JP2008038941A - 偏心揺動歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏心揺動歯車装置における、偏心体軸と外ピン(内歯歯車)との正確な位置決めを可能とする。
【解決手段】偏心体106が備わる偏心体軸104と、偏心体106によって揺動回転する外歯歯車110と、外歯歯車110との噛合部が外ピン116で構成される内歯歯車と、を有する偏心揺動歯車装置HS100において、外歯歯車110の軸方向の一方側に当該歯車装置の出力軸130、他方側に出力軸130と等速で回転するキャリア体122を備え、偏心体軸104の半径方向の位置を、当該偏心体軸104を支持する偏心体軸用軸受132及びキャリア体122を介して、外ピン116で規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、偏心体が備わる偏心体軸と、該偏心体によって揺動回転する歯車揺動体と、該歯車揺動体との噛合部がピン状部材で構成されるピン歯車と、を有する偏心揺動歯車装置に関する。
従来、図13に示す偏心揺動歯車装置HS1が公知である(特許文献1参照)。又、図14に示す偏心揺動歯車装置HS2が公知である(特許文献2参照)。なお、両歯車装置HS1、HS2における同一又は類似する部分には、同一の符号を付して以下説明する。
いずれの歯車装置HS1、HS2も、偏心体3が備わる偏心体軸1と、該偏心体3によって揺動回転する外歯歯車(歯車揺動体)5と、該外歯歯車5との噛合部が外ピン(ピン状部材)11で構成される内歯歯車(ピン歯車)8を有して構成されている。偏心体3は、偏心体用軸受4を介して外歯歯車5に嵌合している。外歯歯車5の内ピン孔10には内ピン7が遊嵌している。この内ピン7は、軸方向の一方側が出力軸(低速軸)2と一体形成されたフランジ体25で支持されており、他方側が、該出力軸と等速で回転するキャリア体24で支持されている。なお、外歯歯車5の歯の数と、外ピン11の数とは、僅少の差を有するように構成されている。
又、歯車装置HS1、HS2ではいずれも、偏心体軸(入力軸、高速軸)1が2つの軸受19、20によって支持されている。このうち、入力側(反出力軸2側)の軸受19は、カバー14によって支持されている。又、このカバー14は、ボルトによって当該歯車装置のケーシングを兼用する内歯歯車8の本体に連結固定され、インロウにより位置決めされている。
このような構成によって、(入力軸と一体的に回転する)偏心体軸1の回転を、揺動回転する外歯歯車5の自転成分として(減速して)取り出すことが可能となっている。
特公平1−50778号公報 特公平5−26053号公報
上記で説明した歯車装置HS1、HS2のような構成では、偏心体軸(入力軸、高速軸)1と外ピン11(内歯歯車8)との位置決め(芯出し)が難しいという問題がある。
偏心体軸1は、外歯歯車5を外ピン11に対して正確に噛合させるために、外ピン11に対して運転時常に正確に位置決め(芯出し)されている必要がある。これに対して、外歯歯車5は、偏心体軸1に組み付けられる偏心体3を基準として組み付けがなされている。一方、外ピン11は内歯歯車8の本体を基準に組み付けられている。更に、偏心体軸1と外ピン11とを直接的に連結する部材も存在していない。その結果、運転時、大きな荷重が作用すると、偏心体軸1に対する外ピン11の相対位置が変化してしまい、外歯歯車5と外ピン11との噛合が適切に行なわれなくなる可能性がある。
本発明は、このような問題点を解決するべくなされたものであって、偏心体軸と外ピン(内歯歯車)との正確な位置決め、即ち、歯車揺動体とピン状部材との正確な位置決めを実現するべくなされたものである。
本発明は、偏心体が備わる偏心体軸と、該偏心体によって揺動回転する歯車揺動体と、該歯車揺動体との噛合部がピン状部材で構成されるピン歯車と、を有する偏心揺動歯車装置において、前記歯車揺動体の軸方向の一方側に当該歯車装置の低速軸、他方側に前記低速軸と等速で回転するキャリア体を備え、前記偏心体軸の半径方向の位置が、当該偏心体軸を支持する偏心体軸用軸受及び前記キャリア体を介して、前記ピン状部材で規制される構成とすることで、上記課題を解決するものである。
このように本発明では、偏心体軸の半径方向の位置決めを、当該偏心体軸に備わる軸受とキャリア体(歯車揺動体の反低速軸側に配置されるキャリア体)を介してピン状部材に当接させることによって実現している。このような構成により、万が一、運転時の負荷等によって偏心体軸のピン状部材に対する相対位置が変化しようとした場合でも、偏心体軸は、偏心体軸用軸受、キャリア体を介してピン状部材に支持されているため、全体が同期して変化し、一度決めた芯出しの位置(ピン状部材と偏心体軸の相対位置関係)が大きくずれてしまうことはない。
又、上記構成に加えて、前記ピン状部材における前記キャリア体の位置規制部分にローラを備えるように構成すれば、キャリア体がピン状部材に当接しつつ回転することで生じる摩擦損失を効果的に低減させることが可能となる。
本発明を適用することにより、簡易な構成で、偏心体軸と外ピン(内歯歯車)との正確な位置決め、即ち、歯車揺動体とピン状部材との正確な位置決めが実現する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である歯車装置HS100を備えたギアドモータGM100の断面図である。図2は、図1における矢示II-II線に沿う断面図である。図3は、図1におけるA部拡大図である。
ギアドモータGM100は、偏心揺動型の遊星歯車装置(以下単に「歯車装置」という場合がある。)HS100と、動力源となるモータM100とから構成される。モータM100の中心には、モータ軸102が備わっている。モータM100と歯車装置HS100とは、モータM100のフロントカバー101を介してボルト140によって連結固定されている。又、このフロントカバー101から、モータ軸102の先端が突出している。
モータ軸102の先端は、ピニオン102Aが直切り形成されており、所謂「スプライン軸」を構成している。又、歯車装置HS100の略中心には偏心体軸104が備わっている。この偏心体軸104の一端(モータM100側端部)にも、ピニオン104Aが直切り形成されており、所謂「スプライン軸」を構成している。これらの両ピニオン102A、104Aは、継手103によって一体的に回転可能に連結されている。
偏心体軸104は、軸受132、134で回転可能に支持されると共に、両軸受132、134の軸方向中間に、偏心体106を備えている。この偏心体106は、キー105によって偏心体軸104と一体的に回転可能に連結されている。偏心体106は、偏心体用軸受108を介して外歯歯車110の中心孔110Cに嵌合している。又、外歯歯車110は、これと同時に、外ピン(ピン状部材:内歯歯車の「歯」に相当する)116に噛合している。この外歯歯車110の噛合は、外ピン116に備わる外ローラ118を介してなされている。又、外歯歯車110に形成されている歯の数と、外ピン116の数とは、僅少の差(1乃至4程度)を有するように構成されている。本実施形態においてはこのように、内歯歯車の「歯」の部分が独立したピン状の部材で構成された所謂「ピン歯車」であり、内歯歯車本体120と外ピン116とで、内歯歯車を構成している。又、外ピン116における外歯歯車110の噛合部分と、外ピン116におけるキャリア体122の位置規制部分(後述)との間(図3矢示α部)は、内歯歯車本体120によって直接支持されている。
外歯歯車110には、複数の内ピン孔110Uが設けられており、当該内ピン孔110Uに内ピン112及び内ローラ114が遊嵌している。内ピン112の軸方向一方側(モータM100側)は、キャリア体122に嵌合することによって支持されている。このキャリア体122は、円盤状に形成されており、自身の外周面が外ピン116に当接することによって位置規制がなされている。当該当接は、外ピン116に備わるキャリアローラ119を介してなされている。このキャリアローラ119の外径は、前述した外ローラ118の外径と同一とされている。一方、キャリア体122の内周面は、偏心体軸104に備わる軸受(偏心体軸用軸受)132に当接している。
内ピン112の他方側(反モータM100側)は、出力軸フランジ124に嵌合することによって支持されている。この出力軸フランジ124は、出力軸130の一部が半径方向外側へと広がるように一体的に形成されている。出力軸フランジ124と偏心体軸104との間には、軸受134が配置され、両者が自由に回転可能に構成されている。又、出力軸130は、大容量の軸受136によってフロントケーシング142に対して回転可能に支持されている。フロントケーシング142には、ボルト145によってフロントカバー144が連結固定されている。このフロントケーシング142とフロントカバー144との間に、止め輪150が挟持される態様で配置されており、当該止め輪150が、軸受136の外輪に設けられた凹部に嵌入することによって、当該軸受136の軸方向の移動を規制している。なお、符号146はカラーであり、符号148はオイルシールである。
次に、ギアドモータGM100の作用について説明する。
モータM100が通電され、モータ軸102が回転すると、モータ軸102の先端に形成されたピニオン102A、継手103、(偏心体軸104に形成された)ピニオン104Aによって偏心体軸104を回転させる。この偏心体軸104の回転は、キー105を介して偏心体106へと伝達される。偏心体106の偏心回転は、偏心体用軸受108を介して外歯歯車110を揺動回転させる。このとき、外歯歯車110は、外ピン116と噛合しているため、殆ど揺動のみを行なうことになる。又、前述したように、外歯歯車110に形成されている歯の数と、外ピン116の数とは、僅少の差を有するように構成されているため、外歯歯車110が1回揺動回転する毎に、当該歯数差分だけ外歯歯車110が自転(内歯歯車に対する相対回転)する。この自転成分は、内ローラ114及び内ピン112によってキャリア体122に取り出され、出力軸フランジ124を介して出力軸130へと出力される。このとき、外歯歯車110の揺動成分は、外歯歯車110の内ピン孔110Uに遊嵌する内ローラ114及び内ピン112によってキャンセルされ、自転成分のみが取り出されることになる。又、出力軸130は、大容量の軸受136によってフロントケーシング142に対して回転可能に支持されているため、出力軸130に大きな荷重が作用した場合でも、フロントケーシング142からの支持状況に変化はない。
歯車装置HS100では、偏心体軸104の半径方向の位置決めを、偏心体軸104を支持する軸受(偏心体軸用軸受)132とキャリア体122を介して、外ピン(ピン状部材)116に対する当接によって実現している。換言すれば、外ピン116(外ローラ118)が「軸受のころ」に相当し、又、キャリア体122が「軸受の内輪」に相当する非常に大径の(事実上の)軸受を構成されており、この大径の軸受によって偏心体軸104が支持されている。その結果、全体を精度良く余裕をもって支持することが可能であると共に、万が一、運転時の負荷等によって偏心体軸104の外ピン116に対する相対位置が変化しようとした場合でも、全体が同期して変化し、一度決めた芯出しの位置が大きくずれてしまうことはない。特に、偏心体軸用軸受132と、(キャリア体と外ピン116の位置規制部分に配置される)キャリアローラ119との軸方向位置が同一、即ち、同一平面上(図1矢示II-II線:図2を参照)に配置されていることから、より直接的に全体が同期して変化することができる。
又、キャリア体122と外ピン116との位置規制部分には、キャリアローラ119が配置されている(図3参照)。その結果、運転時にキャリア体122が回転しても、当該キャリアローラ119が外ピン116に対して滑らかに摺動回転することで、外ピン116と内歯歯車本体120との間に発生する「滑り接触から生じる摩擦損失」を低減することが可能となっている。
更に、歯車装置HS100では、外歯歯車110と外ピン116との噛合部分にも外ローラ118が配置されている(図3参照)。その結果、運転時に外歯歯車110が揺動回転しても、当該外ローラ118が外ピン116に対して滑らかに摺動回転することで、外ピン116と内歯歯車本体120との間に発生する「滑り接触から生じる摩擦損失」を低減することが可能となっている。
又、歯車装置HS100では、出力軸130を回転支持する軸受136の軸方向の移動が、止め輪150によって規制されている。その結果、運転時、出力軸130に大きなスラスト荷重が掛かった場合でも、歯車装置内部の各部の軸方向位置、特に、フランジ体124の軸方向位置がずれてしまうことはない。
又、外ピン116における外歯歯車110の噛合部分と、外ピン116におけるキャリア体122の位置規制部分(後述)との間(図3矢示α部)は、内歯歯車本体120によって直接支持されているため、運転時、外ピン116に対して大きな負荷が掛かった場合でも、外ピン116が撓んでしまうことはない。勿論このような構成が必須のものではなく、図5に示すように僅かに隙間Gを設け、負荷を柔軟に受け止める構成とすることも可能である。
又、歯車装置HS100では、複数存在する全ての外ピン116に対してキャリアローラ119が配置されている(図2参照)。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下の説明においては前述したギアドモータGM100(歯車装置HS100)と同一又は類似する部分については、数字下2桁が同一の符号を付するに留め、重複した構成及び作用の説明は省略する。又、図4乃至図7では、外ピン周辺部のみを示すこととし、他の共通する部分の図示は省略している。
図4に示す実施形態においては、外ピン216における外歯歯車210との噛合部分に配置された外ローラ218の直径D2と、外ピン216におけるキャリア体222の位置規制部分に配置されるキャリアローラ219の直径D1とが異なる構成とされている。外歯歯車210の外ピン216に対する噛合態様と、キャリア体222の外ピン216に対する当接態様は当然に異なるため、各部位において、最適な設計を可能とするためである。ここでは、キャリアローラ219の直径D1が、外ローラ218の直径D2よりも大きくなる構成とされているが、設計によってはその逆でも良い。又、ローラの素材自体が異なる構成としても良い。又、キャリアローラ219を一部の外ピン116にのみ配置することで、コストを抑えることが可能である。例えば、1つ毎に配置したり、2つ毎に配置すれば、準備するローラはそれぞれ1/2、1/3の量で足りる(図12参照:但し後述する振り分けタイプの歯車装置の例)。特に本実施形態のように、キャリアローラ219の直径D1を、外ローラ218の直径D2よりも大きくなる構成とした場合には、径の大きなローラを配置することによって、同一径のピッチ円上に配置可能な外ピンの数が制限を受けるが(即ち、ピンとピンの間隔が詰まってしまうことにより配置できるピンの数が少なくなる)、一部の外ピンにのみキャリアローラを配置することによって、外ピン数及びキャリアローラの外径の設計自由度を確保することができる。
又、図6に示す実施形態においては、キャリア体422の外周面に、キャリアローラの長さ(軸方向長さ)Lと同程度の間隔で、一周にわたってキャリアフランジ422Aが形成されている。これにより、当該部分でキャリア体422にスラスト方向の荷重が掛かった場合でも、当該キャリアフランジ422、キャリアローラ419、内歯歯車本体420を介して受け止められるため、歯車装置内部の各部の位置がずれてしまうことはない。
又、図7に示す実施形態においては、外ピン516における外歯歯車510との噛合部分に配置された外ローラ518と、外ピン516におけるキャリア体522の位置規制部分に配置されるキャリアローラ519とが一体的に(1本として)構成されている。このように構成すれば、組み付け時の手間が簡略化できると共に、部品点数が減少し、低コストで実現できる。
次に、図8乃至図11に示すギアドモータGM200について説明する。
このギアドモータGM200は、本発明を、所謂「振り分けタイプ」の偏心揺動歯車装置HS200に適用した実施形態である。なお、ここでも、前述したギアドモータGM100(歯車装置HS100)と同一又は類似する部分については数字下2桁が同一の符号を付するに留め、重複した構成及び作用の説明は省略する。
モータM200のモータ軸602の先端には、ピニオン602Aが直切り形成されている。このモータ軸602の先端に形成されたピニオン602Aは、振り分け歯車680と噛合している。この振り分け歯車680は、約120°位相を異ならせて合計3つ配置されている(図11参照)。振り分け歯車680は、偏心体軸604に固定されており、モータ軸602から伝達された回転を、偏心体軸604へと伝達可能とされている。この偏心体軸604は、キャリア体622に対して偏心体軸用軸受632によって回転可能に支持されている。又、出力軸フランジ624に対して、偏心体軸用軸受634によって回転可能に支持されている。又、偏心体軸604には、偏心体606が一体的に回転可能に形成されており、偏心体用軸受608を介して外歯歯車610を揺動回転させることが可能となっている。
又、歯車装置HS200では、外ピン616におけるキャリア体622の位置規制部分にはキャリアローラ619が配置されているが、外ピン616における外歯歯車610との噛合部分には外ローラが配置されていない。このような構成とすれば、部品点数を抑えることができ、コスト低減を図ることが可能である。
モータ軸602が回転すると、その回転はピニオン602Aによって3つの振り分け歯車680へと伝達される。更に偏心体軸604を介して偏心体606を偏心回転させ、外歯歯車610を揺動回転させる。
なお、上記の説明では全て、歯車揺動体が外歯歯車の例として説明しているが、内歯歯車が揺動するタイプの歯車装置に本発明を適用してもよい。
本発明は、偏心揺動型の歯車装置(但し歯車の変形を前提としたものは除く)に幅広く適用することができる。
本発明の実施形態の一例である歯車装置を備えたギアドモータの断面図 図1における矢示II-II線に沿う断面図 図1におけるA部拡大図 本発明の第2の実施形態を示す図であって、図3相当図 本発明の第3の実施形態を示す図であって、図3相当図 本発明の第4の実施形態を示す図であって、図3相当図 本発明の第5の実施形態を示す図であって、図3相当図 本発明を振り分け型の偏心揺動歯車装置に適用した実施形態を示す断面図 図8における矢示IX-IX線に沿う断面図 図8における矢示X-X線に沿う断面図(一部図示略) 図8における矢示XI-XI線に沿う断面図(一部図示略) ローラの配置例を示す図であって、図10相当図(一部図示略) 特許文献1に記載される歯車装置(HS1) 特許文献2に記載される歯車装置(HS2)
符号の説明
GM100…ギアドモータ
HS100…偏心揺動歯車装置
M100…モータ
101…モータフロントカバー
102…モータ軸
103…継手
104…偏心体軸
105…キー
106…偏心体
108…偏心体用軸受
110…外歯歯車
110C…中心孔
110U…内ピン孔
112…内ピン
114…内ローラ
116…外ピン(ピン状部材)
118…外ローラ
119…キャリアローラ
120…内歯歯車本体
122…キャリア体
124…出力軸フランジ
130…出力軸
132、134、136…軸受
140、145…ボルト
142…フロントケーシング
144…歯車装置フロントカバー
146…カラー
148…オイルシール
150…止め輪
170…Oリング

Claims (7)

  1. 偏心体が備わる偏心体軸と、該偏心体によって揺動回転する歯車揺動体と、該歯車揺動体との噛合部がピン状部材で構成されるピン歯車と、を有する偏心揺動歯車装置において、
    前記歯車揺動体の軸方向の一方側に当該歯車装置の低速軸、他方側に前記低速軸と等速で回転するキャリア体を備え、
    前記偏心体軸の半径方向の位置が、当該偏心体軸を支持する偏心体軸用軸受及び前記キャリア体を介して、前記ピン状部材で規制されている
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  2. 請求項1において、
    少なくとも、前記ピン状部材における前記歯車揺動体の噛合部分と、前記ピン状部材における前記キャリア体の位置規制部分との間が、前記ピン歯車の歯車本体によって直接支持されている
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ピン状部材における前記歯車揺動体の噛合部分と、前記ピン状部材における前記キャリア体の位置規制部分の少なくとも一方にローラが備わっている
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  4. 請求項3において、
    前記ローラが、全ての前記ピン状部材のうち、一部のピン状部材にのみ備わっている
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記ピン状部材における前記歯車揺動体の噛合部分と、前記ピン状部材における前記キャリア体の位置規制部分の両方にローラが備わっており、
    前記ピン状部材における前記歯車揺動体の噛合部分に位置する第1ローラと、前記ピン状部材における前記キャリア体の位置規制部分に位置する第2ローラは、外径寸法が異なっている
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  6. 請求項3乃至5のいずれかにおいて、
    前記偏心体軸用軸受と、前記キャリア体を位置規制する前記ローラの軸方向位置が同一である
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記低速軸に生じるスラスト荷重は、前記低速軸を軸支する軸受を介して、当該歯車装置のケーシングに受け止められる
    ことを特徴とする偏心揺動歯車装置。
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