JP5630112B2 - 色変換係数生成装置、色再現特性修正装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、前記修正手段は、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の色変換係数生成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記修正手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との前記差分を算出する算出手段と、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算する加算手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の色変換係数生成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記修正手段は、前記加算手段が前回の修正後の前記第1の色再現特性に前記差分に応じた値を加算して得られた新たな前記第1の色再現特性を記憶する記憶手段を更に備え、前記補正手段は、新たな前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、新たな前記第1の色再現特性に基づいて生成された新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正し、前記算出手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との新たな前記差分を算出し、前記加算手段は、前記記憶手段に記憶され、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない新たな前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された新たな前記差分に応じた値を加算することを特徴とする請求項3に記載の色変換係数生成装置である。
請求項5に記載の発明は、第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の取得手段と、前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する第2の取得手段と、前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する第3の取得手段と、前記第2の取得手段により取得された前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記第3の取得手段により取得された前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段と、前記第1の取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との差分を算出する算出手段と、前記第1の色再現特性または前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する修正手段とを備えたことを特徴とする色再現特性修正装置である。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する機能と、前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する機能と、前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する機能と、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する機能と、前記第1の機器の色再現特性を前記第1の媒体の色に応じて補正して得られた前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を補正して得られた色再現特性との差分を算出する機能と、前記第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、第1の機器の色再現特性に対して媒体の色に応じた補正が繰り返し行われることを回避できる。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の再生成に用いる色再現特性を簡単に修正できる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の再生成に用いる色再現特性を修正するために、前回算出した色再現特性を迅速に読み出すことができる。
請求項5の発明によれば、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上できる。
請求項6の発明によれば、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上できる。
図1は、本実施の形態における色変換係数生成装置の一例としての色変換装置10の機能構成例を示したものである。この色変換装置10は、印刷機等のターゲットデバイスの色再現特性とプリンタの色再現特性とに基づいて、ターゲットデバイスに依存した色データをプリンタに依存した色データに変換するためのデバイスリンクプロファイルを作成し、このデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行う装置である。特に、本実施の形態では、この色変換装置10において、用紙の地色を加味した紙白補正を行い、この紙白補正を考慮したデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行う。
プリンタ色再現特性取得部12は、第2の機器の一例としてのプリンタへの入力色値と入力色値に応じたプリンタの出力色を表すデバイス非依存色空間の色値との関係を示すデータ(以下、「プリンタ色再現特性」という)を取得する。例えば、入力色値としてはCMYKデータを、デバイス非依存色空間の色値としてはL*a*b*データを取得する。
第一に、XYZ色空間上で基準白色点(D50等)のXYZ値を定め、紙白のXYZ値でそれぞれを除した値を、対象のXYZ値に乗ずる方法がある。この方法は以下の式で表される。ここでは、補正前のXYZ値を(X,Y,Z)、基準白色点のXYZ値を(Xn,Yn,Zn)、対応するデバイスで用いられる用紙の白のXYZ値を(Xo,Yo,Zo)、補正後のXYZ値を(X’,Y’,Z’)としている。
X’=X*Xn/Xo
Y’=Y*Yn/Yo
Z’=Z*Zn/Zo
第二に、特許文献4に記載されているように、補正後のXYZ値(X’,Y’,Z’)と補正前のXYZ値(X,Y,Z)とを、対応するデバイス色空間の総量値によって決まる重み係数を用いて合成する方法もある。
尚、紙白補正部14,15は、処理内容は同等であるが、紙白補正部14にはターゲット色再現特性取得部11からターゲット色再現特性が入力されるのに対し、紙白補正部15にはプリンタ色再現特性取得部12からプリンタ色再現特性が入力されるという入力データの違いがあるので、便宜上分けて示している。
画像出力部18は、色変換された画像を出力する。即ち、デバイスリンク色変換部17によってプリンタに依存した色データに変換されたカラー画像の色データをプリンタで出力する。
測色部19は、プリンタで出力されたカラー画像を測色し、測色値としてデバイス非依存色空間の色値を取得する。カラー画像の色データがC,M,Y,Kを変化させて作成した色データであるとすると、この色データのCMYKデータに対して、デバイス非依存色空間の色値として例えばL*a*b*データが取得される。また、測色部19は、ユーザがカラー画像上で測色器をスライドさせる操作に応じて測色を行うものでもよいし、プリンタ内でカラー画像の出力の検知に応じて測色を行うものでもよい。
また、ターゲットデバイスのデバイス非依存色空間の色値の修正は、修正前のデバイス非依存色空間の色値から上記実測誤差を減ずることによって行えばよい。但し、デバイス非依存色空間の色値の修正方法はこれに限らず、色領域ごとに実測誤差に異なる重み付けを行って修正する方法でも構わない。また、プリンタの色域外の領域は実測誤差が大きいためデバイス非依存色空間の色値を修正しないようにすることが好ましい。
本実施の形態では、第1の色再現特性を修正し修正後の第1の色再現特性を繰り返し修正する修正手段の一例として、色再現特性修正部20を設けている。
図2は、本実施の形態における色変換装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、色変換装置10では、まず、ターゲット色再現特性取得部11がターゲット色再現特性を取得し、プリンタ色再現特性取得部12がプリンタ色再現特性を取得する(ステップ101)。
また、オプション指定受付部13が紙白補正方法等に関するオプションの指定を受け付ける(ステップ102)。
そして、紙白補正部14はターゲット色再現特性取得部11によって取得されたターゲット色再現特性に対し、紙白補正部15はプリンタ色再現特性取得部12によって取得されたプリンタ色再現特性に対し、指定されたオプションに基づいて、それぞれ紙白補正を施す(ステップ103)。
その後、デバイスリンク色変換部17は、このデバイスリンクプロファイルを用いて、カラー画像の色データを、ターゲットデバイスに依存した色データからプリンタに依存した色データへ変換する(ステップ105)。
そして、画像出力部18が、プリンタに依存した色データに変換されたカラー画像の色データをプリンタで出力する(ステップ106)。
すると、色再現特性修正部20は、ターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性から得られるデバイス非依存色空間の色値と、ステップ107で得られた測色値とを比較し、その誤差を算出する(ステップ108)。ここで、ターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性から得られるデバイス非依存色空間の色値としては、色再現特性が測色値そのものを含んでいればその測色値を採用してもよいし、色再現特性がICC(International Color Consortium)プロファイルのようなものであればそれを利用して得られた測色値相当の値を採用してもよい。また、このデバイス非依存色空間の色値は、ステップ103で得られたものを、紙白補正部14が色再現特性修正部20に伝達するようにしてもよいし、ユーザが別途色再現特性修正部20に設定するようにしてもよい。
その結果、誤差が閾値以上であると判定されれば、色再現特性修正部20は、デバイスリンクプロファイル再作成用のターゲットデバイスのデバイス非依存色空間の色値を修正し(ステップ110)、ステップ104へ戻ってデバイスリンクプロファイルの再作成を行う。
一方、誤差が閾値以下であると判定されれば、処理を終了する。尚、このとき、後処理を行ってもよい。ここで、後処理には、例えば文字再現等を行うに当たって、ターゲットデバイスの色データを変換せずにそのままプリンタで出力したい場合に、純色再現を行う処理等がある。
ところが、1回前に修正されたL*a*b*データは、既に紙白補正を考慮した色空間上で補正されているため、式2のように処理した場合、必要以上に紙白補正を行ってしまうことになる。
図3は、この場合の色再現特性修正部20の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、色再現特性修正部20は、測色値取得部21と、相対化処理部22と、目標色値記憶部23と、誤差算出部24と、修正色値記憶部25と、修正色値算出部26とを備える。このうち、目標色値記憶部23、修正色値記憶部25は、例えば磁気ディスク装置93(図6参照)によって実現される。また、測色値取得部21、相対化処理部22、誤差算出部24、修正色値算出部26は、CPU91(図6参照)がプログラムを磁気ディスク装置93(図6参照)からメインメモリ92(図6参照)に読み込んで実行することにより、実現される。
相対化処理部22は、測色値取得部21が取得したL*a*b*データに対して相対化処理を行う。一方、後述する修正色値記憶部25に記憶されたL*a*b*データが読みだされた際、そのL*a*b*データに対しては相対化処理を行わない。本実施の形態では、模擬的印刷の結果における色再現特性を第2の媒体の色に応じて補正する補正手段の一例として、相対化処理部22を設けている。
目標色値記憶部23は、紙白補正部14が出力したターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性におけるL*a*b*データを記憶する。本実施の形態では、第1の色再現特性を取得する第1の取得手段の一例として、目標色値記憶部23の例えば磁気ディスク装置93から情報を読み出す機能を設けている。
誤差算出部24は、相対化処理部22による相対化処理後のL*a*b*データと、目標色値記憶部23から読み出したL*a*b*データとの誤差を算出する。そして、誤差が閾値以上であれば、修正色値算出部26に対して動作を指示し、誤差が閾値以下であれば、デバイスリンクプロファイルの作成を終了する旨を出力する。本実施の形態では、差分の一例として、誤差を用いており、差分を算出する算出手段の一例として、誤差算出部24を設けている。
修正色値算出部26は、修正色値記憶部25から読み出したL*a*b*データを、誤差算出部24が算出した誤差に基づいて修正し、修正色値であるL*a*b*データをデバイスリンクプロファイル作成部16に出力する。本実施の形態では、前回の修正後の第1の色再現特性に差分に応じた値を加算する加算手段の一例として、また、前回の修正後の第1の色再現特性を差分に基づいて修正する修正手段の一例として、修正色値算出部26を設けている。
図4は、誤差算出部24で誤差を算出するまでの色再現特性修正部20の動作例を示したフローチャートである。このフローチャートは、図2のフローチャートのステップ108を詳細化したものである。
色再現特性修正部20では、まず、測色値取得部21が、測色部19からカラー画像を測色して得られたLabi回目測色を取得する(ステップ201)。
すると、相対化処理部22が、このLabi回目測色に対して相対化処理を行い、Lab’i回目測色を取得する(ステップ202)。尚、ここでの相対化処理は、プリンタで印刷に使用される用紙の色を基準とした相対化処理である。
また、誤差算出部24は、目標色値記憶部23に記憶されたLab’Targetを読み出す(ステップ203)。
そして、ステップ202で取得した、Lab’i回目測色からステップ203で読み出したLab’Targetを差し引くことにより、誤差Dを算出する(ステップ204)。
まず、修正色値算出部26は、修正色値記憶部25に記憶されたLab’iを読み出す(ステップ251)。
そして、ステップ204で算出した誤差Dに重みαを乗じた値を、Lab’iに加算することにより、Lab’i+1を算出する(ステップ252)。
その後、この算出したLab’i+1を、(i+2)回目の修正で使用できるように、修正色値記憶部25に記憶する(ステップ253)。
また、修正色値算出部26は、ステップ252で算出したLab’i+1を、測色部19で測色したカラー画像の色データに対応するCMYKデータに対応づけて、デバイスリンクプロファイル作成部16に出力する(ステップ254)。
以上により、本実施の形態の説明を終了する。
以下、このような汎用のコンピュータをコンピュータ90として、そのハードウェア構成について説明する。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
Claims (6)
- 第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の色再現特性取得手段と、
第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性を取得する第2の色再現特性取得手段と、
前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性を修正するか、または前回の修正後の前記第1の色再現特性をさらに修正する修正手段と、
前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷を前記第2の機器で行うための色変換係数を生成するか、前記修正手段による前回の修正後の前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記色変換係数を生成する生成手段と
を備え、
前記修正手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、当該第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性に基づいて生成された前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正して得られた色再現特性との差分に応じた値を加算することで、当該第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を修正することを特徴とする色変換係数生成装置。 - 前記修正手段は、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の色変換係数生成装置。
- 前記修正手段は、
前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との前記差分を算出する算出手段と、
前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算する加算手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の色変換係数生成装置。 - 前記修正手段は、前記加算手段が前回の修正後の前記第1の色再現特性に前記差分に応じた値を加算して得られた新たな前記第1の色再現特性を記憶する記憶手段を更に備え、
前記補正手段は、新たな前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、新たな前記第1の色再現特性に基づいて生成された新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正し、
前記算出手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との新たな前記差分を算出し、
前記加算手段は、前記記憶手段に記憶され、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない新たな前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された新たな前記差分に応じた値を加算することを特徴とする請求項3に記載の色変換係数生成装置。 - 第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の取得手段と、
前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する第2の取得手段と、
前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する第3の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得された前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記第3の取得手段により取得された前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段と、
前記第1の取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との差分を算出する算出手段と、
前記第1の色再現特性または前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する修正手段と
を備えたことを特徴とする色再現特性修正装置。 - コンピュータに、
第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する機能と、
前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する機能と、
前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する機能と、
前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する機能と、
前記第1の機器の色再現特性を前記第1の媒体の色に応じて補正して得られた前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を補正して得られた色再現特性との差分を算出する機能と、
前記第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する機能と
を実現させるためのプログラム。
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