JP2008310935A - メディア処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パブリッシャ1からなるメディア処理装置は、メディアMを収容可能なスタッカ部71を有する引出トレイ70と、引出トレイ70を引き出し位置と収納位置との間にて移動可能に保持する引出保持部とを備え、引出トレイ70の上部に対向する引出保持部の天井部とが互いにオーバーラップする凹凸状に形成されている。
【選択図】図17
Description
ところで、メディアの処理枚数の増大やメディアの取り出しの容易化もしくは迅速化の要求から、装置本体に対して水平方向に出し入れ可能な引き出し式のスタッカを設けることが考えられている。
しかし、この引き出し式のスタッカにあっては、そのスタッカの収納部を構成する上面側のフレームとスタッカとの隙間に、メディアが入り込んで挟まれてしまい、メディアを損傷させたり、装置の故障を引き起こす要因になってしまう。
この構成によれば、引出トレイの上部と引出保持部の天井部とが、互いにオーバーラップする凹凸状に形成されているため、例えば何らかの理由でスタッカ部に収容できなかったメディアがあっても、引出トレイの移動時に引出トレイと引出保持部との間に挟まれてしまうことがない。したがって、メディアを高品質な状態のまま排出することができる。
この構成によれば、引き出し方向に沿う溝部に、天井部の凸部が配置されているので、例えば何らかの理由でスタッカ部に収容できなかったメディアが引出トレイの上面に落とされたとしても、凸部によってメディアが係止され、これにより、引出トレイとともにメディアが移動することによる天井部との間への入り込みを防ぐことができる。
この構成によれば、引出保持部に収納された引出トレイのスタッカ部に対して、引き出し方向の前後にそれぞれ凸部が設けられているので、例えメディアが引出トレイ上に載置されたとしても、引出トレイを収納位置へ移動させることにより、凸部によって係止されたメディアを引出トレイのスタッカ部へ導き入れることができる。
この構成によれば、スタッカ部の上部のテーパで案内されてメディア保持部に収容されるメディアは実質的にクリアランスなしで保持されるため、引出トレイを引き出す際にメディア保持部内でメディア同士がずれて擦れ合うことがない。したがって、メディア同士の接触面を高品質に保つことができる。また、最下位置のメディアは、その中央部がスタッカ部の底部の中央に設けられた突起に支持されるため、最下位置のメディアの下面も高品質に保つことができる。
この構成によれば、メディアがメディアガイド部の大径の上端から小径の下端に案内されることになり、その後、このメディアガイド部の下端の内径より大径のスタッカ部の上端に放出されて、スタッカ部の小径のメディア保持部に案内されるため、引出トレイのスタッカ部がメディアガイド部に対して多少位置ずれを生じていても、メディア保持部に良好にメディアを収容できる。
この構成によれば、スタッカ部に収容されたメディアを、スタッカ部の周囲に設けられた取出凹部に指を入れながら表裏面に触れることなく容易に取り出すことができる。
この構成によれば、トレイ収納センサで収納位置にある引出トレイを検出することができるため、例えば引出トレイが収納位置にあるか否かによってメディアに対する処理を変更することができる。
この構成によれば、メディアセンサでスタッカ部に収容されたメディアの高さを検出できるため、引出トレイのスタッカ部に許容高さ以上にメディアが収容されてしまうことを防止できる。したがって、スタッカ部から溢れ出たメディアによって引出トレイの引き出しを阻害したり、スタッカ部から溢れ出たメディアが引き出し時に傷ついたりすることがない。
この構成によれば、引出トレイよりも引き出し方向奥側のスペースに異物が入り込んでしまっても、開閉部でスペースを外部に開放することで異物を容易に除去することができる。したがって、異物で引出トレイが収納できない状況が生じても、すぐに復旧できる。
なお、本実施形態では、パブリッシャからなるメディア処理装置に適用した場合を例にとって説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4および図5はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図6はパブリッシャのケースおよび引出機構の一部を外した状態の前方下側から見た斜視図、図7および図8はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図9はパブリッシャのケースおよび引出機構の一部を外した状態の前方下側から見た斜視図、図10はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図11は引出トレイのみを開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図12はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
なお、インク供給機構60には、その上部に加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
図13は本体フレーム等を示す斜視図、図14は凹状フレームおよび引出トレイを示す斜視図、図15は引出保持部を示す正面図、図16および図17は引出トレイを示す斜視図、図18は引出保持部への収納状態の引出トレイの平面図、図19は引出保持部から引出トレイを引き出した平面図、図20は引出トレイのスタッカ部およびガイド部材の筒状ガイド部を示す断面図、図21はガイド部材を後方下側から視た斜視図、図22はガイド部材を示す斜視図、図23はメディアフル検出センサの取付状態を示す断面図、図24はトレイ収納センサの作動状態を示す部分拡大図、図25および図26はパブリッシャの後方から見た斜視図である。
凹状フレーム91は、底板部92と底板部92の左右両側縁部から垂直に立ち上がる一対の側板部93と、各側板部93の上縁部から互いに相反する方向に延出する一対の取付板部94とを有して凹状をなしている。また、凹状フレーム91は、各側板部93の前端縁から互いに相反する方向に延出する一対の規制板部(収納規制部)96を有しており、各側板部93と規制板部96との屈曲部分が円弧状に曲げられた円弧状境界部95とされている。
この引出保持部98と、これに保持される引出トレイ70は、引出保持部98が本体フレーム30とその下側の凹状フレーム91とで構成されることによって、本体フレーム30の上側で開閉する開閉扉3の領域外の位置に設けられている。また、引出トレイ70に設けられたスタッカ部71は、本体フレーム30の下面下方側に配置されている。なお、側板部93と規制板部96との境界部分が円弧状境界部95とされていることで、引出トレイ70の摺動時の傷付きが防止される。
抜出当接部108の前面には、抜出規制部107に当接する際に、衝撃を吸収するゴム等の緩衝材109が貼着されている。なお、抜出規制部107の後面に緩衝材を設けても良く、抜出当接部108および抜出規制部107の両方に緩衝材を設けても良い。抜出規制部107と抜出当接部108に貼付けた緩衝材109との位置関係は、奥側のメディア取り出し用の取出凹部130が本体外部に出る位置に設定されている(図11、図17参照)。
凹状フレーム91の規制板部96の前面には、引出トレイ70の収納当接部111に当接する際に、衝撃を吸収するゴム等の緩衝材112が貼着されている。なお、収納当接部111の後面に緩衝材を設けても良く、収納当接部111および規制板部96の両方に緩衝材を設けても良い。
このテーパ面117は、引出トレイ70を引出保持部98に収納した収納状態でローラ105が接触する部分であり、よって、引出トレイ70を引出保持部98に収納すると、ローラ105を介して受ける板バネ102の付勢力がテーパ面117によって収納方向に向けられる。その結果、引出トレイ70を引出保持部98に収納すると、図18に示すように、凹状フレーム91の規制板部96に設けられた緩衝材112に、引出トレイ70の収納当接部111が当接することになる。つまり、ローラ105がテーパ面117に接触すると、緩衝材112に収納当接部111が当接する手前で、板バネ102の付勢力によって引出トレイ70が緩衝材112に収納当接部111を当接させるまで引き込まれ、最終的に緩衝材112の反発力と板バネ102の付勢力とがバランスする位置(収納位置)で引出トレイ70が停止する。
さらに、奥側の突出面部122の引き出し方向奥側に隣り合って深さが深く引き出し方向長さが短い保持凹部123が設けられている。この保持凹部123は、その引き出し方向長さが、入り込んだローラ105をほぼガタツキなく保持できる長さとされている。この保持凹部123のさらに引き出し方向奥側に、上記した緩衝材109および抜出当接部108が設けられている。
上記のように本実施の形態では、深面部120においてローラ105が当接して転動することにしたが、深面部120にローラ105が当接しない場合であっても構わなく、更には、引出トレイ70の制御溝100に配置される板バネ102の先端にローラ105を設けた場合を例にしたが、ローラ105を圧縮バネにより制御溝100に付勢するものであっても構わないし、回転するローラ105ではなく、摩擦に強いPOM等の固定部品によって制御溝100を付勢するものであっても構わないが回転するローラ105のほうが引出トレイ70を移動させる負荷を軽減できるので望ましい。
なお、スタッカ部71には、メディアMが10枚程度収容可能であるが、メディア保持部134で実質的にクリアランスなく保持できるメディアMの枚数は、この場合は5枚程度となっている。スタッカ部71に収容されたメディアMを取り出す場合、オペレータは引出トレイ70の前面部に設けた掛止部200(図11参照)に指を掛けて引出トレイ70を本体フレーム30から引き出す。そして、オペレータは、メディア取り出し用の取出凹部130,131のいずれかの位置でメディアMの外径部に指をかけ、メディアMの中央の穴に他の指をかけて取り出す。あるいは、対向する前後二箇所の取出凹部130の位置または左右二箇所の取出凹部131の位置でメディアMの外径部に指をかけて取り出す。
この挿入凹部158には、底面に先細テーパ状をなして上方に突出する位置決め凸部(凸部)160が形成されている。また、この挿入凹部158の側壁部から底部にかけて、センサ穴161が形成され、このセンサ穴161から装着センサ162のレバー163が突出している。この装着センサ162は、筒状ガイド部151および引出トレイ70のスタッカ部71への別体のメディアスタッカ72の装着の有無を検出するものである。つまり、メディアスタッカ72の装着時に、レバー163がメディアスタッカ72で押下されセンサ本体164に対し揺動することで、メディアスタッカ72が装着されたことを検出する。
挿入凸部166は、閉状態の引出トレイ70の引き出し方向手前の取出凹部130に、そして引出トレイ70が引き出されたときは溝部143に、互いに上下にオーバーラップするように入り込む。挿入凸部167は、閉状態の引出トレイ70の溝部142に、挿入凸部168は閉状態の引出トレイ70の引き出し方向奥側の取出凹部130に、挿入凸部169は閉状態の引出トレイ70の溝部144に、それぞれ互いに上下にオーバーラップするように入り込む。つまり、引出トレイ70の上部とこれに対向する引出保持部98の天井部とが互いにオーバーラップする凹凸状に形成されている。なお、引き出し方向奥側の中央の挿入凸部168は引出トレイ70が引き出されると溝部143内に入り込む状態となる。
レバー175の操作棒部173には、その先端ほど側方へ突出するように傾斜する突出部178が形成されており、この突出部178は、挿入凸部167に形成された溝部179からスタッカ部71内へ突出されている。なお、レバー175は、スプリング180の付勢力によって突出部178をスタッカ部71内に所定量突出させている。
また、この突出部178は、その上方側が上方へ向かって次第に突出量が減少する上方傾斜面178aとされ、これに対して、突出部178の下方側は下方へ向かって突出量が減少する下方傾斜面178bとされている。
また、スタッカ部71に収容されたメディアMに、突出部178の下方傾斜面178bが接触した状態で停止すると、これらの間の摩擦力によっては、レバー175が回動できないロック状態となってしまう可能性がある。すると、次に収容されるメディアMに対してレバー175が揺動できなくなってしまう。よって、このようなロック状態が生じないように、突出部178の下方傾斜面178bのメディアMとのなす角度が可能な限り大きく設定されている。
なお、スタッカ部71からメディアMを取り出す際に、メディアフル検出センサ172のレバー175が回動することによって、取り出しを円滑に行うことができる。
また、トレイ収納センサ186は、引出トレイ70が引出保持部98に収納されて収納位置に配置されると、図24に示すように、レバー188が引出トレイ70の段差部147で押圧されて逆方向に揺動する。このレバー188の逆方向の揺動でセンサ本体189のスイッチがOFFからONに切り替えられて引出トレイ70が収納位置に配置されたことを検出する。なお、トレイ収納センサ186で、引出トレイ70が引出保持部98に収納されたことを検出する時点(OFFからONに切り替えられた時点)では、板バネ102のローラ105がテーパ面117に当接して板バネ102の付勢力が引出トレイ70に収納方向に加わる状態となる。これにより、トレイ収納センサ186で検出された引出トレイ70は確実に収納位置に配置される。
図27、図28および図29はメディアスタッカの外観斜視図、図30はメディアスタッカの断面図である。
一方の枠板74の底板202とは反対側の中央部には、取っ手75が外方に延出するように形成されており、図29に示すように、取っ手75の基端側に、枠板74から枠板73とは反対側に突出する基台部204が形成されている。さらに、この基台部204よりも底板202側に、枠板74から枠板73とは反対側に基台部204よりも狭い幅で突出する嵌合凸部(凸部)205が形成されている。この嵌合凸部205は、図22に示すガイド部材150のガイド凹部157に嵌合するもので、左右の二面の幅がガイド凹部157の二面の幅よりも僅かに狭くされている。また、嵌合凸部205の下部には、下側ほど枠板74側に位置するように傾斜する傾斜面206が形成されている。加えて、嵌合凸部205の下部には、二面の幅が下側ほど小さくなるように傾斜する一対の傾斜面207が左右両側に形成されている。そして、これら傾斜面206および傾斜面207によって、嵌合凸部205のガイド凹部157への嵌合が容易となっている。
底板202には、図30に示すように、底面の中央に上方に若干突出する環状の台部212が形成され、底面の周縁部に下方に凹む円弧状溝213が形成されている。また、底板202には、中央に段差状の逃げ穴214が形成されている。
また、最下位置のメディアMは、その中央部がスタッカ部71の底部の中央に設けられたリング状の突起137に支持されるため、最下位置のメディアMの下面も高品質に保つことができる。
また、スタッカ部71に収容されたメディアMを、スタッカ部71の周囲に設けられた取出凹部130,131に指を入れながら表裏面に触れることなく容易に取り出すことができる。
また、引出保持部98の側部に設けられた板バネ102が、引出トレイ70の側面の制御溝100に当接してこの引出トレイ70を付勢するため、引出トレイ70を引出保持部98内でガタツキなく移動させることができる。
また、板バネ102には、引出トレイ70への接触部に、引出トレイ70の摺動方向に転動するローラ105が設けられているため、板バネ102による摺動抵抗を注油することなく低減することができる。したがって、油切れによる操作感の悪化を防止でき、ユーザが手を油で汚すこともない。
しかも、引出トレイ70の側面の引き出し方向奥側に設けられた保持凹部123が、板バネ102に設けられたローラ105を保持するため、引出トレイ70が引出状態となったことを節度感を持たせて知らせることができる。
また、引出トレイ70の収納時に引出トレイ70の収納当接部111と引出保持部98側の規制板部96とが緩衝材112を介して当接するため、収納時の衝撃を抑えることができ、衝撃によるメディアMの処理への影響を抑制することができる。したがって、メディアへの処理を停止することなく引出トレイ70を操作しても、メディアMの処理品質を高く維持できる。
また、引出保持部98側に設けられた低摩擦シート114,115が、引出トレイ70との摺動摩擦を低減させるため、引出トレイ70の摺動抵抗を低減することができる。
また、メディアフル検出センサ172でスタッカ部71に収容されたメディアMの高さを検出できるため、引出トレイ70のスタッカ部71に許容高さ以上にメディアMが収容されてしまうことを防止できる。したがって、スタッカ部71から溢れ出たメディアMによって引出トレイ70の引き出しを阻害したり、スタッカ部71から溢れ出たメディアMが引き出し時に傷ついたりすることがない。このメディアフル検出センサ172でメディアスタッカ72のスタッカ部71への着脱状態を検出することも可能である。
Claims (9)
- メディアを収容可能なスタッカ部を有する引出トレイと、前記引出トレイを引き出し位置と収納位置との間で移動可能に保持する引出保持部とを備え、
前記引出トレイの上部に対向する前記引出保持部の天井部とが互いにオーバーラップする凹凸状に形成されていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1に記載のメディア処理装置であって、
前記引出トレイの上面に、引き出し方向に沿う溝部が形成され、前記引出保持部の天井部に、前記溝部内に配置される凸部が設けられていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項2に記載のメディア処理装置であって、
前記引出保持部の天井部に設けられた前記凸部は、前記引出保持部に収納された前記引出トレイの前記スタッカ部に対して、引き出し方向の前後にそれぞれ設けられていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
前記スタッカ部は、その下方側がメディアの外径よりも僅かに大きなメディア保持部とされ、このメディア保持部の上部が上端開口側ほど大径となるテーパ状とされ、底部の中央にメディアの中央部を所定の範囲内で支持可能な突起が形成されていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
収納状態にある前記引出トレイの前記スタッカ部の上側に、前記スタッカ部にメディアを案内するメディアガイド部が設けられ、前記メディアガイド部は上端の内径が下端の内径よりも大径のテーパ状とされており、前記スタッカ部の上端の内径が前記メディアガイド部の下端の内径より大きく、且つ前記スタッカ部の前記メディア保持部の内径が前記メディアガイド部の下端の内径とほぼ等しいことを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
前記スタッカ部の周囲にはメディア取り出し用の取出凹部が設けられていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
前記引出保持部側に、収納位置にある前記引出トレイを検出するトレイ収納センサが設けられていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
前記スタッカ部に収容されたメディアの高さを検出するメディアセンサが設けられていることを特徴とするメディア処理装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のメディア処理装置であって、
前記引出トレイよりも引き出し方向奥側のスペースを外部に開放可能な開閉部が設けられていることを特徴とするメディア処理装置。
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