JP5979558B2 - ディスクドライブ・ユニット及び該ユニットを備えたディスク装置 - Google Patents

ディスクドライブ・ユニット及び該ユニットを備えたディスク装置 Download PDF

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Description

本開示は、複数のディスクドライブを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニット、例えば、複数のディスクドライブのそれぞれにディスク(CDやDVDなどのディスク状の情報記憶媒体)を供給するディスク装置などに用いることができるディスクドライブ・ユニットに関する。また、本開示は、かかるディスクドライブ・ユニットを備えたディスク装置に関する。
従来、複数のディスクドライブのそれぞれにディスク(CDやDVDなどのディスク状の情報記憶媒体)を供給するディスク装置として、例えば、特許文献1(特開2011−204311号公報)に記載された装置が知られている。この特許文献1のディスク装置は、1枚のディスクを収納するトレイを複数収納するカートリッジ(マガジン)と、複数のディスクドライブとを備えている。特許文献1のディスク装置は、マガジンから任意のトレイを引き出し、当該引き出されたトレイに収納された1枚のディスクを吸着パッドにより吸着保持し、任意のディスクドライブのトレイに載置するように構成されている。
特許文献1のディスク装置では、1つのトレイに1枚のディスクを収納するように構成されているので、マガジンに収納されるディスクの枚数が少ない。マガジンに収納されるディスクの枚数を増加させるには、複数枚のディスクを、トレイを介すことなく直接積層して、トレイの数を減らすことが有効であると考えられる。
しかしながら、この場合、互いに隣接するディスク同士が密着して、それらを容易に分離することができなくなる。この課題を解決する技術として、特許文献2(特開2000−117553号公報)に開示された技術がある。特許文献2には、互いに隣接する2枚のディスクの間に爪部を挿入することで、当該2枚のディスクを互いに分離し、当該分離したディスクを吸着パッドに吸着保持させる技術が開示されている。
特開2011−204311号公報 特開2000−117553号公報
前記ディスク装置においては、その構成をコンパクトなものとすることが求められている。その一環として、複数のディスクドライブを一つの纏まったユニット(ディスクドライブ・ユニット)として構成することにより、ディスク装置のディスクドライブ領域をコンパクト化することが考えられる。例えば、複数のディスクドライブでそれぞれ上下に重なる2つの列を構成し、この2つの列のディスクドライブが互いに対向するように配置することが考えられる。このように配置することで、互いに対向するディスクドライブについて、トレイの引き出し及び格納タイミングを好適に調整してトレイの引き出しスペースを共用することが可能になり、ディスク装置のコンパクト化を実現することができる。
また、かかるディスク装置の一層のコンパクト化を図る場合、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイの支持長さをできるだけ短くする方が有利である。このトレイの支持長さが短いほど、ディスクドライブのトレイストローク方向の長さを短くすることができ、ディスク装置の一層のコンパクト化に寄与することができる。
しかしながら、このトレイ支持長さを短くするほど、引き出し状態でのトレイは、トレイ自体の自重やトレイ上に載置されたディスクの重量の影響で、先端側が垂れ下がるように撓み易くなり、スムースで安定したトレイのストローク動作を行う上で不利になる、という難点があった。
この開示は、以上のような技術課題に鑑みてなされたもので、トレイのトローク動作等に悪影響を及ぼすことなく、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイの支持長さをできるだけ短くし、ディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクトにすることができる、ディスクドライブ・ユニット及び該ユニットを備えたディスク装置を提供するものである。
このため、本開示におけるディスクドライブ・ユニットは、複数のディスクドライブを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットであって、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、ことを特徴としたものである。
また、本開示におけるディスク装置は、複数のディスクドライブのそれぞれにディスクを供給するディスク装置であって、前記複数のディスクドライブの少なくとも一部のものを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットを備え、該ディスクドライブ・ユニットにおいては、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、ことを特徴としたものである。
本開示のディスクドライブ・ユニットによれば、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、他方のディスクドライブは、トレイが引き出された際に、一方のディスクドライブから突出するトレイ支持部材によってトレイの先端側が支持される。従って、他方のディスクドライブについては、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイの支持長さを極力短くしても、引き出されたトレイは先端側が垂れ下がるように撓むことが抑制される。この結果、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、他方のディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのコンパクト化に寄与することができる。
また、本開示のディスク装置によれば、複数のディスクドライブの少なくとも一部のものを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットを備え、該ディスクドライブ・ユニットにおいては、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、他方のディスクドライブは、トレイが引き出された際に、一方のディスクドライブから突出するトレイ支持部材によってトレイの先端側が支持される。従って、他方のディスクドライブについては、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイの支持長さを極力短くしても、引き出されたトレイは先端側が垂れ下がるように撓むことが抑制される。この結果、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、他方のディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのコンパクト化に寄与することができる。ひいては、ディスク装置のコンパクト化にも寄与することができる。
本開示の実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す斜視図である。 図1のディスク装置が備えるマガジンの斜視図である。 図2Aのマガジンの分解斜視図である。 図1のディスク装置が備えるピッカーの斜視図である。 図3のピッカーが備える昇降台の駆動系の構成を示す平面図である。 図3のピッカーを斜め下方から見た斜視図である。 図3のピッカーが、複数のマガジンから選択されたマガジンの前方に移動した状態を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出す様子を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出す様子を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出す様子を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出す様子を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出す様子を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを引き出した状態を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジンからマガジントレイを複数のディスクドライブの近傍に搬送した状態を示す平面図である。 図3のピッカーがマガジントレイを複数のディスクドライブの近傍に搬送した状態を示す斜視図である。 図3のピッカーがマガジントレイを、図1のディスク装置が備えるリフターの上方に移動させた状態を示す斜視図である。 対向配置された一対のディスクドライブの側面図である。 図16のディスクドライブの分解斜視図である。 図17のディスクドライブを斜め上方から見て示した全体斜視図である。 図17のディスクドライブを斜め下方から見て示した全体斜視図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイ及びトレイサポートが共にディスクドライブ内に格納された初期状態を示す平面図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイサポートがディスクドライブから突出し始めた状態を示す平面図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイサポート61が規定の突出位置まで突き出た状態を示す平面図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイがディスクドライブから引き出され始めた状態を示す平面図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイがディスクドライブから更に引き出され始めた状態を示す平面図である。 トレイ及びトレイサポートの作動を説明するための一連の説明図の一つであり、トレイが規定の開位置まで引き出された状態を示す平面図である。 クラウド・コンピューティング・システムを利用してディスク装置の制御を行う場合のシステム構成の一例を模式的に示す構成図である。
本開示におけるディスクドライブ・ユニットは、上述の構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、前記複数のディスクドライブでそれぞれ上下に重なる2つの列を構成し、この2つの列のディスクドライブが互いに対向するように配置し、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、ようにすることもできる。
この構成では、それぞれ上下に重なる2つの列を構成するより多くのディスクドライブについて、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、他方のディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのコンパクト化に寄与することができる。
以上の場合において、前記トレイ支持部材は、他方のディスクドライブのトレイが引き出されていないときには一方のディスクドライブ内に格納されており、前記他方のディスクドライブのトレイが引き出されると前記一方のディスクドライブから所定量突出して前記トレイの先端側を支持するようにしてもよい。
この構成では、前記トレイ支持部材は、他方のディスクドライブのトレイが引き出されているときにのみ、前記一方のディスクドライブから所定量突出して前記トレイの先端側を支持するが、他方のディスクドライブのトレイが引き出されていないときには一方のディスクドライブ内に格納されている。従って、前記他方のディスクドライブのトレイが引き出されていないときには、両ディスクドライブ間のスペースを用いて行われる所要の操作を阻害することはない。
また、以上の場合において、前記複数のディスクドライブのトレイ及びトレイ支持部材の作動を制御する制御手段を備え、該制御手段は、前記他方のディスクドライブにトレイを引き出させる制御信号を送信する際には、前記一方のディスクドライブにトレイ支持部材を突出させる制御信号を送信する、ように構成しても良い。
この構成によれば、前記他方のディスクドライブのトレイの動作と前記一方のディスクドライブのトレイ支持部材の動作とを、前記制御手段からの制御信号によって好適に制御し、前記一対のディスクドライブのトレイ及びトレイ支持部材のスムースな作動を比較的容易に実現できる。
更に、以上の場合において、各ディスクドライブは、動力源からの動力を受けて回転する駆動ギヤと、前記トレイ支持部材に係合可能な第1係合部材と前記トレイに係合可能な第2係合部材とを有し、前記駆動ギヤの回転によってスライド駆動されるスライド部材と、を備え、前記駆動ギヤが一方向に回転することによって前記スライド部材が所定方向にスライドし、これにより、前記第1係合部材と係合する前記トレイ支持部材がディスクドライブから突出し、次に、前記第2係合部材が前記トレイに係合することによって該トレイのラック歯が前記駆動ギヤと噛み合い、該駆動ギヤの前記一方向への回転によって前記トレイがディスクドライブから引き出される、ように構成することができる。
この構成によれば、単一の動力源でトレイ支持部材とトレイの両方を駆動することができ、両者の駆動系を簡素化することができる。また、前記駆動ギヤを一方向に回転させることによってトレイ支持部材およびトレイを順次作動させることができ、駆動ギヤの回転の制御を簡素化し、トレイ支持部材およびトレイをスムースに作動させることができる。
以上の場合において、前記一方のディスクドライブだけでなく、前記他方のディスクドライブにも、前記一方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記他方のディスクドライブから出没可能に設けられている、ようにしてもよい。
この構成によれば、前記他方のディスクドライブだけでなく、前記一方のディスクドライブについても、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイ支持長さを極力短くしても、引き出されたトレイは先端側が垂れ下がるように撓むことを抑制できる。この結果、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、一方のディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのより一層のコンパクト化に寄与することができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
<実施の形態>
以下、本開示の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の全ての図において、同一若しくは相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本開示の実施形態に係るディスクドライブ・ユニットを備えたディスク装置Daの概略構成を示す斜視図である。なお、本実施形態においては、図1の左下側を「装置前方」といい、図1の右上側を「装置後方」という。
まず、図1を用いて、前記ディスク装置Daの全体構成について説明する。
本実施形態に係るディスク装置Daは、2つのマガジンストッカー1,1を備えている。2つのマガジンストッカー1,1は、底シャーシ11上において、装置幅方向Yに互いに対向するように設けられている。なお、図1では、一方(手前側)のマガジンストッカー1の図示を省略している。
各マガジンストッカー1は、複数のディスク収納用マガジン2を取り出し可能に格納するマガジンボックス50を複数個数(本実施形態では、例えば5個)備えている。これら5個のマガジンボックス50は、底シャーシ11上において、装置奥行き方向Xに沿って並んでいる。各マガジンボックス50は、マガジンストッカー1内で、複数の(本実施形態では、例えば9個の)マガジン2を略水平姿勢で上下に並べた状態で格納することができる。
各マガジン2は、後で詳しく説明するように、複数枚(例えば、12枚)のディスクを収納するマガジントレイ21(図2参照)を有している。2つのマガジンストッカー1,1の間には、複数のマガジン2の中から選択された1つのマガジン2からマガジントレイ21を引き出し、当該マガジントレイ21を保持するピッカー3が設けられている。
ピッカー3は、当該保持したマガジントレイ21を、装置後方に配置された複数のディスクドライブ4の近傍まで搬送するように構成されている。ピッカー3には、マガジントレイ21から複数枚のディスクを押し出すリフター5が一体的に設けられている。
ディスクドライブ4は、ディスクに対して情報の記録又は再生を行う装置である。また、ディスクドライブ4は、トレイを用いてディスクをローディングするトレイ方式のディスクドライブである。複数(例えば12台)のディスクドライブ4は、装置高さ方向Zに積層されている。
すなわち、複数のディスクドライブ4でそれぞれ上下に重なる2つの列を構成し、この2つの列のディスクドライブ4が互いに対向するように配置して、これら複数のディスクドライブ4を一つの纏まったユニット(ディスクドライブ・ユニット)として構成されている。このディスクドライブ・ユニットの構成および作用等の詳細については後述する。
各列の複数のディスクドライブ4は、装置後方において各マガジンストッカー1,1に隣接して配置されている。一方のマガジンストッカー1に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ4(4L)と、他方のマガジンストッカー1に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ4(4R)との間には、キャリア6が設けられている。
キャリア6は、複数台(例えば、12台)のディスクドライブ4を収容するハウジング8に設けられており、リフター5により押し出された複数枚のディスクを積層状態で保持し、任意のディスクドライブ4から排出されたトレイ(不図示)の上方で、前記保持した複数枚のディスクから1枚のディスクを分離し、当該分離したディスクを前記トレイに載置するように構成されている。
キャリア6及び複数のディスクドライブ4より更に装置後方には、電気回路及び電源を内包した制御ユニット7が設けられている。制御ユニット7には、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各装置の動作(モータ等の動作)を制御する制御部9が設けられている。当該制御部9は、例えば、データを管理するホストコンピュータに接続されている。ホストコンピュータは、オペレータの指示に基づき、指定のマガジン2へのデータの書き込み又は読み出し等の動作を行うように制御部9に指令を送る。制御部9は、当該指令に従い、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各装置の動作を制御する。
前記マガジンストッカー1は、ピッカー3を摺動自在にガイドするガイドレール12に沿って設けられている。ガイドレール12は、装置奥行き方向X(マガジンストッカー1の長手方向)に延在するように設けられている。マガジンストッカー1の装置前方側の側面には、把手13が設けられている。把手13を引くことにより、マガジンストッカー1を装置前方に移動させることができる。各マガジンストッカー1は、装置幅方向Yに延設された仕切部(図示せず)を備えている。当該仕切部に囲まれたそれぞれの空間にマガジン2が収納されている。
マガジン2は、図2Aに示すように、マガジントレイ21と、マガジントレイ21を収納する略直方体形状のケース22とを備えている。ケース22の前面(一側面)には、図2Bに示すように、マガジントレイ21を挿抜可能な開口部22aが設けられている。
マガジントレイ21は、外形が平面視において略矩形状に形成されている。マガジントレイ21は、複数枚のディスク100を互いに密着して積層した状態で収納する。マガジントレイ21がケース22内に収納された際にケース22の背面側に位置する両コーナ部分には、カット部21a,21aが形成されている。また、マガジントレイ21がケース22内に収納された際にケース22の背面側に位置する側面21bは、カット部21a,21aを含む全体が円弧状に形成されている。
マガジントレイ21がケース22内に収納された際にケース22の前面側に位置する両コーナ部分には、切欠部21c,21cが形成されている。マガジントレイ21の幅方向において、切欠部21c,21cの内側には、ピッカー3のフック(不図示)が係合する係合凹部21d,21dが形成されている。
マガジントレイ21には、複数枚のディスク100のそれぞれに設けられた中心穴100aに挿入され、各ディスク100の面方向の移動を規制する芯棒23が設けられている。この芯棒23により、各ディスク100の面方向の移動による各ディスク100の傷付きが防止される。
ピッカー3は、走行ベース31を備えている。走行ベース31の一方のマガジンストッカー1側には、図3に示すように、ガイドレール12を摺動自在に移動する台車31aが取り付けられている。また、走行ベース31の他方のマガジンストッカー1側には、図4に示すように、ローラ31bが取り付けられている。
走行ベース31には、図3に示すように、ピッカー3を装置奥行き方向Xに移動させる駆動力を発生させるピッカーモータ31cが設けられている。ピッカーモータ31cの駆動軸に圧入されたモータギヤ31iには、減速ギヤ31dが噛み合っている。減速ギヤ31dは、ピニオンギヤ31eと噛み合っている。ピニオンギヤ31eは、ガイドレール12に隣接して装置奥行き方向Xに延在するように設けられたラック14と噛み合っている。
ピッカーモータ31cが駆動されると、ピッカーモータ31cの駆動力がモータギヤ31i、減速ギヤ31dを介してピニオンギヤ31eに伝達され、ピニオンギヤ31eが回転する。ここで、ラック14は、底シャーシ11に固定されている。一方、走行ベース31は、底シャーシ11に固定されていない。このため、ピニオンギヤ31eが回転すると、ピニオンギヤ31eがラック14に沿って移動し、ピッカー3が装置奥行き方向Xに移動する。
ピッカーモータ31cには、例えば、ステッピングモータが用いられる。当該ピッカーモータ31cに所定のパルスを与えることにより、ピッカー3を所定のマガジン2の前に移動させることができる。
板金で形成された走行ベース31には、樹脂で形成されたピッカーベース31hが取り付けられている。ピッカーベース31hには、回転台32が、装置高さ方向Zに延在する回転軸32aを略中心として回転可能に設けられている。また、ピッカーベース31hには、回転台32を回転させる駆動力を発生させる回転台モータ31fが設けられている。回転台モータ31fの駆動軸に圧入されたモータギヤ31jには、図4に示すように、減速ギヤ31gが噛み合っている。減速ギヤ31gは、回転台32の外周部に設けられた回転台ギヤ32bと噛み合っている。回転台モータ31fが駆動されると、回転台モータ31fの駆動力がモータギヤ31j、減速ギヤ31gを介して回転台ギヤ32bに伝達され、回転台32が回転する。
回転台32には、装置高さ方向Zに延在し且つ互いに対向するように一対の昇降レール33,33が設けられている。一対の昇降レール33,33の間には、昇降台34が設けられている。また、回転台32には、昇降台34を昇降させる駆動力を発生させる昇降台モータ32cが設けられている。
昇降台モータ32cの駆動軸に圧入されたモータギヤ32kには、図4に示すように、リレーギヤ32dが噛み合っている。リレーギヤ32dには、連結シャフトギヤ32eが噛み合っている。連結シャフトギヤ32eの中心部には、連結シャフト32fが貫通している。連結シャフト32fの両端部には、ウォーム32g,32gが固定されている。各ウォーム32gは、リレーギヤ32hと噛みっている。各リレーギヤ32hは、リードスクリューギヤ32iと噛み合っている。各リードスクリューギヤ32iは、リードスクリュー32jに固定されている。各リードスクリュー32jは、昇降レール33に沿って装置高さ方向Zに延在するように設けられている。各リードスクリュー32jには、図3に示すように、昇降台34に設けられたナット34aが螺合している。
昇降台モータ32cが駆動されると、昇降台モータ32cの駆動力が、モータギヤ32k、リレーギヤ32d、連結シャフトギヤ32e、連結シャフト32f、ウォーム32g、リレーギヤ32h、リードスクリューギヤ32iを介してリードスクリュー32jに伝達され、リードスクリュー32jが回転する。これにより、昇降台34が一対の昇降レール33,33に沿って装置高さ方向Zに昇降する。
昇降台34には、図8に示すように、マガジントレイ21の係合凹部21dに係合可能な一対のフック35,35と、一対のフック35,35の開閉動作を行う機構を有すると共に前後へ移動させるチャック36とが設けられている。
また、昇降台34には、図5に示すように、チャックモータ34bが設けられている。チャックモータ34bの駆動軸に圧入されたモータギヤ34fには、減速ギヤ34cが噛み合っている。減速ギヤ34cは、リードスクリューギヤ34dに噛み合っている。リードスクリューギヤ34dは、リードスクリュー34eに固定されている。リードスクリュー34eは、一対の昇降レール33,33を結ぶ直線に対して直交する方向に延在するように設けられている。リードスクリュー34eには、チャック36に固定されたナット36aが螺合している。
チャックモータ34bが駆動されると、チャックモータ34bの駆動力が、モータギヤ34f、減速キヤ34c、リードスクリューギヤ34d、リードスクリュー34eを介してナット36aに伝達され、チャック36がリードスクリュー34eに沿って移動する。
また、チャック36は、一対のフック35,35の間隔を調整可能に構成されている。チャック36が一対のフック35,35の間隔を縮めることにより、一対のフック35,35をマガジントレイ21の係合凹部21d,21dに係合させることができる。一方、チャック36が一対のフック35,35の間隔を拡げることにより、一対のフック35,35とマガジントレイ21の係合凹部21d,21dとの係合状態を解除することができる。
一対の昇降レール33は、U字状のアングル37の両側面に取り付けられている。一対のリードスクリュー32jの上端部は、アングル37の上面に回動自在に取り付けられている。
ピッカーモータ31c、回転台モータ31f、昇降台モータ32c、及びチャックモータ34bは、FFC(フレキシブルフラットケーブル)114(図1参照)を介して制御ユニット7の制御部9と接続され、当該制御部9により駆動を制御される。
図6〜図12は、ピッカー3がマガジントレイ21をケース22から引き出す様子を示している。走行ベース31が装置奥行き方向Xに走行するとともに、昇降台34が一対の昇降レール33に沿って装置高さ方向Zに昇降することにより、図6に示すように、複数のマガジン2の中から選択された1つのマガジン2の前方までピッカー3が移動される。また、図7に示すように、チャック36が当該マガジン2の正面に向くように、回転台32が回転される。
その後、図8に示すように、チャック36が、マガジントレイ21に向けて前進し、図9に示すように、一対のフック35,35をマガジントレイ21の係合凹部21d,21dに係合させる。この状態で、チャック36がケース22から後退することで、マガジントレイ21がケース22から引き出される。
図10に示すように、チャック36が後退する(ケース22の前方に移動する)ことにより、マガジントレイ21のカット部21aがケース22の開口部22aを通過した後、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転される。言い換えれば、図11に示すように、マガジントレイ21の側面21bの頂点21f(回転軸32aからの距離が最も離れた位置)から回転軸32aまでの距離L1が、ケース22の側面の前端部22bから回転軸32aまでの距離L2よりも小さくなったとき、回転台32が回転軸32aを略中心として時計回りに回転される。この回転台32の回転に伴い、マガジントレイ21が図11及び図12に示すように回転軸32aを略中心として回転する。その結果、図12に示すように、マガジントレイ21がケース22から完全に引き出される。
図12に示すように、ケース22から引き出されたマガジントレイ21は、ピッカー3の走行ベース31が装置後方へ走行することにより、図13及び図14に示すように、複数のディスクドライブ4の近傍に搬送される。その後、図15に示すように、ピッカー3のチャック36が前進し、リフター5上部のマガジントレイガイド18上の所定の位置にマガジントレイ21が載置される。なお、図14及び図15では、手前側のディスクドライブ4の図示を省略している。
複数台(例えば、12台)のディスクドライブ4を収容するハウジング8にはキャリア6が設けられており、リフター5により押し出された複数枚のディスク100を積層状態で保持し、任意のディスクドライブ4から排出されたトレイ(不図示)の上方で、前記保持した複数枚のディスク100から1枚のディスク100を分離し、当該分離したディスク100を前記トレイに載置するように構成されている。
キャリア6及び複数のディスクドライブ4より更に装置後方には、前述のように、電気回路及び電源を内包した制御ユニット7が設けられている。制御ユニット7には、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各装置の動作(モータ等の動作)を制御する制御部9が設けられている。当該制御部9は、例えば、データを管理するホストコンピュータに接続されている。ホストコンピュータは、オペレータの指示に基づき、指定のマガジン2へのデータの書き込み又は読み出し等の動作を行うように制御部9に指令を送る。制御部9は、当該指令に従い、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各装置の動作を制御する。
次に、本実施形態に係るディスク装置Daに備えられた複数のディスクドライブ4について、より具体的には、これら複数のディスクドライブ4を一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットの詳細について説明する。
図1から分かるように、本実施形態では、複数(例えば12台)のディスクドライブ4は、それぞれ6台のディスクドライブ4が上下に重なる左右の2つの列を構成し、この2つの列のディスクドライブ4L,4Rが互いに対向するように配置されている。つまり、左右の各列は、それぞれ上下6段のディスクドライブ4を備え、各段ごとに左右のディスクドライブ4L,4Rが対向配置されている。
図16は、6段のディスクドライブ4のうちの任意の段について、対向配置された一対のディスクドライブ4L,4Rの側面図である。この側面図は、図1における左下側(装置前方)から右上側(装置後方)を見て示す図に対応しており、右側のディスクドライブ4Rについては、ディスクトレイ(以下、適宜、単に「トレイ」と略称する)51Rが引き出される前端部分の近傍のみが図示されている。
前記図16中、図16(a)は、左右のディスクドライブ4L,4Rの両方についてトレイ51L,51Rが格納された閉状態を示し、図16(b)は左ディスクドライブ4Lのトレイ(左トレイ)51Lが引き出された状態を示し、図16(c)は右ディスクドライブ4Rのトレイ(右トレイ)51Rが引き出された状態を示している。
図16(b)から良く分かるように、左ディスクドライブ4Lの左トレイ51Lが引き出された状態では、対向配置された右ディスクドライブ4Rから、左トレイ51Lの先端の下面側を支持するトレイサポート(右トレイサポート)61Rが突出している。また、図16(c)から良く分かるように、右ディスクドライブ4Rの右トレイ51Rが引き出された状態では、対向配置された左ディスクドライブ4Lから、右トレイ51Rの先端の下面側を支持するトレイサポート(左トレイサポート)61Lが突出している。
次に、トレイ51(51L,51R)及びトレイサポート61(61L,61R)の駆動機構等について説明する。
図17は任意のディスクドライブ4(4L,4R)の分解斜視図、図18は図17のディスクドライブ4を斜め上方から見て示した全体斜視図、また、図19は図17のディスクドライブ4を斜め下方から見て示した全体斜視図である。
これらの図に示されるように、ディスクドライブ4は、当該ディスクドライブ4全体の筐体を構成するメカシャーシ71を備えている。このメカシャーシ71は、平面視が略矩形もしくは正方形のボックス状に形成され、具体的には図示していないが、その内部には、従来公知のトラバースユニットが収容される。
前記トラバースユニットは、ディスク100を回転可能に支持するターンテーブル,該ターンテーブルを回転駆動するスピンドルモータ,光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップとその移送機構などの所要の構成要素を、ベース体(トラバースベース)上に搭載して構成されている。尚、かかるトラバースユニット及びその構成要素は、何れも従来公知のものであるので、図面をより見易く表示するために、図示を省略している。
また、このトラバースユニットは、従来周知のように、トレイ51のメカシャーシ71からの引き出し動作およびメカシャーシ71内への格納動作に連動して、メカシャーシ71の端部開口71hと反対側の端部を支点として上下に回動することにより、トレイ51とトラバースユニットとの干渉を回避するように構成されている。メカシャーシ71の前記端部開口71hに近い側の内面には、かかるトラバースユニットの上下回動動作を案内するためのガイド溝部71gが設けられている。
トレイ51は、周知のように、前記トラバースユニットのターンテーブル(不図示)上にディスク100を供給するものであり、メカシャーシ71の端部開口71hから外方へ引き出された開位置と、メカシャーシ71の内部に引き込まれて格納された閉位置との間で、スライドしてストローク動作を行う。このために、トレイ51の下面側には、前記駆動ギヤ76と噛合可能なラック歯51g(トレイラック)が設けられている。また、トレイサポート61は、トレイ51の下方において、メカシャーシ71に構成されたフック71a,71bによりトレイサポート61の上面部分61a,61bが支持されており、ディスクドライブ4の端面4mから所定量だけ外方へ突出した突出位置とディスクドライブ4の内部に引き込まれ格納された格納位置との間を、スライドしてストローク動作を行う。
このトレイ51及びトレイサポート61を駆動する駆動機構として、メカシャーシ71の下面側には、回転方向を正逆切換可能な電動モータ74と中継ギヤセット75と駆動ギヤ76とスライダー77とが備えられている。
中継ギヤセット75は、複数(例えば4個)のギヤ75A,75B,75C,75Dで構成され、その入力ギヤ75Aがモータ74の出力軸に固定されたモータ出力ギヤ74Gと噛合しており、その動力を中間ギヤ75B,75C及び出力ギヤ75Dを介して、駆動ギヤ76に伝達するものである。
前記スライダー77は、平面視が略矩形状のベース板77bとその縁部から下方に広がる縦壁77cとで、側面視が略L字形の板状に形成されている。前記ベース板77bの縦壁77cと反対側には、駆動ギヤ76と噛合するラック歯77g(スライダーラック)が設けられている。このスライダーラック77gは、トレイストローク方向(図17におけるY軸方向:Ya−Yb方向)の一端側にて、図17におけるX軸方向(Xa−Xb方向)に延びている。
また、スライダー77のベース板77bには、当該ベース板77bから下方に突出し前記トレイサポート61の(後述する)カム溝62と係合可能なピン(第1係合ピン)77pと、ベース板77bから上方に突出し前記トレイ51の(後述する)ガイド溝52と係合可能なピン(第2係合ピン)77rと、が設けられている。
前記トレイサポート61は、スライダー77のベース板77bの下側に配置され、その上面に前記第1係合ピン77pと係合するカム溝62が形成されている。トレイサポート61は、後述するように、そのカム溝62と第1係合ピン77pとの係合位置に応じて、格納位置と突出位置との間で、図17におけるY軸方向(Ya−Yb方向)へスライド動作する。このスライド動作は、主としてトレイ51の中央開口部51h内で行われるように、トレイ51とトレイサポート61の位置関係が設定されている。
また、トレイ51の下面側には、前記トレイラック51gと略平行でトレイストローク方向(図17におけるY軸方向)に延びるガイド溝52(トレイガイド溝)が形成されている。前記第2係合ピン77rは、スライダー77のスライド位置(つまり、図17におけるX軸方向の位置)に応じて、このトレイガイド溝52内に係合可能である。トレイガイド溝52のYa方向の始端側には、傾斜溝部52kが設けられている。
更に、トレイ51のYa方向における先端部分の下面側には、対向位置されたディスクドライブ4のトレイサポート61によって支持される際に、当該トレイサポート61の上面に接する突起部53(53L,53R:図16(b)及び図16(c)参照)が設けられている。
以上のように構成されたディスクドライブ4におけるトレイ51及びトレイサポート61の作動について説明する。
本実施形態では、ディスクドライブ・ユニット内の各ディスクドライブ4は、制御ユニット7に設けられた制御部9に信号授受可能に接続されており、何れのディスクドライブ4についてトレイ51を開位置に引き出すかは、制御部9から制御信号によって制御される。従って、これと対向するディスクドライブ4のトレイサポート61の突出位置への突き出し動作も、前記制御部9から制御信号によって制御されるようになっている。
図20A〜20Fは、トレイ51及びトレイサポート61の作動を説明するための一連の説明図である。図20Aはトレイ51及びトレイサポート61が共にディスクドライブ4内に格納された初期状態を示し、図20Bはトレイサポート61がディスクドライブ4の端面4mから突出し始めた状態を示し、図20Cはトレイサポート61が規定の突出位置まで突き出た状態を示している。また、図20Dはトレイ51がディスクドライブ4の端面4mから引き出され始めた状態を示し、図20Eはトレイ51が更に引き出された状態を示し、図20Fはトレイ51が規定の開位置まで引き出された状態を示している。
図20Aに示すように、トレイ51及びトレイサポート61が共にディスクドライブ4内に格納されている初期状態では、スライダー77の第1係合ピン77pは、トレイサポート61のカム溝62の傾斜溝部62kのYa方向における始端部分に位置しており、第2係合ピン77rはトレイガイド溝52から離間している。また、この状態では、駆動ギヤ76は、スライダーラック77gとは噛合しているが、トレイラック51gとは近傍に位置するものの噛合はしていない。このとき、トレイ51及びトレイサポート61のYa方向端面は、ディスクドライブ4の同方向端面4mに対応する基準面Fm内にある。
この初期状態において、当該ディスクドライブ4のトレイ51を開位置まで引き出すべき旨の制御信号が制御部9から送信されると、モータ74が駆動されて駆動ギヤ76の一方向(例えば反時計回り方向)への回転が始まる。これに伴って、図20Bに示すように、スライダー77がXa方向にスライドし、第1係合ピン77pが、トレイサポート61のカム溝62の傾斜溝部62kを、傾斜に沿って移動しつつYa方向へ押圧する。この結果、トレイサポート61は、Ya方向へ押し出される。この状態では、第2係合ピン77rは、未だトレイガイド溝52から離間しており、駆動ギヤ76はトレイラック51gと噛合していない。
駆動ギヤ76が更に同方向(反時計回り方向)へ回転し続けると、図20Cに示すように、第1係合ピン77pは、カム溝62の平坦溝部62fに到達する。この平坦溝部62fは、傾斜溝部62kのYb方向の端末部からXa方向へ延びる溝部である。従って、この時点以降は、スライダー77が更にXa方向へ移動しても、第1係合ピン77pは、平坦溝部62f内をXa方向へ移動するのみで、トレイサポート61に対してYa−Yb方向の力を及ぼすことはない。この状態で、トレイサポート61のYa方向への突出量は最大となり、これが規定の突出位置に該当する。
尚、制御部9から制御信号が、トレイ51を開位置まで引き出すべき旨の信号ではなく、トレイサポート61を規定の突出位置まで突出させるべき旨の信号である場合には、この時点でモータ74の駆動が停止され、駆動ギヤ76の回転が停止される。この場合には、トレイ51はディスクドライブ4内から引き出されることなく、トレイサポート61のみが規定の突出位置まで突出した状態に維持されることになる。
また、このとき、第2係合ピン77rが、トイガイド溝52の傾斜溝部52kの内壁に当接する。そして、更に極僅かにスライダー77がXa方向へスライドすることで、第2係合ピン77rが、傾斜溝部52kを、傾斜に沿って移動しつつYa方向へ僅かに押し出すことになる。これにより、図20Dに示すように、駆動ギヤ76とトレイラック51gとが噛合するようになる。このとき、駆動ギヤ76とスライダーラック77gとの噛み合いは外れ、スライダー77は停止する。
駆動ギヤ76が更に同方向(反時計回り方向)へ回転し続けると、図20Eに示すように、駆動ギヤ76がトレイラック51gと噛合してトレイ51を駆動することにより、トレイ51はYa方向へ引き出される。このとき、第2係合ピン77rは、トレイガイド溝52内をYb方向へ相対移動することになる。
そして、駆動ギヤ76が更に同方向(反時計回り方向)へ回転し続けることにより、図20Fに示すように、トレイ51は、最大引き出し位置(開位置)まで引き出される。この状態でトレイ51のディスクドライブ4内に残存している部分の長さLsが、トレイ51の開位置での支持長さに略相当する。このとき、第2係合ピン77rがディスクドライブ4に付設されたスイッチ(不図示)と当接することにより、モータ74の駆動が停止され、トレイ51の開状態が構成される。
本実施形態では、トレイ51の開位置での支持長さLsが非常に短く設定されているが、この開位置までトレイ51を引き出した状態で、当該ディスクドライブ4に対向配置されたディスクドライブ4側では、トレイ51がディスクドライブ4内から引き出されることなく、トレイサポート61のみが規定の突出位置まで突出した状態(図20Cの状態)に維持されている。これにより、トレイ引き出し時のディスクドライブ4内でのトレイ51の支持長さLsを極力短くしても、引き出されたトレイ51は先端側が垂れ下がるように撓むことが、効果的に抑制されている(図16(b)若しくは図16(c)参照)。
トレイ51をディスクドライブ4内に引き込んで格納する場合には、例えばモータ74の回転を逆方向に切り換えて、駆動ギヤ76を逆方向に回転させることにより、以上の説明とは逆に、図20Fから順に図20Aの動作が行われる。これにより、トレイ51が先ずディスクドライブ4内に格納され、引き続いてトレイサポート61が格納されることになる。
以上、説明したように、本実施形態のディスクドライブ・ユニットによれば、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブ4L,4Rについて、他方のディスクドライブ4R,4Lは、トレイ51R,51Lが引き出された際に、一方のディスクドライブ4L,4Rから突出するトレイサポート61L,61Rによってトレイ51R,51Lの先端側が支持される。従って、他方のディスクドライブについて4R,4Lは、トレイ引き出し時のディスクドライブ内でのトレイ51R,51Lの支持長さLsを極力短くしても、引き出されたトレイ51R,51Lは先端側が垂れ下がるように撓むことが、効果的に抑制される。この結果、スムースで安定したトレイ51R,51Lのストローク動作を損なうことなく、他方のディスクドライブ4R,4Lのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのコンパクト化に寄与することができる。
特に、多数(12台)のディスクドライブ4を有するディスクドライブ・ユニットについて、それぞれ上下に重なる2つの列を構成したことにより、多くのディスクドライブ4について、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、他方のディスクドライブのトレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができる。
また、特に、一方のディスクドライブ4L,4Rだけでなく、他方のディスクドライブ4R,4Lにも、前記一方のディスクドライブ4L,4Rのトレイ51L,51Rが引き出された際に当該トレイ51L,51Rの先端側を支持するトレイサポート61R,61Lが、前記他方のディスクドライブ4R,4Lから出没可能に設けられているので、他方のディスクドライブ4R,4Lだけでなく、前記一方のディスクドライブ4L,4Rについても、トレイ引き出し時のディスクドライブ4L,4R内でのトレイ支持長さLsを極力短くしても、引き出されたトレイ51L,51Rは先端側が垂れ下がるように撓むことを抑制できる。この結果、スムースで安定したトレイのストローク動作を損なうことなく、一方のディスクドライブ4L,4Rについても、トレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができ、ディスクドライブ・ユニットのより一層のコンパクト化に、より大きく寄与することができる。
更に、前記トレイサポート61L,61Rは、他方のディスクドライブ4R,4Lのトレイ51R,51Lが引き出されていないときには一方のディスクドライブ4L,4R内に格納されており、前記他方のディスクドライブ4R,4Lのトレイ51R,51Lが引き出されると前記一方のディスクドライブ4L,4Rから所定量突出して前記他方のトレイ51R,51Lの先端側を支持するので、前記他方のディスクドライブ4R,4Lのトレイ51R,51Lが引き出されていないときには、両ディスクドライブ4L,4R間のスペースを用いて行われる所要の操作を阻害することはない。
また更に、前記複数のディスクドライブ4L,4Rのトレイ51L,51R及びトレイサポート61L,61Rの作動は、制御ユニット7に設けられた制御部9からの制御信号によって制御されるので、他方のディスクドライブ4R,4Lのトレイ51R,51Lの動作と前記一方のディスクドライブ4L,4Rのトレイサポート61L,61Rの動作とを、前記制御部9からの制御信号によって好適に制御し、前記一対のディスクドライブ4L,4Rのトレイ51L,51R及びトレイサポート61L,61Rのスムースな作動を容易かつ確実に実現できる。
また更に、各ディスクドライブ4は、動力源としての電動モータ74からの動力を受けて回転する駆動ギヤ76と、トレイサポート61のカム溝62に係合可能な第1係合ピン77pと前記トレイ51のガイド溝52に係合可能な第2係合ピン77rとを有し前記駆動ギヤ76の回転によってスライド駆動されるスライダー77と、を備え、駆動ギヤ76が一方向に回転することによってスライダー77が所定方向にスライドし、これにより、第1係合ピン77pと係合するトレイサポート61がディスクドライブ4から突出し、次に、第2係合ピン77rがトレイ51のガイド溝52に係合することによって該トレイ51のラック歯51gが駆動ギヤ76と噛み合い、該駆動ギヤ76の同方向への回転によってトレイ51がディスクドライブ4から引き出される。
従って、単一の動力源(モータ74)でトレイサポート61とトレイ51の両方を駆動することができ、両者の駆動系を簡素化することができる。また、駆動ギヤ76を一方向に回転させることによってトレイサポート61及びトレイ51を順次作動させることができ、駆動ギヤ76の回転の制御を簡素化し、トレイサポート61及びトレイ51をスムースに作動させることができる。
尚、以上の説明では、ディスクドライブ・ユニットは、多数(12台)のディスクドライブ4でそれぞれ上下に重なる2つの列を構成されていたが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、2台のディスクドライブ4を同一水平面内で対向配置して構成したディスクドライブ・ユニットにおいても、有効に適用することができる。
また、以上の説明では、対面配置された一対のディスクドライブ4の両方について、トレイサポート61が備えられていたが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、何れか一方のディスクドライブ4のみにトレイサポート61を備えるようにしてもよい。この場合には、他方のディスクドライブ4のみについて、トレイストローク方向のサイズをコンパクト化することができる。
以上の実施形態では、前述のように、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などのディスク装置Daの各構成要素の動作(モータ等の動作)は、電気回路及び電源などを内包した制御ユニット7に設けられた制御部9によって行われる。当該制御部9は、例えば、データを管理するホストコンピュータに接続されており、ホストコンピュータは、オペレータの指示に基づき、指定のマガジン2へのデータの書き込み又は読み出し等の動作を行うように制御部9に指令を送り、制御部9は、当該指令に従い、ピッカー3、ディスクドライブ4、キャリア6などの各構成要素の動作を制御するように構成されている。
このような制御を所謂クラウド・コンピューティング・システムを利用しておこなうこともできる。図21は、クラウド・コンピューティング・システムを利用してディスク装置の制御を行う場合のシステム構成の一例を模式的に示す構成図である。
図21に示すように、クラウド・コンピューティング・システムは、ネットワークNwを介してアクセス可能なサーバSc(所謂クラウドサーバ)を備えており、ディスク装置Dbは、この場合、例えば制御ユニット307内にネットワーク通信部310を備えている。このネットワーク通信部310により、ディスク装置DbがネットワークNwを介してクラウドサーバScと通信可能に接続されている。かかるネットワーク通信部310は、ディスク装置Dbの制御ユニット307内に設けてもよく、或いは制御ユニット307とは別設としてもよい。
ディスク装置Dbを操作するユーザ端末機Pcも、ネットワークNwを介してクラウドサーバScと通信可能に接続されている。かかるユーザ端末機Pcとしては、例えば、マイクロコンピュータを主要部として構成された所謂パーソナルコンピュータで通信機能を有するものを用いることができる。
クラウドサーバScは、例えば、ユーザ端末機Pcを用いて行う所要の制御や演算を実行するためのプログラム、更には、かかる制御や演算に必要なデータ類についても、少なくともその一部を保持しており、ユーザの要求に応じて、その都度必要なプログラムやデータ類をダウンロードし利用に供することができる。
また、図21に示すように、以上のようなユーザ端末機PcをネットワークNwに複数接続するようにしてもよい。また、複数のディスク装置DbをネットワークNwに接続してそれぞれ制御することもできる。
なお、以上のディスク装置Dbは、ネットワーク通信部310を備えてクラウドサーバScを利用して制御される点を除いては、前述のディスク装置Daと同様の構成を備え同様の作動を行うものである。
かかるクラウド・コンピューティング・システムを利用することにより、ディスク装置やユーザ端末機もしくはこれらに付設した記憶装置などにプログラムやデータ類を保持させていた従来に比して、これら機器および装置の構成を簡素化することが可能になる。利用するプログラムやデータ類が肥大化せざるを得ない場合などには、特に有効である。
なお、クラウドサーバScを、上述のようなディスク装置Dbの制御用途や演算用途に代えて、或いはこれらに加えて、ディスク装置Dbのデータバックアップ用途に供するようにしてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、複数のディスクドライブを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットに関し、例えば、複数のディスクドライブのそれぞれにディスクを供給するディスク装置などに用いられるディスクドライブ・ユニットとして、有効に利用することができる。また、本開示は、かかるディスクドライブ・ユニットを備えたディスク装置として、有効に利用することができる。
4,4L,4R ディスクドライブ
7,307 制御ユニット
9,309 制御部
51,51L,51R トレイ
51g ラック歯
52 ガイド溝
52k 傾斜溝部
61,61L,61R トレイサポート
62 カム溝
62k 傾斜溝部
74 モータ
76 駆動ギヤ
77 スライダー
77g ラック歯
77p 第1係合ピン
77r 第2係合
100 ディスク
Da,Db ディスク装置

Claims (7)

  1. 複数のディスクドライブを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットであって、
    同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、
    ことを特徴とするディスクドライブ・ユニット。
  2. 前記複数のディスクドライブでそれぞれ上下に重なる2つの列を構成し、この2つの列のディスクドライブが互いに対向するように配置し、
    同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ・ユニット。
  3. 前記トレイ支持部材は、前記他方のディスクドライブのトレイが引き出されていないときには前記一方のディスクドライブ内に格納されており、前記他方のディスクドライブのトレイが引き出されると前記一方のディスクドライブから所定量突出して前記トレイの先端側を支持する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスクドライブ・ユニット。
  4. 前記複数のディスクドライブのトレイ及びトレイ支持部材の作動を制御する制御手段が設けられ、該制御手段は、前記他方のディスクドライブにトレイを引き出させる制御信号を送信する際には、前記一方のディスクドライブにトレイ支持部材を突出させる制御信号を送信する、ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のディスクドライブ・ユニット。
  5. 各ディスクドライブは、動力源からの動力を受けて回転する駆動ギヤと、前記トレイ支持部材に係合可能な第1係合部材と前記トレイに係合可能な第2係合部材とを有し前記駆動ギヤの回転によってスライド駆動されるスライド部材と、を備え、
    前記駆動ギヤが一方向に回転することによって前記スライド部材が所定方向にスライドし、これにより、前記第1係合部材と係合する前記トレイ支持部材がディスクドライブから突出し、次に、前記第2係合部材が前記トレイに係合することによって該トレイのラック歯が前記駆動ギヤと噛み合い、該駆動ギヤの前記一方向への回転によって前記トレイがディスクドライブから引き出される、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のディスクドライブ・ユニット。
  6. 前記他方のディスクドライブにも、前記一方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記他方のディスクドライブから出没可能に設けられている、ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のディスクドライブ・ユニット。
  7. 複数のディスクドライブのそれぞれにディスクを供給するディスク装置であって、
    前記複数のディスクドライブの少なくとも一部のものを一つの纏まったユニットとして構成したディスクドライブ・ユニットを備え、
    該ディスクドライブ・ユニットにおいては、同一水平面内で対向配置された一対のディスクドライブについて、少なくとも一方のディスクドライブに、他方のディスクドライブのトレイが引き出された際に当該トレイの先端側を支持するトレイ支持部材が、前記一方のディスクドライブから出没可能に設けられている、
    ことを特徴とするディスク装置。
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