JP2010055724A - ディスク収納機構及びそれを備えた情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクのレーベル面などへ影響を与えることなくディスクを送り込んで積層させて収納することが可能なディスク収納機構及びそれを備えた情報処理装置を提供する。
【解決手段】メディアMを積層させて収納する排出用メディアスタッカ部103と、この排出用メディアスタッカ部103へ向かって送り込まれるメディアMを排出用メディアスタッカ部103の上方にて受け止めるメディア受け渡し機構140とをスタッカトレイ101に設ける。メディア受け渡し機構140は、排出用メディアスタッカ部103内のメディアMに対して略平行にメディアMを保持するメディア受け部142と、メディア受け部142によるメディアMの保持を解除させる機構とを備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、CDあるいはDVD等のメディアであるディスクを収納させるディスク収納機構及びそれを備えた情報処理装置に関する。
近年、ブランクCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みを行うディスクダビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャ等のメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すプリンタおよびこれらドライブやプリンタに対してメディアを把持して搬送するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−202379号公報
ところで、上記のようなメディアを処理する情報処理装置には、処理したメディアをガイド通路の傾斜面に沿って滑らせてスタッカ内に送り込み、積層状態に収納させる構造を有するものがある。しかし、このような構造であると、スタッカ内へ斜めに送り込まれるメディアの移動方向前方側の周縁がスタッカ内に収納されている印刷済みのメディアのレーベル面に接触し、印刷箇所に傷がつき、品質に影響を与えるおそれがある。
そこで本発明の目的は、ディスクのレーベル面などへ影響を与えることなくディスクを送り込んで積層させて収納することが可能なディスク収納機構及びそれを備えた情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のディスク収納機構は、ディスクを積層させて収納するスタッカ部と、このスタッカ部へ向かって送り込まれる前記ディスクを前記スタッカ部の上方にて受け止めて前記スタッカ部へ送るディスク受け渡し機構とを備えたディスク収納機構であって、
前記ディスク受け渡し機構は、前記スタッカ部内のディスクに対して略平行に前記ディスクを保持するディスク受け部と、前記ディスク受け部による前記ディスクの保持を解除させる保持解除機構とを備えることを特徴とする。
本発明のディスク収納機構によれば、スタッカ部へ送り込まれるディスクをディスク受け部でスタッカ部内のディスクと略平行に保持し、その後、ディスク受け部によるディスクの保持を解除させてスタッカ部へ落とすことにより、収納するディスクの周縁をスタッカ部内のディスクに干渉させることなく積層させて収納することができる。つまり、ディスクの処理領域へ影響を与えることなくディスクをスタッカ部内へ積層させて収納することができる。
また、前記ディスク受け部は、前記スタッカ部の上方にて周方向へ間隔をあけて配置されかつ前記スタッカ部の径方向へ移動可能な複数のストッパからなり、前記ストッパは、前記ディスクの外周部分が載置される保持面を有し、前記保持解除機構により前記スタッカ部に対して径方向外方へ移動されることにより、前記保持面が前記スタッカ部の外側に移動されることが好ましい。
これにより、複数のストッパの保持面によってディスクを良好に保持させることができ、また、保持解除機構によってストッパがスタッカ部の径方向外方へ移動させることにより、ディスクの保持を容易に解除させることができる。
また、前記保持解除機構は、送り込まれる前記ディスクの荷重により前記ディスク受け部を移動させて前記ディスクの保持を解除させることが好ましい。
このように、ディスクの自重や送り込み時における移動力などのディスクの荷重によりディスク受け部を移動させる簡易な構造にてディスクをスタッカ部内へ導くことができ、設備費の削減を図りつつスタッカ部へディスクを良好に収納させることができる。
また、前記保持解除機構は、送り込まれる前記ディスクの荷重を前記ディスク受け部へ伝達するリンク機構を備えることが好ましい。
このように、ディスクの荷重をリンク機構によってディスク受け部に伝達させて移動させることにより、ディスク受け部に保持したディスクをスタッカ部内へ円滑に導くことができる。
また、前記保持解除機構は、前記ディスク受け部を移動させて前記ディスクの保持を解除させる駆動源を備えることが好ましい。
このように、駆動源によってディスク受け部を移動させることにより、ディスク受け部に保持したディスクをスタッカ部内へ円滑かつ確実に導くことができる。
また、前記保持解除機構は、前記ディスク受け部に保持された前記ディスクを検知するセンサを備え、前記センサが前記ディスクを検知した際に前記駆動源によって前記ディスク受け部が移動されることが好ましい。
このように、ディスク受け部に保持されたディスクを検知し、ディスク受け部を移動させることにより、ディスク受け部に保持したディスクをスタッカ部内へ確実に導くことができる。
また、前記駆動源は、前記スタッカ部への前記ディスクの送り込み後における所定時間経過後に駆動することが好ましい。
このように、ディスクの送り込み後の所定時間後にディスク受け部を移動させることにより、ディスク受け部に保持したディスクをスタッカ部内へ確実に導くことができる。
また、本発明の情報処理装置は、上記の何れかのディスク収納機構を備え、前記ディスクの処理領域に対して処理を行う処理部を有することを特徴とする。
この構成の情報処理装置によれば、ディスクの処理領域へ影響を与えることなくディスクをスタッカ部へ積層させて収納することができるディスク収納機構を備えているので、ディスクの記録データの読取品質や印刷品質に影響を与えることなく、ディスクを収納することができる。
以下、本発明に係るディスク収納機構及びそれを備えた情報処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施形態では、パブリッシャからなるメディア処理装置を情報処理装置の一例として説明する。
図1はパブリッシャ(情報処理装置)の外観斜視図、図2はパブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
パブリッシャ1は、例えばCDあるいはDVD等の円板状のメディアへのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3、4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタンなどが配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、メディア排出口6が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、ブランクメディアをセットする時、或いは作成済みメディアを取り出す時に開閉する。
図2に示すように、正面視左側の開閉扉4は、レーベルプリンタ(処理部)11のインクカートリッジ12の交換時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
図3にも示すように、パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚の未使用のブランクメディアMAをスタック可能なブランクメディアスタッカ21と、作成済みメディアMBが保管される作成済みメディアスタッカ22が同軸状態で上下に配置されている。
ブランクメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、ブランクメディアMAを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。ブランクメディアスタッカ21にブランクメディアMAを収納あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けることにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の作成済みメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備えており、これによって、作成済みメディアMBを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。
また、開閉扉3からは、作成済みメデイアMB(すなわち、データの書き込み、及びレーベル面印刷が終了したメディア)を取り出すこともできる。
これらのブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、ベース72に取り付けられている水平支持板部34と図示せぬ天板を構成するシャーシの間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35と、この垂直ガイド軸35に取り付けた搬送アーム36とを備えている。搬送アーム36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。メディア搬送機構31によってメディア排出口6に搬送されてきたメディアは、このメディア排出口6から外部に取り出すことが可能である。
上下のスタッカ21,22及びメディア搬送機構31の側方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ(処理部)41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンタ11の後述するキャリッジ62(図4参照)が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアへのデータ書き込み位置とメディアの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンタ11は、メディアのレーベル面へのレーベル印刷可能な位置とメディアの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ51を有している。
図2及び図3では、上側のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ51が奥側のレーベル印刷可能位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構71として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、ブランクメディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25の間及び作成済みメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のブランクメディアスタッカ21と作成済みメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、作成済みメディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ51にアクセス可能となっている。したがって、搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアを各部に搬送することが可能とされている。
メディアトレイ51のメディア受け渡し位置の下方には、廃棄用メディアMDを保管するための廃棄用スタッカ52が配置されており、この廃棄用スタッカ52には、例えば30枚程度の廃棄用メディアMDが保管可能とされている。メディアトレイ51が廃棄用スタッカ52の上方のメディア受け渡し位置からデータ書き込み位置へ退避した状態にてメディア搬送機構31の搬送アーム36により、廃棄用メディアMDを廃棄用スタッカ52に供給可能となっている。
まとめると、CDあるいはDVDからなるメディアは、ブランクメディアスタッカ21、作成済みメディアスタッカ22、廃棄用スタッカ52、メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ51間を、メディア搬送機構31の搬送アーム36によって搬送される。
次に、レーベルプリンタ11の構成について説明する。
図2から図4にも示すように、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
キャリッジ62に搭載されているインクジェットヘッド61は、そのノズル面が下向きとされており、インクジェットヘッド61の下側位置を、前後方向に水平にメディアトレイ51が往復移動可能となっている。メディアトレイ51は、その右側の端が、前後方向に水平に延びるガイド軸66によって支持され、その左側の端が、スライド可能な状態で、前後方向に水平に延びるガイドレール67によって支持されている。このメディアトレイ51の駆動機構も、前後方向に水平に架け渡した図示しないタイミングベルトと、これを駆動するためのトレイモータとを備えた構成となっている。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構71を備えている。このインク供給機構71は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1のベース72上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構71には、可撓性を有するインク供給チューブ73の一端が接続されており、このインク供給チューブ73の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構71のインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ73を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられた図示しないダンパユニット及び背圧調整ユニットを経てインクジェットヘッド61に供給される。
なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、インク吸引機構81が設けられている。このインク吸引機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のノズルを覆うキャップ82と、インクジェットヘッド62のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってキャップ82に排出された廃インクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このインク吸引機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引された廃インクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に後述する吸収材104を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
メディアトレイ51は、矩形の板の上面に、メディアを載せるための円形の低い凸部51aを備えている。また、この凸部51aの中心部には、同心円上において120度間隔に配置された図示せぬ3本の掛止部を備えている。3本の掛止部は半径方向に一体となって移動可能であり、メディアトレイ51がメディア受け渡し位置に移動すると、不図示のカム機構によって3本の掛止部が移動するようになっている。
メディアを、そのレーベルなどが印刷されるレーベル面を上向きにして、上から凹部51aに落とすと、メディアのセンターホールに3本の掛止部が差し込まれた状態になる。この後に、3本の掛止部を半径方向の外方に僅かに移動すると、これら3本の掛止部がメディアのセンターホールの内周面に内側から押し付けられた状態になる。これにより、メディアがメディアトレイ51に保持される。この状態で、図示せぬトレイモータを駆動して、メディアトレイ51をガイド軸66に沿って後ろ側に移動させ、インクジェットヘッド61の印字領域内まで移動させることができる。この後は、インクジェットヘッド61によって、メディアのレーベル面に所定の印刷を施すことができる。
次に、ブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22の側方に設けられて廃棄用メディアMDを収納する廃棄用スタッカ52及び廃棄用メディアMDあるいは作成済みメディアMBが送り出されるメディア排出口6について詳述する。なお、以下、廃棄用メディアMD及び作成済みメディアMBをメディアMと称して説明する。
図5はパブリッシャの内部構造を示す平面図である。
図5に示すように、ブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22が上下に配置された個所の側方には、スタッカトレイ(ディスク収納機構)101が設けられており、このスタッカトレイ101の装置後方側に、廃棄用スタッカ52が着脱可能とされ、スタッカトレイ101の装置前方側に、メディア排出口6に露出される排出用メディアスタッカ部(スタッカ部)103が形成されている。
廃棄用スタッカ52及び排出用メディアスタッカ部103にも、上方側からメディアMを厚さ方向に積み上げた状態で収納可能な構造となっており、例えば、廃棄用スタッカ52には3O枚、排出用メディアスタッカ部103には2O枚のメディアMが収納可能である。
廃棄用スタッカ52は、ブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22と同様に、回動する搬送アーム36によるメディアMの搬送経路上に配置されており、昇降する搬送アーム36によって廃棄用スタッカ52へメディアMが搬送可能とされている。
これに対して、排出用メディアスタッカ部103は、廃棄用スタッカ52の手前側に隣接配置されており、ディスク搬送経路である搬送アーム36の旋回軌跡から外れた位置に配置されている。
次に、スタッカトレイ及びメディア排出口の構造について詳述する。
図6及び図7はスタッカトレイを示す斜視図、図8はスタッカトレイを示す概略側断面図、図9はメディアを説明するメディアのデータ記録面側の平面図、図10はメディアを説明するメディアのレーベル面側の平面図、図11はスタッカトレイを示す概略横断面図、図12はメディア排出口における断面図、図13はメディア排出口におけるメディアの排出状態を示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、スタッカトレイ101の後方側には、スタッカ装着用凹部102が形成されており、このスタッカ装着用凹部102に、廃棄用スタッカ52が着脱可能とされており、この廃棄用スタッカ52を着脱させることにより、メディアMを容易に取り出すことができるようになっている。
スタッカトレイ101は、樹脂で成形されており、底板部121と、この底板部121の両側の縁から起立している側壁部122,123と、底板部121の後端縁が起立している端板部124とを備えている。左右の側壁部122,123における前後方向の中程の部位には、内方に向けて略台形状に左右の仕切り部125,126が突出している。
そして、左右の側壁部122,123の間における端板部124と仕切り部125,126との間に、平面視円形のスタッカ装着用凹部102が形成されている。
左右の仕切り部125,126は、その手前側の側面が、抜き勾配0.5度の垂直に近い勾配で起立している円弧ガイド面125a,126aとされている。また、左側の側壁部122には、左側の仕切り部125の円弧ガイド面125aと滑らかに連続する円弧ガイド面122aが形成されている。円弧ガイド面125a、126aは収納されるメディアMの外周部が当接してメディアMの移動を規制するためのもので、メディアMの外周部より僅かな隙間をもってメディアMを案内し、円弧ガイド面122aの開口部103a側の端部が、対向位置に配置されているメディアフル検出センサ131にメディアMを寄せる為に円弧ガイド面125aの軌跡より狭まっている。
また、右側の側壁部123は、その手前側が、右側の仕切り部126の円弧ガイド面126aの端部付近にて切り欠かれている。
そして、左右の仕切り部125,126の円弧ガイド面125a,126a、左側の側壁部122の円弧ガイド面122a及び底板部121の前側の平坦な底面部121aによって囲まれた空間部分が、排出用メディアスタッカ部103となっている。
また、排出用メディアスタッカ部103は、切り欠かれた右側の側壁部123の手前側の端部と円弧ガイド面122aが形成された左側の側壁部122の手前側の端部との間が開口部103aとされて広く開口されており、収納されたメディアMの一部が開口部103aから突出され、メディア排出口6に露出されるようになっている。したがって、メディア排出口6にて、排出用メディアスタッカ部103に排出されたメディアMが取り出し可能とされている。なお、左側の側壁部122の手前側の端部は、その円弧ガイド面122aの高さが、排出用メディアスタッカ部103内に収容する最大収納枚数(20枚)のメディアMを積層させた際の最上部のメディアMの上面と略同一高さに設定されている。
スタッカトレイ101の左右の仕切り部125,126の上面は、前方に傾斜した傾斜案内部125b,126bとされ、これら傾斜案内部125b,126bには、メディアMのガイド通路130が構成されている。この傾斜案内部125b,126bには、その縁部に、一対のガイド面125c,126cが形成されている。また、これらガイド面125c,126cの外側には、一対のガイド壁125d,126dが立設されている。
そして、図8に示すように、搬送アーム36から落下したメディアMは、ガイド壁125d,126dの間にて、そのデータ記録面側における外周部分が、ガイド通路130を構成する傾斜案内部125b,126bのガイド面125c,126cに接触しながら滑り落ちることにより、排出用メディアスタッカ部103へ導かれる。
ここで、図9に示すように、メディアMは、円板形状に形成された透明なポリカーボネイト製の基板90の中心に円形状のチャッキング用の中心孔Maが形成されたもので、中心孔Maが、搬送アーム36及びメディアトレイ51に設けられた保持機構(図示略)によって保持される。
このメディアMは、一方の面がデータ記録面とされている。データ記録面は、環状のデータ記録領域(処理領域)Xを有しており、このデータ記録領域Xに対してドライブ41によってデータの読み書きが可能とされている。
このデータ記録領域Xの外径Dx1は、メディアMの外径Dm1に対して所定寸法だけ小さくされており、これにより、メディアMは、データ記録面におけるデータ記録領域Xの外周に、データの読み書きが不能な、所定幅α(約1mm)の環状の非データ記録領域(非処理領域)Yを有している。
なお、データ記録領域Xの内径Dx2は、基板90の中心孔Maの内径Dm2に対して所定寸法だけ大きくされており、これにより、メディアMは、データ記録面におけるデータ記録領域Xの内周側にも、データの読み書きが不能な環状の非データ記録領域Zを有している。
また、図10に示すように、メディアMは、他方の面がレーベル面とされている。レーベル面は、環状のインク受容領域(処理領域)Aを有しており、このインク受容領域Aに対してレーベルプリンタ11によって印刷が可能とされている。
このインク受容領域Aの外径Da1は、メディアMの外径Dm1に対して所定寸法だけ小さくされており、これにより、メディアMは、レーベル面におけるインク受容領域Aの外周に、印刷が不能な、所定幅βの非インク受容領域(非処理領域)Bを有している。
なお、インク受容領域Aの内径Da2は、基板90の中心孔Maの内径Dm2に対して所定寸法だけ大きくされており、これにより、メディアMは、レーベル面におけるインク受容領域Aの内周側にも、印刷が不能な環状の非インク受容領域Cを有している。
図11に示すように、スタッカトレイ101の排出用メディアスタッカ部103には、メディア受け渡し機構140が設けられている。
このメディア受け渡し機構140は、複数のメディア受け部142を備えている。これらメディア受け部142は、排出用メディアスタッカ部103の上方にて周方向へ間隔をあけた位置に配置されている。具体的には、メディア受け部142は、ガイド通路130におけるメディアMの進行方向の両側部にて互いに対向位置に配置されている。
メディア受け部142は、上端が、ガイド通路130におけるメディアMの進行方向に沿う水平な支持軸141によって回動可能に支持された複数のストッパ143からなるもので、その下端には、排出用メディアスタッカ部103の内方へ向かって突出する保持部144が形成されている。この保持部144は、水平面からなる保持面145と、先端へ向かって次第に上方へ傾斜するガイド面146とを有している。また、それぞれのメディア受け部142には、それぞれ排出用メディアスタッカ部103の外方側に、コイルバネからなる圧縮バネ147が設けられている。
保持面145は、その幅寸法Wが、非データ記録領域Yの幅寸法α以下とされている。また、メディア受け部142同士の間隔Gは、メディアMの外径Dm1よりも僅かに大きな寸法とされ、互いに寸法差(G−Dm1)は、メディアMのデータ記録面における非データ記録領域Yの所定寸法α以下(G−Dm1≦1mm)の範囲とされている。
このように構成された一対のメディア受け部142を有するメディア受け渡し機構140では、ガイド通路130を滑り落ちてきたメディアMは、中心を介した外周部分の2箇所がメディア受け部142の保持部144の保持面145上に載置されることにより、排出用メディアスタッカ部103の上方にて受け止められ、排出用メディアスタッカ部103内に収納されているメディアMと略平行に保持される。
このとき、メディア受け部142の保持部144の保持面145の幅寸法Wが、非データ記録領域Yの幅寸法α以下とされているので、メディアMは、そのデータ記録面のデータ記録領域Xが保持面145に接触することなく、メディア受け部142に保持される。
また、メディア受け部142同士の間隔GがメディアMの外径Dm1よりも僅かに大きな寸法とされ、互いの寸法差(G−Dm1)が、メディアMのデータ記録面における非データ記録領域Yの所定寸法α以下の範囲とされているので、メディアMが片側に寄った状態であっても、メディア受け部142の保持部144から外れて落下するようなことはない。
その後、それぞれのメディア受け部142は、メディアMの自重からなる荷重により、圧縮バネ147の付勢力に抗して支持軸141を中心としてストッパ143が排出用メディアスタッカ部103の外側へ向かって回動し、ストッパ143の保持面145が排出用メディアスタッカ部103に対して径方向外方へ移動する。
そして、このメディア受け部142の保持面145同士の間隔がメディアMの直径よりも大きくなると、メディア受け部142の保持面145によってメディアMが保持されなくなり、メディアMが排出用メディアスタッカ部103に収納されているメディアM上に落下し、収納される。
つまり、このメディア受け部142では、ストッパ143及びストッパ143を支持する支持軸141から、メディアMの自重からなる荷重によってメディアMの保持を解除する保持解除機構が構成されている。
そして、上記のように、ガイド面125c,126cに沿って案内されながらガイド通路130を滑り落ちるメディアMは、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアMの上面に引っ掛かることなく、図12に示すように、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアM上に積層される。
その後、それぞれのメディア受け部142のストッパ143は、圧縮バネ147の付勢力により、排出用メディアスタッカ部103の内側へ向かって回動され、保持面145が排出用メディアスタッカ部103の内側へ突出して水平となる初期の位置に配置される。
ここで、図13に示すように、パブリッシャ1の開閉扉3には、その下端に、排出用メディアスタッカ部103との干渉を避ける切欠部3aが形成されており、開閉扉3を閉じた際に、この切欠部3aがメディア排出口6とされる。
また、この切欠部3aにおける排出用メディアスタッカ部103の上部には、上方から下方側へ向かって次第に装置の奥側へ傾斜する傾斜面3bを有する取り出し凹部3cが形成されている。
これにより、ユーザは、排出用メディアスタッカ部103に積層状態に収納されてメディア排出口6にて露出されたメディアMを把持し、取り出し凹部3c側へ持ち上げ、傾斜面3bに沿って引き上げることにより、これらメディアMを容易に取り出すことができるようになっている。
また、排出用メディアスタッカ部103を形成する底板部121の手前側の端部には、その幅方向の中央部分に凹部121bが形成されており、排出用メディアスタッカ部103からメディアMを取り出す際に、この凹部121bに指を入れることにより、メディアMを容易に把持することができるようになっている。
また、メディア受け渡し機構140のメディア受け部142を構成するストッパ143には、その保持部144の下方側に、保持部144の先端へ向かって次第に上方へ傾斜するガイド面146が形成されているので、排出用メディアスタッカ部103からメディアMを取り出す際に、メディアMがガイド面146に接触し、ストッパ143が排出用メディアスタッカ部103の外側へ押し出される。
つまり、メディアMを排出用メディアスタッカ部103から取り出す際には、ストッパ143が排出用メディアスタッカ部103の外側へ移動されることにより、メディアMの取り出しの際に、ストッパ143が邪魔とならず、円滑に取り出すことができる。
以上、説明したように、上記実施形態によれば、ガイド通路130から送り込まれるメディアMをメディア受け部142の保持部144にて保持することにより、排出用メディアスタッカ部103内のメディアMと略平行にし、その後、メディア受け部142による保持を解除してメディアMを排出用メディアスタッカ部103へ落とすことにより、収納するメディアMの周縁を排出用メディアスタッカ部103内のメディアMに干渉させることなく、積層させて収納することができる。つまり、インク受容領域Aへ影響を与えることなくメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ積層させて収納することができる。
特に、保持面145に載置されたメディアMの自重からなる荷重によりメディア受け部142を移動させる簡易的な保持解除機構を有するので、設備費を抑えつつメディアMを排出用メディアスタッカ部103へ良好に収納することができる。
これにより、上記パブリッシャ1からなる情報処理装置によれば、インク受容領域Aへ影響を与えることなくメディアMを排出用スタッカ部103へ積層させて収納することができるので、メディアMのレーベル印刷の印刷品質に影響を与えることなくメディアMを収納することができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。以下、変形例について説明する。
図や説明については、上述の実施の形態と同じもしくは同一の機能を有する部品等には同符号を付し説明を省略する。
図14に示すものは、滑り落ちるメディアMの移動力からなる荷重によってメディア受け部142を回動させる構造のメディア受け渡し機構150である。
このメディア受け渡し機構150は、排出用メディアスタッカ部103に滑り落とされるメディアMの移動方向前方側に配置された可動駒151と、この可動駒151とメディア受け部142とを連結するリンク機構(保持解除機構)152とを備えている。
リンク機構152は、一端の連結端153aが可動駒151に対して回動可能に連結された第1リンク153と一端の連結端154aがメディア受け部142のストッパ143に対して回動可能に連結された第2リンク154とを備えており、これら第1リンク153及び第2リンク154は、その中間部が回動軸153b,154bを中心として回動可能に支持されている。
第2リンク154の他端には、長孔154cが形成されており、この長孔154aには、第1リンク153の他端に設けられたピン153cが摺動可能に挿通されている。
このようなリンク機構152を備えたメディア受け渡し機構150では、ガイド通路130を滑り落ちてきたメディアMは、メディア受け部142の保持部144の保持面145上に載置されることにより、排出用メディアスタッカ部103の上方にてメディア受け部142に受け止められ、排出用メディアスタッカ部103内に収納されているメディアMと略平行に保持される。
このとき、可動駒151がメディアMの移動力からなる荷重によって押圧されてメディアMの移動方向前方側へ移動する。
すると、この可動駒151の移動により、第1リンク153が回動軸153bを中心として回動し、その回動力が第2リンク154に伝達され、第2リンク154が回動軸154bを中心として回動する。
これにより、第2リンク154によってメディア受け部142が圧縮バネ147の付勢力に抗して排出用メディアスタッカ部103の外側へ向かって移動され、ストッパ143の保持面145も排出用メディアスタッカ部103に対して径方向外方へ移動する。
これにより、メディア受け部142によるメディアMの保持が解除され、メディアMが排出用メディアスタッカ部103に収納されているメディアM上に落下し、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアMの上面に引っ掛かることなく、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアM上に積層される。
その後、それぞれのメディア受け部142は、圧縮バネ147の付勢力によって戻され、初期の位置に配置される。
そして、このようなリンク機構152を備えたメディア受け渡し機構150を備えたスタッカトレイ101によれば、メディアMの移動力からなる荷重をリンク機構152によってメディア受け部142に伝達させ、メディア受け部142に保持したメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ円滑に導くことができる。
なお、このメディア受け渡し機構150では、メディアMの移動力からなる荷重をリンク機構152によってメディア受け部142に伝達させてメディア受け部142のストッパ143を移動させたが、メディアMの自重からなる荷重によってメディア受け部142のストッパ143を移動させるリンク機構を設けても良い。
図15に示すものは、メディア受け部142を移動させる駆動源を有するメディア受け渡し機構である。
このメディア受け渡し機構160は、プランジャ(駆動源,保持解除機構)161を備えている。このプランジャ161は、プランジャ本体162と、ピストン163とを備えており、ピストン163は、メディア受け部142に連結されている。
また、このメディア受け渡し機構160には、排出用メディアスタッカ部103に滑り落とされるメディアMの移動方向前方側にセンサ165が設けられている。
そして、このメディア受け渡し機構160では、ガイド通路130を滑り落ちてきたメディアMは、メディア受け部142の保持部144の保持面145上に載置されることにより、排出用メディアスタッカ部103の上方にてメディア受け部142に受け止められ、排出用メディアスタッカ部103内に収納されているメディアMと略平行に保持され、さらに、センサ165によって検知される。
すると、プランジャ161のプランジャ本体162に電力が供給され、ピストン163が引き込まれる。
これにより、メディア受け部142が圧縮バネ147の付勢力に抗して排出用メディアスタッカ部103の外側へ向かって移動され、ストッパ143の保持面145も排出用メディアスタッカ部103に対して径方向外方へ移動する。
よって、メディア受け部142によるメディアMの保持が解除され、メディアMが排出用メディアスタッカ部103に収納されているメディアM上に落下し、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアMの上面に引っ掛かることなく、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアM上に積層される。
その後、プランジャ本体162への電力の供給が遮断されると、それぞれのメディア受け部142は、圧縮バネ147の付勢力によって戻され、初期の位置に配置される。
図16に示すものは、メディア受け部142のストッパ143の一端が鉛直方向の支持軸171を中心として回動可能に支持されたメディア受け渡し機構170であり、それぞれのメディア受け部142のストッパ143の排出用メディアスタッカ部103と反対側に、圧縮バネ147及びプランジャ161が設けられている。
このメディア受け渡し機構170では、ガイド通路130を滑り落ちてきたメディアMは、メディア受け部142の保持部144の保持面145上に載置されることにより、排出用メディアスタッカ部103の上方にてメディア受け部142に受け止められ、排出用メディアスタッカ部103内に収納されているメディアMと略平行に保持され、さらに、センサ165によって検知される。
すると、プランジャ161のプランジャ本体162に電力が供給され、ピストン163が引き込まれる。
これにより、メディア受け部142が圧縮バネ147の付勢力に抗して支持軸171を中心として排出用メディアスタッカ部103から離れる方向に回動し、ストッパ143の保持面145が排出用メディアスタッカ部103に対して径方向外方へ移動する。
よって、メディア受け部142による保持が解除され、メディアMが排出用メディアスタッカ部103に収納されているメディアM上に落下し、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアMの上面に引っ掛かることなく、排出用メディアスタッカ部103に収納されたメディアM上に積層される。
その後、プランジャ本体162への電力の供給が遮断されると、それぞれのメディア受け部142は、圧縮バネ147の付勢力によって戻され、初期の位置に配置される。
このように、プランジャ161からなる駆動源を備えたメディア受け渡し機構160,170を有するスタッカトレイ101によれば、プランジャ161によってメディア受け部142を移動させることにより、メディア受け部142に保持したメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ円滑かつ確実に導くことができる。
また、メディア受け部142に保持されたメディアMを検知するセンサ165を備えているので、メディア受け部142に保持されたメディアMを確実に検知してメディア受け部142を移動させ、メディア受け部142に保持したメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ確実に導くことができる。
なお、駆動源であるプランジャ161を備えたメディア受け渡し機構160,170において、センサ165を設けることなく、例えば、搬送アーム36からメディアMをガイド通路130へ送り込んだ後における所定時間経過後にプランジャ161を駆動させても良い。
このように、メディアMの送り込み後の所定時間後にメディア受け部142を移動させることにより、センサ165を設けることなくメディア受け部142に保持したメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ確実に導くことができる。
なお、上記実施形態では、データ記録面を下方に向けて収納させる場合を例にとって説明したが、レーベル面を下方に向けて収納させる場合にも適用可能であるのは勿論である。この場合でも、収納するメディアMの周縁を排出用メディアスタッカ部103内のメディアMに干渉させることなく、積層させて収納することができるので、データ記録領域Xへ影響を与えることなくメディアMを排出用メディアスタッカ部103内へ積層させて収納することができる。
パブリッシャ(情報処理装置)の外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図である。 パブリッシャに設置された記録装置部分の斜視図である。 パブリッシャの内部構造を示す平面図である。 スタッカトレイを示す斜視図である。 スタッカトレイを示す斜視図である。 スタッカトレイを示す概略側断面図である。 メディアを説明するメディアのデータ記録面側の平面図である。 メディアを説明するメディアのレーベル面側の平面図である。 スタッカトレイを示す概略横断面図である。 メディア排出口における断面図である。 メディア排出口におけるメディアの排出状態を示す斜視図である。 変形例におけるディスク収納機構を示す概略平面図である。 変形例におけるディスク収納機構を示す概略平面図である。 変形例におけるディスク収納機構を示す概略平面図である。
符号の説明
1…パブリッシャ(情報処理装置)、11…レーベルプリンタ(処理部)、41…ドライブ(処理部)、101…スタッカトレイ(ディスク収納機構)、103…排出用メディアスタッカ部(スタッカ部)、140,150,160,170…メディア受け渡し機構(ディスク受け渡し機構)、141…支持軸(保持解除機構)、142…メディア受け部(ディスク受け部)、143…ストッパ(保持解除機構)、145…保持面、152…リンク機構(保持解除機構)、161…プランジャ(駆動源,保持解除機構)、165…センサ、A…インク受容領域(処理領域)、M,MA,MB,MC,MD…メディア(ディスク)、X…データ記録領域(処理領域)。

Claims (8)

  1. ディスクを積層させて収納するスタッカ部と、このスタッカ部へ向かって送り込まれる前記ディスクを前記スタッカ部の上方にて受け止めて前記スタッカ部へ送るディスク受け渡し機構とを備えたディスク収納機構であって、
    前記ディスク受け渡し機構は、前記スタッカ部内のディスクに対して略平行に前記ディスクを保持するディスク受け部と、前記ディスク受け部による前記ディスクの保持を解除させる保持解除機構とを備えることを特徴とするディスク収納機構。
  2. 請求項1に記載のディスク収納機構であって、
    前記ディスク受け部は、前記スタッカ部の上方にて周方向へ間隔をあけて配置されかつ前記スタッカ部の径方向へ移動可能な複数のストッパからなり、
    前記ストッパは、前記ディスクの外周部分が載置される保持面を有し、前記保持解除機構により前記スタッカ部に対して径方向外方へ移動されることにより、前記保持面が前記スタッカ部の外側に移動されることを特徴とするディスク収納機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載のディスク収納機構であって、
    前記保持解除機構は、送り込まれる前記ディスクの荷重により前記ディスク受け部を移動させて前記ディスクの保持を解除させることを特徴とするディスク収納機構。
  4. 請求項3に記載のディスク収納機構であって、
    前記保持解除機構は、送り込まれる前記ディスクの荷重を前記ディスク受け部へ伝達するリンク機構を備えることを特徴とするディスク収納機構。
  5. 請求項1または請求項2に記載のディスク収納機構であって、
    前記保持解除機構は、前記ディスク受け部を移動させて前記ディスクの保持を解除させる駆動源を備えることを特徴とするディスク収納機構。
  6. 請求項5に記載のディスク収納機構であって、
    前記保持解除機構は、前記ディスク受け部に保持された前記ディスクを検知するセンサを備え、前記センサが前記ディスクを検知した際に前記駆動源によって前記ディスク受け部が移動されることを特徴とするディスク収納機構。
  7. 請求項5に記載のディスク収納機構であって、
    前記駆動源は、前記スタッカ部への前記ディスクの送り込み後における所定時間経過後に駆動することを特徴とするディスク収納機構。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載のディスク収納機構を備え、前記ディスクの処理領域に対して処理を行う処理部を有することを特徴とする情報処理装置。
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