JP5228874B2 - メディア搬送機構及びメディア処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CDあるいはDVDなどの板状のメディアを搬送するメディア搬送機構及びメディア処理装置に関する。
近年、多数枚のブランクCDやDVDなどのメディアにデータの書き込みを行うディスクダビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャーなどのメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すプリンター及びこれらドライブやプリンターに対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−202379号公報
ところで、書き込み等の処理前のブランクメディアは、積層された状態にて梱包されているため、その開封後は、互いに密着していることがある。また、スタッカーにて長時間積層された状態に収容された場合も、互いに密着して貼り付き力が生じることがある。
このため、スタッカー内にて積層された最上部の1枚のメディアをメディア搬送機構によって引き上げる際に、直下のメディアが貼り付いて持ち上げられることがある。そして、このように、直下のメディアが貼り付いて持ち上げられると、保持箇所に大きな負荷がかかり、最上部のメディアの保持不良を生じることがある。
このような場合、保持した最上部のメディアに対して貼り付いた直下のメディアを側方へ押して分離させることが考えられるが、貼り付き力が大きいと直下のメディアとともに最上部のメディアが移動してメディア搬送機構による保持が不安定となり、直下のメディアとともに落下してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、保持対象のメディアを確実に保持して引き上げることが可能なメディア搬送機構及びメディア処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のメディア搬送機構は、積層された板状のメディアの最上部のメディアを、複数の保持部によって中心孔の内周面を押圧保持して引き上げるメディア搬送機構であって、
前記メディアの前記中心孔へ挿入されるガイド部と、
前記保持部によって保持して引き上げる最上部の前記メディアの直下の前記メディアを側方へ移動させて分離する分離機構とを備え、
前記分離機構による前記メディアの移動方向側の前記保持部は、前記ガイド部の外周面からの移動範囲が、前記メディアの中心孔と前記ガイド部との遊び量以上とされていることを特徴とする。
この構成のメディア搬送機構によれば、分離機構によるメディアの移動方向側の保持部は、ガイド部の外周面からの移動範囲が、メディアの中心孔とガイド部の外周面との遊び量以上とされているので、保持対象の最上部のメディアが分離機構による直下のメディアの移動方向側へ移動したとしても、移動方向側の保持部がメディアの中心孔から離れることがなく、したがって、保持したメディアの落下を防止することができ、搬送不良を確実に防止することができる。
本発明のメディア搬送機構において、前記ガイド部は、少なくとも前記分離機構による前記メディアの移動方向と反対側の外周面が高摩擦部とされていることが好ましい。
この構成のメディア搬送機構によれば、ガイド部は、少なくとも分離機構によるメディアの移動方向と反対側の外周面が高摩擦部とされているので、移動方向と反対側の保持部がガイド部よりも内側に入り込んだとしても、メディアの中心孔がガイド部の高摩擦部に当接し、これにより、保持対象のメディアを、移動方向側の保持部とガイド部の高摩擦部とで確実に保持した状態に維持することができる。
本発明のメディア搬送機構において、前記分離機構による前記メディアの移動方向と反対側に配置された前記保持部は、外周方向への移動力が前記分離機構による前記メディアの移動力以上とされていることが好ましい。
この構成のメディア搬送機構によれば、分離機構によるメディアの移動方向と反対側に配置された保持部は、外周方向への移動力が分離機構によるメディアの移動力以上とされているので、分離機構によって直下のメディアが移動される際に保持対象の最上部のメディアが引きずられるような不具合を極力抑えることができる。
また、本発明のメディア処理装置は、上記のいずれかのメディア搬送機構を備えたことを特徴とする。
この構成のメディア処理装置によれば、積層されたメディアの最上部のメディアだけを保持して直下のメディアから引き離して確実に引き上げることが可能なメディア搬送機構を備えているので、処理対象の所定のメディアを確実に搬送することができ、処理の信頼性の高い処理装置とすることができる。
以下、本発明に係るメディア搬送機構及びメディア処理装置の実施形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態では、メディア処理装置としてのディスクパブリッシャーを例示して説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャー(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャーの外観斜視図、図3はパブリッシャーのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャーに設置されたレーベルプリンター部分の斜視図である。
図1に示すように、パブリッシャー1は、例えばCDやDVD等の円板状のメディア(情報記録媒体)へのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタン等が配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、図2に示すように、パブリッシャー1の前面側の開口部8を開閉するもので、例えば未使用(ブランク)のメディアMを開口部8を介してセットする時、あるいは作成済みのメディアMを、開口部8を介して取り出すときに、開閉する扉である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンター11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
図2及び図3に示すように、パブリッシャー1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMをスタック可能なメディア保管部としてのメディアスタッカー21と、複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMあるいは作成済みメディアMが保管されるメディア保管部としてのメディアスタッカー22とが保管されるメディアMの中心軸線が同一となるように上下に配置されている。メディアスタッカー21及びメディアスタッカー22は、それぞれ所定位置に対して着脱自在である。
上側のメディアスタッカー21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能な構成をなしている。メディアスタッカー21にメディアMを収容あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてメディアスタッカー21を取り出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側のメディアスタッカー22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備え、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能なスタッカーが構成されている。
図3に示すように、メディアスタッカー21及びメディアスタッカー22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、本体フレーム30とシャーシ32の天板33との間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35を有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降及び旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、駆動モーター37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。
上下のスタッカー21,22及びメディア搬送機構31の側方の後方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンター11の後述するキャリッジ62が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンター11は、メディアMのレーベル面へのレーベル印刷可能な印刷位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ45を有している。
図3では、上下のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態及び下側のレーベルプリンター11のメディアトレイ45が手前側のメディア受け渡し位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンター11はインクジェットプリンターであり、インク供給機構60として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、メディアスタッカー21の左右一対の枠板24,25の間及びメディアスタッカー22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のメディアスタッカー21とメディアスタッカー22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、メディアスタッカー22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、両メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ45にアクセス可能となっている。
メディア搬送機構31の搬送アーム36は、両メディアトレイ41aをデータ書き込み位置に位置させ、メディアトレイ45を奥側の印刷位置に位置させた状態で、メディアトレイ45の高さ位置よりもさらに下側まで下降可能となっている。そして、メディアトレイ45のメディア受け渡し位置の下方には、搬送アーム36がこの位置まで下降してリリースしたメディアMが通過するガイド穴であって、後述するメディアスタッカー(別体スタッカー)が装着されるガイド穴65が形成されている。
図2及び図3に示すように、引出機構7は、本体フレーム30の下側に、本体フレーム30から引き出して開いたり、収納して閉じたりすることが可能な引出トレイ70を有している。引出トレイ70には、スタッカー部71が下方に凹んで設けられている。引出トレイ70が収納位置(閉位置)にあるとき、スタッカー部71は、ガイド穴65の下方に位置し、スタッカー部71の中心部は、受け渡し位置にある両メディアトレイ41aとメディアトレイ45の中心軸線が同一となるように位置されている。このスタッカー部71は、ガイド穴65を介して投入されるメディアMを受け入れ、このメディアMを比較的少量(例えば5枚〜10枚程度)だけ収容する。スタッカー部71は、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能となっている。
収納状態にある引出トレイ70のスタッカー部71及びガイド穴65には、スタッカー部71よりもメディアMの収容量が多いメディアスタッカー(別体スタッカー)72が着脱可能となっている(図3参照)。このメディアスタッカー72も、一対の円弧状の枠板73,74を備えており、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で複数枚(例えば50枚)収容可能となっている。一対の円弧状の枠板73,74の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、一方の枠板74の上部には着脱時にユーザーによって把持される取っ手75が設けられている。
そして、メディアスタッカー72を取り付けた状態とすれば、下側のメディアスタッカー22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41およびレーベルプリンター11でデータ記録および印刷を行った後に、メディアスタッカー72に収容することができる。
また、例えば、上側のメディアスタッカー21および下側のメディアスタッカー22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカー22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカー72に収容し、次に、上側のメディアスタッカー21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカー22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカー21および下側のメディアスタッカー22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
また、メディアスタッカー72を取り外した状態とすれば、上側のメディアスタッカー21あるいは下側のメディアスタッカー22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンター11でデータ記録及び印刷を行った後に、収納状態にある引出トレイ70のスタッカー部71に収容することができる。
これにより、その後、引出トレイ70を引き出すことでスタッカー部71から処理が完了したメディアMを取り出すことができる。つまり、メディアMへの処理中であっても、開閉扉3を閉じたまま、処理が完了したメディアMから順に1枚ずつあるいは複数枚ずつ取り出すことができる(外部排出モード)。
ここで、メディア搬送機構31の搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアMは、メディアスタッカー21、メディアスタッカー22、引出トレイ70のスタッカー部71(またはメディアスタッカー72)、各メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンター11のメディアトレイ45間で適宜搬送される。
図4に示すように、レーベルプリンター11はインク吐出用のノズル(図示省略)を備えたインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジモーターの駆動力でキャリッジガイド軸に沿って水平方向に往復移動する(図示省略)。
レーベルプリンター11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構60を備えている。このインク供給機構60は、縦型構造を有しており、パブリッシャー1の本体フレーム30上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構60には、可撓性を有するインク供給チューブ63の一端が接続されており、このインク供給チューブ63の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構60に装着されるインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ63を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられたダンパユニット及び背圧調整ユニット(図示省略)を経てインクジェットヘッド61に供給されインクノズル(図示省略)から吐出される。
なお、インク供給機構60には、その上部に主部を配置するように加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、ヘッドメンテナンス機構81が設けられている。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このヘッドメンテナンス機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引されたインクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
(メディア搬送機構)
図5はメディア搬送機構を示す斜視図、図6はメディア搬送機構の一部の斜視図である。
図5に示すように、メディア搬送機構31は、垂直に取り付けられているシャーシ32を備え、ベース72に取り付けられている水平支持板部34とシャーシ32の天板33との間に、垂直ガイド軸35が取り付けられている。そして、この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降可能かつ旋回可能な状態で支持されている。
図6に示すように、搬送アーム36の昇降機構は、駆動源である昇降用の駆動モーター37を備えており、この駆動モーター37の回転が、この駆動モーター37の出力軸に取り付けたピニオン97及び伝達歯車98を介して駆動側プーリ101に伝達されるようになっている。駆動側プーリ101は、シャーシ32の上端近傍位置において、水平な回転軸を中心として回転自在に支持されている。シャーシ32の下端近傍位置には、同じく水平な回転軸を中心として回転自在で従動側プーリ103が支持されており、これら駆動側プーリ101及び従動側プーリ103の間にタイミングベルト104が架け渡されている。このタイミングベルト104の左右のベルト部分の一方には、搬送アーム36の基部が連結されている。
したがって、駆動モーター37を駆動すると、タイミングベルト104が上下方向に移動し、そこに取り付けられている搬送アーム36が垂直ガイド軸35に沿って昇降する。
図5に示すように、搬送アーム36の旋回機構は、駆動源である旋回用の駆動モーター105を備えており、この駆動モーター105の出力軸にはピニオン(図示省略)が取り付けられており、このピニオンの回転が、伝達歯車107を備えた減速歯車列を介して、扇形の最終段歯車109に伝達されるようになっている。扇形の最終段歯車109は、垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回可能である。また、この最終段歯車109には、搬送アーム36の昇降機構の構成部品が組み付けられているシャーシ32が搭載されている。駆動モーター105を駆動すると、扇形の最終段歯車109が左右に旋回するので、ここに搭載されているシャーシ32が一体となって垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。この結果、シャーシ32に搭載されている昇降機構によって保持されている搬送アーム36が垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。
(搬送アームの内部機構)
次に、搬送アーム36の内部機構について説明する。
図7は、搬送アームの内部構造を示す斜視図、図8はメディアを保持した搬送アームの下面側から視た平面図、図9は搬送アームの保持機構における断面図、図10は搬送アームの保持機構に設けられたメディアガイドの斜視図、図11は搬送アームの保持機構に設けられたメディアガイドの平面図、図12はグリッピング機構を説明するアームベースの平面図、図13はグリッピング機構の保持部の斜視図、図14はグリッピング機構の拡大平面図、図15から図17は旋回板及び保持部の動きを説明するそれぞれ平面図、図18は保持部を説明する保持部の断面図、図19は蹴落とし機構を示すアームベースの平面図、図20は保持機構を断面視した搬送アームの正面図である。
図7に示すように、搬送アーム36は、平面視矩形状の細長いアームベース125aと、このアームベース125aの上に被せた同一輪郭形状のアームケース125bとを備えている。また、アームベース125aにはメディアMを保持するためのグリッピング機構130、蹴落とし機構131及びメディア検出機構200が組み込まれており、これらグリッピング機構130、蹴落とし機構131及びメディア検出機構200がアームケース125bによって覆い隠されている。
図8及び図9に示すように、アームベース125aの先端近傍における下面部分は、メディアMを保持する保持機構132であって、この保持機構132には、メディアガイド133が設けられている。
図10及び図11にも示すように、このメディアガイド133は、その中心が、メディアMのピックアップ中心と一致されたもので、アームベース125aの下面側に固定される固定板部134の中心に、下方へ突出するガイド部135を有している。このガイド部135は、メディアMの中心孔Maよりも僅かに小径に形成された円筒状の基端部135aと、この基端部135aから下方へ向かって次第に窄まる円錐形状に形成されたガイド面部135bとを有している。そして、このメディアガイド133は、メディアMに対して近接することにより、メディアMの中心孔Maに挿入され、メディアMの中心孔Maの内周面Mbがガイド面部135bに接触すると、メディアMの中心位置がガイド面部135bによってメディアガイド133の中心位置に調心され、メディアMの中心孔Maが基端部135aに案内されて、メディアMの中心孔Maに基端部135aが挿通される。
なお、このメディアガイド133には、3つの窓部133aが形成されており、これら窓部133a内の空間で、グリッピング機構130の後述する3本の保持部141〜143及び蹴落とし機構(分離機構)131のキックレバー182の作用片183が出没可能である。
グリッピング機構130は、図10及び図11に示すように、同一円上において等角度(120°)間隔で配置された3本の円柱状の保持部141〜143を備えており、これらの保持部141〜143は、アームベース125aの先端部に形成された円形穴125cから下方に垂直に突出され、それぞれメディアガイド133の窓部133aの内側に配置されている。これら3本の保持部141〜143は、メディアガイド133によって基端部135aに案内されたメディアMの中心孔Maに挿入し、半径方向外方に押し広がり、メディアガイド133の窓部133aから突出することにより、メディアMの中心孔Maの内周面Mbに当接してメディアMを保持する。
各保持部141〜143は、これらより大径の支持ピン151〜153の下端に取り付けられている。各支持ピン151〜153は、アームベース125aの円形穴125cを貫通してその上側に延び、アームベース125aの上面に配置されている3枚の旋回板161〜163にそれぞれ固定されている。アームベース125aには、その円形穴125cを取り囲む状態で同一円上に等角度間隔で旋回中心軸171〜173が垂直に固定されており、各旋回板161〜163は、これらの旋回中心軸171〜173を中心として旋回可能な状態で支持されている。
図12から図14に示すように、各旋回板161〜163は、アームベース125aに沿って、その円形穴125cのほぼ円周方向に沿って前方(上面視反時計回り方向)側に延びる前方腕部161a〜163aと、円形穴125cのほぼ円周方向に沿って後方(上面視時計回り方向)側に延びる後方腕部161b〜163bと、旋回中心から円形穴125cの内側に突出している支持腕161c〜163cとを備えている。支持腕161c〜163cの先端部の裏面に、それぞれ支持ピン151〜153が垂直に固定されている。
旋回板161の後方腕部161bには、円形穴125cの略径方向に沿う長孔161dが形成されており、この長孔161dには、旋回板163の前方腕部163aの後端で下方へ突設されたスライドピン163fがスライド可能に挿通されている。
また、旋回板163の後方腕部163bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面163eが形成されており、このスライド面163eには、旋回板162の前方腕部162aの前端部が接触しないように設定されている。また、旋回板162の後方腕部162bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面162eが形成されており、このスライド面162eには、旋回板161の前方腕部161aの前端部が摺接可能とされている。ここで、旋回板161の長穴161d及び旋回板162,163のスライド面162e,163eは、各旋回板161〜163が同一方向に旋回するように設定された凹状の湾曲形状に形成されている。
旋回板161の後方腕部161bと旋回板162の後方腕部162bとの間、旋回板162の後方腕部162bと旋回板163の後方腕部163bとの間及び旋回板163の後方腕部163bと旋回板161の後方腕部161bとの間には、それぞれ引っ張りコイルばね(付勢部材)174が架け渡されている。そして、これら引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、旋回板161〜163はガタ付くことなく保持されると共に、各旋回板161〜163に対して図14において矢印R1で示す方向(保持部141〜143を広げる方向)の付勢力が加わっている。
図14の状態では、各旋回板161〜163の支持腕161c〜163cの先端に取り付けられている保持部141〜143の外接円は、メディアMの中心孔Maの内径より大きな径となっている。この状態において、一枚の旋回板161を矢印R2で示す方向に旋回すると、これに連動して、他の二枚の旋回板162,163も同一方向に旋回する。この結果、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cが円形穴125cの中心に向けて移動し、これらの先端部に取り付けられている保持部141〜143がメディアMの中心孔Maに挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で保持部141〜143をメディアMの中心孔Maに挿入し、しかる後に、旋回板161〜163を逆方向R1に旋回すると、保持部141〜143が半径方向の外側に押し広げられる。この結果、それら保持部141〜143がメディアMの中心孔Maの内周面Mbに押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
図12に示すように、旋回板161には、支持腕161cとは反対側から延在する操作腕161gが形成されている。この操作腕161gの先端部には、リンク175の一方の腕部175aの先端が回転自在の状態で連結されている。リンク175は、その中間部を中心としてアームベース125aに回動可能に支持されており、反対側の腕部175bの先端部は電磁ソレノイド176の作動ロッド176aに連結されている。電磁ソレノイド176は、オフ状態において、その作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出状態とされる。
この状態で電磁ソレノイド176をオンに切り替えると、作動ロッド176aが、内蔵ばね力に逆らって引き込まれ、リンク175が旋回し、旋回板161がR2方向に旋回する。すると、図15に示すように、旋回板162の後方腕部162bのスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接するとともに、旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに摺接する。これにより、旋回板162のスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接して円形穴125cの径方向外方へスライドすることにより旋回板162がR2方向に旋回し、また、旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が摺接して旋回板163の前方腕部163aが円形穴125cの中心方向へスライドすることにより旋回板163もR2方向に旋回する。
このように、旋回板161がR2方向に旋回すると、この旋回板161のR2方向への旋回力が他の旋回板162,163に伝達され、図16に示すように、旋回板162,163もR2方向に旋回し、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cに設けられた保持部141〜143がメディアMの中心孔Maよりも十分に小さな外接円内に配置され、メディアMの中心孔Maに挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で、電磁ソレノイド176をオフに切り替えると、作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出され、リンク175が旋回する。すると、リンク175の旋回運動が旋回板161に伝わり、この旋回板161がR1方向に旋回する。これに連動して他の二枚の旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、それぞれの後方腕部162b,163bが円形穴125cの中心方向へ引っ張られ、これにより、これら旋回板162,163も旋回板161と同様にR1方向に旋回する。この結果、図17に示すように、保持部141〜143が押し広げられ、保持部141〜143がメディアMの中心孔Maの内周面Mbに押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
このとき、旋回板161に対して旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によってR1方向に独立して旋回されるので、各保持部141〜143も、それぞれ独立して半径方向外方へ移動してメディアMの中心孔Maの内周面Mbへ押し付けられることとなる。
図18に示すように、3本の保持部141〜143は、支持ピン151〜153の下端から突出した円柱状のピン141a〜143aと、このピン141a〜143aを同心状態で取り囲んでいるゴムなどからなる弾性円筒141b〜143bとを備えている。そして、これら3本の保持部141〜143は、下方への突出長さlの寸法が、保持するメディアMの厚さt1の寸法以下とされている。この突出長さlは、メディアMの中心孔Maの内周面Mbの厚さt2以上で環状突起部Mcの高さを含んだメディアMの厚さt1以下が望ましい。これにより、厚さ方向に積層状態のメディアMを保持する際に、保持部141〜143が2枚目のメディアMの内周面Mbに接触することなく、最上部である1枚目のメディアMだけを保持するようになっている。
図19及び図20に示すように、搬送アーム36のアームベース125aに設けられた蹴落とし機構131は、中間部が連結点181でアームベース125aに回動可能に支持されたキックレバー182を備えている。このキックレバー182は、連結点181を境に、先端側が先端レバー部182a、後端側が後端レバー部182bとされている。先端レバー部182aには、先端で下方に屈曲され、さらに側方にL字状に屈曲された作用片183を有しており、この作用片183が、保持機構132のメディアガイド133内に配置されている。
このキックレバー182の作用片183は、保持機構132の保持部141〜143がメディアMを保持した状態で、そのメディアMの下方側で水平に配置されている。具体的には、厚さ方向に積層状態のメディアMの2枚目のメディアMの位置に配置されている。
そして、このキックレバー182は、その連結点181で図19中R3方向へ揺動すると、作用片183がメディアガイド133の窓部133aから側方へ突出し、保持部141〜143で保持する最上部のメディアMの下方側の2枚目のメディアMの中心孔Maの内周面Mbに当接し、2枚目のメディアMが蹴落とされる。また、この状態からキックレバー182が逆のR4方向へ揺動すると、作用片183がメディアガイド133内に引き込まれる。
ここで、図21に示すように、メディアMの中心孔Maの内径をD1とし、ガイド部135の基端部135aの外径をd1としたとき、メディアMの中心孔Maとガイド部135の基端部135aと遊び量は、D1−d1となる。
このような寸法において、図22に示すように、メディア搬送機構31では、蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向A側の保持部142は、ガイド部135の基端部135aの外周面からの移動範囲Xが、メディアMの中心孔Maとガイド部135の基端部135aの外周面との遊び量D1−d1以上とされている。
また、ガイド部135は、少なくとも蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向Aと反対側の基端部135aの外周面が、例えば、ゴムシートなどを貼り付けることにより、高摩擦部201とされている。
さらに、蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向Aと反対側に配置された保持部141,143は、引っ張りコイルばね174の弾性力を調整することにより、その弾性力からなる外周方向への移動力が蹴落とし機構131によるメディアMの移動力以上とされている。
次に、上記構造のメディア搬送機構31による積層されたメディアMのピックアップ動作を説明する。
例えば、メディアスタッカー21から、積層状態で収納されているメディアMの最上部のメディアMを保持して持ち上げる場合について説明する。
まず、搬送アーム36がメディアスタッカー21の真上の所定高さ位置に配置された状態で、グリッピング機構130の電磁ソレノイド176をオンする。この状態では、電磁ソレノイド176の作動ロッド176aが内蔵されたばねに逆らって引き込まれ、この動きがリンク175を介して旋回板161に伝達され、この旋回板161が図14における矢印R2方向に旋回した配置となる。これにより、残りの旋回板162,163も同一方向に旋回した配置となり、これら3枚の旋回板161〜163の支持腕161c〜163cの先端に取り付けられている保持部141〜143が相互に接近した位置に移動されて、メディアMの中心孔Maに挿入可能な状態に窄まった状態となる。
この後、搬送アーム36の昇降用の駆動モーター37が駆動されて、搬送アーム36の下降動作が開始される。搬送アーム36が下降して最上部のメディアMに接近すると、保持機構132のメディアガイド133がメディアMの中心孔Maに挿入される。ここで、メディアスタッカー21内のメディアMの中心が、保持機構132の中心に対してずれていたとしても、メディアMの中心孔Maの内周面Mbが円錐形状のガイド面部135bに接触することにより、メディアMの中心位置がガイド面部135bによってメディアガイド133の中心位置に調心され、メディアMの中心孔Maが基端部135aに案内され、メディアMの中心孔Maに基端部135aが挿通される。
この状態にて、メディアMの中心孔Maに挿入された保持部141〜143を中心孔Maの径方向に押し広げて中心孔Maの内周面Mbに押し付ける。
具体的には、まず、電磁ソレノイド176をオフに切り替え、その作動ロッド176aが、ばねのばね力によって突出すると、作動ロッド176aに、リンク175を介して連結されている旋回板161がR1方向に旋回する。これに連動して他の二枚の旋回板162,163が、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、旋回板161と同様にR1方向に旋回する。この結果、保持部141〜143が押し広げられ、保持部141〜143がメディアMの中心孔Maの内周面Mbに押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
このようにしてメディアMを保持したら、保持部141〜143を径方向に押し広げた状態のままで、搬送アーム36を上昇させ、保持したメディアMを持ち上げる。
このように、メディアMを持ち上げるべく、搬送アーム36が上昇すると、蹴落とし機構131のキックレバー182が連結点181を中心として図19中矢印R3方向へ揺動し、作用片183がメディアガイド133の外方へ突出される。
これにより、万一、持ち上げるメディアMに貼り付いて2枚目のメディアMが持ち上げられそうになっても、キックレバー192の作用片183が2枚目のメディアMの中心孔Maの内周面Mbに当接することにより、最上部のメディアMに貼り付いた2枚目のメディアMを確実に蹴落として最上部のメディアMだけを持ち上げることができる。
このとき、2枚目のメディアMの貼り付き力が大きいと、蹴落とされる2枚目のメディアMとともに最上部のメディアMが蹴落とし機構131による移動方向Aへ移動し、最上部のメディアMの保持が不安定となり、2枚目のメディアMとともに落下してしまうおそれがある。
しかし、本実施形態のメディア搬送機構31では、蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向A側の保持部142は、ガイド部135の基端部135aの外周面からの移動範囲Xが、メディアMの中心孔Maとガイド部135の基端部135aの外周面との遊び量D1−d1以上とされているので、保持対象の最上部のメディアMが移動方向A側へ移動したとしても、図23に示すように、移動方向A側の保持部142がメディアMの中心孔Maから離れることがなく、したがって、保持したメディアMの落下を防止することができ、搬送不良を確実に防止することができる。
しかも、ガイド部135は、少なくとも蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向Aと反対側の基端部135aの外周面が高摩擦部201とされているので、図24に示すように、移動方向Aと反対側の保持部141,143がガイド部135内に入り込んだとしても、メディアMの中心孔Maがガイド部135の基端部135aの高摩擦部201に当接し、これにより、保持対象のメディアMを保持部142と基端部135aの高摩擦部201とで確実に保持した状態に維持することができる。
さらに、蹴落とし機構131によるメディアMの移動方向Aと反対側に配置された保持部141,143は、引っ張りコイルばね174の弾性力からなる外周方向への移動力が蹴落とし機構131によるメディアMの移動力以上とされているので、蹴落とし機構131によって2枚目のメディアMが蹴落とされる際に保持対象の最上部のメディアMが引きずられるような不具合も極力抑えることができる。
したがって、上記パブリッシャー1によれば、メディアスタッカー21,22,72、スタッカー部71、メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンター11のメディアトレイ45間を、メディアMを搬送不良や保持不良などの不具合なくメディア搬送機構31の搬送アーム36によって搬送することができ、処理の信頼性の高い処理装置とされている。
なお、本発明で用いられるメディアは、上記実施形態のメディアMのような円板状のメディアに限定されるものではなく、矩形状等の多角形状や楕円状のメディアにも適用可能であり、また、その記録方式も、光記録方式、光磁気記録方式等、何ら限定されるものではない。
パブリッシャー(メディア処理装置)の外観斜視図である。 各部を開状態としたパブリッシャーの外観斜視図である。 パブリッシャーのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図である。 パブリッシャーに設置されたレーベルプリンター部分の斜視図である。 メディア搬送機構を示す斜視図である。 メディア搬送機構の一部の斜視図である。 搬送アームの内部構造を示す斜視図である。 メディアを保持した搬送アームの下面側から視た平面図である。 搬送アームの保持機構における断面図である。 搬送アームの保持機構に設けられたメディアガイドの斜視図である。 搬送アームの保持機構に設けられたメディアガイドの平面図である。 グリッピング機構を説明するアームベースの平面図である。 グリッピング機構の保持部の斜視図である。 保持部の拡大平面図である。 旋回板及び保持部の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持部の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持部の動きを説明するそれぞれ平面図である。 保持部を説明する保持部の断面図である。 蹴落とし機構を示すアームベースの平面図である。 保持機構を断面視した搬送アームの正面図である。 保持機構におけるメディアとの寸法関係を示す断面図である。 メディアを保持した保持機構の断面図である。 メディアの保持状態を示す保持機構の断面図である。 メディアの保持状態を示す保持機構の断面図である。
符号の説明
1…パブリッシャー(メディア処理装置)、31…メディア搬送機構、131…蹴落とし機構(分離機構)、135…ガイド部、141〜143…保持部、201…高摩擦部、A…移動方向、D1−d1…遊び量、M…メディア、Ma…中心孔、Mb…内周面、X…移動範囲。

Claims (4)

  1. 積層された板状のメディアの最上部のメディアを、複数の保持部によって中心孔の内周面を押圧保持して引き上げるメディア搬送機構であって、
    前記メディアの前記中心孔へ挿入されるガイド部と、
    前記複数の保持部によって保持して引き上げる最上部の前記メディアの直下の前記メディアを側方へ移動させて分離する分離機構とを備え、
    前記複数の保持部は各々が単独で移動可能に構成され、前記複数の保持部のうちの前記分離機構による前記メディアの移動方向側の保持部は、前記ガイド部の外周面からの移動範囲が、前記メディアの中心孔と前記ガイド部との遊び量以上とされていることを特徴とするメディア搬送機構。
  2. 請求項1に記載のメディア搬送機構であって、
    前記ガイド部は、少なくとも前記分離機構による前記メディアの移動方向と反対側の外周面が高摩擦部とされていることを特徴とするメディア搬送機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載のメディア搬送機構であって、
    前記複数の保持部のうちの前記分離機構による前記メディアの移動方向と反対側に配置された保持部は、外周方向への移動力が前記分離機構による前記メディアの移動力以上とされていることを特徴とするメディア搬送機構。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のメディア搬送機構を備えたことを特徴とするメディア処理装置。
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