JP6024988B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本開示は、複数の光ディスクドライブのそれぞれに光ディスク(CDやDVDやBDなどのディスク状の情報記憶媒体)を供給する光ディスク装置に関する。
従来、この種の光ディスク装置として、例えば、特許文献1(特開2001−204311号公報)に記載された装置が知られている。特許文献1の光ディスク装置は、1枚の光ディスクを収納するトレイ(小カートリッジ)を複数収納するマガジン(カートリッジ)と、複数の光ディスクドライブとを備えている。特許文献1の光ディスク装置は、マガジンから任意のトレイを引き出し、当該引き出されたトレイに収納された1枚の光ディスクを吸着パッドにより吸着保持し、任意の光ディスクドライブのトレイに載置するように構成されている。また、特許文献1の光ディスク装置は、複数の光ディスクドライブのそれぞれに供給した光ディスクを1枚ずつ吸着パッドにより吸着保持し、任意のマガジントレイに返却するように構成されている。
特開2011−204311号公報
近年、クラウドコンピューティングの進展に伴い、前記光ディスク装置においては、データ容量のより一層の増加が求められている。データ容量を増加させるには、単純には、マガジンの数を増加させ、光ディスクの収納枚数を増加させればよいと考えられる。
しかしながら、マガジンの数を増加させると、光ディスクドライブから最も離れて配置されるマガジンと当該光ディスクドライブとの距離は必然的に長くなり、光ディスクの搬送時間が増加することになる。また、前記特許文献1の光ディスク装置では、光ディスクを1枚ずつマガジンと光ディスクドライブとの間を搬送するように構成されているので、複数の光ディスクドライブに供給した光ディスクを次の光ディスクに交換するには、相当な時間を要する。
そこで、本出願人により、複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、当該保持した複数枚の光ディスクを複数の光ディスクドライブのそれぞれに供給するとともに、当該供給した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアを備える、光ディスク装置が検討されている。
この光ディスク装置によれば、マガジンと光ディスクドライブとの間は複数枚の光ディスクを一括して搬送することができるので、複数の光ディスクドライブに供給した光ディスクを次の光ディスクに交換するのに要する時間(以下、ディスク交換時間という。)を大幅に抑えることができる。
しかしながら、この光ディスク装置においては、ディスク交換時間を抑えるという観点において、未だ改善の余地がある。
本開示は、ディスク交換時間をより一層抑えることができる光ディスク装置を提供する。
本開示における光ディスク装置は、筐体の一面に形成されたトレイ排出口を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイを有し、前記記録再生位置に搬送されたトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生の少なくとも一方を行う複数の光ディスクドライブと、
積層された複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、前記ディスク交換位置に搬送された前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイ上に前記保持した複数枚の光ディスクを載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアと、
前記複数の光ディスクドライブ及び前記キャリアの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の光ディスクドライブは、
トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向に積層配置された第1の光ディスクドライブ群と、
トレイ排出口が前記第1の光ディスクドライブ群のトレイ排出口と対向するように装置高さ方向に積層配置された第2の光ディスクドライブ群と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1の光ディスクドライブ群の第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと対向する前記第2の光ディスクドライブ群の第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行うように構成されている。
本開示の光ディスク装置によれば、前記構成を有することにより、ディスク交換時間をより一層抑えることができる。
本開示の第1実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の光ディスク装置が備えるマガジンの斜視図である。 図1の光ディスク装置において、ピッカーがマガジントレイをキャリアが備える移動ベースの下方に移動させた状態を示す斜視図である。 図3のキャリアが備えるディスクチャックユニットがマガジントレイの上方近傍まで下降された状態を示す斜視図である。 図4に示す状態から、ピッカーが装置前方に移動して、マガジントレイが光ディスクドライブの近傍から退避した状態を示す斜視図である。 図5に示す状態から、最下段の光ディスクドライブのトレイが排出された状態を示す斜視図である。 図6に示す状態から、ディスクチャックユニットが保持する複数枚の光ディスクがトレイの上方に位置するように、移動ベースが下降された状態を示す斜視図である。 キャリアが最上段の光ディスクドライブのトレイに光ディスクを載置する様子を示す斜視図である。 図1の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図1の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 衝突防止センサの概略構成を示す模式図である。 トレイを搬送する駆動源としてステッピングモータを用いた例を示す模式図である。 本開示の第2実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す斜視図である。 図14の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図14の光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。 図3のキャリアが備えるディスクチャックユニットの構成の一例を示す断面図である。 図18のディスクチャックユニットが備える弾性体が圧縮されて変形した状態を示す模式断面図である。 クラウド・コンピューティング・システムを利用して光ディスク装置の制御を行う場合のシステムの構成の一例を示す構成図である。
本開示の第1態様によれば、筐体の一面に形成されたトレイ排出口を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイを有し、前記記録再生位置に搬送されたトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生の少なくとも一方を行う複数の光ディスクドライブと、
積層された複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、前記ディスク交換位置に搬送された前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイ上に前記保持した複数枚の光ディスクを載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアと、
前記複数の光ディスクドライブ及び前記キャリアの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の光ディスクドライブは、
トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向に積層配置された第1の光ディスクドライブ群と、
トレイ排出口が前記第1の光ディスクドライブ群のトレイ排出口と対向するように装置高さ方向に積層配置された第2の光ディスクドライブ群と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1の光ディスクドライブ群の第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと対向する前記第2の光ディスクドライブ群の第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、
光ディスク装置を提供する。
本開示の第2態様によれば、前記キャリアは、装置高さ方向に移動する移動ベースを備え、当該移動ベースを前記第1の光ディスクドライブ群と前記第2の光ディスクドライブ群との間のスペースにおいて前記装置高さ方向に移動させることにより、前記光ディスクの載置及び回収動作を行う、第1態様に記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第3態様によれば、前記制御部は、さらに、前記第2のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、前記第1のトレイを備える光ディスクドライブと隣接する光ディスクドライブの第3のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、第1又は2態様に記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第4態様によれば、前記制御部は、前記第2の光ディスクドライブ群の全てのトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、前記第2の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、前記第1の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、第1又は2態様に記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第5態様によれば、前記制御部は、さらに、前記第1の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行い、その後、前記第2の光ディスクドライブ群の最上段のトレイに隣接するトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行う、第4態様に記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第6態様によれば、前記制御部は、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイの位置を制御する、第1〜5態様のいずれか1つに記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第7態様によれば、前記第1の光ディスクドライブ群のトレイと前記第2の光ディスクドライブ群のトレイとの接触を事前に検知する衝突検知センサをさらに備え、
前記制御部は、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイの搬送開始タイミングを制御する、
第1〜5態様のいずれか1つに記載の光ディスク装置を提供する。
本開示の第8態様によれば、筐体の一面に形成されたトレイ排出口を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイを有し、前記記録再生位置に搬送されたトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生の少なくとも一方を行う複数の光ディスクドライブと、
積層された複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、前記ディスク交換位置に搬送された前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイ上に前記保持した複数枚の光ディスクを載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアと、
前記複数の光ディスクドライブ及び前記キャリアの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の光ディスクドライブは、トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向に積層配置され、
前記制御部は、
前記複数の光ディスクドライブの第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと隣接する第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、光ディスク装置を提供する。
本開示の第9態様によれば、前記制御部は、
前記キャリアが前記光ディスクの回収動作又は載置動作のいずれか一方を行うとき、前記複数の光ディスクドライブの第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと隣接する第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、
前記キャリアが前記光ディスクの回収動作又は載置動作のいずれか他方を行うとき、前記複数の光ディスクドライブの全てのトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイを最上段から最下段まで順番に前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行う、第8態様に記載の光ディスク装置を提供する。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す斜視図である。なお、本第1実施形態においては、図1の左下側を「装置前方」といい、図1の右上側を「装置後方」という。
まず、図1を用いて、本第1実施形態に係る光ディスク装置の全体構成について説明する。
本第1実施形態に係る光ディスク装置は、2つのマガジンストッカー10を備えている。2つのマガジンストッカー10は、底シャーシ11上において、装置幅方向Yに互いに対向するように設けられている。なお、図1では、一方(右側)のマガジンストッカー10の図示を省略している。また、図1では、マガジンストッカー10の天板及び仕切板の図示を省略している。
各マガジンストッカー10には、複数のマガジン20が収納されている。各マガジン20は、図2に示すように、複数枚(例えば、12枚)の光ディスクを収納するマガジントレイ21と、当該マガジントレイ21を収納するケース22とを有している。2つのマガジンストッカー10の間には、複数のマガジン20の中から選択された1つのマガジン20からマガジントレイ21を引き出し、当該マガジントレイ21を保持するピッカー30が設けられている。
ピッカー30は、当該保持したマガジントレイ21を、装置後方に配置された複数の光ディスクドライブ40の近傍まで搬送するように構成されている。
光ディスクドライブ40は、光ディスク100に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行う装置である。また、光ディスクドライブ40は、筐体の一面に形成されたトレイ排出口(図示せず)を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイ41を有し、トレイ41を用いて光ディスク100をローディングするトレイ方式の光ディスクドライブである。ここで、「記録再生位置」とは、トレイ41上に載置された光ディスク100に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行うことが可能な光ディスクドライブ40の筐体内の位置をいう。また、「ディスク交換位置」とは、トレイ41上に載置された光ディスク100を交換可能な光ディスクドライブ40の筐体外の位置をいう。
複数の光ディスクドライブ40は、トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向Zに積層配置された第1の光ディスクドライブ群40Lと、トレイ排出口が第1の光ディスクドライブ群40Lのトレイ排出口と対向するように装置高さ方向Xに積層配置された第2の光ディスクドライブ群40Rとを備えている。第1の光ディスクドライブ群40Lは、例えば、6台の光ディスクドライブ40により構成され、装置後方において一方のマガジンストッカー10に隣接して配置されている。第2の光ディスクドライブ群40Rは、例えば、6台の光ディスクドライブ40により構成され、装置後方において他方のマガジンストッカー10に隣接して配置されている。第1の光ディスクドライブ群40Lと、第2の光ディスクドライブ群40Rとの間には、キャリア60が設けられている。
キャリア60は、マガジントレイ21に収納された複数枚の光ディスク100を積層状態で保持し、ディスク交換位置に搬送された複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイ41上に前記保持した複数枚の光ディスク100を載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスク100を積層状態で回収するように構成されている。
キャリア60及び複数の光ディスクドライブ40より更に装置後方には、電気回路及び電源70が設けられている。電気回路及び電源70には、ピッカー30、光ディスクドライブ40、キャリア60などの各装置の動作(モータ等)を制御する制御部90が設けられている。当該制御部90は、例えば、データを管理するホストコンピュータに接続されている。ホストコンピュータは、オペレータの指示に基づき、指定のマガジン20へのデータの書き込み又は読み出し等の動作を行うように制御部90に指令を送る。制御部90は、当該指令に従い、ピッカー30、光ディスクドライブ40、キャリア60などの各装置の動作を制御する。
次に、キャリア60の構成についてより具体的に説明する。
キャリア60は、図3に示すように、装置高さ方向Zに移動する移動ベース61を備えている。キャリア60は、移動ベース61を第1の光ディスクドライブ群40Lと第2の光ディスクドライブ群40Rとの間のスペースにおいて装置高さ方向Zに移動させることにより、光ディスク100の載置及び回収動作を行う。
移動ベース61には、ディスクチャックユニット62が設けられている。ディスクチャックユニット62は、複数枚の光ディスク100を積層状態で保持するとともに、当該保持した複数枚の光ディスク100を1枚ずつ分離するように構成されている。ディスクチャックユニット62としては、例えば、図18に示す構造のものを用いることができる(特開2005−25888号参照)。
図18に示すディスクチャックユニット62は、光ディスク100の中心穴100aの内径よりも小さい外径を有する筒体62aと、筒体62aの内面を摺動するように設けられたロッド62bとを備えている。ロッド62bの先端部には、筒体62aの外径と略同じ直径を有する拡径頭部62cが設けられている。拡径頭部62cと筒体62aの先端部との間には、弾性体62dが設けられている。
このような構成を有するディスクチャックユニット62により複数枚の光ディスク100を保持するには、例えば、以下のように動作させればよい。
まず、図18に示すように、複数枚の光ディスク100の中心穴100aに筒体62a及びロッド62bを挿入する。
次いで、図19に示すように、ロッド62bを上昇させ、拡径頭部62cと筒体62aの先端部との間で弾性体62dを圧縮して、弾性体62dを筒体62aの外面よりも外方へ突出するように変形させる。これにより、弾性体62dが最下部の光ディスクの内面を圧接し、複数枚の光ディスク100を保持することができる。
また、ディスクチャックユニット62により複数枚の光ディスク100のうち1枚の光ディスクをトレイ41に載置するには、例えば、以下のように動作させればよい。
まず、ディスクチャックユニット62が保持する複数枚の光ディスク100の全てをトレイ41に載置する。
その後、ロッド62bを下降させ、弾性体62dを図18に示す非変形時の状態に復帰させる。
その後、弾性体62dが最下部から1つ上の光ディスクに隣接するようにロッド62b及び筒体62aを上昇させる。
その後、ロッド62bを上昇させ、拡径頭部62cと筒体62aの先端部との間で弾性体62dを圧縮して、弾性体62dを筒体62aの外面よりも外方へ突出するように変形させる。
これにより、弾性体62dが最下部から1つ上の光ディスクの内面を圧接し、最下部の光ディスクを他の光ディスクから分離してトレイ41に載置する一方、その他の複数枚の光ディスクを保持することができる。
次に、図3〜図8を用いて、複数枚の光ディスク100を複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイ41に載置する動作(以下、ディスク載置動作という)について説明する。図3〜図8は、ディスク載置動作を示す斜視図である。このディスク載置動作は制御部90の制御の下で行われる。なお、図3〜図8においては、図面を見やすくするため、第2の光ディスクドライブ群40Rの図示を省略している。
まず、図3に示すように、ピッカー30により移動ベース61の下方にマガジントレイ21が搬送される。
その後、図4に示すように、移動ベース61がマガジントレイ21の近傍まで下降されることにより、ディスクチャックユニット62の先端部が、マガジントレイ21上の複数枚の光ディスク100の中心穴100aに挿入される。
その後、ディスクチャックユニット62により複数枚の光ディスク100が保持された後、移動ベース61が上昇される。これにより、全ての光ディスク100がマガジントレイ21から取り出される。
その後、図5に示すように、ピッカー30が装置前方に移動して、マガジントレイ21が複数の光ディスクドライブ40の近傍から退避される。
その後、図6に示すように、第1の光ディスクドライブ群40Lのうちの最下段の光ディスクドライブ40のトレイ41が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
その後、図7に示すように、ディスクチャックユニット62が保持する複数枚の光ディスク100がトレイ41の上方(例えば、直上)に位置するように、移動ベース61が下降される。
その後、ディスクチャックユニット62により、最下部の光ディスクが他の光ディスクから分離され、トレイ41上に載置される。
その後、ディスクチャックユニット62とトレイ41とが接触しないように、移動ベース61が上昇される。
その後、トレイ41がディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41(第1のトレイ)のディスク交換位置から記録再生位置への搬送動作と並行して、当該トレイ41と対向する第2の光ディスクドライブ群40Rのうちの最下段の光ディスクドライブ40のトレイ41(第2のトレイ)が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
その後、前記と同様にして、当該トレイ41(第2のトレイ)に光ディスク100が載置され、当該トレイ41がディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。これにより、最下段の光ディスクドライブ40へのディスク載置動作が完了する。このディスク載置動作を下から2段目以降の光ディスクドライブ40に対しても繰り返す。
図8に示す最上段の光ディスクドライブ40へのディスク載置動作が完了すると、全ての光ディスク100が記録再生位置に搬送され、各光ディスクドライブ40の光ディスク100に対して記録又は再生可能となる。
次に、キャリア60が複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイ41に載置された複数枚の光ディスク100を回収する動作(以下、ディスク回収動作という)について説明する。このディスク回収動作は制御部90の制御の下で行われる。なお、ディスク回収動作は概ねディスク載置動作と逆の順序で行われる。
まず、第1の光ディスクドライブ群40Lのうちの最上段の光ディスクドライブ40のトレイ41(第1のトレイ)が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
その後、移動ベース61が下降されることにより、トレイ41(第1のトレイ)上の光ディスク100の中心穴100aにディスクチャックユニット62が挿入され、当該ディスクチャックユニット62により当該光ディスク100が保持される。
その後、移動ベース61が、前記保持した光ディスク100と共に、トレイ41(第1のトレイ)の移動の妨げにならないように上方に移動する。これにより、トレイ41(第1のトレイ)上の光ディスク100が回収される。
その後、ディスクチャックユニット62に光ディスク100を回収されたトレイ41(第1のトレイ)がディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41(第1のトレイ)のディスク交換位置から記録再生位置への搬送動作と並行して、当該トレイ41と対向する第2の光ディスクドライブ群40Rのうちの最上段の光ディスクドライブ40のトレイ41(第2のトレイ)が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
その後、前記と同様にして、当該トレイ41(第2のトレイ)上の光ディスク100がディスクチャックユニット62に回収され、当該トレイ41がディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。これにより、最上段の光ディスクドライブ40への光ディスク回収動作が完了する。このディスク回収動作を下から2段目以降の光ディスクドライブ40に対しても繰り返す。
ディスクチャックユニット62が全ての光ディスク100を回収すると、移動ベース61が上昇される。その後、ピッカー30が装置後方に移動して、ディスクチャックユニット62の下方にマガジントレイ21がセットされる。
その後、移動ベース61が下降され、ディスクチャックユニット62に保持された全ての光ディスク100が、図4に示すように、マガジントレイ21内に収納される。
全ての光ディスク100を収納したマガジントレイ21は、ピッカー30によりマガジンストッカー10内に戻される。
次に、図9A〜図9Eを用いて、ディスク載置動作を光ディスクドライブ40のトレイ41の動作に着目して説明する。図9A〜図9Eは、ディスク載置動作時における光ディスクドライブ40のトレイ41の動作を示す模式図である。
なお、ここでは、第1の光ディスクドライブ群40Lの光ディスクドライブ40を、下から順に光ディスクドライブA,C,E,G,I,Kという。また、第2の光ディスクドライブ群40Rの光ディスクドライブ40を、下から順に光ディスクドライブB,D,F,H,J,Lという。
まず、図9Aに示すように、最下段の光ディスクドライブAのトレイ41aが記録再生位置からディスク交換位置に搬送され、ディスクチャックユニット62によりトレイ41aに光ディスク100が載置される。
その後、図9Bに示すように、光ディスクドライブAのトレイ41aがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41aの搬送動作に並行して、光ディスクドライブBのトレイ41bが記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。すなわち、トレイ41aのディスク交換位置から記録再生位置への搬送が開始されてから完了するまでの間に、トレイ41bの記録再生位置からディスク交換位置への搬送が開始される。
図9Cに示すように、トレイ41aの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41bのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41bに光ディスク100が載置される。
その後、ディスクチャックユニット62の移動ベース61が上方に移動される。
その後、図9Dに示すように、光ディスクドライブBのトレイ41bがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41bの搬送動作に並行して、光ディスクドライブCのトレイ41cが記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
図9Eに示すように、トレイ41bの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41cのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41cに光ディスク100が載置される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して下から上に順番に実施される。これにより、ディスク載置動作が完了する。
次に、図10A〜図10Eを用いて、ディスク回収動作を光ディスクドライブ40のトレイ41の動作に着目して説明する。図10A〜図10Eは、ディスク回収動作時における光ディスクドライブ40のトレイ41の動作を示す模式図である。
まず、図10Aに示すように、最上段の光ディスクドライブLのトレイ41lが記録再生位置からディスク交換位置に搬送され、ディスクチャックユニット62によりトレイ41l上の光ディスク100が回収される。
その後、図10Bに示すように、光ディスクドライブLのトレイ41lがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41lの搬送動作に並行して、光ディスクドライブKのトレイ41kが記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。すなわち、トレイ41lのディスク交換位置から記録再生位置への搬送が開始されてから完了するまでの間に、トレイ41kの記録再生位置からディスク交換位置への搬送が開始される。
図10Cに示すように、トレイ41lの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41kのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41k上の光ディスク100が回収される。
その後、図10Dに示すように、光ディスクドライブKのトレイ41kがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41kの搬送動作に並行して、光ディスクドライブJのトレイ41jが記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。
図10Eに示すように、トレイ41kの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41jのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41j上の光ディスク100が回収される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して上から下に順番に実施される。これにより、ディスク回収動作が完了する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る光ディスク装置によれば、制御部90が、第1の光ディスクドライブ群41Lのトレイをディスク交換位置から記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1の光ディスクドライブ群41Lのトレイと対向する第2の光ディスクドライブ群41Lのトレイを記録再生位置からディスク交換位置に搬送させる制御を行うようにしている。これにより、第1の光ディスクドライブ群41Lのトレイの搬送が完了した後、第2の光ディスクドライブ群41Rのトレイの搬送を開始する光ディスク装置に比べて、ディスク交換時間を大幅に抑えることができる。
なお、ディスク回収動作は、前述した動作に限定されるものではなく、図11A〜図11Eに示すような動作であってもよい。図11A〜図11Eは、ディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。
まず、図11Aに示すように、第2の光ディスクドライブ群40Rのトレイ41b,41d,41f,41h,41j,41lを全て、記録再生位置からディスク交換位置に(好ましくは、同時に)搬送する。
その後、ディスクチャックユニット62により最上段の光ディスクドライブLのトレイ41l上の光ディスク100が回収される。
その後、図11Bに示すように、光ディスクドライブLのトレイ41lがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41lの搬送動作に並行して、光ディスクドライブKのトレイ41kが記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。すなわち、トレイ41lのディスク交換位置から記録再生位置への搬送が開始されてから完了するまでの間に、トレイ41kの記録再生位置からディスク交換位置への搬送が開始される。
図11Cに示すように、トレイ41lの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41kのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41k上の光ディスク100が回収される。
その後、図11Dに示すように、光ディスクドライブKのトレイ41kがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。
図11Eに示すように、トレイ41kの記録再生位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41j上の光ディスク100が回収される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して上から下に順番に実施される。これにより、ディスク回収動作が完了する。
前記ディスク回収動作によれば、制御部90が、第2の光ディスクドライブ群40Rの全てのトレイ41b,41d,41f,41h,41j,41lを記録再生位置からディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、第2の光ディスクドライブ群40Rの最上段のトレイ41lをディスク交換位置から記録再生位置に搬送させる制御と並行して、第1の光ディスクドライブ群40Lの最上段のトレイ41kを記録再生位置からディスク交換位置に搬送させる制御を行うようにしている。これにより、ディスク交換時間を大幅に抑えることができるとともに、図10A〜図10Eに示すディスク回収動作よりも制御部90による制御を簡単にすることができる。なお、図10A〜図10Eに示すディスク回収動作は、図11A〜図11Eに示すディスク回収動作と比較して、第2の光ディスクドライブ群40Rの各トレイが記録再生位置に位置する時間が長いので、その間、それらのトレイ上に載置された光ディスク100に対して記録又は再生ができるというメリットがある。
なお、前記では、第1の光ディスクドライブ群40L及び第2の光ディスクドライブ群40Rは、光ディスクドライブ40を6台積層した6段構成としたが、本開示はこれに限定されない。第1の光ディスクドライブ群40L及び第2の光ディスクドライブ群40Rは、2段以上の構成であればよい。
また、前記では、図9A〜図9Eに示すトレイの動作をディスク載置時の動作とし、図10A〜図10E及び図11A〜図11Eに示すトレイの動作をディスク回収時の動作として説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、図9A〜図9Eに示すトレイの動作をディスク回収時の動作とし、図10A〜図10E及び図11A〜図11Eに示すトレイの動作をディスク載置時の動作としてもよい。この場合でも、ディスクチャックユニット62は、複数枚の光ディスク100を同じ順番で積層保持することができる。
なお、制御部90は、複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイ41の搬送開始タイミングを制御するものであってもよい。但し、この場合、トレイ41を搬送する駆動源として出力にバラツキがあるモータを使用すると、互いに対向するトレイ41同士が接触する可能性がある。このため、第1の光ディスクドライブ群40Lのトレイと第2の光ディスクドライブ群40Rのトレイとの接触を事前に検知する衝突防止センサが設けられてもよい。このような衝突防止センサ42としては、例えば、反射型フォトセンサ(フォトリフレクタ、反射型フォトインタラプタ)、近接センサ(電磁誘導を利用した高周波発振型、磁石を用いた磁気型、静電容量の変化を利用した静電容量型)を用いることができる。図12は、光ディスクドライブBのトレイ41bの先端部に非接触の衝突防止センサ42を設けた例を示している。当該衝突防止センサ42を設けることにより、トレイ41bのディスク交換位置への搬送速度を落とす、あるいは、トレイ41bのディスク交換位置への搬送を停止させるなどの制御を行うことが可能となり、トレイ41aとトレイ41bとの接触を防止することができる。
また、制御部90は、複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイ41の位置又は速度を制御するものであってもよい。この場合、第1の光ディスクドライブ群40Lのトレイと第2の光ディスクドライブ群40Rのトレイとの間に所定の距離を保つことができるので、衝突防止センサ42を設ける必要性をなくすことができる。なお、トレイ41の位置又は速度制御を可能にする駆動源としては、例えば、ステッピングモータやエンコーダが挙げられる。図13は、光ディスクドライブAのトレイ41a及び光ディスクドライブBのトレイ41bを搬送する駆動源としてステッピングモータ43を用いた例を示している。この場合、各ステッピングモータ43のステップ数を同時に進めることにより、トレイ41aとトレイ41bとを同じ速度で搬送することができ、それが互い衝突することを防止することができる。
(第2実施形態)
図14は、本開示の第2実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す斜視図である。本第2実施形態に係る光ディスク装置が前記第1実施形態に係る光ディスク装置と異なる点は、一方の光ディスクドライブ群、及び当該光ディスクドライブ群に隣接するマガジンストッカー10を備えていない点である。なお、本第2実施形態においては、図14の左下側を「装置前方」といい、図14の右上側を「装置後方」という。
次に、図15A〜図15Cを用いて、本第2実施形態に係る光ディスク装置のディスク載置動作を光ディスクドライブ40のトレイ41の動作に着目して説明する。図15A〜図15Cは、本第2実施形態に係る光ディスク装置のディスク載置動作時における光ディスクドライブ40のトレイ41の動作を示す模式図である。なお、ここでは、複数の光ディスクドライブ40を、下から光ディスクドライブA,B,C,D,E,Fという。
まず、図15Aに示すように、最下段の光ディスクドライブAのトレイ41aが記録再生位置からディスク交換位置に搬送され、ディスクチャックユニット62によりトレイ41aに光ディスク100が載置される。
その後、ディスクチャックユニット62の移動ベース61が上方に移動される。
その後、図15Bに示すように、光ディスクドライブAのトレイ41aがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41a(第1のトレイ)の搬送動作に並行して、光ディスクドライブBのトレイ41b(第2のトレイ)が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。すなわち、トレイ41aのディスク交換位置から記録再生位置への搬送が開始されてから完了するまでの間に、トレイ41bの記録再生位置からディスク交換位置への搬送が開始される。
図15Cに示すように、トレイ41aの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41bのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41bに光ディスク100が載置される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して下から上に順番に実施される。これにより、ディスク載置動作が完了する。
次に、図16A〜図16Cを用いて、本第2実施形態に係る光ディスク装置のディスク回収動作を光ディスクドライブ40のトレイ41の動作に着目して説明する。図16A〜図16Cは、本第2実施形態に係る光ディスク装置のディスク回収動作時における光ディスクドライブ40のトレイ41の動作を示す模式図である。
まず、図16Aに示すように、最上段の光ディスクドライブFのトレイ41fが記録再生位置かディスク交換位置に搬送され、ディスクチャックユニット62によりトレイ41f上の光ディスク100が回収される。
その後、図16Bに示すように、光ディスクドライブFのトレイ41f(第1のトレイ)がディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。このトレイ41fの搬送動作に並行して、光ディスクドライブEのトレイ41e(第2のトレイ)が記録再生位置からディスク交換位置に搬送される。すなわち、トレイ41fのディスク交換位置から記録再生位置への搬送が開始されてから完了するまでの間に、トレイ41eの記録再生位置からディスク交換位置への搬送が開始される。
図16Cに示すように、トレイ41fの記録再生位置への搬送動作が完了し、かつトレイ41eのディスク交換位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62によりトレイ41e上の光ディスク100が回収される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して上から下に順番に実施される。これにより、ディスク回収動作が完了する。
以上説明したように、本第2実施形態に係る光ディスク装置によれば、制御部90が、複数の光ディスクドライブ40のトレイ41a又はトレイ41fをディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該トレイ41a又はトレイ41fと隣接するトレイ41b又はトレイ41eを記録再生位置からディスク交換位置に搬送させる制御を行うようにしている。これにより、1つの光ディスクドライブのトレイの搬送が完了した後、当該1つの光ディスクドライブに隣接する光ディスクドライブのトレイの搬送を開始する光ディスク装置に比べて、ディスク交換時間を大幅に抑えることができる。
なお、ディスク回収動作は、前述した動作に限定されるものではなく、図17A〜図17Cに示すような動作であってもよい。図17A〜図17Cは、ディスク回収動作時における光ディスクドライブのトレイの動作の変形例を示す模式図である。
まず、図17Aに示すように、複数の光ディスクドライブ40のトレイ41a,41b,41c,41d,41e、41fを全て、記録再生位置からディスク交換位置に(好ましくは、同時に)搬送する。
その後、ディスクチャックユニット62により最上段の光ディスクドライブFのトレイ41f上の光ディスク100が回収される。
その後、図17Bに示すように、光ディスクドライブFのトレイ41fがディスク交換位置から記録再生位置に搬送される。
図17Cに示すように、トレイ41fの記録再生位置への搬送動作が完了すると、ディスクチャックユニット62により光ディスクドライブEのトレイ41e上の光ディスク100が回収される。
以降、同様の動作が全光ディスクドライブ40に対して上から下に順番に実施される。これにより、光ディスク100の回収動作が完了する。
前記ディスク回収動作によれば、制御部90が、複数の光ディスクドライブ40の全てのトレイ41a,41b,41c,41d,41e,41fを記録再生位置からディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、複数の光ディスクドライブ40のそれぞれのトレイを最上段から最下段まで順番にディスク交換位置から記録再生位置に搬送させる制御を行うようにしている。これにより、ディスク交換時間を大幅に抑えることができるとともに、図16A〜図16Cに示すディスク回収動作よりも制御部90による制御を簡単にすることができる。なお、図16A〜図16Eに示すディスク回収動作は、図16A〜図16Cに示すディスク回収動作と比較して、複数の光ディスクドライブ40の各トレイが記録再生位置に位置する時間が長いので、その間、それらのトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生ができるというメリットがある。
なお、前記では、図15A〜図15Cに示すトレイの動作をディスク載置時の動作とし、図16A〜図16C及び図17A〜図17Cに示すトレイの動作をディスク回収時の動作として説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、図15A〜図15Cに示すトレイの動作をディスク回収時の動作とし、図16A〜図16C及び図17A〜図17Cに示すトレイの動作をディスク載置時の動作としてもよい。この場合でも、ディスクチャックユニット62は、複数枚の光ディスク100を同じ順番で積層保持することができる。
なお、前記では、電気回路及び電源7に設けられた制御部90が、ホストコンピュータからの指令に従い、ピッカー30、光ディスクドライブ40、キャリア60などの各装置の動作を制御するものとしたが、このような制御は、所謂クラウド・コンピューティング・システムを利用して行うこともできる。図20は、クラウド・コンピューティング・システムを利用して光ディスク装置の制御を行う場合のシステム構成の一例を模式的に示す構成図である。
図20に示すように、クラウド・コンピューティング・システムは、ネットワークNwを介してアクセス可能なサーバSc(所謂クラウドサーバ)を備えている。この場合、光ディスク装置Dbは、例えば、電気回路及び電源7に設けられた制御ユニット307内にネットワーク通信部310を備えている。このネットワーク通信部310により、光ディスク装置DbがネットワークNwを介してクラウドサーバScと通信可能に接続されている。かかるネットワーク通信部310は、光ディスク装置Dbの制御ユニット307内に設けてもよく、或いは制御ユニット307とは別に設けてもよい。
光ディスク装置Dbを操作するユーザ端末機Pcも、ネットワークNwを介してクラウドサーバScと通信可能に接続されている。かかるユーザ端末機Pcとしては、例えば、マイクロコンピュータを主要部として構成された所謂パーソナルコンピュータで通信機能を有するものを用いることができる。
クラウドサーバScは、例えば、ユーザ端末機Pcを用いて行う所要の制御や演算を実行するためのプログラム、更には、かかる制御や演算に必要なデータ類についても、少なくともその一部を保持しており、ユーザの要求に応じて、その都度必要なプログラムやデータ類をダウンロードし利用に供することができる。
また、図20に示すように、以上のようなユーザ端末機PcをネットワークNwに複数接続するようにしてもよい。また、複数の光ディスク装置DbをネットワークNwに接続してそれぞれ制御することもできる。
なお、以上の光ディスク装置Dbは、ネットワーク通信部310を備えてクラウドサーバScを利用して制御される点を除いては、前記実施形態に係る光ディスク装置と同様の構成を備え、同様の作動を行うものである。
かかるクラウド・コンピューティング・システムを利用することにより、光ディスク装置やユーザ端末機もしくはこれらに付設した記憶装置などにプログラムやデータ類を保持させていた従来に比して、これら機器及び装置の構成を簡素化することが可能になる。利用するプログラムやデータ類が肥大化せざるを得ない場合などには、特に有効である。
なお、クラウドサーバScを、前述のような光ディスク装置Dbの制御用途や演算用途に代えて、或いはこれらに加えて、光ディスク装置Dbのデータバックアップ用途に供するようにしてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、前述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示にかかる光ディスク装置は、ディスク交換時間をより一層抑えることができるので、特に、多数のマガジンを備える光ディスク装置に有用である。
10 マガジンストッカー
11 底シャーシ
20 マガジン
21 マガジントレイ
22 ケース
30 ピッカー
40 光ディスクドライブ
41 トレイ
42 衝突防止センサ
43 ステッピングモータ
60 キャリア
61 移動ベース
62 ディスクチャックユニット
70 電気回路及び電源
90 制御部
100 光ディスク
307 制御ユニット
310 ネットワーク通信部

Claims (9)

  1. 筐体の一面に形成されたトレイ排出口を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイを有し、前記記録再生位置に搬送されたトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生の少なくとも一方を行う複数の光ディスクドライブと、
    積層された複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、前記ディスク交換位置に搬送された前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイ上に前記保持した複数枚の光ディスクを載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアと、
    前記複数の光ディスクドライブ及び前記キャリアの動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の光ディスクドライブは、
    トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向に積層配置された第1の光ディスクドライブ群と、
    トレイ排出口が前記第1の光ディスクドライブ群のトレイ排出口と対向するように装置高さ方向に積層配置された第2の光ディスクドライブ群と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の光ディスクドライブ群の第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと対向する前記第2の光ディスクドライブ群の第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、光ディスク装置。
  2. 前記キャリアは、装置高さ方向に移動する移動ベースを備え、当該移動ベースを前記第1の光ディスクドライブ群と前記第2の光ディスクドライブ群との間のスペースにおいて前記装置高さ方向に移動させることにより、前記光ディスクの載置及び回収動作を行う、請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御部は、さらに、前記第2のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、前記第1のトレイを備える光ディスクドライブと隣接する光ディスクドライブの第3のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の光ディスクドライブ群の全てのトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、前記第2の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、前記第1の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  5. 前記制御部は、さらに、前記第1の光ディスクドライブ群の最上段のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行い、その後、前記第2の光ディスクドライブ群の最上段のトレイに隣接するトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行う、請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイの位置を制御する、請求項1〜5のいずれか1つに記載の光ディスク装置。
  7. 前記第1の光ディスクドライブ群のトレイと前記第2の光ディスクドライブ群のトレイとの接触を事前に検知する衝突検知センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイの搬送開始タイミングを制御する、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載の光ディスク装置。
  8. 筐体の一面に形成されたトレイ排出口を通じて記録再生位置とディスク交換位置とに搬送されるトレイを有し、前記記録再生位置に搬送されたトレイ上に載置された光ディスクに対して記録又は再生の少なくとも一方を行う複数の光ディスクドライブと、
    積層された複数枚の光ディスクを積層状態で保持し、前記ディスク交換位置に搬送された前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイ上に前記保持した複数枚の光ディスクを載置するとともに、当該載置した複数枚の光ディスクを積層状態で回収するキャリアと、
    前記複数の光ディスクドライブ及び前記キャリアの動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の光ディスクドライブは、トレイ排出口が一方向に向くように装置高さ方向に積層配置され、
    前記制御部は、
    前記複数の光ディスクドライブの第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと隣接する第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行う、光ディスク装置。
  9. 前記制御部は、
    前記キャリアが前記光ディスクの回収動作又は載置動作のいずれか一方を行うとき、前記複数の光ディスクドライブの第1のトレイを前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御と並行して、当該第1のトレイと隣接する第2のトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、
    前記キャリアが前記光ディスクの回収動作又は載置動作のいずれか他方を行うとき、前記複数の光ディスクドライブの全てのトレイを前記記録再生位置から前記ディスク交換位置に搬送させる制御を行い、その後、前記複数の光ディスクドライブのそれぞれのトレイを最上段から最下段まで順番に前記ディスク交換位置から前記記録再生位置に搬送させる制御を行う、請求項8に記載の光ディスク装置。
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