JP2009181636A - メディア処理装置 - Google Patents

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【課題】メディアドライブの位置決め調整を容易に行うことができるメディア処理装置を提供する。
【解決手段】パブリッシャは、メディアドライブ41とメディアドライブ用フレーム47と位置決め機構106とを備え、位置決め機構106は、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41をメディアトレイ41aの進退方向にスライド可能に支持するスライド支持部107と、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41をスライド方向一側に付勢する捩りバネ115と、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41をスライド方向逆側に押圧しつつ進退させる位置調整部と、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41を固定する固定用ネジ部材111とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、CDやDVD等のメディアにデータの書き込み及び/またはデータの読み込みを行うメディアドライブが設けられたメディア処理装置に関する。
近年、多数枚のブランクCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みを行うディスクダビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャ等のメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むメディアドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すレーベルプリンタ及びこれらメディアドライブやレーベルプリンタに対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構等を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第5,734,629号明細書
メディアドライブは進退可能なメディアトレイを有しており、前進したメディアトレイに対してメディア搬送機構がメディアの受け渡しを行うことになる。ところが、メディアトレイの前進位置には個々にバラツキがあることから、良好な受け渡しを行うためには、メディアドライブを保持する保持部材に対してメディアドライブをメディアトレイの進退方向に位置決め調整しなければならない。しかしながら、従来の位置決め調整作業は非常に繁雑であった。
そこで、本発明の目的は、メディアドライブの位置決め調整を容易に行うことができるメディア処理装置を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置は、進退可能なメディアトレイを有しこのメディアトレイに保持されたメディアにデータの書き込み及び/またはデータの読み込みを行うメディアドライブと、前記メディアドライブを保持する保持部材と、前記メディアドライブを前記保持部材に対して位置決めし固定する位置決め機構とが設けられたメディア処理装置であって、前記位置決め機構は、前記保持部材に対して前記メディアドライブを前記メディアトレイの進退方向にスライド可能に支持するスライド支持部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブをスライド方向一側に付勢する付勢部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブをスライド方向逆側に押圧しつつ進退させる位置調整部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブを固定する固定部とを有する。
この構成のメディア処理装置によれば、保持部材に対して、スライド支持部によってメディアトレイの進退方向にスライド可能に支持され、付勢部によってスライド方向一側に付勢されたメディアドライブを、位置調整部によってスライド方向逆側に押圧しつつ進退させることで位置決めを行った後、固定部によって固定することで、メディアドライブを保持部材に対して位置決めし固定することができる。このように、メディアドライブの位置決め調整を容易に行うことができる。
本発明に係るメディア処理装置において、前記位置決め機構が、前記メディアドライブの左右一側に設けられていることが好ましい。
この構成のメディア処理装置によれば、左右一側に設けられている位置決め機構で位置決め調整を行うことができるため、メディアドライブの位置決め調整をさらに容易に行うことができる。
本発明に係るメディア処理装置において、前記付勢部は、前記保持部材に支持されるとともに付勢片部を前記メディアドライブの付勢方向に凹む係合凹部に係合させるものであり、前記保持部材には、支持した前記付勢部の前記付勢片部を仮止可能な付勢方向に凹む仮止凹部が設けられ、前記メディアドライブは、前記保持部材に対して前記付勢片部の付勢方向逆側から挿入されることで、前記仮止凹部に仮止めされていた前記付勢片部を前記係合凹部に係合させることが好ましい。
この構成のメディア処理装置によれば、保持部材に支持される付勢部の付勢片部を保持部材の付勢方向に凹む仮止凹部に仮止めしておき、メディアドライブを、保持部材に対して付勢片部の付勢方向逆側から挿入すると、仮止凹部に仮止されていた付勢片部がメディアドライブの係合凹部に係合することになる。したがって、付勢部をメディアドライブに容易に係合させることができる。
以下、本発明に係るメディア処理装置の実施形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態では、メディア処理装置としてのパブリッシャを例示して説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
図1に示すように、パブリッシャ1は、例えばCDやDVD等の円板状のメディア(情報記録媒体)へのデータの書き込み及び/またはデータの読み込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側右(正面視左)端部には、表示ランプ、操作ボタン等が配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
装置左(正面視右)側の開閉扉3は、図2に示すように、パブリッシャ1の前面側の開口部8を開閉するもので、例えば未使用(ブランク)のメディアMを開口部8を介してセットする時、あるいは作成済みのメディアMを、開口部8を介して取り出すときに、開閉する扉である。
また、装置右(正面視左)側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMをスタック可能なメディア保管部としてのメディアスタッカ21と、複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMあるいは作成済みメディアMが保管されるメディア保管部としてのメディアスタッカ22とが保管されるメディアMの中心軸線が同一となるように上下に配置されている。メディアスタッカ21及びメディアスタッカ22は、それぞれ所定位置に対して着脱自在である。
上側のメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能な構成をなしている。メディアスタッカ21にメディアMを収容あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてメディアスタッカ21を取り出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側のメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備え、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能なスタッカが構成されている。
これらのメディアスタッカ21及びメディアスタッカ22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、本体フレーム30とシャーシ32の天板33との間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35を有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降及び旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。
上下のスタッカ21,22及びメディア搬送機構31の側方の後方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ41,41が配置され、これらメディアドライブ41,41の下側にレーベルプリンタ11のキャリッジ62(図4参照)が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間で進退するように移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。メディアドライブ41は、後退状態にあるメディアトレイ41a上のメディアMにデータの書き込み等を行う。
また、レーベルプリンタ11は、メディアMのレーベル面へのレーベル印刷可能な印刷位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ45を有している。
図3では、上下のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ45が手前側のメディア受け渡し位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構60として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、メディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25の間及びメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のメディアスタッカ21とメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、メディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、両メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ45にアクセス可能となっている。
メディア搬送機構31の搬送アーム36は、両メディアトレイ41aをデータ書き込み位置に位置させ、メディアトレイ45を奥側の印刷位置に位置させた状態で、メディアトレイ45の高さ位置よりもさらに下側まで下降可能となっている。そして、メディアトレイ45のメディア受け渡し位置の下方には、搬送アーム36がこの位置まで下降してリリースしたメディアMが通過するガイド穴65(図2参照)であって、後述するメディアスタッカが装着されるガイド穴65が形成されている。
引出機構7は、本体フレーム30の下側に、本体フレーム30から引き出して開いたり、収納して閉じたりすることが可能な引出トレイ70を有している。引出トレイ70には、スタッカ部71が下方に凹んで設けられている。引出トレイ70が収納位置(閉位置)にあるとき、スタッカ部71は、ガイド穴65の下方に位置し、スタッカ部71の中心部は、受け渡し位置にある両メディアトレイ41aとメディアトレイ45の中心軸線が同一となるように配置されている。このスタッカ部71は、ガイド穴65を介して投入されるメディアMを受け入れ、このメディアMを比較的少量(例えば5枚〜10枚程度)だけ収容する。スタッカ部71は、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能となっている。
収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71及びガイド穴65には、スタッカ部71よりもメディアMの収容量が多いメディアスタッカ72が着脱可能となっている(図3参照)。このメディアスタッカ72も、一対の円弧状の枠板73,74を備えており、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で複数枚(例えば50枚)収容可能となっている。一対の円弧状の枠板73,74の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、一方の枠板74の上部には着脱時にユーザによって把持される取っ手75が設けられている。
従って、メディアスタッカ72を取り付けた状態とすれば、下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11でデータ記録及び印刷を行った後に、メディアスタッカ72に収容することができる。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
また、メディアスタッカ72を取り外した状態とすれば、上側のメディアスタッカ21あるいは下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11でデータ記録及び印刷を行った後に、収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71に収容することができる。
これにより、その後、引出トレイ70を引き出すことでスタッカ部71から処理が完了したメディアMを取り出すことができる。つまり、メディアMへの処理中であっても、開閉扉3を閉じたまま、処理が完了したメディアMから順に一枚ずつあるいは複数枚ずつ取り出すことができる(外部排出モード)。
ここで、メディア搬送機構31の搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアMは、メディアスタッカ21,22、引出トレイ70のスタッカ部71(またはメディアスタッカ72)、各メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ45間で適宜搬送される。
図4に示すように、レーベルプリンタ11はインク吐出用のノズル(図示省略)を備えたインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジモータの駆動力でキャリッジガイド軸に沿って水平方向に往復移動する(図示省略)。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構60を備えている。このインク供給機構60は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1の本体フレーム30上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構60には、可撓性を有するインク供給チューブ63の一端が接続されており、このインク供給チューブ63の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構60に装着されるインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ63を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられたダンパユニット及び背圧調整ユニット(図示省略)を経てインクジェットヘッド61に供給されインクノズル(図示省略)から吐出される。
なお、インク供給機構60には、その上部に主部を配置するように加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、ヘッドメンテナンス機構81が設けられている。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このヘッドメンテナンス機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引されたインクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
図5は積層されたメディアドライブ及びメディアドライブ用フレームを示す斜視図、図6は図5中VI方向から見た側面図、図7は積層されたメディアドライブ及びメディアドライブ用フレームを示す斜め後から見た斜視図、図8はメディアドライブ用フレーム部分の拡大斜視図、図9は位置決め機構の前部を示す部分斜視図、図10は位置決め機構の後部を示す部分斜視図である。なお、図5において左手前側がパブリッシャの前方、図6〜図8において左側がパブリッシャの前方、図9において右手前側がパブリッシャの前方であり、図10において右奥側がパブリッシャの前方である。
図5及び図6に示すように、積層されたメディアドライブ41は、メディアドライブ用フレーム(保持部材)47に囲繞状態で保持されている。メディアドライブ用フレーム47は、左右の側板47a,47b及び天板47cを有しており、フレーム34(図3参照)に取り付けられるようになっている。天板47cの前端は上方へ折り曲げられて取付部47dが形成されており、中間フレーム34の背面に取り付けられるようになっている。また、側板47a,47bにおいてメディアドライブ41間の隙間Sに対応する高さ位置には、切欠き穴47eが設けられている。なお、天板47cの上面には、メディアドライブ41の動作を制御するための制御機器(図示省略)が搭載されている。
図7及び図8示すように、メディアドライブ41は、左右両側面(一側部のみ図示)に固定される固定部材100をそれぞれ有している。固定部材100は、L字状をなしており、メディアドライブ41の一側面に当接状態で固定される固定板部101と、固定板部101の下端縁部から垂直外方に延出する延出板部102とを有している。延出板部102は、メディアトレイ41aの進退方向に延在している。
これに対して、メディアドライブ用フレーム47には、側板47a,47b(側板47a側のみ図示)のそれぞれの前後上下に、内方に折り曲げられた支持板部104が形成されている。上側の前後の支持板部104は、同一の水平面内に配置されており、上側のメディアドライブ41の固定部材100の延出板部102を載置させることで、上側のメディアドライブ41を支持する。同様に、下側の前後の支持板部104も、同一の水平面内に配置されており、下側のメディアドライブ41の固定部材100の延出板部102を載置させることで、下側のメディアドライブ41を支持する。
メディアドライブ41の固定部材100及びメディアドライブ用フレーム47には、メディアドライブ41を個別にメディアドライブ用フレーム47に対して位置決めし固定する位置決め機構106が設けられている。
上側のメディアドライブ41用の位置決め機構106と、下側のメディアドライブ41用の位置決め機構106とは略同様の構造であるため、ここでは、上側のメディアドライブ41用の位置決め機構106を中心に説明する。
位置決め機構106は、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41を前後方向つまりメディアトレイ41aの進退方向にスライド可能に支持するスライド支持部107を有している。
このスライド支持部107は、メディアドライブ41の固定部材100の延出板部102に形成された、メディアトレイ41aの進退方向に沿う長孔からなる前後二カ所のガイド穴108と、メディアドライブ用フレーム47の支持板部104に突設されて各ガイド穴108内に位置するダボ状の位置決め突起部109と、支持板部104に、位置決め突起部109に対して前後に隣り合って形成されたネジ穴110と、ガイド穴108に挿入されてネジ穴110に螺合される固定用ネジ部材(固定部)111とを有している。前後の位置決め突起部109に固定部材100の前後のガイド穴108がそれぞれ案内されることで、メディアドライブ41が左右方向に位置決めされた状態で前後方向にスライドする。
なお、固定用ネジ部材111は、ガイド穴108に挿通されネジ穴110に螺合されて締結されることでメディアドライブ41をメディアドライブ用フレーム47に対して固定することになり、締結が解除された状態でメディアドライブ41のメディアドライブ用フレーム47に対する固定を解除する。
ここで、下側のメディアドライブ41用の固定用ネジ部材111の位置は、上側のメディアドライブ41用の固定用ネジ部材111の位置と前後方向においてずれている。これは上側から挿入される螺合工具の干渉を回避するためである。そして、下側のメディアドライブ41用の位置決め機構106は、位置決め突起部109のみが配置されるガイド穴108と、固定用ネジ部材111のみが配置されるガイド穴108とに分けられている。
図9に示すように、位置決め機構106は、メディアドライブ用フレーム47の前部にあってメディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41の固定部材100をスライド方向一側である後側に付勢する捩りバネ(付勢部)115を有している。
この捩りバネ115は、中間のコイル部116がメディアドライブ用フレーム47から内側に突設された支持板部117に支持されており、一側の付勢片部118がメディアドライブ用フレーム47の後方に向け凹む係合凹部119に係合されている。また、捩りバネ115は、他側の付勢片部121が、固定部材100における延出板部102の前端部にあって後方に向け凹む係合凹部122に係合されている。これにより、捩りバネ115は、メディアドライブ41を後方に付勢する。
ここで、メディアドライブ用フレーム47の支持板部104の前端部には、後方に向け凹む仮止凹部124が形成されており、メディアドライブ41を取り付ける前の状態で、捩りバネ115は、コイル部116が支持板部117に支持され、一側の付勢片部118が係合凹部119に係合され、他側の付勢片部121が仮止凹部124に仮止めされている。これにより、捩りバネ115は、自らの付勢力で、メディアドライブ用フレーム47に脱落しないように支持されることになる。
そして、この状態から、メディアドライブ41を、メディアドライブ用フレーム47に対して前側から挿入すると、仮止凹部124に仮止めされていた付勢片部121を延出板部102の左右方向に位置が合う係合凹部122が受け取るようにして係合させることになる。この状態から、メディアドライブ41がメディアドライブ用フレーム47に固定されることになる。なお、メディアドライブ41が最も後退した位置にあっても、付勢片部121の係合凹部122への係合状態が維持されて捩りバネ115がメディアドライブ41を後方に付勢できるように、係合凹部122及び仮止凹部124の位置関係が設定されている。
図10に示すように、位置決め機構106は、メディアドライブ用フレーム47における捩りバネ115とは反対である後側に、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41を捩りバネ115の付勢力とは反対方向(スライド方向逆側)に押圧しつつ進退させる位置調整部125を有している。
この位置調整部125は、メディアドライブ41の延出板部102の後端部から下方に折り曲げられた折曲板部126と、メディアドライブ用フレーム47の後部から内方に折り曲げられた折曲板部127と、この折曲板部127に螺合されてその前側にあるメディアドライブ41の折曲板部126に当接する位置調整用ネジ部材128とを有している。位置調整用ネジ部材128は、螺合位置を調整することで前後方向の位置が調整され、その結果、メディアドライブ用フレーム47に対してメディアドライブ41を、捩りバネ115との協働で前後に移動させる。この位置調整用ネジ部材128は、ケース2の背面パネルを取り外すことで、後方から操作可能となっている。
ここで、位置決め機構106は、前から見てメディアドライブ41の左右一側である右側にのみ設けられている。なお、左右方向逆側については、メディアドライブ用フレーム47の側板47bの図示略の支持板部104に載置された固定部材100が、前後方向に移動可能であり適宜の位置での固定が可能な構造になっている。
上記位置決め機構10を有するメディアドライブ41は、すべての固定用ネジ部材111の螺合が緩められると、捩りバネ115の付勢力で位置調整用ネジ部材128に当接した状態で前後移動可能になる。この状態から、位置調整用ネジ部材128を前進させると、メディアドライブ41が前進し、位置調整用ネジ部材128を後進させると、メディアドライブ41が後進する。このとき、前後のガイド穴部108,108内に位置する前後のガイド突起109,109によってメディアドライブ41は左右方向にずれることなく、また水平面内で回転することなく前後進する。そして、このように前後の位置調整が終わった状態で、すべての固定用ネジ部材111を締めると、メディアドライブ41がメディアドライブ用フレーム47に固定される。
以上説明した本発明に係るパブリッシャ(メディア処理装置)1では、メディアドライブ用フレーム47に対して、スライド支持部107によって前後にスライド可能に支持され、捩りバネ115によってスライド方向一側に付勢されたメディアドライブ41を、位置調整部125によってスライド方向逆側に押圧しつつ進退させることで位置決めを行い、その後、固定用ネジ部材111によってメディアドライブ41をメディアドライブ用フレーム47に対して固定することで、メディアドライブ41の位置決め調整を容易に行うことができる。
また、メディアドライブ41に対して左右一側にのみ設けられている位置決め機構106で位置決め調整を行うことができるため、メディアドライブ41の位置決め調整をさらに容易に行うことができる。
また、メディアドライブ用フレーム47に支持される捩りバネ115の付勢片部121をメディアドライブ用フレーム47の付勢方向に凹む仮止凹部124に仮止めしておき、メディアドライブ41を、メディアドライブ用フレーム47に対して前側から挿入すると、仮止凹部124に仮止されていた付勢片部121がメディアドライブ41の係合凹部122に係合することになる。したがって、捩りバネ115をメディアドライブ41に容易に係合させることができる。
なお、以上においては、捩りバネ115がメディアドライブ41を後方向に付勢し、位置調整部125がこれを前方向に押圧するようにしたが、捩りバネ115がメディアドライブ41を前方向に付勢し、位置調整部125がこれを後方向に押圧するようにしても良い。
また、本発明で用いられるメディアは、上記実施形態のメディアMのような円板状のメディアに限定されるものではなく、矩形状等の多角形状や楕円状のメディアにも適用可能であり、また、その記録方式も、光記録方式、光磁気記録方式等、何ら限定されるものではない。
各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図である。 各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図である。 パブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 積層されたメディアドライブ及びメディアドライブ用フレームを示す斜視図である。 図5中VI方向から見た側面図である。 積層されたメディアドライブ及びメディアドライブ用フレームを示す斜め後から見た斜視図である。 メディアドライブ用フレーム部分の拡大斜視図、 位置決め機構の前部を示す部分斜視図である。 位置決め機構の後部を示す部分斜視図である。
符号の説明
1…パブリッシャ(メディア処理装置)、41…メディアドライブ、41a…メディアトレイ、47…メディアドライブ用フレーム(保持部材)、106…位置決め機構、107…スライド支持部、111…固定用ネジ部材(固定部)、115…捩りバネ(付勢部)、121…付勢片部、122…係合凹部、124…仮止凹部、125…位置調整部、M…メディア。

Claims (3)

  1. 進退可能なメディアトレイを有しこのメディアトレイに保持されたメディアにデータの書き込み及び/またはデータの読み込みを行うメディアドライブと、前記メディアドライブを保持する保持部材と、前記メディアドライブを前記保持部材に対して位置決めし固定する位置決め機構とが設けられたメディア処理装置であって、
    前記位置決め機構は、前記保持部材に対して前記メディアドライブを前記メディアトレイの進退方向にスライド可能に支持するスライド支持部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブをスライド方向一側に付勢する付勢部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブをスライド方向逆側に押圧しつつ進退させる位置調整部と、前記保持部材に対して前記メディアドライブを固定する固定部とを有するメディア処理装置。
  2. 前記位置決め機構が、前記メディアドライブの左右一側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のメディア処理装置。
  3. 前記付勢部は、前記保持部材に支持されるとともに付勢片部を前記メディアドライブの付勢方向に凹む係合凹部に係合させるものであり、
    前記保持部材には、支持した前記付勢部の前記付勢片部を仮止可能な付勢方向に凹む仮止凹部が設けられ、
    前記メディアドライブは、前記保持部材に対して前記付勢片部の付勢方向逆側から挿入されることで、前記仮止凹部に仮止めされていた前記付勢片部を前記係合凹部に係合させることを特徴とする請求項1または2に記載のメディア処理装置。
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