JP2009015928A - メディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置 - Google Patents

メディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 保持対象のメディアを確実に保持して持ち上げることが可能なメディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置を提供する。
【解決手段】 メディアMの面方向に沿って移動する複数の保持爪101〜103によって、メディアMの中心孔Maの内周面Mbを保持して搬送するメディア搬送機構の制御方法であって、メディアMの面方向に沿って異なる位置において保持爪101〜103によるメディアMの保持動作を複数回行った後、メディアMを持ち上げる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、CDあるいはDVDなどのメディアを搬送するメディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置に関する。
近年、多数枚のブランクCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などのメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みを行うディスクダビング装置や、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャなどのメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すプリンタ及びこれらドライブやプリンタに対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−202379号公報
ところで、書き込み等の処理前のブランクメディアは、複数枚が積層された状態にて梱包されているため、その開封後は、互いに密着していることがある。また、スタッカにて長時間積層された状態に収容された場合も、互いに密着して貼り付き力が生じることがある。
このため、スタッカ内にて積層された最上部の1枚のメディアをメディア搬送機構によって持ち上げる際に、直下のメディアが貼り付いて持ち上げられることがある。そして、このように、直下のメディアが貼り付いて持ち上げられると、保持箇所に大きな負荷がかかり、最上部のメディアの保持不良を生じることがある。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、保持対象のメディアを確実に保持して搬送することが可能なメディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、メディアの面方向に沿って移動する複数の保持部によって、前記メディアの外周面或いは中心孔の内周面を保持して搬送するメディア搬送機構の制御方法であって、
前記メディアの面方向に沿って異なる位置において前記保持部による前記メディアの保持動作を複数回行った後、前記メディアを持ち上げることを特徴とするメディア搬送機構の制御方法により達成される。
上記構成のメディア搬送機構の制御方法によれば、保持部によるメディアの保持動作をメディアの面方向に沿って異なる位置にて複数回行った後に、メディアを持ち上げるので、最上部のメディアが直下のメディアに密着して貼り付いていたとしても、この最上部のメディアを貼り付き力に抗して面方向に沿ってずらして密着状態を解消することができる。これにより、最上部のメディアだけを保持不良なく、持ち上げて搬送することができる。
尚、上記構成のメディア搬送機構の制御方法において、前記メディアを持ち上げるピックアップ位置からずれたオフセット位置に前記複数の保持部の中心を位置させた状態において前記メディアの保持及び保持の解除を行い、
その後、前記複数の保持部の中心を前記ピックアップ位置に位置させて前記メディアを保持して持ち上げることが望ましい。
このようなメディア搬送機構の制御方法によれば、複数の保持部の中心をピックアップ位置からずれたオフセット位置に一旦位置させた状態においてメディアの保持及び保持の解除を行うことにより、最上部のメディアを面方向に沿ってずらして直下のメディアとの密着状態を解消することができる。また、最上部のメディアの中心がオフセット位置に一致していたために最初の保持動作で面方向に沿ってずらすことができなかったとしても、その後、ピックアップ位置において複数の保持部によって保持することにより、最上部のメディアを面方向に沿ってずらして直下のメディアとの密着状態を解消する。
また、本発明の上記目的は、メディアの面方向に沿って移動する複数の保持部によって、前記メディアの外周面或いは中心孔の内周面を保持する保持機構と、
前記保持機構を備えた昇降可能な搬送アームと、
前記保持機構及び前記搬送アームの駆動を制御する制御部と、
を備えたメディア搬送機構であって、
前記制御部は、前記保持機構の前記保持部による前記メディアに対する保持動作を、前記メディアの面方向に沿って異なる位置において複数回行わせた後に、前記搬送アームを上昇させて前記メディアを持ち上げることを特徴とするメディア搬送機構により達成される。
上記構成のメディア搬送機構によれば、制御部が、保持部によるメディアの保持動作を、メディアの面方向に沿って異なる位置において複数回行わせた後に持ち上げるので、最上部のメディアが直下のメディアに密着して貼り付いていたとしても、この最上部のメディアを貼り付き力に抗して面方向に沿ってずらして密着状態を解消することができる。これにより、最上部のメディアだけを保持不良なく、持ち上げて搬送することができる。
また、上記構成のメディア搬送機構において、前記制御部は、前記メディアを持ち上げるピックアップ位置からずれたオフセット位置に前記複数の保持部の中心を位置させた状態において、前記保持機構に前記メディアの保持及び保持の解除を行わせ、前記複数の保持部の中心を前記ピックアップ位置に位置させて前記メディアを保持させ、前記搬送アームを上昇させて前記メディアを持ち上げることが望ましい。
このような構成のメディア搬送機構によれば、制御部が、複数の保持部の中心をピックアップ位置からずれたオフセット位置に一旦位置させた状態においてメディアの保持及び保持の解除を行うことにより、最上部のメディアを面方向に沿ってずらして直下のメディアとの密着状態を解消することができる。また、最上部のメディアの中心がオフセット位置に一致していたために最初の保持動作で面方向に沿ってずらすことができなかったとしても、その後、ピックアップ位置にて複数の保持部によって保持することにより、最上部のメディアを面方向に沿ってずらして直下のメディアとの密着状態を解消する。
また、本発明の上記目的は、上記のいずれかのメディア搬送機構を備えたことを特徴とするメディア処理装置により達成される。
上記構成のメディア処理装置によれば、積層された複数枚メディアの最上部のメディアだけを保持して直下のメディアとの密着状態を解消して確実に持ち上げることが可能なメディア搬送機構を備えているので、処理対象の所定のメディアを確実に搬送することができ、処理の信頼性が高い処理装置とすることができる。
以下、本発明に係るメディア搬送機構の制御方法、メディア搬送機構及びメディア処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施形態では、パブリッシャからなるメディア処理装置に適用した場合を例にとって説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
図1に示すように、パブリッシャ1は、例えばCDあるいはDVD等の円板状のメディア(情報記録媒体)へのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。
このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタン等が配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、図2に示すように、パブリッシャ1の前面側の開口部8を開閉するもので、例えば未使用(ブランク)のメディアMを開口部8を介してセットする時、あるいは作成済みのメディアMを、開口部8を介して取り出す時に、開閉する扉である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMをスタック可能なメディア保管部としてのメディアスタッカ21と、複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMあるいは作成済みメディアMが保管されるメディア保管部としてのメディアスタッカ22とが、保管されるメディアMの中心軸線が同一となるように上下に配置されている。メディアスタッカ21およびメディアスタッカ22は、それぞれ所定位置に対して着脱自在である。
上側のメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能な構成をなしている。メディアスタッカ21にメディアMを収容あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてメディアスタッカ21を取り出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側のメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備え、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能なスタッカが構成されている。
これらのメディアスタッカ21およびメディアスタッカ22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。
メディア搬送機構31は、本体フレーム30とシャーシ32の天板33との間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35を有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降および旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。
上下のメディアスタッカ21,22およびメディア搬送機構31の側方の後方の部位には、上下に積層配置された2つのメディアドライブ41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンタ11の後述するキャリッジ62が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置と、メディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンタ11は、メディアMのレーベル面へのレーベル印刷可能な印刷位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ45を有している。
図3では、上下のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態および下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ45が手前側のメディア受け渡し位置にある状態が示されている。
また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構60として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、メディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25間およびメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。
また、これら上下のメディアスタッカ21とメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、メディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。
さらに、両メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ45にアクセス可能となっている。
メディア搬送機構31の搬送アーム36は、両メディアトレイ41aをデータ書き込み位置に位置させ、メディアトレイ45を奥側の印刷位置に位置させた状態で、メディアトレイ45の高さ位置よりもさらに下側まで下降可能となっている。
そして、メディアトレイ45のメディア受け渡し位置の下方には、搬送アーム36がこの位置まで下降してリリースしたメディアMが通過するガイド穴であって、後述するメディアスタッカ(別体スタッカ)が装着されるガイド穴65が形成されている(図2参照)。
引出機構7は、本体フレーム30の下側に、本体フレーム30から引き出して開いたり、収納して閉じたりすることが可能な引出トレイ70を有している。引出トレイ70には、スタッカ部71が下方に凹んで設けられている。
引出トレイ70が収納位置(閉位置)にあるとき、スタッカ部71は、ガイド穴65の下方に位置し、スタッカ部71の中心部は、受け渡し位置にある両メディアトレイ41aとメディアトレイ45の中心軸線が同一となるように位置されている。
このスタッカ部71は、ガイド穴65を介して投入されるメディアMを受け入れ、このメディアMを比較的少量(例えば5枚〜10枚程度)だけ収容する。スタッカ部71は、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能となっている。
収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71およびガイド穴65には、スタッカ部71よりもメディアMの収容量が多いメディアスタッカ(別体スタッカ)72が着脱可能となっている(図3参照)。このメディアスタッカ72も、一対の円弧状の枠板73,74を備えており、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で複数枚(例えば50枚)収容可能となっている。一対の円弧状の枠板73,74間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、一方の枠板74の上部には着脱時にユーザによって保持される取っ手75が設けられている。
そして、メディアスタッカ72を取り付けた状態とすれば、下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41およびレーベルプリンタ11でデータ記録および印刷を行った後に、メディアスタッカ72に収容することができる。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
また、メディアスタッカ72を取り外した状態とすれば、上側のメディアスタッカ21あるいは下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41およびレーベルプリンタ11でデータ記録および印刷を行った後に、収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71に収容することができる。
これにより、その後、引出トレイ70を引き出すことでスタッカ部71から処理が完了したメディアMを取り出すことができる。つまり、メディアMへの処理中であっても、開閉扉3を閉じたまま、処理が完了したメディアMから順に一枚ずつあるいは複数枚ずつ取り出すことができる(外部排出モード)。
ここで、メディア搬送機構31の搬送アーム36の昇降および左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアMは、メディアスタッカ21、メディアスタッカ22、引出トレイ70のスタッカ部71(またはメディアスタッカ72)、各メディアドライブ41のメディアトレイ41aおよびレーベルプリンタ11のメディアトレイ45間で適宜搬送される。
図4に示すように、レーベルプリンタ11はインク吐出用のノズル(図示省略)を備えたインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジモータの駆動力でキャリッジガイド軸に沿って水平方向に往復移動する(図示省略)。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構60を備えている。このインク供給機構60は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1の本体フレーム30上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構60には、可撓性を有するインク供給チューブ63の一端が接続されており、このインク供給チューブ63の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構60に装着されるインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ63を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられたダンパユニットおよび背圧調整ユニット(図示省略)を経てインクジェットヘッド61に供給されインクノズル(図示省略)から吐出される。
なお、インク供給機構60には、その上部に加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、ヘッドメンテナンス機構81が設けられている。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このヘッドメンテナンス機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引されたインクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
(メディア搬送機構)
図5はメディア搬送機構を示す斜視図である。
図5に示すように、メディア搬送機構31は、垂直に取り付けられているシャーシ32を備え、水平支持板部34とシャーシ32の天板33との間に、垂直ガイド軸35が取り付けられている。
そして、この垂直ガイド軸35に、搬送アーム36が昇降可能かつ旋回可能な状態で支持されている。
搬送アーム36の旋回機構は、駆動源である旋回用の駆動モータ95を備えている。この駆動モータ95の出力軸にはピニオン(図示省略)が取り付けられており、このピニオンの回転が、伝達歯車96を備えた減速歯車列を介して、扇形の最終段歯車99に伝達されるようになっている。
扇形の最終段歯車99は、垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回可能である。また、この最終段歯車99には、搬送アーム36の昇降機構の構成部品が組み付けられているシャーシ32が搭載されている。駆動モータ95を駆動すると、扇形の最終段歯車99が左右に旋回するので、ここに搭載されているシャーシ32が一体となって垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。この結果、シャーシ32に搭載されている昇降機構によって保持されている搬送アーム36が垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。
搬送アーム36の昇降機構は、駆動源である昇降用の駆動モータ37を備えており、この駆動モータ37の回転が、この駆動モータ37の出力軸に取り付けたピニオン97および伝達歯車98を介して駆動側プーリ91に伝達されるようになっている。
駆動側プーリ91は、シャーシ32の上端近傍位置において、水平な回転軸を中心として回転自在に支持されている。シャーシ32の下端近傍位置には、同じく水平な回転軸92を中心として従動側プーリ93が回転自在に支持されており、これら駆動側プーリ91および従動側プーリ93の間にタイミングベルト94が架け渡されている。このタイミングベルト94の左右のベルト部分の一方には、搬送アーム36の基部が連結されている。
したがって、駆動モータ37を駆動すると、タイミングベルト94が上下方向に移動し、そこに取り付けられている搬送アーム36が垂直ガイド軸35に沿って昇降する。
(搬送アームおよびグリッピング機構)
図6は搬送アームの主要部分を示す分解斜視図、図7は搬送アームの内部構造を示す側面図、図8は搬送アームの内部構造を示す平面図である。
図6〜図8に示すように、搬送アーム36は、細長いアームベース36aと、このアームベース36aの上に被せた同一輪郭形状のアームケース36bとを備えている。また、アームベース36aにはメディアMを保持するためのグリッピング機構100が組み込まれており、このグリッピング機構100がアームケース36bによって覆い隠されている。
グリッピング機構100は、同一円上において等角度間隔で配置された3本の円柱状の保持爪(保持部)101〜103を備えており、これらの保持爪101〜103は、アームベース36aの先端部に形成した円形穴36cから下方に垂直に突出している。これら3本の保持爪101〜103を、メディアMの中心孔Maに挿入して、その半径方向(メディアMの面方向)の外方に押し広げることにより、内周面Mbに係止させてメディアMを保持できる。
各保持爪101〜103は、これらより大径の支持ピン111〜113の下端に取り付けられている。各支持ピン111〜113は、アームベース36aの円形穴36cを貫通してその上側に延び、アームベース36aの上面に配置されている3枚の旋回板121〜123にそれぞれ取り付けられている。
アームベース36aには、その円形穴36cを取り囲む同一円上位置に等角度間隔で、旋回中心軸131〜133が垂直に固定されている。各旋回板121〜123は、これらの旋回中心軸131〜133を中心として旋回可能な状態で支持されている。
各旋回板121〜123は、アームベース36aに沿って、その円形穴36cのほぼ円周方向に延びる前方腕部121a、122a、123a及び後方腕部121b、122b、123bと、旋回中心から円形穴36cの内側に突出している支持腕121c〜123cとを備えている。支持腕121c〜123cの先端部の裏面に、それぞれ支持ピン111〜113が垂直に固定されている。
旋回板121の前方腕部121aの先端面には、旋回板122の後方腕部122bの後端がスライド可能な状態で当接している。同様に、旋回板122の前方腕部122aの先端面には、旋回板123の後方腕部123bの後端がスライド可能な状態で当接している。旋回板123の前方腕部123aの先端面には、旋回板121の後方腕部121bの後端がスライド可能な状態で当接している。ここで、前方腕部121a〜123aの先端面の傾斜角度を適切に設定することにより、各旋回板121ないし123が同一方向に旋回するようになっている。
旋回板121の前方腕部121aと、旋回板122の前方腕部122aとの間には、引張りコイルばね124が架け渡されている。この引張りコイルばね124の引張り力によって、旋回板121〜123は互いにガタ付くことなく当接状態に保持されていると共に、旋回板121に対して図8において矢印R1で示す方向(保持爪101〜103を広げる方向)の付勢力が加わっている。
この状態では、各旋回板121〜123の支持腕121c〜123cの先端に取り付けられている保持爪101〜103の外接円は、メディアMの中心孔Maの内径より大きな径となっている。この状態において、一枚の旋回板、例えば旋回板121を矢印R2で示す方向に旋回すると、これに連動して、他の二枚の旋回板122、123も同一方向に同一角度だけ旋回する。この結果、旋回板121〜123の支持腕121c〜123cが円形穴36cの中心に向けて移動し、これらの先端部に取り付けられている保持爪101〜103をメディアMの中心孔Maに挿入可能な状態まで狭めることができる。
この状態で保持爪101〜103をメディアMの中心孔Maに挿入し、しかる後に、旋回板121〜123を逆方向R1に旋回すると、保持爪101〜103が半径方向の外側に押し広げられる。この結果、これら保持爪101〜103がメディアの中心孔Maの内周面Mbに押し付けられて、メディアMが保持された状態になる。
本実施形態のグリッピング機構100では、旋回板121〜123を旋回させるために次の機構が備わっている。
旋回板121には、支持腕121cとは反対側に延びる操作腕121dが形成されている。この操作腕121dの先端部には、L形リンク125の一方の腕部125aの先端が回転自在の状態で連結されている。
L形リンク125はその折れ曲がり部を中心として旋回可能であり、反対側の腕部125bの先端部は電磁ソレノイド126の作動ロッド126aに連結されている。
電磁ソレノイド126は、オフ状態においてその作動ロッド126aが図8に示す突出状態にある。電磁ソレノイド126をオンに切り替えると、作動ロッド126aが内蔵のばねのばね力に逆らって引き込まれて、L形リンク125を旋回させる。すると、L形リンク125の旋回運動が旋回板121に伝わり、当該旋回板121がR2方向に旋回し、これに連動して他の二枚の旋回板122、123も同一方向に同一角度だけ旋回する。この結果、保持爪101〜103が押し広げられる。
つまり、平面方向に配列した各旋回板121〜123が相互に当接した状態に保持されており、一枚の旋回板121が旋回すると、他の二枚の旋回板122,123も連動して同一方向に同一角度だけ旋回するように構成されている。
なお、搬送アーム36には、保持爪101〜103をメディアMの中心孔Maに挿入する際の停止位置(挿入量)を制御するためのメディア検出機構140が備わっている。
このメディア検出機構140は、メディア検出レバー141と、ホトカプラからなるメディア検出器142を備えている。
メディア検出レバー141は、直線状の本体部141aと、その先端から下方に直角に折れ曲がった先端部141bを備えたL形のレバーであり、本体部141aの後端部はアームベース36aの上面に、上下方向に回転自在の状態で取り付けられている。
メディア検出レバー141の本体部141aはアームベース36aの上面に乗っており、その先端部141bは、アームベース36aに開けた開口部36dを貫通してその裏面側から下方に突出している。また、本体部141aの側面には横方に突出した検出板141cが形成されている。メディア検出レバー141の上下方向の移動に伴う検出板141cの移動軌跡上に、メディア検出器142の検出領域142aが配置されている。
メディアMを保持していない状態では、メディア検出レバー141はアームベース36aに乗った水平姿勢となっている。この状態では、検出板141cがメディア検出器142の検出領域142a内に位置しており、この検出領域142aを通る検出光を遮断したオフ状態になる。
搬送アーム36を下降させて、メディアMの中心孔Maに保持爪101〜103を挿入していくと、メディアMの表面にメディア検出レバー141の先端部141bが当り、挿入に伴ってメディア検出レバー141が押し上げられる。
そして、保持爪101〜103がメディアMの中心孔Maに完全に挿入され、それらを支持している支持ピン111〜113の下端面111a〜113aがメディアMの表面に当接する直前の状態において、検出板141cが検出領域142aから外れて、メディア検出器142がオンに切り替わる。これにより、保持爪101〜103がメディアMの中心孔Maに挿入されたことが検出される。
次に、図9を参照して、本実施形態の保持爪101〜103を説明する。
図9(a)は保持爪101、103の断面図、図9(b)は保持爪101〜103の平面図である。
図9に示すように、保持爪101〜103は、支持ピン111〜113の下端面111a〜113aから下方に突出している円柱状のピン101a〜103aと、このピン101a〜103aを同心状態で取り囲んでいるゴムなどからなる弾性円筒101b〜103bとを備え、ピン101a〜103aの下端には抜け止め用の大径の頭101c〜103cが形成されている。
各保持爪101〜103の弾性円筒101b〜103bの円形外周面101d〜103dが、メディアMの中心孔Maの内周面Mbに当接可能なメディア当接面である。
これら保持爪101〜103の弾性円筒101b〜103bの長さは、保持対象のメディアMの内周面Mbの厚さ以下の寸法、本実施形態では内周面Mbの厚さよりも僅かに短い寸法に設定されている。
各保持爪101〜103が、厚さ方向に積み上げられているメディアにおける最上部のメディアM1の中心孔Maに挿入されて、半径方向の外側に押し広げられると、図9に示すように、保持爪101〜103の円形外周面101d〜103dが、最上部のメディアM1の中心孔Maの内周面Mbに押し付けられた状態になり、最上部のメディアM1が3本の保持爪101〜103によって確実に保持される。
そして、搬送アーム36は、保持爪101〜103によって最上部のメディアM1を保持した状態にて上昇する。これにより、メディアスタッカ21,22に収容されたメディアMの最上部のメディアM1が持ち上げられる。
ところで、メディアMは、メディアスタッカ21,22内で積層状態に収容されているが、このように積層されたメディアMは、上下のメディアMと密着していることにより、貼り付き力が生じている場合がある。
したがって、最上部のメディアM1に2枚目のメディアM2が貼り付いている場合、保持爪101〜103によって最上部のメディアM1を保持して持ち上げても、その保持箇所に大きな負荷がかかり、最上部のメディアM1の保持不良を生じることがある。
このため、上述した本実施形態のパブリッシャ1では、メディア搬送機構31を制御する制御部が、メディアスタッカ21,22内から最上部のメディアM1をピックアップする際に、引き離し動作を行う。
以下、メディア搬送機構31の制御部によるメディアMのピックアップ動作について説明する。
図10は引き離し制御を説明するフローチャート、図11は引き離し動作時における保持爪とメディアの中心孔との位置関係を説明する図であって、(a)〜(d)はそれぞれ概略平面図である。
ここでは、メディアスタッカ21から、積層状態で収容されているメディアMの最上部のメディアM1を保持して持ち上げる場合について説明する。
まず、搬送アーム36がメディアスタッカ21の真上の所定高さ位置に配置された状態で、グリッピング機構100の保持爪101〜103が相互に接近した位置に移動されて、メディアM1の中心孔Maに挿入可能な状態に窄まった状態とされる。
この状態にて、図11(a)に示すように、保持爪101〜103の中心が、ピックアップ位置Oaからずれたオフセット位置Obに移動される(ステップS1)。
なお、ここではメディアスタッカ21内のメディアMの中心が,ピックアップ位置Oaに一致している場合で説明する。
次いで、搬送アーム36を下降させることにより、保持爪101〜103が、メディアスタッカ21内の最上部のメディアM1の中心孔Ma内に挿入される(ステップS2)。
ここで、オフセット位置Obは、メディアMがメディアスタッカ21内にて面方向(水平方向)に沿って最大にずれたとしても、中心をオフセット位置Obに合わせた保持爪101〜103が、平面視にてメディアMの中心孔Ma内に配置される位置とされている。したがって、搬送アーム36を下降しても、保持爪101〜103が最上部のメディアM1に干渉することなく、その中心孔Ma内に挿入される。
この状態にて、保持爪101〜103が径方向外方へ移動されて開かれる(ステップS3)。すると、これら保持爪101〜103の中心位置に対して中心がずれた最上部のメディアM1の中心孔Maの内周面Mbに、互いに連動して開く保持爪101〜103が順に当接することにより、図11(b)に示すように、オフセット位置Obに挿入された保持爪101〜103の中心にメディアM1の中心が一致する位置まで最上部のメディアM1が移動される。つまり、最上部のメディアM1がその直下のメディアM2に対して面方向に沿ってずらされる。
そして、保持爪101〜103が一旦開かれると、これら保持爪101〜103が相互に接近した位置に移動されて閉じられる(ステップS4)。
その後、図11(c)に示すように、保持爪101〜103が閉じた状態にて移動され、これら保持爪101〜103の中心がピックアップ位置Oaに移動される(ステップS5)。これにより、保持爪101〜103の中心が最上部のメディアM1の中心に対してずらされることとなる。
この状態にて、再び保持爪101〜103が径方向外方へ移動されて開かれる(ステップS6)。すると、これら保持爪101〜103の中心に対して中心がずれた最上部のメディアM1の中心孔Maの内周面Mbに、互いに連動して開く保持爪101〜103が順に当接することにより、図11(d)に示すように、ピックアップ位置Oaに配置された保持爪101〜103の中心に中心が一致する位置まで最上部のメディアM1が移動される。つまり、最上部のメディアM1がその直下のメディアM2に対して面方向に沿ってずらされる。
次に、保持爪101〜103が開かれ、これら保持爪101〜103によって最上部のメディアM1が保持されると、搬送アーム36が上昇し、最上部のメディアM1が持ち上げられる(ステップS7)。
以上説明したように、上記実施形態のメディア搬送機構の制御方法及びメディア搬送機構によれば、複数の保持爪101〜103の中心をピックアップ位置Oaからずれたオフセット位置Obに一旦位置させた状態においてメディアMの保持及び保持の解除を行うことにより、最上部のメディアM1を面方向に沿ってずらして直下のメディアM2との密着状態を解消することができる。また、最上部のメディアM1の中心がオフセット位置Obに一致していたために最初の保持動作で面方向に沿ってずらすことができなかったとしても、その後、ピックアップ位置Oaにて複数の保持爪101〜103によって保持することにより、最上部のメディアM1を面方向に沿ってずらして直下のメディアM2との密着状態を解消することができる。
即ち、保持爪101〜103によるメディアMの保持動作を、その面方向に沿って異なる位置にて複数回行った後に、メディアMを持ち上げるので、最上部のメディアM1が直下のメディアM2に密着して貼り付いていたとしても、この最上部のメディアM1を貼り付き力に抗して面方向に沿ってずらして密着状態を解消することができる。これにより、最上部のメディアM1だけを保持不良なく、引き上げて搬送することができる。
そして、上記パブリッシャ1からなるメディア処理装置によれば、積層状態のメディアMの最上部のメディアM1だけを保持して直下のメディアM2との密着状態を解消して確実に持ち上げることが可能なメディア搬送機構31を備えているので、処理対象の所定のメディアMを確実に搬送することができ、処理の信頼性が高い処理装置とすることができる。
なお、上記実施形態では、複数の保持部である保持爪101〜103を径方向外方へ広げることにより、これら保持爪101〜103によってメディアMの中心孔Maの内周面Mbに保持爪101〜103を係止させて保持する構造を例にとって説明したが、複数の保持部を径方向内方へ狭めることにより、これら保持部によってメディアの外周面に保持部を係止させて保持する構造であっても良い。
また、上記実施形態のグリッピング機構100は、保持爪101〜103を連動させて径方向へ移動させる構造を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の保持爪(保持部)を径方向に独立して移動させる構造であっても良い。
また、本発明のメディア搬送機構に搬送されるメディアは、上記実施形態のメディアMのような円板状のメディアに限定されるものではなく、矩形状等の多角形状や楕円状のメディアにも適用可能であることは勿論である。
パブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図である。 各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方上側から視た斜視図である。 パブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 メディア搬送機構を示す斜視図である。 搬送アームの主要部分を示す分解斜視図である。 搬送アームの内部構造を示す側面図である。 搬送アームの内部構造を示す平面図である。 (a)は保持爪の断面図、(b)は保持爪の平面図である。 引き離し制御を説明するフローチャートである。 引き離し動作時における保持爪とメディアの中心孔との位置関係を説明する図であって、(a)〜(d)はそれぞれ概略平面図である。
符号の説明
1…パブリッシャ(メディア処理装置)、31…メディア搬送機構、36…搬送アーム、100…グリッピング機構(保持機構)、101〜103…保持爪(保持部)、Oa…ピックアップ位置、Ob…オフセット位置、M…メディア、Ma…中心孔。

Claims (5)

  1. メディアの面方向に沿って移動する複数の保持部によって、前記メディアの外周面或いは中心孔の内周面を保持して搬送するメディア搬送機構の制御方法であって、
    前記メディアの面方向に沿って異なる位置において前記保持部による前記メディアの保持動作を複数回行った後、前記メディアを持ち上げることを特徴とするメディア搬送機構の制御方法。
  2. 前記メディアを持ち上げるピックアップ位置からずれたオフセット位置に前記複数の保持部の中心を位置させた状態において前記メディアの保持及び保持の解除を行い、
    その後、前記複数の保持部の中心を前記ピックアップ位置に位置させて前記メディアを保持して持ち上げることを特徴とする請求項1に記載のメディア搬送機構の制御方法。
  3. メディアの面方向に沿って移動する複数の保持部によって、前記メディアの外周面或いは中心孔の内周面を保持する保持機構と、
    前記保持機構を備えた昇降可能な搬送アームと、
    前記保持機構及び前記搬送アームの駆動を制御する制御部と、
    を備えたメディア搬送機構であって、
    前記制御部は、前記保持機構の前記保持部による前記メディアに対する保持動作を、前記メディアの面方向に沿って異なる位置において複数回行わせた後に、前記搬送アームを上昇させて前記メディアを持ち上げることを特徴とするメディア搬送機構。
  4. 前記制御部は、前記メディアを持ち上げるピックアップ位置からずれたオフセット位置に前記複数の保持部の中心を位置させた状態において、前記保持機構に前記メディアの保持及び保持の解除を行わせ、前記複数の保持部の中心を前記ピックアップ位置に位置させて前記メディアを保持させ、前記搬送アームを上昇させて前記メディアを持ち上げることを特徴とする請求項3に記載のメディア搬送機構。
  5. 請求項3または請求項4に記載のメディア搬送機構を備えたことを特徴とするメディア処理装置。
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