラメータを含み、第2の光ディスク装着手順において、光ディスク記録媒体に対する調整処理の一部または全部を行わない。
本開示における光ディスク装着方法は、光ディスクライブラリ装置に格納されている光ディスクが交換されたことを検知するのに有効である。
実施の形態1における光ディスクライブラリ装置の構成を示すブロック図 実施の形態1における光ディスクドライブの構成を示すブロック図 実施の形態1におけるディスク情報テーブルの構成を示す説明図 実施の形態1における従来の光ディスクドライブに光ディスクを装着する手順を示したフローチャート 実施の形態1における光ディスクを光ディスクドライブに第1の装着手順で装着する手順を示したフローチャート 実施の形態1における光ディスクを光ディスクドライブに第2の装着手順で装着する手順を示したフローチャート 実施の形態1および実施の形態2におけるディスク情報テーブルに拡張情報を付与したテーブルの構成を示す説明図 実施の形態1および実施の形態2における光ディスクライブラリ装置で光ディスクドライブに光ディスクを装着する手順を示したフローチャート 実施の形態1における光ディスクが使用許可ディスクかどうかを判定する手順を示したフローチャート 実施の形態2における光ディスクライブラリ装置の構成を示すブロック図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜9を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.光ディスクライブラリ装置の構成]
図1は、実施の形態1にかかる光ディスクライブラリ装置の構成を示すブロック図である。
光ディスクライブラリ装置100は、複数の光ディスクを格納する光ディスク格納手段101、光ディスクの記録、再生を行う複数の光ディスクドライブ200、レール104に沿って移動する光ディスク移送手段103、ディスク情報テーブル109を格納するメモリ105、光ディスク移送手段103や光ディスクドライブ200の制御や、ディスク情報テーブルを用いて光ディスク格納手段101に格納されている光ディスクの内容を管理する光ディスクライブラリ装置制御手段106、ホスト110と光ディスクライブラリ装置100の通信を行う通信手段107から構成される。
光ディスク格納手段101は、光ディスクを格納するために用いる場所で、光ディスクは、図示していないカートリッジに格納されて、光ディスク格納手段101に格納されている。本実施の形態では、光ディスク格納手段101に、光ディスクが15枚格納できる例を示す。説明のため、格納位置を示す1から15の番号を光ディスク格納手段101に記載する。なお、光ディスク格納手段に格納できる光ディスクの数は、15枚に限定されず、装置によって異なっても良いし、格納位置の順番も、一意に判断できる位置であれば、どのような順序でも良い。
光ディスクドライブ200は、光ディスクライブラリ装置制御手段106と、シリアルATAケーブルなどのケーブルによって接続され、光ディスクライブラリ装置制御手段106からの指示に応じて、ホストから転送されたデータの光ディスクへの記録や、光ディスクからデータを読み出し、光ディスクライブラリ装置制御手段106へ送信してホスト110への転送を行う。本実施の形態では、光ディスクライブラリ装置100に光ディスクドライブ200が5台含まれる例を示す。説明のため、格納位置を示す1から5の番号を光ディスクドライブ200に記載し、上から順に、ドライブ1、ドライブ2、ドライブ3、ドライブ4、ドライブ5と呼ぶ。なお、光ディスクライブラリ装置100に含まれる光ディスクドライブ200の数は、5台に限定されず、装置によって異なっても良いし、格納位置の順番も、一意に判断できる位置であれば、どのような順序でも良い。本実施の形態の光ディスクドライブ200の構成に関しては、後に詳細に述べる。
光ディスク移送手段103は、光ディスクライブラリ装置制御手段106とフレキシブルフラットケーブル(FFC)などのケーブルで接続され、光ディスクライブラリ装置制御手段106からの制御指示によってレール104に沿って移動し、光ディスク格納手段101に格納されている光ディスクの任意の光ディスクドライブ200への装着や、任意の光ディスクドライブ200に装着されている光ディスクの光ディスク格納手段101への移送を行う。光ディスク移送手段103、光ディスクの移送を行う際には、光ディスクのカートリッジからの排出やカートリッジへの格納を併せて行う。
光ディスクライブラリ装置制御手段106は、ホスト110からのコマンド発行により、光ディスクライブラリ装置100の制御を行う。コマンドとしては、チェンジャー制御を行うSMC(SCSI Media Changer Commands)や、光ディスクドライブ制御を行うMMC(Multi Media Commands)などが考えられるが、光ディスクライブラリ装置固有の独自コマンドであっても良い。
通信手段107は、光ディスクライブラリ装置100とホスト110の通信を行うためのI/Fであり、例えばSAS(Serial Attached SCSI)やiSCSI(Internet Small Computer System Interface)、FC(Fiber Channel)、或いはSATA(Serial ATA)などが用いられる。
[1−1−2.光ディスクドライブの構成]
図2は、実施の形態1にかかる光ディスクドライブの構成を示すブロック図である。
光ディスクドライブ200は、Blu−ray(登録商標) Discなどの任意の光ディスク201を回転させるディスクモータ202と、光ディスク201にレーザを照射するOPU(Optical Pick Up)203と、OPU203から読み取られた信号の2値化やクロックの生成を行う信号処理手段204と、OPU203から出力されるレーザのパワーやパルス幅の設定を行うレーザ制御手段205と、ディスクモータ202の回転数やOPU203の動作の制御を行うサーボ手段206と、レーザ制御手段205へのレーザパワーの設定やサーボ手段206への制御コマンドの発行を行い、光ディスクドライブ200全体の動作の制御や、信号処理手段204から読み取った信号を解釈し光ディスク201上のデータの取得を行うシステム制御手段207と、光ディスクライブラリ装置制御手段106との通信を行う通信手段209と、光ディスク201から読み取った情報の一時的な保存や、通信手段209から受信した光ディスク201へ記録する情報の格納を行うメモリ210と、光ディスク201からのディスクID情報の読み取りや、通信手段209から受信したディスクID情報に応じて処理の切り替えを制御するディスクID情報処理手段208から構成される。
光ディスク201には、ディスクID情報領域211とDMA領域212とユーザデータ領域213が含まれる。
ディスクID情報領域211は、Blu−ray Discでは、BCA(Burst Cutting Area)領域と呼ばれ、光ディスク201の製造段階において、特殊な装置を用いて記録されるユーザが直接記録再生できない領域である。ディスクID情報領域211には、光ディスクのシリアル番号情報、ディスク種別情報、ディスク製造メーカ情報などのディスクID情報が格納される。
なお、ディスクID情報領域211は、BCA領域には限定されず、ディスクをユニークに識別可能な情報が記載された他の領域でも良い。
ディスクID情報の内容や、ディスクID情報処理手段208の動作に関しては、後に詳細に述べる。
DMA領域212は、ディスク管理情報が記録された領域である。ディスク管理情報とは、ユーザデータの記録、再生を行うユーザデータ領域213の領域構造に関する情報や、欠陥ブロックに関する情報、データの記録開始位置、記録終端位置などの情報を含み、光ディスク201にデータの記録、再生を行う際に必要な情報である。
[1−1−3.ディスク情報テーブルの構成]
図3は、実施の形態1にかかるディスク情報テーブルの構成を示す図である。
格納位置は、光ディスク格納手段101における光ディスク格納位置を示す。
ディスクID情報は、光ディスクのディスクID情報領域211から取得した、光ディスクの識別情報で、ディスクID情報をまだ取得していない光ディスクが格納されている位置には、「情報なし」と記載し、光ディスクが格納されていない位置には、「なし」と記載する。
図3のディスク情報テーブルは、格納位置1、2、4、5の光ディスクを光ディスクドライブに装着し、ディスクID情報を取得したことがあり、格納位置3、6の光ディスクは、光ディスクドライブに装着したことがなく、それ以外の格納位置には、光ディスクが格納されていないことを示す。
ディスク情報テーブルは、光ディスクを光ディスクドライブから排出する際などに取得を行い、更新する。
[1−2.動作]
以上のように構成された光ディスクライブラリ装置100について、その動作を以下で説明する。
[1−2−1.従来の光ディスクの装着動作]
図4は、従来の光ディスクドライブに光ディスクを装着する手順を示したフローチャートである。
ステップ401では、サーボ制御手段に制御コマンドを発行し、ディスクモータによって光ディスクを回転させる。
ステップ402では、レーザ制御手段に制御コマンドを発行して、OPUからレーザを光ディスクに照射する。
ステップ403では、サーボ制御手段に制御コマンドを発行して、光ディスクの記録層に対するフォーカス制御、光ディスクのトラックに追従するトラッキング制御を有効にする。
ステップ404では、光ディスクに記録されているディスク種別などのディスクID情報を読み取る。
ステップ405では、信号処理手段、レーザ制御手段、サーボ制御手段に対しての最適な制御パラメータである調整パラメータを決定するための調整処理を行う。例えば、光ディスクと光ディスクドライブに対して最適なレーザパワーやフォーカス位置、再生信号の振幅調整などを行う。
ステップ406では、光ディスクのDMA領域から、論理情報を取得する。論理情報の取得が完了すると、光ディスクの装着処理は完了する。
[1−2−2.実施の形態1の光ディスクの装着動作]
図5と図6は、実施の形態1の光ディスク装置に光ディスクを装着する手順を示したフローチャートである。本開示では、光ディスクの装着を2つの手順に分けて実行する。以後は、図5の手順を第1の装着手順、図6の手順を第2の装着手順と呼ぶ。
まず、図2と図5を用いて、第1の装着手順に関して説明する。
第1の装着手順は、光ディスクドライブ200に光ディスク201が挿入されると、開始する。
ステップ501では、システム制御手段207からサーボ手段206に制御コマンドを発行し、ディスクモータ202によって光ディスク201を回転させる。
ステップ502では、システム制御手段207からレーザ制御手段205に制御コマンドを発行して、OPU203からレーザを光ディスク201に照射する。
ステップ503では、システム制御手段207からサーボ手段206に制御コマンドを発行して、光ディスク201の記録層に対するフォーカス制御、光ディスクのトラックに追従するトラッキング制御を有効にする。
ステップ504では、光ディスク201のディスクID情報領域211からにディスクID情報を読み取り、ディスクID情報処理手段208に格納して処理を完了する。
なお、本フローチャートでは図示していないが、ステップ504の完了後に、ディスクモータ202の回転を停止しても良い。第2の装着手順の開始時に、ステップ501からステップ503までの処理が必要になるが、第1の装着手順の実行完了後、第2の装着手順を実行するまでの間隔が長い場合は、ディスクモータ202を停止することにより、消費電力を低減することが出来る。
第1の装着手順が完了すると、光ディスクドライブ200を制御するホストから、ディスクID情報の取得コマンドを発行し、ディスクID情報を取得する。この場合のホストとは、例えば図1における光ディスクライブラリ装置制御手段106で、光ディスクドライブ200に対してコマンドを発行することで、制御を行う手段を指す。ホストでは、取得したディスクID情報を基に起動情報を生成する。起動情報は、ディスクID情報を含む情報である。図7に示すようにディスクID情報に対応させて、ディスク製造メーカ情報や、BD−R DL(Dual Layer)やBD−R TL(Triple Layer)などのディスク種別、以前に光ディスクを起動した際に取得したディスクの論理情報や後に述べる図6のステップ604で取得した調整パラメータなどの情報を拡張情報として含んでも良い。なお、起動情報に含む情報は、この例に限定されず、光ディスクへの記録、再生によって得られる情報で、光ディスクの記録、再生に必要などのような情報を含んでも良い。例えば、ディスク製造日などの情報を含んでも良いし、光ディスクの製造ロット情報を含んでも良いし、光ディスクの装着、記録、再生回数やアクセス時のエラー発生回数などの使用履歴情報を含んでも良い。
次に、図2と図6を用いて、第2の装着手順に関して説明する。
第2の装着手順は、通信手段209から、起動情報とともに起動実行コマンドを受信することで開始する。
ステップ601では、起動情報を取得し、ディスクID情報処理手段208に格納する。
ステップ602では、ステップ601で取得した起動情報と第1の装着手順で得た光ディスクの情報を比較し、正しいディスクかどうかを確認する。本ステップの比較処理は、起動情報に含まれるディスクID情報が一致していることや、図7のディスク情報テーブルから生成した起動情報の場合は、ディスク種別が一致していることなどで行う。なお、起動情報が予め決められた条件を満たさない場合に、本ステップで正しいディスクではないと判断し起動を終了しても良い。前記判断の条件としては、例えば、サポートしていないディスク製造メーカの光ディスクかどうか、使用履歴情報によって光ディスクの品質が悪いと判断されたかどうか、などが考えられる。なお、これらの条件判定に用いる情報をディスク情報テーブルに含み、起動情報に含めて光ディスクに送信しても良い。前記判断を行うことによって、長期間保存可能な記録品質を確保できない光ディスクに対して記録を行うことで、年数が経過した後にデータが消失することを防ぐことが出来る。なお、正しいディスクかどうかの判定を、ホスト側で行い、起動情報に正しいディスクであることを示す情報を送っても良い。
ステップ602で正しいディスクと判断した場合は、ステップ603に進んで、処理を継続する。正しいディスクではないと判断した場合は、装着処理を終了する。
ステップ603では、起動情報に調整パラメータが含まれるかどうかを確認する。含まれる場合はステップ605に進み、含まれない場合は、ステップ604に進む。
ステップ604では、図4のステップ405と同様の調整処理を行う。
ステップ605では、簡易調整処理を行う。本ステップでは、起動情報から取得した調整パラメータを設定し、光ディスク上の予め決めた領域を再生することで設定した調整パラメータが適切かどうかの確認を行うだけでも良いし、起動情報から取得した調整パラメータを初期値として、それぞれの調整を実行し、より早く最適なパラメータが得られるようにしても良い。調整処理を簡略化することで、光ディスクの装着時間を短縮することが出来る。
ステップ606では、起動情報に論理情報が含まれるかどうかを確認する。
起動情報に論理情報が含まれていない場合はステップ607に進んで通常の論理情報取得処理を行い、起動情報に論理情報が含まれている場合は論理情報の取得を行わず、光ディスクの装着処理を完了する。
ステップ607では、ステップ406と同様の処理を行う。
なお、ステップ606で、起動情報に論理情報が含まれている場合には、光ディスクの記録位置の終端が正しく記録されているかどうかや、取得した論理情報と光ディスクから再度取得した情報が一致するかどうかなどの確認処理を行っても良い。
論理情報の取得が完了すると、光ディスクの装着処理は完了する。
なお、第2の装着手順は、起動情報に論理情報や調整パラメータが含まれている場合は、確認処理を行わず、起動情報を設定するだけで完了しても良い。
[1−2−3.ディスク情報テーブルにディスクID情報の存在する光ディスクの装着動作]
図8は、光ディスクライブラリ装置100で、光ディスクドライブ200に光ディスクを装着する処理の手順を示したフローチャートである。
ディスク情報テーブル109は、図7の構成になっており、格納位置1の光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ2に装着する手順に関して述べる。格納位置1の光ディスクは、以前ホスト110でデータ記録を行ったことがある光ディスクで、情報の追記または参照を行うためにディスク装着を行う。
ホスト110から、光ディスク格納手段101の格納位置1に格納されている光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ2に装着する指示を受け、ステップ801では、光ディスク移送手段103によって光ディスク格納手段101の格納位置1から光ディスクを取り出し、光ディスクドライブ200のドライブ2に移送する。
ステップ802では、光ディスクライブラリ装置制御手段106が、第1の装着手順の完了した光ディスクドライブ200のドライブ2に対してディスクID情報取得コマンドを発行して、ディスクID情報を取得する。取得したディスクID情報は、「BD1001」を含んでいる。
ステップ803では、ステップ802で取得したディスクID情報を用いて、ディスク情報テーブル109を確認し、ステップ804で使用許可ディスクかどうかを判定する。
ステップ804で使用許可ディスクと判定した場合は、ステップ804に進んで装着処理を継続し、使用許可ディスクと判定しなかった場合は、ステップ806に進んで、光ディスクドライブ200に光ディスクライブラリ装置制御手段106から停止コマンドを発行して装着処理を終了する。
図9は、使用可能ディスクかどうかの判定手順を示したフローチャートである。
ステップ901では、ホスト110で使用したことのあるディスクかどうかを判断し、使用履歴があれば、ステップ902に進み、使用履歴がなければ、ステップ904に進む。格納位置1の光ディスクは、以前に使用したことがある光ディスクのため、使用履歴ありと判定され、ステップ902に進む。
ステップ902では、ディスク情報テーブル109を確認する。ディスク情報テーブル109の格納位置1に対応したディスクIDとステップ402で取得したディスクID情報を比較して、一致していればステップ903で登録ありと判定してステップ904に進んで使用許可ディスクと判断し、一致していなければ、登録なしと判定してステップ905に進んで使用不許可可能ディスクと判断する。格納位置1の光ディスクでは、登録ありと判定して、使用許可ディスクと判断され、ステップ804で使用許可ディスクと判断されたため、ステップ804に進む。
ステップ804では、ディスク情報テーブル109から、起動情報を生成する。
格納位置1の光ディスクは、以前ドライブ2に装着したことがあるため、格納位置1に対応したディスクID情報、ディスク種別、ディスク製造メーカ、論理情報、今回装着するドライブ2に対応したドライブ調整パラメータ1(ドライブ2)を、起動情報とする。
ステップ805では、光ディスクドライブ200に対して光ディスクライブラリ装置制御手段106からステップ804で生成したディスク起動情報と共に起動継続コマンドを発行し、光ディスクドライブ200の第2装着手順を実行して、装着処理を完了する。
ステップ803、ステップ804で、ディスクID情報を確認することで、光ディスクが交換されたかどうかを検知することが出来、不正に光ディスクが交換された場合には、装着処理を停止し、データ消失を防ぐことが出来る。なお、光ディスクライブラリ装置100のメモリ105に、光ディスク製造メーカなどから入手したディスクID情報と製造ロットの紐付け情報や、製造ロット毎の製造日情報や市場課題などの発生情報を含んだ光ディスク情報リストを持つことで、ステップ803、ステップ804の判定で、市場課題が発生した光ディスクや、製造日から年数が経過し寿命に関しての余裕が少なくなった光ディスクに対して、使用不許可と判断しても良い。また、使用不許可と判断された場合には、ステップ806で装着を停止するのではなく、ホスト110に対して警告を表示し、ホスト110に起動を継続するかどうかの判断を委ねても良い。
[1−2−4.ディスク情報テーブルにディスクID情報の存在しない光ディスクの装着動作]
次に、ディスク情報テーブル109は、図7の構成になっており、格納位置3の光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ1に装着する手順に関して図4、図6、図8、図9を用いて述べる。格納位置3の光ディスクは、ホスト110で使用したことのない光ディスクで、初めて情報を記録するためにディスク装着を行う。
ホスト110から、光ディスク格納手段101の格納位置3に格納されている光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ1に装着する指示を受け、ステップ801では、光ディスク移送手段103によって光ディスク格納手段101の格納位置3から光ディスクを取り出し、光ディスクドライブ200のドライブ1に移送する。
ステップ802で、光ディスクライブラリ装置制御手段106が、第1の装着手順の完了した光ディスクドライブ200のドライブ2に対してディスクID情報取得コマンドを発行して、ディスクID情報を取得する。取得したディスクID情報は、「BD3123」を含んでいる。
ステップ803で、ステップ802で取得したディスクID情報を用いて、ディスク情報テーブル109を確認し、ステップ804で使用許可ディスクかどうかを判定する。
図9のステップ901で、ホスト110で使用したことのあるディスクかどうかを判断する。格納位置3の光ディスクは、使用履歴がないため、ステップ904に進んで使用許可ディスクと判断され、ステップ804で使用許可ディスクと判断されたため、ステップ804に進む。
ステップ804で、ディスク情報テーブル109から、起動情報を生成する。
格納位置3の光ディスクは、以前ドライブ1に装着したことがないため、ディスクID情報のみを起動情報とする。
ステップ805で、光ディスクドライブ200に対して光ディスクライブラリ装置制御手段106からステップ804で生成したディスク起動情報と共に起動継続コマンドを発行し、光ディスクドライブ200の第2の装着手順を実行して、装着処理を完了する。起動情報がディスクID情報のみのため、図6では、ステップ604で通常調整処理が実行され、ステップ607で論理情報の取得処理が行われる。
格納位置3の光ディスクを光ディスクドライブ200から排出する際には、第1、第2の装着手順で得た情報を、ホストからの指示に応じて返送し、ディスク情報テーブルに登録する。
このように、初めて光ディスクドライブ200に装着する場合にも、使用禁止ディスクと判断されることなく、装着処理を行うことが出来る。また、1−2−3で述べたディスク情報テーブル109がメモリ105に格納されている場合は、ディスク情報テーブル109を基に、第2の装着手順を実行することなくディスク装着を停止することが出来る。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、光ディスクを格納する光ディスク格納手段101と、光ディスクライブラリ装置100は、第1の装着手順と第2の装着手順によって、光ディスクの装着処理を行う光ディスクドライブ200と、ディスクID情報を含んだディスク情報テーブル109と、を備える。
光ディスクドライブ200に対して光ディスクを装着する際に、第1の装着手順が完了した後にディスクID情報を取得し、ディスクID情報とディスク情報テーブル109を比較することで、光ディスク格納手段101に格納されているディスクが不正に交換されたかどうかを検知することが出来る。このため、不正な光ディスクへデータを記録することによりデータ消失が発生することを防ぐことが出来る。また、ディスク情報テーブル109にディスク装着の際に使用する情報を起動情報として格納し、次回以降のディスク装着時には、第1の装着手順が完了した後に取得したディスクID情報に対応した前記起動情報を使用して、第2の装着手順を実行することで、ディスク装着完了までの時間を短縮することが可能になる。
(実施の形態2)
以下、図7、図8、図10を用いて、実施の形態2を説明する。
[2−1.構成]
[2−1−1.光ディスクライブラリ装置の構成]
図10は、実施の形態2にかかる光ディスクライブラリ装置1000の構成を示すブロック図である。
図1の光ディスクライブラリ装置100と同一の構成要素には、同一番号を付与して、説明を省略する。
本実施の形態では、光ディスクドライブ200がシリアルATAケーブルなどのケーブルによってホスト1010と接続されており、ディスク情報テーブル109はホスト1010のメモリ1005に含まれている。
[2−2.動作]
[2−2−1ディスクライブラリ装置の動作]
ホスト1010は、光ディスクライブラリ装置制御手段106に対して、光ディスクの移送指示を出し、光ディスクドライブ200からのデータ読み出し、光ディスクドライブ200へのデータ書込みは、ホスト1010から、それぞれの光ディスクドライブ200に対してコマンドを発行し、実行する。
具体的に、図8を用いて説明する。
ディスク情報テーブル109は、図7の構成になっており、格納位置1の光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ2に装着する手順に関して述べる。格納位置1の光ディスクは、以前ホスト1010でデータ記録を行ったことがある光ディスクで、情報の追記または参照を行うためにディスク装着を行う。
ホスト1010は、光ディスク格納手段101の格納位置1に格納されている光ディスクを光ディスクドライブ200のドライブ2に装着するコマンドを発行し、ステップ801では、光ディスク移送手段103によって光ディスク格納手段101の格納位置1から光ディスクを取り出し、光ディスクドライブ200のドライブ2に移送する。
ステップ802では、ホスト1010が、第1の装着手順の完了した光ディスクドライブ200のドライブ2に対してディスクID情報取得コマンドを発行して、ディスクID情報を取得する。取得したディスクID情報は、「BD1001」を含んでいる。
ステップ803では、ホスト1010がステップ802で取得したディスクID情報を用いて、ディスク情報テーブル109を確認し、ステップ804で使用許可ディスクかどうかを判定する。
格納位置1の光ディスクは、使用許可ディスクと判断され、ステップ804で使用許可ディスクと判断されたため、ステップ804に進む。
ステップ804では、ホスト1010で、ディスク情報テーブル109から、起動情報を生成する。
格納位置1の光ディスクは、以前ドライブ2に装着したことがあるため、格納位置1に対応したディスクID情報、ディスク種別、ディスク製造メーカ、論理情報、今回装着するドライブ2に対応したドライブ調整パラメータ1(ドライブ2)を、起動情報とする。
ステップ805では、光ディスクドライブ200に対してホスト1010からステップ804で生成したディスク起動情報と共に起動継続コマンドを発行し、光ディスクドライブ200の第2装着手順を実行して、装着処理を完了する。
実施の形態1で述べた光ディスク情報リストに関しても、ホスト1010のメモリ1005に保持することで、ディスク品質が悪い光ディスクに対して使用不許可と判断することが出来る。
[2−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、光ディスクドライブ200とホスト1010が接続され、ディスク情報テーブル109がホスト1010のメモリに格納されている構成においても、実施の形態1と同等の効果が得られ、光ディスク格納手段101に格納されているディスクが交換されたかどうかを検知することが出来る。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1、2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1、2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
図1や図10で光ディスクドライブ200や光ディスク格納手段101の配置例を示したが、光ディスクドライブの数や配置、光ディスク格納手段内の光ディスクの格納場所の数や配置は、この例に制限されない。
また、実施の形態1および2では、光ディスクの一例としてBlu−ray Discを用いたが、他の光ディスクを用いても良い。また、ディスクID情報領域211としてBCA領域を用いたが、ユーザによる記録を行うことが出来ず、ディスクの識別情報が記録されていれば、他の領域の情報を用いても良い。
また、実施の形態1および2では、光ディスク移送手段103は、レール104の上を移動して、光ディスクの移送を行う例を示したが、光ディスク移送手段103は、光ディスクを光ディスク格納手段101と光ディスクドライブ200の間で移動させることが出来る、他の手段を用いても良い。
また、実施の形態1および2では、光ディスクがカートリッジに格納されて光ディスク格納手段101に格納されている例を示したが、本開示における技術は、これに限定されず、光ディスクがカートリッジに格納されずに光ディスク格納手段101に格納されても良いし、複数枚の光ディスクが1つのカートリッジに格納されていても良い。
また、実施の形態1および2では、ディスク情報テーブルとして、光ディスク格納手段101の格納位置に対応させたテーブルの例を示したが、ディスク情報テーブルに格納位置情報が含まれず、今までに光ディスクライブラリ装置で使用したことのある光ディスクのディスクID情報を含む情報でテーブルを作成し、光ディスクライブラリ装置から外部に出された光ディスクに関しても、使用許可ディスクと判断できるようにしても良いし、光ディスクライブラリ装置に光ディスクを正規の手段で交換する場合には、光ディスクライブラリ装置に外部から格納する光ディスクのディスクID情報をホストなどから通知し、ディスク情報テーブルを更新しても良い。
また、実施の形態1および2では、光ディスク格納手段101内の光ディスクの格納位置は変化しない例を示したが、光ディスクドライブ200から排出する際に、他の格納位置に戻しても良いし、光ディスク格納手段101の1つの位置から他の位置へと、例えば光ディスク移送手段103を用いて移動しても良い。その場合には、ディスク情報テーブルとして、光ディスク格納手段101の格納位置に対応させたテーブルを用いているならば、ディスク情報テーブルを移動後に位置に対応した情報に更新を行う必要がある。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、光ディスクを用いてデータの記録を行う、光ディスクライブラリ装置に適用可能である。本開示によって、光ディスクライブラリ装置に格納された光ディスクが不正に入れ替えされたことを検知することができるとともに、データの長期保存が保証できない光ディスクの使用を抑制することが出来るため、本開示によって、データを高信頼性で長期間保存するアーカイブストレージ分野において、データ消失といった産業上の損失を回避する技術として、大きな効果が期待できるものである。
100 光ディスクライブラリ装置
101 光ディスク格納手段
103 光ディスク移送手段
104 レール
105 メモリ
106 光ディスクライブラリ装置制御手段
107 通信手段
109 ディスク情報テーブル
110 ホスト
200 光ディスクドライブ
201 光ディスク
202 ディスクモータ
203 OPU
204 信号処理手段
205 レーザ制御手段
206 サーボ手段
207 システム制御手段
208 ディスクID情報処理手段
209 通信手段
210 メモリ
211 ディスクID情報領域
212 DMA領域
213 ユーザデータ領域
1000 光ディスクライブラリ装置
1005 メモリ
1010 ホスト

Claims (18)

  1. データを記録再生するための複数の光ディスク記録媒体にデータを記録再生するための複数の光ディスク記録再生装置と、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に搬送する光ディスク搬送装置とで構成された光ディスクライブラリ装置の光ディスク装着方法であって、
    前記光ディスク記録再生装置に光ディスク記録媒体が装着されると、前記光ディスク記録媒体の識別情報である光ディスク識別情報を取得する第1の光ディスク装着手順と、
    前記光ディスク識別情報に関連した起動情報を受信することで、光ディスク装着処理を行う第2の光ディスク装着手順と、
    を備える光ディスク装着方法。
  2. 前記光ディスクライブラリ装置は、メモリに格納したディスク情報テーブルを備え、
    前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスクライブラリ装置に格納されている前記光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、
    前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に装着する際に、前記第1の光ディスク装着手順が完了した後、前記光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得する取得ステップと、
    前記光ディスク記録再生装置から取得した前記光ディスク識別情報と前記ディスク情報テーブルに格納されている前記光ディスク識別情報を比較する比較ステップと、
    を実行し、前記比較ステップによって前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する請求項1記載の光ディスク装着方法。
  3. 前記光ディスクライブラリ装置外部のホストは、メモリに格納したディスク情報テーブルを備え、
    前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスクライブラリ装置に格納されている前記光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、
    前記ホストは、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に装着する際に、前記第1の光ディスク装着手順が完了した後、前記光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得する取得ステップと、
    前記光ディスク記録再生装置から取得した前記光ディスク識別情報と前記ディスク情報テーブルに格納されている前記光ディスク識別情報を比較する比較ステップと、
    を実行し、前記比較ステップによって前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する請求項1記載の光ディスク装着方法。
  4. 前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に以前装着した際に取得した前記光ディスク記録媒体の装着パラメータを含み、
    前記比較ステップによって、前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないと判断した場合は、前記装着パラメータを含んだ情報を前記起動情報として前記光ディスク記録再生装置に通知し、光ディスク装着処理を行う請求項2および請求項3のいずれかに記載の光ディスク装着方法。
  5. 前記光ディスク記録再生装置は、前記装着パラメータを含んだ前記起動情報を受信し、第2の光ディスク装着手順の処理の一部または全部を省略して実行する請求項4記載の光ディスク装着方法。
  6. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対して情報の記録や再生を行う際に使用する光ディスク管理情報を含み、
    前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体からの前記光ディスク管理情報の取得処理の一部または全部を行わない請求項5記載の光ディスク装着方法。
  7. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対してデータの記録または再生を行うために調整した調整パラメータを含み、
    前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体に対する調整処理の一部または全部を行わない請求項5記載の光ディスク装着方法。
  8. データを記録再生するための複数の光ディスク記録媒体にデータを記録再生するための複数の光ディスク記録再生装置と、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に搬送する光ディスク搬送装置とで構成された光ディスクライブラリ装置であって、
    前記光ディスク記録再生装置は、光ディスク記録媒体が装着されると、前記光ディスク記録媒体の識別情報である光ディスク識別情報を取得する第1の光ディスク装着手順と、前記光ディスク識別情報に関連した起動情報を受信することで、光ディスク装着処理を行う第2の光ディスク装着手順とを実行して、光ディスクの装着処理を行う、光ディスク識別情報処理手段を備える光ディスクライブラリ装置。
  9. 前記光ディスクライブラリ装置は、メモリに格納したディスク情報テーブルを備え、
    前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスクライブラリ装置に格納されている前記光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、
    前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に装着する際に、前記第1の光ディスク装着手順が完了した後、前記光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得するステップと、前記光ディスク記録再生装置から取得した前記光ディスク識別情報と前記ディスク情報テーブルに格納されている前記光ディスク識別情報を比較するステップと、を実行し、前記比較ステップによって前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する、光ディスク入れ替え検知手段を備える請求項8記載の光ディスクライブラリ装置。
  10. 請求項8記載の前記光ディスクライブラリ装置と、
    メモリに格納したディスク情報テーブルを備えるホストと、を備える光ディスクライブラリシステムであって、
    前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスクライブラリ装置に格納されている前記光ディスク記録媒体の光ディスク識別情報を含み、
    前記ホストは、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に装着する際に、前記第1の光ディスク装着手順が完了した後、前記光ディスク記録再生装置から光ディスク識別情報を取得するステップと、前記光ディスク記録再生装置から取得した前記光ディスク識別情報と前記ディスク情報テーブルに格納されている前記光ディスク識別情報を比較するステップと、を実行し、前記比較ステップによって前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないことを検知する光ディスク入れ替え検知手段を備える光ディスクライブラリシステム。
  11. 前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に以前装着した際に取得した前記光ディスク記録媒体の装着パラメータを含み、
    前記光ディスク入れ替え検知手段が、前記比較ステップによって、前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないと判断した場合は、前記装着パラメータを含んだ情報を前記起動情報として前記光ディスク記録再生装置に通知し、光ディスク装着処理を行う請求項9記載の光ディスクライブラリ装置。
  12. 前記ディスク情報テーブルは、前記光ディスク記録媒体を前記光ディスク記録再生装置に以前装着した際に取得した前記光ディスク記録媒体の装着パラメータを含み、
    前記光ディスク入れ替え検知手段が、前記比較ステップによって、前記第1の光ディスク装着手順を実行した光ディスク記録媒体が入れ替えられていないと判断した場合は、前記装着パラメータを含んだ情報を前記起動情報として前記光ディスク記録再生装置に通知し、光ディスク装着処理を行う請求項10記載の光ディスクライブラリシステム。
  13. 前記光ディスク識別情報処理手段は、前記装着パラメータを含んだ前記起動情報を受信し、第2の光ディスク装着手順の処理の一部または全部を省略して実行する請求項11記載の光ディスクライブラリ装置。
  14. 前記光ディスク識別情報処理手段は、前記装着パラメータを含んだ前記起動情報を受信し、第2の光ディスク装着手順の処理の一部または全部を省略して実行する請求項12記載の光ディスクライブラリシステム。
  15. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対して情報の記録や再生を行う際に使用する光ディスク管理情報を含み、
    前記光ディスク識別情報処理手段は、前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体からの前記光ディスク管理情報の取得処理の一部または全部を行わない請求項11記載の光ディスクライブラリ装置。
  16. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対して情報の記録や再生を行う際に使用する光ディスク管理情報を含み、
    前記光ディスク識別情報処理手段は、前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体からの前記光ディスク管理情報の取得処理の一部または全部を行わない請求項12記載の光ディスクライブラリシステム。
  17. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対してデータの記録または再生を行うために調整した調整パラメータを含み、
    前記光ディスク識別情報処理手段は、前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体に対する調整処理の一部または全部を行わない請求項11記載の光ディスクライブラリ装置。
  18. 前記装着パラメータは、前記光ディスク記録媒体に対してデータの記録または再生を行うために調整した調整パラメータを含み、
    前記光ディスク識別情報処理手段は、前記第2の光ディスク装着手順において、前記光ディスク記録媒体に対する調整処理の一部または全部を行わない請求項12記載の光ディスクライブラリシステム。
JP2014245498A 2014-12-04 2014-12-04 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム Pending JP2016110671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245498A JP2016110671A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014245498A JP2016110671A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016110671A true JP2016110671A (ja) 2016-06-20

Family

ID=56124434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014245498A Pending JP2016110671A (ja) 2014-12-04 2014-12-04 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016110671A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9524743B2 (en) Heat assisted magnetic recording for bit-patterned media
US8411386B2 (en) Data write control apparatus and data write control method
US9377969B2 (en) Information processing device, information processing method, and information storage medium, including storage of information indicating which medium among plural media has a recording failure area and a position in the medium of the recording failure area
JP2004310996A (ja) 情報記録方法、情報記録装置、プログラム及び記憶媒体
JP2004206795A (ja) ディスク記憶装置及びライト制御方法
US20090279417A1 (en) Information recording apparatus
US9542971B2 (en) Optical disc library apparatus having magazine-disc association information, optical disc, and optical disc library system
CN104681041A (zh) 具有介质制备机制的电子系统及其操作方法
US20090022024A1 (en) Method and apparatus for detecting optical disk state
JP2016110671A (ja) 光ディスク装着方法、光ディスクライブラリ装置及び光ディスクライブラリシステム
US8824251B2 (en) Library apparatus
US9842617B1 (en) Electronic system with head management mechanism and method of operation thereof
JP2015141727A (ja) 光ディスク検査方法および光ディスクライブラリ装置
US9899051B2 (en) Information recording and playback device
JP2012089219A (ja) ディスク記憶装置及びディフェクト管理方法
US20060072404A1 (en) Method and system for managing data storage on optical media using scan-before-burn techniques
JP4265530B2 (ja) ディスク再生装置及びディスク再生方法、並びにコンピュータ・プログラム、並びにコンピュータ・プログラム
JP3938861B2 (ja) ディスク装置
JP2014026683A (ja) 光ディスクライブラリ装置、データアーカイブシステム及び光ディスク記録方法
US20130074104A1 (en) Medium having spare area, and recording apparatus and recording method of the medium
JP2009043298A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2008016078A (ja) 光ディスク装置とそのための交替処理方法
JP2014049161A (ja) 光ディスクライブラリ装置及び記録再生方法
US9245558B1 (en) Electronic system with data management mechanism and method of operation thereof
JP2011248956A (ja) データ記録再生システム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160520