JP7298451B2 - 配線部材 - Google Patents

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Description

本開示は、配線部材に関する。
特許文献1は、シート状に形成された機能性外装部材に電線が溶着されたワイヤーハーネスを開示している。
特開2018-137208号公報
特許文献1に記載されたようなワイヤーハーネスにおいて、硬いカバーが設けられつつ、電線がカバーから保護されることが望まれている。
そこで、線状伝送部材をカバーから保護することができる技術を提供することを目的とする。
本開示の配線部材は、線状伝送部材と前記線状伝送部材が固定されたシートとを含む配線体と、前記配線体を覆うカバーと、緩衝部材と、を備え、前記線状伝送部材は、伝送線本体と前記伝送線本体を覆う被覆層とを含み、前記カバーは前記被覆層よりも硬い部材であり、前記緩衝部材は、前記カバーの少なくとも1つの端部に設けられ、前記線状伝送部材と前記カバーとの間に配置されている、配線部材である。
本開示によれば、線状伝送部材をカバーから保護することができる。
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。 図2は図1における1つの領域A1の拡大平面図である。 図3は図1における1つの領域A1の正面図である。 図4は図1における領域A2の概略断面図である。 図5は実施形態2にかかる配線部材を示す平面図である。 図6は図5のVI-VI線に沿った断面図である。 図7は実施形態3にかかる配線部材を示す平面図である。 図8は実施形態3にかかる配線部材を示す正面図である。 図9は実施形態4にかかる配線部材を示す正面図である。 図10は実施形態4にかかる配線部材を示す分解平面図である。 図11は第4実施形態に係る配線部材の変形例を示す分解平面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の配線部材は、次の通りである。
(1)線状伝送部材と前記線状伝送部材が固定されたシートとを含む配線体と、前記配線体を覆うカバーと、緩衝部材と、を備え、前記線状伝送部材は、伝送線本体と前記伝送線本体を覆う被覆層とを含み、前記カバーは前記被覆層よりも硬い部材であり、前記緩衝部材は、前記カバーの少なくとも1つの端部に設けられ、前記線状伝送部材と前記カバーとの間に配置されている、配線部材である。カバーと線状伝送部材との間に緩衝部材が設けられることによって、線状伝送部材が緩衝部材と接触する。これにより、線状伝送部材がカバーのエッジと接触することが抑制され、カバーのエッジが線状伝送部材を傷つけることが抑制される。
(2)前記緩衝部材は前記カバーよりも柔らかい部材であってもよい。これにより、カバーよりも線状伝送部材を傷つけにくい緩衝部材が簡易に設けられる。
(3)前記緩衝部材は前記被覆層よりも柔らかい部材であってもよい。これにより、緩衝部材が線状伝送部材をより傷つけにくくなる。
(4)前記緩衝部材は前記シートの幅方向に沿って複数の線状伝送部材と接触可能な寸法を有してもよい。これにより、複数の線状伝送部材を簡易に覆うことができる。
(5)前記緩衝部材は、前記シートの一部が折曲げられて設けられていてもよい。これにより、緩衝部材が設けられる場合でも、部品点数の増加を抑制できる。
(6)前記緩衝部材は、前記シートとは別に設けられていてもよい。これにより、緩衝部材の性状等の自由度が高まる。
(7)前記緩衝部材が前記線状伝送部材に固定されていてもよい。これにより、緩衝部材が線状伝送部材に位置決めされる。
(8)前記緩衝部材が前記カバーに固定されていてもよい。これにより、緩衝部材がカバーに位置決めされる。
(9)前記緩衝部材は前記線状伝送部材の側方において前記シートに固定されていてもよい。これにより、緩衝部材がシートに位置決めされる。
(10)前記緩衝部材と固定相手とは接着又は融着によって固定されていてもよい。これにより、緩衝部材と固定相手とが簡易に固定される。
(11)前記緩衝部材は、前記カバーの縁部に重なる部分と前記カバーの縁部からはみ出す部分とを含んでもよい。これにより、カバーの縁部が線状伝送部材とより接触しにくくなる。
(12)前記緩衝部材は、不織布を材料として形成されていてもよい。これにより、緩衝部材が線状伝送部材をより傷つけにくくなる。
(13)前記カバーは前記シートの長手方向に沿った一部のみを覆う第1カバーを含み、前記第1カバーの一端部が前記シートの長手方向に沿った中間部に位置し、前記第1カバーの一端部の縁部に前記緩衝部材が設けられていてもよい。これにより、シートの中間部においてカバーの縁部から線状伝送部材が保護される。
(14)前記カバーは前記シートの長手方向に沿って前記第1カバーと間隔をあけて設けられた第2カバーを含み、前記緩衝部材は前記第1カバーの一端部と前記第2カバーの一端部とにわたって設けられていてもよい。これにより、線状伝送部材のうち第1カバーと第2カバーとの間に位置する部分が緩衝部材によって保護される。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の配線部材の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかる配線部材について説明する。図1は実施形態1にかかる配線部材10を示す平面図である。図2は図1における1つの領域A1の拡大平面図である。図3は図1における1つの領域A1の正面図である。図4は図1における領域A2の概略断面図である。
配線部材10は、配線体12とカバー40と緩衝部材50とを備える。
配線体12は、線状伝送部材20とシート30とを含む。線状伝送部材20は少なくとも1本含まれる。ここでは複数の線状伝送部材20が含まれる。各線状伝送部材20は、電気又は光等を伝送する線状の部材である。シート30は、全体として扁平な形状に形成されている。複数の線状伝送部材20がシート30に固定されることによって、配線体12が扁平な形態に保たれる。図2に示す例では、一のシート30に同じ径、構造の線状伝送部材20が複数本配設されている。もっとも、複数本の線状伝送部材20の径、構造等は適宜設定されていればよく、径、構造等の異なる線状伝送部材20が同じシート30に配設されていてもよい。
複数の線状伝送部材20は、車両における部品同士を接続する部材であることが想定される。線状伝送部材20の端部には、例えばコネクタCが設けられる。このコネクタCが相手側部品に設けられたコネクタと接続されることで、線状伝送部材20が相手側部品に接続される。つまり、本配線部材10は、車両等において各種部品同士を電気的に(或は光通信可能に)接続する配線部材10として用いられる。コネクタCは、シート30に固定されていてもよい。
複数の線状伝送部材20の経路は、接続先となる部品の位置等に応じて設定される。複数の線状伝送部材20がシート30に固定されることによって、複数の線状伝送部材20がそれぞれの接続先となる部品の位置等に応じた配線経路に沿った状態に保たれる。複数の線状伝送部材20は、幹線部から枝線部が分岐する態様で、シート30に固定されていてもよい。シート30も幹線部が固定される部分から枝線部が固定される部分が分岐する形状に形成されていてもよい。
線状伝送部材20は、伝送線本体22と被覆層24とを含む。伝送線本体22は、電気又は光等を伝送する。被覆層24は伝送線本体22を覆う。例えば、線状伝送部材20は、芯線と芯線の周囲の被覆層とを有する一般電線であってもよいし、シールド線、ツイスト線、エナメル線、ニクロム線、光ファイバ等であってもよい。
電気を伝送する線状伝送部材20としては、各種信号線、各種電力線であってもよい。電気を伝送する線状伝送部材20の一部等は、信号又は電力を空間に対して送る又は空間から受けるアンテナ、コイル等として用いられてもよい。
また、線状伝送部材20は、単一の線状物であってもよいし、複数の線状物の複合物(ツイスト線、複数の線状物を集合させてこれをシースで覆ったケーブル等)であってもよい。
シート30には、線状伝送部材20が固定される。シート30は、樹脂シートであってもよい。例えば、シート30は、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂によって形成されていてもよい。シート30は一様充実断面を有するシートであってもよい。また、シート30は、編布、織布又は不織布等の繊維材であることも考えられる。また、シート30は、発泡シート等であることも考えられる。また、シート30は、1層構造を有していてもよく、複数層構造を有していてもよい。また、シート30は、金属層を有していてもよい。
線状伝送部材20は、シート30に固定されればよく、シート30に対する線状伝送部材20の固定構造は特に限定されない。かかる固定態様としては、接触部位固定であってもよいし、非接触部位固定であってもよいし、両者が併用されていてもよい。ここで接触部位固定とは、線状伝送部材20とシート30とが接触する部分がくっついて固定されているものである。また、非接触部位固定とは、接触部位固定でない固定態様であり、例えば、縫糸、カバー、粘着テープなどが、線状伝送部材20をシート30に向けて押え込んだり、線状伝送部材20とシート30とを挟み込んだりして、その状態に維持するものである。以下では、線状伝送部材20とシート30とが、接触部位固定の状態にあるものとして説明する。
係る接触部位固定の態様として、接触部位間接固定であってもよいし、接触部位直接固定であってもよいし、異なる領域で両者が併用されていてもよい。ここで接触部位間接固定とは、線状伝送部材20とシート30とが、その間に設けられた接着剤、粘着剤、両面粘着テープなどを介して間接的にくっついて固定されているものである。また接触部位直接固定とは、線状伝送部材20とシート30とが別に設けられた接着剤等を介さずに直接くっついて固定されているものである。接触部位直接固定では、例えば線状伝送部材20とシート30とのうち少なくとも一方に含まれる樹脂が溶かされることによってくっついて固定されることが考えられる。
係る接触部位直接固定の状態が形成されるに当たり、樹脂は、例えば、熱によって溶かされることも考えられるし、溶剤によって溶かされることも考えられる。つまり、接触部位直接固定の状態としては、熱による接触部位直接固定の状態であってもよいし、溶剤による接触部位直接固定の状態であってもよい。好ましくは、熱による接触部位直接固定の状態であるとよい。
このとき接触部位直接固定の状態を形成する手段は特に限定されるものではなく、溶着、融着、溶接等の公知の手段を用いることができる。例えば、溶着によって熱による接触部位直接固定の状態を形成する場合、超音波溶着、加熱加圧溶着、熱風溶着、高周波溶着など種々の溶着手段を採用することができる。またこれらの手段によって接触部位直接固定の状態が形成されると、線状伝送部材20とシート30とは、その手段による接触部位直接固定の状態とされる。具体的には、例えば、超音波溶着によって接触部位直接固定の状態が形成されると、線状伝送部材20とシート30とは、超音波溶着による接触部位直接固定の状態とされる。
以下では、線状伝送部材20とシート30とが、接触部位直接固定の状態にあるものとして説明する。
複数の線状伝送部材20それぞれは、長手方向に沿って間隔をあけた複数箇所でシート30に固定されていてもよい。複数の線状伝送部材20それぞれは、長手方向に沿って全体に一連にシート30に固定されていてもよい。
カバー40は配線体12を覆う。ここではカバー40はシート30に固定された線状伝送部材20をシート30とは反対側から覆う。カバー40はシート30の裏面を覆うように設けられていてもよい。カバー40は被覆層24よりも硬い部材である。
カバー40は、シート30に対して全体的に重ねられてもよいし、一部に重ねられてもよい。カバー40は、シート30と同じ材料によって形成されていてもよいし、異なる材料によって形成されていてもよい。カバー40は、樹脂シートであってもよい。例えば、カバー40は、シート30と同様に、PVC、PE、PP、PET等の樹脂によって形成されていてもよい。シート30及びカバー40の一方は、他方よりも柔らかくてもよい。ここでの柔らかさ、逆にいえば、硬さは、ロックウェル硬さによって評価される。例えば、カバー40は、硬質PVC、ナイロン、PET、PPなどの材料によって形成され、シート30が軟質PVCによって形成されたシート状部材とPETによって形成された不織布とが積層された柔らかい部材であってもよい。例えば、シート30は線状伝送部材20の曲げに追従可能な可撓性を有してもよい。つまり配線体12は厚み方向への曲げ(折目がシート30の主面に沿うような曲げ)が可能とされてもよい。そして、カバー40は、配線体12の曲げを規制可能であってもよい。
カバー40は複数の部分カバー42、44を含む。各部分カバー42、44は、シート30の長手方向に沿った一部のみを覆う。各部分カバー42、44はシート30を覆う領域が異なる。2つの部分カバー42、44は、シート30の長手方向に沿って相互に間隔をあけて設けられている。2つの部分カバー42、44のうち一方が第1カバーであり、他方が第2カバーである。
カバー40は例えば線状伝送部材20の側方においてシート30に固定される。シート30とカバー40との固定構造については、上記線状伝送部材20とシート30との固定構造で説明された固定構造の1つが採用可能である。例えば、シート30とカバー40との固定構造は接触部位固定であってもよく、接触部位直接固定及び接触部位間接固定のいずれであってもよい。シート30とカバー40との固定構造は、線状伝送部材20とシート30との固定構造と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
緩衝部材50は、カバー40の少なくとも1つの端部において線状伝送部材20とカバー40との間に設けられる。ここでは緩衝部材50は、カバー40の縁部41が間にシート30を介さずに線状伝送部材20を覆う部分において線状伝送部材20とカバー40との間に設けられている。ここでは、図1における領域A1、A2、A3、A4、A5において緩衝部材50が設けられている。なお以下では、領域A1、A2、A3、A4、A5に設けられる緩衝部材50の区別が必要な場合、緩衝部材50A1、50A2、50A3、50A4、50A5と称されることがある。
領域A1は、シート30の長手方向に沿ってカバー40(部分カバー42、44)の端部とシート30の端部とが一致する領域である。ここでカバー40の端部とシート30の端部とが一致するとは、例えばカバー40の端縁及びシート30の端縁の一方が他方から長手方向に沿って20mm以内に位置することを言う。緩衝部材50A1は、シート30の端部に設けられている。
領域A2は、部分カバー42、44の端部がシート30の長手方向に沿った中間部に位置する領域である。領域A2は、シート30の長手方向に沿ってカバー40(部分カバー42、44)の端部とシート30の端部とが一致しない領域である。領域A2は、1つの部分カバー42の隣に別の部分カバー44が設けられた領域である。領域A2では、2つの部分カバー42、44が間隔をあけて設けられているが、2つの部分カバー42、44が間隔をあけずに設けられていてもよい。緩衝部材50A2は部分カバー42、44の端部のうちシート30の長手方向に沿った中間部に位置する端部に設けられている。緩衝部材50A2は2つの部分カバー42、44の両端部にわたって設けられている。
領域A3も、部分カバー42の端部がシート30の長手方向に沿った中間部に位置する領域である。領域A3は、1つの部分カバー42の隣に別の部分カバー44が設けられていない領域である。領域A3よりシート30の端部側では線状伝送部材20が露出する。緩衝部材50A3は部分カバー42の端部のうちシート30の長手方向に沿った中間部に位置する端部に設けられている。
領域A4は、分岐部に位置する。領域A4ではシート30は分岐する形状に形成されているのに対して、部分カバー44は分岐する形状に形成されていない。領域A4では部分カバー44の側縁が線状伝送部材20を覆っている。緩衝部材50A4は、シート30の中間部であって部分カバー44の側縁に設けられている。
領域A5も、分岐部に位置する。領域A5ではシート30及び部分カバー42の両方が分岐する形状に形成されていない。領域A5ではシート30の側縁及び部分カバー44の側縁が線状伝送部材20を覆っている。緩衝部材50A5は、シート30の中間部であって部分カバー42の側縁に設けられている。
緩衝部材50はカバー40よりも線状伝送部材20を傷つけにくい部材であるとよい。例えば、物性の観点において、緩衝部材50は、カバー40よりも柔らかい部材であることによって、カバー40よりも線状伝送部材20を傷つけにくくされている。ここでの柔らかさは上述のように例えばロックウェル硬さによって評価されてもよい。また緩衝部材50は被覆層24よりも柔らかい部材である。緩衝部材50は被覆層24と同程度に柔らかい部材かそれよりも硬い部材であってもよい。
緩衝部材50は、シート30とは別に設けられている。例えば、緩衝部材50は、シート30と同様に、PVC、PE、PP、PET等の樹脂によってシート状に形成されていてもよい。緩衝部材50は、一様充実断面を有していてもよい。緩衝部材50は、繊維材又は発泡シートであってもよい。以下では、緩衝部材50は不織布を材料として形成されているものとして説明される。
緩衝部材50は、第1部分52と第2部分54とを含む。第1部分52は、カバー40の縁部41に重なる部分である。第1部分52は線状伝送部材20とカバー40との間に介在する部分である。第2部分54は、カバー40の縁部41からはみ出す部分である。これにより、緩衝部材50はカバー40の縁部41を跨ぐように配置される。
緩衝部材50はシート30の幅方向に沿って複数の線状伝送部材20と接触可能な寸法を有する。ここでは緩衝部材50は複数の線状伝送部材20を横断する。緩衝部材50は、緩衝部材50が設けられる縁部41において、幅方向に沿って最も外側に位置する2つの線状伝送部材20の間隔と同じかそれよりも長尺に形成されている。ここでは緩衝部材50はシート30及びカバー40よりも短尺に形成されている。
緩衝部材50は線状伝送部材20の側方においてシート30に固定されている。図3に示すように、ここでは緩衝部材50とシート30との固定部分FP1は、カバー40とシート30との固定部分FP2よりも幅方向に沿って内側に設けられている。第1部分52のうち線状伝送部材20の側方に位置する部分がシート30に固定されている。第2部分54は、線状伝送部材20、シート30及びカバー40のいずれにも固定されていない。第2部分54は第1部分52に片持ち状に支持されている。
緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)との固定構造については、上記線状伝送部材20とシート30との固定構造で説明された固定構造の1つが採用可能である。例えば、緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)との固定構造は接触部位固定であってもよく、接触部位直接固定及び接触部位間接固定のいずれであってもよい。緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)との固定構造は、線状伝送部材20とシート30との固定構造と同じであってもよいし、異なっていてもよい。同様に緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)との固定構造は、シート30とカバー40との固定構造と同じであってもよいし、異なっていてもよい。以下では、緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)とは接着(接触部位間接固定)又は融着(接触部位直接固定)によって固定されているものとして説明される。
緩衝部材50はここでは線状伝送部材20及びカバー40には接着及び融着による固定はされていない。緩衝部材50はシート30のほかに線状伝送部材20及びカバー40の少なくとも一方にも接着又は融着による固定がされていてもよい。
<実施形態1の効果等>
以上のように構成された配線部材10によると、カバー40と線状伝送部材20との間に緩衝部材50が設けられることによって、線状伝送部材20が緩衝部材50と接触する。これにより、線状伝送部材20がカバー40のエッジと接触することが抑制され、カバー40のエッジが線状伝送部材20を傷つけることが抑制される。
また緩衝部材50はカバー40よりも柔らかい部材であるため、カバー40よりも線状伝送部材20を傷つけにくい緩衝部材50が簡易に設けられる。また緩衝部材50は前記被覆層24よりも柔らかい部材であるため、緩衝部材50が線状伝送部材20をより傷つけにくくなる。
また緩衝部材50はシート30の幅方向に沿って複数の線状伝送部材20と接触可能な寸法を有するため、複数の線状伝送部材20を簡易に覆うことができる。
また緩衝部材50はシート30とは別に設けられているため、緩衝部材50の性状等の自由度が高まる。
また緩衝部材50は線状伝送部材20の側方においてシート30に固定されているため、緩衝部材50がシート30に位置決めされる。
また緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)とは接着又は融着によって固定されているため、緩衝部材50と固定相手(ここではシート30)とが簡易に固定される。
また緩衝部材50は、カバー40の縁部41に重なる部分とカバー40の縁部41からはみ出す部分とを含むため、カバー40の縁部41が線状伝送部材20とより接触しにくくなる。
また緩衝部材50は不織布を材料として形成されているため、緩衝部材50が線状伝送部材20をより傷つけにくくなる。
部分カバー42、44の一端部に緩衝部材50A2、50A3が設けられているため、シート30の中間部において部分カバー42、44の縁部41から線状伝送部材20が保護される。
緩衝部材50A2は、2つの部分カバー42、44の両端部にわたって設けられているため、線状伝送部材20のうち2つの部分カバー42、44の間に位置する部分が緩衝部材50A2によって保護される。
[実施形態2]
実施形態2にかかる配線部材について説明する。図5は実施形態2にかかる配線部材110を示す平面図である。図6は図5のVI-VI線に沿った断面図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
配線部材110は、緩衝部材150がカバー40に固定されている点で上記配線部材10とは異なる。緩衝部材150は領域A1に設けられている。緩衝部材150の構成は、他の領域A2、A3、A4、A5に設けられた緩衝部材50にも適用可能である。
具体的には、緩衝部材150も第1部分152及び第2部分154を有する。第1部分152がカバー40の内面(線状伝送部材20側の面)に固定されている。第2部分154は、折り返されて一部がカバー40の外面に重なる。第2部分154のうちカバー40の外面に重なる部分がカバー40の外面に固定されている。図6に示すように、カバー40において第1部分152との固定部分FP3の裏面側に、第2部分154との固定部分FP4が位置する。
第1部分152と第2部分154のうちカバー40の外面に重なる部分とは、シートの長手方向に沿って同じ寸法を有する。第1部分152と第2部分154のうちカバー40の外面に重なる部分とは、シートの長手方向に沿って一方が他方よりも長く設定されていてもよい。第1部分152と第2部分154のうちカバー40の外面に重なる部分とは、シートの幅方向に沿って同じ寸法を有する。第1部分152と第2部分154のうちカバー40の外面に重なる部分とは、シートの幅方向に沿って一方が他方よりも長く設定されていてもよい。
緩衝部材150と固定相手(ここではカバー40)との固定構造は接着又は融着である。もちろん、緩衝部材150と固定相手(ここではカバー40)との固定構造は、上記した他の固定構造が採用されてもよい。また第1部分152における固定相手(ここではカバー40)との固定構造と、第2部分154における固定相手(ここではカバー40)との固定構造とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
緩衝部材150はここでは線状伝送部材20及びシート30には接着及び融着による固定はされていない。緩衝部材150はカバー40のほかに線状伝送部材20及びシート30の少なくとも一方にも接着又は融着による固定がされていてもよい。
このような配線部材110によると、緩衝部材150がカバー40に固定されているため、緩衝部材150がカバー40に位置決めされる。またカバー40がシート30に固定されるよりも先に、緩衝部材150がカバー40に固定されることができる。つまり、緩衝部材150付きのカバー40がシート30に固定されることができる。また第2部分154がカバー40の外面に固定されているため、カバー40の縁部41が緩衝部材150によって覆われる。
[実施形態3]
実施形態3にかかる配線部材について説明する。図7は実施形態3にかかる配線部材210を示す平面図である。図8は実施形態3にかかる配線部材210を示す正面図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
配線部材210は、緩衝部材250が線状伝送部材20に固定されている点で、上記配線部材10、110とは異なる。緩衝部材250は領域A1に設けられている。緩衝部材250の構成は、他の領域A2、A3、A4、A5に設けられた緩衝部材50にも適用可能である。
緩衝部材250は、複数の線状伝送部材20に個別に設けられている。各緩衝部材250は各線状伝送部材20に対応する大きさに形成されている。緩衝部材250も第1部分252及び第2部分254を有する。緩衝部材250における第1部分252及び第2部分254の両方が線状伝送部材20に固定されている。もっとも第1部分252及び第2部分254のいずれか一方のみが線状伝送部材20に固定されていてもよい。
緩衝部材250と線状伝送部材20との固定部分FP5は、線状伝送部材20の周囲に沿って延在してもよい。図8に示す例では、固定部分FP5は、線状伝送部材20の周囲に沿って半周程度に設定されている。もちろん、緩衝部材250と線状伝送部材20とは、線状伝送部材20の周囲に沿って、これより小さい領域が固定されていてもよいし、これより大きい領域が固定されていてもよい。
緩衝部材250と固定相手(ここでは線状伝送部材20)との固定構造は接着又は融着であってもよいし、上記した他の固定構造が採用されてもよい。また第1部分252における固定相手(ここでは線状伝送部材20)との固定構造と、第2部分254における固定相手(ここでは線状伝送部材20)との固定構造とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
緩衝部材250はここではシート30及びカバー40には接着及び融着による固定はされていない。緩衝部材250は線状伝送部材20のほかにシート30及びカバー40の少なくとも一方にも接着又は融着による固定がされていてもよい。
このような配線部材210によると緩衝部材250が線状伝送部材20に固定されているため、緩衝部材250が線状伝送部材20に位置決めされる。
[実施形態4]
実施形態4にかかる配線部材について説明する。図9は実施形態4にかかる配線部材310を示す正面図である。図10は実施形態4にかかる配線部材310を示す分解平面図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本例の配線部材310は、シート30の一部が折曲げられて緩衝部材350が設けられている点で上記配線部材10、110、210とは異なる。緩衝部材350は領域A1に設けられている。緩衝部材350の構成は、他の領域A2、A3、A4、A5に設けられた緩衝部材50にも適用可能である。
具体的には、図10に示すように、基材B1が準備される。基材B1はシート部分B1a及び緩衝部材部分B1bを有する。シート部分B1aは、シート30となる部分である。シート部分B1aには線状伝送部材20が固定される。緩衝部材部分B1bは緩衝部材350となる部分である。緩衝部材部分B1bはシート部分B1aに連なる。緩衝部材部分B1bは折り曲げられて線状伝送部材20に重ねられる。ここでは折り曲げられた緩衝部材部分B1bはシート部分B1aにも重ねられる。図10に示す例では、緩衝部材部分B1bはシート部分B1aに対して幅方向に連なる。この場合、緩衝部材部分B1bが折り曲げられたときの折目Lは、シート部分B1aの長手方向に沿って延びる。
シート30及び緩衝部材350それぞれの端部においてシート30と緩衝部材350とがつながっている端部は基端部と称される。またシート30及び緩衝部材350それぞれの端部においてシート30と緩衝部材350とがつながっていない端部、つまり基端部とは反対側の端部は先端部と称される。シート30と緩衝部材350とは、基端部同士及び先端部同士のうち少なくとも先端部同士が固定されるとよい。シート30と緩衝部材50とは、基端部同士も固定されてもよい。
ここでは緩衝部材350は幅方向に沿ってシート30の全体を覆う。このため、緩衝部材350が設けられた部分において、カバー40は緩衝部材350に固定される。緩衝部材350は、シート30の幅方向に沿った同じ位置においてシート30及びカバー40に固定される。図9に示すように、シート30と緩衝部材350との固定部分FP6の上に、カバー40と緩衝部材350との固定部分FP7が位置する。緩衝部材350と固定相手(ここではシート30及びカバー40)との固定構造は接着又は融着である。緩衝部材350と固定相手(ここではシート30及びカバー40)との固定構造は、上記した他の固定構造が採用されてもよい。緩衝部材350とシート30との固定構造と、緩衝部材とカバー40との固定構造は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図10に示すように緩衝部材350に対してカバー40が後方にわずかにずれた位置に重ねられることによって、緩衝部材に350に第1部分及び第2部分が設けられる。
このような配線部材310によると、シート30の一部が折曲げられて緩衝部材350が設けられているため、緩衝部材350が設けられる場合でも、部品点数の増加を抑制できる。
[変形例]
図11は第4実施形態に係る配線部材310の変形例を示す分解平面図である。
変形例にかかる配線部材410では、基材B2において緩衝部材部分B2bがシート部分B2aに対して長手方向に沿って連なる。この場合、緩衝部材部分B2bが折り曲げられたときの折目Lはシート部分B2aの長手方向と交差する方向に沿って延びる。
緩衝部材部分B2bはシート部分B2aにおける幅方向に沿った両端部のうち一方端部のみと連なる。このため、緩衝部材部分B2bが、線状伝送部材20に対してシート部分B2aとは反対側に配置されやすい。
なお図11に示す例では、基材B2のうち緩衝部材部分B2bとシート部分B2aとの間の一部が切り欠かれた形状とされている。より詳細には緩衝部材部分B2bとシート部分B2aとをつなぐ連結部分の側方部分が切り欠かれている。緩衝部材部分B2bとシート部分B2aとをつなぐ連結部分の側方には切れ目が入れられたものであってもよい。
緩衝部材部分B2bが折り曲げられて形成された緩衝部材450は、線状伝送部材20の両側方の位置においてシートと固定されていると良い。緩衝部材450の幅寸法は、図3に示す例のように、シート30及びカバー40の幅寸法よりも小さくてもよい。
なお図11に示す基材B2において、緩衝部材部分B2bが折り曲げられない状態で、その上にカバー40が配置されてもよい。
このほか、これまで緩衝部材が、カバー40よりも柔らかい部材であることによって、カバー40よりも線状伝送部材20を傷つけにくくされているものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。緩衝部材がカバー40と同じ硬さかそれよりも硬い場合もあり得る。この場合、例えば形状の観点において、緩衝部材のエッジが丸められるなどして、緩衝部材のエッジが線状伝送部材20に接触しないように形成されていることによって、緩衝部材がカバー40よりも線状伝送部材20を傷つけにくくされていてもよい。
またカバー40が複数の部分カバー42、44を含むものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。カバーは部分カバーを1つのみ含んでもよい。換言すると、1つのカバーがシート30より小さい領域において配線体12を覆っていてもよい。カバーは、シート30と同じかそれよりも大きい領域において配線体12を覆っていてもよい。
また緩衝部材は、カバー40の縁部41に重なる第1部分とカバー40の縁部41からはみ出す第2部分とを含むものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。カバー40の縁部41からはみ出す第2部分は省略されてもよい。
また緩衝部材は、線状伝送部材20の周囲に巻かれる粘着テープであってもよい。また緩衝部材はコルゲートチューブなど線状伝送部材20を内部に収容するチューブ状部材であってもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。例えば、緩衝部材50、150、350、450は緩衝部材250のように線状伝送部材20に応じた大きさに形成されてもよいし、緩衝部材250は緩衝部材50、150、350、450のように複数の線状伝送部材20を覆うことができる大きさに形成されてもよい。
10、110、210、310、410 配線部材
12 配線体
20 線状伝送部材
22 伝送線本体
24 被覆層
30 シート
40 カバー
41 縁部
42、44 部分カバー
50、50A1、50A2、50A3、50A4、50A5、150、250、350、450 緩衝部材
52、152、252 第1部分
54、154、254 第2部分
B1、B2 基材
B1a、B2a シート部分
B1b、B2b 緩衝部材部分
C コネクタ
FP1、FP2、FP3、FP4、FP5、FP6、FP7 固定部分
L 折目

Claims (13)

  1. 線状伝送部材と前記線状伝送部材が固定されたシートとを含む配線体と、
    前記配線体を覆うカバーと、
    緩衝部材と、
    を備え、
    前記線状伝送部材は、伝送線本体と前記伝送線本体を覆う被覆層とを含み、
    前記カバーは前記被覆層よりも硬い部材であり、
    前記緩衝部材は、前記カバーの少なくとも1つの端部に設けられ、前記線状伝送部材と前記カバーとの間に配置されており、
    前記緩衝部材は、前記シートの一部が折曲げられて設けられている、配線部材。
  2. 線状伝送部材と前記線状伝送部材が固定されたシートとを含む配線体と、
    前記配線体を覆うカバーと、
    緩衝部材と、
    を備え、
    前記線状伝送部材は、伝送線本体と前記伝送線本体を覆う被覆層とを含み、
    前記カバーは前記被覆層よりも硬い部材であり、
    前記緩衝部材は、前記カバーの少なくとも1つの端部に設けられ、前記線状伝送部材と前記カバーとの間に配置されており、
    前記緩衝部材は、前記カバーの縁部に重なる部分と前記カバーの縁部からはみ出す部分とを含む、配線部材。
  3. 線状伝送部材と前記線状伝送部材が固定されたシートとを含む配線体と、
    前記配線体を覆うカバーと、
    緩衝部材と、
    を備え、
    前記線状伝送部材は、伝送線本体と前記伝送線本体を覆う被覆層とを含み、
    前記カバーは前記被覆層よりも硬い部材であり、
    前記緩衝部材は、前記カバーの少なくとも1つの端部に設けられ、前記線状伝送部材と前記カバーとの間に配置されており、
    前記カバーは前記シートの長手方向に沿った一部のみを覆う第1カバーを含み、
    前記第1カバーの一端部が前記シートの長手方向に沿った中間部に位置し、
    前記第1カバーの一端部の縁部に前記緩衝部材が設けられている、配線部材。
  4. 請求項に記載の配線部材であって、
    前記カバーは前記シートの長手方向に沿って前記第1カバーと間隔をあけて設けられた第2カバーを含み、
    前記緩衝部材は前記第1カバーの一端部と前記第2カバーの一端部とにわたって設けられている、配線部材。
  5. 請求項から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は、前記シートとは別に設けられている、配線部材。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は前記カバーよりも柔らかい部材である、配線部材。
  7. 請求項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は前記被覆層よりも柔らかい部材である、配線部材。
  8. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は前記シートの幅方向に沿って複数の線状伝送部材と接触可能な寸法を有する、配線部材。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材が前記線状伝送部材に固定されている配線部材。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材が前記カバーに固定されている、配線部材。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は前記線状伝送部材の側方において前記シートに固定されている、配線部材。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材と固定相手とは接着又は融着によって固定されている、配線部材。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の配線部材であって、
    前記緩衝部材は、不織布を材料として形成されている、配線部材。
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