JP2009176376A - メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 - Google Patents
メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009176376A JP2009176376A JP2008015566A JP2008015566A JP2009176376A JP 2009176376 A JP2009176376 A JP 2009176376A JP 2008015566 A JP2008015566 A JP 2008015566A JP 2008015566 A JP2008015566 A JP 2008015566A JP 2009176376 A JP2009176376 A JP 2009176376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- media
- gear
- driven gear
- medium
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
【解決手段】メディアを保持する搬送アームと、この搬送アームに設けられた従動側歯車である扇状歯車112と、この扇状歯車112に噛み合わされた伝達歯車111と、この伝達歯車111を回転させて扇状歯車112を所定の回動範囲内にて回動させる駆動モータとを備え、扇状歯車112とともに搬送アームを回動させてメディアを搬送するメディア搬送機構であって、扇状歯車112の回動範囲Cの両側の回動停止位置A,Bにて、扇状歯車に負荷を付与するねじりコイルバネ100からなる負荷付与手段を設ける。
【選択図】図8
Description
この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込んだり印刷を施す処理部に対してメディアを保持して搬送する搬送アームを有するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、搬送アームにて位置決めにばらつきが生じると、処理部に対するメディアの受け渡し及び受け取りに支障を来し、処理部によるメディアへの処理が円滑に行われなくなってしまう。
この構成によれば、従動側歯車の回動停止位置にて従動側歯車を回動方向と逆方向に付勢する弾性部材からなる負荷付与手段によって従動側歯車と駆動側歯車との間の微細な遊びから生じるバックラッシュによる従動側歯車の回動停止位置でのばらつきを良好に抑制することができる。
この構成によれば、巻回部から一対の腕部が延出したねじりコイルバネの腕部が従動側歯車に対して回動停止位置近傍から回動停止位置にわたって付勢するので、従動側歯車と駆動側歯車との間の微細な遊びから生じるバックラッシュによる従動側歯車の回動停止位置でのばらつきを良好に抑制することができる。また、従動側歯車に負荷を付与する付与手段の簡略化を図ることができる。
この構成のメディア処理装置によれば、従動側歯車とともに回動する搬送アームを正確に回動させることができ、搬送アームによって高精度にメディアを搬送することができるメディア搬送機構を備えているので、処理の信頼性の高い処理装置とすることができる。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図、図5はメディア搬送機構を説明する斜視図、図6は搬送アームを説明する平面図、図7は搬送アームを説明する斜視図、図8はメディア搬送機構の駆動機構部分を説明する斜視図、図9及び図10はメディア搬送機構の動作を説明するそれぞれ平面図である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動するメディアトレイ41aが進退可能にそれぞれ設けられている。
なお、スタッカ部71に収容されたメディアMを取り出す場合、オペレータは引出トレイ70の前面部に設けた掛止部200(図2参照)に指を掛けて引出トレイ70を本体フレーム30から引き出す。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
なお、インク供給機構60には、その上部に加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
また、他方のスタッカ位置検出器114は、搬送アーム36の水平面内における位置が、メディアスタッカ21,22とのメディアMの受け渡し位置に配置されていることを検出する。
上端近傍の上下HP検出器121は、搬送アーム36が、メディアスタッカ21の上方位置に配置されていることを検出する。また、中間位置検出器122は、搬送アーム36が、メディアスタッカ21とメディアスタッカ22との間の中間位置に配置されていることを検出する。
駆動モータ110が駆動すると、その駆動力が伝達歯車111を介して扇状歯車112に伝達され、扇状歯車112が垂直ガイド軸35を中心として回動する。これにより、搬送アーム36も垂直ガイド軸35を中心に回動し、ドライブ41のメディアトレイ41aとのメディアMの受け渡し位置、レーベルプリンタ11のメディアトレイ45とのメディア受け渡し位置及び引出トレイ70のスタッカ部71(またはメディアスタッカ72)へのメディアMのリリース位置であるHP水平位置と、メディアスタッカ21,22とのメディアMの受け渡し位置であるスタッカ水平位置との間を移動する。
Claims (4)
- メディアを保持する搬送アームと、この搬送アームに設けられた従動側歯車と、この従動側歯車に噛み合わされた駆動側歯車と、この駆動側歯車を回転させて前記従動側歯車を所定の回動範囲内にて回動させる駆動源とを備え、前記従動側歯車とともに前記搬送アームを回動させて前記メディアを搬送するメディア搬送機構であって、
前記従動側歯車の回動範囲の両側の回動停止位置にて、前記従動側歯車に負荷を付与する負荷付与手段を設けたことを特徴とするメディア搬送機構。 - 前記負荷付与手段は、前記従動側歯車の回動停止位置にて前記従動側歯車を回動方向と逆方向に付勢する弾性部材からなることを特徴とする請求項1に記載のメディア搬送機構。
- 前記弾性部材は、巻回部から一対の腕部が延出したねじりコイルバネからなり、前記腕部が前記従動側歯車の回動停止位置近傍にて前記従動側歯車に接触し、前記従動側歯車に対して回動停止位置近傍から回動停止位置にわたって付勢することを特徴とする請求項2に記載のメディア搬送機構。
- 請求項1〜3のいずれかのメディア搬送機構を備えたことを特徴とするメディア処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008015566A JP2009176376A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 |
CN200910002779XA CN101494070B (zh) | 2008-01-25 | 2009-01-22 | 介质输送机构及具备该机构的介质处理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008015566A JP2009176376A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009176376A true JP2009176376A (ja) | 2009-08-06 |
Family
ID=40924616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008015566A Pending JP2009176376A (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009176376A (ja) |
CN (1) | CN101494070B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012042992A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | ギヤ駆動機構およびライブラリ装置 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6119160U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-04 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | 歯車駆動式回動ア−ムの位置決め装置 |
JPH01119457A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Ichikoh Ind Ltd | ドアウインドワイパ |
JPH0741722U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-21 | アイワ株式会社 | テープレコーダのモード切換え装置 |
JP2001184760A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Aiwa Co Ltd | テープレコーダ |
JP2002259034A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Mitsumi Electric Co Ltd | 回転キーの中立方法 |
JP2005106578A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Tosei Densi Seigyo Kk | 尿採取装置 |
JP2007160966A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Tsuda Industries Co Ltd | 自動変速機の変速操作装置 |
JP2007252419A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Olympus Medical Systems Corp | 医療機器スイッチ機構 |
JP2007310921A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Seiko Epson Corp | ディスクのグリッピング機構 |
-
2008
- 2008-01-25 JP JP2008015566A patent/JP2009176376A/ja active Pending
-
2009
- 2009-01-22 CN CN200910002779XA patent/CN101494070B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6119160U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-04 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | 歯車駆動式回動ア−ムの位置決め装置 |
JPH01119457A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Ichikoh Ind Ltd | ドアウインドワイパ |
JPH0741722U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-21 | アイワ株式会社 | テープレコーダのモード切換え装置 |
JP2001184760A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Aiwa Co Ltd | テープレコーダ |
JP2002259034A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Mitsumi Electric Co Ltd | 回転キーの中立方法 |
JP2005106578A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Tosei Densi Seigyo Kk | 尿採取装置 |
JP2007160966A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Tsuda Industries Co Ltd | 自動変速機の変速操作装置 |
JP2007252419A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Olympus Medical Systems Corp | 医療機器スイッチ機構 |
JP2007310921A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Seiko Epson Corp | ディスクのグリッピング機構 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012042992A1 (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-05 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | ギヤ駆動機構およびライブラリ装置 |
JP2012074113A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Nec Embedded Products Ltd | ギヤ駆動機構およびライブラリ装置 |
US9074667B2 (en) | 2010-09-29 | 2015-07-07 | Nec Platforms, Ltd. | Gear drive mechanism and library device |
DE112011103306B4 (de) * | 2010-09-29 | 2016-07-21 | Nec Platforms Ltd. | Archivierungsvorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101494070A (zh) | 2009-07-29 |
CN101494070B (zh) | 2012-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5012541B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP4918888B2 (ja) | メディア処理装置及びその制御方法 | |
JP2009181636A (ja) | メディア処理装置 | |
JP5136073B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP2009176376A (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP2008135148A (ja) | メディア処理装置 | |
JP2008108309A (ja) | メディア処理装置 | |
JP5071128B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP4918878B2 (ja) | 引き出し機構及びメディア処理装置 | |
JP4962238B2 (ja) | 情報処理装置の制御方法及び情報処理装置 | |
JP2009163822A (ja) | メディア処理装置 | |
JP2010170629A (ja) | 媒体処理装置 | |
JP4918887B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP4918879B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP5309790B2 (ja) | 経路機構及びそれを備えた情報処理装置 | |
JP2008108307A (ja) | メディア処理装置及びその制御方法 | |
JP2009176377A (ja) | メディア処理装置 | |
JP2009070459A (ja) | 搬送機構及びそれを備えた情報処理装置 | |
JP5228874B2 (ja) | メディア搬送機構及びメディア処理装置 | |
JP4946654B2 (ja) | メディア処理装置およびその制御方法 | |
JP4849015B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP4930211B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP5061840B2 (ja) | メディア処理装置 | |
JP2009023133A (ja) | 印刷装置の制御方法及び印刷装置 | |
JP2009099209A (ja) | 情報処理装置及びケーブルの配線方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101210 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120816 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130321 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130806 |