JP2008186552A - 光ディスクとそれを収納したカートリッジ、更には、その記録再生装置及びディスクチェンジャ - Google Patents

光ディスクとそれを収納したカートリッジ、更には、その記録再生装置及びディスクチェンジャ Download PDF

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Abstract

【課題】 可撓性の磁気吸着リング付き光ディスクを収納するカートリッジと記録再生装置、及び記録再生装置を用いたディスクチェンジャを提供する。
【解決手段】
カートリッジ1は、複数のディスク収納箱4a、4b、4cに分割されており、ディスク収納箱4a、4b、4cには、可撓性の光ディスクに直径の異なる磁気吸着リング7又は11を設けた光ディスク6又は10を交互に積層する。この光ディスクを電磁石で吸着し記録再生装置に運搬して記録再生を行うように構成する。このカートリッジと記録再生装置を複数配置したディスクチェンジャを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可撓性を有するシート状の光ディスクに関し、更には、かかる光ディスクを多数枚収納したカートリッジから、当該光ディスクを取り出し、データを記録又は再生するための単一又は複数台の光ディスク記録再生装置へ当該カートリッジを運搬して当該光ディスクを取り出し、又は、設置した光ディスク記録再生装置に記録再生するように構成した記録再生装置及びディスクチェンジャに関する。
例えば、コンピュータシステムにおける外部記憶装置として、可撓性を備えたシート状の光ディスクを、多数、その内部に収納して、単位体積当たりの記録容量を向上させる光カートリッジが、例えば、以下の特許文献1により既に提案され、記載されている。
また、従来のCD、DVD等を利用して、大容量のライブラリ装置におけるレスポンスを向上するための構造として、複数枚の光ディスク媒体を内部に格納したディスクマガジンを多数収納するメディア収納庫と、メディア搬送部により光ディスクドライブへ搬送するものが、以下の特許文献2に記載されている。加えて、両面に情報記録/再生が可能な両面ディスクを反転させる機構を備えたディスクオートチェンジャ装置が、以下の特許文献3に記載されている。
特開2004−134019号公報 特開2005−31930号公報 特開2005−108432号公報
ところで、上述した可撓性を有するシート状の光ディスクを情報記録媒体として使用する場合、ディスクを安定に回転駆動して記録/再生するためには、当該可撓性を有するシート状のディスクの記録再生面を、振動させないで安定に回転させることが重要である。そのため、従来技術では、一般に、当該光ディスクの上面又は下面に、単独又は両方に安定板を配置し、流体力のバランスにより振動を低減する方法が用いられていたが、しかしながら、回転数が高速になると不安定となり、振動を十分に低減することができないという問題があった。
加えて、上述した可撓性を有するシート状の光ディスクは、現在、広く光情報記録媒体として利用されている、例えば、Blu−ray、DVD、CD等の1.2mm厚の光ディスクとは、互換性がない。
一方、上記の従来技術、特に、特許文献1では、記載されたカートリッジでは、当該カートリッジの中に複数の光ディスクを、当該光ディスクの間にシートを挟んで小カートリッジに入れて積層することが開示されている。また、カートリッジから積層した光ディスクを全部取りだした後、ローラにより外側から順に分離し、ローラにより搬送し回転軸にチャッキングして記録再生することが開示されている。
しかしながら、上記の従来技術では、カートリッジから一枚毎に光ディスクを取り出すことは困難であると共に、一旦取り出した光ディスクをカートリッジへ正確に戻すことも困難である。また、そのため、光ディスクに記憶された情報に対してランダムにアクセスできないという問題があった。加えて、当該文献に記載された記録再生装置では、摩擦や滑りを伴うローラ搬送を採用しているため、光ディスクの情報記録表面が損傷されてしまう、光ディスクの搬送時における位置決め精度が悪い、更には、装置の小型化に適していない等の問題があった。
また、上記の特許文献2及び3に記載された従来技術によれば、光ディスクを多数収納して大容量化したCD、DVD等のディスクチェンジャが既に知られている。また、上記従来技術に記載のディスクチェンジャには、両面記録再生光ディスクを表裏反転するディスク反転装置を設けて両面記録再生ができるディスクチェンジャが開示されている。
しかしながら、上記従来技術に記載のディスクオートチェンジャは、ディスク反転装置を用いて両面記録再生を行っているためディスクの交換時間が長いおよび装置が大型化する問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点を解決することを目的とするものであり、具体的には、シート状の光ディスクを一枚づつを取り出しランダムにアクセスできる高信頼で小型大容量のA面およびB面記録再生装置と、両面記録再生のシート状光ディスクを用いディスク反転機構のない高速、小型大容量のディスクチェンジャを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、シート状の光ディスクに強磁性体のリングを設け、カートリッジに積層する。なお、電磁石でこの光ディスクを吸着しA面記録再生装置と、B面記録再生装置に供給することでディスク反転機構のない連続記録再生のできるディスクチェンジャができることが分かった。
また、シート状の光ディスクを安定に回転させる方法として、剛性の高い円板とシート状の光ディスクを重ねて回転させ光ディスクの記録再生面を振動させない方法を発見した。特に、円板の内周側に空気を吸込む穴を開けでシート状の光ディスクと円板の間に空気を流すようにした。これにより、シート状の光ディスクと円板の間に負圧が発生しシート状の光ディスクが円板側に吸引されながら円板との隙間を保って回転することにより振動のない安定な回転が得られることが分かった。この方法を用いるとBlu−ray、DVD、CD等の1.2mm厚の光ディスクに用いられる記録再生装置でシート状の光ディスクの記録再生ができることが分かった。
そこで、第1に、前記光ディスクを回転手段に固定する穴から一定距離離れた位置に強磁性体を設けた吸着部材付き光ディスクと、前記吸着部材付き光ディスクを積層したカートリッジと、前記吸着部材付き光ディスクを吸着し運搬する吸着手段と、前記吸着部材付き光ディスクを記録再生する記録再生装置とを備え、前記吸着手段で前記吸着部材付き光ディスクを吸着し前記記録再生装置に運搬して記録再生する。
第2に、前記強磁性体の形成位置が異なる複数の前記吸着部材付き光ディスクを交互に積層した。
第3に、前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、前記ディスク収納箱に前記吸着部材付き光ディスクを積層した。
第4に、前記吸着手段は、複数の前記吸着部材付き光ディスクを一括して運搬する。
第5に、前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめガラス円板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記ガラス円板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクと前記ガラス円板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うようにする。
第6に、前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、ガラス円板を取り付けた前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクを前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うようにする。
第7に、前記ガラス円板の内周側に穴を開けた。
第8に、前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、浮上安定板を取り付けた前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うようにした。
第9に、前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめ浮上安定板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記浮上安定板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記吸着部材付き光ディスクと前記浮上安定板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うようにした。
第10に、前記浮上安定板の内周側に穴を開けた。
第11に、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめガラス円板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記ガラス円板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクと前記ガラス円板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うようにした。
第12に、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、ガラス円板を取り付けた前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクを前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うにした。
第13に、前記ガラス円板の内周側に穴を開けた。
第14に、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、浮上安定板を取り付けた前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うようにした。
第15に、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめ浮上安定板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記浮上安定板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記吸着部材付き光ディスクと前記浮上安定板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うようにした。
第16に、前記浮上安定板の内周側に穴を開けた。
第17に、n枚の光ディスクを収納するカートリッジと、n個の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うようにした。
第18に、前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、n枚の光ディスクを収納前記ディスク収納箱と、n個の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うにした。
第19に、前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、n枚の両面記録再生光ディスクを収納する前記ディスク収納箱と、n個の表面対応の光ディスク記録再生装置と、n個の裏面対応の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の表面対応の光ディスク記録再生装置に配布し記録再生たのち、次は、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の裏面対応の光ディスク記録再生装置に配布し記録再生を交互に行うようにした。
第20に、n枚の光ディスクを垂直方向に収納するカートリッジと、n個のディスク回転面を垂直方向にした光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うようにした。
本発明によれば、シート状の光ディスクを一枚づつを取り出しランダムにアクセスできる高信頼で小型大容量のA面およびB面記録再生装置と、両面記録再生のシート状光ディスクを用いディスク反転機構のない高速、小型大容量のディスクチェンジャを提供できる効果がある。
本発明の可撓性を有する磁気吸着リング付きの光ディスクと、この光ディスクを収納するカートリッジの一実施例を図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、ディスク収納箱4a、4b、4cに図2および図3に示す磁気吸着リング7および11を設けた光ディスク6および10を交互に積層したカートリッジ1を示す。なお、図1は、収納箱4aを引出した状態のカートリッジ1の中央部の断面図を示す。
カートリッジ1は、直方体の前面を開放した外箱2と、外箱2を分割する仕切り棚3a、3bと、直方体の上面を開放したディスク収納箱4a、4b、4cとで構成される。
図2は、磁気吸着リング7を設けた光ディスク6を示す。光ディスク6は、中央に回転体に固定するためのクランプ穴8が開けられ、クランプ穴8から離れた位置に磁気で吸着できるリング状の磁気吸着リング7を設けた構成である。また、磁気吸着リング7とクランプ穴8との間にリング状の非磁性部材9を設けることもできる。
図3は、磁気吸着リング11を設けた光ディスク10を示す。光ディスク10は、中央に回転体に固定するためのクランプ穴12が開けられ、図2の磁気吸着リング7から離れた位置に磁気で吸着できるリング状の磁気吸着リング11を設けた構成である。また、磁気吸着リング11とクランプ穴12との間にリング状の非磁性部材13を設けることもできる。
次に、図1のカートリッジ1から光ディスク6、10を取出し収納する記録再生動作を説明する。まず、光ディスク6の取出し動作を説明する。ディスク収納箱4aを引出す。図7に示す電磁石30を光ディスク6に近づける。コイル32に通電し磁気吸着リング7を吸引する。光ディスク6は、磁気吸着リング7で挟まれ電磁石30に吸着される。次に、電磁石30を図13に示す記録再生装置70に移動し、コイル32の通電を停止して光ディスク6をトレイ71に受け渡す。トレイ71を右方向に移動し、図14に示すようにドライブユニット83を上方向に移動し、光ディスク6とガラス円板65をスピンドルモータ81に固定する。そして、ガラス円板65側から光を入射して光ディスク6の記録再生動作を行う。
次に、光ディスク6の収納動作を説明する。図14に示すようにドライブユニット83を下方向に移動し、ピンドルモータ81から光ディスク6とガラス円板65をトレイ71に受け取り、図13に示すようにトレイ71を左方向に移動する。電磁石30をトレイ71の光ディスク6に近づける。コイル32に通電し磁気吸着リング7を吸引する。光ディスク6は、磁気吸着リング7で挟まれ電磁石30に吸着される。次に、電磁石30を図1に示すカートリッジ1に移動し、コイル32の通電を停止して光ディスク6をディスク収納箱4aに受け渡す。次に、ディスク収納箱4aを外箱2に押込む。また、光ディスク10の取出し収納する動作は、図8に示すように電磁石30のコイル33を通電し磁気吸着リング11を吸着することにより、光ディスク6と同様に行うことができる。また、電磁石30を光ディスクに押し付けてから磁気吸着リングを吸引することも出来る。また、電磁石30を光ディスクに押し付けないで吸引した場合、光ディスク同士に隙間があるので光ディスク同士を引き寄せる流体力や静電気力が働かないので分離性能が良い。なお、ディスク収納箱4a、4b、4cには、外箱2から引出すための引掛け部(図示しない)等が設けられている。また、外箱2の開放部に扉を付けることもできる。
また、シート状の光ディスクの一例は、おおよそ厚さ0.05mm〜0.2mmのポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂等の基材の片面に記録膜を設けたもので光ディスクのBlu−ray、CD、DVD等の標準規格フォーマットで記録再生できるものである。両面の記録再生ディスクは、この片面の光ディスクの記録膜側を貼り合せたものである。また、基材側から光を入射して記録再生を行う。カートリッジは、カートリッジ当たり100枚程度のシート状の光ディスクを収納する。
また、磁気吸着リング7、11の一例は、おおよそ内径20mm以上で厚さ0.2mm以下の鉄等の強磁性体からなり磁気で吸着できる構成である。また、磁気吸着リング7、11は、光ディスク6,10を図13に示すスピンドルモータ81のクランプ部に挿入した時に、クランパー78を吸着するための永久磁石80に吸着されないように永久磁石80から離れた位置に設けている。また、磁気吸着リング7、11を同時に吸引しないように、磁気吸着リング7、11の位置を1mm以上離して設けている。また、磁気吸着リング7、11を同じ形状にすることもできる。また、磁気吸着リング7、11の形状は、円形以外でも良く、また、リングの途中が切れた形状でも良い。また、磁気吸着リング7、11は、強磁性体の粒子を混入した接着剤を印刷等で塗布して形成することもできる。
また、リング状の非磁性部材9、13の一例は、磁気吸着リング7、11と同じ厚さかそれ以下であって樹脂等の非磁性材料の別部材を接着する。また、非磁性材料を塗布して形成することもできる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着リング付きの光ディスクを複数枚積層し、電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる記録再生装置を構成できる効果がある。
また、光ディスクを複数のディスク収納箱に分割して収納するので目的の光ディスクを取出し収納する時間を短くできる効果がある。
また、複数の磁気吸着リングを同時に磁気吸引されないように同心円状に離して設けたので光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。
また、磁気吸着リング付きの光ディスクを積層するので、磁気吸着リングの凸部により光ディスク同士が接触しないので光ディスク同士が貼り付かない効果がある。
次に、本発明の可撓性を有する光ディスクと、この光ディスクを収納するカートリッジの他の一実施例を図4乃至図6を用いて説明する。
図4は、ディスク収納箱4a、4b、4cに光ディスク14と図5示す磁気吸着板15との組み合わせと、光ディスク17と図6に示す磁気吸着板18との組み合わせを交互に積層したカートリッジ1を示す。なお、図4は、収納箱4aを引出した状態のカートリッジ1の中央部の断面図を示す。
カートリッジ1は、直方体の前面を開放した外箱2と、外箱2を分割する仕切り棚3a、3bと、直方体の上面を開放したディスク収納箱4a、4b、4cと、ディスク収納箱4a、4b、4cの底面に設けた支柱5で構成される。そして、光ディスク14および17と、磁気吸着板15および18は、この支柱5に挿入され水平方向に移動できないように収納されている。
図5は、磁気吸着板15を示す。磁気吸着板15は、非磁性部材23の中央にクランプ穴24が開けられ、クランプ穴24から離れた位置にリング状の磁気吸着リング22を設けた構成である。
図6は、磁気吸着板18を示す。磁気吸着板18は、非磁性部材26の中央にクランプ穴27が開けられ、クランプ穴27から離れた位置にリング状の磁気吸着リング25を設けた構成である。
なお、磁気吸着リング22、25の一例は、図2、図3で説明した磁気吸着リング7、11の形状、材質、製造方法と同じものが使用できる。
また、リング状の非磁性部材23、26の一例は、磁気吸着リング22、25と同じ厚さかそれ以下であって樹脂等の非磁性材料が使用できる。
次に、図4のカートリッジ1から光ディスク14、17を取出し収納する記録再生動作を説明する。まず、光ディスク14の取出し動作を説明する。ディスク収納箱4aを引出す。図7に示す電磁石30を光ディスク14に近づける。コイル32に通電し磁気吸着板15を吸引する。光ディスク14は、磁気吸着板15で挟まれ電磁石30に吸着される。次に、電磁石30を図13に示す記録再生装置70に移動し、コイル32の通電を停止して光ディスク14(記号6で示す)をトレイ71に受け渡す。ガラス円板65には、磁気吸着板15(記号7で示す)を保持する永久磁石又は凹部73を設け磁気吸着板15が水平方向に移動しないようにしてある。トレイ71を右方向に移動し、図14に示すようにドライブユニット83を上方向に移動し、光ディスク14(記号6で示す)とガラス円板65をスピンドルモータ81に固定する。そして、ガラス円板65側から光を照射して光ディスク14の記録再生動作を行う。
次に、光ディスク14の収納動作を説明する。図14に示すようにドライブユニット83を下方向に移動し、ピンドルモータ81から光ディスク14(記号6で示す)とガラス円板65をトレイ71に受け取り、図13に示すようにトレイ71を左方向に移動する。電磁石30をトレイ71の光ディスク14に近づける。コイル32に通電し磁気吸着板15(記号7で示す)を吸引する。光ディスク14は、磁気吸着板15(記号7で示す)で挟まれ電磁石30に吸着される。次に、電磁石30を図4に示すカートリッジ1に移動し、コイル32の通電を停止して光ディスク14をディスク収納箱4aに受け渡す。次に、ディスク収納箱4aを外箱2に押込む。また、光ディスク17の取出し収納する動作は、電磁石30のコイル33を通電し磁気吸着板18を吸着することにより、光ディスク14と同様に行うことができる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着板と光ディスクを交互に積層し、電磁石で磁気吸着板を挟んで吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる記録再生装置を構成できる効果がある。
また、光ディスクを複数のディスク収納箱に分割して収納するので目的の光ディスクを取出し収納する時間を短くできる効果がある。
また、複数の磁気吸着板の磁気吸着リングを同時に磁気吸引されないように同心円状に離して設けたので光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。
また、光ディスクと磁気吸着板とを交互に積層するので、光ディスク同士が接触しないので光ディスク同士が貼り付かない効果がある。
図7、図8は、本発明の光ディスクを吸着する電磁石の一実施例の中央部の断面図を示す。図7は、光ディスク6の吸着状態を示す。図8は、光ディスク10の吸着状態を示す。電磁石30は、円筒状ヨーク31と、円筒状ヨーク31に同心円状に溝を設け、この溝に円筒状に巻いたコイル32、33を設けた構成である。なお、コイル32の通電による円筒状ヨーク31の漏れ磁束ギャップ位置は、光ディスク6の磁気吸着リング7とほぼ同じ位置に設ける。また、コイル33の通電による円筒状ヨーク31の漏れ磁束ギャップ位置は、光ディスク10の磁気吸着リング11とほぼ同じ位置に設ける。また、円筒状ヨーク31に永久磁石34を設けることも出来る。
また、光ディスク6を吸着する場合は、図7に示すようにコイル32に通電し磁気吸着リング7を吸引することで電磁石30に光ディスク6を吸着する。光ディスク10を吸着する場合は、図8に示すようにコイル33に通電し磁気吸着リング11を吸引することで電磁石30に光ディスク10を吸着する。
また、円筒状ヨーク31に永久磁石34を設けた場合、コイル32、33の通電が切れた場合でも光ディスク6、10を電磁石30に保持できる。なお、電磁石30から光ディスク6、10を切り放す場合は、コイル32、33に永久磁石34の磁力を弱める方向に電流を流す。
このように本発明によれば、電磁石に複数のコイルと、コイルに対応した漏れ磁束ギャップを設けて、光ディスクに取り付けた磁気吸着リングの位置に合わせてコイルを励磁するので磁力の発生位置を選択できる。これにより、光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。また、電磁石の吸引力を調整することによっても光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。
図9は、本発明の光ディスクを吸着する電磁石の他の一実施例の中央部の断面図を示す。電磁石35は、円筒状ヨーク37と、円筒状ヨーク37の中央に設けた貫通穴36と、円筒状ヨーク37に同心円状に溝を設け、この溝に円筒状に巻いたコイル38を設けた構成である。なお、円筒状ヨーク37に設けた溝の内側は、磁気吸着リング7の位置と重なる位置に設ける。円筒状ヨーク37に設けた溝の外側は、磁気吸着リング11の位置と重なる位置に設ける。また、円筒状ヨーク37に円筒状の永久磁石39を設けることも出来る。この場合、電磁石35から光ディスク6を切り放す場合は、コイル38に永久磁石39の磁力を弱める方向に電流を流す。
このように本発明によれば、電磁石の漏れ磁束ギャップを光ディスクに取り付けた磁気吸着リングの位置に合わせて設けてあるので光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。また、電磁石の吸引力を調整することによっても光ディスクの2枚取りを防止できる効果がある。
図10は、本発明の光ディスクを吸着する静電吸着部40の一実施例を示す中央部の断面図を示す。静電吸着部40は、円筒状の絶縁部材41と、絶縁部材41に設けられた同心円状の電極42、43で構成される。また、光ディスク6の磁気吸着リング7と非磁性体8を取り除くことも出来る。
静電吸着部40の電極42、43間に高電圧を印加すると、電極42、43の下側に電荷が誘起される。これにより、光ディスク6に電荷が誘起され静電気力が発生して静電吸着部40に吸着される。また、静電吸着部40より光ディスク6を切り放す場合は、電極42、43間に交流電圧を印加し電極42、43の下側の電荷を中和することにより分離する。
このように本発明によれば、静電吸着により光ディスクを吸着できるので静電吸着部の小型、低コス化に効果がある。
図11は、本発明の光ディスクの他の一実施例の中央部の断面図を示す。光ディスク6は、光ディスクを積層した時に光ディスク同士が貼り付かないように片面に凹凸のある貼り付き防止膜45を設けた構成である。また、図2、図3と同様に磁気吸着リング7と、リング状の非磁性部材9と、クランプ穴8を設けることもできる。また、磁気吸着リング7と、非磁性部材9は、光ディスク6の貼り付き防止膜45の面に付けても良い。
このように本発明によれば、光ディスクに貼り付き防止膜45を設けたので、光ディスク同士の貼り付きを防止できるので光ディスクを高密度で積層できる効果がある。
また、静電吸着により光ディスクを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる効果がある。
また、光ディスクに磁気吸着リングを設け電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる効果がある。
図12、図13は、本発明の光ディスクの他の一実施例の中央部の断面図を示す。
図12の光ディスク6は、光ディスク49、50を接着層54で接着し、図2、図3と同様に磁気吸引リング7と、リング状の非磁性材9と、クランプ穴8を設けた構成を示す。
図13の光ディスク6は、光ディスク49、50の間に磁気吸着リング7を挟んで接着層54で接着した構成を示す。なお、リング状の非磁性材9と、クランプ穴8を設ける。
また、記録膜のない光ディスク49と記録膜のある光ディスク50の記録膜側を接着することにより片面記録光ディスク作成できる。記録膜のある光ディスク49と記録膜のある光ディスク50の記録膜側を接着することにより両面記録光ディスクを作成できる。また、図11と同様に貼り付き防止膜を形成することもできる。
このように本発明によれば、光ディスクを2枚貼り合せた片面記録光ディスク、両面記録光ディスクに磁気吸着リングを設け電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる効果がある。
図14は、本発明の光ディスクを吸着する電磁石の他の一実施例の中央部の断面図を示す。図14は、図1のディスク収納箱4に積層されている光ディスクを一括して取出し収納する電磁石の構成を示す。電磁石30は、図7と同様に円筒状のヨーク31に同心円状に溝を設け、溝に円筒状に巻いたコイル32、33を設けた構成に、ヨーク31に開けた貫通穴60と、光ディスク6、10を持上げるためのばね57、58と、ばね57、58を固定するばね固定板56と、ばねを矢印62方向に開閉する円錐棒59からなる。ばね57、58は、ヨーク31の上部から貫通穴60を通ってヨーク31の下側に突き出ている。また、ばね57、58の先端はL字型に曲げている。まず、ばね57、58を閉じた状態にして積層された光ディスク6、10のクランプ穴に挿入する。そして、円錐棒59を矢印61の下方向へ移動して、ばね57、58を広げる。これにより、光ディスク6、10は、ばね57、58のL字型部に載せられ一括して取出し収納することができる。なお、図1のディスク収納箱4の底面にばね57、58が貫通できる穴を開けておくと光ディスクをすくい上げるのに好都合である。
このように本発明によれば、カートリッジに積層されている光ディスクを一括して取出し収納することができるので複数の記録再生装置に光ディスクを移動する場合の移動時間を短縮できる効果がある
図15、図16は、本発明のDVD、CDフォーマットの光ディスクを用いた記録再生装置の一実施例の中央部の断面図を示す。図15は、記録再生装置70からトレイ71を引出したアンロード状態を示す。図16は、トレイ71を記録再生装置70の中に移動し記録再生のロード状態を示す。なお、記録再生装置70は、両面記録再生ディスクを用いた場合、B面(裏面)の記録再生に用いられる。
図15は、記録再生装置70と、磁気吸着リング7とクランプ穴8のある光ディスク6と、空気穴67とクランプ穴66のあるガラス円板65と、光ディスク6とガラス円板65を収納する円形の凹部74のあるトレイ71と、トレイ71の底面に開けたスピンドルモータ81のクランプ部が通り貫ける貫通穴72と、クランパーホルダ76と、クランパーホルダ76に回動自由に保持されたクランパー78と、クランパー78に設けた吸引板77と、光ディスク6の情報を読み書きする記録再生光学部82と、光ディスク6とガラス円板65をクランパー78で固定し回転させるスピンドルモータ81と、スピンドルモータ81のクランプ部に設けた永久磁石80と、スピンドルモータ81と記録再生光学部82を搭載した記録再生ユニット83から構成される。
次に、図15、図16を用いてロード動作を説明する。まず、図15に示すトレイ71には、あらかじめガラス円板65が入れてある。図1に示すカートリッジ1から光ディスク6を吸着しトレイ71に移動しセットする。トレイ71を矢印75で示す右方向に移動しスピンドルモータ81の真上に移動する。次に、図16に示すように、記録再生ユニット83を矢印85で示す上方向に移動する。スピンドルモータ81のクランプ部に光ディスク6とガラス円板65のクランプ穴8、66を挿入する。クランパー77の吸引板77とスピンドルモータ81のクランプ部に設けた永久磁石80とが吸引しクランパー77がスピンドルモータ81のクランプ部に固定される。これにより、光ディスク6とガラス円板65がスピンドルモータ81に固定される。クランパー77は、クランパーホルダ76内で浮き上がり回転自由となる。そして、スピンドルモータ81を回転する。記録再生は、ガラス円板65側から光を入射させ光ディスク6の基材を通過して記録膜にデータを読み書きする。
次に、アンロード動作を説明する。図16において、記録再生ユニット83を矢印85で示す下方向に移動する。これにより、クランパー78がスピンドルモータ81のクランプ部から外れる。そして、光ディスク6とガラス円板65がトレイ71に戻される。次に、図15に示すように、トレイ71を矢印75に示す左方向に移動しトレイ71を記録再生装置70から引出す。そして、光ディスク6を吸着し図1に示すカートリッジ1に収納する。
また、ガラス円板65に図5、図6に示す磁気吸着板15、18を保持する永久磁石又は凹部73を設けることができる。そして、磁気吸着板15、18は、ガラス円板65のクランプ穴66に位置決めされガラス円板65と一体となり動作する。これにより、図4に示すカートリッジ1の光ディスク14、17を記録再生装置70に取り出し収納することができる。
図17、図18は、本発明のDVD、CDフォーマットの光ディスクを用いた記録再生装置の一実施例の中央部の断面図を示す。図17は、記録再生装置90からトレイ91を引出したアンロード状態を示す。図18は、トレイ91を記録再生装置90の中に移動し記録再生のロード状態を示す。なお、記録再生装置90は、両面記録再生ディスクを用いた場合、A面(表面)の記録再生に用いられる。
図17は、記録再生装置90と、磁気吸着リング7とクランプ穴8のある光ディスク6と、光ディスク6を収納する円形の凹部94のあるトレイ91と、トレイ91の底面に開けたクランパーホルダ105が通り貫ける貫通穴92と、光ディスク6の情報を読み書きする記録再生光学部100と、空気穴96のあるガラス円板95が取り付けられ回転するスピンドルモータ97と、ガラス円板95に設けた浮上スペーサ99と、スピンドルモータ97のクランプ部に設けた永久磁石98と、スピンドルモータ97と記録再生光学部100を搭載した記録再生ユニット101と、クランパーホルダ105と、クランパーホルダ105に回動自由に保持されたクランパー104と、クランパー104に設けた吸引板103と、から構成される。
次に、図17、図18を用いてロード動作を説明する。まず、図1に示すカートリッジ1から光ディスク6を吸着しトレイ91に移動しセットする。トレイ91を矢印102で示す右方向に移動しスピンドルモータ97の真下に移動する。次に、図18に示すように、クランパーホルダ105を矢印103で示す上方向に移動する。スピンドルモータ97のクランプ部に光ディスク6のクランプ穴8を挿入する。クランパー104の吸引板103とスピンドルモータ97のクランプ部に設けた永久磁石98とが吸引しクランパー104がスピンドルモータ97のクランプ部に固定される。これにより、光ディスク6がスピンドルモータ97に固定される。クランパー104は、クランパーホルダ105内で浮き上がり回転自由となる。そして、スピンドルモータ97を回転する。記録再生は、ガラス円板95側から光を入射させ光ディスク6の基材を通過して記録膜にデータを読み書きする。
次に、アンロード動作を説明する。図18において、クランパーホルダ105を矢印103で示す下方向に移動する。これにより、クランパー104がスピンドルモータ97のクランプ部から外れる。そして、光ディスク6がトレイ91に戻される。次に、図17に示すように、トレイ91を矢印102の示す左方向に移動しトレイ91を記録再生装置90から引出す。そして、光ディスク6を吸着し図1に示すカートリッジ1に収納する。
また、トレイ91に図5、図6に示す磁気吸着板15、18を保持する凹部93を設けることができる。そして、磁気吸着板15、18は、光ディスクのクランプ穴に位置決めされスピンドルモータ97のクランプ部に着脱できる。これにより、図4に示すカートリッジ1の光ディスク14、17を記録再生装置90に取り出し収納することができる。
また、ガラス円板65、95は、厚さの薄い光ディスクを市販のDVD、CDドライブで記録再生するための光路長補正と、可撓性の光ディスクを回転させた場合の面振れ振動を低減させるものである。そのため、ガラス円板65、95の厚さは、おおよそ0.5〜0.6mmが好適である。また、可撓性の光ディスクを安定に回転させるために内周側に空気穴67、96を設け内周から外周へ空気を流すようにする。これにより、光ディスクは、ガラス円板65、95側に吸寄せられガラス円板65、95からわずかに浮いた状態で安定に回転できる。
また、光ディスクを吸着する手段は、図7、図9、図14の電磁石および図10の静電吸着等が使用できる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着リング付きの光ディスクを複数枚積層し、電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できるDVD,CD対応の記録再生装置を構成できる効果がある。
また、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着板と光ディスクを交互に積層し、電磁石で磁気吸着板を挟んで吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できるDVD,CD対応の記録再生装置を構成できる効果がある。
図19、図20は、本発明のBlu−rayフォーマットの光ディスクを用いた記録再生装置の一実施例の中央部の断面図を示す。図19は、記録再生装置110からトレイ111を引出したアンロード状態を示す。図20は、トレイ111を記録再生装置110の中に移動し記録再生のロード状態を示す。なお、記録再生装置110は、両面記録再生ディスクを用いた場合、B面(裏面)の記録再生に用いられる。
図19は、記録再生装置110と、磁気吸着リング7とクランプ穴8のある光ディスク6と、光ディスク6を収納する円形の凹部114のあるトレイ111と、トレイ111の底面に開けたスピンドルモータ124のクランプ部が通り貫ける貫通穴112と、クランパーホルダ117と、クランパーホルダ117に回動自由に保持された空気穴116のある回転浮上安定円板115が取り付けられたクランパー119と、クランパー119に設けた吸引板118と、光ディスク6の情報を読み書きする記録再生光学部125と、光ディスク6をクランパー119で固定し回転させるスピンドルモータ124と、スピンドルモータ124のクランプ部に設けた永久磁石123と、スピンドルモータ124と記録再生光学部125を搭載した記録再生ユニット126から構成される。
次に、図19、図20を用いてロード動作を説明する。まず、図1に示すカートリッジ1から光ディスク6を吸着しトレイ111に移動しセットする。トレイ111を矢印122に示す右方向に移動しスピンドルモータ124の真上に移動する。次に、図20に示すように、記録再生ユニット126を矢印127に示す上方向に移動する。スピンドルモータ124のクランプ部に光ディスク6のクランプ穴8を挿入する。クランパー119の吸引板118とスピンドルモータ124のクランプ部に設けた永久磁石123とが吸引しクランパー119がスピンドルモータ124のクランプ部に固定される。これにより、光ディスク6がスピンドルモータ124に固定される。クランパー119は、クランパーホルダ117内で浮き上がり回転自由となる。そして、スピンドルモータ124を回転する。記録再生は、光ディスク6の基材側から光を入射させて記録膜にデータを読み書きする。
次に、アンロード動作を説明する。図20において、記録再生ユニット126を矢印127に示す下方向に移動する。これにより、クランパー119がスピンドルモータ124のクランプ部から外れる。そして、光ディスク6がトレイ111に戻される。次に、図19に示すように、トレイ111を矢印122に示す左方向に移動しトレイ111を記録再生装置110から引出す。そして、光ディスク6を吸着し図1に示すカートリッジ1に収納する。
また、トレイ1111に図5、図6に示す磁気吸着板15、18を保持する凹部(図17の記号93)を設けることができる。そして、磁気吸着板15、18は、光ディスクのクランプ穴に位置決めされスピンドルモータ124のクランプ部に着脱できる。これにより、図4に示すカートリッジ1の光ディスク14、17を記録再生装置110に取り出し収納することができる。
図21、図22は、本発明のBlu−rayフォーマットの光ディスクを用いた記録再生装置の一実施例の中央部の断面図を示す。図21は、記録再生装置130からトレイ131を引出したアンロード状態を示す。図22は、トレイ131を記録再生装置130の中に移動し記録再生のロード状態を示す。なお、記録再生装置130は、両面記録再生ディスクを用いた場合、A面(表面)の記録再生に用いられる。
図21は、記録再生装置130と、磁気吸着リング7とクランプ穴8のある光ディスク6と、空気穴137とクランプ穴137のある回転浮上安定板135と、光ディスク6と回転浮上安定板135を収納する円形の凹部134のあるトレイ131と、トレイ131の底面に開けたクランパーホルダ145が通り貫ける貫通穴132と、光ディスク6の情報を読み書きする記録再生光学部140と、スピンドルモータ138と、スピンドルモータ138のクランプ部に設けた永久磁石139と、スピンドルモータ138と記録再生光学部140を搭載した記録再生ユニット141と、クランパーホルダ145と、クランパーホルダ145に回動自由に保持されたクランパー144と、クランパー144に設けた吸引板143と、から構成される。
次に、図21、図22を用いてロード動作を説明する。まず、図21に示すトレイ131には、あらかじめ回転浮上安定板135が入れてある。図1に示すカートリッジ1から光ディスク6を吸着しトレイ131に移動しセットする。トレイ131を矢印142で示す右方向に移動しスピンドルモータ138の真下に移動する。次に、図22に示すように、クランパーホルダ145を矢印147で示す上方向に移動する。スピンドルモータ138のクランプ部に光ディスク6のクランプ穴8を挿入する。クランパー144の吸引板143とスピンドルモータ138のクランプ部に設けた永久磁石139とが吸引しクランパー144がスピンドルモータ138のクランプ部に固定される。これにより、光ディスク6がスピンドルモータ138に固定される。クランパー144は、クランパーホルダ145内で浮き上がり回転自由となる。そして、スピンドルモータ138を回転する。記録再生は、光ディスク6の基材側から光を入射させて記録膜にデータを読み書きする。
次に、アンロード動作を説明する。図22において、クランパーホルダ145を矢印147で示す下方向に移動する。これにより、クランパー144がスピンドルモータ138のクランプ部から外れる。そして、光ディスク6がトレイ131に戻される。次に、図21に示すように、トレイ131を矢印142の示す左方向に移動しトレイ131を記録再生装置130から引出す。そして、光ディスク6を吸着し図1に示すカートリッジ1に収納する。
また、回転浮上安定円板135に図5、図6に示す磁気吸着板15、18を保持する永久磁石又は凹部(図15の記号73)を設けることができる。そして、磁気吸着板15、18は、回転浮上安定円板135のクランプ穴136に位置決めされ回転浮上安定円板135と一体となり移動する。これにより、図4に示すカートリッジ1の光ディスク14、17を記録再生装置130に取り出し収納することができる。
また、回転浮上安定円板115、135は、可撓性の光ディスクを市販のBlu−rayドライブで記録再生する場合に回転による面振れ振動を低減させるものである。そして、可撓性の光ディスクを安定に回転させるために内周側に空気穴116、137を設け内周から外周へ空気を流すようにする。これにより、光ディスクは、回転浮上安定円板115、135側に吸寄せられ回転浮上安定円板115、135側からわずかに浮いた状態で安定に回転できる。
また、光ディスクを吸着する手段は、図7、図9、図14の電磁石および図10の静電吸着等が使用できる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着リング付きの光ディスクを複数枚積層し、電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できるBlu−ray対応の記録再生装置を構成できる効果がある。
また、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着板と光ディスクを交互に積層し、電磁石で磁気吸着板を挟んで吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できるBlu−ray対応の記録再生装置を構成できる効果がある。
次に、本発明の光ディスクを垂直に収納するカートリッジの一実施例を図23、図24を用いて説明する。
図23は、カートリッジ151の中央部を水平に切断した断面図を示す。ディスク収納箱154a、154b、154cに図2および図3に示す磁気吸着リング7および11を設けた光ディスク6および10を交互に収納したカートリッジ151を示す。なお、図23は、収納箱154aを引出した状態を示す。
カートリッジ151は、直方体の前面を開放した外箱152と、外箱152を分割する仕切り棚153a、153bと、直方体の一部を開放したディスク収納箱154a、154b、154cとで構成される。
図24は、図23のディスク収納箱154を横から見た構成を示す。ディスク収納箱154は、直方体の155で示す部分を開放した構造で、吸着した光ディスク6を斜め上方向で右方向に引出すようになっている。凹部156は、光ディスク6が飛び出さないように保持するものである。
また、図23の光ディスクを垂直に収納したカートリッジを用いたDVD、CD対応の両面記録再生光ディスクの記録再生装置は、図15,図17に示す記録再生装置のいずれか一つを選択し、ディスク回転面を垂直にして2台を対向して設置することによりA面、B面の記録再生ができる。また、Blu−ray対応の両面記録再生光ディスクの記録再生装置は、図19、図21に示す記録再生装置のいずれか一つを選択し、ディスク回転面を垂直にして2台を対向して設置することによりA面、B面の記録再生ができる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に磁気吸着リング付きの光ディスクを垂直に複数枚収納し、電磁石で磁気吸着リングを吸着して光ディスクを一枚づつ取出し収納できる記録再生装置を構成できる効果がある。
また、両面記録再生光ディスクを垂直に収納したカートリッジの記録再生装置を1種類の記録再生装置をディスク回転面を垂直にして2台を対向して設置することにより構成できる効果がある。
図25、図26に本発明の光ディスクを収納した複数のカートリッジから複数の記録再生装置に光ディスクを運搬し記録再生を行うディスクチェンジャの一実施例を示す。図25は、本発明のディスクチェンジャ160を上から見た構成を示す。また、図26は、図25のディスクチェンジャ160を横から見た構成を示す。
図25、図26は、3列×4段に配置された図1に示すカートリッジ1a乃至1jと、3×2段に配置された図15に示すB面対応の記録再生装置70a乃至70dと、3×2段に配置された図17に示すA面対応の記録再生装置90a乃至90dと、カートリッジ1から光ディスク6、10を記録再生装置70、90に運搬するローダ175で構成される。ローダ175は、垂直方向168に移動するZ軸移動台163と、Z軸移動台163に取り付けられ水平方向169に移動するY軸移動台164と、Y軸移動台164に取り付けられ水平方向170に移動するX軸移動台166で構成される。Z軸移動台163は、筐体に取り付けられたレール161とリニアガイド162により支持され移動する。Y軸移動台164は、Z軸移動台163に取り付けられたレールとリニアガイドによって支持され移動する。X軸移動台166は、Y軸移動台164に取り付けられたレール165とリニアガイドによって支持され移動する。X軸移動台166には、図7に示す光ディスクを吸引する電磁石30とカートリッジ1のディスク収納箱4を引き出し収納するフック167が設けられている。
次に、図25、図26を用いてカートリッジから記録再生装置に光ディスクを運搬するロード動作を説明する。まず、ローダ175を操作しカートリッジ1のディスク収納箱4にX軸移動台166のフック167を引掛けて矢印171に示す右方向に引出す。X軸移動台166の電磁石30で光ディスク6又は10を吸着する。次に、ローダ175を操作し記録再生装置70又は90に光ディスク6又は10を移動する。記録再生装置70又は90のトレイ71又は91を記録再生装置70又は90に指令を送り矢印172に示す左方向に引出す。光ディスク6又は10をトレイ71又は91に受け渡す。記録再生装置70又は90に指令を送りトレイ71又は91を矢印172に示す右方向に移動し記録再生を行う。このようなディスク収納箱から記録再生装置への光ディスクの受け渡し動作を繰り返してディスク収納箱4に収納されている全ての光ディスクを記録再生装置70又は90へ移動し記録再生を行うようにする。次に、ローダ175を操作しX軸移動台166でディスク収納箱4をカートリッジ1に押込む。
次に、記録再生装置からカートリッジに光ディスクを運搬するアンロード動作を説明する。ローダ175を操作しカートリッジ1のディスク収納箱4にX軸移動台166のフック167を引掛けて矢印171に示す右方向に引出す。次に、ローダ175を操作し記録再生装置70又は90にX軸移動台166の電磁石30を移動する。記録再生装置70又は90に指令を送りトレイ71又は91を矢印172に示す左方向に引出す。電磁石30で光ディスク6又は10を吸着する。次に、ローダ175を操作しカートリッジ1のディスク収納箱4に光ディスク6又は10を移動する。光ディスク6又は10をディスク収納箱4に受け渡す。このような記録再生装置からディスク収納箱4への光ディスクの受け渡し動作を繰り返して記録再生装置70又は90から全ての光ディスクをディスク収納箱4に収納する。次に、ローダ175を操作しX軸移動台166でディスク収納箱4をカートリッジ1に押込む。
なお、連続記録再生を行う場合は、一例として、ディスク収納箱4にn枚の両面記録再生光ディスクを収納しておき、n個のB面対応の記録再生装置70と、n個のA面対応の記録再生装置90に交互に光ディスクを供給するようにする。すなわち、一番目のディスク収納箱のn枚をn個のB面対応の記録再生装置に受け渡し記録再生を実行する。これと平行して、二番目のディスク収納箱のn枚をn個のA面対応の記録再生装置に受け渡す。一番目のディスク収納箱のn枚がn個のB面対応の記録再生装置で記録再生を終了したならば、二番目のディスク収納箱のn枚をn個のB面対応の記録再生装置で記録再生を実行する。これと平行して、一番目のディスク収納箱にn個のA面対応の記録再生装置からn枚の光ディスクを戻す。次に、三番目のディスク収納箱のn枚をn個のA面対応の記録再生装置に受け渡す。このように、3個のディスク収納箱を一つの単位としてA面、B面の記録再生装置に光ディスクを供給することにより連続記録再生を行うことができる。
また、ディスク収納箱4にn枚の片面記録再生光ディスクを収納しておいた場合は、2×n個のB面対応の記録再生装置を用意し、n枚の光ディスクをn個の記録再生装置に交互に供給すればよい。
また、ランダムアクセスを行う場合、一例として、ディスク収納箱4にn枚の両面記録再生光ディスクを収納しておき、n個のB面対応の記録再生装置70と、n個のA面対応の記録再生装置90を設ける。ディスク収納箱4のn枚のk番目のB面にアクセスがあった場合は、n枚の光ディスクをn個のB面対応の記録再生装置70に全て受け渡したののち、k番目の光ディスクの記録再生を行うようにする。また、k番目のA面にアクセスがあった場合は、n枚の光ディスクをn個のA面対応の記録再生装置90に全て受け渡したののち、k番目の光ディスクの記録再生を行うようにする。
また、ディスク収納箱4にn枚の片面記録再生光ディスクを収納しておいた場合は、n個の記録再生装置を用意し、n枚の光ディスクを一括して供給すればよい。
また、図14の電磁石を用いてロード動作時に、ディスク収納箱4のn枚の光ディスクを一括して取出し、n個の記録再生装置の内の一つに仮置きしたのち、各記録再生装置に配分する。また、アンロード動作時には、各記録再生装置の光ディスクをn個の記録再生装置の内の一つに仮置きしたのち、一括してディスク収納箱4に収納することができる。
また、図25、26のディスクチェンジャを上下方向に積み重ねてカートリッジと記録再生装置を拡張できる。その場合、レール161を増設したディスクチェンジャと連結するので、ローダ175を増設したディスクチェンジャに移動できる。これにより、全てのカートリッジと全ての記録再生装置を連結して記録再生を行うことができる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に収納されたn枚の光ディスクをn個の記録再生装置に一括して全て供給することにより、並列記録再生ができるディスクチェンジャを構成できる効果がある。
また、カートリッジの分割されたディスク収納箱に収納されたn枚の両面記録再生光ディスクをn個のA面記録再生装置とn個のB面記録再生装置のどちらかに一括して全て供給することにより、連続記録再生、ランダムアクセス、並列記録再生ができるディスクチェンジャを構成できる効果がある。
また、ディスクチェンジャ同士の光ディスクを運搬するローダのレールを連結することにより、全てのカートリッジと全ての記録再生装置を連結したディスクチェンジャを構成できる効果がある。
図27、図28に本発明の光ディスクを垂直方向に収納した複数のカートリッジから複数のディスク回転面を垂直方向にした記録再生装置に光ディスクを運搬し記録再生を行うディスクチェンジャの一実施例を示す。図27は、本発明のディスクチェンジャ180を上から見た構成を示す。また、図28は、図27のディスクチェンジャ180を横から見た構成を示す。
図27、図28は、6個の図1に示すカートリッジ1a乃至1fと、3個のA面対応の記録再生装置70a乃至70cと、同じ記録再生装置を裏返して配置した3個のB面対応の記録再生装置70d乃至70fと、カートリッジ1から光ディスク6又は10を記録再生装置70に運搬するローダ195で構成される。ローダ195は、垂直方向188に移動するZ軸移動台183と、Z軸移動台183に取り付けられ水平方向189に移動するY軸移動台184と、Y軸移動台184に取り付けられ水平方向190に移動するX軸移動台186で構成される。Z軸移動台183は、筐体に取り付けられたレール181とリニアガイド182により支持され移動する。Y軸移動台184は、Z軸移動台183に取り付けられたレールとリニアガイドによって支持され移動する。X軸移動台186は、Y軸移動台184に取り付けられたレール185とリニアガイドによって支持され移動する。X軸移動台186には、図7に示す光ディスクを吸引する電磁石30とカートリッジ1のディスク収納箱4を引き出し収納するフック187が設けられている。
また、図27、図28のローダ195を操作してカートリッジから記録再生装置に光ディスクを運搬するロード動作は、図25、図26と同様である。
また、図27、図28のローダ195を操作して記録再生装置からカートリッジに光ディスクを運搬するアンロード動作は、図25、図26と同様である。
なお、連続記録再生を行う場合は、一例として、ディスク収納箱4にn枚の両面記録再生光ディスクを収納しておき、n個のB面対応の記録再生装置70と、同じ記録再生装置を裏返して配置したn個のA面対応の記録再生装置70に交互に光ディスクを供給するようにする。すなわち、一番目のディスク収納箱のn枚をn個のB面対応の記録再生装置に受け渡し記録再生を実行する。これと平行して、二番目のディスク収納箱のn枚をn個のA面対応の記録再生装置に受け渡す。一番目のディスク収納箱のn枚がn個のB面対応の記録再生装置で記録再生を終了したならば、二番目のディスク収納箱のn枚をn個のB面対応の記録再生装置で記録再生を実行する。これと平行して、一番目のディスク収納箱にn個のA面対応の記録再生装置からn枚の光ディスクを戻す。次に、三番目のディスク収納箱のn枚をn個のA面対応の記録再生装置に受け渡す。このように、3個のディスク収納箱を一つの単位としてA面、B面の記録再生装置に光ディスクを供給することにより連続記録再生を行うことができる。
また、ディスク収納箱4にn枚の片面記録再生光ディスクを収納しておいた場合は、2×n個の記録再生装置を用意し、n枚の光ディスクをn個の記録再生装置に交互に供給すればよい。
また、ランダムアクセスを行う場合、一例として、ディスク収納箱4にn枚の両面記録再生光ディスクを収納しておき、n個のB面対応の記録再生装置70と、同じ記録再生装置を裏返して配置したn個のA面対応の記録再生装置70を設ける。ディスク収納箱4のn枚のk番目のB面にアクセスがあった場合は、n枚の光ディスクをn個のB面対応の記録再生装置70に全て受け渡したののち、k番目の光ディスクの記録再生を行うようにする。また、k番目のA面にアクセスがあった場合は、n枚の光ディスクをn個のA面対応の記録再生装置70に全て受け渡したののち、k番目の光ディスクの記録再生を行うようにする。
また、ディスク収納箱4にn枚の片面記録再生光ディスクを収納しておいた場合は、n個の記録再生装置を用意し、n枚の光ディスクを一括して供給すればよい。
また、図27、28のディスクチェンジャを上下方向に積み重ねてカートリッジと記録再生装置を拡張できる。その場合、レール161を増設したディスクチェンジャと連結するので、ローダ195を増設したディスクチェンジャに移動できる。これにより、全てのカートリッジと全ての記録再生装置を連結して記録再生を行うことができる。
このように本発明によれば、カートリッジの分割されたディスク収納箱に収納されたn枚の光ディスクをn個の記録再生装置に一括して全て供給することにより、並列記録再生ができるディスクチェンジャを構成できる効果がある。
また、カートリッジの分割されたディスク収納箱に収納されたn枚の両面記録再生光ディスクをn個のA面対応の記録再生装置と同じ記録再生装置を裏返して配置したn個のB面対応の記録再生装置のどちらかに一括して全て供給することにより、連続記録再生、ランダムアクセス、並列記録再生ができるディスクチェンジャを構成できる効果がある。
また、ディスクチェンジャ同士の光ディスクを運搬するローダのレールを連結することにより、全てのカートリッジと全ての記録再生装置を連結したディスクチェンジャを構成できる効果がある。
本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクを収納したカートリッジの一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクの一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクの他の一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクを収納したカートリッジの他の一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの磁気吸着板の一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの磁気吸着板の他の一実施例を示す図である。 本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクを吸着する電磁石の一実施例を示す図である。 本発明の他の磁気吸着リング付きの光ディスクを吸着する電磁石の一実施例を示す。 本発明の磁気吸着リング付きの光ディスクを吸着する電磁石の他の一実施例を示す図である。 本発明の光ディスクを吸着する静電吸着の一実施例を示す図である。 本発明の貼り付き防止膜を設けた光ディスクの一実施例を示す図である。 本発明の2枚貼り合せの光ディスクの一実施例を示す図である。 本発明の2枚貼り合せの光ディスクの他の一実施例を示す図である。 本発明の光ディスクを一括して運搬する電磁石の一実施例を示す図である。 本発明のDVD、CD対応のB面記録再生装置の一実施例を示す。 図15のB面記録再生装置の記録再生状態を示す図である。 本発明のDVD、CD対応のA面記録再生装置の一実施例を示す図である。 図17のA面記録再生装置の記録再生状態を示す図である。 本発明のBlu-ray対応のB面記録再生装置の一実施例を示す図である。 図19のB面記録再生装置の記録再生状態を示す図である。 本発明のBlu-ray対応のA面記録再生装置の一実施例を示す図である。 図21のA面記録再生装置の記録再生状態を示す図である。 本発明の光ディスクを垂直に収納するカートリッジの一実施例を示す図である。 図23のカートリッジの側面図を示す図である。 本発明のカートリッジと記録再生装置を用いたディスクチェンジャの一実施例を示す図である。 図25のディスクチェンジャの側面図を示す図である。 本発明の垂直に光ディスクを収納したカートリッジと記録再生装置を用いたディスクチェンジャの一実施例を示す図である。 図27のディスクチェンジャの側面図を示す図である。
符号の説明
1…カートリッジ 2…外箱 3a、3b…仕切り棚 4a、4b、4c…ディスク収納箱 6、10…光ディスク 7、11…磁気吸着リング 8、12…クランプ穴

Claims (24)

  1. 円盤状の可撓性を有するシートからなる光ディスクにおいて、当該光ディスクを回転手段に固定する穴から一定距離離れた位置に、前記光ディスクを磁力により吸着するための強磁性体を設けたことを特徴とする光ディスク。
  2. 円盤状の光ディスクを多数枚収納するカートリッジにおいて、
    前記光ディスクを回転手段に固定する穴から一定距離離れた位置に強磁性体を設けた吸着部材付き光ディスクと、前記カートリッジに前記吸着部材付き光ディスクを積層したことを特徴とするカートリッジ。
  3. 前記強磁性体の形成位置が異なる複数の前記吸着部材付き光ディスクを交互に積層したことを特徴とする請求項2記載のカートリッジ。
  4. 前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、前記ディスク収納箱に前記吸着部材付き光ディスクを積層した請求項2又は3記載のカートリッジ。
  5. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクを回転手段に固定する穴から一定距離離れた位置に強磁性体を設けた吸着部材付き光ディスクと、前記吸着部材付き光ディスクを積層したカートリッジと、前記吸着部材付き光ディスクを吸着し運搬する吸着手段と、前記吸着部材付き光ディスクを記録再生する記録再生装置とを備え、前記吸着手段で前記吸着部材付き光ディスクを吸着し前記記録再生装置に運搬して記録再生することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 前記強磁性体の形成位置が異なる複数の前記吸着部材付き光ディスクを交互に積層したことを特徴とする請求項5記載の光ディスク記録再生装置。
  7. 前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、前記ディスク収納箱に前記吸着部材付き光ディスクを積層したことを特徴とする請求項5又は6記載の光ディスク記録再生装置。
  8. 前記吸着手段は、複数の前記吸着部材付き光ディスクを一括して運搬することを特徴とする請求項5〜7の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
  9. 前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめガラス円板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記ガラス円板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクと前記ガラス円板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする請求項5〜8の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
  10. 前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、ガラス円板を取り付けた前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクを前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする請求項5〜8の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
  11. 前記ガラス円板の内周側に穴を開けたことを特徴とする請求項9又は10記載の光ディスク記録再生装置。
  12. 前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、浮上安定板を取り付けた前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする請求項5〜8の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
  13. 前記記録再生装置は、前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめ浮上安定板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記浮上安定板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記吸着部材付き光ディスクと前記浮上安定板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする請求項5〜8の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
  14. 前記浮上安定板の内周側に穴を開けたことを特徴とする請求項12又は13記載の光ディスク記録再生装置。
  15. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめガラス円板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記ガラス円板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクと前記ガラス円板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  16. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、ガラス円板を取り付けた前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記前記吸着部材付き光ディスクを前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記ガラス円板側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  17. 前記ガラス円板の内周側に穴を開けたことを特徴とする請求項15又は16記載の光ディスク記録再生装置。
  18. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、浮上安定板を取り付けた前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記トレイに置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  19. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    前記光ディスクに光を入射させて前記光ディスクの読み書きする光学部と、前記光ディスクを回転させる回転手段と、前記光学部と前記回転手段を搭載した記録再生ユニットと、前記光ディスクを前記回転手段に固定するクランプ手段と、前記光ディスクを前記記録再生ユニットに運搬するトレイとを備え、前記トレイにあらかじめ浮上安定板を入れておき、前記前記吸着部材付き光ディスクを前記浮上安定板の上に置いたのち、前記トレイを前記記録再生ユニットに運搬して前記吸着部材付き光ディスクと前記浮上安定板を前記回転手段にクランプ手段で固定して回転し、前記吸着部材付き光ディスク側から光を入射させて記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  20. 前記浮上安定板の内周側に穴を開けたことを特徴とする請求項18又は19記載の光ディスク記録再生装置。
  21. 光ディスクを多数枚収納するカートリッジと、前記カートリッジから前記光ディスクを取り出して記録再生し、前記光ディスクを前記カートリッジに戻す手段を備えた光ディスク記録再生装置において、
    n枚の光ディスクを収納するカートリッジと、n個の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  22. 前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、n枚の光ディスクを収納前記ディスク収納箱と、n個の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  23. 前記カートリッジを複数のディスク収納箱に分割し、n枚の両面記録再生光ディスクを収納する前記ディスク収納箱と、n個の表面対応の光ディスク記録再生装置と、n個の裏面対応の光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の表面対応の光ディスク記録再生装置に配布し記録再生たのち、次は、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の裏面対応の光ディスク記録再生装置に配布し記録再生を交互に行うことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  24. n枚の光ディスクを垂直方向に収納するカートリッジと、n個のディスク回転面を垂直方向にした光ディスク記録再生装置と、光ディスクの運搬手段とを備え、前記運搬手段で前記n枚の光ディスクをn個の光ディスク記録再生装置に配布したのち記録再生を行うことを特徴とする請求項21〜23の何れか一に記載の光ディスク記録再生装置。
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