JP5832959B2 - 遊星歯車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊星歯車装置に関する。
特許文献1に、風力発電設備に組み込まれる遊星歯車装置が開示されている。この遊星歯車装置は、駆動源であるモータと連結され、風車ブレードのピッチ角を調整するための減速装置として使用されるもので、遊星歯車と、該遊星歯車が内接噛合する内歯歯車と、を備えている。
遊星歯車の軸方向両側には、一対のフランジ部材が配置されている。一対のフランジ部材は、柱部材(キャリヤピン)を介して連結され、さらに出力軸と一体化され、巨大な「出力ブロック」の一部を構成している。出力軸には、風車ブレード(相手部材)側の内歯歯車と噛合する出力ピニオンが備えられている。
この遊星歯車装置は、モータの回転を減速された出力ピニオンの回転として取り出し、該出力ピニオンと噛合している内歯歯車を回転させることによって、風車ブレードのピッチ角を変更する。
特開2011−1941号公報(図1)
出力軸に設けられた出力ピニオンを相手部材の歯車と噛合させるタイプの遊星歯車装置にあっては、構造上、出力軸に伝達トルクに応じたラジアル荷重が掛かる。
このため、徒に各構成部材の大きさを大きくすることなく、この出力軸に掛かるラジアル荷重を確実に受け止め得る強度を、いかにして確保するかが、従来、大きな問題の一つとされていた。
本発明は、この問題を解消するためになされたものであって、出力ピニオンを介して伝達されてくるラジアル荷重に対する強度を、より高く維持することのできる遊星歯車装置を提供することをその課題としている。
本発明は、遊星歯車と、該遊星歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のフランジ部材と、該一対のフランジ部材を連結する柱部材と、前記フランジ部材と一体化される出力軸と、該出力軸に設けられ相手部材側の歯車と噛合する出力ピニオンと、を有し、前記柱部材の少なくとも一端側は、前記フランジ部材に嵌入される構成とされた遊星歯車装置において、前記柱部材が嵌入される側のフランジ部材は、前記内歯歯車の内歯の内接円径よりも大きい外径を有する大径部を備え、前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、該内歯歯車本体に設けられた支持溝に回転自在に支持され、前記内歯歯車の内歯を構成する外ピンと、を有し、前記フランジ部材の前記大径部よりも軸方向前記内歯歯車側に、該内歯歯車の前記外ピンの内接円径よりも外径が小さく、該外ピンと径方向に対向する対向部を備え、該対向部は、前記外ピンの前記支持溝からの脱落を防止する外ピン支持部として機能する構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明では、柱部材が嵌入されるフランジ部材は、内歯歯車の内歯の内接円形よりも大きい外径を有する大径部を備えるようにしている。すなわち、この「大径部」において、フランジ部材は内歯歯車の内歯の内接円径よりも大きい。したがって、この大径部の存在により、柱部材が嵌入されている部分の外側に必要な肉厚を確保しつつ、該柱部材の径(特に嵌入部における径)やピッチ円(フランジ部材の中心から柱部材の中心までの距離)をより大きく設定することができる。そのため、出力軸と一体化される一対のフランジ部材および柱部材全体の強度をより高めることができ、出力ピニオンを介して出力軸にラジアル荷重が掛かったとしても、該ラジアル荷重を高い強度にて受け止めることができる。
本発明によれば、出力ピニオンを介して伝達されてくるラジアル荷重に対する強度を、より高く維持することのできる遊星歯車装置が得られる。
本発明の実施形態の一例に係る遊星歯車装置の断面図 図1の遊星歯車装置が風力発電設備のピッチ駆動装置の減速装置として組み付けられている状態を模式的に示した斜視図 図1の要部拡大断面図 図1の矢視IV−IV線に沿う断面図 図1の矢視V−V線に沿う断面図 本発明の他の実施形態の一例を示す図3相当の要部拡大断面図 本発明のさらに他の実施形態の一例を示す図3相当の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る遊星歯車装置の断面図、図2は、図1の遊星歯車装置が風力発電設備のピッチ駆動装置の減速装置として組み付けられている状態を模式的に示した斜視図である。
図2を参照して、本実施形態は、該遊星歯車装置12を、風力発電設備10(全体は図示略)の風車ブレード14の向き(ピッチ角)を調整するピッチ駆動装置16に適用している。
このピッチ駆動装置16は、モータ18、該モータ18の回転を減速する遊星歯車装置12、および風車ブレード14側に設けられ該遊星歯車装置12の出力軸20に設けられた出力ピニオン22と噛合する歯車(24:実際の位置とは若干異なる)とで主に構成されている。
モータ18の回転によって遊星歯車装置12の出力軸20および出力ピニオン22が回転し、これにより、該出力ピニオン22と噛合している歯車24が回転し、風車ブレード14のピッチ角が変更される。風車ブレード14のピッチ角を適正な角度とすることにより、より効率的に風圧を受けることができる。なお、符号21はナセル、23はナセル21を支柱25上で水平回転させるヨー駆動装置である。
以下、図1を参照して遊星歯車装置12の構成を詳細に説明する。なお、図3は、図1の要部拡大断面図、図4、図5は、それぞれ図1の矢視IV−IV線、V−V線に沿う断面図である。
この遊星歯車装置12は、いわゆる揺動内接噛合型と称される遊星歯車装置であり、外歯歯車30(遊星歯車)と、該外歯歯車30が内接噛合する内歯歯車32とを備える。
遊星歯車装置12の入力軸34は、モータ18側の端部に図示せぬモータ軸が挿入される中空部34Aを有している。入力軸34の反モータ側の端部には、入力ピニオン34Bが直切り形成されている。入力ピニオン34Bは、複数(この例では3個)の振り分け歯車36と同時に噛合している。各振り分け歯車36は、スプライン38を介して偏心体軸40とそれぞれ連結されている。
偏心体軸40は、一対の円錐ころ軸受42を介して後述する第1、第2フランジ部材44、46に両持ち支持されている。偏心体軸40には、該偏心体軸40の軸心O1に対して偏心した外周を有する偏心体48が一体的に形成されている。この例では、偏心体48は各偏心体軸40ごとに2個形成されており、該2個の偏心体48の偏心位相は180度ずれている。偏心体48の外周にはころ軸受49が配置され、該ころ軸受49を介して外歯歯車30が揺動可能に組み込まれている。
外歯歯車30は、揺動しながら内歯歯車32に内接噛合している。内歯歯車32は、この実施形態では、ケーシング50(のケーシング本体52)と一体化された内歯歯車本体32Aと、該内歯歯車本体32Aの支持溝32A1に回転自在に支持された外ピン32Bとで主に構成されている。外ピン32Bは、内歯歯車32の内歯を構成している。内歯歯車32の内歯の数(外ピン32Bの本数)は、外歯歯車30の外歯の数よりもわずかだけ(この例では1だけ)多い(図4参照)。
外歯歯車30の軸方向両側には、一対のフランジ部材(第1フランジ部材44および第2フランジ部材46)が配置されている。第1、第2フランジ部材44、46は、外歯歯車30のキャリヤピン孔30Aを(非接触で)貫通するキャリヤピン(柱部材)60によって連結されている。第1、第2フランジ部材44、46のうち第1フランジ部材44が、出力軸20と(当初から一部材として)一体化されている。このため、出力軸20、第1フランジ部材44、キャリヤピン60、および第2フランジ部材46は、相互に連結されて巨大な出力ブロック62を構成している。
出力軸20の先端には、前記出力ピニオン22が出力スプライン64および出力ボルト66を介して固定されている。前述したように、出力ピニオン22は、前記風車ブレード(相手部材)14側に固定された歯車24と噛合している(図2参照)。
ここで、主に図3を参照して、第1、第2フランジ部材44、46およびキャリヤピン(柱部材)60に関係する構成について詳細に説明する。
キャリヤピン60は、この実施形態では、周方向に等間隔(120度の間隔)に3本配置されている。各キャリヤピン60のピッチ円径(直径、第1、第2フランジ部材44、46の中心からキャリヤピン60の軸心までの距離の2倍)は、全てd4であり、等しい。各キャリヤピン60は、第1フランジ部材44とも第2フランジ部材46とも別の部材で構成されている。具体的には、キャリヤピン60は、第1、第2フランジ部材44、46より強度が高く、耐低温脆性に優れる鋼系の素材で形成されている。
キャリヤピン60は、軸方向一端側(負荷側)に第1フランジ部材44に嵌入される外径d1の第1嵌入部60A、他端側(反負荷側)に第2フランジ部材46に嵌入される外径d2の第2嵌入部60B、中央部に該第1、第2嵌入部60A、60Bの外径d1、d2よりも大きな外径d3を有する中央大径部60Cを備える。なお、この実施形態では、第1、第2嵌入部60A、60Bの外径d1、d2は同一であるが、異なっていてもよい。また、中央大径部60Cの外径d3も、第1、第2嵌入部60A、60Bの外径d1、d2と同一とされていてもよい。
第1フランジ部材44側の構成から説明すると、第1フランジ部材44には、キャリヤピン60の一端側の第1嵌入部60Aが嵌入されるキャリヤピン孔44Aが貫通形成されている。すなわち、この実施形態では、キャリヤピン60の一端側は、第1嵌入部60Aを介して第1フランジ部材44と連結される。具体的には、キャリヤピン60は、該キャリヤピン60の第1段部60Dが第1フランジ部材44の軸方向側面に当接するまで嵌入され、この状態で台座70付きのボルト72が締め込まれる。
(キャリヤピン60の第1嵌入部60Aが嵌入される)第1フランジ部材44は、内歯歯車32の内歯(この実施形態では外ピン32B)の内接円径d7よりも大きい外径d5を有する第1大径部44Bを備えている。この結果、(第1フランジ部材44の)キャリヤピン60の第1嵌入部60Aの径方向外側部分44P(以下、単に第1嵌入部外側部44Pと称す)には、所定の肉厚(寸法)L1が確保されている。
この大小関係に関してより具体的に説明すると、キャリヤピン60は外歯歯車30を貫通している。このため、外歯歯車30を貫通しているキャリヤピン60の中央大径部60Cでの外接円径d8は、内歯歯車32の外ピン32Bの内接円径d7より小さい(d8<d7)。したがって、該第1フランジ部材44での、第1嵌入部外側部44Pには、キャリヤピン60の中央大径部60Cでの外接円径d8に対して、(d7−d8)に相当する肉厚の最低余裕L3が確保されることになる。
そして、この実施形態では、さらに、第1嵌入部60Aの外径(太さ)d1を中央大径部60Cの外径(太さ)d3より小さくし(d1<d3)、かつ、第1大径部44Bの外径d5を、内歯歯車32の外ピン32Bの内接円径d7よりも大きくしていているため(d5>d7)、結果として、第1嵌入部外側部44Pには、最低余裕L3より、(d3−d1)/2+(d5−d7)/2に相当する分だけ、さらに大きな前記肉厚L1が確保されているものである。
なお、この実施形態では、第1フランジ部材44には、第1大径部44Bよりも軸方向内歯歯車32側に、該内歯歯車32と径方向に対向する第1対向部44C(外径d9)が備えられている。第1対向部44Cの外径d9は、該内歯歯車32の内歯の内接円径d7よりも(僅かに)小さい。この第1対向部44Cは、外ピン32Bの支持溝32A1からの脱落を防止する外ピン支持部として機能している。第1大径部44B(外径d5)と第1対向部44C(外径d9)との間に生じている(d5−d9の)段部44Dは、外ピン32Bの軸方向負荷側の端部と対峙している。したがって、当然のことながら、第1大径部44Bとキャリヤピン60は、径方向から見て重なっている(この実施形態では第1大径部44Bは、径方向から見てキャリヤピン60と100%重なっている)。また、第1フランジ部材44の軸方向内側の側面は、外歯歯車30の位置決めにも寄与している。
一方、第2フランジ部材46には、キャリヤピン60の他端側が嵌入される有底のキャリヤピン穴46Aが形成されている。すなわち、この実施形態ではキャリヤピン60の一端側のみならず、他側端も第2嵌入部60Bを介して第2フランジ部材46と連結されている。具体的には、キャリヤピン60の他端側は、その端面60Fが第2フランジ部材46のキャリヤピン穴46Aの底部46A1に当接するまで嵌入され、この状態で、ワッシャ74付きのボルト76が締め込まれる。
(キャリヤピン60の第2嵌入部60Bが嵌入される)第2フランジ部材46も、内歯歯車32の外ピン32B(内歯)の内接円形d7よりも大きい外径d6を有する第2大径部46Bを備えており、(第2フランジ部材46の)キャリヤピン60の第2嵌入部60Bの径方向外側部分46P(以下、単に第2嵌入部外側部46Pと称す)に、第1フランジ部材44側と同様に大きな厚み(寸法)L2が確保されている。
すなわち、結果としてこの実施形態では、キャリヤピン60の両端が第1、第2フランジ部材44、46にそれぞれ嵌入され、第1、第2フランジ部材44、46の双方が、第1、第2大径部44B、46Bを備えていることになる。
なお、第1、第2大径部44B、46Bの外径d5、d6は、この実施形態では同一であり(d5=d6)、第1、第2嵌入部60A、60Bの外径d1、d2も同一であるため(d1=d2)、第1、第2嵌入部外側部44P、46Pの厚みL1、L2も同一となっている(L1=L2)。しかし、これらは第1フランジ部材44側と第2フランジ部材46側とで互いに異なっていてもよい。
また、第2フランジ部材46側においても、第2大径部46Bよりも軸方向において内歯歯車32側に、該内歯歯車32と径方向に対向する第2対向部46Cが備えられている。第2対向部46Cの外径d10は、該内歯歯車32の外ピン32Bの内接円径d7よりも(僅かに)小さい。この第2対向部46Cも、(第1対向部44Cと同様に)外ピン32Bの支持溝32A1からの脱落を防止する外ピン支持部として機能している。
第2大径部46B(外径d6)と第2対向部46C(外径d10)との間に生じている(d6−d10の)段部46Dは、前記段部44Dと同様に、外ピン32Bの軸方向反負荷側の軸方向端部と対峙している。また、第2フランジ部材46の側面は、外歯歯車30の位置決めにも寄与している。
次に、遊星歯車装置12のケーシング50に関係する構成について説明する。遊星歯車装置12のケーシング50は、(モータカバー兼用の)継カバー51、(内歯歯車32の内歯歯車本体32Aと兼用の)ケーシング本体52、および負荷側カバー53とで主に形成され、それぞれボルト55、56によって連結されている。
ケーシング50(のケーシング本体52)の第1大径部44Bに対向する部分52A(以下、単に第1大径部対向部52Aと称す)の内径はD1である。第1大径部対向部52Aと軸方向において出力ピニオン22側に隣接する隣接部52B(以下、単にピニオン側隣接部52Bと称す)の内径は、D1より小さいD3である。すなわち、ケーシング本体52の第1大径部対向部52Aの内径D1は、ピニオン側隣接部52Bの内径D3より大きい(D1>D3)。
この第1大径部対向部52Aの内径D1の加工は機械加工によって行われる。第1大径部対向部52Aの内径D1が、ピニオン側隣接部52Bの内径D3より大きく、かつ第1大径部対向部52Aの内径D1が機械加工によって精度よく加工されることにより、加工誤差があっても干渉しない範囲で、第1大径部44Bの外径d5として、できるだけ第1大径部対向部52Aの内径D1に近い大きな寸法(d5≒D1)を確保している。また、その一方で、(D1>D3であるため)ケーシング本体52は、第1大径部対向部52Aより、ピニオン側隣接部52Bの方が厚くなっていて強度が高い。そこで、遊星歯車装置12全体をロータヘッド側の部材に固定するためのフランジ部52Fは、この肉厚とされたピニオン側隣接部52Bの近傍の外周に設けられている。
なお、第1大径部対向部52AのD1は、内歯歯車32の内歯歯車本体32Aの支持溝32A1以外の部分の内径D8と同一である。また、第1フランジ部材44の第1大径部44Bの外径d5は、ピニオン側隣接部52Bの内径D3よりも大きい(d5>D3)。しかし、第1大径部44Bの負荷側の端部が、傾斜面44Kで構成されているため、第1フランジ部材44は、第1大径部対向部52Aとピニオン側隣接部52Bとの間の段差52Dを越えて軸方向負荷側に拡大された大きな厚みL9を確保している。
ところで、本実施形態では、(第1フランジ部材44より小径とされた)出力軸20は、第1大径部44Bよりも軸方向出力ピニオン22側で自動調心ころ軸受65によって支持されている。しかし、第1大径部44Bと内歯歯車32(の外ピン32B)との間の軸方向範囲における該第1フランジ部材44の第1大径部44Bとケーシング50(のケーシング本体52)との間には、軸受は配置されていない。また、第2フランジ部材46の第2大径部46Bの外周は、ケーシング50(の継カバー51)に直接接触して「滑り軸受」を構成している。具体的には、ケーシング50の継カバー51の第2大径部46Bに対応する部分51A(以下単に第2大径部対向部51Aと称す)が、径方向内側に突出して外輪部を形成している。
要するに、この種の揺動内接噛合遊星歯車装置12にあっては、第1、第2大径部44B、46Bとケーシング50との間の双方に軸受が配置されることが多いが、この実施形態で第1大径部44Bとケーシング50(のケーシング本体52)との間には敢えて軸受を配置していない、ということになる。これは、出力ブロック62の剛性が高いため、自動調心ころ軸受65と第2大径部対向部51Aの滑り軸受とで、長いスパンS2で2点支持できることから、この2点支持だけで十分な支持がなし得ると考えられるためである。
また、第2大径部46Bでの第2フランジ部材46の支持を「(転動体を有さない)滑り軸受による支持」としているのは、a)第2大径部46Bは出力ピニオン22から大きく離れており、かつ、b)遊星歯車装置12全体をロータヘッド側の部材(図示略)に固定するためのフランジ部52F(ラジアル荷重に対して反力を提供する部分)が、自動調心ころ軸受65の近傍に配置されている、という事情等から、第2大径部46Bの近傍に掛かるラジアル荷重は、大きくはないと考えられること、さらには、c)第2フランジ部材46の回転速度(ケーシング50との相対回転速度)は非常に遅いため、摺動面の摩耗の心配が少ない、d)低コストである、等の理由による。
なお、ケーシング50(の継カバー51)の前記第2大径部対向部51Aには、円周方向3箇所(120度の間隔)に、円弧状の切り欠き51B(径方向の溝)が軸方向に沿って形成されている(図1、図5参照)。この切り欠き51Bの形状および形成位置は、振り分け歯車36の大きさおよび組み付け位置に対応している。つまり、この切り欠き51Bを利用して(該切り欠き51Bが振り分け歯車36の外側に位置するようにした上で)振り分け歯車36の外側にケーシング50(の継カバー51)が組み付けられる。これにより、偏心体軸40のピッチ円(第1、第2フランジ部材44、46の中心から偏心体軸40の軸心O1までの距離)および振り分け歯車36の大きさを(同一寸法の継カバー51に対して)できるだけ大きく確保することができる。なお、組み付け後は、切り欠き51Bは、潤滑剤の通路として機能する。
次に、遊星歯車装置12の作用について説明する。
図示せぬモータ18が回転すると、遊星歯車装置12の入力軸34が回転する。入力軸34が回転すると入力ピニオン34Bを介して3個の振り分け歯車36が同時に同方向に回転する。この結果、3本の偏心体軸40が回転し、各偏心体軸40の軸方向同位置にある偏心体48が同期して偏心回転する。
これにより、外歯歯車30が揺動し、外歯歯車30と内歯歯車32との噛合位置が回転してゆく。外歯歯車30の歯数は内歯歯車32の歯数(外ピン32Bの本数)よりも1だけ少ないため、偏心体軸40が1回回転して噛合位置が一周するごとに、外歯歯車30は、(固定状態にある内歯歯車32に対して)相対的に1歯分だけ回転する(自転する)。
この自転成分が、偏心体軸40の公転として第1、第2フランジ部材44、46に伝達される。第1、第2フランジ部材44、46は、キャリヤピン60を介して連結されており、第1フランジ部材44は、出力軸20と一体化されている。このため、該第1、第2フランジ部材44、46に伝達されてきた外歯歯車30の自転成分は、出力軸20の回転として取り出され、該出力軸20の先端に設けられた出力ピニオン22を回転させる。
出力ピニオン22の回転は、風車ブレード14側に設けられた歯車24を回転させ、風車ブレード14のピッチ角度が変更される。
ここで、従来の設計事情について簡単に説明しておくと、従来は、フランジ部材の外周には、軸受が配置されることが多く、また、配置されないときでも、フランジ部材の外周で外ピンを支持させたりする設計等と相まって、フランジ部材の外径は内歯歯車の内歯の内接円径よりも小さく設計されていた。したがって、(フランジ部材の)キャリヤピンの嵌入部外側部の厚みを確保するために、キャリヤピンのピッチ円径や外径(太さ)も相応に小さく設計され、キャリヤピン周りの強度が低下する傾向があった(もしくは十分な強度を維持するには遊星歯車装置自体が大型化する傾向があった)。
そのため、これを嫌って、(フランジ部材の)キャリヤピンの嵌入部外側部の厚みをそれほど大きく確保しなくて済むように、フランジ部材とキャリヤピンを始めから(1個の部材として)一体化した構成も提案されている。しかし、フランジ部材とキャリヤピンを一体化する構成は、キャリヤピンの素材をフランジ部材の素材(鋳物)に合わせざるを得ず、キャリヤピンの強度を確保するのが困難になるという新たな問題が生じていた。特に、本実施形態のように、遊星歯車装置を風力発電設備に組み込むような場合には、冬季の低温脆性について、十分な素材特性を得るのが難しいという問題が生じることもあった。さらには、風力発電設備は概して山地や洋上にあり、しかも遊星歯車装置が組み込まれるナセルは、地面或いは海面から非常に高い位置にあるため、ケーシングとキャリヤピンが一体化されていると、分解してより軽量化することができず、メンテナンス時等において取り扱いが不便になるという問題も生じていた。
しかしながら、この実施形態においては、第1、第2フランジ部材44、46は、双方とも、キャリヤピン60が嵌入され、かつ、内歯歯車32の内歯(外ピン32B)の内接円径d7よりも大きい外径d5、d6を有する第1、第2大径部44B、46Bをそれぞれ備えている。そのため、第1、第2フランジ部材44、46のキャリヤピン60との連結部付近、より具体的には、第1、第2嵌入部外側部44P、46P(第1、第2嵌入部60A、60Bの径方向外側部分)に、大きな厚み(寸法)L1、L2を確保し得るようになり、出力軸20側からのラジアル荷重を確実に受け止めることができる。
換言するならば、この第1、第2大径部44B、46Bの存在により、キャリヤピン60が嵌入されている部分の外側に必要な厚みL1、L2を確保しつつ、該キャリヤピン60の径(特に嵌入部における径)d1やピッチ円径(フランジ部材の中心から柱部材の中心までの距離の2倍)d4をより大きく設定することができる。そのため、出力軸20と一体化される一対の第1、第2フランジ部材44、46およびキャリヤピン60全体の強度(出力ブロック62全体の強度)をより高めることができ、出力ピニオン22を介して出力軸20にラジアル荷重が掛かったとしても、該ラジアル荷重を高い強度にて受け止めることができる。
また、キャリヤピン60自体を(第1、第2フランジ部材44、46とは異なる)より強度が高く、より低温脆性のない素材で構成することができる。さらには、結果として、偏心体軸40の径方向外側部分にも寸法的な余裕が生じるため、偏心体軸40のピッチ円径や外径(太さ)についても、同様に、より大きな値を確保することができる。
一般に、遊星歯車装置12のケーシング50(のケーシング本体52)の外径(径方向寸法)は、主に内歯歯車32の内歯(外ピン32B)のピッチ円とリンクする。上記実施形態では内歯歯車32のピッチ円は(従来と比較して)不変であるため、ケーシング本体52自体の外径も基本的に従来と同等の大きさを維持できる。このことは、ケーシング本体52の外径を大きくすることなく、対ラジアル荷重をより高めることができることを意味する。また、見方を変えるならば、同一のラジアル荷重に対してならば、遊星歯車装置12全体の外径をより縮小できる可能性を有していることを意味する。
また、本実施形態では、ピニオン側隣接部52B(第1大径部対向部52Aと軸方向において出力ピニオン22側に隣接する隣接部)のさらに出力側で出力軸20が自動調心ころ軸受65によって支持され、一方、第1大径部44Bと内歯歯車32との間の軸方向範囲における該第1大径部44Bとケーシング50(のケーシング本体52)との間には軸受が配置されない構成を採用している。この構成は、前述したように、本実施形態では出力ブロック62の剛性を高めることができるため、該出力ブロック62を長いスパンS2で2点支持できるようになることを利用したものであるが、これにより、第1大径部44Bとケーシング50との間に軸受がない分、該第1大径部44Bの外径d5をより大きく確保することができている。
その一方で、第1大径部44Bよりも軸方向において第1フランジ部材44の内歯歯車32側に、該内歯歯車32の外ピン32B(内歯)の内接円径d7よりも(僅かに)外径d9が小さく、該内歯歯車32と径方向に対向する第1対向部44Cが備えられるように構成したため、第1フランジ部材44によって内歯歯車32の外ピン32Bの支持も合わせて行うこともできている。
また、遊星歯車装置12のケーシング50(のケーシング本体52)の第1大径部対向部52A(ケーシング50の第1大径部44Bに対向する部分)の内径D1が、ピニオン側隣接部52B(第1大径部対向部52Aの軸方向出力ピニオン22側の部分)よりも大きく形成されている。これにより、(ケーシング50の外径寸法が大きくなるのを防止しつつ)フランジ部52Fに近いピニオン側隣接部52Bの強度を高く維持し、かつ第1フランジ部材44の第1大径部44Bの外径d5をより大きく確保することが可能となっている。また、第1大径部44Bの径方向外側に存在する潤滑剤が、負荷側に流れにくく、特に、遊星歯車装置12を縦置きで使用するような用途において潤滑剤が落下しにくいという効果も得られている。とりわけ本実施形態では、第1大径部44Bの外径d5が、ピニオン側隣接部52Bの内径D3よりも大きく形成されていることから、第1フランジ部材44の第1大径部44Bとケーシング50(のケーシング本体52)との間で、段部52Dの近傍の空間(潤滑剤通路となる空間)をカギ型に曲げることができているため、潤滑剤の保持に関して一層顕著な効果を得ることができる。
なお、上記実施形態においては、第2フランジ部材46の外周を、ケーシング50(の継カバー51)に形成した第2大径部対向部51Aと摺動させることによって滑り軸受を構成するようにしていたが、例えば、図6に示されるように、この部分にころ102を配置することによってころ軸受105を形成するようにしてもよい。
この図6の例では、内歯歯車132の内歯を構成する外ピン132Bを支持する支持溝132A1をケーシング150(のケーシング本体152)の端部にまで延長・形成し、この延長した部分に外ピン132Bと同径(或いは外ピン132Bよりもわずかに大きな径)のころ102を、外ピン132Bと同一の円周方向位置に、外ピン132Bと同数配置するようにしている。
なお、第2大径部146Bの外周には、ころ102の転動面146Eが形成されている。これにより、ケーシング150や第2大径部146Bの寸法(d6)を先の実施形態と基本的に同一に維持したまま、支持溝132A1を外輪、第2大径部146Bを内輪とするころ軸受105を形成することができ、第2フランジ部材46をより円滑に回転・支持することができる。
なお、図示はしていないが、この構成は、第1フランジ部材44の側のケーシング50(のケーシング本体52)と第1大径部44Bとの間にも同様に適用することができる。
その他の構成は、先の実施形態と同様であるため、図中で同一または実質的に同一の部位に同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
また、上記実施形態においては、キャリヤピン60を、第1フランジ部材44とも第2フランジ部材46とも別の部材で構成し、キャリヤピン60の両端が第1、第2フランジ部材44、46にそれぞれ嵌入され、かつ、一対のフランジ部材44、46の双方が第1、第2大径部44B、46Bを備える構成としていた。
しかしながら、本発明は、例えば、図7に示されるように、キャリヤピンの片側は、第1フランジ部材または第2フランジ部材のいずれかと始めから同一の部材で一体化させるようにしてもよい。図7の例ではキャリヤピン(60)を第1フランジ部材(44)と一体化し、キャリヤピン付きの第1フランジ部材244としている。これにより、例えば、該一体化した側については、第1フランジ部材(44)のキャリヤピン(60)の第1嵌入部外側部(44P)に厚みを持たせる必要性が(嵌入タイプほどには)大きくならないため、(図示はしないが)、例えば、この部分に専用の軸受を配置する等の設計変更を行うことが容易になる等のメリットが得られるようになる。尤も、図7に示されるように、キャリヤピン(60)をフランジ部材と一体化した側においても、第1大径部244Bを先の実施形態と同様な大きさで形成し、より強度の増強を図るようにしてもよい。その他の構成は、最初の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
また、上記実施形態においては、本発明に係る遊星歯車装置の減速機構として、偏心体軸が内歯歯車の軸心からオフセットした位置に複数設けられるタイプの揺動内接噛合式の遊星歯車機構が採用されていたが、本発明に係る遊星歯車装置の具体的な減速機構はこれに限定されるものではなく、例えば、偏心体軸が内歯歯車の軸心位置に1個のみ存在するタイプの揺動内接噛合式の遊星歯車機構や単純遊星歯車機構の遊星歯車装置であってもよい。
また、本遊星歯車装置は、上記実施形態のように、コンパクト性が要求されるとともに、特に出力軸の負荷側(出力ピニオン22)から、風力による強いラジアル荷重が逆入力されてくる虞のある風力発電設備のピッチ駆動装置に組み込む減速装置等に適用すると、特に顕著な効果が得られるが、本発明に係る遊星歯車装置の用途は、特にこれに限定されるものではなく、同様に、例えば、風力発電設備のヨー駆動装置(ナセルの旋回駆動装置)に適用してもよく、さらには、建設機械やクレーンの旋回駆動用の遊星歯車装置など、種々の用途に適用してもよい。
12…遊星歯車装置
20…出力軸
22…出力ピニオン
30…外歯歯車
32…内歯歯車
34…入力軸
44…第1フランジ部材
44B…第1大径部
44C…第1対向部
44P…第1嵌入部外側部
46…第2フランジ部材
46B…第2大径部
46C…第2対向部
46P…第2嵌入部外側部
50…ケーシング
51…継カバー
51A…第2大径部対向部
52…ケーシング本体
52A…第1大径部対向部
52B…ピニオン側隣接部
60…キャリヤピン
60A…第1嵌入部
60B…第2嵌入部
60C…中央大径部
62…出力ブロック

Claims (6)

  1. 遊星歯車と、該遊星歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記遊星歯車の軸方向両側に配置される一対のフランジ部材と、該一対のフランジ部材を連結する柱部材と、前記フランジ部材と一体化される出力軸と、該出力軸に設けられ相手部材側の歯車と噛合する出力ピニオンと、を有し、前記柱部材の少なくとも一端側は、前記フランジ部材に嵌入される構成とされた遊星歯車装置において、
    前記柱部材が嵌入される側のフランジ部材は、前記内歯歯車の内歯の内接円径よりも大きい外径を有する大径部を備え
    前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、該内歯歯車本体に設けられた支持溝に回転自在に支持され、前記内歯歯車の内歯を構成する外ピンと、を有し、
    前記フランジ部材の前記大径部よりも軸方向前記内歯歯車側に、該内歯歯車の前記外ピンの内接円径よりも外径が小さく、該外ピンと径方向に対向する対向部を備え、
    該対向部は、前記外ピンの前記支持溝からの脱落を防止する外ピン支持部として機能す
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
  2. 請求項1において、
    前記大径部と前記柱部材が径方向から見て重なっている
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記出力軸は、前記大径部よりも軸方向前記出力ピニオン側で軸受によって支持され、かつ前記フランジ部材の前記大径部と前記内歯歯車との間の軸方向範囲には、軸受が配置されない
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記柱部材は、その両端が前記フランジ部材に嵌入され、前記一対のフランジ部材の双方が前記大径部を備えている
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
  5. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    当該遊星歯車装置のケーシングの前記大径部に対向する部分の内径が、該大径部に対向する部分と軸方向において前記出力ピニオン側に隣接する隣接部の内径よりも大きい
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
  6. 請求項において、
    前記大径部の外径が、前記隣接部の内径よりも大きい
    ことを特徴とする遊星歯車装置。
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