JP5827424B2 - モータ搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車において、車輪を駆動するモータを車体に取り付けるためのモータ搭載構造に関する。
車輪を駆動する電動モータの搭載構造として、前後に延びる左右一対のフロントサイドフレーム(フロントサイドメンバ)の間に左右に延びるクロスメンバを掛け渡し、このクロスメンバにモータを支持させたものがある(例えば、特許文献1)。この搭載構造では、フロントサイドフレームと、フロントサイドフレームに設けられたダンパハウジング(サスペンションタワー)とにボルト締結されるブラケットを介してクロスメンバは左右のフロントサイドフレームに取り付けられている。ブラケットは、フロントサイドフレームから左右方向における内側に突出し、クロスメンバの左右端部はブラケットの突出端にボルト締結されている。
特開2011−189790号公報
車輪を駆動するモータは、回転駆動に応じて車輪及びドライブシャフトを介して地面から反力を受ける。そのため、モータを支持する構造体には、モータに生じる回転モーメント(トルク)に抗し得る剛性が必要になる。特に、モータとクロスメンバとの接合部(マウント部)は、比較的大きな回転モーメントが加わるため、重要となる。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、車輪を駆動するモータを車体に取り付けるためのモータ搭載構造において、モータの支持剛性を高めることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、骨格メンバを組み合わせてなる車体(1)に、車輪を駆動するモータ(60)を取り付けるためのモータ搭載構造であって、前記モータが第1マウント部材(71)を介して前記骨格メンバ(43)に取り付けられ、前記骨格メンバは受容孔(101)を有し、前記第1マウント部材は少なくとも一部が前記受容孔に突入することを特徴とする。
この構成によれば、第1マウント部材が骨格メンバの断面内に突入するため、第1マウントと骨格メンバとの重なり(噛み合い)が大きくなり、結合構造が一層強固になる。これにより、第1マウント部材と骨格メンバとの接合部での局所的な応力発生が抑制され、モータから生じる回転モーメントが骨格メンバによって確実に支持されるようになる。これにより、モータの高出力化が可能になる。
上記の発明において、前記第1マウント部材は、前記受容孔に一部が挿入される第1外筒部材(91)と、前記第1外筒部材の外面から突出し、前記受容孔の外方において前記骨格メンバに第1ボルト(104)によって締結される第1締結部(92)と、前記第1外筒部材の内部にゴム(93)を介して支持され、前記モータ側の部材に接合される第1内筒部材(94)とを有し、前記骨格メンバには、前記第1ボルトを受容し、支持するカラー(103)が接合されていてもよい。
この構成によれば、骨格メンバの受容孔の外方にカラーを設けることによって骨格メンバの受容孔近傍の剛性が高められる。また、第1マウント部材は、第1締結部において第1ボルト及びカラーを介して骨格メンバに締結されるため、第1外筒部材の軸方向長さを変更することによって受容孔に対する挿入量を調整することができる。
上記の発明において、前記第1内筒部材は、第2ボルト(98)によって前記モータ側の部材(70)に接合され、前記受容孔は貫通孔であり、前記第1ボルト及び前記第2ボルトは、螺進方向が同じであってもよい。
この構成によれば、骨格メンバ及び第1締結部の締結と、第1内筒部材とモータ側の部材との締結とを同じ方向から行うことができるため、組み付け作業性がよい。受容孔を貫通孔にすることによって、受容孔を通して第1内筒部材が露出するため、第1ボルト及び第2ボルトの螺進方向を合わせることができる。
上記の発明において、前記骨格メンバは、前後に延びる左右一対のサイドメンバ(6)と、左右に延びて前記左右一対のサイドメンバに接合される第1クロスメンバ(43)及び前記第1クロスメンバよりも後方に配置された第2クロスメンバ(26)とを有し、前記モータの回転軸(60A)は、左右方向に延在し、前後方向において前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に配置され、前記モータの前部は、前記第1マウント部材を介して前記第1クロスメンバに支持され、前記モータの後部は、第2マウント部材を介して前記第2クロスメンバに支持されてもよい。
この構成によれば、回転軸が左右方向に延在するモータが、その前後に配置された第1クロスメンバ及び第2クロスメンバに支持されるため、モータに回転モーメントが生じる場合にも安定性良く支持される。そのため、モータの高出力化が可能になる。
上記の発明において、前記第2マウント部材は、前記モータを支持する第2内筒部材(114)と、ゴム(113)を介して前記第2内筒部材を受容する第2外筒部材(111)と、前記第2外筒部材の外面から突出し、前記第2クロスメンバに第3ボルト(122)によって締結される第2締結部(112)とを有し、前記第2内筒部材の軸線方向と前記第3ボルトの軸線方向とは略垂直に配置され、前記第2マウント部材は、前記第2クロスメンバに下方から前記第3ボルトによって締結されてもよい。
この構成によれば、第2マウント部材は第2クロスメンバの下方に配置されるため、モータの後部が第2クロスメンバの下方へと延出することができ、スペースの有効利用及び車体のコンパクト化が可能になる。
上記の発明において、前後に延びると共に、前方に進むにつれて上方に進むように傾斜したトンネルフレーム(43)の前端部(43A)が前記第2クロスメンバの後部に接合され、前記第2締結部は、更に前記トンネルフレームに第4ボルト(127)によって締結されてもよい。
この構成によれば、第2クロスメンバはトンネルフレームによって剛性が高められるため、モータの支持剛性がより一層向上する。また、第2クロスメンバ及びトンネルフレームの前端部の下方には、スペースが形成されるため、このスペースにモータの後端部を配置することによってスペースの有効利用及び車体のコンパクト化が可能になる。
上記の発明において、前記モータの前部には、前方かつ左右方向において互いに離間する方向に延びる左右一対のモータ支持ステイ(70)が接合され、各モータ支持ステイの前端部は前記第1マウント部材を介して前記第1クロスメンバに支持されてもよい。
この構成によれば、左右一対の第1マウント部材間の距離が左右方向に大きくなり、モータの支持安定性が向上する。また、左右一対の第1マウント部材は、第1クロスメンバのより端部側(左右のサイドメンバ側)に配置されるため、第1クロスメンバの内でより剛性が高い部分に配置される。
上記の発明において、前記第1締結部は、少なくとも3つ以上設けられ、少なくとも2つ以上の前記第1締結部が前記第1外筒部材の中心に対して近い側の前記サイドメンバ側に設けられてもよい。
この構成によれば、第1マウント部材は、第1クロスメンバのより端部側(左右のサイドメンバ側)に配置されるため、第1クロスメンバの内でより剛性が高い部分に配置される。
上記の発明において、左右方向から見て、前記第1マウント部材と前記第2マウント部材とを結ぶ仮想線が、前記モータのハウジングを通過してもよい。
この構成によれば、モータの回転軸が、前記第1マウント部材と前記第2マウント部材とを結ぶ仮想線に近接し、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバによるモータの支持剛性が向上する。
以上の構成によれば、車輪を駆動するモータを車体に取り付けるためのモータ搭載構造において、モータの支持剛性を高めることができる。
実施形態に係る車体の前部構造の斜視図 車体の前部構造を拡大して示す斜視図 モータが搭載された車体の前部構造を示す斜視図 モータが搭載された車体の前部構造を底面側から見た模式図 モータが搭載された車体の前部構造を示す側面図 モータ搭載構造の前部を示す斜視図 図6のVII−VII断面図 モータ搭載構造の後部を示す断面図(図4のVIII−VIII断面図) モータ搭載構造の後部を示す断面図(図4のIX−IX断面図)
以下、図面を参照して、本発明に係る車体構造を適用した車体について説明する。車体1は、四輪自動車に適用される。以下の説明では、車体1の前進方向を前方とし、前方を向いた状態を基準として左右、上下を定める(図1参照)。
以下に説明する車体1を構成する各要素(例えば、後述するフロントサイドフレーム6)は、特に明記しない限り、鋼やアルミニウム合金を素材とした圧延材のプレス材や押出材、鋳造材から形成されている。各要素は、プレス材や押出材、鋳造材を互いに接合することによって形成されていてもよい。各要素について、横断面(長手方向に直交する断面)が閉断面を有する部材とは、筒状体やパイプ材を含み、プレス材を接合することによって横断面を閉断面としたものや、成形時から横断面が閉断面に形成された押出材を含む。また、接合との用語は、スポット溶接やアーク溶接(TIG溶接、MIG溶接)、レーザ溶接等の溶接や、ボルトやSPR(Self-Piercing Riveting)による締結、摩擦攪拌接合、接着剤による接着等の公知の結合手段による結合を含む。
(車体の前部構造)
図1は実施形態に係る車体1の前部構造2の斜視図であり、図2は車体1の前部構造2を拡大して示す斜視図であり、図3はモータが搭載された車体の前部構造を示す斜視図である。図1〜図3に示すように、車体1の前部構造は、左右対称の構造を有する。車体1の前部を構成する前部構造2は、それぞれ車体1の前部を前後に延びる左右一対のフロントサイドフレーム6と、左右一対のフロントアッパメンバ7と、左右一対のフロントアンダーフレーム8とを有している。各フロントアッパメンバ7は各フロントサイドフレーム6よりも上方かつ左右方向における外側(車外側)に配置されており、各フロントアンダーフレーム8は各フロントサイドフレーム6よりも下方かつ左右方向における内側(中央側)に配置されている。フロントサイドフレーム6、フロントアッパメンバ7、及びフロントアンダーフレーム8は、横断面(長手方向に直交する断面)が四角形の閉断面を呈する押出材である。押出材は、剛性を高めるために、内部に閉断面を複数の部屋に区画する隔壁を有していてもよい。
図2に示すように、左右のフロントサイドフレーム6は、前側から、略水平に前後に延びたフロントサイドフレーム前部6Aと、フロントサイドフレーム前部6Aに対して若干傾斜し、後方に進むにつれて下方に進むフロントサイドフレーム中間部6Bと、フロントサイドフレーム中間部6Bに対して屈曲し、後方に進むにつれて下方に進むフロントサイドフレーム後部6Cとを有している。フロントサイドフレーム前部6A、フロントサイドフレーム中間部6B、及びフロントサイドフレーム後部6Cは、それぞれ押出材から形成され、互いに接合されている。フロントサイドフレーム前部6Aの後端部とフロントサイドフレーム中間部6Bの前部とは、互いに角度を有するように突き合わされ、接合されている。フロントサイドフレーム後部6Cの前端部は、フロントサイドフレーム中間部6Bの後端部の下面に接合されている。これにより、フロントサイドフレーム中間部6Bの後端部は、端面が後方へと露出している。
フロントアッパメンバ7は、前後方向における中間部において屈曲し、前部が後部に対して左右方向における内側(中央側)に傾斜している。フロントアッパメンバ7の前部及び後部は押出材から形成され、中間部において互いに接合されている。
フロントアンダーフレーム8は、前後方向における中間部がプレス材等の剛性が高い部材から形成され、中間部の前後に接合された前部及び後部が中間部よりも剛性が低い押出材から形成されている。
図1及び図2に示すように、各フロントサイドフレーム6、各フロントアッパメンバ7、及び各フロントアンダーフレーム8の前側には、長方形の枠形に形成され、枠形により形成される開口が前後を向くフロントバルクヘッド10が設けられている。フロントバルクヘッド10は、上下に延びる左右一対のバルクヘッドサイドフレーム11と、左右に延び、その両端部において各バルクヘッドサイドメンバの上端部に接合されたバルクヘッドアッパフレーム12と、左右に延び、その両端部において各バルクヘッドサイドメンバの下端部に接合されたバルクヘッドロアフレーム13とを有している。フロントバルクヘッド10を構成する各要素は、横断面が四角形の閉断面を呈する押出材から形成されている。
左右のフロントサイドフレーム6の前端部は、左右において対応するバルクヘッドサイドフレーム11の上下方向(長手方向)における中間部の後面に突き当たる形(直交する形)で接合されている。左右のフロントアッパメンバ7の前端部は、バルクヘッドアッパフレーム12の左端部又は右端部の後面に突き当たる形で接合されている。左右のフロントアンダーフレーム8の前端は、バルクヘッドロアの左右両端部からそれぞれ内側に偏倚した部分に接合されている。図1〜図3に示すように、各フロントアンダーフレーム8の前端部は各フロントサイドフレーム6の前端部よりも左右方向において内側に配置され、各フロントアッパメンバ7の前端部は各フロントサイドフレーム6の前端部よりも左右方向において外側に配置されている。
図1に示すように、各バルクヘッドサイドフレーム11の上下方向における中間部には、前後に延びるバンパステイ15の後端部がそれぞれ接合されている。各バンパステイ15は、横断面が閉断面に形成された押出材であり、その前端部は、左右に延びるフロントバンパビーム16の左端部近傍又は右端部近傍に接合されている。フロントバンパビーム16は、横断面が閉断面に形成された押出材であってよい。
図1〜図3に示すように、左右において対応するフロントアッパメンバ7とフロントサイドフレーム中間部6Bとの間には前ダンパハウジング20が掛け渡されている。前ダンパハウジング20は、フロントアッパメンバ7に接合される皿状の前ダンパベース21と、半筒形に形成され、上縁部が前ダンパベース21の縁部に沿って接合される一方、下縁部がフロントサイドフレーム6に接合された前ダンパ側壁22と、前ダンパ側壁22の前後にそれぞれ設けられ、上端部がフロントアッパメンバ7に接合される一方、直線状に延びて下端部がフロントサイドフレーム6に接合された一対の前ダンパ補強メンバ23とを有している。
前ダンパベース21は、アルミニウム合金の鋳造材である。なお、他の実施形態では、前ダンパベース21は鋼材のプレス材であってもよい。前ダンパベース21には、フロントサスペンション(不図示)のダンパユニット(不図示)の上端部が取り付けられる。
前ダンパ側壁22部は、アルミニウム合金の押出材であり、横断面が複数の部屋を形成するように内部に長手方向に延びる複数の隔壁を有している。前後一対の前ダンパ補強メンバ23は、それぞれアルミニウム合金の押出材であり、横断面が四角形の閉断面を形成している。前後一対の前ダンパ補強メンバ23は、その側縁において前ダンパベース21及び前ダンパ側壁22部に接合されている。
左右のフロントサイドフレーム中間部6Bの後端部は、左右に延びるダッシュボードクロスメンバ26(第2クロスメンバ)にそれぞれ接合されている。ダッシュボードクロスメンバ26は、横断面が上下に長い長方形の閉断面に形成された押出材である。ダッシュボードクロスメンバ26の下壁部26A及び上壁部26Bは略水平に配置され、下壁部26A及び上壁部26Bの間には閉断面を上下2つの部屋に区画する隔壁26Cが設けられている。各フロントサイドフレーム中間部6Bの後端部は、ダッシュボードクロスメンバ26の左右両端部の前面に前方から突き当たる形で接合されている。
図1〜図3に示すように、ダッシュボードクロスメンバ26の左右両端部は、左右一対のダッシュサイドメンバ27によって左右のフロントピラー28に連結されている。フロントピラー28は、車室の前部における左右両端を画定する部材であり、上下に延びたフロントピラーロア28Aと、フロントピラーロア28Aの上端部から上方かつ後方に傾斜して延びるフロントピラーアッパ28Bとを有している。フロントピラーロア28A及びフロントピラーアッパ28Bは、それぞれ横断面が閉断面に形成された押出材から形成されている。左右のダッシュサイドメンバ27は、横断面が閉断面に形成された押出材から形成されている。左右のダッシュサイドメンバ27は、その前端部がダッシュボードクロスメンバ26の左右両端部に接合され、前端部から後方かつ左右方向における外側に直線状に延び、後端部において左右一対のフロントピラーロア28Aの上下方向における中間部に接合されている。各フロントピラーロア28Aの上端部は、対応するフロントアッパメンバ7の後端部に接合されている。
各フロントピラーロア28Aの下端部は、車体1の側部下方を前後に延びる左右一対のサイドシル30の前端部に接合されている。サイドシル30は、横断面が閉断面に形成されている。各サイドシル30の前端部は、左右において対応するフロントアンダーフレーム8の後端部に左右一対のフロアフレーム32を介して連結されている。各フロアフレーム32は、横断面が閉断面に形成された押出材から形成され、その後端部が各サイドシル30の前端部に接合され、前方かつ左右方向における内側に延び、前端部において対応するフロントアンダーフレーム8の後端部に接合されている。また、各フロアフレーム32の長手方向における中間部には、左右において対応するフロントサイドフレーム後部6Cの後端部が接合されている。
図1〜図3に示すように、左右のサイドシル30の間であって、車体1の左右方向における中央部には、前後に延びるトンネルフレーム34が設けられている。トンネルフレーム34は、前側に設けられたトンネルフレーム前部34Aと、後側に設けられたトンネルフレーム後部34Bとを有している。トンネルフレーム前部34Aとトンネルフレーム後部34Bとは、それぞれプレス材から形成され、横断面が下方に向けて開口する溝形となっている。トンネルフレーム後部34Bは前後に延在し、その前端部にトンネルフレーム前部34Aの後端部が接合されている。
図3に示すように、トンネルフレーム前部34Aは、後端部から前方かつ上方に延び、前端部に前側を向くフランジ部34Cを有する。トンネルフレーム前部34Aの前端部の下面には、補強板34Dが接合されている(図5、図8及び図9参照)。補強板34Dは、トンネルフレーム前部34Aの溝形を覆うように配置されている。トンネルフレーム前部34Aと補強板34Dとは、互いに協働して閉断面構造を形成する。補強板34Dの前縁部は、フランジ部34Cよりも前方に延出している。
フランジ部34Cがダッシュボードクロスメンバ26の左右方向における中央部の後面に突き当たるように接合され、補強板34Dの前端部がダッシュボードクロスメンバ26の左右方向における中央部の下面に接合されることによって、トンネルフレーム34の前端部はダッシュボードクロスメンバ26に接合される。
左右のフロントアンダーフレーム8の後端部は、フロアセンタフレーム36によってトンネルフレーム前部34Aの後端部に連結されている。フロアセンタフレーム36は、横断面が閉断面に形成された押出材から形成され、左右一対設けられている。フロアセンタフレーム36は、前端部においてフロントアンダーフレーム8の後端部に接合され、後方かつ左右方向における内側に延び、後端部においてトンネルフレーム前部34Aの後端部に接合されている。
図1に示すように、左右のフロントピラーロア28Aの間には、プレス材からなる板状のダッシュボードロア38が設けられている。ダッシュボードロア38は、主面が概ね前後を向くように配置され、下端部がトンネルフレーム前部34Aのフランジ部34C、左右のフロアフレーム32及び左右のフロアセンタフレーム36の後部に接合され、左右側縁が左右のフロントピラーロア28Aにそれぞれ接合されている。ダッシュボードロア38の前面には、左右のフロントサイドフレーム後部6Cと、左右のダッシュサイドメンバ27と、ダッシュボードクロスメンバ26とが接合されている。ダッシュボードロア38の上縁には、前方へと延びる板状のダッシュボードアッパ39が設けられている。
図1〜図3に示すように、前後方向において、フロントバルクヘッド10と左右の前ダンパハウジング20との間には、左右のフロントサイドフレーム6、左右のフロントアッパメンバ7、左右のフロントアンダーフレーム8を接合するように枠形に形成された前枠構造体40が設けられている。前枠構造体40は、フロントアッパクロスメンバ41、フロントロアクロスメンバ42、フロントミドルクロスメンバ(第1クロスメンバ)43、左右一対のフロントアッパサイドメンバ44、及び左右一対のフロントロアサイドメンバ45を有し、枠形によって形成される開口が前後を向くように配置されている。
フロントアッパクロスメンバ41は、横断面が四角形の閉断面をなす押出材からなり、左右方向に延びている。フロントアッパクロスメンバ41の左右両端部は、前側面及び後側面が上面よりも上方に延出させるように延長片41Aが突設されている。フロントアッパクロスメンバ41は、延長片41Aを含む左右両端部が左右のフロントアッパメンバ7の左右方向における内側の側面に突き当たる形で接合されている。
フロントロアクロスメンバ42は、横断面が前後に長い長方形の閉断面をなす押出材からなり、左右に延びている。フロントロアクロスメンバ42は、左右両端部がフロントアンダーフレーム8の中間部の左右方向における内側の側面に突き当たる形で接合されている。
フロントミドルクロスメンバ43は、左右一対の端側フロントミドルクロスメンバ43Aと、左右一対の端側フロントミドルクロスメンバ43Aを連結する中央フロントミドルクロスメンバ43Bとを有する。左右一対の端側フロントミドルクロスメンバ43A及び中央フロントミドルクロスメンバ43Bは、横断面が上下に長い長方形の閉断面に形成された押出材である。
端側フロントミドルクロスメンバ43Aは、内部には隔壁43Eを有し、内部空間が上下に2分されている。端側フロントミドルクロスメンバ43Aは、左右のフロントサイドフレーム中間部6Bの左右方向における内側の側面に接合され、左右方向における内側に突出している。
中央フロントミドルクロスメンバ43Bは、前壁部43C及び後壁部43Dがそれぞれ上下方向に延在している。中央フロントミドルクロスメンバ43Bは、左右端部を除いて内部に隔壁43Eを有し、内部空間が上下に2分されている。中央フロントミドルクロスメンバ43Bの左右の端部は、隔壁43Eを有さないことによって、端側フロントミドルクロスメンバ43Aを受容可能になっている。
中央フロントミドルクロスメンバ43Bの左右両端には、左右の端側フロントミドルクロスメンバ43Aが嵌め込まれ、溶接やSPR、ボルト等によって接合されている。
各フロントアッパサイドメンバ44は、横断面が四角形の閉断面に形成された押出材であり、下端部がフロントサイドフレーム中間部6Bの上面に突き当たる形で接合され、上方かつ左右方向における外側に延び、上端部がフロントアッパメンバ7の左右両端部の下面に突き当たる形で接合されている。各フロントロアサイドメンバ45は、横断面が四角形の閉断面に形成された押出材であり、下端部がフロントアンダーフレーム8の中間部の上面に突き当たる形で接合され、上方に延び、上端部が左右一対の端側フロントミドルクロスメンバ43Aの下面に突き当たる形で接合されている。
平面視において、フロントアッパクロスメンバ41、フロントミドルクロスメンバ43、左右のフロントアッパサイドメンバ44、及び左右のフロントロアサイドメンバ45は、前後方向において互いに一致する(重なる)ように配置されている。一方、フロントロアクロスメンバ42は、平面視において、前枠構造体40を構成するフロントアッパクロスメンバ41等の他の部材よりも後方に偏倚して配置されている。前枠構造体40によって画成される前後を向く開口は、フロントミドルクロスメンバ43によって上下に2分割されている。
図2に示すように、各フロントサイドフレーム6とダッシュボードクロスメンバ26とは、筋交いのように掛け渡される左右一対の第1フロント補強メンバ47によって連結されている。各第1フロント補強メンバ47は、横断面が四角形の閉断面に形成された押出材からなる。第1フロント補強メンバ47の後端部は、ダッシュボードクロスメンバ26の左右方向における中間部の前側面であって、トンネルフレーム前部34Aの前方に位置する部分に突き当たる形で接合されている。詳細には、第1フロント補強メンバ47の後端部は、前後方向において、トンネルフレーム前部34Aの前端部の左右両側部に対応する部分に配置されている。各第1フロント補強メンバ47は、後端部から前方かつ左右方向における外側に直線状に延び、前端部が左右において対応するフロントサイドフレーム中間部6Bの、前後方向に前ダンパハウジング20及びフロントミドルクロスメンバ43の間に位置し、左右方向における内側の側面に突き当たる形で接合されている。
図2に示すように、左右の前ダンパベース21とダッシュボードロア38の左右方向における中央部とは、筋交いのように掛け渡される左右一対の第2フロント補強メンバ48によって連結されている。各第1フロント補強メンバ47は、横断面が四角形の閉断面に形成された押出材からなる。各第2フロント補強メンバ48の後端部は、ダッシュボードロア38の左右方向における中央部に接合されるブラケット49にボルト締結されている。各第2フロント補強メンバ48は、後端部から前方かつ左右方向における外側へと直線状に延び、前端部が前ダンパベース21に一体形成された受座にボルト締結されている。
(モータの搭載構造)
図4はモータが搭載された車体の前部構造を底面側から見た模式図であり、図5はモータが搭載された車体の前部構造を示す側面図である。図3〜図5に示すように、車輪の駆動に使用される電動モータ60は、回転軸60Aが左右方向に延在するように車体1に対して配置される。モータ60のハウジング62は、略円筒状に形成され、図示しない回転子を受容するハウジング本体部63を有している。ハウジング本体部63は、その軸線が左右方向に延在するように車体1に対して配置される。ハウジング本体部63の左右の両端部64は、左右方向における中央部に対して段違いに縮径されている。これにより、ハウジング本体部63の外面の左側部分に左方を向く平面である前締結座65が形成されている。同様に、ハウジング本体部63の外面の右側部分に右方を向く平面である前締結座65が形成されている。以上のように、ハウジング本体部63は、左右一対の前締結座65を有している。
ハウジング本体部63の後部の左右両側部分には、それぞれ後方へと突出した左右一対の後締結座66が形成されている。各後締結座66は、その突出端に後方を向く締結面を有している。ハウジング本体部63の左右の後締結座66の間に位置する部分には、後方へと突出した後部突出部68が形成されている。後部突出部68には、例えば電子部品等が収容されている。
図4に示すように、モータ60は、左右一対のモータステイ部材70及び前マウント部材71を介して中央フロントミドルクロスメンバ43Bに支持され、左右一対の後マウント部材73を介してダッシュボードクロスメンバ26及びトンネルフレーム前部34Aに支持されている。
図4及び図5に示すように、モータ60の回転軸60Aは、左右方向に延び、前後方向において中央フロントミドルクロスメンバ43Bとダッシュボードクロスメンバ26との間に配置されている。より詳細には、モータ60の回転軸60Aは、前後方向において前ダンパハウジング20と重なる位置に配置されている。
モータステイ部材70は、金属の鋳造材であり、モータ60の左右の前締結座65に締結されるモータ締結部76と、モータ締結部76から前方に、上方かつ左右方向における外方に延びるアーム部77と、アーム部77の前端部に設けられ、前マウント部材71に締結される前マウント締結部78とを有している。
モータ締結部76は、左右方向において内側を向く平面を有し、その平面において前締結座65に面接触する。左右方向からモータ締結部76を貫通し、前締結座65に形成された雌ねじ孔(不図示)に螺合するボルト79によって、モータ締結部76は前締結座65に締結される。ボルト79は、モータ60の回転軸60Aを中心とした周方向に沿って複数個所(本実施形態では3つ)設けられている。各ボルト79の軸線は、左右方向に延在している。モータ締結部76は、モータ60に締結された状態において、モータ60の周方向に延在している。
左右のアーム部77は、後部から前部へと進むにつれて、左右方向において互いに離間するように延びている。すなわち、左右のアーム部77の前端部間の距離は、後端部間の距離よりも大きくなっている。アーム部77は、モータ締結部76に連続する後部から前マウント締結部78に連続する前部に進むにつれて、上下方向における幅が小さくなっている。これにより、アーム部77は、図5に示すように側方から見て三角形状に形成されている。アーム部77の上縁から左右方向における外方に突出すると共に上縁に沿って延びる上縁リブ81と、アーム部77の下縁から左右方向における外方に突出すると共に下縁に沿って延びる下縁リブ82と、上縁リブ81及び下縁リブ82の間に配置された複数の連結リブ83とを有している。これらの上縁リブ81、下縁リブ82及び連結リブ83は、アーム部77を軽量化しつつ剛性を高める目的で設けられている。
前マウント締結部78は、軸線が前後に延びる円柱形状をなし、後端部においてアーム部77に連続している。アーム部77の上縁リブ81及び下縁リブ82は前マウント締結部78の後端部に連続している。前マウント締結部78の前端面には、前後に延びる軸線を有し、有底孔である雌ねじ孔86が構成されている。
以上のように構成されたモータステイ部材70は、前マウント締結部78が、モータ締結部76に対して、上下方向において上方かつ左右方向において外側に配置される。
図6はモータ搭載構造の前部を示す斜視図であり、図7は図6のVII−VII断面図である。図6及び図7に示すように、前マウント部材71は、両端が開口した円筒形状の前外筒部材91と、前外筒部材91の外周面から径方向外方に突出した少なくとも1つの前締結部92と、前外筒部材91の内部に支持された環状のゴムブッシュ93と、両端が開口した円筒形状をなし、前外筒部材91の内部にゴムブッシュ93を介して同軸に支持された前内筒部材94とを有している。前マウント部材71は、前外筒部材91及び前内筒部材94の軸線が前後に延びるように、中央フロントミドルクロスメンバ43Bに取り付けられる。
前締結部92は、本実施形態では3つ設けられており、それぞれ前方を向く締結面を有している。各前締結部92の締結面は、前外筒部材91の軸線と直交し、前外筒部材91の前後方向における中間部に位置する1つの平面上に配置されている。各前締結部92の締結面には、前後に貫通する雌ねじ孔96が形成されている。他の実施形態では、前締結部92の雌ねじ孔96は有底孔であってもよい。
前内筒部材94は、軸線方向(前後方向)において前外筒部材91より長く、前外筒部材91から前後に突出している。前内筒部材94の後端面がモータステイ部材70の前マウント締結部78の前端面に対向した状態において、前内筒部材94の内部を前方から通過し、前マウント締結部78の雌ねじ孔86に螺合するボルト98によって前内筒部材94とモータステイ部材70とは締結される。
中央フロントミドルクロスメンバ43Bの左右の端部近傍には、後壁部43Dから前壁部43Cへと前後に貫通した断面円形の受容孔101がそれぞれ形成されている。受容孔101は、軸線方向(前後方向)において直径が変化していてもよい。本実施形態では、受容孔101は、後壁部43Dにおける開口端の直径が、前壁部43Cにおける開口端の直径より大きい。中央フロントミドルクロスメンバ43Bの内部に設けられた隔壁43Eは、受容孔101と重なる部分が取り除かれている。受容孔101は、前外筒部材91を受容可能な大きさに形成されており、前外筒部材91ががた付きなく嵌合する大きさに形成されていてもよい。
中央フロントミドルクロスメンバ43Bの受容孔101の周囲には、中央フロントミドルクロスメンバ43Bを前後に貫通する円筒形のカラー103が、接合されている。カラー103は、第1マウント部材の前締結部92に対応する位置に設けられており、本実施形態では3つ設けられている。本実施形態では、カラー103は、中央フロントミドルクロスメンバ43Bの前壁部43Cから前方に突出し、後壁部43Dから後方に突出するように設けられている。他の実施形態では、カラー103の前端面及び後端面がフロントクロスメンバの前壁部43C及び後壁部43Dの外面と面一となるように設けられてもよい。3つのカラー103の内2つは、受容孔101に対して左右方向における外側、すなわちフロントサイドフレーム側に設けられ、残りの1つは受容孔101に対して左右方向における中央側に設けられている。
外筒部材は、中央フロントミドルクロスメンバ43Bの後方から受容孔101に挿入される。このとき、各前締結部92の締結面が中央フロントミドルクロスメンバ43Bに設けられた各カラー103の後端面に突き当たることによって、外筒部材の受容孔101に対する挿入長さが定まる。各カラー103を前方から貫通し、前締結部92の雌ねじ孔96に螺合するボルト104によって、カラー103と前締結部92とは締結される。すなわち、第1マウント部材の外筒部材は、カラー103を介して中央フロントミドルクロスメンバ43Bに連結される。
前締結部92がカラー103に締結された状態で、外筒部材及び前内筒部材94の前端部は、受容孔101内に位置する。すなわち、外筒部材及び前内筒部材94の前端部は、中央フロントミドルクロスメンバ43Bが形成する閉断面内に位置している。外筒部材及び前内筒部材94の前端位置は、外筒部材及び前内筒部材94の軸方向長さ及び外筒部材に対する前締結部92の位置を変更することによって適宜変更することができる。例えば、外筒部材の前端部は、中央フロントミドルクロスメンバ43Bの前壁部43Cにまで到達してもよく、前壁部43Cを通過して前方に突出してもよい。また、外筒部材の前端部を中央フロントミドルクロスメンバ43Bの前壁に接合してもよい。
受容孔101が中央フロントミドルクロスメンバ43Bを前後に貫通しているため、前マウント部材71が中央フロントミドルクロスメンバ43Bに対して配置された状態で、前内筒部材94は受容孔101を通して前方に露出する。このため、前内筒部材94とモータステイ部材70とを締結するボルト98を、受容孔101を通して取り付けることができる。これにより、前内筒部材94とモータステイ部材70とを締結するボルト98と、各カラー103と前締結部92とを締結するボルト104の取付方向(螺進方向)が一致し、取付作業が容易になる。
図8はモータ搭載構造の後部を示す断面図(図4のVIII−VIII断面図)であり、図9はモータ搭載構造の後部を示す断面図(図4のIX−IX断面図)である。図8及び図9に示すように、後マウント部材73は、両端が開口した円筒形状の後外筒部材111と、後外筒部材111の外周面から径方向外方に突出した少なくとも1つの後締結部112と、後外筒部材111の内部に支持された環状のゴムブッシュ113と、両端が開口した円筒形状をなし、後外筒部材111の内部にゴムブッシュ113を介して同軸に支持された後内筒部材114とを有している。後マウント部材73は、後外筒部材111及び後内筒部材114の軸線が前後に延びるように、ダッシュボードクロスメンバ26及びトンネルフレーム前部34Aに取り付けられる。
図4、図8及び図9に示すように、後マウント部材73の後締結部112は、本実施形態では3つ設けられており、それぞれ上方を向く締結面を有している。各後締結部112の締結面と直交する軸線は、後外筒部材111の軸線と垂直になる。後外筒部材111は、ダッシュボードクロスメンバ26の下方であって、左右方向においてトンネルフレーム前部34Aの左右端部に対応する位置に、軸線が前後を向くように配置される。3つの後締結部112のうち2つの後締結部112は、後外筒部材111の前後に延びる軸線に対して左右方向における内側に配置され、残りの1つの後締結部112は後外筒部材111の軸線に対して左右方向における外側に配置される。後外筒部材111の軸線に対して左右方向における内側に配置された2つの後締結部112は、前後に配置され、前側の後締結部112はダッシュボードクロスメンバ26の下壁部26Aに対向し、後側の後締結部112はトンネルフレーム前部34Aに対向する。各後締結部112の締結面には、上下に貫通する貫通孔116が形成されている。
図8及び図9に示すように、ダッシュボードクロスメンバ26の後締結部112と対向する部分には、ダッシュボードクロスメンバ26を上下に貫通するように2つの第1ナット部材121が溶接等により接合されている。第1ナット部材121は円筒状をなし、軸線が上下に延びるように配置されている。第1ナット部材121の内面には、雌ねじが形成されている。各第1ナット部材121は、その上端部がダッシュボードクロスメンバ26の上壁部26Bの外面と面一になるように配置され、その下端部がダッシュボードクロスメンバ26の下壁部26Aから下方へと突出している。ダッシュボードクロスメンバ26の下方に配置された2つの後締結部112は、対向する第1ナット部材121の下端部に突き当たるように配置される。この状態で、2つの後締結部112の貫通孔116には、下方からボルト122が挿通され、ボルト122が第1ナット部材121に螺合することによって、2つの後締結部112と第1ナット部材121とが締結される。
図9に示すように、トンネルフレーム前部34Aの後締結部112と対向する部分には、補強板34D及びトンネルフレーム前部34Aを上下に貫通するように第2ナット部材125が補強板34D及びトンネルフレーム前部34Aに接合されている。第2ナット部材125は円筒状をなし、軸線が上下に延びるように配置されている。第2ナット部材125の内面には、雌ねじが形成されている。第2ナット部材125は、その上端部がトンネルフレーム前部34Aの上面と面一になるように配置され、その下端部が補強板34Dの下面から下方へと突出している。すなわち、第2ナット部材125は、トンネルフレーム前部34A及び補強板34Dによって画成される閉断面を上下に横切るように設けられている。トンネルフレーム前部34Aの下方に配置された後締結部112は、対向する第2ナット部材125の下端部に突き当たるように配置される。この状態で、後締結部112の貫通孔116には、下方からボルト127が挿通され、ボルト127が第2ナット部材125に螺合することによって、後締結部112と第2ナット部材125とが締結される。
以上のように、後マウント部材73の後外筒部材111は、2つの後締結部112及び第1ナット部材121を介してダッシュボードクロスメンバ26に締結され、1つの後締結部112及び第2ナット部材125を介してトンネルフレーム前部34Aに締結される。
後マウント部材73の後内筒部材114は、後外筒部材111と軸線方向における長さが概ね同じであり、その前端面は後外筒部材111の前端面と前後方向において同じ位置に配置されている。各後内筒部材114の前端面は、モータ60の各後締結座66と対向して配置される。ボルト128が、後内筒部材114の内孔を後方から前方に通過し、後締結座66に形成された有底の雌ねじ孔129に螺合することによって、後内筒部材114は後締結座66に締結される。
以上のモータ60の搭載構造では、モータ60の回転軸60Aは、上下方向において中央フロントミドルクロスメンバ43B及びダッシュボードクロスメンバ26よりも下方に配置され、フロントロアクロスメンバ42よりも上方に配置される。また、図5に示すように、左右方向から見て、前マウント部材71の中心(詳細には、前内筒部材94の中心)と後マウント部材73の中心(詳細には、後内筒部材114の中心)との中心を結ぶ仮想線Aが、モータ60のハウジング62を通過するように、モータ60の位置が設定されている。仮想線Aがモータ回転軸60Aと近接することによって、モータ回転軸A回りの回転モーメントに対する支持剛性が向上する。
左右一対のモータステイ部材70は、前側に進むほど互いに離間するように左右方向において外側に広がるため、左右の前マウント部材71間の距離が大きくなり、モータ60の安定性が向上する。フロントミドルクロスメンバ43は、左右端部において左右のフロントサイドフレーム中間部6Bに接合されているため、左右端部側ほど剛性が高い。そのため、各前マウント部材71間の距離が大きくなることによって、各前マウント部材71は中央フロントミドルクロスメンバ43B内において、より剛性が高い部分に配置されるようになり、モータの支持剛性が向上する。
左右一対のモータステイ部材70は、モータ60に締結される後端部が前端部に対して下方に変位しているため、モータ60を中央フロントミドルクロスメンバ43B、フロントサイドフレーム中間部6B、及びダッシュボードクロスメンバ26より下方に配置することができ、モータとこれらの部材との干渉を避けることができる。
モータ60は、ハウジング62の一部である後部突出部68がトンネルフレーム前部34Aの下方に配置されている。そのため、上方へと傾斜して延びたトンネルフレーム前部34Aの下方に形成される空間にモータ60の一部を配置し、空間を有効利用することができる。
前マウント部材71は、前外筒部材91及び前内筒部材94の前端部を中央フロントミドルクロスメンバ43Bの断面内(外形内)に突入させる構造としたため、前マウント部材71と中央フロントミドルクロスメンバ43Bとの重なりを大きくして接合部の剛性を高めることができる。また、前外筒部材91及び前内筒部材94の軸線方向への延長化が可能になり、前外筒部材91による前内筒部材94の支持安定性を向上させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。本実施形態では、前マウント部材71を中央フロントミドルクロスメンバ43Bに、後壁部43D側から接合する構造としたが、他の実施形態では、前マウント部材71を中央フロントミドルクロスメンバ43Bに、下壁部側から接合する構造としてもよい。また、本実施形態では、モータ60のハウジング62がモータステイ部材70を介して前マウント部材71に接合される構造としたが、モータステイ部材70を省略し、前マウント部材71の前内筒部材94とハウジング62とを直接に接合する構造としてもよい。
また、以上の実施形態では、本発明のモータ搭載構造を、前輪を駆動するモータに適用した例について説明したが、本発明のモータ搭載構造は後輪を駆動するモータに適用することができる。例えば、車体後部に、前後に延びる左右一対のリヤフレーム(サイドメンバ)を有する車体後部構造に対して、左右に延び、左右のリヤフレームを連結する前後一対のクロスメンバを設け、これらの前後一対のクロスメンバに前マウント部材及び後マウント部材を設けることによって、上記実施形態と同様のモータ搭載構造を構成することができる。
1…車体、6…フロントサイドフレーム(サイドメンバ)、7…フロントアッパメンバ、8…フロントアンダーフレーム、10…フロントバルクヘッド、20…前ダンパハウジング、26…ダッシュボードクロスメンバ(第2クロスメンバ)、27…ダッシュサイドメンバ、30…サイドシル、34…トンネルフレーム、34A…トンネルフレーム前部、34D…補強板、40…前枠構造体、41…フロントアッパクロスメンバ、42…フロントロアクロスメンバ、43…フロントミドルクロスメンバ(第1クロスメンバ)、43A…端側フロントミドルクロスメンバ、43B…中央フロントミドルクロスメンバ、44…フロントアッパサイドメンバ、45…フロントロアサイドメンバ、60…電動モータ、60A…回転軸、62…ハウジング、63…ハウジング本体部、65…前締結座、66…後締結座、70…モータステイ部材、71…前マウント部材(第1マウント部材)、73…後マウント部材(第2マウント部材)、76…モータ締結部、77…アーム部、78…前マウント締結部、91…前外筒部材(第1外筒部材)、92…前締結部(第1締結部)、93…ゴムブッシュ、94…前内筒部材(第1内筒部材)、101…受容孔、103…カラー、111…後外筒部材(第2外筒部材)、112…後締結部(第2締結部)、113…ゴムブッシュ、114…後内筒部材(第2内筒部材)、121…第1ナット部材、125…第2ナット部材、A…仮想線

Claims (6)

  1. 骨格メンバを組み合わせてなる車体に、車輪を駆動するモータを取り付けるためのモータ搭載構造であって、
    前記骨格メンバは、前後に延びる左右一対のサイドメンバと、左右に延びて前記左右一対のサイドメンバに接合される第1クロスメンバ及び前記第1クロスメンバよりも後方に配置された第2クロスメンバとを有し、
    前記モータの回転軸は、左右方向に延在し、前後方向において前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に配置され、
    前記モータの前部には、前方かつ左右方向において互いに離間する方向に延びる左右一対のモータ支持ステイが接合され、各モータ支持ステイの前端部が第1マウント部材を介して前記第1クロスメンバに支持され、
    前記モータの後部は、第2マウント部材を介して前記第2クロスメンバに支持され、
    前記第1マウント部材は、前記第1クロスメンバに形成された受容孔に一部が挿入される第1外筒部材と、前記第1外筒部材の外面から突出し、前記受容孔の外方において前記第1クロスメンバに第1ボルトによって締結される第1締結部と、前記第1外筒部材の内部にゴムを介して支持され、前記モータ支持ステイに接合される第1内筒部材とを有し、
    前記第1クロスメンバには、前記第1ボルトを受容し、支持するカラーが接合されていることを特徴とするモータ搭載構造。
  2. 前記第1内筒部材は、第2ボルトによって前記モータ支持ステイに接合され、
    前記受容孔は貫通孔であり、
    前記第1ボルト及び前記第2ボルトは、螺進方向が同じであることを特徴とする請求項1に記載のモータ搭載構造。
  3. 前記第2マウント部材は、前記モータを支持する第2内筒部材と、ゴムを介して前記第2内筒部材を受容する第2外筒部材と、前記第2外筒部材の外面から突出し、前記第2クロスメンバに第3ボルトによって締結される第2締結部とを有し、前記第2内筒部材の軸線方向と前記第3ボルトの軸線方向とは略垂直に配置され、前記第2クロスメンバに下方から前記第3ボルトによって締結されることを特徴とする請求項1に記載のモータ搭載構造。
  4. 前後に延びると共に、前方に進むにつれて上方に進むように傾斜したトンネルフレームの前端部が前記第2クロスメンバの後部に接合され、
    前記第2締結部は、更に前記トンネルフレームに第4ボルトによって締結されることを特徴とする請求項1に記載のモータ搭載構造。
  5. 前記第1締結部は、少なくとも3つ以上設けられ、少なくとも2つ以上の前記第1締結部が前記第1外筒部材の中心に対して近い側の前記サイドメンバ側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ搭載構造。
  6. 左右方向から見て、前記第1マウント部材と前記第2マウント部材とを結ぶ仮想線が、前記モータのハウジングを通過することを特徴とする請求項1に記載のモータ搭載構造。
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