JP4918878B2 - 引き出し機構及びメディア処理装置 - Google Patents
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Description
ところで、ラック・ピニオンによって進退するメディアトレイは、引き出されたときの停止位置が、周囲の温度、駆動モータへの電圧変動、耐久等によってばらつくことがある。
そして、このように、引き出されるメディアトレイの停止位置がばらつくと、メディアトレイに対する搬送アームの水平方向の位置にずれが生じ、メディアトレイの収容凹部に対する搬送アームによるメディアの受け渡し及び受け取りに支障を来し、ドライブによるメディアへのデータの書き込みが円滑に行われなくなってしまう。
また、トレイの移動精度が多少低くても、確実にメディアの受け渡しを行うことができるので、低価格な汎用品からなるメディア処理部を用いることができ、コストを抑えることができる。
なお、本実施形態では、パブリッシャからなるメディア処理装置を例にとって説明する。
図1はパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2はパブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図、図5はメディアドライブの構成を説明する概略平面図、図6は搬送アームの回転方向の位置を検出する検出器を示す斜視図、図7は搬送アームの上下方向の位置を検出する検出器を示す斜視図、図8はメディアドライブ及びレーベルプリンタのメディアトレイの位置関係を示す側面図である。
また、正面視左側の開閉扉4は、レーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14(図2参照)が露出するようになっている。
た所定位置に対して着脱自在である。
メディアドライブ41は、メディアへのデータ書き込み位置とメディアの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
ディアトレイ51にアクセス可能となっている。したがって、搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアを各部に搬送することが可能とされている。
なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
また、この凸部51aの中心部には、同心円上において120度間隔に配置された図示
せぬ3本の垂直爪を備えている。3本の垂直爪は、半径方向に一体となって移動可能であり、メディアトレイ51がメディア受け渡し位置に移動すると不図示のカム機構により半径内側方向に移動する構造となっている。
面内における位置を検出する。
また、他方のスタッカ位置検出器114は、搬送アーム36の水平面内における位置が、ブランクメディアスタッカ21とのメディアMの受け渡し位置及び作成済みメディアスタッカ22とのメディア受け渡し位置に配置されていることを検出する。
上端近傍の上下HP検出器121は、搬送アーム36が、ブランクメディアスタッカ21の上方位置に配置されていることを検出する。また、中間位置検出器122は、搬送アーム36が、ブランクメディアスタッカ21と作成済みメディアスタッカ22との間の中間位置に配置されていることを検出する。
図9は引き出し機構を説明するメディアドライブの前方側における下方から視た斜視図、図10は引き出し機構の構造を説明する分解斜視図、図11は引き出し機構の構造を説明するカバー部材を外した状態の概略正面図、図12は引き出し機構を構成する揺動板及び引き出しレバーの側面図、図13は引き出し機構の構造を説明する裏面図、図14は引き出し機構の動きを説明するカバー部材を外した状態の概略正面図、図15及び図16は引き出し機構の動きを説明する揺動板及び引き出しレバーの側面図である。
この引き出し機構130は、各メディアドライブ41に対応する上下二段の引き出し機
構部132A,132Bを備えており、これら引き出し機構部132A,132Bが、メディアドライブ41から前方へ突出されたメディアトレイ41aを、さらに引き出して所定の位置に配置させる。
所を中心として、前端側が上方へ向かって回動するように付勢されている。
また、揺動板161には、引き出しレバー172側へ突出する揺動可能な係止ピン179が形成されており、この係止ピン179が、引き出しレバー172の揺動板161側に形成された溝部(図示略)に係合することにより、この係止ピン179によっても引き出しレバー172の前方側への移動が規制されている。
駆動モータ181には、その回転軸181aに、駆動ギア184が固定されている。駆動側複合ギア182は、減速ギア185とウォーム186とを有しており、支持ピン187によって駆動モータ181の回転軸181aと平行な軸線を中心として回転可能に支持されている。そして、この駆動側複合ギア182は、その減速ギア185に駆動ギア184が歯合され、駆動モータ181の回転軸181aの回転力が伝達されて回転される。
メディアMの受け渡し対象となるいずれか一方のメディアドライブ41でのメディアMの受け渡し動作が開始されると、メディアドライブ41のトレイ駆動機構の駆動モータが駆動し、ラック・ピニオンによってメディアトレイ41aが突出され、これと略同時に引き出し機構130の駆動が開始される。
ら偏心運動することにより、揺動板161が前方へ押し出される。
これにより、図14に示すように、揺動板161に取り付けられた引き出しレバー172が揺動板161とともに揺動することにより、その前端側の係合部171をメディアトレイ41aの移動軌跡の中に進出させるよう上方へ突出させながら前方へ移動し、既に若干少ない突出量にて突出されたメディアトレイ41aの一側部近傍に形成されたラック41dの近傍における端面板41cの裏面に係合部171が係合する。これにより、メディアトレイ41aは、引き出しレバー172によって前方へ引き出される。
動作を行う。つまり、パブリッシャ1では、上段のメディアドライブ41あるいは下段のメディアドライブ41のいずれか一方にてメディアトレイ41aの引き出し動作が行われるが、引き出し機構部132A,132Bは、上段のメディアドライブ41のメディアトレイ41aを引き出す場合及び上段のメディアドライブ41のメディアトレイ41aを引き出す場合にてそれぞれ動作する。
ディアドライブ41aによる処理を高い信頼性にて円滑に行うことができる。
また、メディアトレイ41aの移動精度が多少低くても、確実にメディアMの受け渡しを行うことができるので、低価格な汎用品からなるメディアドライブ41を用いることができ、コストを抑えることができる。
更には、トレイの収容部を凹部状のものを用いて説明したが、これに限るものではなく、メディアを爪で保持するものであっても構わない。
Claims (7)
- メディアを保持可能なトレイを備えるメディア処理部と、
ラックに噛合されたピニオンを回転させることにより前記メディア処理部から前記トレイを前方へ引き出す第1の駆動モータと、
前記トレイと係合可能な係合部を有する引き出し部材と、
第2の駆動モータと、
前記第2の駆動モータにより前記引き出し部材を駆動して前記係合部を前方へ引き出された前記トレイに係合させるとともに、前記トレイを前方へさらに引き出して所定位置に配置させる移動機構とを備えたことを特徴とする引き出し機構。 - 前記引き出し部材は、前記トレイの引き出し方向前方側の端部に係合可能な前記係合部を備え、前記係合部が前記トレイの移動軌跡の中に出没するように揺動される引き出しレバーであることを特徴とする請求項1記載の引き出し機構。
- メディアを保持可能なトレイを備えるメディア処理部と、
前記トレイと係合可能な係合部を有する引き出し部材と、
前記引き出し部材を駆動することにより前記係合部を移動させて前記トレイに係合させるとともに前記トレイの引き出し方向前方へ所定位置まで移動させる移動機構とを備え、
前記引き出し部材は、前記トレイの引き出し方向前方側の端部に係合可能な前記係合部を備え、前記係合部が前記トレイの移動軌跡の中に出没するように揺動される引き出しレバーであり、
前記移動機構は、駆動モータと、前記引き出しレバーが取り付けられた揺動板と、前記駆動モータの回転力によって前記揺動板を揺動させながら前後方向へ移動させる駆動変換機構とを備え、
前記駆動変換機構は、前記駆動モータによって回転される回転体と、この回転体の偏心位置に設けられたピンと、前記揺動板に形成された鉛直方向に沿う長孔からなる前記ピンが摺動可能に挿通された摺動孔と、前記揺動板の前端側及び後端側の両方もしくは少なくとも一方に形成され、端部へ向かって次第に上方へ傾斜した傾斜部を有するカム溝と、前記揺動板を保持するベース部材に形成されて前記カム溝に挿通された突起部とを備えることを特徴とする引き出し機構。 - 前記引き出しレバーは、前記揺動板に対して前後方向に移動可能にかつ付勢部材によって前方側に付勢された状態に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の引き出し機構。
- 前記引き出しレバーは、その後端側が前記揺動板に対して回動可能にかつ付勢部材によって前端側が上方へ付勢されて前記揺動板に形成された規制片に当接して回動が規制された状態に支持されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の引き出し機構。
- 前記トレイは、進退方向に沿って設けられたラックに歯合されたピニオンを回転させることにより進退可能とされ、前記引き出しレバーの前記係合部は、前記トレイの前記ラックの近傍位置にて前記トレイに係合されることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の引き出し機構。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の引き出し機構によって前記メディア処理部から引き出された前記トレイに対してメディアの受け渡しを行う搬送機構を備えたことを特徴とするメディア処理装置。
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