JP5847107B2 - 水田作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、粉粒状の肥料や種籾、薬剤、液状の肥料や薬剤等の農用資材を田面に供給する農用資材供給装置を備えた水田作業機に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、苗の植え付けと同時に、粉粒状の肥料(農用資材に相当)を田面に供給する施肥装置(農用資材供給装置に相当)を備えたものがある。
特許文献1では、施肥装置の繰出し量(農用資材の供給量)を変更できるように構成しており、施肥装置の繰出し量の変更(設定)を電動モータ(アクチュエータに相当)により行うことができるように構成している。
特開2011−120482号公報(図21参照)
特許文献1のように、アクチュエータにより農用資材の供給量を変更(設定)できるように構成した場合、水田作業機の運転者の作業負担の軽減という面で、前述のアクチュエータを有効に利用することが期待されている。
本発明は、水田作業機においてアクチュエータにより農用資材の供給量を変更(設定)できるように構成した場合、水田作業機の運転者の作業負担を軽くすることができるように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
田面に農用資材を供給する農用資材供給装置と、前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量を変更する供給量変更装置と、前記供給量変更装置を操作するアクチュエータとを備えて、
外部からの供給量の信号を受信する受信部と、
前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量が前記受信部に受信された供給量となるように、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させる制御部とを備え、
前記供給量変更装置を人為的に操作する為の手動操作部を備えている。
(作用及び発明の効果)
[I]−1
本発明の第1特徴によると、田面に農用資材を供給する農用資材供給装置と、農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量を変更する供給量変更装置と、供給量変更装置を操作するアクチュエータとを備えた場合、水田作業機に搭乗する運転者がアクチュエータの操作を行わなくても、例えば水田作業機の外部の作業者や制御装置が水田作業機に供給量の信号を送信することにより、アクチュエータを作動させて供給量変更装置を操作することによって、農用資材の供給量を変更(設定)することができる。
これにより、水田作業機の運転者が農用資材の供給量を変更(設定)する必要が無くなり、水田作業機の運転者の操作が少なくなって、水田作業機の運転者の作業負担を軽くすることができる。
[I]−2
前項[I]−1に記載のように、アクチュエータにより供給量変更装置を操作することにより農用資材の供給量を変更(設定)した場合、水田作業機の作業を開始した後の作業環境の変化等により、農用資材の供給量を少し変更した方が好ましい状態になることがある。
前述のような状態は、外部の作業者ではなく、水田作業機の作業(農用資材の供給)を実際に目視することができる水田作業機の運転者が良く把握することができるので、水田作業機の運転者が農用資材の供給量を少し変更した方が好ましいと判断すれば、水田作業機の運転者が手動操作部により供給量変更装置を操作して、農用資材の供給量の調節を行うことができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記供給量変更装置の操作位置を検出する位置センサーを備えて、前記位置センサーの検出値を外部に送信するように構成している。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記手動操作部から信号が出力されるように構成し、
前記手動操作部の信号に基づいて前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させるように、前記制御部を構成している。
(作用及び発明の効果)
前項[I]−2に記載のように、水田作業機の運転者が手動操作部により供給量変更装置を操作する場合、本発明の第3特徴によると、水田作業機の運転者が手動操作部を操作するとアクチュエータが作動して、アクチュエータにより供給量変更装置が操作されるのであり、水田作業機の運転者は供給量変更装置を楽に操作して、農用資材の供給量の調節を行うことができる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
供給量の信号が前記受信部に受信されると、前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量が前記受信部に受信された供給量となるように、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させ、且つ、
供給量の信号が前記受信部に受信された後に前記手動操作部が操作されると、前記受信部に受信された供給量の信号よりも前記手動操作部の信号を優先させて、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させるように、前記制御部を構成している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第4特徴によると、水田作業機の運転者の判断に基づく農用資材の供給量の調節が優先されるのであり、水田作業機の運転者が手動操作部を操作して農用資材の供給量の調節を行う際に、水田作業機の運転者の意思通りに供給量変更装置が操作されずに、水田作業機の運転者が違和感を持つというようなことがない。
[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第3又は第4特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記アクチュエータを農用資材の供給量の増大側に作動させる増大位置と、前記アクチュエータを農用資材の供給量の減少側に作動させる減少位置と、前記アクチュエータを停止させる中立位置の3位置に、前記手動操作部を操作自在に構成し、
前記手動操作部を前記中立位置に付勢している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第5特徴によると、手動操作部を増大位置(減少位置)に操作しているとアクチュエータが農用資材の供給量の増大側(減少側)に作動するのであり、手動操作部を中立位置に操作すると、手動操作部を中立位置に操作した時点に対応する位置でアクチュエータが停止する(手動操作部を増大位置(減少位置)に操作している間だけ、アクチュエータが農用資材の供給量の増大側(減少側)に作動する)。
この場合、手動操作部を増大位置(減少位置)に操作している状態において、手動操作部から手を離すと、手動操作部が自動的に中立位置に戻ってアクチュエータが停止する。これにより、手動操作部から手を離すだけで、アクチュエータを素早く停止させることができるので、アクチュエータを少しだけ作動させて農用資材の供給量の微調節を行うというようなことが容易に行える。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 施肥装置の正面図である。 施肥装置の平面図である。 肥料を作溝器に供給する状態の施肥装置の概略平面図である。 肥料を排出ダクトの排出口から排出する状態の施肥装置の概略平面図である。 所定面積当たりの繰り出し部の肥料の繰り出し量が多くなる状態の供給量変更装置の側面図である。 供給量変更装置の正面図である。 供給量変更装置の調節部の付近の縦断正面図である。 所定面積当たりの繰り出し部の肥料の繰り出し量が少なくなる状態の供給量変更装置の側面図である。 スマートフォンと制御装置との連係状態を示す図である。 操縦パネルの付近の斜視図である。 スマートフォンのカバーの平面図である。 発明の実施の第1別形態における供給量変更装置の側面図である。 発明の実施の第1別形態における目盛部材の平面図である。 発明の実施の第1別形態における目盛部材の分解斜視図である。 発明の実施の第2別形態における目盛部材の分解斜視図である。 発明の実施の第4別形態における目盛部材の斜視図である。 発明の実施の第5別形態における支持台付近の背面図である。 発明の実施の第6別形態における支持台付近の背面図である。
[1]
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された機体の後部に、上下揺動自在なリンク機構3が備えられて、リンク機構3を介して8条植型式の苗植付装置5が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられて、水田作業機の一例である乗用型田植機が構成されている。
次に、苗植付装置5について説明する。
図1及び図2に示すように、苗植付装置5は、4個の伝動ケース6、伝動ケース6の後部に回転駆動自在に支持された一対の回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた一対の植付アーム8、接地フロート9及び苗のせ台10等を備えて構成されている。
図1及び図2に示すように、エンジン17の動力が、ミッションケース18に備えられた走行用の静油圧式無段変速装置(図示せず)、株間変速装置(図示せず)、植付クラッチ(図示せず)から伝動軸19及びPTO軸20を介して、苗植付装置5に伝達される。これにより、苗のせ台10が左右に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース7が回転駆動されて、苗のせ台10の下部から植付アーム8が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
[2]
次に、施肥装置11(農用資材供給装置に相当)について説明する。
図1及び図2に示すように、運転座席31の後側に、粉粒状の肥料(農用資材に相当)を貯留するホッパー12及び2つの植付条に対応した4個の繰り出し部13が備えられており、運転座席31の下側にブロア14が備えられている。接地フロート9に作溝器15が固定されて、8個の作溝器15が備えられており、繰り出し部13と作溝器15とに亘って8本のホース16が接続されている。
以上のように、ホッパー12、繰り出し部13、ブロア14、作溝器15及びホース16等により、施肥装置11が構成されている。
図2,3,4に示すように、ブロア14は電動モータ25により駆動されるように構成されて、ブロア14の吸入ダクト32がエンジン17の付近に延出されており、エンジン17の付近の高温の空気をブロア14が吸入するように構成されている。ブロア14に二股状の分岐ダクト26が接続されて、分岐ダクト26と繰り出し部13の前部とに亘って供給ダクト27が接続されており、繰り出し部13の吸入部13aが供給ダクト27に挿入されている(図5参照)。
図4及び図5に示すように、繰り出し部13の後部に排出口13b及び排出口13bを開閉するシャッタ28が備えられて、繰り出し部13の排出口13bに亘って排出ダクト29が接続されており、供給ダクト27と排出ダクト29とに亘って接続ダクト30が接続されている。分岐ダクト26及び接続ダクト30にシャッタ33,34が備えられ、繰り出し部13の前部の左右方向に亘って操作軸35が回転自在に支持されており、操作軸35とシャッタ28,33,34とに亘って連係部材36が接続されている。
図5に示す状態は、操作軸35によりシャッタ28,34を閉位置に操作し、シャッタ33を開位置に操作している状態であり、ブロア14の送風が分岐ダクト26及び供給ダクト27を介して繰り出し部13に供給される。
これにより、ホッパー12から肥料が所定量ずつ繰り出し部13により繰り出されるとて、ブロア14の送風により肥料がホース16を通って作溝器15に供給され、作溝器15を介して肥料が田面に供給される。
植付作業が終了した後、ホッパー12に残る肥料を回収する場合、図6に示すように、操作軸35の取っ手部35aを持って操作軸35を回動操作して、シャッタ28,34を開位置に操作し、シャッタ33を閉位置に操作する。
これにより、ホッパー12の肥料が繰り出し部13の排出口13bから排出ダクト29に出るのであり、ブロア14の送風が分岐ダクト26、左の供給ダクト27及び接続ダクト30を介して排出ダクト29に供給されて、排出ダクト29に出た肥料が送られて排出ダクト29の排出口29aから排出される。
[3]
次に、施肥装置11への伝動系について説明する。
図1,3,4に示すように、エンジン17の動力が、走行用の静油圧式無段変速装置(図示せず)及び施肥クラッチ(図示せず)から伝動軸21に伝達されている。施肥装置11の右側後部の左右方向に沿って伝動軸22が回転自在に支持されており、伝動軸21の後端部に固定されたアーム21aと、伝動軸22の左端部(中央側の端部)に固定されたアーム22aとに亘って連係ロッド23が接続されている。
これにより、伝動軸21の回転動力が、伝動軸21のアーム21a及び連係ロッド23により上下の往復運動に変換され、所定角度A1(図7参照)の範囲での往復回転運動として伝動軸22に伝達される。
図3及び図4に示すように、施肥装置11の右端部に供給量変更装置24が備えられており、後述の[4]に記載のように、伝動軸22の右端部が供給量変更装置24に接続されている。繰り出し部13の後部の左右方向に沿って伝動軸37が回転自在に支持されており、後述の[4]に記載のように、伝動軸37の右端部が供給量変更装置24に接続されている。
図4に示すように、回転に伴って肥料を所定量ずつ繰り出す繰り出しロール(図示せず)が繰り出し部13に内装されており、繰り出しロールに接続された入力ギヤ13cが繰り出し部13の右の横側面に備えられている。伝動軸37に駆動ギヤ37aが固定されており、伝動軸37の駆動ギヤ37aが繰り出し部13の入力ギヤ13cに咬合している。
以上の構造により図3,4,7に示すように、伝動軸21の回転動力が伝動軸21のアーム21a及び連係ロッド23により上下の往復運動に変換され、所定角度A1の範囲での往復回転運動として伝動軸22に伝達されて、供給量変更装置24に伝達される。供給量変更装置24において、後述する所定角度A2が大小に変更されて、一方向クラッチ38により一定方向の回転運動に変換されて伝動軸37に伝達されるのであり、伝動軸37により繰り出しロールが回転駆動されて、繰り出し部13から肥料が繰り出される。
[4]
次に、供給量変更装置24の構造について説明する。
図7,8,9に示すように、板材を箱状に折り曲げて構成された支持枠39が施肥装置11の右端部に固定されており、支持枠39の底部39aに縦壁状の右及び左の支持部材40が固定されている。支持部材40の下部のボス部40aに伝動軸22の右端部が回転自在に支持されており、支持部材40の左右方向の横軸芯P2周りに上下揺動自在に支持されたアーム41と、伝動軸22の右端部に固定されたアーム22bとに亘って、連係ロッド42が接続されている。
図7及び図9に示すように、支持部材40に前後方向に沿った横向きの長孔40bが形成されており、支持部材40の長孔40bに軸受け部材43がスライド自在に支持され、軸受け部材43に亘って支点ピン44が支持されて、支点ピン44にカラー45が外嵌されている。板材を断面U字状に折り曲げて天秤アーム46が構成されて、天秤アーム46の横側面に長孔46aが形成されており、天秤アーム46の長孔46aに支点ピン44が挿入されて、天秤アーム46が支点ピン44の左右方向の横軸芯P1周りに上下に揺動自在に支持されている。
図7及び図8に示すように、連係ロッド42がアーム41に接続されるのに加えて、天秤アーム46の後側の端部にも接続されている、支持部材40の下部に固定されたブラケット47のボス部47aに伝動軸37の右端部が回転自在に支持されて、伝動軸37の右端部に一方向クラッチ38が外嵌されており、一方向クラッチ38のアーム38aと天秤アーム46の前端部とに亘って、連係ロッド48が接続されている。
以上の構造により、前項[3]に記載のように、伝動軸21の回転動力が伝動軸21のアーム21a及び連係ロッド23により上下の往復運動に変換され、所定角度A1の範囲での往復回転運動として伝動軸22に伝達されると、伝動軸22のアーム22b及び連係ロッド42を介して、天秤アーム46が横軸芯P1周りに上下揺動する。天秤アーム46により連係ロッド48が上下に往復運動して、連係ロッド48の上下の往復運動が一方向クラッチ38により一定方向の回転運動に変換されて伝動軸37に伝達される。
図9に示すように、支点ピン44に固定された板状の規制部材44aが上方に延出されて、支持部材40の上辺部に近接するように配置されている。これにより、支点ピン44が横軸芯P1周りに回転しようとしても、支点ピン44の規制部材44aが支持部材40の上辺部に接当することにより、支点ピン44の回転が止められる。
[5]
次に、供給量変更装置24において、支点ピン44の位置を支持部材40の長孔40bに沿って変更することにより、伝動軸37の回転速度を変更する構造(所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量(農用資材の供給量に相当)を変更する構造)について説明する。
図7及び図9に示すように、支持枠39の前側の縦壁部39b及び後側の縦壁部39cに軸受け部49が固定されて、ネジ軸50が軸受け部49に回転自在に支持されている。鋳物により一体的に構成された調節部51が備えられており、調節部51の上部のボス部51a(内面に雌ネジが形成されている)に、ネジ軸50が挿入されている。調節部51の下部に一対のアーム部51bが備えられており、調節部51のアーム部51bの開孔に支点ピン44が挿入されている。
以上の構造により図7に示すように、ネジ軸50を回転駆動して、調節部51をネジ軸50に沿って移動させることにより、支点ピン44の位置を支持部材40の長孔40bに沿って変更することができる。この場合、天秤アーム46は連係ロッド42を介してアーム41に接続されているので、支点ピン44の移動に連れて移動することはなく、支点ピン44は天秤アーム46の長孔46aに沿って移動する。
図7に示す状態は、調節部51を紙面左端部に位置させている状態(支点ピン44を天秤アーム46の長孔46aの紙面左端部に位置させている状態)である。伝動軸22の往復回転運動の所定角度A1の範囲は一定であるので、図7に示す状態において、天秤アーム46の前端部が横軸芯P1周り上下揺動する所定角度A2が大きなものとなる。これにより、天秤アーム46の前端部の1回の揺動に伴って伝動軸37が大きく回転する状態となって、伝動軸37の回転速度が高速になる(所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量が多くなる状態)。
図10に示す状態は、調節部51を紙面右端部に位置させている状態(支点ピン44を天秤アーム46の長孔46aの紙面右端部に位置させている状態)である。伝動軸22の往復回転運動の所定角度A1の範囲は一定であるので、図10に示す状態において、天秤アーム46の前端部が横軸芯P1周り上下揺動する所定角度A2が小さなものとなる。これにより、天秤アーム46の1回の揺動に伴って伝動軸37が小さく回転する状態となって、伝動軸37の回転速度が低速になる(所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量が少なくなる状態)。
[6]
次に、供給量変更装置24において、ネジ軸50を回転駆動する構造及び調節部51の位置を検出する構造について説明する。
図7及び図8に示すように、ネジ軸50が支持枠39の前側の縦壁部39bから前方に突出しており、ネジ軸50の前端部に入力ギヤ50aが固定されている。
図7及び図8に示すように、支持枠39の前側の縦壁部39bに板状の支持部材52が固定されており、支持部材52に電動モータ53(アクチュエータに相当)及び減速機構54が固定され、減速機構54のピニオンギヤ54aがネジ軸50の入力ギヤ50aに咬合している。これにより、電動モータ53により減速機構54のピニオンギヤ54aを正方向及び逆方向に回転駆動することによって、ネジ軸50を正方向及び逆方向に回転駆動する。
図7及び図9に示すように、支持部材40に板状の支持部材55が固定されており、ポテンショメータにより構成された位置センサー56が支持部材55に固定されている。板材を折り曲げて構成された表示部57が備えられて、表示部57が調節部51にボルト58により固定されており、位置センサー56の検出アーム56aのピン56bが表示部57の上下向きの長孔57aに挿入されている。
この場合、調節部51と表示部57とを鋳物により一体的に形成してもよい。このように構成すると、位置センサー56の検出アーム56a(ピン56b)を、調節部51(表示部57)に直接に接続する構造となる。
図7及び図9に示すように、ネジ軸50に沿って調節部51及び表示部57が一体で移動するのに伴って、位置センサー56の検出アーム56aが左右方向の横軸芯P3周りに揺動する。これによって、位置センサー56により調節部51及び表示部57の位置を検出するのであり、調節部51及び表示部57の位置を、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量として検出する。
図7及び図9に示すように、位置センサー56は支持板59に固定されており、支持板59が支持部材55にボルト60により固定されている。この場合、支持板59の長孔59aにボルト60が挿入されて、支持板59が支持部材55に固定されているので、支持部材55に対する支持板59及び位置センサー56の位置を、横軸芯P3周りに微調節することができるのであり、位置センサー56の検出値と調節部51及び表示部57の位置との関係を微調節することができる。
[7]
次に、供給量変更装置24において、表示部57及び目盛部材61について説明する。
図7及び図9に示すように、支持枠39の前側及び後側の縦壁部39b,39cに亘って、目盛部材61が前後方向の横軸芯P4周りに向き変更自在に支持されており、目盛部材61の後端部に目盛部材61の向きを変更する為の取っ手部61dが備えられている。
図7及び図9に示すように、目盛部材61は四角柱状であり、3面の各々に3種類の目盛ラベル61a,61b,61c(目盛部に相当)が貼り付けられている。目盛部材61の3面の目盛ラベル61a,61b,61cは各々異なるものであり、肥料の種類に応じた比重(標準)の目盛ラベル61a、比重(小)の目盛ラベル61b及び比重(大)の目盛ラベル61cとなっている。これにより、目盛部材61の取っ手部61dを持って目盛部材61を横軸芯P4周りに回転させて向きを変更することにより、目盛部材61のうち所望の目盛ラベル61a,61b,61cを上側に位置させることができる。
図7及び図9に示す状態は、目盛部材61の目盛ラベル61bを上側に位置させている状態であり、表示部57の先端部57bが目盛部材61の目盛ラベル61bの上側に位置している状態である。この状態において、前述のようにネジ軸50に沿って調節部51及び表示部57が移動するのに伴い、表示部57の先端部57bが目盛部材61の目盛ラベル61bの上側に沿って移動する。
これにより、表示部57の先端部57bと目盛部材61の目盛ラベル61bとを目視することにより、調節部51及び表示部57の位置を読み取ることができるのであり、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量を読み取ることができる。この後、肥料を変更した場合には、目盛部材61のうち変更した肥料に対応した目盛ラベル61a,61b,61cを上側に位置させればよい。
この場合、肥料の粒径の大小に応じて異なる目盛ラベルを目盛部61に貼り付けるように構成してもよく、肥料の性状に応じて異なる目盛ラベルを目盛部61に貼り付けるように構成してもよい。肥料の種類に応じて2枚の目盛ラベルを張り付けたり、4枚以上の目盛ラベルを貼り付けたりしてもよい。
[8]
次に、電動モータ53を操作する手動スイッチ65(手動操作部に相当)について説明する。
図7及び図8に示すように、板材を折り曲げて構成された支持ブラケット62が支持枠39の前側の縦壁部39bに固定されており、合成樹脂製の支持部材63が支持ブラケット62に固定されている。ポテンショメータで構成された位置センサー64が支持部材63に固定されており、位置センサー64の検出軸64aが支持部材63の開口部63aを通りネジ軸50に向けて突出している。
図7及び図8に示すように、手動スイッチ65が位置センサー64の検出軸64aに固定されて、手動スイッチ65が支持ブラケット62の開口部62aを通って上方に突出している。手動スイッチ65は目盛部材61の右の横外側の前側に位置する状態となり、手動スイッチ65が左右方向の横軸芯P5(位置センサー64の検出軸64a)周りに、前後方向に揺動自在に支持されている。
図7及び図8に示すように、手動スイッチ65は側面視で扇形状の基部65aと、基部65aに備えられた凸部状の操作部65bを備えて、合成樹脂により一体的に形成されている。手動スイッチ65の基部95aの上面の横幅が、支持ブラケット62の開口部62aの横幅と略同じに設定されているので、手動スイッチ65の基部65aの上面により支持ブラケット62の開口部62aが塞がれた状態となっており、支持ブラケット62の開口部62aを通して下側が見えない状態となっている。
図7及び図8に示すように、手動スイッチ65の基部65aの裏側上部と、支持部材63の下部とに亘って、板バネ66が固定されており、板バネ66により手動スイッチ65が中央の中立位置に付勢されている。これにより、手動スイッチ65を中立位置から後側の増大位置に操作しても、手動スイッチ65から手を離せば手動スイッチ65は中立位置に戻るのであり、手動スイッチ65を中立位置から前側の減少位置に操作しても、手動スイッチ65から手を離せば手動スイッチ65は中立位置に戻る。
[9]
次に、スマートフォン67(携帯情報端末)による電動モータ53の操作について説明する。
図11に示すように、この乗用型田植機にはスマートフォン67が装備されており、Wi−Fiユニット68(受信部及び送信部に相当)及び制御装置69(制御部に相当)が備えられている。
図11に示すように、スマートフォン67とWi−Fiユニット68とはWi−Fi規格により相互に無線通信するように構成されており、Wi−Fiユニット68と制御装置69とはCANにより接続されている。スマートフォン67と外部のコンピュータ70とが、インターネットを介した無線のデータ通信により相互に通信する。位置センサー56,64と制御装置69とがハーネスにより接続されており、電動モータ53と制御装置69とがハーネスにより接続されている。
これにより図11に示すように、1日の作業を開始する場合、最初に植付作業を行う圃場の位置に関する圃場データがコンピュータ70からスマートフォン67に送信される。運転者はスマートフォン67が受信した圃場データをスマートフォン67に表示させて、表示された圃場データを目視確認しながら、目的の圃場に乗用型田植機を移動させる。
図11に示すように、目的の圃場に到着すると、目的の圃場における各種の作業データがコンピュータ70からスマートフォン67に送信される。スマートフォン67が受信した作業データのうち、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量に相当する施肥用の作業データ(外部からの信号に相当)が、スマートフォン67からWi−Fiユニット68に送信されて、Wi−Fiユニット68から制御装置69に送られる。
図11に示すように、施肥用の作業データを制御装置69が受け取ると、施肥用の作業データに基づいて制御装置69が、電動モータ53に操作信号を出力して電動モータ53を作動させるのであり、施肥用の作業データに対応する位置に調節部51が達したことが位置センサー56により検出されると、電動モータ53が停止する。
これと同時に調節部51の位置が位置センサー56から、制御装置69を介してWi−Fiユニット68に送られて、Wi−Fiユニット68からスマートフォン67に送信され、スマートフォン67からコンピュータ70に送信される。
図11に示すように、目的の圃場における各種の作業データにおいて、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量以外の作業データ(植付アーム8による苗の植付深さ、株間の間隔、植付アーム8による苗の取り出し量、苗のせ台10の横送り速度等)がスマートフォン67に表示される。運転者はスマートフォン67の表示に従って、植付アーム8による苗の植付深さ、株間の間隔、植付アーム8による苗の取り出し量、苗のせ台10の横送り速度等を、手動操作により設定する。
[10]
次に、手動スイッチ65による電動モータ53の操作について説明する。
植付作業を開始してから、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量を少し変更した方が好ましいと、運転者が判断した場合、運転者が手動スイッチ65を操作することにより、前項[9]に記載の所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量に相当する施肥用の作業データに優先して、制御装置69により電動モータ53が以下の説明のように作動する。
図11に示すように、手動スイッチ65を中立位置、増大位置及び減少位置に操作している状態での位置センサー64の検出値(電圧)が各々異なるので、制御装置69は位置センサー64の検出値により、手動スイッチ65が中立位置、増大位置及び減少位置に操作されていることを判断する。
図11に示すように、手動スイッチ65が中立位置に操作されていると、制御装置69から電動モータ53に操作信号は出力されず、電動モータ53は停止する。
手動スイッチ65が増大位置に操作されると、制御装置69から電動モータ53に操作信号が出力され、ネジ軸50が正方向に回転駆動されて、調節部51が図7及び図10の紙面左方に移動する。手動スイッチ65から手を離すと、板バネ66により手動スイッチ65が中立位置に戻って、電動モータ53が停止する。
図11に示すように、手動スイッチ65が減少位置に操作されると、制御装置69から電動モータ53に操作信号が出力され、ネジ軸50が逆方向に回転駆動されて、調節部51が図7及び図10の紙面右方に移動する。手動スイッチ65から手を離すと、板バネ66により手動スイッチ65が中立位置に戻って、電動モータ53が停止する。
前述のように、手動スイッチ65を増大及び減少位置に操作して、電動モータ53を作動させた場合においても、前項[9]に記載のように、調節部51の位置が位置センサー56から、制御装置69を介してWi−Fiユニット68に送られて、Wi−Fiユニット68からスマートフォン67に送信され、スマートフォン67からコンピュータ70に送信される。
以上のようにして、一つの圃場の植付作業を終了すると、次の植付作業を行う圃場の位置に関する圃場データがコンピュータ70からスマートフォン67に送信されるので、運転者は前項[9]に記載のように目的の圃場に乗用型田植機を移動させる。
目的の圃場に到着すると、目的の圃場における各種の作業データがコンピュータ70からスマートフォン67に送信されるので、前項[9]に記載のように、施肥用の作業データに基づいて制御装置69が電動モータ53に操作信号を出力して、施肥用の作業データに対応する位置に調節部51が移動して停止するのであり、調節部51の位置がコンピュータ70に送信される。
[11]
次に、操縦パネル71の付近の構造について説明する。
図12は、操縦パネル71の付近を示しており、右及び左の前輪1を操向操作する操縦ハンドル80が操縦パネル71の中央に備えられている。操縦パネル71において操縦ハンドル80の右横側に、エンジン17の始動用のキースイッチ72、前照灯73(図1及び図2参照)の点灯及びウインカー(図示せず)の作動を行う操作スイッチ74、エンジン17のアクセルレバー75が備えられている。
図12に示すように、操縦パネル71において操縦ハンドル80の左横側に、走行の静油圧式無段変速装置を操作する変速レバー76、苗植付装置5を水平に維持するローリング制御の各種の設定を行う為の操作部77が備えられている。
操縦パネル71において操縦ハンドル80の前側に、各種の表示を行う為の液晶の表示パネル78が備えられている。操縦パネル71において操縦ハンドル80の後側に、少数条クラッチ(図示せず)を伝動及び遮断状態に操作する操作スイッチ79が備えられている。
変速レバー76を中立位置に操作すると、エンジン17のアクセルが自動的にアイドリング位置に操作される。変速レバー76を中立位置から前進(後進)の高速側に操作すると、アクセルレバー75の操作位置に関係なく、エンジン17のアクセルが自動的に高速側に操作されるように構成されている。
前述のように、変速レバー76の操作によりエンジン17のアクセルが自動的に操作されるように構成されているので、アクセルレバー75を操作する頻度は少なく、変速レバー76で設定されているエンジン17のアクセルの操作位置よりも、エンジン17のアクセルを一時的に高速側に操作する場合に、アクセルレバー75を操作する。
これにより、アクセルレバー75は図12に示すアイドリング位置に操作された状態に残されることが多く、図12に示す状態からアクセルレバー75を後方に操作すると、エンジン17のアクセルが高速側に操作される。
図12に示すように、操縦ハンドル80を支持するハンドルポスト81に昇降レバー82が支持されており、ハンドルポスト81を覆うカバー83を通って、昇降レバー82が右の横外側に延出されている。昇降レバー82は、中央の中立位置から上方位置及び下方位置、前方位置及び後方位置の4方向に操作自在に構成されて、中立位置に付勢されている。カバー83において昇降レバー82の前側にシガーソケット84が備えられている。
図12に示すように、昇降レバー82を上方位置に操作すると、植付クラッチが遮断状態に操作されて、苗植付装置5が自動的に上限位置まで上昇する。昇降レバー82を下方位置に操作すると、植付クラッチが遮断状態に操作された状態で、苗植付装置5が田面まで自動的に下降するのであり、次に昇降レバー82を下方位置に操作すると、植付クラッチが伝動状態に操作される。
右及び左のマーカー(図示せず)が苗植付装置5の右及び左の横側部に備えられて、次の植付作業(植付走行)の指標を田面に接地して形成する作業位置及び上方の格納位置に操作自在に構成されている。
前述のように苗植付装置5が田面に下降した状態で、昇降レバー82を前方位置に操作すると、左のマーカーが作業位置に操作される。逆に苗植付装置5が田面に下降した状態で、昇降レバー82を後方位置に操作すると、右のマーカーが作業位置に操作される。
[12]
次に、スマートフォン67の支持構造について説明する。
図12に示すように、支持アーム85の基部85aが、ハンドルポスト81に固定されて右斜め前方に延出されており、カバー83におけるシガーソケット84の前下側の位置を通って右の横外側に出ている。支持アーム85の中間部85bが、支持アーム85の基部85aから折り曲げられて、平面視で操作スイッチ74の前側を通って右の横外側に延出されている。
図12に示すように、支持アーム85の端部85cが、アイドリング位置のアクセルレバー75の上方付近で上方に折り曲げられて上方に延出されており、平板状の支持台86が支持アーム85の端部85cの上端に固定されている。支持台86は前上がり状(後下がり状)の斜め姿勢に設定されており、支持台86の上面に面ファスナ86a(商品名:マジックテープ)が貼り付けられている。
図12に示すように、側面視で支持台86は、操縦ハンドル80の外周部とアイドリング位置のアクセルレバー75との間に位置している。平面視で支持台86は、操縦ハンドル80の外周部の下方に重複する位置に位置しており、アイドリング位置のアクセルレバー75の上方に重複する位置に位置している。
図13に示すように、スマートフォン67を覆うカバー87が備えられている。カバー87は全体が透明の袋状に構成されて、一辺部に開閉自在なジッパー部(ファスナー部)87aが形成され、他の一辺部に紐を通す為の開口部87bが形成されており、裏面部に面ファスナ87c(商品名:マジックテープ)が貼り付けられている。
図12及び図13に示すように、カバー87にスマートフォン67を入れて、カバー87のジッパー部87aを閉じた状態で、カバー87は防水及び防泥機能を備えている。カバー87にスマートフォン67を入れた状態で、カバー87の外側からスマートフォン67の操作及び通話を行うことができる。前項[9]に記載のように、圃場データや作業データをスマートフォン67が受信する場合、受信している間だけスマートフォン67の通話が一時停止される。
図12及び図13に示すように、カバー87にスマートフォン67を入れた状態で、カバー87の面ファスナ87cを支持台86の面ファスナ86aに貼り付けて、カバー87及びスマートフォン67を支持台86に取り付けることができる。
これにより、運転座席31に着座する運転者が、操縦ハンドル80の外周部の内側や外側からスマートフォン67を目視することができる。操縦ハンドル80の外周部を持つ手を離すと、スマートフォン67に無理なく手が届くのであり、スマートフォン67の操作を行うことができる。カバー87のジッパー部87aを部分的に開けた状態で、スマートフォン67から延出された充電コード(図示せず)をシガーソケット84に接続することにより、スマートフォン67の充電を行うことができる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の目盛部材61及び手動スイッチ65に代えて、以下に示すように構成してもよい。
図15及び図16に示すように、目盛部材61を金属製で平板状の支持板88、及び、支持板88と同じ外形を備えた目盛ラベル89により構成する。支持板88は連結部88a、及び位置決め用の切欠き部88bを備えている。目盛ラベル89は1枚のシート状に構成され、肥料の種類に応じた比重(標準)の目盛面89a(目盛部に相当)、比重(小)の目盛面89b(目盛部に相当)及び比重(大)の目盛面89c(目盛部に相当)を備えており、位置決め用の切欠き部89dを備えている。
これにより、図15及び図16に示すように、目盛ラベル89の裏面又は支持板88の上面に接着剤を塗布して、目盛ラベル89を支持板88の上面に貼り付ける。この場合、目盛ラベル89の切欠き部89dと支持板88の切欠き部88bとを合わせながら作業を行うことにより、目盛ラベル89を支持板88の上面に向きを間違えることなく位置精度良く貼り付けることができる。
この後、使用頻度が最も高い目盛ラベル89の目盛面89a(比重(標準))が、施肥装置11に対して右の横外側(施肥装置11から最も遠い位置)に位置するように、支持板88の連結部88aを支持枠39の前側及び後側の縦壁部39b,39cに連結する。
図15に示すように、表示部57の先端部57bに、目盛ラベル89の目盛面89aに対応する凸部57c、目盛ラベル89の目盛面89bに対応する凸部57d、目盛ラベル89の目盛面89cに対応する凸部57e、凸部57cと凸部57dとの間の切欠き部57f、凸部57dと凸部57eとの間の切欠き部57fを形成している。
これにより、例えば比重(標準)の肥料を使用している場合、表示部57の先端部57bの凸部57cと目盛ラベル89の目盛面89aとを目視することにより、調節部51及び表示部57の位置を読み取ることができるのであり、所定面積当たりの繰り出し部13の肥料の繰り出し量を読み取ることができる。この場合、表示部57の先端部57bの切欠き部57fにより、目盛ラベル89の目盛面89aの目盛や数字が隠れることがなく、調節部51及び表示部57の位置を間違いなく読み取ることができる。
図14に示すように、手動スイッチ65及び位置センサー64等が廃止されており、これに代えて手で握る円形の手動操作部90がネジ軸50の端部に固定されている。これにより、手動操作部90を手で持って回動操作することにより、電動モータ53に抗してネジ軸50を回転させることができる。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]の支持板88及び目盛ラベル89を、以下に示すように構成してもよい。
図17に示すように、支持板88の切欠き部88bと目盛ラベル89の切欠き部89dとを廃止して、支持板88に円錐状の凸部88cを形成し、目盛ラベル89に円状の開口部89eを形成する。これにより、目盛ラベル89の開口部89eに支持板88の凸部88cを入り込ませるようにしながら、目盛ラベル89を支持板88の上面に貼り付ける。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]及び[発明の実施の第2別形態]において、目盛ラベル89の裏面又は支持板88の上面に接着剤を塗布するのではなく、目盛ラベル89の裏面に乾燥した接着剤を事前に塗布しておき(例えば切手の裏面の接着剤)、目盛ラベル89の裏面を水で濡らすことにより、目盛ラベル89の裏面の接着剤が接着機能を発揮するように構成してもよい。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための形態]及び[発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、目盛ラベル89を廃止し、図18に示すように、金属製の支持板88に、肥料の種類に応じた比重(標準)の目盛面88d(目盛部に相当)、比重(小)の目盛面88e(目盛部に相当)及び比重(大)の目盛面88f(目盛部に相当)を直接に刻印して、目盛部材61を構成してもよい。
[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の図12及び図13に示す支持台86に代えて、以下に示すように構成してもよい。
図19に示すように、支持アーム85の端部85cの上端に球状のボール部85dを固定し、支持台86の裏面にドーム状の保持部86bを固定して、支持台86の保持部86bにより支持アーム85のボール部86dを囲むように保持してもよい。
これにより、支持台86の姿勢を前後左右に調節することができるのであり、支持台86の保持部86bと支持アーム85のボール部86dとの摩擦により支持台86の姿勢が決まる。
[発明の実施の第6別形態]
前述の[発明を実施するための形態]及び[発明の実施の第5別形態]の支持台86及びカバー87に代えて、以下に示すように構成してもよい。
図20に示すように、カバー87の一辺部及び他辺部に延出部87dを備え、延出部87dの裏面に面ファスナ87cを貼り付ける。支持台86の裏面に面ファスナ86aを貼り付ける。
これにより、カバー87を支持台86に置いた後、カバー87の延出部87dを支持台86の裏面に回り込ませて、カバー87の面ファスナ87cを支持台86の面ファスナ86aに取り付けることによって、カバー87の延出部87dにより支持台86を抱き込むようにしてカバー87を支持台86に強固に取り付けることができる。
[発明の実施の第7別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の図12に示すシガーソケット84に代えて、コンセント(図示せず)を備えてもよい。これにより、コンセントに対応する充電コードを使用して、スマートフォン67の充電を行ったり、USBタップ(図示せず)をコンセントに取り付けることができる。
[発明の実施の第8別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の図12に示すシガーソケット84に代えて、USBポート(図示せず)を備えてもよい。これにより、Wi−Fiユニット68を備えない場合、スマートフォン67と制御装置69とをUSBポートにより直接に接続することができ、USBポートを介してスマートフォン67の充電も行うことができる。この場合に、スマートフォン67が受信部及び送信部となる。
[発明の実施の第9別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、カバー87(スマートフォン67)が接触することによって、カバー87(スマートフォン67)が支持台86に取り付けられていることを検出する接触センサー(図示せず)を備えて、カバー87(スマートフォン67)が支持台86に取り付けられていると、植付作業に関係しないスマートフォン67の操作が行えないように構成してもよい。
[発明の実施の第10別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の図2において、ブロア14の吸入ダクト32をエンジン17の付近に延出するのではなく、吸入ダクト32を電動モータ53の付近に延出して、電動モータ53の発熱により高温となった空気をブロア14が吸入するように構成してもよい。これにより、吸入ダクト32を短いものに構成してコストダウンを図りながら、電動モータ53の冷却を行うことができる。
[発明の実施の第11別形態]
前述の[発明を実施するための形態]及び[発明の実施の第1別形態]において、電動モータ53及び減速機構54を、支持部材52から取り外して伝動軸37の端部に取り付けるように構成してもよい。
これにより、エンジン17を停止した状態で、電動モータ53及び減速機構54により伝動軸37を回転駆動して、繰り出し部13の作動テストを行うことができる。この場合に、連係ロッド48は一方向クラッチ38のアーム38aから取り外しておく。
[発明の実施の第12別形態]
前述の[発明を実施するための形態]の図7及び図8において、ポテンショメータ(位置センサー64)を廃止し、手動スイッチ65が増大位置に操作されたことを検出するリミットスイッチ(図示せず)、及び手動スイッチ65が減少位置に操作されたことを検出するリミットスイッチ(図示せず)を備えて、位置センサー64を構成してもよい。
本発明は、農用資材として粉粒状の肥料を使用する施肥装置を備えた乗用型田植機ばかりではなく、農用資材として種籾を使用する直播装置を備えた乗用型直播機や、農用資材として液状の肥料を使用する施肥装置を備えた乗用型田植機、農用資材として粉粒状又は液状の肥料を使用する施肥装置を備えた乗用型直播機、農用資材として薬剤を使用する薬剤供給装置を備えた乗用型田植機又は乗用型直播機等の水田作業機に適用できる。
11 農用資材供給装置
24 供給量変更装置
53 アクチュエータ
56 位置センサー
65,90 手動操作部
67,68 受信部
69 制御部

Claims (5)

  1. 田面に農用資材を供給する農用資材供給装置と、前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量を変更する供給量変更装置と、前記供給量変更装置を操作するアクチュエータとを備えて、
    外部からの供給量の信号を受信する受信部と、
    前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量が前記受信部に受信された供給量となるように、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させる制御部とを備え、
    前記供給量変更装置を人為的に操作する為の手動操作部を備えている水田作業機。
  2. 前記供給量変更装置の操作位置を検出する位置センサーを備えて、前記位置センサーの検出値を外部に送信するように構成している請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記手動操作部から信号が出力されるように構成し、
    前記手動操作部の信号に基づいて前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させるように、前記制御部を構成している請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 供給量の信号が前記受信部に受信されると、前記農用資材供給装置による農用資材の田面への供給量が前記受信部に受信された供給量となるように、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させ、且つ、
    供給量の信号が前記受信部に受信された後に前記手動操作部が操作されると、前記受信部に受信された供給量の信号よりも前記手動操作部の信号を優先させて、前記アクチュエータに操作信号を出力して前記アクチュエータを作動させるように、前記制御部を構成している請求項3に記載の水田作業機。
  5. 前記アクチュエータを農用資材の供給量の増大側に作動させる増大位置と、前記アクチュエータを農用資材の供給量の減少側に作動させる減少位置と、前記アクチュエータを停止させる中立位置の3位置に、前記手動操作部を操作自在に構成し、
    前記手動操作部を前記中立位置に付勢している請求項3又は4に記載の水田作業機。
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