JP2004308788A - 管等の防振クランプ - Google Patents

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卓 水越
Hiroyuki Kato
裕幸 加藤
Hidefumi Okumoto
英史 奥本
Kotaro Tanaka
高太郎 田中
Motoyasu Sato
源靖 佐藤
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Abstract

【課題】管等を十分な保持力で保持するとともに、高い防振機能を得ることのできる管等の防振クランプを提供する。
【解決手段】防振クランプは、硬質樹脂の基部3と、基部に支持される硬質樹脂の管保持部8とから成り、管保持部8は、管等の細長い物品を受ける凹部を形成する湾曲壁部14と、湾曲壁部の先端部又はその付近から湾曲壁部の凹部の方向に斜めに延びて湾曲壁部に収容された管等の側面を押える弾性保持片17とを備え、更に、湾曲壁部の内壁面18には、内向きに突出し且つ湾曲壁部の幅方向に細長く延びる剛性リブ22が、内壁面の周方向に間隔をもって複数形成され、湾曲壁部の内壁面18及びリブ22が、軟質樹脂材料から成る防振材25によって被覆される。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管やワイヤーハーネス等の細長い形状の物品を自動車車体等の被取付部材に保持するための管等を保持するクランプに関し、特に、管等の物品からの振動を車体等の被取付部材に伝えないようにし、あるいは車体等の被取付部材からの振動を管等の物品に伝えないようにする、管等の防振クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平4−44581号公報(特許文献1)には、振動に伴うびびり音を防止する管等のクランプが開示されている。クランプは、基部と該基部に支持される管保持部とから成り、管保持部は、管等を受ける凹部を形成する湾曲壁部と、該湾曲壁部の先端部又はその付近から湾曲壁部の凹部の方向に斜めに延びて湾曲壁部に収容された物品の側面を押える弾性保持片とを備え、湾曲壁部の内壁面が軟質緩衝樹脂材料が被覆されていて、湾曲壁部に保持した管等のびびり音を吸音するように軟質緩衝樹脂材料によって保持する。
【0003】
実開平4−75289号公報(特許文献2)は、管等の物品からの振動を車体等の部材に伝えないようにし、あるいは、車体等の部材からの振動を管等の物品に伝えないようにする、管等の防振クランプを開示している。防振クランプの管保持部は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結された一対のクランプ片で形成されて、両クランプ片の対向面には、吸振・吸音性の軟質樹脂材料で成る防振部が管を挟持可能に抜け止め保持されている。これによって、防振部で外周部分が覆われて防振機能を果たす。
【0004】
特開平9−79432号公報(特許文献3)は、上記特許文献1に開示されたクランプを改良するクランプを開示している。特許文献1のクランプは、湾曲壁部の内壁面に設けられた軟質緩衝樹脂材料が保持した管の軸方向におけるずれを防止する機能があることに着目し、しかし、特許文献1のクランプでは管に軸方向の強い力が加わった場合に軟質緩衝樹脂材料が剥離する惧れがあるのを改良しようとしている。すなわち、特許文献3のクランプでは、湾曲壁部の凹部の両側縁部をC形状に回り込むように軟質緩衝樹脂材料を湾曲壁部に固着して、剥離を防止せんとしている。
【0005】
特開平10−248145号公報(特許文献4)は、複数のコード保持部を有するコードクランプであって、コードの挿入を容易にするとともに、高温下においてコード保持部の復帰力が低下するのを防止するコードクランプを開示している。このコードクランプでは、隣接するコード保持部の間には両コード保持部を分断する間隙が形成され、その間隙に弾性体が嵌入されて、コードクランプ本体がエンジンルーム等の高温環境にあって復帰力が低下するのを、間隙の弾性体による弾性によって阻止する構成にしている。
【0006】
特開2000−230674号公報(特許文献5)は、管保持部であるパイプ包持部が、基部である車体結合部から分離して形成されており、車体結合部とパイプ包持部との間に、軟質材で成る連結部が2色成形によって埋込まれたパイプクランプを開示している。連結部が、車体結合部とパイプ包持部との間に介在するので、パイプ包持部で保持したパイプの振動を軟質連結部によって吸収し、車体結合部への振動の伝達を防止しようとしている。
【0007】
【特許文献1】
実開平4−44581号公報
【特許文献2】
実開平4−75289号公報
【特許文献3】
特開平9−79432号公報
【特許文献4】
特開平10−248145号公報
【特許文献5】
特開2000−230674号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1(実開平4−44581号公報)に記載のクランプは、保持した管を軟質緩衝(防振)樹脂材料で覆うので防振の機能はあるが、防振効果を高くするためには防振樹脂材料を厚くする必要がある。しかし、防振樹脂材料は軟質であり、厚くすると管の保持力が弱くなり、湾曲壁部の中でがたつく惧れがある。
また、特許文献3(特開平9−79432号公報)で指摘されているように、防振樹脂材料が管への強い軸方向力によって剥離する惧れもある。
【0009】
特許文献2(実開平4−75289号公報)に記載の防振クランプは、特許文献1のクランプと同様に、防振効果を高くするためには防振樹脂材料を厚くする必要があるが、軟質の防振樹脂材料は厚くすると管が管保持部の中でがたつく惧れがある。また、管保持部は薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結された一対のクランプ片で形成されているため、一方のクランプ片をヒンジ回りに旋回して管保持部を開放してから管をそこに配置して閉じるという作業を必要とし、時間と手間がかかる。
【0010】
特許文献3(特開平9−79432号公報)に記載のクランプは、ずれを防止する軟質緩衝樹脂材料の剥離を防止せんとしているが、防振の機能は十分ではない。防振機能を十分に高めるために軟質緩衝樹脂材料を厚くすると、特許文献1や特許文献2の場合と同じように、保持力が弱くなる惧れがある。
【0011】
特許文献4のコードクランプは、高温下においてコード保持部の復帰力が低下するのを防止するため、隣接するコード保持部の間を分断する間隙に弾性体を嵌入し、コードクランプ本体が高温時に復帰力が低下してもその弾性体の弾性で復帰力を維持するものであり、防振を目的とするものではなく、防振機能は十分でない。また、特許文献4のコードクランプには、コード保持部の湾曲壁部の先端部から湾曲壁部の凹部に斜めに延びて細長い物品の側面を押えて保持部に保持された管等の抜け止めを成す弾性保持片がなく、その弾性保持片に管等が作用する振動の吸収に対する示唆もない。
【0012】
特許文献5のパイプクランプは、パイプを保持するパイプ包持部と車体に固定する車体結合部との間に軟質材の連結部があるので、パイプ包持部と車体結合部との連結は弱い。従って、パイプ包持部に保持されたパイプが車体結合部へ固定される力が低くなる惧れがある。
【0013】
従って、本発明の目的は、管等を十分な保持力で保持するとともに、高い防振機能を得ることのできる管等の防振クランプを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、管等の細長い物品を保持する本発明の防振クランプは、硬質樹脂の基部と、該基部に支持される硬質樹脂の管保持部とから成り、管保持部は、基部に一体的に連結されて管等の細長い物品を受ける凹部を形成する湾曲壁部と、該湾曲壁部の先端部又はその付近から湾曲壁部の凹部の方向に斜めに延びて該湾曲壁部に収容された細長い物品の側面を押える弾性保持片とを備え、更に、湾曲壁部の内壁面には、内向きに突出し且つ該湾曲壁部の幅方向に細長く延びる剛性リブが、該内壁面の周方向に間隔をもって複数形成されており、湾曲壁部の内壁面及びリブが、軟質樹脂材料から成る防振材によって被覆されたことを特徴とする。
【0015】
上記防振クランプには、湾曲壁部の内壁面には、湾曲壁部の幅方向に延びる細長い剛性リブが内壁面の周方向に間隔をもって複数形成され、軟質樹脂材料から成る防振材が湾曲壁部の内壁面及びリブを被覆しているので、管等は湾曲壁部の凹部においては防振材が介在して高い防振機能を得ることができ、管等の振動に伴う異音も除去することができ、また、管等にはリブの頂部が防振材を介して当接するので、リブによる剛性によって管等を十分な保持力で保持することができ、更に、軟質樹脂材料から成る防振材は湾曲壁部の内壁面から突出する細長いリブを被覆しているので、管等に軸方向すなわち湾曲壁部の幅方向に強い力が加わって防振材を剥離しようとしても、防振材は湾曲壁部内壁面に固着していてその剥離に抵抗できる。
【0016】
上記防振クランプにおいて、リブは、頂部が湾曲壁部の幅と同じ長さに形成され、リブの長手方向の両端部は、内壁面上の根元部分でリブ長さが湾曲壁部の幅より短くなるようにテーパしている。これによって、防振材が各リブの両端部において根元部分で厚くなって高い剥離抵抗をもって被覆され、更に剥離しにくくなる。防振クランプは、湾曲壁部と弾性保持片とリブと基部とが硬質樹脂材料によって一体成形されて一次成形品とされ、その一次成形品の湾曲壁部内壁面及びリブが防振材によって被覆されて最終成形品とすることができる。この被覆は、2色成形又はインサート成形によって行える。従って、組み付け工数や部品点数を減らすことができる。また、防振材はリブ両端部を含めて湾曲壁部側面を包囲するのが好ましい。これによって、一層防振材の剥離に強く抵抗できる。なお、基部には車体等の被取付部材に固定するための固定手段が設けられる。
【0017】
また、上記防振クランプにおいて、基部に複数の管保持部が一体成形され、管保持部の少なくとも1つは前記防振材が被覆された防振材付き管保持部とし、該防振材付き管保持部の湾曲壁部と該防振材付き管保持部に隣接する管保持部の湾曲壁部との間には両湾曲壁部を分断する空間部を形成し、該空間部に、前記防振材の被覆のときに該防振材が充填されるように形成することができる。これによって、隣接する管保持部への振動の伝達が防止され、防振効果を一層大きくできる。また、管等が抜け方向に振動して弾性保持片に撓めるように作用した場合、空間部に充填された防振材は軟質材であるので、管等の細長い物品の側面を押える弾性保持片は、管等の動きに柔軟に追随して空間部側へ撓むことができ、これによって、振動を吸収でき、更に、管等が暴れても弾性保持片の保持機能が正常に維持される。また、管等を管保持部へ挿入する力も小さくてすみ、挿入容易になる。
【0018】
更に、前記空間部において対面する湾曲壁部の外面には、該空間部に充填される防振材が係合する突起が形成されているのが好ましい。これによって、防振材が硬質樹脂材料で成る管保持部に一層強固に固着され、管保持部から剥離されるのを防止する。これとは別に、防振材付き管保持部の湾曲壁部の凹部の底面部と基部との間には該湾曲壁部の幅方向(保持した管等の長さ方向)に貫通する穴が形成され、該穴に防振材が充填されるのが好ましい。これによって、管保持部の凹部底面のたわみを容易にして振動の吸収効果を上げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例に係る、燃料管やブレーキ油管等の管あるいはワイヤハーネス等の管等の防振クランプについて図面を参照しながら説明する。図1〜図5には、防振材が被覆されていない、一次成形品であるクランプ1が示されている。図6〜図8には、図1〜図5の一次成形品のクランプ1に防振材が被覆された二次成形品(最終成形品)である、本発明の1実施例に係る管等の防振クランプ2が示されている。先ず、図1〜図5を参照して一次成形品のクランプ1を説明する。
【0020】
図1〜図3において、一次成形品のクランプ1は、基部3と、基部3に支持される管保持部5〜9とから成り、基部3には、車体等の被取付部材に固定するための固定手段としての錨脚クリップ11が2個設けられている。基部3と管保持部5〜9と錨脚クリップ11とは、高い剛性を有するように硬質樹脂材料によって一体成形されている。なお、被取付部材への固定手段としては、錨脚クリップ以外のものでもよく、被取付部材へスタッドボルトが立設されている場合には、それを受けるスタッド係止部であってもよい。管保持部5〜9は、燃料管やブレーキ油管等の種々の管を保持するように種々の大きさと形状に形成される。管保持部の数や大きさ及び形状は、保持する管等に合わせて任意に選定できる。管保持部5〜9のそれぞれは、管等の細長い物品を受ける凹部13を形成する湾曲壁部14と、湾曲壁部14の先端部(図2の上端部)15又はその付近から湾曲壁部14の凹部13の方向に斜めに延びて湾曲壁部に収容される管等の細長い物品の側面を押える弾性保持片17とを備えている。管保持部8及び9には、弾性保持片17が大径の管を保持するのに適するように2つ設けられているが、十分に保持できるのであれば、1つでもよい。管保持部5〜9のうち、管保持部8以外のものは、湾曲壁部14と弾性保持片17とを備えた周知のものであり、湾曲壁部14の凹部13に弾性保持片17の側から管等を押し込んでその側面を弾性保持片17の先端で押圧し、管等の外周面を湾曲壁部14の内壁面18に押付けることによって保持する。管保持部8は、本発明に係る管保持部である。
【0021】
本発明に係る管保持部8は、従来の管保持部とは形状が異なる。管保持部8の詳細を図5の斜視図に示す。図1及び図5に図示のように、管保持部8の湾曲壁部14は、該湾曲壁部の両側面部分を防振材で被覆する余地部分を得るように、他の湾曲壁部より幅方向(管保持部に保持する管の長さ方向、すなわち、図1の上下方向)において短く形成されている。管保持部8は、他の管保持部と同様に基部3から直立する板形状の支持部19によって支持されている。管保持部8の支持部19が他の管保持部と違っているのは、4つのコーナの部分に穴21が形成されていることであり、穴21には、防振材の一部がその成形及び被覆の際に入り込んで、防振材が管保持部へ固着する強度を高くしている。
【0022】
更に、管保持部8の内壁面18には、内向きに突出し且つ内壁面18の幅方向に細長く延びる剛性のリブ22が、内壁面18の周方向に間隔をもって複数(図示の例では6個)形成されている。リブ22は、管保持部8の内壁面18に一体成形されており、管保持部8と同じ剛性を有する。リブ22の数及び内壁面18における位置は、凹部13に収容した管等の物品が安定して着座する限り任意である。図示のように、湾曲壁部14を半円形の円筒状に形成して、上端から対向するように3対のリブ22を設け、底面にはリブを設けない構成にした場合、管を安定に支持するとともに、防振材を被覆した状態で管から基部へ(又は基部から管へ)の振動の伝達性を低くすることができた。各リブ22の高さは、管等の物品が安定して着座するとともに、管保持部8の大きさが大きくなり過ぎないように選定される。更に、各リブ22は、頂部が湾曲壁部14の幅(図1の上下方向長さW)と同じ長さに形成されるが、リブ22の両端部は、湾曲壁部14の内壁面18上の根元部分23でリブ22の長さが湾曲壁部の幅より短くなるようにテーパしている。そのリブ22の形状が、図2の4−4線断面図である図4に示されている。かかるリブ22が形成された管保持部8を有するクランプ1が、一次成形品として形成される。
【0023】
本発明において、一次成形品のクランプ1の管保持部8には、軟質樹脂材料でなる防振材25が被覆されて、二次成形品として、本発明に係る防振クランプ2が得られる。詳しくは、図6〜図8に示すように、管保持部8の湾曲壁部14の内壁面18及びリブ22が、軟質樹脂材料から成る防振材25によって被覆される。この防振材25の被覆は、2色成形又はインサート成形によって行うことができ、組み付け工数や部品点数を減らすことができる。例えば、被覆は、一次成形されたクランプ1の管保持部8の部分において、湾曲壁部14の内壁面18を包囲する型を用いて行うことができる。防振に適した軟質樹脂材料を溶融して、その型の中で溶融軟質樹脂材料を固化する。防振材25は、全てのリブ22を含めて湾曲壁部全体を包囲するように被覆している。これによって、軟質樹脂材料で成る防振材25は、リブ22を包囲し、図4の両端部の根元部分23のテーパ部分に入り込み強固に湾曲壁部14に固着する。また、防振材25は、支持部19の穴21にも入り込み、一層強力に、湾曲壁部14に固着する。なお、防振材25は、保持した管の軸方向におけるずれを防止する機能をもつ軟質樹脂材料に選定される。例えば、熱可塑性エラストマー(TPE)が代表的な材料である。
なお、本発明に係る防振クランプには、少なくとも1つの防振材付き管保持部が含まれる。本実施例では、防振材付き管保持部は1つであるが、複数あってもよい。
【0024】
かかる防振材25が被覆された管保持部8に管を挿入すると弾性保持片17が一旦撓んだ後、湾曲壁部14の凹部に収容されると弾性保持片17が元の位置に復帰して管の側面を押圧して管を湾曲壁部14の内壁面18に押付ける。管の側面は、防振材25に当接して高い防振機能を得ることができる。また、リブ22の頂部が防振材25を介して当接し、リブ22による剛性によって管を十分な保持力で保持することができる。更に、防振材25は、保持した管の軸方向におけるずれを防止する機能があり、管等が軸方向にずれることなく保持できる。そして、防振材25は湾曲壁部14の内壁面18から突出する細長いリブ22を被覆するので、管に軸方向すなわち湾曲壁部の幅方向に強い力が加わって防振材を剥離しようとしても、防振材25は湾曲壁部内壁面18に固着していてその剥離に抵抗して、剥離を防止する。そして、図示の実施例においては、軟質樹脂材料で成る防振材25は、リブ22の両端部の根元部分23のテーパ部分に入り込み強固に湾曲壁部14に固着して、剥離に強く抵抗できる。また、防振材25は支持部19の穴21にも入り込み、一層強力に湾曲壁部14に固着して、更に剥離を阻止する。
【0025】
図9〜図15は、本発明の第2実施例に係る防振クランプ27を示している。
第2実施例の防振クランプ27において、第1実施例の防振クランプ2と違う構成は、防振材付き管保持部29の湾曲壁部30と隣接する管保持部7(及び管保持部9)の湾曲壁部14との間には両湾曲壁部を分断する空間部31が形成されて、その空間部31には防振材25Aが充填されること、この空間部31において対面する湾曲壁部30及び14の外面には、空間部31に充填される防振材が係合する突起33、34が形成されていること、防振材付き管保持部29の湾曲壁部30の凹部13の底面部35と基部3との間には湾曲壁部30の幅方向(管の長さ方向すなわち図9の上下の方向)に貫通する穴37が形成され、穴37に防振材25Aが充填されることである。他の構成は、第1実施例の防振クランプ2とほぼ同じである。
【0026】
特に、図13〜図15に図示のように、第2実施例の防振クランプ27は、硬質樹脂の基部3と、基部3に支持される複数の硬質樹脂の管保持部5、6、7及び9と、少なくとも1つの、防振材25Aが被覆された防振材付き管保持部29とから成り、これらの管保持部5、6、7、9及び29は基部3に一体的に連結されている点で第1実施例の防振クランプ2と同じである。また、図9〜図12に示すように、管保持部5、6、7、9及び29と基部3とが硬質樹脂材料によって一体成形されて一次成形品38として形成され、管保持部29においても湾曲壁部30と弾性保持片17とリブ22と基部3とが硬質樹脂材料によって一次成形品38として一体成形される点、一次成形品38の管保持部29において図13〜図15のように湾曲壁部30の内壁面及びリブ22が防振材25Aによって被覆されて二次(最終)成形品として防振クランプ27に形成する点、及び、その防振材25Aの被覆を2色成形又はインサート成形によって行う点においても、第2実施例の防振クランプ27は、第1実施例の防振クランプ2と同じである。更に、管保持部29は、第1実施例の管保持部9と同様に、管等の細長い物品を受ける凹部13を形成する湾曲壁部14と、湾曲壁部14の先端部又はその付近から湾曲壁部の凹部13の方向に斜めに延びて湾曲壁部に収容された管等の側面を押える弾性保持片17と、湾曲壁部14の内壁面18に内向きに突出し且つ湾曲壁部14の幅方向(図9の上下方向)に細長く延びる剛性リブ22とを含み、リブ22は内壁面18の周方向に間隔をもって複数形成される。そして、図示していないが、第2実施例の防振クランプ27の各リブ22は、頂部が湾曲壁部14の幅と同じ長さに形成され、リブの長手方向の両端部は、内壁面上の根元部分でリブ長さが湾曲壁部の幅より短くなるようにテーパしている(図4参照)のが好ましい。また、防振クランプ27の基部3に車体等の被取付部材に固定するための固定手段となる錨脚クリップ11が設けられる点においても、第1実施例の防振クランプ2と同じである。
【0027】
防振クランプ27について、第1実施例の防振クランプ2と違う構成の詳細を説明する。防振材付き管保持部29の湾曲壁部30と該湾曲壁部30に隣接する管保持部7の湾曲壁部14との間には両湾曲壁部を分断する空間部31が形成されている。同様に、防振材付き管保持部29の湾曲壁部30と該湾曲壁部30に隣接する管保持部9の湾曲壁部14との間にも両湾曲壁部を分断する空間部31が形成されている(図9〜図12参照)。それらの空間部31には、図13〜図15に図示のように、前記した二次成形のとき、TPE等の軟質樹脂材料の防振材25Aが充填される。空間部31を設けて防振材25Aを充填したことによって、管保持部29に保持した管等の振動が、隣接する管保持部7及び9の湾曲壁部14に伝達するのが防止され、防振効果を一層大きくできる。また、管保持部29内で管等が振動によって抜け方向に振動して弾性保持片17を撓めるように作用する場合がある。その場合でも、空間部31に充填された防振材25Aは軟質材であるので、管等の側面を押える各弾性保持片17は、管等の動きに柔軟に追随して空間部31側へ撓むことができ、これによっても、振動を吸収できる。
勿論、各弾性保持片17は、空間部31側へ撓むことができるので管等を管保持部29へ挿入する力も小さくてすみ、挿入作業は容易である。
【0028】
図9及び図11に図示のように、空間部31をはさんで対面する湾曲壁部30及び湾曲壁部14のそれぞれの外面には、突起33、34が形成されている。突起33は湾曲壁部30の外面に、突起34は湾曲壁部14の外面に形成されている。両突起33、34は、湾曲壁部30が空間部31側に撓むとき相互に衝突しないようにように位置をずらして形成され、湾曲壁部30の撓みすなわち弾性保持片17の空間部31側への撓みを阻害しないようにしている(図11参照)。
突起33、34は、空間部31に充填される防振材25Aが湾曲壁部30及び湾曲壁部14に接合するのを強化するように係合させるためのものである。防振材25Aが湾曲壁部30の突起33及び湾曲壁部14の突起34に係合することによって、防振材25Aは湾曲壁部30及び14への接合が一層強くなり剥離するのが防止される。突起33、34の形状は、防振材25Aが湾曲壁部30及び湾曲壁部14に接合するのを強化する形状であれば任意の形状にできるが、図11に図示のように、湾曲壁部30及び湾曲壁部14より遠い側において湾曲壁部外面と平行に突き出るくさび形状の端部39を有する形状にするのが好ましい。
【0029】
図10及び図12に示すように、防振材付き管保持部29の湾曲壁部30の凹部13の底面部35と基部3との間には湾曲壁部30の幅方向(管の長さ方向すなわち図9の上下の方向)に貫通する穴37が形成され、穴37に防振材25Aが充填される。これによって、管保持部の凹部底面のたわみを容易にして振動の伝達を防止するとともに防振材25Aによって振動を吸収して、防振効果を上げることができる。穴37は、図10に示すように、基部3の長さ方向(図10の左右方向)に細長く、湾曲壁部30の間隔より長い形状に形成されており、湾曲壁部30を基部3からできる限り分離する形状に形成されている。しかし、湾曲壁部30は基部3へ底面部35から隣接の管保持部7及び9の湾曲壁部14に延びる支持部41に一体的に連結されていて、連結強度は高く維持される。なお、穴37が形成されるので、防振クランプ27には、第1実施例の防振クランプ2の管保持部8の支持部19やその穴21はない。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、防振クランプの湾曲壁部の内壁面には、湾曲壁部の幅方向に延びる細長い剛性リブが内壁面の周方向に間隔をもって複数形成され、軟質樹脂材料から成る防振材が湾曲壁部の内壁面及びリブを被覆しているので、管等は湾曲壁部の凹部においては防振材が介在して高い防振機能を得ることができ、管等の振動に伴う異音も除去することができ、管等にはリブの頂部が防振材を介して当接するので、リブによる剛性によって管等を十分な保持力で保持することができ、更に、軟質樹脂材料の防振材は湾曲壁部の内壁面から突出する細長いリブを被覆しているので、管等に軸方向に強い力が作用しても、防振材の剥離には十分に抵抗できる。
【0031】
また、基部に複数の管保持部が一体成形され、管保持部の少なくとも1つは前記防振材が被覆された防振材付き管保持部とし、該防振材付き管保持部の湾曲壁部と該防振材付き管保持部に隣接する管保持部の湾曲壁部との間には両湾曲壁部を分断する空間部を形成し、該空間部に、前記防振材の被覆のときに該防振材が充填されるように形成することができる。これによって、隣接する管保持部への振動の伝達が防止され、防振効果を一層大きくできる。また、管等が抜け方向に振動して弾性保持片に撓めるように作用した場合、空間部に充填された防振材は軟質材であるので、管等の細長い物品の側面を押える弾性保持片は、管等の動きに柔軟に追随して空間部側へ撓むことができ、これによって、振動を吸収でき、更に、管等が暴れても弾性保持片の保持機能が正常に維持される。また、管等を管保持部へ挿入する力も小さくてすみ、挿入容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る、防振材を被覆する前のクランプの平面図である。
【図2】図1のクランプの正面図である。
【図3】図1のクランプの右側面図である。
【図4】図2のクランプの4−4線断面図である。
【図5】図1のクランプの管保持部8の斜視図である。
【図6】図1のクランプに防振材を被覆した後の、本発明の第1実施例に係る防振クランプの平面図である。
【図7】図6の防振クランプの正面図である。
【図8】図6の防振クランプの管保持部8の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る、防振材を被覆する前のクランプの平面図である。
【図10】図9のクランプの正面図である。
【図11】図9のクランプの円11の部分の詳細な図である。
【図12】図9のクランプの管保持部8の斜視図である。
【図13】図9のクランプに防振材を被覆した後の、本発明の第2実施例に係る防振クランプの平面図である。
【図14】図13の防振クランプの正面図である。
【図15】図13の防振クランプの管保持部8の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1実施例に係る、防振材のないクランプ
2 第1実施例に係る防振クランプ
3 基部
5〜9 管保持部
8 本発明に係る管保持部
11 錨脚クリップ
13 凹部
14 湾曲壁部
15 湾曲壁部の先端部
17 弾性保持片
19 支持部
21 穴
22 リブ
23 根元部分
25 防振材
27 第2実施例に係る防振クランプ
29 防振材付き管保持部
30 湾曲壁部
31 空間部
33、34 突起
35 凹部の底面部
37 貫通する穴
38 一次成形品(防振材のないクランプ)

Claims (8)

  1. 硬質樹脂の基部と、前記基部に支持される硬質樹脂の管保持部とから成る、管等の細長い物品を保持する管等の防振クランプにおいて、
    前記管保持部は、前記基部に一体的に連結されて前記細長い物品を受ける凹部を形成する湾曲壁部と、該湾曲壁部の先端部又はその付近から前記湾曲壁部の凹部の方向に斜めに延びて該湾曲壁部に収容された前記細長い物品の側面を押える弾性保持片とを備え、更に、前記湾曲壁部の内壁面には、内向きに突出し且つ前記細長い物品の長さ方向である湾曲壁部の幅方向に細長く延びる剛性リブが、該内壁面の周方向に間隔をもって複数形成されており、前記湾曲壁部の内壁面及び前記リブが、軟質樹脂材料から成る防振材によって被覆されたことを特徴とする管等の防振クランプ。
  2. 請求項1に記載の防振クランプにおいて、前記リブは、頂部が前記湾曲壁部の幅と同じ長さに形成され、該リブの長さ方向の両端部は、前記内壁面上の根元部分でリブ長さが該湾曲壁部の幅より短くなるようにテーパしていることを特徴とする防振クランプ。
  3. 請求項1又は2に記載の防振クランプにおいて、前記湾曲壁部と前記弾性保持片と前記リブと前記基部とが硬質樹脂材料によって一体成形されて一次成形品として形成され、該一次成形品の前記湾曲壁部内壁面及び前記リブとが前記防振材によって被覆されることを特徴とする防振クランプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の防振クランプにおいて、前記防振材は、前記リブ両端部を含め前記湾曲壁部の両側面を包囲していることを特徴とする防振クランプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の防振クランプにおいて、前記基部には、車体等の被取付部材に固定するための固定手段が設けられていることを特徴とする防振クランプ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の防振クランプにおいて、前記基部には複数の管保持部が一体成形されており、該管保持部の少なくとも1つは前記防振材が被覆された防振材付き管保持部であり、該防振材付き管保持部の湾曲壁部と該防振材付き管保持部に隣接する管保持部の湾曲壁部との間には両湾曲壁部を分断する空間部が形成され、該空間部には、前記防振材の被覆のときに該防振材が充填されることを特徴とする防振クランプ。
  7. 請求項6に記載の防振クランプにおいて、前記空間部において対面する湾曲壁部の外面には、該空間部に充填される防振材が係合する突起が形成されていることを特徴とする防振クランプ。
  8. 請求項6又は7に記載の防振クランプにおいて、前記防振材付き管保持部の湾曲壁部の前記凹部の底面部と前記基部との間には該湾曲壁部の幅方向に貫通する穴が形成されており、該穴に、前記防振材の被覆のときに該防振材が充填されることを特徴とする防振クランプ。
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