JP4918888B2 - メディア処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CDやDVD等のメディアに所定の処理を行うメディア処理装置及びその制御方法に関する。
近年、多数枚のブランクCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みを行うディスクダビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャ等のメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すプリンタ及びこれらドライブやプリンタに対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、積層状態に保持された複数のメディアを順次取り出して所定の場所に搬送するメディア取り出し装置(ディスク取り出し装置)として、複数のディスクを積層状態に保持して昇降させるディスク昇降機構と、ディスクを検出するディスク検出手段と、ディスク検出手段が積層状態のディスクの上端部を検出したときにディスク昇降機構の昇降を停止させるディスク昇降制御部と、積層状態のディスクの中の最上部に位置するディスクをディスク昇降機構から順次取り出して所定の場所に搬送する搬送機構とを備え、ディスク昇降制御部がディスク昇降機構を制御して、積層状態のディスクをディスク検出手段の検出によって停止した位置から所定距離下降させ、その下降位置から搬送機構によって取り出され上昇するディスクの厚みをディスク検出手段が検出するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載されたディスク取り出し装置は、積層状態のディスクの上端部をディスク検出手段が検出する一定位置に位置させた状態で積層状態のディスクを一旦停止させ、その後所定距離だけ下降させるようにしている。そして、その下降位置から積層状態の最上部のディスクを1枚ずつ搬送機構で取り出して所定の場所に搬送する際に、搬送機構は、ディスクを一旦上昇させてディスク検出手段によって検出させ、その後に所定の場所に搬送する。したがって、ディスク検出手段は、積層状態のディスクを一定位置に停止させる際に積層状態のディスクの上端部を検出し、最上部のディスクが搬送機構によって搬送される際に、搬送されるディスクの厚みを検出することによって取り出されたディスクが1枚であるか複数枚であるかを判定する。
特開2006−202379号公報 特開2005−44392号公報
特許文献2に記載された装置は、複数枚積層されたメディアから1枚のメディアを取り出して搬送する際の重送を防ごうとするものであるが、仮に重送が発生した場合、搬送されるメディアを受ける側でそれを検出することはできない。特許文献1に記載されたようなメディア処理装置において、メディアへデータを書き込むドライブやメディアのレーベル面に印刷を施すプリンタにメディアを重送してしまうと、ドライブの書き込みヘッドやプリンタのプリンタヘッド等の内部機構と干渉してそれらを損傷してしまう虞がある。
そこで、本発明の目的は、メディアドライブやメディアプリンタ等、メディアに情報処理を行うメディア処理部のメディアトレイに対して、メディアが重送されたことを検出して、メディア処理部の内部機構の損傷を防止することのできるメディア処理装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置の制御方法は、円板状のメディアに情報処理を行うメディア処理部が備えたメディアトレイに対して、メディア搬送機構の搬送アームによって前記メディアを搬送して載置する搬送工程の後、載置した前記メディアの高さを測定し、測定したメディア高さと前記メディアトレイの基準面高さとの差を求めて、前記差が所定の閾値より大きい場合に前記メディアが前記メディアトレイに重送されたと判断する重送検出工程を有する。
この制御方法によれば、メディア処理部が備えたメディアトレイにメディアを搬送した後、メディアトレイに載置したメディアの高さを測定する。その測定値とメディアトレイの基準面高さとの差を求めて、その差が所定の閾値より大きければ重送されていると判断することができる。メディアトレイの基準面高さは、メディア処理装置の工場出荷時等に測定値又は理論値を記憶させておけば良いので、重送検出工程に要する時間はメディアの高さを測定する時間と略等しく、比較的短時間で行うことができる。したがって、メディアが重送されたことを簡単に素早く検出することができ、メディア処理部の内部機構の損傷を防止することができる。
なお、前記閾値は、使用するメディアの厚さのばらつきと反りの影響を考慮したメディア最大厚さと、メディアトレイの基準面高さからメディアの下面までの距離とを加えて、1枚のメディアのみがメディアトレイ上にある場合のメディアの最大高さ値とすればよい。
本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、前記搬送アームに設けられているメディア検出部により、前記メディアトレイに載置した前記メディアの高さを測定することが好ましい。
この制御方法によれば、搬送アームの動作を利用して、その移動量に基づいてメディアの高さを測定することが容易である。
本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、前記メディア検出部は、前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備え、前記重送検出工程は、前記検出レバーが前記検出位置及び前記非検出位置の一方から他方へ変位した位置を前記メディアの高さとして測定することを含むことが好ましい。
この制御方法によれば、搬送アームの移動に応じて検出レバーが検出位置及び非検出位置の一方から他方へ変位した位置をメディアの高さとして測定するため、メディアトレイの基準面高さとメディアの高さをそれぞれ搬送アームの位置を基準に求めることができ、重送検出のための演算処理を単純化できる。
本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、前記重送検出工程は、前記搬送アームを所定高さから下降させて前記検出レバーが前記検出位置に変位したら前記搬送アームを一旦停止させ、前記搬送アームを上昇させつつ前記検出レバーが前記非検出位置に変位した位置を前記メディアの高さとして測定することを含むことが好ましい。
この制御方法によれば、検出レバーが検出位置に変位した位置で搬送アームを一旦停止させてから、その位置を基準としてメディアの厚さ分だけ搬送アームを上昇させることでメディアの高さを測定するため、精度良くメディアの高さを測定することができる。また、搬送アームを下降させてメディアの高さを検出するよりも検出レバーの慣性の影響を受けにくく、測定精度が良好である。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置は、メディアトレイに載置された円板状のメディアに情報処理を行うメディア処理部と、前記メディアを保持する搬送アームの移動によって前記メディアトレイに前記メディアを搬送するメディア搬送機構と、前記メディアトレイに載置された前記メディアの高さを測定可能なメディア検出部と、前記メディア検出部により測定したメディア高さと、前記メディアトレイの基準面高さとの差を求めて、前記差が所定の閾値より大きい場合に前記メディアが前記メディアトレイに重送されたと判断する制御部と、を備えている。
この構成のメディア処理装置によれば、メディア処理部が備えたメディアトレイにメディアを搬送した後、メディア検出部によってメディアトレイに載置したメディアの高さを測定できる。制御部は、その測定値とメディアトレイの基準面高さとの差を求めて、その差が所定の閾値より大きければ重送されていると判断するため、メディアが重送されたことを簡単に素早く検出することができ、メディア処理部の内部機構の損傷を防止することができる。また、メディアトレイの基準面高さは、メディア処理装置の工場出荷時等に測定値又は理論値を記憶させておけば良いので、重送検出工程に要する時間はメディアの高さを測定する時間と略等しく、比較的短時間で行うことができる。
本発明に係るメディア処理装置において、前記メディア検出部は、前記搬送アームに設けられていることが好ましい。
この構成のメディア処理装置によれば、搬送アームの動作を利用して、その移動量に基づいてメディアの高さを測定することが容易である。メディア検出部としては、接触式あるいは非接触式の何れも使用できる。
本発明に係るメディア処理装置において、前記メディア検出部は、前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備えていることが好ましい。
この構成のメディア処理装置によれば、搬送アームの移動に応じて検出レバーが検出位置及び非検出位置の一方から他方へ変位した位置をメディアの高さとして測定することができるため、メディアトレイの基準面高さとメディアの高さをそれぞれ搬送アームの位置を基準に求めることができ、重送検出のための演算処理を単純化できる。
以下、本発明に係るメディア処理装置及びその制御方法の実施形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態では、メディア処理装置としてのディスクパブリッシャを例示して説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
図1に示すように、パブリッシャ1は、例えばCDやDVD等の円板状のメディア(情報記憶媒体)へのデータの書き込みおよび/またはデータの読み込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタン等が配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、図2に示すように、パブリッシャ1の前面側の開口部8を開閉するもので、例えば未使用(ブランク)のメディアMを開口部8を介してセットする時、あるいは作成済みのメディアMを、開口部8を介して取り出すときに、開閉する扉である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
図2及び図3に示すように、パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMをスタック可能なメディア保管部としてのメディアスタッカ21と、複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMあるいは作成済みメディアMが保管されるメディア保管部としてのメディアスタッカ22とが保管されるメディアMの中心軸線が同一となるように上下に配置されている。メディアスタッカ21及びメディアスタッカ22は、それぞれ所定位置に対して着脱自在である。
上側のメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能な構成をなしている。メディアスタッカ21にメディアMを収容あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてメディアスタッカ21を取り出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側のメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備え、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能なスタッカが構成されている。
図3に示すように、メディアスタッカ21及びメディアスタッカ22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、本体フレーム30とシャーシ32の天板33との間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35を有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降及び旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。
上下のスタッカ21,22及びメディア搬送機構31の側方の後方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンタ11の後述するキャリッジ62が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンタ11は、メディアMのレーベル面へのレーベル印刷可能な印刷位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ45を有している。
図3では、上下のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ45が手前側のメディア受け渡し位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構60として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、メディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25の間及びメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のメディアスタッカ21とメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、メディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、両メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ45にアクセス可能となっている。
メディア搬送機構31の搬送アーム36は、両メディアトレイ41aをデータ書き込み位置に位置させ、メディアトレイ45を奥側の印刷位置に位置させた状態で、メディアトレイ45の高さ位置よりもさらに下側まで下降可能となっている。そして、メディアトレイ45のメディア受け渡し位置の下方には、搬送アーム36がこの位置まで下降してリリースしたメディアMが通過するガイド穴65(図2参照)であって、後述するメディアスタッカ(別体スタッカ)が装着されるガイド穴65が形成されている。
図2及び図3に示すように、引出機構7は、本体フレーム30の下側に、本体フレーム30から引き出して開いたり、収納して閉じたりすることが可能な引出トレイ70を有している。引出トレイ70には、スタッカ部71が下方に凹んで設けられている。引出トレイ70が収納位置(閉位置)にあるとき、スタッカ部71は、ガイド穴65の下方に位置し、スタッカ部71の中心部は、受け渡し位置にある両メディアトレイ41aとメディアトレイ45の中心軸線が同一となるように位置されている。このスタッカ部71は、ガイド穴65を介して投入されるメディアMを受け入れ、このメディアMを比較的少量(例えば5枚〜10枚程度)だけ収容する。スタッカ部71は、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能となっている。
収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71及びガイド穴65には、スタッカ部71よりもメディアMの収容量が多いメディアスタッカ(別体スタッカ)72が着脱可能となっている(図3参照)。このメディアスタッカ72も、一対の円弧状の枠板73,74を備えており、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で複数枚(例えば50枚)収容可能となっている。一対の円弧状の枠板73,74の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、一方の枠板74の上部には着脱時にユーザによって把持される取っ手75が設けられている。
そして、メディアスタッカ72を取り付けた状態とすれば、下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41およびレーベルプリンタ11でデータ記録および印刷を行った後に、メディアスタッカ72に収容することができる。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
また、メディアスタッカ72を取り外した状態とすれば、上側のメディアスタッカ21あるいは下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11でデータ記録及び印刷を行った後に、収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71に収容することができる。
これにより、その後、引出トレイ70を引き出すことでスタッカ部71から処理が完了したメディアMを取り出すことができる。つまり、メディアMへの処理中であっても、開閉扉3を閉じたまま、処理が完了したメディアMから順に一枚ずつあるいは複数枚ずつ取り出すことができる(外部排出モード)。
ここで、メディア搬送機構31の搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアMは、メディアスタッカ21、メディアスタッカ22、引出トレイ70のスタッカ部71(またはメディアスタッカ72)、各メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ45間で適宜搬送される。
図4に示すように、レーベルプリンタ11はインク吐出用のノズル(図示省略)を備えたインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジモータの駆動力でキャリッジガイド軸に沿って水平方向に往復移動する(図示省略)。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構60を備えている。このインク供給機構60は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1の本体フレーム30上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構60には、可撓性を有するインク供給チューブ63の一端が接続されており、このインク供給チューブ63の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構60に装着されるインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ63を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられたダンパユニット及び背圧調整ユニット(図示省略)を経てインクジェットヘッド61に供給されインクノズル(図示省略)から吐出される。
なお、インク供給機構60には、その上部に主部を配置するように加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、ヘッドメンテナンス機構81が設けられている。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このヘッドメンテナンス機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引されたインクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
(メディア搬送機構)
図5はメディア搬送機構を示す斜視図である。図5に示すように、メディア搬送機構31は、垂直に取り付けられているシャーシ32を備え、ベース30に取り付けられている水平支持板部34とシャーシ32の天板33との間に、垂直ガイド軸35が取り付けられている。そして、この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降可能かつ旋回可能な状態で支持されている。
搬送アーム36の昇降機構は、駆動源である昇降用の駆動モータ37を備えており、この駆動モータ37の回転が、シャーシ32の上下に亘って掛け渡されたタイミングベルト104を駆動する駆動側プーリに伝達されるようになっている。このタイミングベルト104の一部には、搬送アーム36の基部110(図6参照)が連結されている。
したがって、駆動モータ37を駆動すると、タイミングベルト104が上下方向に移動し、そこに取り付けられている搬送アーム36が垂直ガイド軸35に沿って昇降する。なお、駆動モータ37はステッピングモータであり、そのステップ数により搬送アーム36の上下位置を制御することが可能である。
図5に示すように、搬送アーム36の旋回機構は、駆動源である旋回用の駆動モータ105を備えており、この駆動モータ105の出力軸にはピニオン(図示省略)が取り付けられており、このピニオンの回転が、伝達歯車107を備えた減速歯車列を介して、扇形の最終段歯車109に伝達されるようになっている。扇形の最終段歯車109は、垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回可能である。また、この最終段歯車109には、搬送アーム36の昇降機構の構成部品が組み付けられているシャーシ32が搭載されている。駆動モータ105を駆動すると、扇形の最終段歯車109が左右に旋回するので、ここに搭載されているシャーシ32が一体となって垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。この結果、シャーシ32に搭載されている昇降機構によって保持されている搬送アーム36が垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。
次に、搬送アーム36が備えた各機構について説明する。
図6はグリッピング機構を説明するアームベースの平面図、図7はグリッピング機構の保持爪部分の斜視図、図8はグリッピング機構の拡大平面図、図9から図11は旋回板および保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。
図6に示すように、搬送アーム36は、平面視矩形状の細長いアームベース125aと、このアームベース125aの上に被せた同一輪郭形状のアームケース(図示略)とを備えている。また、搬送アーム36には、メディアMを保持するためのグリッピング機構130と、メディア検出機構200が設けられている。
グリッピング機構130は、同一円上において等角度(120°)間隔で配置された3本の円柱状の保持爪141〜143を備えており、これらの保持爪141〜143は、アームベース125aの先端部に形成された円形穴125cから下方に垂直に突出され、メディアMの中心孔に挿入し、半径方向外方に押し広がり、メディアMの中心孔の内周面に当接してメディアMを保持する。
図6及び図7に示すように、各保持爪141〜143は、支持ピン151〜153の下端に取り付けられている。各支持ピン151〜153は、アームベース125aの円形穴125cを貫通してその上側に延び、アームベース125aの上面に配置されている3枚の旋回板161〜163にそれぞれ固定されている。アームベース125aには、その円形穴125cを取り囲む状態で同一円上に等角度間隔で旋回中心軸171〜173が垂直に固定されており、各旋回板161〜163は、これらの旋回中心軸171〜173を中心として旋回可能な状態で支持されている。
図6から図8に示すように、各旋回板161〜163は、アームベース125aに沿って、その円形穴125cのほぼ円周方向に沿って前方(上面視反時計回り方向)側に延びる前方腕部161a〜163aと、円形穴125cのほぼ円周方向に沿って後方(上面視時計回り方向)側に延びる後方腕部161b〜163bと、旋回中心から円形穴125cの内側に突出している支持腕161c〜163cとを備えている。支持腕161c〜163cの先端部の裏面に、それぞれ支持ピン151〜153が垂直に固定されている。
旋回板161の後方腕部161bには、円形穴125cの略径方向に沿う長孔161dが形成されており、この長孔161dには、旋回板163の前方腕部163aの後端で下方へ突設されたスライドピン163fがスライド可能に挿通されている。
また、旋回板163の後方腕部163bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面163eが形成されており、このスライド面163eには、旋回板162の前方腕部162aの前端部が接触しないように設定されている。また、旋回板162の後方腕部162bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面162eが形成されており、このスライド面162eには、旋回板161の前方腕部161aの前端部が摺接可能とされている。ここで、旋回板161の長穴161dおよび旋回板162,163のスライド面162e,163eは、各旋回板161〜163が同一方向に旋回するように設定された凹状の湾曲形状に形成されている。
旋回板161の後方腕部161bと旋回板162の後方腕部162bとの間、旋回板162の後方腕部162bと旋回板163の後方腕部163bとの間および旋回板163の後方腕部163bと旋回板161の後方腕部161bとの間には、それぞれ引っ張りコイルばね(付勢部材)174が架け渡されている。そして、これら引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、旋回板161〜163はガタ付くことなく保持されると共に、各旋回板161〜163に対して図8において矢印R1で示す方向(保持爪141〜143を広げる方向)の付勢力が加わっている。
図8の状態では、各旋回板161〜163の支持腕161c〜163cの先端に取り付けられている保持爪141〜143の外接円は、メディアMの中心孔の内径より大きな径となっている。この状態において、一枚の旋回板161を矢印R2で示す方向に旋回すると、これに連動して、他の二枚の旋回板162,163も同一方向に旋回する。この結果、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cが円形穴125cの中心に向けて移動し、これらの先端部に取り付けられている保持爪141〜143がメディアMの中心孔に挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で保持爪141〜143をメディアMの中心孔に挿入し、しかる後に、旋回板161〜163を逆方向R1に旋回すると、保持爪141〜143が半径方向の外側に押し広げられる。この結果、それら保持爪141〜143がメディアMの中心孔の内周面に押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
旋回板161には、支持腕161cとは反対側から延在する操作腕161gが形成されている。この操作腕161gの先端部には、リンク175の一方の腕部175aの先端が回転自在の状態で連結されている。リンク175は、その中間部を中心としてアームベース125aに回動可能に支持されており、反対側の腕部175bの先端部は電磁ソレノイド176の作動ロッド176aに連結されている。電磁ソレノイド176は、オフ状態において、その作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出状態とされる。
この状態で電磁ソレノイド176をオンに切り替えると、作動ロッド176aが、内蔵ばね力に逆らって引き込まれ、リンク175が旋回し、旋回板161がR2方向に旋回する。すると、図9に示すように、旋回板162の後方腕部162bのスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接するとともに、旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに摺接する。これにより、旋回板162のスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接して円形穴125cの径方向外方へスライドすることにより旋回板162がR2方向に旋回し、また、旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が摺接して旋回板163の前方腕部163aが円形穴125cの中心方向へスライドすることにより旋回板163もR2方向に旋回する。
このように、旋回板161がR2方向に旋回すると、この旋回板161のR2方向への旋回力が他の旋回板162,163に伝達され、図10に示すように、旋回板162,163もR2方向に旋回し、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cに設けられた保持爪141〜143がメディアMの中心孔よりも十分に小さな外接円内に配置され、メディアMの中心孔に挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で、電磁ソレノイド176をオフに切り替えると、作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出され、リンク175が旋回する。すると、リンク175の旋回運動が旋回板161に伝わり、この旋回板161がR1方向に旋回する。これに連動して他の二枚の旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、それぞれの後方腕部162b,163bが円形穴125cの中心方向へ引っ張られ、これにより、これら旋回板162,163も旋回板161と同様にR1方向に旋回する。この結果、図111に示すように、保持爪141〜143が押し広げられ、保持爪141〜143がメディアMの中心孔の内周面に押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
このとき、旋回板161に対して旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によってR1方向に独立して旋回されるので、各保持爪141〜143も、それぞれ独立して半径方向外方へ移動してメディアMの中心孔の内周面へ押し付けられることとなる。
図12に示すように、3本の保持爪141〜143は、支持ピン151〜153の下端から突出した円柱状のピン141a〜143aと、このピン141a〜143aを同心状態で取り囲んでいるゴムなどからなる弾性円筒141b〜143bとを備えている。そして、これら3本の保持爪141〜143は、下方への突出長さlの寸法が、保持するメディアMの厚さt1の寸法以下とされている。この突出長さlは、メディアMの中心孔Maの内周面Mbの厚さt2以上で環状突起部Mcの高さを含んだメディアMの厚さt1以下が望ましい。これにより、厚さ方向に積層状態のメディアMを保持する際に、保持爪141〜143が2枚目のメディアMの内周面Mbに接触することなく、最上部である1枚目のメディアMだけを保持するようになっている。
図13はメディア検出機構の構造を示す断面図、図14はメディア検出機構の動きを説明する断面図である。
図6及び図13に示すように、メディア検出機構(メディア検出部)200は、後端201cが水平軸線を中心として支持されて先端側が上下に揺動可能とされたレバー本体201aと、レバー本体201aの先端が下方へ屈曲されてアームベース(ベース板)125aの下面側へ突出する検出端子部としての当接部201bとを有する検出レバー201を備え、さらに、この検出レバー201の側方に設けられた検出器(メディア検出器)202を備えている。
図13に示す非検出位置では、検出レバー201のレバー本体201aはアームベース125a上に乗った状態であり、当接部201bはアームベース125aに形成された開口部125dを通って、アームベース125aの下方側、すなわちメディアを保持する側に、所定長さ突出している。また、検出器202は透過型光学式センサであり、図13に示す非検出位置では、レバー本体201aの先端側近傍の側面に突出した検出板201dが検出器202の検出領域内にあって検出光を遮るため、検出器202の検出信号はオフである。
そして、このメディア検出機構200では、搬送アーム36が下降してメディアMの上面が検出レバー201の先端の当接部201bに当接することにより、検出レバー201が上方へ揺動し、アームベース125aに当接した非検出位置(図13に示す位置)から、アームベース125aから離間した検出位置(図14に示す位置)へ変位して、検出レバー201の検出板201dが検出器202の検出領域から外れると、検出器202がオンに切り替わる。この検出器202の検出信号から、メディアMへの近接状態、つまり、グリッピング機構130に保持されたメディアMが有ることを検出することができる。
また、メディア検出機構200には、検出レバー201のレバー本体201aに磁石(吸引部)203が設けられている。この磁石203は、合成樹脂に磁性体を混入させた樹脂マグネットから成形されており、検出レバー201のレバー本体201aに固定されている。また、アームベース125aの上面には、検出レバー201のレバー本体201aに設けられた磁石203との対向位置に、磁石203によって吸引される被吸引部材である鉄板(吸引部)204が設けられている。
そして、このメディア検出機構200では、検出レバー201がアームベース125aに当接し、検出レバー201の当接部201bがアームベース125aの下面側へ突出した非検出位置に配置された状態で、磁石203の磁力によって磁石203と鉄板204とが吸引されて吸着する。したがって、検出レバー201は、当接部201bがアームベース125aの下面側へ突出した非検出位置に配置された状態で、互いに吸着した磁石203と鉄板204との吸着力によって揺動が規制された状態に維持される。
この状態で、搬送アーム36が下降してメディアMの上面が検出レバー201の先端の当接部201bに当接すると、図14に示すように、検出レバー201の先端部分に上方へ向かう押し上げ力が生じる。そして、この押し上げ力によって、互いに吸着した磁石203と鉄板204とが引き離されると、検出レバー201は、レバー本体201aの後端におけるアームベース125aとの連結箇所を中心として上方へ揺動される。そして、検出レバー201がアームベース125aに当接した非検出位置からアームベース125aから離間した検出位置へ変位する。
これとは逆に、グリッピング機構130が保持していたメディアMの保持を解除し、その後、搬送アーム36が上昇してメディアMから離間すると、上方へ揺動されて検出位置に配置されていた検出レバー201が自重によって下方へ揺動される。検出レバー201が下方へ揺動されて検出位置へ配置されると、レバー本体201aの磁石203が鉄板204に当接し、磁石203と鉄板204とが磁石203の磁力によって互いに吸着する。これにより、検出レバー201は、磁石203と鉄板204との吸着力によって再び揺動が規制された状態に維持される。
次に、本実施形態の制御方法を実施するためのパブリッシャ1の制御系について説明する。
図15に示すように、パブリッシャ1は、各部の動作を司る制御部100を有し、制御部100はパブリッシャ1の外部に設置されたホストコンピュータ101と通信可能に接続されている。制御部100は、CPU、ROM、RAM及びEEPROMを有するマイクロコンピュータから構成されている。制御部100は、ホストコンピュータ101からの各種実行指令に基づき、メディア搬送機構31によってメディアMを搬送して、メディアドライブ41によるメディアMへのデータ書き込み処理や、レーベルプリンタ11によるメディアMのレーベル面への印刷処理を実行させる。また、制御部100は、メディア検出機構200にも接続されており、メディア検出機構200の検出信号に基づいてメディア搬送機構31の動作を制御したり、エラー信号を出力したりすることが可能である。
制御部100は、ホストコンピュータ101からの実行指令を受けると、バッチ処理モード等の予め設定された処理モードの工程に従い、メディアMに対してデータ書き込み処理や印刷処理を行う。その際、上側のメディアスタッカ21または下側のメディアスタッカ22に収容されたメディアMを、メディア搬送機構31によってメディアドライブ41のメディアトレイ41aまたはレーベルプリンタ11のメディアトレイ45に搬送する搬送工程が実行される。メディアスタッカ21,22に収容されているメディアMは、複数枚が積層された状態であるため、上下のメディアと密着して貼り付いている場合があり、メディア搬送機構31がメディアを2枚同時に搬送してしまうことが考えられる。そこで、本実施形態の制御方法では、メディアトレイ41a,45に対して、メディア搬送機構31の搬送アーム36によってメディアMを搬送して載置する搬送工程の後、メディアMがメディアトレイ41a,45に重送されたか否かを判断する重送検出工程を実行する。
重送検出工程について、図16に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、重送検出工程に先立つメディアトレイへの搬送工程(ステップS01)では、メディア搬送機構31の搬送アーム36によって、メディアスタッカ21,22に収容されているメディアMを保持し、搬送アーム36の移動によってメディアトレイ45(またはメディアトレイ41a)へメディアMを搬送して、載置する(ステップS01)。そして、メディアトレイ45を手前側のメディア受け渡し位置に維持したまま、所定の高さまで搬送アーム36を上昇させる(ステップS02)。ここで、所定の高さとは、移動上限であるホームポジションや、上下の中間位置等に設定できる。
ステップS02における所定の高さを基準として、駆動モータ37を駆動するステップ数で搬送アーム36の高さを管理しながら、重送検出工程を開始する(ステップS03)。まず、搬送アーム36に設けられた電磁ソレノイド176をオンにして(ステップS04)、3本の保持爪141〜143がメディアMの中心孔に挿入可能な状態まで狭めた状態で、搬送アーム36の下降を開始する(ステップS05)。このとき、搬送アーム36をメディアトレイ45の基準面高さより所定の距離(例えば100ステップの距離)低い位置を到達目標位置としておく。なお、メディアトレイ45の基準面高さとは、図17に示すように、ステップS02における所定の高さに搬送アーム36が位置するときの、メディア検出機構200における当接部201bの下端位置を基準高さH0とした場合に、搬送アーム36下降時にメディアトレイ45に当接する箇所と基準高さH0の距離H1であり、測定値又は理論値としてパブリッシャ1の工場出荷時にEEPROMに記憶されている。または、パブリッシャ1の電源オン時に測定して記憶しても良い。
搬送アーム36を下降させながらメディア検出機構200の検出器(メディア検出器)202を監視し(ステップS06)、検出器202がオフであれば(ステップS06:No)、メディアトレイ45の基準面高さより所定の距離だけ低い前記到達目標位置まで搬送アーム36が到達したか否かを判断する(ステップS07)。搬送アーム36が前記到達目標位置まで達していなければ(ステップS07:No)、ステップS06に戻る。
ステップS06で検出器202がオンになったら、すなわち検出レバー201の当接部201bがメディアMの上面に当接して持ち上げられて検出レバー201が検出位置に変位したら(ステップS06:Yes)、搬送アーム36をスローダウンさせて一旦停止する(ステップS08)。
その後、搬送アーム36の上昇を開始して(ステップS09)、検出レバー201が非検出位置に変位して検出器202がオフとなった位置をメディアMの高さH2(図17参照)として記憶する(ステップS10)。このとき、搬送アーム36を一旦停止させてからその位置を基準としてメディアMの厚さ分だけ搬送アーム36を上昇させることでメディアMの高さを測定するため、測定精度が良好である。また、検出器202がオフになるまでは通常より遅い速度で搬送アーム36を上昇させると、さらに測定精度が向上する。このときの搬送アーム36の上昇距離は僅かであるため、重送検出工程の処理速度には殆ど影響しない。
ステップS10を経てさらに搬送アーム36を上昇させながら、所定の位置(例えば上下の中間位置)で電磁ソレノイド176をオフにして(ステップS11)、搬送アーム36をその移動上限のホームポジションで停止させる(ステップS12)。
そして、図17に示すように、メディアトレイ45の基準面高さH1とメディアMの高さH2との差H3を求めて、この差H3が所定の閾値より大きいか否かを判定する(重送判定;ステップS13)。ここで用いる閾値は、使用するメディアMの厚さのばらつきと反りの影響を考慮したメディア最大厚さTと、メディアトレイ45の基準面高さH1からメディアMの下面までの距離H4とを加えて、1枚のメディアMのみがメディアトレイ45上にある場合のメディアMの最大高さ値(T+H4)とすればよい。
差H3が所定の閾値(T+H4)より大きい場合には(ステップS13:Yes)、メディアトレイ45上に2枚以上のメディアMが載置されていると判断できるため、重送エラー信号を出力し、操作面5(図1参照)の表示ランプやホストコンピュータ101のディスプレイ等でエラー表示を行い、メディアトレイ45を手前側のメディア受け渡し位置に維持したまま、重送検出工程を終了する(ステップS14)。
差H3が所定の閾値以下である場合には(ステップS13:No)、メディアトレイ45上に1枚のみメディアMが載置されていると判断できるため、そのまま重送検出工程を終了する(ステップS15)。ステップS15の後は、メディアトレイ45をレーベルプリンタ11内に搬送して印刷処理を実行できる。重送検出したメディアトレイがメディアドライブ41のメディアトレイ41aである場合には、メディアトレイ41aをメディアドライブ41内に搬送してデータ書き込み処理を実行できる。
なお、ステップS06及びS07において、検出器202がオフのままメディアトレイ45の基準面高さより所定の距離だけ低い前記到達目標位置まで搬送アーム36が到達した場合には(ステップS07:Yes)、メディアトレイ45が正規の位置(メディア受け渡し位置)に無く、異常発生として判断できる。その場合、搬送アーム36をスローダウンさせて一旦停止させ(ステップS16)、搬送アーム36の上昇を開始して(ステップS17)、所定の位置(例えば上下の中間位置)で電磁ソレノイド176をオフにして(ステップS18)、搬送アーム36をその移動上限のホームポジションで停止させ(ステップS19)、フェイタルエラー処理を行う(ステップS20)。
また、ステップS10を行わず、ステップS06で検出レバー201が検出位置に変位した位置をメディアMの高さとして測定することも可能であるが、その際は搬送アーム36の移動距離が長いため処理速度の観点から下降速度を遅くしにくい。また、搬送アーム36の下降時に測定を行なうと検出レバー201の慣性の影響を受けて検出精度が低下することも考えられるが、本実施形態では磁石203と鉄板204との吸着力によって検出レバー201の揺動が規制された状態に維持されるため、検出精度の低下は防がれる。
このように、本実施形態のメディア処理装置(パブリッシャ1)及びその制御方法によれば、メディアトレイ41a,45にメディアMを搬送した後、メディアトレイ41a,45に載置したメディアMの高さを測定する。その測定値H2とメディアトレイ41a,45の基準面高さH1との差H3を求めて、その差H3が所定の閾値(H4+T)より大きければ重送されていると判断することができる。このとき、重送検出工程に要する時間はメディアMの高さを測定する時間と略等しく、比較的短時間で行うことができる。したがって、メディアMが重送されたことを簡単に素早く検出することができ、レーベルプリンタ11やメディアドライブ41の内部機構の損傷を防止することができる。
また、搬送アーム36に設けられているメディア検出機構200によりメディアトレイ41a,45に載置したメディアMの高さを測定するため、搬送アーム36の動作を利用して、その移動量に基づいてメディアMの高さを測定することが容易である。なお、メディアMの高さを測定するメディア検出部としては、メディア検出機構200のような接触式のものの他、反射型光学式センサ等の非接触式の距離センサを用いることもできる。メディア検出部を非接触式とした場合、メディア検出部を搬送アーム36以外の位置に設けてもよい。
また、メディア検出機構200は、搬送アーム36の移動に応じて検出レバー201が検出位置及び非検出位置の一方から他方へ変位した位置をメディアMの高さとして測定できるため、メディアトレイ41a,45の基準面高さH1とメディアMの高さH2を、所定の高さに搬送アーム36が位置するときの検出レバー201の下端位置(基準高さH0)を基準として求めることができ、単純な演算処理(H1−H2=H3が閾値H4+Tより大きいか否か)で重送検出を行うことができる。
なお、本発明で用いられるメディアは、上記実施形態のメディアMのような円板状のメディアに限定されるものではなく、矩形状等の多角形状や楕円状のメディアにも適用可能であり、また、その記録方式も、光記録方式、光磁気記録方式等、何ら限定されるものではない。
パブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図である。 各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図である。 パブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 メディア搬送機構を示す斜視図である。 グリッピング機構を説明するアームベースの平面図である。 グリッピング機構の保持爪部分の斜視図である。 保持爪部分の拡大平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 保持爪を説明する保持爪の断面図である。 メディア検出機構の構造を示す断面図である。 メディア検出機構の動きを説明する断面図である。 パブリッシャの制御系を示すブロック図である。 本発明に係る制御方法を示すフローチャートである。 本発明に係る制御方法における重送検出の模式図である。
符号の説明
1…パブリッシャ(メディア処理装置)、11…レーベルプリンタ、31…メディア搬送機構、41…メディアドライブ、41a,45…メディアトレイ、36…搬送アーム、100…制御部、125a…アームベース、130…グリッピング機構、200…メディア検出機構(メディア検出部)、201…検出レバー、202…検出器、H1…メディアトレイの基準面高さ、H2…メディアの高さ、H3…メディアトレイの基準面高さとメディアの高さとの差、M…メディア。

Claims (5)

  1. メディアに情報処理を行うメディア処理部が備えたメディアトレイに対して、メディア搬送機構の搬送アームによって前記メディアを搬送して載置する搬送工程の後、
    載置した前記メディアの高さを測定し、測定したメディア高さと前記メディアトレイの基準面高さとの差を求めて、前記差が所定の閾値より大きい場合に前記メディアが前記メディアトレイに重送されたと判断する重送検出工程を有し、
    前記搬送アームに設けられているメディア検出部により、前記メディアトレイに載置した前記メディアの高さを測定するメディア処理装置の制御方法。
  2. 請求項1に記載のメディア処理装置の制御方法において、
    前記メディア検出部は、
    前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、
    前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備え、
    前記重送検出工程は、前記検出レバーが前記検出位置及び前記非検出位置の一方から他方へ変位した位置を前記メディアの高さとして測定することを含むメディア処理装置の制御方法。
  3. 請求項2に記載のメディア処理装置の制御方法において、
    前記重送検出工程は、
    前記搬送アームを所定高さから下降させて前記検出レバーが前記検出位置に変位したら前記搬送アームを一旦停止させ、
    前記搬送アームを上昇させつつ前記検出レバーが前記非検出位置に変位した位置を前記メディアの高さとして測定することを含むメディア処理装置の制御方法。
  4. メディアトレイに載置されたメディアに情報処理を行うメディア処理部と、
    前記メディアを保持する搬送アームの移動によって前記メディアトレイに前記メディアを搬送するメディア搬送機構と、
    前記メディアトレイに載置された前記メディアの高さを測定可能なメディア検出部と、 前記メディア検出部により測定したメディア高さと、前記メディアトレイの基準面高さとの差を求めて、前記差が所定の閾値より大きい場合に前記メディアが前記メディアトレイに重送されたと判断する制御部と、を備え、
    前記メディア検出部は、前記搬送アームに設けられているメディア処理装置
  5. 請求項4に記載のメディア処理装置において、
    前記メディア検出部は、
    前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、
    前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備えているメディア処理装置。
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