JP5854949B2 - 農用資材供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体に装備され、農農用資材を貯留部から繰出し回転体によって繰り出す繰出し機構を備えた農用資材供給装置に関する。
従来、たとえば特許文献1に記載された施肥機があった。この施肥機では、施肥ホッパに連通する肥料繰出ケースを設け、肥料繰出ケースの入力軸に条止めクラッチを介して連動するクラッチ軸に一方向クラッチを介して入力リンクを設け、クランク板に入力ロッドで連結された駆動アームの駆動力を、駆動アームに一端側が連結した伸縮ロッド、伸縮ロッドの他端側に連結した揺動アーム、揺動アームに繰出駆動軸で一体揺動自在に連結した揺動リンク、揺動リンクに一端側が連結した連係ロッドを介して入力リンクに伝達することにより、肥料繰出ケースの繰出板を回転駆動するように構成されている。
また、駆動アームの調節支点を支持する支点リンク、支点リンクと一体揺動自在な調節リンク、調節リンクにネジ部が係合した繰出量調節レバーを設け、繰出量調節レバーを回転操作することにより、調節リンク及び支点リンクが支軸まわりに揺動して駆動アームの調節支点を位置変更し、伸縮ロッドの往復ストロークが変更されて肥料繰出量が調節されるように構成されている。
特開2000−69817号公報
繰出し機構の繰出し回転体を一方向クラッチを介して回転操作する揺動操作体(従来技術の入力リンクに相当)と、往復揺動駆動される揺動駆動体(従来技術の駆動アームに相当)と、揺動駆動体に押引き入力杆(従来技術の伸縮ロッドに相当)で連結されて、かつ揺動操作体に押引き出力杆(従来技術の連係ロッドに相当)で連結されて、揺動駆動体の駆動力を揺動操作体に伝達する揺動自在な中継揺動体(従来技術の揺動アーム、繰出駆動軸、揺動リンクに相当)とを平行又はほぼ平行な揺動軸芯まわりに揺動自在に設けることによって、繰出し回転体を駆動するように構成し、そして、揺動操作体に伝動する往復動ストロークを調節することによって繰出し回転体による繰出し量を調節するよう構成するのに、上記した従来技術を採用した場合、繰出し量調節に手間が掛かりがちになっていた。
つまり、従来技術を採用した場合、繰出し量調節手段によって揺動駆動体の揺動支点を位置変更することになるから、繰出し量調節手段を操作すれば、揺動駆動体及び中継揺動体に対する押引き入力杆の連結角度が変更されて、揺動駆動体と中継揺動体との間での伝動ストロークが変化しても、中継揺動体及び揺動操作体に対する押引き出力杆の連結角度が変更されず、中継揺動体と揺動操作体との間での伝動ストロークが変化しない。
従って、押引き入力杆と押引き出力杆のうちの押引き入力杆による伝動ストロークの変更だけで繰出し量を調節することになり、繰出し量調節手段の操作に伴って発生する繰出し量の変化が繰出し量調節手段の操作量に比して小になる。
本発明の目的は、揺動駆動体の駆動力を押引き入力杆、中継揺動体、押引き出力杆を介して揺動操作体に伝達することで繰出し回転体を駆動し、揺動操作体に対する伝動ストロークの変更によって繰出し量を調節するものでありながら、繰出し量調節を迅速に行なえる農用資材供給装置を提供することにある。
本第1発明は、走行機体に装備され、農用資材を貯留部から繰出し回転体によって繰り出す繰出し機構を備えた農用資材供給装置において、
前記繰出し回転体を一方向クラッチを介して回転操作する揺動操作体と、
往復揺動駆動される揺動駆動体と、
前記揺動駆動体に押引き入力杆で連結されて、かつ前記揺動操作体に押引き出力杆で連結されて、前記揺動駆動体の駆動力を前記揺動操作体に中継伝達する揺動自在な中継揺動体とを平行又はほぼ平行な揺動軸芯まわりに揺動自在に設け、
前記中継揺動体の揺動支点を移動調節して調節位置に保持することにより、前記中継揺動体を前記押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態と前記押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態とに変更して、前記繰出し回転体による繰出し量を変更調節する繰出し量調節手段を設け
前記揺動操作体の揺動軸芯に沿う方向視において、前記揺動駆動体と前記中継揺動体と前記揺動操作体とが前記走行機体の前後方向に並ぶように、かつ、前記揺動駆動体と前記中継揺動体との間に前記揺動操作体が位置するように、前記揺動駆動体、前記揺動操作体及び前記中継揺動体を配備してある。
本第1発明の構成によると、揺動駆動体の駆動力が押引き入力杆を介して中継揺動体に伝達され、中継揺動体の駆動力が押引き出力杆を介して揺動操作体に伝達されるから、揺動操作体が駆動されて繰出し回転体を駆動する。
繰出し量調節手段を操作することにより、繰出し量調節手段が中継揺動体の揺動支点を移動調節するとともに調節位置に保持し、揺動駆動体によって押引き入力杆を介して揺動駆動される中継揺動体が押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態と押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態とに変更される。押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態で駆動される中継揺動体が押引き出力杆を介して揺動操作体を駆動する際の揺動操作体の往復揺動ストロークは、押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態で駆動される中継揺動体が押引き出力杆を介して揺動操作体を駆動する際の揺動操作体の往復揺動ストロークより大になる。
揺動駆動体によって押引き入力杆を介して揺動駆動される中継揺動体が押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態と押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態とに変更されるように、中継揺動体の揺動支点を移動調節するとともに調節位置に保持されると、揺動駆動体と中継揺動体との間の伝動効率が変化する。そして、中継揺動体が押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態になるように中継揺動体の揺動支点を移動調節した際、揺動駆動体によって押引き入力杆を介して揺動駆動される中継揺動体の往復揺動ストロークが大になり、中継揺動体が押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態になるように中継揺動体の揺動支点を移動調節した際、揺動駆動体によって押引き入力杆を介して揺動駆動される中継揺動体の往復揺動ストロークが小になる。
従って、繰出し量調節手段を操作すれば、中継揺動体と揺動操作体との間での伝動ストロークが大側に変更されて、さらに揺動駆動体と中継揺動体との間での伝動ストロークが大側に変更されて、繰出し回転体による繰出し量が大側に調節される。また、中継揺動体と揺動操作体との間での伝動ストロークが小側に変更されて、さらに揺動駆動体と中継揺動体との間での伝動ストロークが小側に変更されて、繰出し回転体による繰出し量が小側に調節される。
従って、本第1発明によると、繰出し量調節手段を操作すれば、中継揺動体と揺動操作体との間での伝動ストロークの面からも、揺動駆動体と中継揺動体との間の伝動ストロークの面からも繰出し量を増減調節でき、繰出し量調節手段をわずかに操作するだけで迅速に、繰出し量を所望量に調節できる。
本第発明の構成によると、揺動操作体、押引き入力杆及び押引き出力杆を、揺動軸芯に沿う方向視において揺動駆動体と中継揺動体との間にコンパクトに配備できる。
従って、本第発明によると、農用資材供給装置をコンパクトに得て、農用資材供給装置の配置設計及び組み付けを容易にできる。
本第2発明は、前記揺動駆動体と前記中継揺動体と前記揺動操作体とのうち、前記中継揺動体が最も前記走行機体の前方側に位置している。
本第3発明は、前記中継揺動体の揺動支点を支持する揺動自在な支持部材、及び前記支持部材を揺動調節して調節位置に保持する調節保持体を備えて、前記繰出し量調節手段を構成してある。
本第3発明の構成によると、調節保持部材を操作すれば、支持部材が調節保持部材によって揺動調節されるとともに調節位置に保持されて中継揺動体の揺動支点を移動調節する。
従って、本第3発明によると、調節保持部材を操作するだけで操作簡単に、中継揺動体の揺動支点を移動調節できて繰出し回転体による繰出し量を調節できる。
本第4発明は、前記支持部材に指針部を設けるとともに前記指針部によって指示される指標を設けて、前記支持部材の揺動位置を変更調節された繰出し量として表示するように繰出し量表示器を構成してある。
本第4発明の構成によると、繰出し量表示器の指針部を作動させる表示器駆動機能を支持部材に備えさせることができる。
従って、本第4発明によると、繰出し量の調節操作に伴う設定繰出し量の変化や繰出し量調節によって設定されている設定繰出し量を繰出し量表示器によって容易に認識できるものを、表示器駆動機能を支持部材に備えさせた簡単な構造で得ることができる。
本第5発明は、前記指針部は、前記支持部材の端部に一体形成されている
本第6発明は、前記支持部材を揺動可能に支持する操作盤を備え、前記操作盤の上端部に前記指標が設けられている
本第発明は、前記調節保持体は、前記支持部材の操作部に螺合して前記支持部材を揺動操作する調節ネジ軸である。
本第発明の構成によると、調節保持体を回転操作すれば、調節保持体を構成する調節ネジ軸によるネジ送りによって支持部材を揺動操作して中継揺動体の揺動支点を移動調節でき、調節保持体の回転操作を停止すれば、調節保持体を構成する調節ネジ軸と支持部材の操作部との係合によって支持部材を操作位置に保持して中継揺動体の揺動支点を調節位置に保持できる。
従って、本第発明によると、調節保持体を回転操作して所定位置に停止させるだけで操作簡単に、繰出し量を所定量に調節することができる。
本第発明は、前記調節ネジ軸の端部に調節操作部を設け、前記調節ネジ軸のうち前記操作部に対して前記調節操作部が位置する側と反対側の端部を回転自在に支持するネジ軸支持体が、前記支持部材の枢支軸芯に平行又はほぼ平行な支持軸芯まわりに揺動自在に支持されている。
本第発明の構成によると、調節ネジ軸を回転操作すると、支持部材が調節ネジ軸によるネジ送りを受けて揺動し、支持部材が揺動すると、調節ネジ軸が揺動する支持部材によって受ける操作のためにネジ軸支持体が揺動して調節ネジ軸がネジ軸支持体の揺動軸芯まわりに揺動する。従って、支持部材が調節ネジ軸によるネジ送りを受けて揺動しても、支持部材の揺動に伴って調節ネジ軸がネジ軸支持体の揺動軸芯まわりに揺動することによって、支持部材と調節ネジ軸との間にこじれが発生しにくく、調節ネジ軸を軽く回転操作できる。
従って、本第発明によると、調節保持体の回転操作に伴う支持部材の揺動にかかわらず調節保持体を軽く回転操作して、楽にかつスムーズに繰出し量を調節できる。
本第発明は、前記調節ネジ軸の前記ネジ軸支持体から突出する端部に抜止め部を設け、
前記抜止め部と前記ネジ軸支持体とによって挟持される状態で前記ネジ軸に外嵌するコイルバネを設けてある。
本第発明の構成によると、調節ネジ軸がネジ軸支持体に対して支持部材が位置する側と反対側にコイルバネによって摺動付勢されて、ネジ軸支持体に圧接される。従って、調節ネジ軸は、ネジ軸支持体に圧接されて回り止めされる。
従って、本第発明によると、調節ネジ軸を軽く回転操作できるものでありながら、調節ネジ軸の回り止めにより、支持部材を調節した揺動位置に強固に保持できる。
本第10発明は、走行機体の横方向に延びる伝動軸と、ミッションケースから延出されると共に走行機体の前後方向に延びる出力軸とを備え、前記伝動軸の走行機体横外側の端部に前記揺動駆動体が相対回転不能に支持され、前記伝動軸の走行機体横内側の端部に入力アームが相対回転不能に支持され、前記出力軸の後端部にクランク体が相対回転不能に支持され、前記入力アームと前記クランク体とが走行機体上下方向に延びる連動杆によって連動連結されている。
乗用型田植機の全体を示す側面図である。 乗用型田植機の全体を示す平面図である。 農用資材供給装置を示す後面図である。 繰出し機構を示す縦断側面図である。 駆動機構を示す側面図である。 駆動機構及び繰出し量調節手段を示す平面図である。 繰出し量を最大に調節した状態の繰出し量調節手段及び駆動機構を示す側面図である。 繰出し量を最小に調節した状態の繰出し量調節手段及び駆動機構を示す側面図である。 調節保持体を示す平面図である。 支持部材の支持構造を示す横断面図である。 繰出し量表示器を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る農用資材供給装置が装備された乗用型田植機の全体を示す側面図である。図2は、本発明の実施例に係る農用資材供給装置が装備された乗用型田植機の全体を示す平面図である。図1,2に示すように、乗用型田植機は、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪11,11及び左右一対の駆動自在な後車輪12,12を有した走行機体と、走行機体の機体フレーム10の後部に上下揺動自在なリンク機構19を介して連結された苗植付装置4と、走行機体の後部に設けたタンク20を有した農用資材供給装置2とを備えて構成され、苗植付装置4を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、苗植付装置4による苗植え作業及び農用資材供給装置2による施肥作業を行なう。
走行機体について説明する。
走行機体は、機体前部に設けたエンジン13及びミッションケース14を備え、エンジン13が出力する駆動力をミッションケース14に入力し、ミッションケース14から前車輪駆動ケース11a及び後輪駆動ケース11bに伝達して前車輪11及び後車輪12を駆動して自走するように構成してある。走行機体は、機体後部に設けた運転座席16が装備された運転部15を備え、運転部15に搭乗して操縦するように乗用型に構成してある。
苗植付装置4について説明する。
図1及び図2に示すように、苗植付装置4は、リンク機構19に連結された植付フレーム4A、植付フレーム4Aの下部に機体横方向に並べて取り付けられた3つの接地フロート43を備え、リンク機構19がリフトシリンダ19aによって機体フレーム10に対して昇降操作されることにより、3つの接地フロート43が圃場面に接地した下降作業状態と、3つの接地フロート43が圃場面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
苗植付装置4は、植付フレーム4Aを構成する3つの植付伝動ケース40、各植付伝動ケース40の後端部の左右側に一つずつ回転駆動自在に設けられた合計6つの苗植付機構41A、6つの苗植付機構41Aに苗供給するように植付フレーム4Aの上方に配備された苗のせ台44を備え、下降作業状態に操作されることにより、圃場面に6条の苗植え付けを行なう。
各苗植付機構41Aは、植付伝動ケース40に回転駆動自在に支持される回転ケース41、及び回転ケース41の両端側に振り分けて配備された一対の植付爪42,42を備え、一対の植付爪42,42によって交互に、苗のせ台44に載置されたマット状苗から一株分の苗を取り出し、取り出した苗を圃場面に下降搬送して植え付ける。
農用資材供給装置2について説明する。
図1,2,3に示すように、農用資材供給装置2は、運転座席16の後方に配備した機体横方向に長い一つの貯留部としてのタンク20と、タンク20の下部に機体横方向に並べて連結された4つの繰出し機構21とを備えている。4つの繰出し機構21には、送風ダクト33を介してブロワ30が接続されている。4つの繰出し機構21のうちの2つの繰出し機構21には、2本の施肥ホース46が接続され、他の2つの繰出し機構21には、1本の施肥ホース46が接続されている。6本の施肥ホース46は、繰出し機構21から苗植付装置4まで延出されている。6本の施肥ホース46の延出端部に施肥器45が一つずつ接続されている。合計6つの施肥器45は、6つの苗植付機構41Aの横側方に一つずつ位置する配置で苗植付装置4に装備されている。
従って、農用資材供給装置2は、タンク20に貯留された肥料を各繰出し機構21によってタンク20から繰り出し、各繰出し機構21が繰り出した肥料を、ブロワ30から送風ダクト33を介して供給される搬送風によって施肥ホース46を介して各施肥器45に供給し、各施肥器45によって圃場のうちの苗植付機構41Aによる苗植え箇所の横側箇所に供給する。
ブロワ30は、電動モータ30Aによって駆動されるように電動式に構成した状態で運転座席16の下方に配備してある。
図3は、農用資材供給装置2を示す後面図である。図4は、繰出し機構21を示す縦断側面図である。図3,4に示すように、各繰出し機構21は、タンク20の下部に上端側が連結され、内部がタンク20の内部に連通している繰出しケース22と、繰出しケース22の内部に回転支軸26を介して駆動回転自在に取り付けた繰出し回転体23とを備えている。
繰出し回転体23の周面に複数の繰出し凹部23aを繰出し回転体23の回転方向に並べて設けてある。繰出しケース22の繰出し回転体23の下方に位置する部位に繰出し筒部24を設けてある。繰出し筒部24の繰出し口部24aに施肥ホース46が接続され、繰出し筒部24の搬送風導入口部24bに送風ダクト33の排気口33aが接続されている。
従って、各繰出し機構21は、タンク20から繰出しケース22内の上部に流入した肥料を、回転駆動される繰出し回転体23の繰出し凹部23aによって繰出し回転体23の下側に繰り出し、繰り出した肥料を繰出し筒部24の内部に落下させ、落下した肥料を、送風ダクト33から繰出し筒部24に供給された搬送風によって施肥ホース46に送り込む。
図1,2に示すように、6つの施肥器45は、接地フロート43に支持されている。各施肥器45は、圃場面の苗植え箇所の横側箇所に溝を形成し、形成した溝に施肥ホース46からの肥料を落下させる。
繰出し機構21の駆動機構50について説明する。
図5は、駆動機構50を示す側面図である。図6は、駆動機構50を示す平面図である。図3,5,6に示すように、駆動機構50は、タンク20の横一端部の下方に設けた揺動駆動体51、中継揺動体52及び揺動操作体53を備えている。
揺動駆動体51、中継揺動体52及び揺動操作体53は、中継揺動体52が最も機体前方側に位置する状態で機体前後方向に並ぶように配備してある。揺動駆動体51、中継揺動体52及び揺動操作体53は、揺動操作体53の揺動軸芯Zに沿う方向視において、揺動駆動体51と中継揺動体52との間に揺動操作体53が位置するように配備してある。
揺動駆動体51は、機体横向きの伝動軸55の端部に一体回転自在に支持されており、伝動軸55の軸芯でなる揺動軸芯Xまわりに揺動する。伝動軸55は、これの両端側に配置して供給装置フレーム2Aに固定されたブラケット56に回転自在に支持されている。伝動軸55の揺動駆動体51が連結している側と反対側の端部に入力アーム57を一体回転自在に設けてある。この入力アーム57は、走行機体の後部に駆動回転自在に設けたクランク体58に機体上下向きの連動杆59によって連結されており、伝動軸55の軸芯まわりに揺動範囲57Aで往復揺動するよう駆動される。クランク体58は、ミッションケース14から延出した機体前後向きの出力軸60の後端部に一体回転自在に連結されている。
従って、揺動駆動体51は、出力軸60によって回転駆動されるクランク体58の駆動力が連動杆59、入力アーム57及び伝動軸55を介して伝達されることにより、揺動軸芯Xまわりに揺動範囲51A(図7参照)で往復揺動するように駆動される。
中継揺動体52は、支点軸62を介して支持部材63の支持アーム部63aに揺動自在に支持されており、支点軸62の軸芯で成る揺動軸芯であって、揺動駆動体51の揺動軸芯Xと平行又はほぼ平行な揺動軸芯Yまわりに揺動する。中継揺動体52は、押引き入力杆65で揺動駆動体51に連結されている。中継揺動体52は、押引き出力杆66で揺動操作体53に連結されている。
従って、中継揺動体52は、往復揺動駆動される揺動駆動体51の駆動力が押引き入力杆65によって伝達されて揺動軸芯Yまわりに揺動範囲52A(図7参照)で揺動揺動するように駆動され、この駆動力を押引き出力杆66によって揺動操作体53に伝達する。すなわち、中継揺動体52は、揺動駆動体51の駆動力を揺動操作体53に中継伝達する。
揺動操作体53は、機体横向きの繰出し駆動軸68の端部に支持されており、繰出し駆動軸68の軸芯で成る揺動軸芯であって、揺動駆動体51及び中継揺動体52の揺動軸芯X,Yと平行又はほぼ平行な揺動軸芯Zまわりに揺動する。
図5,6に示すように、揺動操作体53は、繰出し駆動軸68に設けた一対の一方向クラッチ71,72の一方の一方向クラッチ71の入力側回転部材に一体回転自在に連結されている。揺動操作体53は、他方の一方向クラッチ72の入力アーム72aに対して逆転伝動機構74を介して連動されている。
図6に示すように、逆転伝動機構74は、揺動操作体53の揺動軸芯Zに平行又はほぼ平行な枢支軸75まわりに揺動自在な逆転揺動体76と、逆転揺動体76の入力側アーム76aを揺動操作体53に連結している入力連動杆77と、逆転揺動体76の出力側アーム76bを他方の一方向クラッチ72の入力アーム72aに連結している出力連動杆78とを備えている。逆転揺動体76は、供給装置フレーム2Aに固定された支持体79のボス部79aに枢支軸75を介して揺動自在に枢支されている。支持体79は、一対の一方向クラッチ71,72の間に位置するボス部79bを備え、このボス部79bで繰出し駆動軸68を回転自在に支持している。
図3に示すように、繰出し駆動軸68と各繰出し機構21における繰出し回転体23の回転支軸26とをギヤ連動機構80によって連動させてある。各ギヤ連動機構80に繰出しクラッチ(図示せず)を備えてある。
従って、揺動操作体53は、中継揺動体52から押引き出力杆66を介して伝達される駆動力によって揺動軸芯Zまわりに往復揺動駆動され、一対の一方向クラッチ71,72などを介して各繰出し機構21の繰出し回転体23を繰出し回転方向に回転操作する。
すなわち、揺動操作体53は、揺動軸芯Zまわりに一方向に揺動駆動されると、この駆動力を一方の一方向クラッチ71に入力して繰出し駆動軸68を回転駆動する。繰出し駆動軸68の駆動力が各繰出し機構21の回転支軸26にギヤ連動機構80を介して伝わる。従って、揺動操作体53は、一方向に揺動駆動されると、一方の一方向クラッチ71を介して各繰出し機構21の繰出し回転体23を繰出し回転方向に回転操作する。このとき、揺動操作体53の駆動力が逆転伝動機構74を介して他方の一方向クラッチ72に伝達されるが、この一方向クラッチ72は、逆転伝動機構74による逆転伝動のために空転して繰出し駆動軸68に伝動しない。
揺動操作体53は、揺動軸芯Zまわりに他方向に揺動駆動されると、この駆動力を逆転伝動機構74を介して他方の一方向クラッチ72に入力して繰出し駆動軸68を回転駆動する。繰出し駆動軸68の駆動力が各繰出し機構21の回転支軸26にギヤ連動機構80介して伝わる。従って、揺動操作体53は、他方向に揺動駆動されると、他方の一方向クラッチ72を介して各繰出し機構21の繰出し回転体23を繰出し回転方向に回転操作する。このとき、揺動操作体53の駆動力が一方の一方向クラッチ71に伝わるが、この一方向クラッチ71は、空転して繰出し駆動軸68に伝動しない。
繰出し量の調節について説明する。
図5,6に示すように、中継揺動体52の揺動支点としての支点軸62を支持する支持部材63と、この支持部材63の操作部63cに連結された調節保持体82とによって繰出し量調節手段83を構成してある。
支持部材63は、支軸85に回転自在に外嵌するボス部63e(図10参照)を備え、操作盤84に支軸85を介して枢支されており、支軸85の軸芯で成る枢支軸芯であって、中継揺動体52の揺動軸芯Yに平行又はほぼ平行な枢支軸芯Pまわりに揺動する。操作盤84は、供給装置フレーム2Aに固定されている。図10に示すように、支軸85の操作盤84に連結する端部と反対側の端部を支持するブラケット86を操作盤84に設けてあり、支軸85は、操作盤84とブラケット86とによる両持ち支持で支持されている。
支持部材63は、ボス部63eが位置する支点部から延出して支点軸62を支持する支持アーム部63aと、支点部から支持アーム部63aとは反対側に延出する操作アーム部63bと、操作アーム部63bの側部に設けた操作部63cとを備えて構成してある。
図9に示すように、調節保持体82は、支持部材63の操作部63cに螺合したネジ軸部82aを備えた調節ネジ軸によって構成してある。調節保持体82に、ネジ軸部82aの一端側に一体回転自在に設けたダイヤル式の調節操作部82bと、操作部63cに対して調節操作部82bが位置する側と反対側に位置するようにネジ軸部82aの他端側に設けた取付け軸部82cとを備えてある。
調節保持体82の取付け軸部82cは、操作盤84の内面側に設けた筒形のネジ軸支持体87に回転自在に支持されている。取付け軸部82cのうちのネジ軸支持体87から操作部63cが位置する側と反対側に突出する端部に抜止め部82dを設け、この抜止め部82dと、ネジ軸支持体87の端部に設けたバネ受け部87aとの間に配置したコイルバネ88を取付け軸部82cに外嵌してある。コイルバネ88は、抜止め部82dとネジ軸支持体87のバネ受け部87aとによって挟持されて、調節保持体82をネジ軸支持体87に対して操作部63cが位置する側と反対側に摺動付勢している。すなわち、コイルバネ88は、ネジ軸支持体87のバネ受け部87aを反力点にして、調節保持体82の段部82eをネジ軸支持体87の端部に圧接し、調節保持体82の操作部63cに対する回り止めを行なっている。
従って、図7及び図8に示すように、繰出し量調節手段83は、調節保持体82を調節操作部82bによって所定操作量、回転操作することにより、調節保持体82がネジ軸部82aによって支持部材63の操作部63cを螺進操作して支持部材63を支軸85まわりに揺動調節し、支持部材63が支持アーム部63aによって中継揺動体52の揺動支点としての支点軸62を移動調節し、支点軸62が調節位置に位置すると、支持部材63が調節保持体82のネジ軸部82aによって揺動位置に保持されて支点軸62を調節位置に保持し、各繰出し機構21の繰出し量を調節する。
すなわち、図7は、繰出し量を最大に調節した状態での繰出し量調節手段83及び駆動機構50を示す側面図である。この図に示すように、繰出し量調節手段83は、調節保持体82を増量側に回転操作し、調節保持体82が支持部材63を一方のストロークエンドに揺動調節するとともにこのストロークエンドに保持し、支持部材63が中継揺動体52の支点軸62を一方のストロークエンドに移動調節するとともにこのストロークエンドに保持すると、繰出し量最大の調節状態になる。
つまり、繰出し量調節手段83は、繰出し量最大の調節状態になると、揺動駆動体51によって押引き入力杆65を介して揺動駆動される中継揺動体52の揺動状態を、中継揺動体52における押引き出力杆66の連結点52aが押引き出力杆66に沿った方向に揺動する状態に変更する。これにより、中継揺動体52によって揺動駆動される揺動操作体53の揺動範囲53Aが最大の揺動範囲53A1になる。揺動駆動体51によって揺動駆動される中継揺動体52の揺動範囲52Aも最大の揺動範囲52A1になる。従って、揺動駆動体51からの駆動力によって往復揺動駆動される揺動操作体53の全体としての揺動範囲が最大になり、揺動操作体53の往復揺動によって回転操作される繰出し回転体23の回転角が最大になる。このとき、一方向クラッチ72の入力アーム72aの揺動範囲72Aは、揺動操作体53の揺動範囲53A1と同じになる。
図8は、繰出し量を最小に調節した状態での繰出し量調節手段83及び駆動機構50を示す側面図である。この図に示すように、繰出し量調節手段83は、調節保持体82を減量側に回転操作し、調節保持体82が支持部材63を他方のストロークエンドに揺動調節するとともにこのストロークエンドに保持し、支持部材63が中継揺動体52の支点軸62を他方のストロークエンドに移動調節するとともにこのストロークエンドに保持すると、繰出し量最小の調節状態になる。
つまり、繰出し量調節手段83は、繰出し量最小の調節状態になると、揺動駆動体51によって押引き入力杆65を介して揺動駆動される中継揺動体52の揺動状態を、押引き出力杆66の連結点52aが押引き出力杆66に交差した方向に揺動する状態に変更する。これにより、中継揺動体52によって揺動駆動される揺動操作体53の揺動範囲53Aが最小の揺動範囲53A2になる。揺動駆動体51によって揺動駆動される中継揺動体52の揺動範囲52Aも最小の揺動範囲52A2になる。従って、揺動駆動体51からの駆動力によって往復揺動駆動される揺動操作体53の全体としての揺動範囲が最小になり、揺動操作体53の往復揺動によって回転操作される繰出し回転体23の回転角が最小になる。このとき、一方向クラッチ72の入力アーム72aの揺動範囲72Aは、揺動操作体53の揺動範囲53A2と同じになる。
図9に示すように、支持部材63の操作部63cは、操作アーム部63bに枢支軸63dを介して支持されており、調節保持体82の軸芯に対して直交又はほぼ直交する回転軸芯まわりに支持部材63に対して回動する。ネジ軸支持体87は、操作盤84のボス部84aに支持軸87bを介して枢支されており、支持部材63の枢支軸芯Pに平行又はほぼ平行な支持軸芯Qまわりに操作盤84に対して揺動する。
従って、調節保持体82は、支持部材63を揺動操作する際、支持部材63の揺動に伴って操作部63cが操作アーム部63bに対して回転するとともにネジ軸支持体87が操作盤84に対して揺動することにより、ネジ軸部82aと操作部63cとの間にこじれが生じない姿勢で保持されて軽く回転操作できる。
繰出し量の表示について説明する。
図11は、繰出し量表示器93を示す平面図である。図7,11に示すように、支持部材63に指針部91を設け、この指針部91と、操作盤84の上端部に設けた表示面92とによって繰出し量表示器93を構成してある。繰出し量表示器93は、支持部材63の揺動位置を変更調節された繰出し量として示すのであり、具体的には次の如く構成してある。
指針部91は、矢じり形状に形成してある。指針部91は、支持部材63の端部に一体形成してある。
表示面92に、指針部91によって指示される複数の指標95,96を指針部91の移動方向に並べて設けてある。各指標95,96は、基準面積の苗植えを行う間に繰り出される肥料の繰出し量を重量で示す数字と、数字と指針部91との符合の認識を容易にする位置合わせマークとしての線とによって構成してある。
指標95,96のうち、指針部91の移動経路に近い箇所に指針部91の移動方向に並ぶ指標95は、繰出し凹部23aを小容量側に変更設定した状態の繰出し量を示すものである。指標95,96のうち、指針部91の移動経路から遠い箇所に指針部91の移動方向に並ぶ指標96は、繰出し凹部23aを大容量側に変更設定した状態の繰出し量を示すものである。
〔他の実施の形態〕
(1)上記した実施例では、揺動操作体53の往復揺動の両方の駆動力によって繰出し回転体23を回転操作するよう構成した例を示したが、揺動操作体53の往復揺動のいずれか一方の駆動力だけで繰出し回転体23を回転操作するように構成して実施してもよい。
(2)上記した実施例では、複数の繰出し機構21が共用の一つのタンク20から肥料を繰出すよう構成して例を示したが、複数の繰出し機構21が各別に連結する複数のタンクを設け、各繰出し機構21が専用のタンクから肥料を繰り出すように構成して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、農用資材供給装置2を圃場に対する肥料の供給を行なうよう構成した例を示したが、種子や薬剤などの各種の農用資材を供給するよう構成して実施してもよい。
本発明による農用資材供給装置は、田植機に装備されるものの他、施肥専用機、播種機、薬剤散布機に装備されるものにも利用できる。
14 ミッションケース
20 貯留部
21 繰出し機構
23 繰出し回転体
51 揺動駆動体
52 中継揺動体
53 揺動操作体
55 伝動軸
57 入力アーム
58 クランク体
59 連動杆
60 出力軸
62 揺動支点(支点軸)
63 支持部材
63c 操作部
65 押引き入力杆
66 押引き出力杆
71,72 一方向クラッチ
82 調節保持体
82b 調節操作部
82d 抜止め部
83 繰出し量調節手段
84 操作盤
87 ネジ軸支持体
88 コイルバネ
91 指針部
93 繰出し量表示器
95,96 指標
P 枢支軸芯
Q 支持軸芯
X,Y,Z 揺動軸芯

Claims (10)

  1. 走行機体に装備され、農用資材を貯留部から繰出し回転体によって繰り出す繰出し機構を備えた農用資材供給装置であって、
    前記繰出し回転体を一方向クラッチを介して回転操作する揺動操作体と、
    往復揺動駆動される揺動駆動体と、
    前記揺動駆動体に押引き入力杆で連結されて、かつ前記揺動操作体に押引き出力杆で連結されて、前記揺動駆動体の駆動力を前記揺動操作体に中継伝達する揺動自在な中継揺動体とを平行又はほぼ平行な揺動軸芯まわりに揺動自在に設け、
    前記中継揺動体の揺動支点を移動調節して調節位置に保持することにより、前記中継揺動体を前記押引き出力杆に沿った方向に揺動する状態と前記押引き出力杆に交差した方向に揺動する状態とに変更して、前記繰出し回転体による繰出し量を変更調節する繰出し量調節手段を設け
    前記揺動操作体の揺動軸芯に沿う方向視において、前記揺動駆動体と前記中継揺動体と前記揺動操作体とが前記走行機体の前後方向に並ぶように、かつ、前記揺動駆動体と前記中継揺動体との間に前記揺動操作体が位置するように、前記揺動駆動体、前記揺動操作体及び前記中継揺動体を配備してある農用資材供給装置。
  2. 前記揺動駆動体と前記中継揺動体と前記揺動操作体とのうち、前記中継揺動体が最も前記走行機体の前方側に位置している請求項1記載の農用資材供給装置。
  3. 前記中継揺動体の揺動支点を支持する揺動自在な支持部材、及び前記支持部材を揺動調節して調節位置に保持する調節保持体を備えて、前記繰出し量調節手段を構成してある請求項1又は2記載の農用資材供給装置。
  4. 前記支持部材に指針部を設けるとともに前記指針部によって指示される指標を設けて、前記支持部材の揺動位置を変更調節された繰出し量として表示するように繰出し量表示器を構成してある請求項3記載の農用資材供給装置。
  5. 前記指針部は、前記支持部材の端部に一体形成されている請求項記載の農用資材供給装置。
  6. 前記支持部材を揺動可能に支持する操作盤を備え、
    前記操作盤の上端部に前記指標が設けられている請求項4又は5記載の農用資材供給装置。
  7. 前記調節保持体は、前記支持部材の操作部に螺合して前記支持部材を揺動操作する調節ネジ軸である請求項3〜6のいずれか一項に記載の農用資材供給装置。
  8. 前記調節ネジ軸の端部に調節操作部を設け、
    前記調節ネジ軸のうち前記操作部に対して前記調節操作部が位置する側と反対側の端部を回転自在に支持するネジ軸支持体が、前記支持部材の枢支軸芯に平行又はほぼ平行な支持軸芯まわりに揺動自在に支持されている請求項記載の農用資材供給装置。
  9. 前記調節ネジ軸の前記ネジ軸支持体から突出する端部に抜止め部を設け、
    前記抜止め部と前記ネジ軸支持体とによって挟持される状態で前記ネジ軸に外嵌するコイルバネを設けてある請求項記載の農用資材供給装置。
  10. 走行機体の横方向に延びる伝動軸と、ミッションケースから延出されると共に走行機体の前後方向に延びる出力軸とを備え、
    前記伝動軸の走行機体横外側の端部に前記揺動駆動体が相対回転不能に支持され、
    前記伝動軸の走行機体横内側の端部に入力アームが相対回転不能に支持され、
    前記出力軸の後端部にクランク体が相対回転不能に支持され、
    前記入力アームと前記クランク体とが走行機体上下方向に延びる連動杆によって連動連結されている請求項1〜9のいずれか一項に記載の農用資材供給装置。
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