JP5860521B2 - 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 - Google Patents
成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5860521B2 JP5860521B2 JP2014234241A JP2014234241A JP5860521B2 JP 5860521 B2 JP5860521 B2 JP 5860521B2 JP 2014234241 A JP2014234241 A JP 2014234241A JP 2014234241 A JP2014234241 A JP 2014234241A JP 5860521 B2 JP5860521 B2 JP 5860521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ptfe
- resin
- kgy
- extrusion
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F114/00—Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F114/18—Monomers containing fluorine
- C08F114/26—Tetrafluoroethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/28—Treatment by wave energy or particle radiation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2327/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
- C08J2327/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08J2327/12—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
- C08J2327/18—Homopolymers or copolymers of tetrafluoroethylene
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1334—Nonself-supporting tubular film or bag [e.g., pouch, envelope, packet, etc.]
- Y10T428/1345—Single layer [continuous layer]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
一方、PTFEに放射線を照射する技術としては、高分子量のPTFE原料粉体に空気中(酸素存在下)において放射線を照射して低分子量PTFE粉体を製造する技術がある。これは放射線分解による分子鎖切断によって分子量を低下させて、低分子量PTFE粉体を得ているものであり、当然ながら、これら低分子量PTFEは架橋構造を持たない直鎖状分子構造をとっている(特許文献8、9、10及び11)。
マトリックス紡糸法とは、PTFE分散液とマトリックス(ビスコースなどが選択される)との混合液を凝固液中にと出して繊維化させた後に、マトリックスの大部分を焼成飛散させ、かつPTFEを溶融融着させることによりPTFE繊維を得るものである。これらに分類される技術として、例えば特許文献16、17及び18に記載されるものが知られている。
実施例1において作製した試料を19F High Speed Magic Angle Spinning Nuclear Magnetic Resonance (19F 固体NMR)測定による重合サンプルの構造解析を行った。測定は、測定装置: BRUKER AVANCE 300、共鳴周波:282MHz、MAS周波数:30kHz、待ち時間(recycle delay time):10秒、90度パルス幅:2.5μs、測定温度:25℃で行った。この時、MASの摩擦熱によりサンプル温度は約70℃まで上昇した。照射を行っていない試料および10kGyでは−122ppm付近に−CF2−CF2−CF2− に帰属されるシグナルのみが観測されたが、50および100kGy照射したPTFEでは、−122ppm付近のシグナルに加えて−109ppm付近に−CF2−CF(CF2−)−CF2−に帰属されるシグナルも観測された。また同条件下で100kGyを超える線量を照射したPTFE樹脂については、既に分析および解析が行われており、−109ppm付近の−CF2−CF(CF2−)−CF2− に帰属されるシグナルが観測される。また観測されるシグナルの強度は50kGyよりも100kGyの照射試料の方が強く、加えて過去の研究(非特許文献2)から10000kGyまでは線量の増加に伴って強度が強くなることがわかっている。つまり照射によって-−CF2−CF(CF2−)−CF2−の構造部分は徐々に形成され、50kGy位の線量から19F 固体 NMRによる分析で観測される様になる。つまり19F 固体 NMRによる分析で観測では検出限界未満であるが、10kGy以下の照射でも枝分かれの構造が形成されていることは科学的に明白である。
作成した試料の高温下における引張破断伸びを評価した。実施例1で作成したテープ状試料を短冊状(幅20mm、長さ50mm)に切り出し100gの重りを釣り下げて恒温槽に入れて、融点以上の温度における引張破断伸びを評価した。試験は330℃から初めて一定温度下で20分間保持しても材料が破断しなければ10℃ずつ温度を上げて、材料が破断するまで行った。結果、照射を行っていないオリジナルのPTFEの破断伸びが約140%であったのに対して、照射を行って2次元構造を付与したPTFE樹脂では最大で約600%となり、オリジナルの4倍以上の極めて高い伸びを示した。また10kGy照射したものでもオリジナルの約2倍の伸びを示した。結果を図1に示す。
ロッド状に押出加工するため、図2に示す押出成形加工装置を準備した。この際、ノズル部分は必要に応じて種々のサイズ、形状のロッドを加工するためのノズルと交換できる機構とした。実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、0.2、0.4、0.6、0.8、1.0、1.5、3.0、5.0、10および50kGy)と市販のPTFE(株式会社ニチアス製 ナフロン(登録商標) PTFEロッドTOMBO(登録商標) No.9002)を押出原料の樹脂とした。押出原料樹脂を図2に示す押出成形加工機に入れて330、350、370、390℃において1時間予熱をした後に、それぞれの温度で押出成形を行った。それにより予め照射して2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を形成させたPTFE樹脂(線量:0.1、0.2、0.4、0.6、0.8、1.0、1.5、3.0、5.0、10)は、いずれのノズル径(φ0.1、0.5、2、5、10mm)においても、円状のノズル形状を維持し滑らかな表面状態で、連続的にロッド押出成形することができた。またこのときの押出時の圧力は0.1〜2MPaであった。50kGyを照射したPTFE樹脂では、押出されたロッドは脆く折れやすい状態であった。一方、照射を行っていないオリジナルのPTFE樹脂では、押出に要する圧力が高く(押出時の圧力:0.2〜6MPa)、得られる押出成形物はノズル形状を維持しておらず変形しており、表面は光沢に乏しく、加えて数mm〜数cm単位の断続的な押出成形物となった。
フィルム状に押出加工するため、図2におけるノズル部分を円状からスリット状に変更した押出成形加工機を準備した。実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、0.8、1.0、3.0、5.0、10および50kGy)と市販のPTFEを押出原料とし、原料樹脂を押出成形機に入れて330〜350℃において1時間予熱をした後に押出成形を行った。予め照射して2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を形成させたPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、0.8、1.0、3.0、5.0、10kGy)は、スリットより押しされた連続フィルムが得られた。この際、スリット形状を(0. 05×30、0.5×30、1.0×30、3.0×30mm)と変化させることにより、それぞれのスリット幅と同じ厚さのフィルムを得ることも可能であった。表3に結果を示す。一方、照射を行っていないオリジナルのPTFEでは樹脂の流れが悪く樹脂同士の融着も不十分であるため、樹脂自身が押し出され難く、押し出されてもフィルムは一様でなく亀裂や穴の開いたフィルムとなった。
チューブ状に押出加工するため、図2におけるノズル部分にコアピンを組み入れた押出成形加工機を準備した。実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、1.0、5.0、10および50kGy)と市販のPTFEを押出原料とし、原料樹脂を押出成形機に入れて330〜350℃において1時間予熱をした後に押出成形を行った。予め照射して2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を形成させたPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、1.0、5.0、10kGy)は、ノズルより押し出された連続チューブが得られた。この際、ノズルとコアピンの形状を変化させることにより種々の外径、内径、肉厚の組み合わせをもつチューブを得た。一方、照射を行っていないオリジナルのPTFEでは所望するサイズのチューブを押出加工することはできなかった。
PTFE樹脂の溶融型押成形を行うため、図3および図4に示す溶融型押成形機を準備した。実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、1.0、5.0、10および50kGy)と市販のPTFEを押出原料とし、原料樹脂を押出成形機に入れて330〜350℃において1時間予熱をした後に型押成形を行った。予め照射して2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を形成させたPTFE樹脂(線量:0.1、1.0、5.0、10kGy)は、金型の細部まで樹脂が行き渡り、結果として所定サイズ、表面状態の成形加工物を得ることができた。一方、照射を行っていないオリジナルのPTFEでは樹脂の流れが悪く、金型の細部まで樹脂が行き渡ることなく、所定の成形加工物を得ることはできなかった。図3に示すリング形状の金型における成形加工結果を表5に、図4に示すブロック形状の金型における成形加工結果を表6にそれぞれ示す。
図2に示す押出成形加工機を用いて、固相状態におけるロッドの押出加工を行った。ノズルは円状のものを選択し、実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、1.0、3.0、5.0、10および50kGy)と市販のPTFE樹脂を押出原料とした。原料樹脂を押出成形機に入れて210、240、270、300、320℃において1時間予熱をした後に、それぞれの温度で押出成形を行った。それにより予め照射して2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を形成させたPTFE樹脂(線量:0.1、0.4、1.0、3.0、5.0、10)は、いずれのノズル径(φ0.1、0.5、2、5、10mm)においても、円状のノズル形状を維持し滑らかな表面状態で、連続的にロッド押出成形することができた(押出時の圧力:0.1〜10MPa)。50kGyを照射したPTFE樹脂では、温度を変えても押出されたロッドは脆く折れやすい状態であった。また、照射を行っていないオリジナルのPTFEは、押出に要する圧力が高く(押出時の圧力:0.2〜30MPa)、得られる押出成形物はノズル形状を維持しておらず変形しており、表面は光沢に乏しく、加えて数mm〜数cm単位の寸法の短いものが断続的に得られるのみであり、いずれの押出温度においても状態の良い成形物は得られなかった。ノズル径を変えた時の成形加工結果を表7に、押出温度を変えた時の成形加工結果を表8にそれぞれ示す。
圧延加工機(ロールプレス機)を用いて、固相状態における圧延加工によるシートの成形を行った。圧延の原料には、実施例1で作製したPTFE樹脂(線量:0.1、1.0、10および50kGy)と市販のPTFE樹脂を使用した。原料樹脂を圧延加工機に入れて、樹脂温度300、320℃において圧延することにより、厚さ1mmのシートを得ることができた。50kGyを照射したPTFE樹脂では樹脂同士の融着が悪く、一様なシート状にならなかった。一方、照射を行っていないオリジナルのPTFEは、樹脂が硬く変形しにくいためシート状に成形することはできなかった。圧延加工の結果を表9に示す。
実施例1において作成したPTFE樹脂(線量:0.8kGy)の溶融紡糸によるフィラメント作製を行った。樹脂を簡易型の溶融紡糸装置に入れて、溶融状態の樹脂を加圧して押出し、出てきた樹脂を室温下へ引き出しながら延伸し、φ0.01〜0.5mmのモノフィラメントを得た。延伸倍率が約40倍の時の結果を表10に、延伸倍率が約10倍の時の結果を表11にそれぞれ示す。
実施例5において加工した厚さ0.050mmのフィルムを延伸して、熱収縮フィルム(一軸および二軸延伸フィルム)を加工した。実施例5で押出成形された際の、フィルムの押出と平行方向を一軸方向として先に延伸し、その後、二軸方向としてフィルムの押出と直角方向を延伸した。延伸には芝山科学機器製の高分子フィルム二軸延伸装置を用い、延伸速度:30mm/minにおいて同時二軸延伸により加工を行った。表12に樹脂の線量と各方向の延伸倍率を示す。
実施例11において作製した熱収縮フィルムを340℃の恒温槽において10分間保持し、延伸前の寸法と収縮後の寸法の比率から、復元率[(収縮後の寸法)/(延伸前の寸法)×100]を求め、熱収縮フィルムとしての特性を評価した。いずれのフィルムも復元率はほぼ100%に達しており、熱収縮フィルムとして機能していることが明らかになった。
実施例5において加工した厚さ0.500mmのフィルムを延伸して、熱収縮フィルム(一軸および二軸延伸フィルム)を加工した。延伸の方法は、実施例11に示した方法と同様に行った。表14に樹脂の線量と各方向の延伸倍率を示す。
実施例13において作製した熱収縮フィルムを340℃の恒温槽において10分間保持し、延伸前の寸法と収縮後の寸法の比率から、復元率[(収縮後の寸法)/(延伸前の寸法)×100]を求め、熱収縮フィルムとしての特性を評価した。いずれのフィルムも復元率はほぼ100%に達しており、熱収縮フィルムとして機能していることが明らかになった。
市販のPTFEフィルム(株式会社ニチアス製ナフロン(R) PTEFフィルムTOMBO(R) No.9000、サイズ:縦100×横100×厚さ0.50mm)を実施例1と同様な方法で、ガンマ線により照射(0.1、0.8、1.0、1.5、3.0、10および100kGy)をして2次元枝分かれ構造(長鎖分岐)を有するPTFEフィルムを作製した。これらのフィルムと照射をしていないフィルム(0kGy)を実施例11と同じ方法により、同時二軸延伸を行い、延伸後の評価を行った。照射をしていないフィルムでは5倍延伸のフィルムの作製ができなかったが、照射をしたフィルムでは10倍延伸のフィルムを作製が可能となった。
実施例15において作製した熱収縮フィルムを、実施例12と同様の方法により(340℃の恒温槽において10分間保持し、延伸前の寸法と収縮後の寸法の比率から、復元率[(収縮後の寸法)/(延伸前の寸法)×100]を求め)、熱収縮フィルムとしての特性を評価した。いずれのフィルムも復元率はほぼ100%に達しており、熱収縮フィルムとして機能していることが明らかになった。
極薄の熱収縮チューブの作製
実施例6において加工した外径5.0、内径4.9、肉厚0.05mmのチューブを用いて、図5に示す様なインフレーション装置により熱収縮チューブを作製した。320℃において各チューブに窒素ガスを封入し膨張させ、加圧状態のままチューブを冷却して熱収縮チューブを得た。膨張倍率はガラス管の円筒の大きさを変えることにより行った。これにより膨張率5倍の極薄肉厚の熱収縮チューブを作製することができた。一方、照射をしていないPTFEでは、所望の収縮チューブを作製することはできなかった。
実施例17において加工した熱収縮チューブを、実施例12と同様の方法により(340℃の恒温槽において10分間保持し、収縮前の外径および肉厚と収縮後の外径および肉厚のそれぞれの比率から、復元率[(収縮後の寸法)/(延伸前の寸法)×100]を求め)、熱収縮フィルムとしての特性を評価した。いずれの熱収縮チューブも復元率はほぼ100%に達しており、極薄肉厚の熱収縮チューブとして十分に機能していることが明らかになった。
実施例6において加工した外径5.0、内径3.0、肉厚1.0mmのチューブを用いて、図5に示す様なインフレーション装置により熱収縮チューブを作製した。320℃において各チューブに窒素ガスを封入し膨張させ、加圧状態のままチューブを冷却して熱収縮チューブを得た。膨張倍率はガラス管の円筒の大きさを変えることにより行った。これにより膨張率5倍の極薄肉厚の熱収縮チューブを作製することができた。一方、照射をしていないPTFEでは、熱収縮チューブを作製することはできなかった。
極薄の熱収縮チューブの熱収縮特性
実施例19において加工した熱収縮チューブを、実施例12と同様の方法により(340℃の恒温槽において10分間保持し、収縮前の外径および肉厚と収縮後の外径および肉厚のそれぞれの比率から、復元率[(収縮後の寸法)/(延伸前の寸法)×100]を求め)、熱収縮フィルムとしての特性を評価した。いずれの熱収縮フィルムも復元率はほぼ100%に達しており、極薄肉厚の熱収縮チューブとして十分に機能していることが明らかになった。
実施例1で作製したPTFE樹脂を用いて、溶融押出しラミネーション装置によりアルミ箔へのラミネーションを行った。溶融押出しラミネーション装置の樹脂投入部に各樹脂を入れて、380℃において溶融押出し、厚さ50μmのアルミ箔へ約20μmの厚さでPTFE樹脂のラミネーションを行った。照射をしていないPTFEは延性に乏しく、アルミ箔との密着性も低いため均一なラミネーションフィルムを作製することができなかった。一方で照射によって2次元構造の付与されたPTFE樹脂は、延性および密着性が向上しているため均一なアルミ箔へのPTFE樹脂ラミネーションを施すことができた。
Claims (3)
- 酸素不在下で、線量が0.1kGy以上1kGy未満の電離性放射線を未架橋のポリテトラフルオロエチレンに照射すること(ただし、ポリテトラフルオロエチレンをペースト押出して繊維状に形成した後に電離性放射線を照射することを除く)、および
得られた電離性放射線照射後のポリテトラフルオロエチレンを成形品へと加工すること、
を含む、ポリテトラフルオロエチレンの成形品を製造する方法。 - 電離性放射線の照射が、ポリテトラフルオロエチレンの融点以上の温度で行われる、請求項1に記載の方法。
- 前記成形品への加工は、
(1)融点以上の溶融状態において押出加工し、ロッド、繊維状、チューブ状、またはフィルム状の成形品とすること、
(2)融点以上の溶融状態において金型内で圧縮加工すること、
(3)融点以下の固相状態において圧延加工すること、
(4)溶融紡糸して、モノフィラメントとすること、および
(5)溶融押出して、ラミネーション加工品とすること、
のいずれかにより行われる、請求項1又は2に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014234241A JP5860521B2 (ja) | 2008-09-30 | 2014-11-19 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253442 | 2008-09-30 | ||
JP2008253442 | 2008-09-30 | ||
JP2014234241A JP5860521B2 (ja) | 2008-09-30 | 2014-11-19 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010531893A Division JP5713677B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-09-30 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015078374A JP2015078374A (ja) | 2015-04-23 |
JP5860521B2 true JP5860521B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=42073559
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010531893A Expired - Fee Related JP5713677B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-09-30 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
JP2014234241A Expired - Fee Related JP5860521B2 (ja) | 2008-09-30 | 2014-11-19 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010531893A Expired - Fee Related JP5713677B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-09-30 | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9266984B2 (ja) |
JP (2) | JP5713677B2 (ja) |
CN (1) | CN102227453B (ja) |
WO (1) | WO2010038800A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013115059A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-10 | Mitsubishi Chemicals Corp | フッ素系樹脂フィルム、並びに該フッ素系樹脂フィルムを含む積層体および太陽電池モジュール |
DE102013222426A1 (de) * | 2013-11-05 | 2015-05-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Halbzeugs zur Verarbeitung zu einem CFK-Bauteil aus Kohlefaserabfällen |
KR102554153B1 (ko) * | 2015-09-07 | 2023-07-10 | 스미토모덴코파인폴리머 가부시키가이샤 | 폴리테트라플루오로에틸렌 성형체의 제조 방법 및 폴리테트라플루오로에틸렌 성형체 |
CN108103799A (zh) * | 2016-06-24 | 2018-06-01 | 苏州益可泰电子材料有限公司 | 耐磨皮带 |
CN108928118B (zh) * | 2017-05-26 | 2020-01-14 | 精工爱普生株式会社 | 喷嘴板、液体喷射头、液体喷射装置以及喷嘴板的制造方法 |
JP7037085B2 (ja) * | 2018-02-07 | 2022-03-16 | ダイキン工業株式会社 | 低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法 |
CN111741998A (zh) * | 2018-02-23 | 2020-10-02 | 大金工业株式会社 | 非水系分散体 |
US11339267B2 (en) | 2019-01-22 | 2022-05-24 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Green fabrication of polytetrafluoroethylene and expanded polytetrafluoroethylene and uses thereof |
JP7261422B2 (ja) * | 2019-07-12 | 2023-04-20 | ダイキン工業株式会社 | 低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法、及び、粉末 |
WO2021126904A1 (en) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | Zeus Industrial Products, Inc. | Crosslinked ptfe |
CN114901730A (zh) * | 2020-01-09 | 2022-08-12 | 大金工业株式会社 | 低分子量聚四氟乙烯的制造方法和粉末 |
RU2753477C1 (ru) * | 2020-10-05 | 2021-08-17 | Общество с ограниченной ответственностью "КВАНТ Р" | Способ получения полимерных композиционных материалов |
WO2022181142A1 (ja) | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 住友電工ファインポリマー株式会社 | 熱収縮チューブ、熱収縮接続部品、熱収縮チューブの製造方法及び熱収縮接続部品の製造方法 |
CN113306060B (zh) * | 2021-07-09 | 2023-01-17 | 岳阳林峰高科有限公司 | 一种解决涂料不易回收利用问题的涂料压片用辅助装置 |
CN113881096A (zh) * | 2021-09-23 | 2022-01-04 | 佛山英沃传感科技有限公司 | 一种聚四氟乙烯防水透气膜及其制备方法 |
Family Cites Families (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2772444A (en) * | 1954-08-12 | 1956-12-04 | Du Pont | Composition comprising a polyhalogenated ethylene polymer and viscose and process of shaping the same |
SE392582B (sv) * | 1970-05-21 | 1977-04-04 | Gore & Ass | Forfarande vid framstellning av ett porost material, genom expandering och streckning av en tetrafluoretenpolymer framstelld i ett pastabildande strengsprutningsforfarande |
US3838030A (en) * | 1971-11-30 | 1974-09-24 | Japan Atomic Energy Res Inst | Process for preparing of polytetrafluoroethylene resin wax |
US3766031A (en) * | 1972-04-10 | 1973-10-16 | Garlock Inc | Process for non-destructive radiation degradation of polytetrafluoroethylene |
AT340561B (de) | 1975-01-03 | 1977-12-27 | Chemiefaser Lenzing Ag | Verfahren zur herstellung von faden oder fasern aus kunststoffen |
JPS5225419A (en) | 1975-08-20 | 1977-02-25 | Yamazaki Keiichiro | Handrail mounting structure |
JPS61146522A (ja) | 1984-12-20 | 1986-07-04 | Nippon Valqua Ind Ltd | ポリテトラフルオロエチレン樹脂製多孔質体の製造方法 |
JP2571379B2 (ja) | 1987-03-06 | 1997-01-16 | 東レ・ファインケミカル株式会社 | ポリテトラフロロエレン系繊維の製造方法 |
JP3317452B2 (ja) | 1992-10-05 | 2002-08-26 | 株式会社レイテック | 改質ポリテトラフルオロエチレンとその製造方法 |
AT399507B (de) * | 1993-07-30 | 1995-05-26 | Chemiefaser Lenzing Ag | Bikomponentenformkörper aus polytetrafluorethylen (ptfe) und verfahren zu seiner herstellung |
US5466531A (en) | 1993-08-10 | 1995-11-14 | Textiles Coated International | Polytetrafluoroethylene laminate and method of producing same |
JP3566805B2 (ja) * | 1996-04-11 | 2004-09-15 | 日本原子力研究所 | 摺動部材 |
US5916929A (en) * | 1997-06-23 | 1999-06-29 | E-Beam Services, Inc. | Method for irradiating organic polymers |
GT199800109A (es) | 1997-08-06 | 2000-01-13 | Derivados de n-sulfonilglicinalquiniloxifenetilamida microbicidas. | |
JPH11241217A (ja) | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Hitachi Cable Ltd | 高強度ポリテトラフルオロエチレン樹脂繊維の製造方法 |
JPH11241218A (ja) | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Hitachi Cable Ltd | 高強度ポリテトラフルオロエチレン樹脂繊維の製造方法 |
JP3836255B2 (ja) | 1998-06-10 | 2006-10-25 | 株式会社レイテック | 改質フッ素樹脂の製造方法 |
JP3789649B2 (ja) * | 1998-07-09 | 2006-06-28 | 株式会社レイテック | 超微粉末状の架橋ポリテトラフルオロエチレン樹脂およびその製造方法 |
US6737165B1 (en) | 1998-08-06 | 2004-05-18 | Omlidon Technologies Llc | Melt-processible poly(tetrafluoroethylene) |
JP2000086774A (ja) | 1998-09-09 | 2000-03-28 | Reitec:Kk | 架橋ポリテトラフルオロエチレン樹脂およびその製造方法 |
JP2000129019A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Hitachi Cable Ltd | 摺動部材 |
JP4794028B2 (ja) * | 1999-06-04 | 2011-10-12 | 株式会社レイテック | 機能性ポリテトラフルオロエチレン樹脂およびその製造方法 |
JP2002080672A (ja) | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Hitachi Cable Ltd | 改質ふっ素樹脂成形体 |
JP2002256080A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Japan Atom Energy Res Inst | 放射線改質四フッ化エチレン樹脂原料及びその製造方法 |
JP3790865B2 (ja) | 2001-03-13 | 2006-06-28 | 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 | エンジニアリングプラスチック架橋体の製造方法 |
JP2002282627A (ja) | 2001-03-28 | 2002-10-02 | Asahi Glass Co Ltd | バグフィルタ |
JP2002301321A (ja) | 2001-04-05 | 2002-10-15 | Daikin Ind Ltd | フィルタ濾材、それを用いたフィルタパック及びエアフィルタユニット並びにフィルタ濾材の製造方法 |
ATE321598T1 (de) * | 2001-04-05 | 2006-04-15 | Daikin Ind Ltd | Verfahren zur herstellung von filtriermaterial |
JP3730533B2 (ja) | 2001-05-02 | 2006-01-05 | 日本原子力研究所 | フッ素樹脂の改質方法 |
JP2002327067A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-15 | Reitekku:Kk | 架橋フッ素樹脂の製造方法 |
JP3750569B2 (ja) | 2001-07-04 | 2006-03-01 | 日立電線株式会社 | 弗素樹脂の改質方法および耐摩耗性弗素樹脂粉末 |
JP3913535B2 (ja) | 2001-11-30 | 2007-05-09 | 住友重機械工業株式会社 | 改質フッ素樹脂の製造方法 |
JP4231797B2 (ja) | 2003-01-20 | 2009-03-04 | 宇明泰化工股▲ふん▼有限公司 | ポリテトラフルオロエチレン繊維の製造方法 |
US6949287B2 (en) * | 2003-01-20 | 2005-09-27 | Yeu Ming Tai Chemical Industrial Co., Ltd. | Polytetrafluoroethylene fiber and method for manufacturing the same |
JP2005113116A (ja) | 2003-09-16 | 2005-04-28 | Reitekku:Kk | テトラフルオロエチレンポリマーアロイおよびその製造方法 |
JP5008850B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2012-08-22 | 住友電工ファインポリマー株式会社 | 四フッ化エチレン樹脂成形体、延伸四フッ化エチレン樹脂成形体、それらの製造方法、並びに、複合体、フィルター、衝撃変形吸収材及びシール材 |
JP5109102B2 (ja) | 2006-03-09 | 2012-12-26 | 昂 宇田川 | Ptfe製チューブの製造方法 |
JP4845017B2 (ja) | 2006-05-25 | 2011-12-28 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | 高強度高結晶性四フッ化エチレン樹脂圧縮成形体 |
JP4846496B2 (ja) | 2006-09-14 | 2011-12-28 | 株式会社レイテック | 架橋ポリテトラフルオロエチレン樹脂とその製造方法 |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2010531893A patent/JP5713677B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2009-09-30 WO PCT/JP2009/067074 patent/WO2010038800A1/ja active Application Filing
- 2009-09-30 US US13/120,121 patent/US9266984B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-09-30 CN CN200980147202.6A patent/CN102227453B/zh not_active Expired - Fee Related
-
2014
- 2014-11-19 JP JP2014234241A patent/JP5860521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110171403A1 (en) | 2011-07-14 |
CN102227453B (zh) | 2015-04-15 |
JP5713677B2 (ja) | 2015-05-07 |
WO2010038800A1 (ja) | 2010-04-08 |
JP2015078374A (ja) | 2015-04-23 |
CN102227453A (zh) | 2011-10-26 |
US9266984B2 (en) | 2016-02-23 |
JPWO2010038800A1 (ja) | 2012-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5860521B2 (ja) | 成形加工が可能なポリテトラフルオロエチレン樹脂と応用製品およびその製造方法 | |
JP5008850B2 (ja) | 四フッ化エチレン樹脂成形体、延伸四フッ化エチレン樹脂成形体、それらの製造方法、並びに、複合体、フィルター、衝撃変形吸収材及びシール材 | |
JP5598579B2 (ja) | 改質フッ素樹脂混合物、フッ素樹脂成形品、及び、フッ素樹脂成形品の製造方法 | |
JP5614746B2 (ja) | 超高分子量ポリエチレン製フィルムの製造方法 | |
EP0313263A2 (en) | Rapid recoverable PTFE and a process for its manufacture | |
JPH04506638A (ja) | 高分子材料 | |
WO2007120636A1 (en) | Solid state deformation processing of crosslinked high molecular weight polymeric materials | |
ATE497036T1 (de) | Verfahren zur herstellung von polymergarnen aus ultrahochmolekularen homopolymeren oder copolymeren, polymergarne, polymerformkörper sowie verwendung der polymergarne | |
JPWO2016204174A1 (ja) | 熱収縮チューブ及びその製造方法 | |
JP2005298554A (ja) | 膜厚方向に弾性回復性を有する延伸ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜、その製造方法、及び該多孔質膜の使用 | |
CN112805082B (zh) | 具有尺寸稳定性的未烧结膨胀聚四氟乙烯复合膜 | |
JP2004340364A (ja) | ポリテトラフルオロエチレン系樹脂製チューブ及びその製造方法 | |
US20230383870A1 (en) | Thin-walled heat shrink tubing | |
US3389201A (en) | Paste extrusion of polytetrafluoroethylene by prebaking of the coagulated dispersionresin | |
JPS6161827A (ja) | 半焼結ポリテトラフルオロエチレン製品の製造方法 | |
RU2734608C2 (ru) | Способ получения блочных изделий из политетрафторэтилена и композитов на его основе | |
JP3456284B2 (ja) | 多孔質四弗化エチレン樹脂積層体とその製造方法 | |
US11912854B2 (en) | PTFE liners with reduced coefficient of friction | |
Rao | Radiation processing of polymers | |
JPS61146522A (ja) | ポリテトラフルオロエチレン樹脂製多孔質体の製造方法 | |
JPH051168A (ja) | 多孔質体の製造方法 | |
CN114058074A (zh) | 一种废旧聚四氟乙烯的回收方法、回收聚四氟乙烯的应用、聚四氟乙烯再生产品 | |
JP2780113B2 (ja) | ポリテトラフルオロエチレン多孔質体の製造方法 | |
JP2004142106A (ja) | 四フッ化エチレン樹脂多孔質体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5860521 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |