JP5890850B2 - グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法に関し、より詳しくは、イソブテンを含むC4炭化水素混合物およびグリコール化合物を反応物に使用するグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造において、副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物をイソブテンおよびグリコール化合物に分解し反応物に再循環させ、単位原料当たりの製品生産量を極大化できるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法に関する。
グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物は、半導体素子および液晶表示素子などの製造工程において、基板からレジストを剥離する際に使用される剥離液の構成要素であるグリコールモノ−ブチルエーテル化合物を代替できる物質である。また、ペイント、コーティングなどの分野において、高沸点溶剤に使用してレベリング効果を付与する用途にも使用が可能である。
一般に、グリコールモノ−ブチルエーテル化合物はナトリウムエトキシド触媒の存在下でブチルアルコールとエチレンオキシドの反応によって製造される。しかし、原料物質のブチルアルコールおよびエチレンオキシドは相対的に値段が高く、触媒も値段が高く多量の使用を必要とし、爆発の危険性があり、高温および高圧で反応させなければならないという問題点がある。
したがって、最近では、酸性触媒下でグリコール化合物とイソブテンなどのブテン類化合物を反応させてグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物を合成する方法が施行されている。中国特許第1065656号明細書においては、ジエチレングリコールとイソブテンを反応させてジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテルを合成する方法が開示されている。しかし、前記反応はエチレングリコールとブテン類化合物が互いに混合されないので反応が効果的に起こらず、副反応物(副産物)としてジエチレングリコールジ−tert−ブチルエーテルが約15ないし30%程度生産されて、ジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテルの収率が落ちるという問題点がある。
したがって、本発明の目的は、副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を分解して反応物に再循環させることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の収率を最大化し、製造コストを最小化することができるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、グリコール化合物とイソブテンを含むC4炭化水素混合物を酸性触媒の存在下で反応させることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を製造する触媒反応段階;前記触媒反応段階で製造されたグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物とグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を親水性抽出剤および親油性抽出剤を使用して分離する副産物抽出段階;および分離されたグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物をグリコール化合物およびイソブテンに分解して前記触媒反応段階へ再循環させる副産物分解および循環段階を含むグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法を提供する。
本発明によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法は、取り扱いが容易で、比較的安全であるばかりでなく、安価な原料物質(イソブテンを含むC4炭化水素混合物およびグリコール化合物)を使用するので、工程が便利で、低コストで生成物を生産することができる。また、比較的過酷ではない条件で反応を行うことができる。また、副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を反応物であるイソブテンおよびグリコール化合物に完全分解して原料物質として再使用することによって製造コストを低くすることができ、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の生産量を極大化することができ、副産物の処理時にかかる費用を節減することができる。
本発明の一実施例によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルの製造方法を順序により示すフローチャートである。
本発明の一実施例によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルの製造方法を説明するための工程概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施例によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルの製造方法を順序により示すフローチャートである。図1に示されているように、本発明によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法は、単位原料当たりの製品生産量を極大化することができ、触媒反応段階(S1)、副産物抽出段階(S3)、副産物分解および循環段階(S7)を含むことを特徴とし、再循環段階(S2)、親水性抽出剤の除去段階(S4)、親油性抽出剤および未反応のC4除去段階(S5)、および分離段階(S6)をさらに含むことができる。
図2は、図1により示された本発明の一実施例によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルの製造方法を説明するための工程概略図であって、使用可能な装置および流線(flow line)を示す。図1および図2に示されているように、前記触媒反応段階(S1)は、反応物であるグリコール化合物1とイソブテンを含むC4炭化水素(炭素数4の炭化水素)混合物2を酸性触媒の存在下で、具体的には、前記反応物1、2を、通常の管状反応器に酸性触媒が抜けないように充填(packing)されている形態の触媒反応器10に投入して反応させることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を製造する段階である。
前記グリコール化合物1としては、通常のグリコール化合物を用いることができ、好ましくは、下記の化学式1で表示されるグリコール化合物を用いることができ、さらに好ましくは、ジエチレングリコール(化学式1のRおよびRが水素原子であり、nが1である場合)を用いることができる。
Figure 0005890850
上記化学式1で、RおよびRはそれぞれ独立して、水素原子または炭素数1ないし5のアルキル基であり、nは0ないし4の整数である。
前記イソブテンを含むC4炭化水素混合物2は、イソブテンの含有量が10重量%以上、好ましくは30重量%以上の炭素数4(C4)の炭化水素混合物であって、石油精製過程で重油の接触分解時に生成されるC4留分、ナフサ熱分解過程で生成されるC4残渣油、イソブテンおよびこれらの混合物などを使用することができる。C4炭化水素混合物2のイソブテン含有量が10重量%未満である場合、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の収率が低くなり、反応効率が低下する恐れがある。
前記グリコール化合物1と前記C4炭化水素混合物2内のイソブテンは1:1ないし5:1、好ましくは1.5:1ないし3:1のモル比(グリコール化合物:イソブテン)で投入される。前記グリコール化合物とイソブテンのモル比が1:1未満であれば、前記触媒反応の反応効率が非常に低くなる恐れがあり、5:1を超えれば、未反応のグリコール化合物が増加して再循環までの費用投入が増加し、原価上昇の原因となる。
前記酸性触媒としては通常の酸触媒を用いることができ、例えば、強酸性陽イオン交換樹脂を使用することができる。好ましくは、水に不溶性のスルホン酸基(SOH)を有する強酸性陽イオン交換樹脂を用いることができ、具体的には、スチレン−スルホン酸型陽イオン交換樹脂、フェノール−スルホン酸型陽イオン交換樹脂、これらの架橋結合体、スルホン化石炭、スルホン化アスファルトなどが用いられるが、これに限定されるものではない。
前記触媒反応段階の反応温度は30ないし90℃、好ましくは45ないし65℃である。前記反応温度が30℃未満であれば、反応速度が遅くなり反応効率が低下する恐れがあり、90℃を超えれば、副反応による副産物が多く発生して反応触媒が壊れたり変形する恐れがある。また、前記触媒反応段階の圧力は前記反応温度により任意に調節することができ、好ましくは、イソブテンを含むC4炭化水素混合物が液状になる圧力で反応を行うことができる。さらに好ましくは、5ないし10気圧で触媒反応を行うことができ、前記圧力範囲内で行われるときに反応の収率および効率が上昇する。また、前記触媒反応段階で前記反応物(1、2)は0.1ないし10、好ましくは0.5ないし3の空間速度(weight hourly space velocity、WHSV)で触媒反応に投入されることができる。前記反応物の投入の際、空間速度が0.1未満であれば生産効率が低下する恐れがあり、10を超えれば反応効率が低下する恐れがある。
前記触媒反応の際、前記化学式1で表示されるグリコール化合物を用いる場合、生成されるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルは下記の化学式2で表示され、グリコールジ−tert−ブチルエーテルは下記の化学式3で表示される。
Figure 0005890850
上記化学式2および3で、R、Rおよびnは前記化学式1において定義したものと同様である。
前記再循環段階(S2)は、前記触媒反応段階(S1)の反応混合物[反応生成物(グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物およびグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物)および未反応の反応物(未反応のグリコール化合物、未反応のC4炭化水素混合物)]の一部を再循環させ、前記反応物1、2と混合し、前記触媒反応段階(S1)に投入する段階である。一般に、前記触媒反応の原料物質(反応物)であるグリコール化合物1とイソブテンを含むC4炭化水素混合物2はよく混ざらないので、反応の進行が容易でない。しかし、前記反応混合物の一部を再循環させる場合、反応混合物中に含まれているグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物が原料物質のグリコール化合物1とイソブテンを含むC4炭化水素混合物2の混合を促進させて反応の進行を円滑にする。具体的に、前記再循環段階(S2)で前記触媒反応器10を通過した反応混合物のうちの一部は第1循環管11を通じて反応物1、2と混合されて触媒反応器10に再投入され、残りは生成物移送管12を通じて抽出塔20に移送されることができる。前記触媒反応段階(S1)の反応混合物の中、再循環される反応混合物11は再循環されない反応混合物12に対して、1ないし20倍(重量比)の量を再循環されることができる。再循環される反応混合物11の量が再循環されない反応混合物12の量の1倍(重量比)未満であれば、反応物1、2の混合が行われないので反応が進行しにくくなる恐れがあり、再循環されない反応混合物12の量の20倍(重量比)を超えれば、副反応物が多くなって生産効率が減少する恐れがある。
前記副産物抽出段階(S3)は、前記触媒反応段階(S1)で製造されたグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を親水性抽出剤および親油性抽出剤を使用して分離する段階である。前記親水性抽出剤は、前記反応混合物から、前記グリコールモノ−tert−ブチルエーテルなどの親水性化合物を抽出して親水性化合物層(水層、23)を形成することができるものであって、通常の親水性抽出剤を用いることができ、例えば、水、炭素数1ないし8のアルコール類、炭素数2ないし10のグリコール類、これらの混合物などが用いられる。前記炭素数1ないし8のアルコール類としてはメタノール、エタノール、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノールなどが挙げられ、前記炭素数2ないし10のグリコール類としてはエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコールなどが挙げられる。また、前記親油性抽出剤は、前記反応混合物から、前記グリコールジ−tert−ブチルエーテルなどの親油性化合物を抽出して、親油性化合物層(有機層、24)を形成することができるものであって、通常の親油性抽出剤を用いることができ、例えば、炭素数2ないし16の炭化水素、好ましくは、前記C4炭化水素混合物2と同一の炭素数4の炭化水素化合物を使用することができる。
前記副産物抽出段階(S3)において、例えば、前記触媒反応段階(S1)で製造された生成物(反応混合物)は、生成物移送管12を通じて移送されて多段抽出塔形態の抽出塔20に投入され、同時に親水性抽出剤(水など)が親水性抽出剤移送管21を通じて抽出塔20上部に投入され、親油性抽出剤(C4炭化水素など)が親油性抽出剤移送管22を通じて抽出塔20下部に投入される。次に、投入された親水性抽出剤は抽出塔20上部から塔底部に移動し、主生成物のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物および未反応のグリコール化合物と共に親水性化合物層23の形態で抽出塔20の塔底部から流出して親水性抽出剤ストリッパー30に移送され、投入された親油性抽出剤は抽出塔20下部から塔頂部に移動し、副生成物のグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物および未反応のC4炭化水素混合物と共に親油性化合物層24の形態で抽出塔20の塔頂部から流出して親油性抽出剤ストリッパー50に移送されることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物とグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物に分離される。
前記抽出塔20としては、通常の多段(例えば、2ないし30段)抽出塔、例えば、向流多段式液/液抽出装置などを用いることができ、前記触媒反応器10の圧力により異なることができるが、10ないし60℃、好ましくは20ないし40℃の温度および常圧(1atm)ないし15バール(bar)、好ましくは常圧ないし12バール、さらに好ましくは2ないし10バールの圧力で運転される。前記抽出塔20の運転温度が10℃未満であれば、冷媒の投入によるエネルギー消耗の短所があり、また、60℃を超えれば、熱源の供給のためのエネルギー投入による製造コストの上昇の短所がある。前記抽出塔20の運転圧力が常圧未満であれば、減圧に必要な工場設備を投資しなければならない短所があり、15バーを超えれば、それに相応する高価な材質を使用しなければならない短所がある。前記抽出塔20およびグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物とグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物の分離に関する内容は大韓民国特許出願第10−2010−0056083号明細書にさらに詳しく開示されており、前記出願明細書は本明細書に参照文献として含まれる。
前記親水性抽出剤の除去段階(S4)は、前記抽出塔20の塔底部から流出した親水性化合物層23から、親水性抽出剤を除去(分離)する段階であって、例えば、多段(5ないし50段)蒸留塔形態の親水性抽出剤ストリッパー(stripper)30を使用して親水性化合物層23を蒸留させることによって、親水性抽出剤とグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物および未反応のグリコール化合物を分離することができる。ここで、前記親水性化合物層23を前記親水性抽出剤ストリッパー30に通過させれば、親水性抽出剤は親水性抽出剤ストリッパー30の上部連結管32から流出してコンデンシング(凝縮)ドラム40に捕集され、同時に主生成物であるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物および未反応のグリコール化合物は親水性抽出剤ストリッパー30の下部連結管31から流出してグリコールモノ−tert−ブチルエーテル蒸留カラム60に移送される。捕集された親水性抽出剤は親水性抽出剤移送管21を通じて抽出塔20に再循環(親水性抽出剤再循環ストリーム41)されたり、親水性抽出剤ストリッパー30に再投入(親水性抽出剤再投入ストリーム42)されることができる。
ここで、前記親水性抽出剤ストリッパー30の上部(塔頂部)の温度は与えられた圧力条件での親水性抽出剤の沸点であり、例えば、親水性抽出剤として水を単独使用し、前記抽出塔20の運転圧力が0.1バールである場合、前記上部の温度は約45℃であり、常圧の場合、100℃である。また、前記親水性抽出剤ストリッパー30の下部(塔底部)の温度は与えられた圧力条件でのグリコールモノ−tert−ブチルエーテルと未反応のグリコール化合物からなる混合物の沸点である。
前記親油性抽出剤および未反応のC4(未反応のC4炭化水素混合物)除去段階(S5)は、前記抽出塔20の塔頂部から流出した親油性化合物層24から未反応のC4炭化水素混合物と親油性抽出剤(例えば、C4炭化水素)を除去(分離)する段階であって、当業界で公知の多様な方法を使用して分離することができ、例えば、多段(5ないし50段)蒸留塔形態のC4ストリッパー(stripper)50を使用して親油性化合物層24を蒸留させることによって、親油性抽出剤および未反応のC4(未反応のC4炭化水素混合物)とグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を分離することができる。ここで、前記親油性化合物層24を前記C4ストリッパー50に通過させれば、グリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物はC4ストリッパー50の下部連結管51から流出して分解反応器70に移送され、同時に親油性抽出剤および未反応のC4炭化水素混合物はC4ストリッパー50の上部連結管52から流出して、親油性抽出剤移送管22を通じて抽出塔20に再循環(親油性抽出剤再循環ストリーム52)されることができる。
ここで、前記C4ストリッパー50の運転圧力は、前記親油性抽出剤の種類によって異なることができ、例えば、炭素数4以下の抽出剤を用いる場合、約4バールの圧力で運転され、炭素数5ないし8の抽出剤を用いる場合、常圧(1atm)で運転され、炭素数9以上の抽出剤を用いる場合、減圧蒸留で運転されることができる。前記C4ストリッパー50の上部(塔頂部)の温度は与えられた塔頂部の圧力条件での親油性抽出剤および未反応のC4炭化水素混合物からなる混合物の沸点であり、前記C4ストリッパー50の下部(塔底部)の温度は与えられた塔底部の圧力条件(例えば、常圧ないし2バール)でのグリコールジ−tert−ブチルエーテルの沸点である。
前記分離段階(S6)は、主生成物(製品)であるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物を精製するための段階であって、例えば、多段(5ないし50段)蒸留塔形態のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル蒸留カラム60を使用して、前記親水性抽出剤ストリッパー30の下部連結管31から流出したグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と未反応のグリコール化合物を蒸留させることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物および未反応のグリコール化合物を分離および精製することができる。ここで、前記グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と未反応のグリコール化合物を前記蒸留カラム60に通過させれば、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物は蒸留カラム60の上部連結管61から流出し、同時に未反応のグリコール化合物は蒸留カラム60の下部連結管62から流出して、前記グリコール化合物1と共に前記触媒反応器10に再投入されることができる。
ここで、前記蒸留カラム60は、0.05ないし常圧(1atm)、好ましくは0.05ないし0.5バール、さらに好ましくは0.08ないし0.2バールの圧力で運転される。前記蒸留カラム60の上部(塔頂部)の温度は与えられた圧力条件でのグリコールモノ−tert−ブチルエーテルの沸点であり、前記蒸留カラム60の下部(塔底部)の温度は与えられた圧力条件での未反応のグリコール化合物の沸点である。前記蒸留カラム60の運転圧力が、0.05バール未満であれば、圧力に合わせるための高額な装置および設備投資費用が必要であるので経済的ではなく、常圧を超えれば、必要以上の多くのエネルギーが投入される恐れがある。
前記副産物の分解および循環段階(S7)は、前記触媒反応によって生成された副反応生成物(副産物)であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物をイソブテンおよびグリコール化合物に分解し反応物に再循環させ、単位原料当たりの製品(グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物)生産量を極大化させるための段階であって、例えば、前記C4ストリッパー50の下部連結管51から流出したグリコールジ−tert−ブチルエーテルを、通常の管状反応器に酸性触媒が抜けないように充填(packing)されている形態(fixed bed type)の分解反応器70に投入し、40ないし250℃、好ましくは60ないし180℃の温度でグリコール化合物とイソブテンに分解した後、グリコール化合物とイソブテンをそれぞれ触媒反応器10に循環(再投入)させる段階である。前記イソブテンは前記分解反応器70の上部(塔頂部)連結管71から流出し、イソブテン凝縮ドラム80に捕集された後、再循環(イソブテン再循環ストリーム81)されて、前記イソブテンを含むC4炭化水素混合物2と共に前記触媒反応器10に投入されることができ、前記(再生)グリコール化合物は前記分解反応器70の下部(塔底部)連結管72から流出して、前記グリコール化合物1と共に前記触媒反応器10に投入されることができる。このように、副産物分解および循環段階(S7)を含むことによって、投入された原料(グリコール化合物1およびC4炭化水素混合物2)の損失がほとんどない理想的な反応器(反応工程)を構成することができる。
前記分解反応器70に使用される酸性触媒としては、前記触媒反応器10に使用された通常の酸触媒を用いることができ、例えば、強酸性クレー触媒、シリカ、アルミナ、ゼオライト、酸化モリブデン、強酸性陽イオン交換樹脂などを用いることができ、好ましくは強酸性クレー触媒が用いられるが、これに限定されるものではない。
前記副産物分解および循環段階(S7)において、分解反応の際、温度が40℃未満であれば、分解反応速度が遅くなって反応効率が減少する恐れがあり、250℃を超えれば、グリコール化合物の縮合反応による副産物が多く生じることがあって、反応触媒が壊れたり変形する恐れがある。また、前記分解反応の際、圧力は当業者が任意に調節することができる。例えば、1ないし10気圧で行うことができ、好ましくは、1ないし5気圧で行うことができる。前記圧力範囲内で行われるとき、分解反応の効率が上昇する。また、前記分解反応で前記副産物は0.1ないし20の空間速度(weight hourly space velocity、WHSV)で分解反応器70に投入され、好ましくは0.5ないし10の空間速度で投入されることができる。前記副産物投入の際、空間速度が0.1未満であれば、分解生産効率が低下する恐れがあり、20を超えれば、分解反応効率が低下する恐れがある。
以下、具体的な実施例を通して本発明をさらに詳しく説明する。下記の実施例は本発明を例示するためのものであって、本発明がこれらの実施例によって限定されるものではない。
実施例1ないし8および比較例1ないし3:ジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテルの製造
図2において、触媒反応器10としては、強酸性陽イオン交換樹脂(微孔のあるスルホン化ジビニルベンゼン架橋ポリスチレン樹脂であるアンバーライト触媒)50gを、長さ60cm、内管直径1/2インチ(inch)の二重管型反応器に充填したものを使用し、分解反応器70としては強酸性クレー触媒50gを、長さ60cm、内管直径1/2インチ(inch)の二重管形の分解反応器に充填したものを使用した。それぞれの反応器(10、70)は反応熱を制御できるように、外側管に熱交換水(触媒反応器10の場合)または熱媒体油(分解反応器70の場合)が循環されるようにした。また、抽出塔20、親水性抽出剤ストリッパー30、C4ストリッパー50およびグリコールモノ−tert−ブチルエーテル蒸留カラム60としては15段の蒸留塔を使用した。グリコール化合物1としてはジエチレングリコール(diethylene glycol:DEG)を用い、イソブテン(isobutene:IB)を含むC4炭化水素混合物2としては下記の表1に従う組成を有するC4炭化水素混合物を使用した。前記原料1、2の移送はMFC(Mass Flow Controller)を使用し、下記表2の反応条件により、図1のS1段階ないしS7段階を行い、ジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテルを製造した。その他、反応条件では、7気圧下でジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテルを生産し(S1段階)、親油性抽出剤としてはC4炭化水素混合ガスを使用し、親水性抽出剤としては水を使用し(S3段階)、常圧および100℃の条件で蒸留し(S4段階)、3.2kgf/cmおよび150℃の条件で蒸留し(S5段階)、0.1バール(bar)および210℃の条件で蒸留し(S6段階)、3気圧下で副産物(ジエチレングリコールジ−tert−ブチルエーテル)を分解した(S7段階)。また、最初の原料投入量(DEG+IBを含むC4炭化水素化合物)は1000gであり、反応物の循環比[再循環されない反応混合物12の量:再循環される反応混合物11の量(重量比)]は1:10であった。分解生成されたイソブテン(IB)およびジエチレングリコール(DEG)の量、未分解の副産物の量および生成されたジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテル(DETB)の総量を測定して下記表2に示す。
Figure 0005890850
Figure 0005890850
上記表2から、副産物の分解および循環段階(S7)の分解反応温度が130℃であり、空間速度が5であるとき(実施例1ないし5)、約95%の副産物の分解率を示していることが分かり、分解反応温度が130℃であり、空間速度が3であるとき(実施例6)、約99%の分解率で副産物が分解されることが分かる。また、副産物の分解および循環段階(S7)を含む実施例1ないし8の場合、副産物を分解して原料として再使用しない比較例1ないし3に比べて、生産されたジエチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテル(DETB)の量が約60%以上増大したことが分かる。
前記結果から本発明によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法は、生成物(反応混合物)の再循環段階を含んで、混合が容易でない反応物質の混合を促進させる一方、副産物を分解し、反応物質に再循環させることによって、副産物による損失を防止し所望する生成物の生産量を極大化できることが分かる。
本発明によるグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法は、イソブテンを含むC4炭化水素混合物およびグリコール化合物を反応物に使用するグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造に有用である。

Claims (5)

  1. グリコール化合物とイソブテンを含むC4炭化水素混合物を酸性触媒の存在下に反応させることによって、グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物と副産物であるグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を製造する触媒反応段階;
    前記触媒反応段階の反応混合物(反応生成物および未反応の反応物)の一部を再循環させて前記触媒反応段階に投入する再循環段階であって、ここで、再循環される反応混合物の量は、再循環されない反応混合物の量に対して、1ないし20倍(重量比)である再循環段階、
    前記触媒反応段階で製造されたグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物とグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物を親水性抽出剤および親油性抽出剤を使用して分離する副産物抽出段階
    前記グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物から親水性抽出剤を分離し、そして親水性抽出剤を副産物抽出段階に再循環させる親水性抽出剤の除去段階、
    未反応のC4炭化水素混合物及び親油性抽出剤をグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物から分離し、そして未反応のC4炭化水素混合物及び親油性抽出剤を副産物抽出段階に再循環させる親油性抽出剤および未反応のC4除去段階;および
    分離されたグリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物をグリコール化合物およびイソブテンに分解して前記触媒反応段階に再循環させる副産物の分解および循環段階を含むことを特徴とするグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法。
  2. 前記副産物の分解および循環段階の分解反応温度は40ないし250℃であることを特徴とする請求項1に記載のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法。
  3. 前記グリコール化合物は下記の化学式1で表示される化合物であり、前記グリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物は下記の化学式2で表示される化合物であり、前記グリコールジ−tert−ブチルエーテル化合物は下記の化学式3で表示される化合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法。
    Figure 0005890850
    上記化学式1ないし3で、RおよびRはそれぞれ独立して、水素原子または炭素数1ないし5のアルキル基であり、nは0ないし4の整数である。
  4. 前記C4炭化水素混合物のイソブテン含有量は10重量%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法。
  5. 前記触媒反応段階に投入される前記グリコール化合物と前記イソブテンのモル比(グリコール化合物:イソブテン)は1:1ないし5:1であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のグリコールモノ−tert−ブチルエーテル化合物の製造方法。
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