JP2012082915A - 遊星歯車減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率のトルク伝達を実現しながら負荷容量を向上させることを可能とする。
【解決手段】偏心体134を有する偏心体軸132と、偏心体軸132を回転自在に支持する一対の偏心体軸受154と、偏心体軸受154とは別に設けられ、偏心体軸132を支持する補助軸受部材148と、偏心体134に連動して揺動する外歯歯車142と、外歯歯車142に内接噛合する内歯歯車144と、外歯歯車142の自転成分と同期するキャリヤ部材156と、を備える遊星歯車減速機100において、補助軸受部材148は、その外周面において、内歯歯車144の内歯とは別体に構成された軸受ピン152により支持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊星歯車減速機に関する。
特許文献1の遊星歯車減速機は、偏心体を有する偏心体軸と、該偏心体軸を回転自在に支持する一対の偏心体軸受と、該偏心体軸受とは別に設けられ、該偏心体軸を支持する補助軸受部材と、前記偏心体に連動して揺動する外歯歯車と、該外歯歯車に内接噛合する内歯歯車と、該外歯歯車の自転成分と同期するキャリヤ部材と、を備えている。特許文献1の遊星歯車減速機では、偏心体軸が偏心体軸受だけでなく、偏心体軸受の間にあって補助軸受部材を構成する支持板でも支持されているので、偏心体軸の撓みや変形が抑制される。このため、偏心体軸受を小型化でき、遊星歯車減速機をその半径方向において小型化することができる。
特開2007−85524号公報(図5、図6)
しかしながら、特許文献1の図5では、支持板がその外周にあるケーシングに直接的に支持されている。即ち、ケーシングに対して支持板は滑り接触することとなり、伝達トルクにロスが生じて効率が悪い。また、寒い時に動かすとサーマルショックのおそれ(遊星歯車減速機内外の温度差によるケーシングと支持板とのかじりの発生)がある。
これに対して、特許文献1の図6では、ケーシングと支持板との間に内歯である外ピンを介在させ、外ピンを介して支持板がケーシングで支持される構成が示されている。しかし、この構成は、後述する理由により、伝達トルクの効率の低下や回転変動を招くおそれがあるものであった。
そこで、本発明は、前記の問題点を解決するべくなされたもので、高効率のトルク伝達を実現しながら負荷容量を向上させることが可能な遊星歯車減速機を提供することを課題とする。
本発明は、偏心体を有する偏心体軸と、該偏心体軸を回転自在に支持する一対の偏心体軸受と、該偏心体軸受とは別に設けられ、該偏心体軸を支持する補助軸受部材と、前記偏心体に連動して揺動する外歯歯車と、該外歯歯車に内接噛合する内歯歯車と、該外歯歯車の自転成分と同期するキャリヤ部材と、を備える遊星歯車減速機において、前記補助軸受部材は、その外周面において、前記内歯歯車の内歯とは別体に構成された軸受ピンにより支持されることにより、前記課題を解決したものである。
例えば、特許文献1の図6では、軸方向に一体とされた1つの同一の内歯を支持板と外歯歯車に対して用いている。このため、特許文献1の内歯には支持板及び外歯歯車によって生じる2つの角速度の違いに基づくねじれが生じる場合も出て、伝達トルクの効率の低下などを招く可能性がある。
即ち、本来的に、外歯歯車により生じる内歯(円筒状のピン)の角速度は外歯歯車の自転
に伴い変化する(噛合いの部分では最大角速度で、非噛合いの部分では角速度ゼロ)ものであるのに対して、支持板により生じる(支持板を支える)ピン(軸受ピン)の角速度はラジアル荷重との関係で各々の内歯の角速度とは異なってくる。
本発明では、補助軸受部材の外周面が、内歯とは別体の軸受ピンにより支持される。このため、内歯とは異なる角速度で軸受ピンが自在に回転可能とされているので、内歯と軸受ピンのそれぞれの本来的に生じる角速度を阻害せずにロスを少なくでき、高効率のトルク伝達を実現することができる。
また、本発明では、補助軸受部材を介して偏心体軸を軸受ピン、即ち軸受ピンの外周にあるケーシングでも支持するので、負荷トルクが増大しても偏心体軸にかかる曲げ応力を低減でき、負荷容量(負荷能力)を向上させることができる。
このような作用効果に着目すると、本発明は、偏心体を有する偏心体軸と、該偏心体軸を回転自在に支持する一対の偏心体軸受と、該偏心体軸受とは別に設けられ、該偏心体軸を支持する補助軸受部材と、前記偏心体に連動して揺動する外歯歯車と、該外歯歯車に内接噛合する内歯歯車と、該外歯歯車の自転成分と同期するキャリヤ部材と、を備える遊星歯車減速機において、前記キャリヤ部材の中央に設けられた貫通孔に挿通され、該キャリヤ部材と周方向に連結される軸部材を有し、前記補助軸受部材の中央に貫通孔が設けられ、該貫通孔に前記軸部材が嵌入されて固定されることにより、前記補助軸受部材が前記軸部材に支持される構成であってよい。
この場合には、補助軸受部材が、キャリヤ部材と周方向に連結された(一体的に回転する)軸部材に固定されて支持される、つまり軸部材を介してキャリヤ部材に支持されることで負荷容量(負荷能力)を向上させることができる。また、補助軸受部材は、その外周側において内歯(を構成するピン)と接触することがないので、伝達効率が低下することも防止される。
このように、前者の発明では、補助軸受部材(の外周面側)を、内歯とは別体に構成された軸受ピンにより支持している。そして、後者の発明では、補助軸受部材を、キャリヤと周方向に連結された軸部材により支持している。即ち、上記2つの発明は、補助軸受部材を適切に支持することにより、負荷容量を向上させつつ、減速機の伝達効率の低下を防止するという同一の思想に基づくものとなっている。
なお、補助軸受部材の後述する支持板と偏心体軸は相対回転するので、いずれの本発明でも、(必須ではないが)支持板と偏心体との間にはころ等の軸受部材が配置されることが望ましい。
本発明によれば、高効率のトルク伝達を実現しながら負荷容量を向上させることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る遊星歯車減速機を用いた風力発電機のヨー駆動装置の一例を示す縦断面図 図1における遊星歯車減速機の拡大図 図1における矢示IIIの横断面図 図1における矢示IVの横断面図 図1における矢示Vの横断面図 図1における矢示VIの拡大図 本発明の第2実施形態に係る遊星歯車減速機の縦断面図 図7における矢示VIIIの横断面図 図7における矢示IXの拡大図 上記実施形態に係る遊星歯車減速機が組み込まれている風力発電機の概略側面図 同風力発電機における発電ユニットの概略を示す斜視図 同風力発電機におけるヨー駆動装置付近の構成を示す一部破断の正面図
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る遊星歯車減速機を風力発電機のヨー駆動装置に適用した場合の例について説明する。
はじめに、当該遊星歯車減速機が組み込まれている風力発電機の概略から、図10〜図12を用いて説明する。
この風力発電機10は、図10に示す如く、円筒支柱11の最上部に発電ユニット12を備える。発電ユニット12には、ヨー(Yaw)駆動装置99と、ピッチ(Pitch)駆動装置98が組み込まれている。ヨー駆動装置99は、円筒支柱11に対する発電ユニット12全体の旋回角を制御するためのものであり、ピッチ駆動装置98は、ノーズコーン18に取り付けられる3枚の風車ブレードのピッチ角を制御するためのものである。
この実施形態では、ヨー駆動装置99に本発明が適用されているため、ここではヨー駆動装置99について説明する。
このヨー駆動装置99は、図1、図11、図12に示す如く、モータMo及びカップリングユニットCo及び出力ピニオン168付きの4個の遊星歯車減速機100及びそれぞれの出力ピニオン168と噛合する1個の旋回用の内歯歯車28を備える(なお、旋回用の歯車として外歯歯車(図示略)を備え、出力ピニオンを該外歯歯車と外接噛合させるタイプのヨー駆動装置もある)。各遊星歯車減速機100は、それぞれ発電ユニット12の本体34側の所定の位置に固定されている。図12に示す如く、各遊星歯車減速機100の出力ピニオン168が噛合している旋回用の内歯歯車28は、円筒支柱11側に固定されており、ヨーベアリング26の内輪を構成している。ヨーベアリング26の外輪32は、発電ユニット12の床面(本体)34側に固定されている。なお、図12の符号39はヨー駆動装置99のブレーキ機構である。ブレーキ機構39は、ブレーキスラスタ39A、ブレーキキャリパ39B、ブレーキディスク39C等から構成される。
この構成により、各遊星歯車減速機100のモータMoによって各出力ピニオン168を同時に回転させると、出力ピニオン168が内歯歯車28と噛合しながら内歯歯車28の中心36に対して公転する。この結果、発電ユニット12全体を、円筒支柱11に固定されている内歯歯車28の中心36の周りで旋回させることができる。これにより、ノーズコーン18を所望の方向(例えば風上の方向)に向けることができ、効率的に風圧を受けることができる。
次に、遊星歯車減速機100について図2〜図6を用いて詳細に説明する。
なお、各図において、図面の上側が、実際に組み込まれる時の「上側」に相当している。
まず、遊星歯車減速機100の構造について説明する。
遊星歯車減速機100は、機能上、高減速比が必要とされるため、モータMo(図1参照)の回転を減速する2段(複数段)の減速機構(第1、第2減速機構102、104)を上下方向に直列に連結したものである。モータMoの回転は、カップリングユニットCoを介して第1、第2減速機構102、104によって減速され、第2減速機構104の第2出力軸166の先端に取り付けられた出力ピニオン168に伝達される。
第1、第2減速機構102、104は、中心軸が鉛直方向に伸びる第1〜第3ケーシング114、170、172及び下カバー174の内部に上下方向に設置されており、下側ほど低速段となる減速機構である。なお、第3ケーシング172は、袴部172Aを備え、ボルト188で発電ユニット12の本体34側に取り付けられている(図12)。
図1に示す如く、第1減速機構102は、2枚の外歯歯車110と、外歯歯車110が内接噛合する内歯歯車112と、を備える。外歯歯車110は、偏心揺動しながら内歯歯車112と内接噛合する。この内接噛合によって生じる外歯歯車110の内歯歯車112に対する相対回転が、第1減速機構102の出力として取り出される。
第1減速機構102の第1入力軸106(カップリングユニットCoのカップリング機構C1から伸びる継軸)は、軸受107により支持されている。第1入力軸106には2つの偏心体108が設けられている。これらの偏心体108は、第1入力軸106に作用する荷重及びモーメントが相殺されるように180度の位相差で配置されている。偏心体108の外周にはそれぞれ、ころ109を介して、2枚の外歯歯車110が組み込まれている。
外歯歯車110は、内歯歯車112よりも僅かだけ(この例では「1」だけ)少ない歯数を有している。外歯歯車110は、外歯歯車110を貫通する貫通孔111を備えている。貫通孔111には内ピン118が遊嵌している。内ピン118の外側には、摺動促進部材として内ローラ120が取り付けられている。内ピン118は、キャリヤ部材119と一体化されている。そして、キャリヤ部材119は第1減速機構102の第1出力軸122と一体化されている。第1出力軸122は第2減速機構104の第2入力軸ともされている。なお、キャリヤ部材119の内側で軸受107が支持されている。
外歯歯車110の外歯と噛合する内歯は円筒状の外ピン116とされており、回転自在に第1ケーシング114の内周面に配置(支持)されている。即ち、内歯歯車112は、外ピン116と第1ケーシング114とで構成されている。第1ケーシング114は、第2ケーシング170とボルト126で接続されている。第2ケーシング170では、その最小内径部分で軸受124を介して第1出力軸122を支持している。なお、ボルト126は同時に、カップリングユニットCoの継カバーC2と第1ケーシング114とを接続している。
第2減速機構104は、偏心体134を有する偏心体軸132と、偏心体軸132を回転自在に支持する一対の偏心体軸受154と、偏心体軸受154とは別に設けられ、偏心体軸132を支持する補助軸受部材148と、偏心体134に連動して揺動する外歯歯車142と、外歯歯車142に内接噛合する内歯歯車144と、外歯歯車142の自転成分と同期するキャリヤ部材156と、を備えている。ここで、補助軸受部材148は、その外周面において、内歯歯車144の内歯とは別体に構成された軸受ピン152により支持されている。以下、第2減速機構について詳細に説明する。
第2減速機構104の構成は、いわゆる振分タイプの内接噛合遊星歯車減速機構とされている。即ち、この第2減速機構104では、スパーギヤセット127が第1出力軸122の回転を初段減速して、4本の偏心体軸132を回転させる。スパーギヤセット127は、第1出力軸122に設けられた1個のスパーピニオン128と、スパーピニオン128に噛合する4個(1個のみ図示)のスパーギヤ130と、を有する。図5に示す如く、各スパーギヤ130は偏心体軸132の上端部に取付けられている。偏心体軸132は、2つの偏心体軸受154により支持されている。2つの偏心体軸受154の間の偏心体軸132には、2つの偏心体134が互いに180度位相が異なるように設けられている。その2つの偏心体134はそれぞれ、軸方向で同じ位置にある他の3つの偏心体134と同じく、偏心体軸132に対して同位相で偏心している。図3に示す如く、偏心体134の外周面にはころ138が配置され、偏心体134は外歯歯車142の貫通孔142Bと係合している。なお、外歯歯車142は他にも、その中央に貫通孔142Aと貫通孔142Bと同じ半径方向位置で貫通孔142Cとを備えている。外歯歯車142の外周面には外歯が形成され、内歯を備える内歯歯車144に内接噛合している。内歯は、円筒状の外ピン146(ピン部材)により構成され、第3ケーシング172に支持されている。
一方、2つの偏心体134の間には、図6に示す如く、偏心体軸132の軸心と同軸の同心体136が設けられている。同心体136は、偏心体軸132の端部よりも大径化されている。図4に示す如く、同心体136の外周にはころ140が配置され、同心体136は円板状の支持板150の貫通孔150Bと係合している。なお、支持板150は他にも、その中央に貫通孔150Aと貫通孔150Bと同じ半径方向位置で貫通孔150Cとを備えている。支持板150の外周には軸受ピン152が配置されている。軸受ピン152は、第3ケーシング172に支持されている。即ち、軸受ピン152を介して偏心体軸132の同心体136から支持板150にかかる力を、支持板150の半径方向外側から第3ケーシング172で支持している。本実施形態では、外ピン146と軸受ピン152とは半径が同じで、内歯歯車144の周方向で、同一の位置に配置されている。このため、第3ケーシング172における外ピン146と軸受ピン152の支持位置の加工を容易に行うことができる。そして、図6に示す如く、第3ケーシング172と外ピン146及び軸受ピン152との間の第3ケーシング172の内周面には、潤滑剤を保持可能な潤滑溝172A、172B、172Cが、周方向にそれぞれ形成されている(このうち、潤滑溝172Cは、外ピン146を保持するための溝形成の際の刃具の逃げ部として形成)。このため、外ピン146及び軸受ピン152とは互いに影響を及ぼさず、最適に第3ケーシング172に支持される。なお、ころ140と支持板150とにより、補助軸受部材148が構成されている。
2つの偏心体軸受154を介して偏心体軸132はキャリヤ部材156に支持されている。キャリヤ部材156は、反負荷側キャリヤ158と負荷側キャリヤ160とから構成されている。負荷側キャリヤ160には軸方向に延びる柱部162が形成されている。柱部162は、2枚の外歯歯車142の貫通孔142Cと支持板150の貫通孔150Cとを貫通し、反負荷側キャリヤ158とボルト164で一体とされている。キャリヤ部材156は外歯歯車142の自転成分と同期し、本実施形態では(内歯歯車144が固定されているため)第2出力軸166(軸部材)と一体的に回転する。
第2出力軸166は、2枚の外歯歯車142の貫通孔142Aと支持板150の貫通孔150Aとを貫通する上端部166Aの外周面と、2枚目の外歯歯車142の下側の外周面の両方に設けられたスプライン部166B、166Cにより、キャリヤ部材156の中央でキャリヤ部材156と周方向に連結されている。具体的には、反負荷側キャリヤ158、負荷側キャリヤ160の中央には貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔の内周面に雌スプラインが形成されており、その雌スプラインに上記スプライン部166B、166Cがそれぞれ連結されている。この連結では、相対的に半径方向に移動を許容する若干のがたが設けられている(フロート連結)。第2出力軸166の下端部166Dには、出力ピニオン168が一体的に形成されている。これにより、キャリヤ部材156と第2出力軸166との相対的な芯ずれ等を吸収することが可能とされ、例えば出力ピニオン168に作用するラジアル荷重がキャリヤ部材156を通過することを防止することができる。なお、本実施形態では、第2出力軸166の軸方向で貫通孔150Aに対向する部分の外径よりも貫通孔150Aの内径が大きく、貫通孔150Aの内周面と第2出力軸166の外周面との間には一定の隙間が設けてある。第2出力軸166は、軸受182(自動調心ころ軸受)を介して、第3ケーシング172に支持されている。第3ケーシング172の下側には、下カバー174がボルト178により取付けられている。なお、符号176は第2ケーシング170と第3ケーシング172とを固定するためのボルトである。また、符号180は、図5、図6に示す如く、キャリヤ部材156の反負荷側キャリヤ158の外周に配置されたころであり、反負荷側キャリヤ158を第3ケーシング172で回転可能に支持している。また、符号184、186はそれぞれ、オイルシールとカラーである。
次に、遊星歯車減速機100の動作について説明する。
モータMoのモータ軸が回転すると、モータ軸に接続されたカップリング機構C1を介して第1入力軸106が一体的に回転する。すると、第1入力軸106に設けられた偏心体108が偏心回転し、外歯歯車110が内歯歯車112と内接噛合することで外歯歯車110が揺動回転する。内歯歯車112は第1ケーシング114により固定状態とされているため、外歯歯車110は、第1入力軸106が1回回転すると1回揺動して内歯歯車112との噛合位置が1歯だけ(歯数差分だけ)ずれる。この結果、外歯歯車110は、内歯歯車112に対して該歯数差に相当する角度だけ相対回転する(第1入力軸106の回転と逆方向に自転する)。内歯歯車112に対する外歯歯車110の相対回転(自転)は、内ピン118を介してキャリヤ部材119から取り出され、更にキャリヤ部材119と一体化されている第1出力軸122に出力として取り出される。
次に、第1出力軸122の出力(第2入力軸の入力)は、スパーギヤセット127により、減速され4本の偏心体軸132の回転とされる。その4本の偏心体軸132に同位相で組み込まれた偏心体134が同時に同一の回転速度で回転することによって、外歯歯車142が揺動回転する。内歯歯車144は第3ケーシング172と一体化され固定されており、外歯歯車142と内歯歯車144との相対回転は、4本の偏心体軸132の軸心周りの公転成分(外歯歯車142の自転成分)としてキャリヤ部材156から取り出される。キャリヤ部材156はスプライン部166B、166Cで第2出力軸166と連結されており、キャリヤ部材156の出力で、出力ピニオン168が回転することとなる。
本実施形態では、偏心体軸132を支持する支持板150(補助軸受部材148の外周面)が、内歯を構成する外ピン146とは別体の軸受ピン152により支持されている。このため、外ピン146とは異なる角速度で軸受ピン152が自在に回転可能とされているので内歯と軸受ピン152のそれぞれの本来的に生じる角速度を阻害せずにロスを少なくでき、高効率のトルク伝達を実現することができる。即ち、外歯歯車142により生じる内歯(外ピン146)の角速度は、外歯歯車142の自転に伴い変化できる(噛合いの部分では最大角速度で、非噛合いの部分では角速度ゼロ)。そして、支持板150により生じる軸受ピン152の角速度は、各々の内歯(外ピン146)の角速度とは関係なく、ラジアル荷重との関係で定めらる。
また、本実施形態では、支持板150を介して偏心体軸132を軸受ピン152、即ち軸受ピンの外周にある第3ケーシング172でも支持するので、負荷トルクが増大しても偏心体軸132にかかる曲げ応力を低減でき、負荷容量(負荷能力)を向上させることができる。
また、内歯を構成するピン部材である外ピン146と軸受ピン152の両方と第3ケーシング172との間に、潤滑剤を保持可能な潤滑溝が設けてあるので、外ピン146と軸受ピン152の両方の回転に対して長期間にわたり潤滑剤の供給が可能である。即ち、外ピン146と軸受ピン152の長期的に安定した回転を実現させ、トルク伝達のロスを更に低減することができる。
また、外歯歯車142の中央を貫通する第2出力軸166(軸部材)を有し、第2出力軸166はキャリヤ部材156の中央でキャリヤ部材156と周方向に連結されており、更に、第2出力軸166とキャリヤ部材156とは、フロート連結によって連結されている。このため、第2出力軸166とキャリヤ部材156との間に生じる芯ずれ等や軸方向の往復動や振動などを吸収することができる。例えば極めて強い風力によって出力ピニオン168側から作用してくる巨大なラジアル荷重が、第2出力軸166及びキャリヤ部材156を介して第2減速機構104内に侵入してくることを防止できる。なお、外歯歯車142の中央を第2出力軸166が貫通して(外歯歯車142の両側でキャリヤ部材156に連結して)いることで、第2出力軸166の芯ずれは、軸方向から大きく傾くことを防止できる。このため、出力ピニオン168の歯の内歯歯車28への片当たりを防止でき、出力ピニオン168の長寿命化を促進することができる。
即ち、本実施形態によれば、高効率のトルク伝達を実現しながら負荷容量を向上させることが可能となる。
本発明について第1実施形態を挙げて説明したが、本発明は第1実施形態に限定されるものではない。即ち本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでも無い。
例えば、本実施形態においては、補助軸受部材148を構成する支持板150が支持板150の半径方向外側で第3ケーシング172により支持されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示す第2実施形態の如くであってもよい。それは、キャリヤ部材の中央に設けられた貫通孔に挿通され、キャリヤ部材と周方向に連結される第2出力軸(軸部材)を有し、補助軸受部材の中央に貫通孔が設けられ、その貫通孔に第2出力軸が嵌入されて固定されることにより、補助軸受部材が第2出力軸に支持される構成であってよい。以下に説明する。なお、補助軸受部材と外ピン以外の構成については、既に説明した第1実施形態と基本的に同様である。このため、図中で同一又は同一の機能を有する部分に下2桁が同一の符号を付すにとどめ、重複説明を省略する。
図7に示す如く、補助軸受部材248は、ころ240と支持板250とを有する。支持板250の形状は、第1実施形態で示した支持板150とほぼ同じ形状を備える。しかし、図8に示す如く、支持板250の貫通孔250Aの内周面と第2出力軸266の外周面との間には隙間がなく、嵌入されて(圧入されて)固定された状態である。支持板250の外周面には内歯歯車244の内歯を構成する外ピン246が配置されている(即ち、外ピン246は、軸方向で、2つの外歯歯車242に対して一体とされている)。外ピン246と支持板250の外周面との間には隙間Spが設けてあり(図9参照)、互いに非接触状態とされている。
即ち、本実施形態では、支持板250(補助軸受部材248)がキャリヤ部材256と同方向に連結された(一体的に回転する)第2出力軸266(軸部材)に固定されて支持される。つまり、第2出力軸266を介してキャリヤ部材256に支持されることで、負荷容量(負荷能力)を向上させることができる。また、支持板250(補助軸受部材248)は、その外周側において外ピン246と接触することがないので、伝達効率が低下することも防止される。即ち、本実施形態でも第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、図9に示す如く、第3ケーシング272の内周面には、第3ケーシング172と同等の位置で潤滑溝が設けられている。
そして、本実施形態では、内歯歯車244を構成する内歯である外ピン246が軸方向で一体とされているので、部品加工数の低減と部品数の低減とが可能となり、遊星歯車減速機200の低コスト化を促進することができる。
また、上記実施形態においては、偏心体軸を支持する支持板が2枚の外歯歯車の間に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、外歯歯車を軸方向に複数備え、補助軸受部材が複数の外歯歯車の軸方向の一方側に配置されていてもよい(極端には、偏心体軸受の外側でもよい)。その場合でも、偏心体軸を有効に支持できる。そして、従来の隣接した複数の偏心体と外歯歯車との構成を変更する必要がないので、外歯歯車が2枚だけでなく3枚以上であっても、本発明の構成を少ない設計変更で且つ低コストで実現することができる。また、補助軸受部材を、複数の外歯歯車の軸方向一方側に配置する構成を採用した場合には、第1実施形態のように支持板150の外周側を軸受ピン152で支持する構造においても、複数の外歯歯車に対応する複数の内歯歯車を、一体に形成された外ピンにより構成することができ(つまり、第1実施形態で別体に構成されていた外ピン146、146を一体化できる)、外ピンの加工工数、部品点数の削減を図ることができる。
また、上記実施形態においては、第1減速機構が内接噛合遊星歯車減速機で、第2減速機構がスパーギヤセットを用いた振り分けタイプの減速機であったが、本発明はこれに限定されず、第1減速機構が単純遊星歯車減速機であってもよいし、第1減速機構がなくてもよい。
また、上記実施形態においては、風力発電機のヨー駆動装置に適用されていたこともあって、第1減速機構と第2減速機構の両方がキャリヤ部材から出力を得ていたが、本発明はこれに限定されず、ケーシング(内歯歯車)から出力を取る形態であってもよい。その際には、キャリヤ部材の方が外部部材に固定され、外歯歯車の自転を拘束する形でキャリヤ部材が「外歯歯車の自転成分と同期する」ことになる。また、柱状部材は出力軸とならず、固定されるキャリヤ部材と周方向に連結される部材となる。用途も、本発明は、ヨー駆動装置に限定されず、ピッチ駆動装置に適用してもよく、さらには風力発電機にも限定されず、ロボット用減速機、建設機械等の走行用又は旋回用減速機など広く適用することができる。
また、上記実施形態においては、フロート連結は、2つのスプライン部で構成されていたが、その連結は2か所でなくてもよく、その他の部材、例えばキー結合で実現してもよい。もちろん、キャリヤ部材と第2出力軸との連結がフロート連結でなくてもよい。
また、上記実施形態においては、外ピンと軸受ピンの両方と第3ケーシングとの間に潤滑溝が設けてあったが、本発明はこれに限定されずに、外ピンと軸受ピンのいずれか一方のみに対応して潤滑溝が設けられてもよく、また潤滑溝が設けられなくてもよい。
また、上記実施形態においては、第2出力軸が外歯歯車の中央を貫通し、第2出力軸がキャリヤ部材の中央でキャリヤ部材と周方向に連結されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2出力軸が外歯歯車の中央を貫通するように軸方向に伸びていなくてよい。あるいは、キャリヤ部材と第2出力軸との間に更に減速機構を備える構成であってもよい。
また、上記実施形態においては、第2入力軸がそれぞれ設けられていたが、本発明はこれに限定されず、例えば偏心体軸に直接モータが連結されていてもよい。
本発明は、高効率のトルク伝達を実現しながら負荷容量を向上させているので、風力発電機に限らずロボット用減速機(ロボットアーム等)、建設機械等の走行用又は旋回用減速機など様々な分野で適用可能である。
100、200…遊星歯車減速機
102、202…第1減速機構
104、204…第2減速機構
106、206…第1入力軸
107、124、182、207、224、282…軸受
108、134、208、234…偏心体
109、138、140、180、209、238、240、280…ころ
110、142、210、242…外歯歯車
111、142A〜142C、150A〜150C、211、242A〜242C、250A〜250C…貫通孔
112、144、212、244…内歯歯車
114、214…第1ケーシング
116、146、216、246…外ピン
118、218…内ピン
119、156、219、256…キャリヤ部材
122、222…第1出力軸(第2入力軸)
127、227…スパーギヤセット
128、228…スパーピニオン
130、230…スパーギヤ
132、232…偏心体軸
136、236…同心体
148、248…補助軸受部材
150、250…支持板
152、252…軸受ピン
154、254…偏心体軸受
158、258…反負荷側キャリヤ
160、260…負荷側キャリヤ
162、262…柱部
166、266…第2出力軸
168、268…出力ピニオン
170、270…第2ケーシング
172、272…第3ケーシング
174、274…下カバー

Claims (7)

  1. 偏心体を有する偏心体軸と、該偏心体軸を回転自在に支持する一対の偏心体軸受と、該偏心体軸受とは別に設けられ、該偏心体軸を支持する補助軸受部材と、前記偏心体に連動して揺動する外歯歯車と、該外歯歯車に内接噛合する内歯歯車と、該外歯歯車の自転成分と同期するキャリヤ部材と、を備える遊星歯車減速機において、
    前記補助軸受部材は、その外周面において、前記内歯歯車の内歯とは別体に構成された軸受ピンにより支持される
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  2. 請求項1において、
    前記内歯歯車の内歯は、ピン部材により構成され、
    少なくとも前記内歯と前記軸受ピンのうちのいずれかと該内歯又は該軸受ピンを支持するケーシングとの間に、潤滑剤を保持可能な潤滑溝が設けてある
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  3. 偏心体を有する偏心体軸と、該偏心体軸を回転自在に支持する一対の偏心体軸受と、該偏心体軸受とは別に設けられ、該偏心体軸を支持する補助軸受部材と、前記偏心体に連動して揺動する外歯歯車と、該外歯歯車に内接噛合する内歯歯車と、該外歯歯車の自転成分と同期するキャリヤ部材と、を備える遊星歯車減速機において、
    前記キャリヤ部材の中央に設けられた貫通孔に挿通され、該キャリヤ部材と周方向に連結される軸部材を有し、
    前記補助軸受部材の中央に貫通孔が設けられ、該貫通孔に前記軸部材が嵌入されて固定されることにより、前記補助軸受部材が前記軸部材に支持される
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  4. 請求項3において、
    前記内歯歯車が固定され、且つ前記軸部材が当該遊星歯車減速機の出力軸とされる
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  5. 請求項3又は4のいずれかにおいて、
    前記キャリヤ部材と前記軸部材とは、相対的に該軸部材の半径方向にがたを有しながら円周方向に連結するフロート連結によって連結されている
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記外歯歯車を軸方向に複数備え、前記補助軸受部材が該複数の外歯歯車の軸方向の一方側に配置される
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
  7. 請求項6において、
    前記内歯歯車を構成する内歯は、軸方向で一体とされている
    ことを特徴とする遊星歯車減速機。
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