JP5883101B1 - データ再生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバーサンプリングクロックを最大周波数にでき、精度を高めることが可能なデータ再生回路を提供する。【解決手段】オーバーサンプリング部11はシリアル通信で受信したデータを、シリアルデータの通信レートより高い周波数のクロックでサンプリングし、nビットのパラレルデータと前記クロックの1/nの周波数のクロックを出力する。エッジ検出部12はパラレルデータのエッジ位置を検出する。エッジ位置計算部13は次回のパラレルデータのエッジの位置を予測し、サンプリング位置データとして出力する。位相比較部14では、エッジ検出部12が実際に検出したエッジの位置と、エッジ位置計算部13が予測したエッジ位置を比較し、位相制御信号を出力する。データサンプリング部15では、シリアルデータのリカバリデータを抽出し、リカバリデータとそのデータが有効かどうかを示すデータイネーブルを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、サーボユニットなどのユニット間の通信を行う場合、各ユニットの制御クロックの周波数偏差の影響をなくすため、通信データに重畳されたクロックを分離し、データのサンプリングを行うデータ再生用回路に関する。
ユニット間の通信を行う場合、各ユニットの制御クロックの周波数偏差の影響をなくすため、通信データに重畳されたクロックを分離し、データのサンプリングを行うデータ再生用回路であるクロックデータリカバリ回路を使用することがある。ASICにクロックデータリカバリ回路を含める場合、クロックデータリカバリ回路はASICベンダで専用設計となる。そのため、通信周波数の異なる新しいASICを作成する場合、クロックデータリカバリ回路を新たに設計する必要があり、開発期間が長くなっていた。なお、ASICとは特定用途向け集積回路のことで、ある用途に特化して機能するように設計された集積回路(IC)のことである。
この問題を解決する手段として、特許文献1のようなオーバーサンプリング型のデータ再生回路を使用することが考えられる。このようなデータ再生回路では、シリアルデータの転送レートより低い周波数のクロックを、位相をずらして複数用意し、それぞれのクロックでシリアルデータをサンプリングしパラレルデータにすることで、使用するクロックの周波数を下げることができるためデータ再生回路の設計が容易となった。
オーバーサンプリング型データ再生回路では、シリアル通信のシリアルデータ1ビットに対し、オーバーサンプリング回数が多いほど、シリアルデータ再生のためのサンプリング位置を細かく調整でき、再生の精度を上げることができる。
特開2006−262165号公報
しかしながら、特許文献1のオーバーサンプリング型データ再生回路では、シリアルデータをオーバーサンプリングして得られたパラレルデータのエッジ位置が、前回のエッジ位置から大きく変化することがないように、シリアル通信のデータレートはオーバーサンプリング回路が出力するパラレルデータの周波数に対して整数倍(具体例ではシリアル通信の2bitをオーバーサンプリングして、1回のパラレルデータとして出力となっている。)である必要がある。そのため、パラレルデータのビット数が決まっている場合には、使用可能なオーバーサンプリング周波数に制限ができ、オーバーサンプリングの回数を最大に出来ないという問題があった。
図9は従来のデータ再生回路を説明する図である。データ再生回路30は、オーバーサンプリング部31、エッジ検出部32、サンプリングクロック選択部33、位相比較部34、データサンプリング部35を備えている。
オーバーサンプリング部31はシリアル通信で受信したデータを、シリアルデータの通信レートより高い周波数のクロックでサンプリングし、nビットのパラレルデータ(pdata)と前記クロックの1/nの周波数のクロック(rclk)を出力する。
図10に示される例では、オーバーサンプリング部31ではシリアル通信のデータレートの6倍の周波数でオーバーサンプリングし、シリアル通信データの2ビットを12ビットのパラレルデータ(pdata)として出力している。
エッジ検出部32はオーバーサンプリング部31の出力するパラレルデータ(pdata)のエッジ位置を検出する。サンプリングクロック選択部33では、あらかじめ用意してあるsmpl_clk1〜smpl_clk6の中からサンプリングクロックを位相比較部34が出力する位相制御信号(cntdn,cntup)により選択する。位相制御信号(位相の変化(増加)を示す信号cntdn,位相の変化(減少)を示す信号cntup)の入力が無い場合には前回と同じサンプリングクロックを、位相制御信号(cntdn,cntup)が入力された場合には、入力された信号に応じて、一つ大きい、又は一つ小さいサンプリングクロックを出力する。
位相比較部34では、エッジ検出部32が実際に検出したエッジの位置(edgdata)と、現在のサンプリングクロック(smpl_clk)のエッジ位置を比較し、位相制御信号(cntdn,cntup)を出力する。
データサンプリング部35では、オーバーサンプリング部31の出力するパラレルデータ(pdata)とサンプリングクロック選択部33が出力するサンプリングクロック(smpl_clk)を用いて、リカバリデータを抽出し、出力する。
データ再生回路30において、サンプリングクロック選択部33がサンプリングクロックの選択を行うためには、オーバーサンプリング部31が出力するパラレルデータ(pdata)のエッジ位置が、前回のエッジ位置から大きく変化することがないことが必要である。そのため、シリアル通信のデータレートはオーバーサンプリング部31が出力するパラレルデータの周波数に対して整数倍である必要がある。パラレルデータ(pdata)が12ビットの場合、オーバーサンプリングクロックには、最高でシリアル通信のデータレートの12倍の周波数が使用できる。しかし、この周波数でセットアップホールド時間等の問題によりオーバーサンプリング部31の回路が構成できない場合には、オーバーサンプリングクロック(clk)はシリアル通信のデータレートの6倍の周波数に、それでも構成できない場合には、4倍の周波数になってしまい、自由にオーバーサンプリングクロック(clk)の周波数を選べないという問題がある。
一方、ASICや、FPGA(FPGAは製造後に購入者や設計者が構成を設定できる集積回路である。)には一般に普及しているギガビットイーサネット(登録商標)等の高速通信のIPコアが用意されており、単純につまり容易にオーバーサンプリング回数を増やす手段を備えている。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、シリアルデータの通信レートとオーバーサンプリング回路が出力するパラレルデータの周波数の間に依存性が無く、オーバーサンプリングクロックを最大周波数にすることで、回路の精度を高めることが可能なデータ再生回路を提供することである。
本発明は、課題を解決するため、シリアル通信により受信したデータを高速通信のIPによりオーバーサンプリングし、得られたパラレルデータからエッジの位置を検出し、さらに次のエッジがどこに来るのかを予測し、予測したエッジの位置と実際に受信したエッジの位置を比較し、パラレルデータのサンプリング位置の調整を行う。
そして、本願の請求項1に係る発明は、シリアルデータをサンプリングしてデータを再生するデータ再生回路であって、シリアル通信で受信したシリアルデータを前記シリアルデータの通信レートより高い周波数のクロックでサンプリングし、n(nは2以上の整数)ビットのパラレルデータと、前記クロックの1/nの周波数のクロックとを出力するオーバーサンプリング部と、前記パラレルデータのエッジ位置を検出し、エッジデータとして出力するエッジ検出部と、前記オーバーサンプリング部が出力する次回の前記パラレルデータのエッジ位置を位相比較部が出力する位相制御信号から予測し、エッジ予測位置データとして出力すると共に、前記エッジ予測位置データから半位相ずらしたデータをサンプリング位置データとして出力するエッジ位置計算部と、前記エッジ検出部が出力した前記エッジデータと、前記エッジ位置計算部が出力した前記エッジ予測位置データとを比較し、位相制御信号を出力する位相比較部と、前記オーバーサンプリング部が出力するパラレルデータから前記エッジ位置計算部が出力する前記サンプリング位置データによりデータの抽出を行い、リカバリデータとして、該データの有効性を示すデータイネーブルと共に出力する前記データサンプリング部と、を有することを特徴とするデータ再生回路である。
請求項1に係る発明により、シリアルデータの通信レートはオーバーサンプリング回路が出力するパラレルデータの周波数に対して整数倍でなくても、シリアルデータの再生が可能となるため、オーバーサンプリングクロックを最大周波数にでき、データ再生回路の精度を高めることが出来る。
請求項2に係る発明は、前記オーバーサンプリング部に高速通信のIPコアを使用することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路である。
請求項2に係る発明により、高周波で動作し、タイミング調整の難しいオーバーサンプリング回路に既設計の高速通信のIPを使用するため、ASICの開発が容易になる。
本発明により、シリアルデータの通信レートはオーバーサンプリング回路が出力するパラレルデータの周波数に対して整数倍でなくてもよいため、オーバーサンプリングクロックを最大周波数にでき、回路の精度を高めることが可能なデータ再生回路を提供できる。
本発明に係るデータ再生回路を説明するブロック図である。 図1のオーバーサンプリング部の動作を説明する図である。 図1のエッジ検出部の動作を説明する図である。 図1のエッジ位置計算部の動作を説明する図である(その1)。 図1のエッジ位置計算部の動作を説明する図である(その2)。 図1の位相比較部の動作を説明する図である(その1)。 図1の位相比較部の動作を説明する図である(その2)。 図1のデータサンプリング部の動作を説明する図である。 従来のデータ再生回路を説明するブロック図である。 図9のオーバーサンプリング部の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は本発明に係るデータ再生回路のブロック図である。データ再生回路10はオーバーサンプリング部11と、エッジ検出部12と、エッジ位置計算部13と、位相比較部14と、データサンプリング部15を備えている。
オーバーサンプリング部11はシリアル通信で受信したデータ(sdata)を、シリアルデータの通信レートより高い周波数のクロックであるオーバーサンプリングクロック(clk)でサンプリングし、nビットのパラレルデータ(pdata)と前記クロックの1/nの周波数のクロック(rclk)を出力する。ここで、nは2以上の整数である。このオーバーサンプリング部11はASICベンダ、FPGAメーカが所持しているギガビットイーサネット(登録商標)等の高速通信のIPであってもよい。オーバーサンプリング部11以外の回路はオーバーサンプリング部11が出力する1/nの周波数のクロック(rclk)によって動作する。
エッジ検出部12はオーバーサンプリング部11が出力するパラレルデータのエッジ位置を検出する。エッジ位置計算部13はシリアル通信レートとオーバーサンプリングクロックの周波数の割合と、位相比較部14が出力する位相制御信号をもとに、オーバーサンプリング部の出力する次回のパラレルデータのエッジの位置を予測する。また、予測したエッジの位置から半位相ずらしたデータをサンプリング位置データとして出力する。
位相比較部14では、エッジ検出部12が実際に検出したエッジの位置と、エッジ位置計算部13が予測したエッジ位置を比較し、位相制御信号を出力する。データサンプリング部15では、オーバーサンプリング部11の出力するnビットのパラレルデータ(pdata)からエッジ位置計算部13が出力するサンプリング位置データの情報を用いて、シリアルデータのリカバリデータとして抽出し、リカバリデータ(rdata)とそのデータが有効かどうかを示すデータイネーブル(rdata_en)を出力する。
上述したように、データ再生回路10はオーバーサンプリング部11が出力する1/nの周波数のクロック(rclk)と、データサンプリング部15が出力するリカバリデータ(rdata)とデータイネーブル(rdata_en)を出力する。データ再生回路10は、オーバーサンプリングクロック周波数を最大にでき、データ再生回路10の精度を上げることが出来る。また、高周波数で動作する必要があるオーバーサンプリング部11に、ASICベンダやFPGAメーカが所持している高速通信のIPを用いるため、開発が容易となり、開発期間の短縮が可能である。
以下、データ再生回路10の各部の動作を説明する。
図2はオーバーサンプリング部の動作を説明する図である。オーバーサンプリング部11では、シリアル通信で受信したデータ(sdata)をオーバーサンプリングクロック(clk)でサンプリングし、サンプリングデータを取得する。取得したサンプリングデータは、オーバーサンプリングクロック(clk)の1/nの周波数のクロックrclkと共に、nビットのパラレルデータ(pdata)としてオーバーサンプリング部11から出力される。オーバーサンプリングクロックの1/nの周波数のクロックrclkはオーバーサンプリング部11以外のデータ再生回路10でクロックとして用いられる。
図2ではシリアルデータの6倍の周波数のオーバーサンプリングクロック(clk)でサンプリングし、nビットのパラレルデータpdataは20ビット、オーバーサンプリングクロックの1/nの周波数のクロックrclkはオーバーサンプリングクロック(clk)の1/20の周波数となっているが、一例であり、本発明を制限するものではない。以下の説明も同様である。このオーバーサンプリング部11にASICベンダやFPGAメーカの既に所持している高速シリアルデータ受信用IPを流用することで、開発工数が削減可能になる。
図3はエッジ検出部の動作を説明する図である。
エッジ検出部12はオーバーサンプリング部の出力するパラレルデータのエッジ位置を検出する。
エッジ検出部12ではnビットのパラレルデータpdataと、1クロック前のnビットのパラレルデータpdataの最上位ビットと今回のnビットのパラレルデータpdataの最下位ビットから最上位ビットの1ビット前までを連結したデータを排他的論理和回路20に入力することによって、排他的論理和回路20の出力がnビットのパラレルデータpdataのエッジ位置を示すエッジ位置データedgdataとなる。
図4,図5はエッジ位置計算部の動作を説明する図である。
エッジ位置計算部13では、シリアル通信のデータレートとオーバーサンプリング部11で使用したオーバーサンプリングクロックclkの周波数の比率を半分にしたビット数毎に0と1が反転したリングバッファ21を用意する。図5に示される例では、シリアルデータ1ビットに対して6倍の周波数でオーバーサンプリングしているため、3ビット毎に0と1が続いている。
読み出しの先頭位置を示すリードポインタ22から時計回りにnビットのパラレルデータpdataのビット長の20ビットをエッジ予測位置データcalc_edgとして出力する。リードポインタ22は基本的にクロック毎に時計回りにnビットのパラレルデータpdataのビット長と同じ20進むが、後述の位相比較部14から位相の変化を示す信号cntup、あるいはcntdn信号が入力された場合には、それぞれnビットのパラレルデータpdataのビット長より1少ない19、あるいは1長い21進む。
エッジ予測位置データcalc_edgは0から1に変化するところにnビットのパラレルデータpdataのエッジが来るように制御されている。そのため、nビットのパラレルデータpdataのサンプリング位置としてはcalc_edgが1から0に変化する点となる。1クロック前のcalc_edgの最上位ビットと今回のcalc_edgの最下位ビットから最上位ビットの1ビット前までを連結したデータと、今回のcalc_edgの反転を論理積回路23に入力した出力がnビットのパラレルデータpdataのサンプリング位置を示すsmpl_pointとなる。
図6,図7は位相比較部の動作を説明する図である。
位相比較部14では、初めにエッジ位置データedgdataとエッジ予測位置データcalc_edgを比べることで、シリアルデータの位相が進んでいるか、遅れているかを監視する。エッジ予測位置データcalc_edgは0から1になる所に理想的なエッジが来るよう制御されているため、エッジ位置データedgdataとエッジ予測位置データcalc_edgを論理積回路24に入力することで、エッジが遅れている場合、それを示す信号upに1を出力する。また、エッジ位置データedgdataと反転したcalc_edgを論理積回路25に入力することで、エッジが早い場合、それを示す信号dnに1を出力する。
これらの信号upとdnを直接位相制御に使用すると、応答性が高くなりすぎてしまい、ノイズやジッタ等に過敏に反応する可能性があるため、適当なフィルタリング処理が必要である。例えば、特許文献1と同様に、これらの信号をカウンタ26に入力し、何回か入力された時点で位相制御信号cntup,cntdnを出力する。具体的にはカウンタ26にupが入力すると+1、dnが入力すると−1とし、+8になるとcntupが出力されカウンタは0に戻り、−8になるとcntdnが出力されカウンタは0に戻る。図7では2個目のデータ入力時にカウンタは−6でdnが3入力されたため、次のクロックでカウンタ26が−8−1となり、cntdnを出力し、カウンタの値は−1となっている。これらの位相制御信号cntupとcntdnは前述のエッジ位置計算部13の入力となり、位相制御に使用される。
図8はデータサンプリング部の動作を説明する図である。
データサンプリング部15ではsmpl_pointで1となっているビット位置のpdataのデータをrdataに出力する。また、smpl_pointの1となっているビット数をデータイネーブルrdata_enに1を立て出力する。図8に示される例でリカバリデータrdataとrdata_enが6ビットあるのは他のシリアル通信のデータレートでも使うことを考えているためである。
10 データ再生回路
11 オーバーサンプリング部
12 エッジ検出部
13 エッジ位置計算部
14 位相比較部
15 データサンプリング部

20 排他的論理和回路
21 リングバッファ
22 ポインタ
23,24,25 論理積
26 カウンタ

30 データ再生回路
31 オーバーサンプリング部
32 エッジ検出部
33 サンプリングクロック選択部
34 位相比較部
35 データサンプリング部

sdata シリアル通信で受信したデータ
clk オーバーサンプリングクロック
pdata nビットのパラレルデータ
rclk オーバーサンプリングクロックの1/nの周波数のクロック
edgdata エッジ位置データ
calc_edg エッジ予測位置データ
smpl_point サンプリング位置データ
cntup 位相の変化(増加)を示す信号
cntdn 位相の変化(減少)を示す信号
rdata リカバリデータ
rdata_en データイネーブル

Claims (2)

  1. シリアルデータをサンプリングしてデータを再生するデータ再生回路であって、
    シリアル通信で受信したシリアルデータを前記シリアルデータの通信レートより高い周波数のクロックでサンプリングし、n(nは2以上の整数)ビットのパラレルデータと、前記クロックの1/nの周波数のクロックとを出力するオーバーサンプリング部と、
    前記パラレルデータのエッジ位置を検出し、エッジデータとして出力するエッジ検出部と、
    前記オーバーサンプリング部が出力する次回の前記パラレルデータのエッジ位置を位相比較部が出力する位相制御信号から予測し、エッジ予測位置データとして出力すると共に、前記エッジ予測位置データから半位相ずらしたデータをサンプリング位置データとして出力するエッジ位置計算部と、
    前記エッジ検出部が出力した前記エッジデータと、前記エッジ位置計算部が出力した前記エッジ予測位置データとを比較し、位相制御信号を出力する位相比較部と、
    前記オーバーサンプリング部が出力するパラレルデータから前記エッジ位置計算部が出力する前記サンプリング位置データによりデータの抽出を行い、リカバリデータとして、該データの有効性を示すデータイネーブルと共に出力する前記データサンプリング部と、
    を有することを特徴とするデータ再生回路。
  2. 前記オーバーサンプリング部に高速通信のIPコアを使用することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生回路。
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