JP5704195B2 - プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤーハーネス - Google Patents

プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤーハーネス Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤーハーネスを収容するプロテクタに関する。
特許文献1のプロテクタは、ワイヤーハーネスを覆っている不織布が、外周面からホットプレスされることにより、ワイヤーハーネスの収容方向に沿って、剛性の高い部分と、曲げ容易な曲げ許容部分とを有して形成されている。特許文献1のプロテクタによれば、収容したワイヤーハーネスを部分的に容易に曲げ変形できる。
特開2011−160611号公報
しかしながら、特許文献1のプロテクタには、ワイヤーハーネスを覆った状態の不織布が外周面からホットプレスされて形成されるので、ワイヤーハーネスの製造現場にワイヤーハーネスを収容可能となる形状を形作るためのホットプレス機を導入する必要があり、作業スペースや作業負担が増大するといった問題がある。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたもので、ワイヤーハーネスの製造現場にワイヤーハーネスを収容可能となる形状を形作るためのホットプレス機を導入することなく、プロテクタに収容したワイヤーハーネスを部分的に容易に曲げ変形できる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の態様に係るプロテクタは、基本繊維と、前記基本繊維よりも低融点のバインダとを含んで柔軟性を有するシート状の不織材料が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより両端部分を含む一部の領域が硬化したシート材によって、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間を備えて形成された収容部を備え、前記収容部は、長手方向に沿って硬質部と、前記硬質部よりも軟らかい軟質部とを備えており、前記収容部の長手方向の両端部分は、前記シート材の硬化した両端部分によって形成された硬質部である。
第2の態様に係るプロテクタは、第1の態様に係るプロテクタであって、前記収容部は、底部と、前記底部の両側から同じ側に突出する一対の側壁とを含む樋状の形状に形成されており、前記プロテクタは、前記収容部の前記一対の側壁のうち一方の側壁に一端が回動可能に設けられ、前記収容部の開口部を閉鎖可能な蓋部をさらに備えている。
第3の態様に係るプロテクタは、第2の態様に係るプロテクタであって、前記収容部の前記硬質部と、前記蓋部とのうち少なくとも一方に少なくとも1つのリブが形成されている。
第4の態様に係るプロテクタは、第1から第3の何れか1つの態様に係るプロテクタであって、前記収容部の前記硬質部に固定されているベース部材と、前記ベース部材に設けられ、他の部材に係止可能な係止部と、を含んで前記収容部と別体に形成された係止部材をさらに備えている。
第5の態様に係るプロテクタは、第4の態様に係るプロテクタであって、前記収容部の底部には、前記収容部の内部空間と連通する一対の貫通孔が、前記収容部の前記一対の側壁の基端部分の内周面に沿って設けられており、前記係止部材の前記ベース部材のうち前記一対の側壁に対応する部分には一対の固定部が設けられており、前記一対の固定部のそれぞれは、(a)前記一対の側壁のうち対応する側壁の外周面に沿って立設された外側片と、前記一対の貫通孔のうち前記対応する側壁側の貫通孔を通って前記対応する側壁の内周面に沿って立設された内側片と、を備えており、(b)前記外側片と前記内側片とが前記対応する側壁を挟み込んで、前記対応する側壁を固定している。
第6の態様に係るプロテクタは、第5の態様に係るプロテクタであって、前記係止部材は、前記一対の固定部のうち一方の固定部の前記内側片に一端が設けられたバンド部と、前記一対の固定部のうち他方の固定部の前記内側片に設けられ、前記バンド部の先端側部分を固定可能なバンド固定部と、をさらに備え、前記バンド固定部は、前記ワイヤーハーネスを前記収容部の内部空間に保持するように、前記バンド部の先端側部分を固定可能である。
第7の態様に係るプロテクタ付きワイヤーハーネスは、第1から第6の何れか1つの態様に係るプロテクタと、前記プロテクタの前記収容部に収容されたワイヤーハーネスと、を備える。
第8の態様に係るプロテクタ付きワイヤーハーネスは、第2または第3の態様に係るプロテクタ付きワイヤーハーネスであって、前記プロテクタは、前記収容部の前記開口部を閉鎖可能な蓋部を備えるとともに、前記プロテクタ付きワイヤーハーネスは、前記収容部および前記蓋部と別体に形成され、前記収容部に収容されたワイヤーハーネスから分岐した枝線に外装された枝線外装部材をさらに備えており、前記収容部の前記軟質部における前記収容部の前記一対の側壁のうち他方の側壁の先端側の側部と、前記蓋部の他端側の側部との間に前記枝線外装部材を挟んだ状態で、前記他方の側壁の先端側の側部と、前記蓋部の他端側の側部とが互いに重なり合い可能に形成されている。
第1から第8の何れの態様に係る発明によっても、プロテクタの収容部は、基本繊維と、より低融点のバインダとを含んで柔軟性を有するシート状の不織材料が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより一部の領域が硬化したシート材によって、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間を備えて形成されている。そして、収容部は、長手方向に沿って硬質部と、硬質部よりも軟らかい軟質部とを備えている。これにより、プロテクタを予め製造した後、ワイヤーハーネスの製造現場に持ち込んで、プロテクタをワイヤーハーネスに外装することができる。従って、ワイヤーハーネスの製造現場にワイヤーハーネスを収容可能となる形状を形作るためのホットプレス機を導入することなく、プロテクタに収容したワイヤーハーネスを部分的に容易に曲げ変形できる。
第2の態様に係る発明によれば、プロテクタの収容部の一対の側壁のうち一方の側壁に一端が回動可能に取り付けられ、収容部の開口部を閉鎖可能な蓋部をさらに備えている。従って、蓋部を閉じていない状態で、ワイヤーハーネスを収容部に収容した後に、収容部の開口部を蓋部で閉鎖できるので、ワイヤーハーネスへのプロテクタの外装と、ワイヤーハーネスの全周に対する保護とが容易になる。
第3の態様に係る発明によれば、プロテクタは、収容部の硬質部と、蓋部とのうち少なくとも一方に少なくとも1つのリブが形成されている。これにより、シート材を薄肉化しても収容部の剛性を高めることが出来るので、プロテクタを軽量化できる。
第4の態様に係る発明によれば、プロテクタは、収容部の硬質部に固定されているベース部材と、ベース部材に設けられ、他の部材に係止可能な係止部と、を含んで収容部と別体に形成された係止部材をさらに備えている。係止部材の係止部が他の部材に係止できるので、プロテクタを他の部材に容易に固定できる。また、係止部材がプロテクタの硬質部に取り付けられるので、係止部材を、より強固にプロテクタに固定できる。
第5の態様に係る発明によれば、収容部の底部には、収容部の内部空間と連通する一対の貫通孔が、収容部の一対の側壁の基端部分の内周面に沿って設けられており、係止部材のベース部材のうち一対の側壁に対応する部分には一対の固定部が設けられており、一対の固定部のそれぞれは、(a)一対の側壁のうち対応する側壁の外周面に沿って立設された外側片と、一対の貫通孔のうち対応する側壁側の貫通孔を通って対応する側壁の内周面に沿って立設された内側片と、を備えており、(b)外側片と内側片とが対応する側壁を挟み込んで、対応する側壁を固定している。従って、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間を備えたプロテクタの形状の維持がさらに容易になる。また、係止部材をプロテクタに容易に固定できる。
第6の態様に係る発明によれば、係止部材は、一対の固定部のうち一方の固定部の内側片に一端が取り付けられたバンド部と、一対の固定部のうち他方の固定部の内側片に設けられ、バンド部の先端側部分を固定可能なバンド固定部と、をさらに備える。そして、バンド固定部は、ワイヤーハーネスを収容部の内部空間に保持するように、バンド部の先端側部分を固定可能である。これにより、ワイヤーハーネスは、収容部の内部空間に保持されるような断面形状で収容部に収容される。
第8の態様に係る発明によれば、プロテクタ付きワイヤーハーネスは、収容部および蓋部と別体に形成され、収容部に収容されたワイヤーハーネスから分岐した枝線に外装された枝線外装部材をさらに備えている。そして、収容部の軟質部における収容部の一対の側壁のうち他方の側壁の先端側の側部と、蓋部の他端側の側部との間に枝線外装部材を挟んだ状態で、他方の側壁の先端側の側部と、蓋部の他端側の側部とが互いに重なり合い可能に形成されている。従って、収容部の他方の側壁の先端側の側部と、蓋部の他端側の側部とを互いに固定することによって、枝線外装部材を一体的に形成されたプロテクタに固定できるので、分岐した枝線の保護が容易となる。また、枝線の分岐位置の維持が容易となる。
実施形態に係るプロテクタの1例を示す斜視図である。 図1のプロテクタを硬質部において切断した断面図である。 実施形態に係るプロテクタの他の例を示す斜視図である。 ワイヤーハーネスを収容した図3のプロテクタを示す斜視図である。 図4のプロテクタの蓋部が閉じられた状態を示す斜視図である。 図4のプロテクタにワイヤーハーネスの枝線外装材が取り付けられた状態を示す斜視図である。 図6のプロテクタの蓋部が閉じられた状態を示す斜視図である。 リブが形成された実施形態に係るシート材の一例を示す斜視図である。 実施形態に係るプロテクタに取り付けられる係止部材の一例を示す斜視図である。 図9の係止部材が取り付けられた実施形態に係るプロテクタを示す斜視図である。 図10のプロテクタのA1−A1断面図である。 実施形態に係るプロテクタに取り付けられる係止部材の他の一例を示す斜視図である。 図12の係止部材が取り付けられた実施形態に係るプロテクタを示す斜視図である。 実施形態に係るプロテクタを製造する製造装置の一例を示す斜視図である。 図14の製造装置が不織シート材料を加工している状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図面では同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付され、下記説明では重複説明が省略される。
<実施形態>
実施形態に係るプロテクタは、高温状態で圧縮されることによって高剛性に加工可能なシート状の不織材料(「不織シート材料」とも称される)の少なくとも一部を加熱して圧縮(「加熱圧縮」)することによって、少なくとも一部の加工状態が異なるように加工されて形成されたシート材によって形成される。
実施形態に係るプロテクタの製造に用いられる不織シート材料は、複数の繊維が織られずに絡み合ったシート状の繊維材料であって、柔軟性を有している。当該不織シート材料は、加熱によって少なくとも一部が溶融し、さらに硬化することにより、高剛性を呈するように加工することができる。
具体的は、不織シート材料としては、絡み合う基本繊維と、接着樹脂(「バインダ」とも呼ばれる)とを含む柔軟性を有するものを用いることができる。接着樹脂は、基本繊維の融点よりも低い融点を有する樹脂である。そして、この不織シート材料を、基本繊維の融点よりも低くかつ接着樹脂の融点よりも高い温度に加熱することで、接着樹脂が溶融して基本繊維間に染みこむ。この後、不織シート材料が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化する。これより、不織材料が硬化して、加熱前の状態よりも硬くなる。また、接着樹脂が溶融している状態で、不織シート材料を圧縮すると、当該不織シート材料は、その圧縮時における所定の成形形状に維持される。
接着樹脂は、粒状であっても繊維状であってもよい。芯繊維の外周に接着樹脂層を形成してバインダ繊維を構成し、これを基本繊維と絡み合わせるようにしてもよい。この場合の芯繊維としては、上記基本繊維と同材料のものを用いることができる。
上記基本繊維としては、接着樹脂の融点で繊維状態を保ち得ればよく、樹脂繊維の他、各種繊維を用いることができる。また、接着樹脂としては、基本繊維の融点よりも低い融点を持つ熱可塑性樹脂繊維を用いることができる。基本繊維と接着樹脂の組合わせとしては、基本繊維をPET(ポリエチレンテレフタレート)の樹脂繊維とし、接着樹脂をPETとPEI(ポリエチレンイソフタレート)の共重合樹脂とした例が挙げられる。この場合、基本繊維の融点は接着樹脂の融点よりも高い。このため、不織材料を基本繊維と接着樹脂とのそれぞれの融点間の温度に加熱すると、接着樹脂が溶融し、溶融せずに繊維状を保つ基本繊維間に染込む。そして、不織材料が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化し、不織材料は硬くなって加熱時の成形形状を維持する。つまり、上記不織シート材料を、高温状態で、所定の面間に挟み込んで圧縮することで、不織シート材料が当該所定の面の形状に応じた所定形状に成形され、冷却されると、当該成形された形状に維持される。
より具体的には、実施形態に係るプロテクタは、上記不織シート材料が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより一部の領域が硬化したシート材によって形成されており、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間を備えて形成された収容部を備えている。収容部は、長手方向に沿って硬質部と、硬質部よりも軟らかい軟質部とを備えている。硬質部は、不織シート材料が加熱圧縮されて硬化した部分である。また、実施形態に係るプロテクタに収容されたワイヤーハーネスは、実施形態に係るプロテクタ付きワイヤーハーネスである。
プロテクタ101は、実施形態に係るプロテクタの一例であり、長手方向に硬質部51と、軟質部61とを交互に備えている(図1、図2参照)。また、プロテクタ101は、ワイヤーハーネスWを収容可能な内部空間701を備えた収容部11を備えている。収容部11は、底部11aと、底部11aの両側から同じ側に突出する一対の側壁11b、11cとを含んで樋状の形状に形成されている。プロテクタ101は、複数の軟質部61のそれぞれにおいて高い屈曲性を有している。このため、複雑に曲がった配索経路で配索されるワイヤーハーネスWであっても、当該配索経路に沿ってワイヤーハーネスWを収容することが出来る。また、2つのプロテクタ101を用いることにより、例えば、一方のプロテクタ101にワイヤーハーネスWが配索された状態で、各プロテクタ101を開口部11e側が互いに対向する姿勢で、側壁同士が重ね合わされれば、2つのプロテクタ101が1つの筒状体をなす。この状態で、テープ巻等で固定することにより、屈曲性に優れ、ワイヤーハーネスWの全周を保護可能なプロテクタとして用いることが出来る。
プロテクタ102は、実施形態に係るプロテクタの一例であり、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間702を備えた収容部12を備えている(図3参照)。具体的には、収容部12は、底部12aと、底部12aの両側から同じ側に突出する一対の側壁12b、12cとを含む樋状の形状に形成されている。また、収容部12は、側壁12cの先端部が収容部12の外側に折り曲がった形状に形成されたフランジ部(「側部」)12dを備えている。
プロテクタ102は、また、開口部12eを閉鎖可能な蓋部22を備えている。蓋部22の一端は、ヒンジ部22aによって、少なくともフランジ部12d側に回動可能に設けられている。ヒンジ部22aは、例えば、上記不織シート材料の片面側のみが加熱圧縮されることにより形成される。蓋部22がヒンジ部22aを中心に回動されて、蓋部22の他端側の側部22dがフランジ部12dと当接することにより、開口部12eが閉鎖される。フランジ部12dが設けられたことにより、側壁12cと蓋部22との当接面積が増大するので、開口部12eの閉鎖が容易になる。
また、プロテクタ102の長手方向の両端部分は、上記不織シート材料が加熱圧縮されて硬化した硬質部52によって形成されており、長手方向の中央部分は、硬質部52よりも軟らかい軟質部62によって形成されている。すなわち、プロテクタ102は、長手方向に沿って、硬質部52と軟質部62とを交互に備えている。軟質部62は、硬質部52よりも軟らかく、硬質部52よりも変形し易い。このため、ワイヤーハーネスの配索経路が屈曲している場合でも、プロテクタ102の軟質部62がワイヤーハーネスの屈曲部分に沿うようにプロテクタ102をワイヤーハーネスに外装すれば、屈曲部分の保護が容易となる。このように、プロテクタ102の軟質部62は、曲げ変形用の軟質部でもある。
また、プロテクタ102の収容部12の収容空間には、ワイヤーハーネスWがプロテクタ102の長手方向に沿って配索された状態で収容される(図4参照)。そして、蓋部22が収容部12の開口部12eを閉鎖して、蓋部22の他端側の側部22dと、フランジ部12dとが重ね合わされた状態で、側部22dとフランジ部12dとが接着部34aにおいて互いに接着されて固定されている(図5参照)。なお、図4、図5においては、プロテクタ102の軟質部62は、屈曲しておらず、硬質部52における収容空間の長手方向に沿って、直線状である状態が示されている。また、プロテクタ102とワイヤーハーネスWとは、プロテクタ付きワイヤーハーネスである。
接着部34aにおいては、側部22dとフランジ部12dとが、発熱体で押圧する加熱溶着、または超音波溶着などによって溶着されている。溶着による固定に代えて、両面粘着テープによる固定、またはホッチキス止めなどの固定手法が採用されてもよい。また、蓋部22が開口部12eを閉鎖した状態で、プロテクタ102の周方向に沿って、プロテクタ102の周囲に粘着テープを巻き付けることにより蓋部22とフランジ部12dとを固定する手法が採用されてもよい。このように、蓋部22の他端側の側部22dと、収容部12の他方の側壁12cのフランジ部12dとが、互いに重なり合った状態で、互いに固定されれば、プロテクタ102に収容したワイヤーハーネスよって蓋部22が押されて解放されることを抑制することが出来る。
プロテクタ102が、例えば、図8に示された部分206のように、少なくとも1つのリブ(図示では、格子状の複数のリブ181)が形成された面を備えていてもよい。少なくとも1つのリブは、例えば、収容部12の硬質部52と、蓋部22とのうち少なくとも一方に形成される。リブが形成されれば、プロテクタ102を構成しているシート材202を薄肉化しても収容部の剛性を高めることが出来るので、プロテクタ102を軽量化できる。
また、図6には、図4に示されているプロテクタ102に収容されているワイヤーハーネスWの枝線W1が、軟質部62におけるフランジ部12dにおいて、プロテクタ102の外部に引き出されている状態が示されている。より詳細には、枝線W1は、枝線外装部材400を外装されており、枝線外装材400がフランジ部12dに取り付けられている。枝線外装部材400は、不織シート材料を枝線W1の周回りに巻いて端部同士を溶着したり、両面粘着テープで固定することなどによって、形成されている。そして、フランジ部12dに枝線外装部材400が取り付けられている状態で、蓋部22の側部22dが収容部12のフランジ部12dに重ね合わされる。
この状態においては、収容部12のフランジ部12dと、蓋部22の側部22dとの間に枝線外装部材400が挟まれた状態で、フランジ部12d、側部22dとが互いに重ね合わされている。従って、収容部12の他方の側壁12cの先端側のフランジ部12dと、蓋部22の他端側の側部22dとを互いに固定することによって、枝線外装部材400を一体的に形成されたプロテクタ102に固定できる。これにより、分岐した枝線W1の保護が容易となる。
収容部12のフランジ部12dと、蓋部22の側部22dとの間に枝線外装部材400が挟まれて、フランジ部12d、側部22dとが互いに重ね合わされている状態で、側部22dとフランジ部12dとが互いに固定されることにより、当該固定の際に、枝線外装部材400のプロテクタ102への固定も行われる(図7参照)。収容部12は、上記不織シート材料が加熱圧縮されて硬化した硬質部52と、硬質部52よりも軟らかい軟質部62とを含んでいる。蓋部22の側部22dと、収容部12のフランジ部12dとのそれぞれにおける枝線外装部材400を挟んでいる部分うち少なくとも一方は、軟質部62によって形成されていることが好ましい。
この場合、枝線外装部材400を挟む蓋部22の側部22dとフランジ部12dとのうち軟質部62で形成されている部分は、枝線外装部材400の断面形状に応じて窪む。これにより、枝線外装部材400を、蓋部22の側部22dと、収容部12のフランジ部12dとにより密着させることができるので、枝線外装部材400をプロテクタ102により確実に保持することが出来る。また、軟質部62に枝線外装部材400が取り付けられて、蓋部22が閉じられると、枝線外装部材400に凹部が形成されるので、枝線W1の分岐位置の維持が容易となる。なお、枝線外装部材400が、蓋部22とフランジ部12dとのそれぞれの硬質部52に挟まれて取り付けられるとしても、本発明の有用性を損なうものではない。
係止部材81Aは、実施形態に係るプロテクタに取り付けられて、車体パネルなどの他の部材にプロテクタを固定可能な係止部材の一例であり、実施形態に係るプロテクタ108の外周面に取り付けられている(図9〜図11参照)。
係止部材81Aは、プロテクタ108の収容部12の外周面に固定されている長方形板状のベース部材82と、ベース部材82に設けられ、車体パネルなどの他の部材に係止可能な係止爪を備えた係止部85とを含んでおり、プロテクタ108の収容部12と別体に形成されている。プロテクタ108が収容部12に取り付けられた係止部材81Aを備えていることにより、プロテクタ108を他の部材に容易に固定できる。また、係止部材81Aによりプロテクタ108の強度を補強できる。
プロテクタ108は、底部12aと、底部12aの両側から同じ側に突出した一対の側壁12b、12cを備える樋状の収容部12を備えて形成されている。また、一方の側壁12bの先端部分には、ヒンジ部22aを介して蓋部22が接続している。プロテクタ108の底部12aには、収容部12の内部空間と連通する一対の貫通孔12i、12jが、収容部12の一対の側壁12b、12cの基端部分の内周面に沿って設けられている。
一方の貫通孔12iは、底部12aのうち一方の側壁12b側の部分において、側壁12bの基端部分の内周面に沿って設けられた切れ目によって形成されている。他方の貫通孔12jは、底部12aのうち他方の側壁12c側の部分において、側壁12cの基端部分の内周面に沿って設けられた切れ目によって形成されている。
一対の貫通孔12i、12jには、後述するように、係止部材81Aのベース部材82からプロテクタ108側に突出している一対の固定部83、84のそれぞれの内側片83b、84bが、それぞれ挿入される。この挿入が容易となるように、貫通孔12iの両側からは、側壁12bの基端部分の内周面を横切る方向に沿って底部12aの中央側に向かう一対の切れ目が形成されているとともに、貫通孔12jの両側からは、側壁12cの基端部分の内周面を横切る方向に沿って底部12aの中央側に向かう一対の切れ目が形成されている。
これにより、一対の貫通孔12i、12jの幅が、内側片83b、84bの厚みよりも小さい場合でも、内側片83b、84bが貫通孔12i、12jに挿入されるにつれて、底部12aにおけるめくれ部12e、12fが収容部12の収容空間側にめくれて湾曲することにより、内側片83b、84bの一対の貫通孔12i、12jへの挿入が容易になる。めくれ部12eは、底部12aのうち貫通孔12iと、その両側から形成された一対の切れ目とによって囲まれた部分であり、めくれ部12fは、貫通孔12jと、その両側から形成された一対の切れ目とによって囲まれた部分である。従って、貫通孔12i、12jの幅が、内側片83b、84bの厚みと、ほぼ同じである場合には、貫通孔12i、12jのそれぞれにおいて、両側から形成されている一対の切れ目は、必要ではない。
また、プロテクタ108の側壁12b、12cのうち貫通孔12i、12jと対向する部分には、膨らみ部12g、12hが形成されている。膨らみ部12g、12hは、係止部材81Aがプロテクタ108に取り付けられたときに、係止部材81Aの一対の固定部83、84の底部に形成された窪み部83c、84cに係止する。プロテクタ108は、一対の貫通孔12i、12jと、一対の貫通孔12i、12jのそれぞれの両側から形成されている一対の切れ目と、側壁12b、12cの膨らみ部12g、12hを備えていることを除いて、プロテクタ102と同様に構成されている。また、係止部材81Aは、プロテクタ108への固定が容易なように、通常、硬質部52と軟質部62とのうち硬質部52に取り付けられる。
より詳細には、係止部材81Aのベース部材82のうちプロテクタ108の一対の側壁12b、12cに対応する部分には一対の固定部83、84が設けられている。一対の固定部83、84のうち固定部83は、一対の側壁12b、12cのうち対応する側壁12bの外周面に沿って立設された外側片83aと、一対の貫通孔12i、12jのうち対応する側壁12b側の貫通孔12iを通って側壁12bの内周面に沿って立設された内側片83bとを備えている。
一対の固定部83、84のうち固定部84は、一対の側壁12b、12cのうち対応する側壁12cの外周面に沿って立設された外側片84aと、一対の貫通孔12i、12jのうち対応する側壁12c側の貫通孔12jを通って側壁12cの内周面に沿って立設された内側片84bとを備えている。そして、固定部83の外側片83aと内側片83bとが側壁12bを挟み込むとともに、固定部83の底部をなす窪み部83cに側壁12bの膨らみ部12gが係止することにより、固定部83と側壁12bとが互いに固定されている。また、固定部84の外側片84aと内側片84bとが側壁12cを挟み込むとともに、固定部84の底部をなす窪み部84cに側壁12cの膨らみ部12hが係止することにより、固定部84と側壁12cとが互いに固定されている。
従って、プロテクタ108に係止部材81Aが取り付けられた状態では、係止部材81Aの一対の固定部83、84のそれぞれの外側片83a、84aと内側片83b、84bとによって、収容部12の一対の側壁12b、12cの倒れが規制される。これにより、組み立てられた収容部12の形状(断面形状)の維持が容易となる。また、係止部材81Aをプロテクタ108に容易に固定できる。
係止部材81Bは、実施形態に係るプロテクタ108に取り付けられる係止部材の他の一例である(図12、図13参照)。係止部材81Bは、バンド部86と、バンド固定部87とを備えていることを除き、係止部材81Aと同様に構成されている。
バンド部86の一端は、一対の固定部83、84のうち一方の固定部83の内側片83bに設けられている。バンド固定部87は、一対の固定部83、84のうち他方の固定部84の内側片84bに設けられており、先端部分にバンド部86の先端側部分を固定可能な枠部87aが形成されている。バンド部86は、その先端側部分に複数の突起部86aが形成されている。バンド部86の先端側部分がバンド固定部87に挿通された状態で、各突起部86aの1つが枠部87aの内周面に設けられた爪部に係止する。これにより、バンド固定部87は、プロテクタ108に収容されたワイヤーハーネスWを収容部12の内部空間に保持するように、バンド部86の先端側部分を固定することができる。
従って、ワイヤーハーネスWは、収容部12の内部空間に保持されるような断面形状で収容部12に収容される。従って、ワイヤーハーネスWが円形の断面をなす場合の断面径よりも、収容部12の高さが低い場合において、ワイヤーハーネスWが係止部材81Bを備えたプロテクタ108に収容されて、係止部材81Bのバンド部86とバンド固定部87とによって固定される場合には、ワイヤーハーネスの断面形状は、扁平な形状に維持される。従って、係止部材81Bが設けられたプロテクタ108を用いれば、扁平な断面の配索経路に沿って配索されるワイヤーハーネスの保護が容易となる。また、ワイヤーハーネスを、プロテクタ108を介して、車体パネルなどの他の部材に容易に固定できる。
製造装置1000は、実施形態に係るプロテクタを製造する製造装置の一例である(図14参照)。製造装置1000は、それぞれ金属で形成された上型800および下型900と、ヒータ805と、ヒータ905とを主に備えて構成されている。
上型800は、平板状の基部803と、基部803の下面に設けられた2つのブロック801とを備えている。ヒータ805は、基部803の上面に当接して設けられており、基部803、各ブロック801を含む上型800全体を加熱する。
下型900は、底部と、底部の両側から立設された一対の側壁とが一体的に形成された樋状の形状を備えて形成されている。底部の上面には、凸部901と、凸部901に対して窪んだ凹部902とが交互に設けられている。下型900の収容空間ヒータ905は、下型900の底部の下面に当接して設けられており、下型900全体を加熱する。
上型800のうちブロック801の幅は下型900の収容空間の幅よりも少し小さく形成されている。また、上型800のブロック801と、下型900の凸部901とは、互いに対向している。これにより、下型900の収容空間に不織シート材料300が入れられた状態で、上型800が、下型900の収容空間内に押下げられることにより、不織シート材料300がホットプレスされる(図15参照)。なお、上型800と、下型900とは、ヒータ805、905によって、不織シート材料300の基本繊維と接着樹脂とのそれぞれの融点間の温度に加熱される。ブロック801、凸部901によりホットプレスされた部分は、硬化して硬質部となり、それ以外の部分は、硬質部よりも軟らかく、不織シート材料300の柔軟性をほぼ保った軟質部になる。
製造装置1000によって、不織シート材料300が加工されることにより、長手方向(ワイヤーハーネスの配索方向)にそって、硬質部と軟質部とを交互に含む樋状のプロテクタが成形される。この場合には、例えば、収容部の底部と側壁などの角部分は、塑性変形された状態となって、折り癖がついている。このため、プロテクタの収容部の断面形状は、プロテクタが製造装置1000から取り出された後も維持される。なお、蓋部が必要な場合には、不織シート材料300の幅方向の一端が下型900の収容空間からはみ出た状態で製造装置1000による加工を行い、次に、はみ出た部分を平板状の金型で、ホットプレスすることにより蓋部を形成することが出来る。また、リブを形成する場合には、凹凸部を備えた金型を用いてホットプレスがされればよい。また、加工されたシート材を完全に切断しないように、厚み方向の途中まで切込むことや、加熱圧縮加工時に不織シート材料の片面のみを加熱して、厚み方向の一部のみを硬化させることなどによって、シート材に折目を形成することができる。シート材に折目を設け、折目に沿ってシート材を折り曲げれば、折目が形成されていない部分でシート材を折り曲げるよりも、シート材をより折り曲げ易くなる。シート材に形成される折目の個数は、複数でもよく、1つのみでもよい。
また、蓋部の成形、折目の成形、リブの成形などは、樋状の収容部の成形の後工程において行われてもよいし、製造装置1000のブロックを入れ子にすることなどによって、収容部の成形と同時に行われてもよい。また、実施形態に係るプロテクタは、必ずしも、ホットプレスされることによって収容部の形状を備えるように成形される必要は無い。例えば、不織シート材料(シート状の不織材料)が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより一部の領域が硬化したシート材が先ず製造され、その後に、当該シート材を折り曲げたり、丸めたりすることによって、ワイヤーハーネスを収容可能な収容部を備えたプロテクタが製造されてもよい。
以上のような本実施形態に係るプロテクタ101およびプロテクタ付きワイヤーハーネスによれば、収容部11は、基本繊維と、より低融点の接着樹脂(バインダ)とを含んで柔軟性を有する不織シート材料(シート状の不織材料)が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより一部の領域が硬化したシート材によって、ワイヤーハーネスWを収容可能な内部空間701を備えて形成されている。そして、収容部11は、長手方向に沿って硬質部51と、硬質部51よりも軟らかい軟質部61とを備えている。これにより、プロテクタ101を予め製造した後、ワイヤーハーネスの製造現場に持ち込んで、プロテクタ101をワイヤーハーネスに外装することができる。従って、ワイヤーハーネスの製造現場にワイヤーハーネスを収容可能となる形状を形作るためのホットプレス機を導入することなく、プロテクタ101に収容したワイヤーハーネスWを部分的に容易に曲げ変形できる。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ102によれば、収容部12の一対の側壁12b、12cのうち一方の側壁12bに一端が回動可能に取り付けられ、収容部12の開口部12eを閉鎖可能な蓋部22をさらに備えている。従って、蓋部22を閉じていない状態で、ワイヤーハーネスを収容部12に収容した後に、収容部12の開口部12eを蓋部22で閉鎖できるので、ワイヤーハーネスへのプロテクタ102の外装と、ワイヤーハーネスの全周に対する保護とが容易になる。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ102によれば、収容部12の硬質部52と、蓋部22とのうち少なくとも一方に少なくとも1つのリブ181が形成される。これにより、プロテクタ102を形成しているシート材を薄肉化しても収容部12の剛性を高めることが出来るので、プロテクタ102を軽量化できる。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ108は、収容部12の外周面に固定されているベース部材82と、ベース部材82に設けられ、他の部材に係止可能な係止部85と、を含んで収容部12と別体に形成された係止部材81Aをさらに備えている。係止部材81Aの係止部85が他の部材に係止できるので、プロテクタ108を他の部材に容易に固定できる。また、係止部材81Aによりプロテクタを補強できる。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ108によれば、収容部12は、底部12aと、一対の側壁12b、12cとを備える樋状の形状に形成されており、収容部12の底部12aには、収容部12の内部空間と連通する一対の貫通孔12i、12jが、収容部12の一対の側壁12b、12cの基端部分の内周面に沿って設けられている。また、ベース部材82のうち一対の側壁12b、12cに対応する部分には一対の固定部83、84が設けられている。そして、固定部83(84)は、一対の側壁12b、12cのうち対応する側壁12b(12c)の外周面に沿って立設された外側片83a(84a)と、一対の貫通孔12i、12jのうち対応する側壁12b(12c)側の貫通孔12i(12j)を通って対応する側壁12b(12c)の内周面に沿って立設された内側片83b(84b)を備えており、外側片83a(84a)と内側片83b(84b)とが対応する側壁12b(12c)を挟み込んで、当該側壁12b(12c)を固定している。従って、固定部83(84)の外側片83a(84a)と内側片83b(84b)とによって、収容部12の側壁12b(12c)の倒れが規制されるので、収容部12の形状の維持が容易となる。また、係止部材81Aをプロテクタ108に容易に固定できる。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ108によれば、係止部材81Bは、一対の固定部83、84のうち一方の固定部83の内側片83bに一端が設けられたバンド部86と、一対の固定部83、84のうち他方の固定部84の内側片84bに設けられ、バンド部86の先端側部分を固定可能なバンド固定部87と、をさらに備える。そして、バンド固定部87は、ワイヤーハーネスWを収容部12の内部空間に保持するように、バンド部86の先端側部分を固定可能である。これにより、ワイヤーハーネスWは、収容部12の内部空間に保持されるような断面形状で収容部12に収容される。
また、以上のような本実施形態に係るプロテクタ付きワイヤーハーネスによれば、収容部12および蓋部22と別体に形成され、収容部12に収容されたワイヤーハーネスWから分岐した枝線W1に外装された枝線外装部材400をさらに備えている。そして、収容部12の軟質部62における収容部12の一対の側壁12b、12cのうち他方の側壁12cの先端側の側部(フランジ部)12dと、蓋部22の他端側の側部22dとの間に枝線外装部材400を挟んだ状態で、他方の側壁12cの先端側の側部12dと、蓋部22の他端側の側部22dとが互いに重なり合い可能に形成されている。従って、収容部12の他方の側壁12cの先端側の側部22dと、蓋部22の他端側の側部22dとを互いに固定することによって、枝線外装部材400を一体的に形成されたプロテクタ102に固定できるので、分岐した枝線W1の保護が容易となる。また、枝線W1の分岐位置の維持が容易となる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
101,102 プロテクタ
11,12 収容部
11a,12a 底部
11b,11c,12b,12c 側壁
12d フランジ部(側部)
11e,12e 開口部
181 リブ
202 シート材
22 蓋部
22d 側部
300 不織シート材料(シート状の不織材料)
400 枝線外装部材
52、53 硬質部
62 軟質部
81A,81B 係止部材
101,102 プロテクタ
51,52 硬質部
61,62 軟質部
1000 製造装置
800 上型
801 ブロック
900 下型
901 凸部
902 凹部
805,905 ヒーター
W ワイヤーハーネス
W1 枝線

Claims (8)

  1. 基本繊維と、前記基本繊維よりも低融点のバインダとを含んで柔軟性を有するシート状の不織材料が部分的に両面からプレスされるとともに、プレスされた部分の少なくとも一面が加熱されたことにより両端部分を含む一部の領域が硬化したシート材によって、ワイヤーハーネスを収容可能な内部空間を備えて形成された収容部を備え、
    前記収容部は、長手方向に沿って硬質部と、前記硬質部よりも軟らかい軟質部とを備えており、
    前記収容部の長手方向の両端部分は、前記シート材の硬化した両端部分によって形成された硬質部である、プロテクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタであって、
    前記収容部は、底部と、前記底部の両側から同じ側に突出する一対の側壁とを含む樋状の形状に形成されており、
    前記プロテクタは、前記収容部の前記一対の側壁のうち一方の側壁に一端が回動可能に設けられ、前記収容部の開口部を閉鎖可能な蓋部をさらに備えている、プロテクタ。
  3. 請求項2に記載のプロテクタであって、
    前記収容部の前記硬質部と、前記蓋部とのうち少なくとも一方に少なくとも1つのリブが形成されている、プロテクタ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載のプロテクタであって、
    前記収容部の前記硬質部に固定されているベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、他の部材に係止可能な係止部と、
    を含んで前記収容部と別体に形成された係止部材をさらに備えている、プロテクタ。
  5. 請求項4に記載のプロテクタであって、
    前記収容部の底部には、前記収容部の内部空間と連通する一対の貫通孔が、前記収容部の前記一対の側壁の基端部分の内周面に沿って設けられており、
    前記係止部材の前記ベース部材のうち前記一対の側壁に対応する部分には一対の固定部が設けられており、
    前記一対の固定部のそれぞれは、
    (a)前記一対の側壁のうち対応する側壁の外周面に沿って立設された外側片と、前記一対の貫通孔のうち前記対応する側壁側の貫通孔を通って前記対応する側壁の内周面に沿って立設された内側片と、
    を備えており、
    (b)前記外側片と前記内側片とが前記対応する側壁を挟み込んで、前記対応する側壁を固定している、プロテクタ。
  6. 請求項5に記載のプロテクタであって、
    前記係止部材は、
    前記一対の固定部のうち一方の固定部の前記内側片に一端が設けられたバンド部と、
    前記一対の固定部のうち他方の固定部の前記内側片に設けられ、前記バンド部の先端側部分を固定可能なバンド固定部と、をさらに備え、
    前記バンド固定部は、
    前記ワイヤーハーネスを前記収容部の内部空間に保持するように、前記バンド部の先端側部分を固定可能である、プロテクタ。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1つの請求項に記載のプロテクタと、
    前記プロテクタの前記収容部に収容されたワイヤーハーネスと、
    を備える、プロテクタ付きワイヤーハーネス。
  8. 請求項2または請求項3に記載のプロテクタ付きワイヤーハーネスであって、
    前記プロテクタは、前記収容部の前記開口部を閉鎖可能な蓋部を備えるとともに、
    前記プロテクタ付きワイヤーハーネスは、前記収容部および前記蓋部と別体に形成され、前記収容部に収容されたワイヤーハーネスから分岐した枝線に外装された枝線外装部材をさらに備えており、
    前記収容部の前記軟質部における前記収容部の前記一対の側壁のうち他方の側壁の先端側の側部と、前記蓋部の他端側の側部との間に前記枝線外装部材を挟んだ状態で、前記他方の側壁の先端側の側部と、前記蓋部の他端側の側部とが互いに重なり合っている、プロテクタ付きワイヤーハーネス。
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