JP5630112B2 - 色変換係数生成装置、色再現特性修正装置及びプログラム - Google Patents

色変換係数生成装置、色再現特性修正装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、色変換係数生成装置、色再現特性修正装置、プログラムに関する。
カラープルーフシステムにおける色再現誤差を修正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、カラーチャートを、印刷色プロファイル及びプリンタプロファイルを用いて、カラープリンタに依存する色データに変換して、カラープリンタに校正サンプルを出力させる。そして、カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプルの測色値と、校正サンプルの測色値との差分を演算し、差分に基づき、ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成する。
ターゲットである印刷物の色と、プルーファで作成されたプルーフ(校正刷り)の色とを一致させる技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2では、印刷されたカラーチャートを測色計により測色して、CMYK画像データを測色値データに変換する印刷プロファイルを作成し、この印刷プロファイルとプリンタプロファイルとを利用して、CMYK画像データによりプリンタからプルーフのカラーチャートを出力し、プルーフでの印刷色再現をシミュレーションする。そして、このカラーチャートを測色して、印刷色再現プロファイルを作成し、この印刷色再現プロファイルにおいて、印刷機とプリンタの色再現範囲を考慮して重みを設定し、修正後の印刷プロファイルを作成し、この修正後の印刷プロファイルとプリンタプロファイルを色変換手段として設定する。
ターゲットデバイスのプロファイルとプルーファのプロファイルとの結合からなる色変換定義を用いターゲットデバイス用の画像データをプルーファ用の画像データに変換して、その変換後の画像データに基づくプルーフ画像を出力するときの、そのプルーフ画像の色再現特性を容易にかつ正確に補正する技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3では、印刷プロファイルを作成したときのカラーチャートの網%とは異なる網%の、かつカラーパッチの数の少ないカラーチャートを印刷機とプルーファとの双方で出力し、それらのカラーチャートの測色値どうしを比較して印刷プロファイルを修正する。
画像処理装置が他の画像処理装置をシミュレートする場合に、出力する画像の色の再現性や画質が損なわれないデバイスリンクプロファイルを生成する技術も知られている(例えば、特許文献4参照)。この特許文献4では、所定画像データのシミュレーション対象装置による出力画像を測色して得る第1色再現特性に対し、前記所定画像データの画像処理装置による出力画像を測色して得る第2色再現特性に基づく変換をして、相対色変換用プロファイルを生成し、第1色再現特性と相対色変換用プロファイルとを合成して、合成色変換用プロファイルを生成し、合成色変換用プロファイルと第2色再現特性とに基づいて、デバイスリンクプロファイルを生成する。
特開2004−153667号公報 特開2000−278547号公報 特開2002−142126号公報 特開2006−279091号公報
本発明の目的は、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上することにある。
請求項1に記載の発明は、第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の色再現特性取得手段と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性を取得する第2の色再現特性取得手段と、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性を修正するかまたは前回の修正後の前記第1の色再現特性をさらに修正する修正手段と、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷を前記第2の機器で行うための色変換係数を生成するか、前記修正手段による前回の修正後の前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記色変換係数を生成する生成手段とを備え、前記修正手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、当該第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性に基づいて生成された前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正して得られた色再現特性との差分に応じた値を加算することで当該第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を修正することを特徴とする色変換係数生成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記修正手段は、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の色変換係数生成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記修正手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との前記差分を算出する算出手段と、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算する加算手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の色変換係数生成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記修正手段は、前記加算手段が前回の修正後の前記第1の色再現特性に前記差分に応じた値を加算して得られた新たな前記第1の色再現特性を記憶する記憶手段を更に備え、前記補正手段は、新たな前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、新たな前記第1の色再現特性に基づいて生成された新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正し、前記算出手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との新たな前記差分を算出し、前記加算手段は、前記記憶手段に記憶され、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない新たな前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された新たな前記差分に応じた値を加算することを特徴とする請求項3に記載の色変換係数生成装置である。
請求項5に記載の発明は、第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の取得手段と、前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する第2の取得手段と、前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する第3の取得手段と、前記第2の取得手段により取得された前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記第3の取得手段により取得された前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段と、前記第1の取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との差分を算出する算出手段と、前記第1の色再現特性または前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する修正手段とを備えたことを特徴とする色再現特性修正装置である。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する機能と、前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する機能と、前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する機能と、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する機能と、前記第1の機器の色再現特性を前記第1の媒体の色に応じて補正して得られた前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を補正して得られた色再現特性との差分を算出する機能と、前記第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上できる。
請求項2の発明によれば、第1の機器の色再現特性に対して媒体の色に応じた補正が繰り返し行われることを回避できる。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の再生成に用いる色再現特性を簡単に修正できる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の再生成に用いる色再現特性を修正するために、前回算出した色再現特性を迅速に読み出すことができる。
請求項5の発明によれば、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上できる。
請求項6の発明によれば、第1の機器の色再現特性による印刷を第2の機器で行うための色変換係数を媒体の色を考慮して繰り返し生成する場合に、本構成を有していない場合に比較して、色変換係数の精度を向上できる。
本発明の実施の形態における色変換装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における色変換装置の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の色変換装置における色再現特性修正部の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態の色変換装置における色再現特性修正部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の色変換装置における色再現特性修正部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態を実現可能なコンピュータのハードウェア構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における色変換係数生成装置の一例としての色変換装置10の機能構成例を示したものである。この色変換装置10は、印刷機等のターゲットデバイスの色再現特性とプリンタの色再現特性とに基づいて、ターゲットデバイスに依存した色データをプリンタに依存した色データに変換するためのデバイスリンクプロファイルを作成し、このデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行う装置である。特に、本実施の形態では、この色変換装置10において、用紙の地色を加味した紙白補正を行い、この紙白補正を考慮したデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行う。
図示するように、色変換装置10は、ターゲット色再現特性取得部11と、プリンタ色再現特性取得部12と、オプション指定受付部13と、紙白補正部14,15とを備える。また、デバイスリンクプロファイル作成部16と、デバイスリンク色変換部17と、画像出力部18と、測色部19と、色再現特性修正部20とを備える。尚、これらの各機能部は、CPU91(図6参照)がプログラムを磁気ディスク装置93(図6参照)からメインメモリ92(図6参照)に読み込んで実行することにより、実現される。
ターゲット色再現特性取得部11は、第1の機器の一例としてのターゲットデバイスへの入力色値と入力色値に応じたターゲットデバイスの出力色を表すデバイス非依存色空間の色値との関係を示すデータ(以下、「ターゲット色再現特性」という)を取得する。例えば、入力色値としてはCMYKデータを、デバイス非依存色空間の色値としてはL*a*b*データを取得する。
プリンタ色再現特性取得部12は、第2の機器の一例としてのプリンタへの入力色値と入力色値に応じたプリンタの出力色を表すデバイス非依存色空間の色値との関係を示すデータ(以下、「プリンタ色再現特性」という)を取得する。例えば、入力色値としてはCMYKデータを、デバイス非依存色空間の色値としてはL*a*b*データを取得する。
オプション指定受付部13は、デバイスリンクプロファイルを作成する際のオプションの指定を受け付ける。オプションとしては、例えば、特定色の保存、ガマットマッピング方式、プロファイルの格子点数、プリンタの総量制限値等が指定されるが、本実施の形態では、特に紙白補正方法が指定される。
紙白補正部14,15は、オプション指定受付部13が受け付けたオプション指定に基づいて、入力された色再現特性におけるデバイス非依存色空間の色値に対して紙白補正を施す。デバイス非依存色空間の色値がL*a*b*データであれば、L*a*b*データをXYZ値に変換してXYZ色空間上で紙白補正を行う。
ここで、紙白補正の方法としては、次のようなものがある。
第一に、XYZ色空間上で基準白色点(D50等)のXYZ値を定め、紙白のXYZ値でそれぞれを除した値を、対象のXYZ値に乗ずる方法がある。この方法は以下の式で表される。ここでは、補正前のXYZ値を(X,Y,Z)、基準白色点のXYZ値を(Xn,Yn,Zn)、対応するデバイスで用いられる用紙の白のXYZ値を(Xo,Yo,Zo)、補正後のXYZ値を(X’,Y’,Z’)としている。
X’=X*Xn/Xo
Y’=Y*Yn/Yo
Z’=Z*Zn/Zo
第二に、特許文献4に記載されているように、補正後のXYZ値(X’,Y’,Z’)と補正前のXYZ値(X,Y,Z)とを、対応するデバイス色空間の総量値によって決まる重み係数を用いて合成する方法もある。
また、紙白補正部14,15は、入力された色再現特性におけるデバイス非依存色空間の色値がL*a*b*データであれば、補正後のXYZ値をL*a*b*データに戻し、入力された色再現特性における入力色値(例えばCMYKデータ)とL*a*b*データとの関係を示すデータを紙白補正後色再現特性として出力する。
尚、紙白補正部14,15は、処理内容は同等であるが、紙白補正部14にはターゲット色再現特性取得部11からターゲット色再現特性が入力されるのに対し、紙白補正部15にはプリンタ色再現特性取得部12からプリンタ色再現特性が入力されるという入力データの違いがあるので、便宜上分けて示している。
本実施の形態では、第1の機器の色再現特性を第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性の一例として、ターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性を用いており、第1の色再現特性を取得する第1の色再現特性取得手段の一例として、紙白補正部14を設けている。また、第2の機器の色再現特性を第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性の一例として、プリンタの紙白補正後色再現特性を用いており、第2の色再現特性を取得する第2の色再現特性取得手段の一例として、紙白補正部15を設けている。
デバイスリンクプロファイル作成部16は、紙白補正部14から出力されたターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性と、紙白補正部15から出力されたプリンタの紙白補正後色再現特性とに基づいて、ターゲット色再現特性をプリンタでシミュレートするためのデバイスリンクプロファイルを作成する。即ち、ターゲットデバイスに依存した色データをプリンタに依存した色データに変換するためのデバイスリンクプロファイルを作成する。ここで、デバイスリンクプロファイルの作成には、例えば、特開2002-152543号公報の技術を用いるとよい。本実施の形態では、色変換係数の一例として、デバイスリンクプロファイルを用いており、色変換係数を生成し再生成する生成手段の一例として、デバイスリンクプロファイル作成部16を設けている。
デバイスリンク色変換部17は、ターゲット色再現特性をプリンタでシミュレートするための色変換を行う。即ち、デバイスリンクプロファイル作成部16が作成したデバイスリンクプロファイルを用いて、カラー画像の色データを、ターゲットデバイスに依存した色データからプリンタに依存した色データへ変換する。ここで、カラー画像の色データとしては、例えば、C,M,Y,Kのそれぞれを0〜100の範囲で変化させて作成した色データを用いるとよい。
画像出力部18は、色変換された画像を出力する。即ち、デバイスリンク色変換部17によってプリンタに依存した色データに変換されたカラー画像の色データをプリンタで出力する。
測色部19は、プリンタで出力されたカラー画像を測色し、測色値としてデバイス非依存色空間の色値を取得する。カラー画像の色データがC,M,Y,Kを変化させて作成した色データであるとすると、この色データのCMYKデータに対して、デバイス非依存色空間の色値として例えばL*a*b*データが取得される。また、測色部19は、ユーザがカラー画像上で測色器をスライドさせる操作に応じて測色を行うものでもよいし、プリンタ内でカラー画像の出力の検知に応じて測色を行うものでもよい。
色再現特性修正部20は、カラー画像の色データに対応するターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性におけるデバイス非依存色空間の色値(例えばL*a*b*データ)と、プリンタで出力されたカラー画像の色データを測色部19で測色して得られたデバイス非依存色空間の色値(例えばL*a*b*データ)との実測誤差に基づいて、デバイスリンクプロファイルの作成を繰り返すか終了するかを判定する。そして、デバイスリンクプロファイルの作成を繰り返す場合に、実測誤差に基づいて、デバイスリンクプロファイル再作成用のターゲットデバイスのデバイス非依存色空間の色値を修正する。
ここで、デバイスリンクプロファイルの作成を繰り返すか終了するかの判定には、例えば、複数のカラー画像の色データについて実測誤差として色差を求め、これらの色差の平均値が3以上の場合はデバイスリンクプロファイルを再作成し、3未満の場合はデバイスリンクプロファイルの作成を終了する、といった方法を用いるとよい。但し、判定に用いる評価値は、平均値に限らず、最大値、RMS(Root Mean Square)、95パーセンタイル等であっても構わない。
また、ターゲットデバイスのデバイス非依存色空間の色値の修正は、修正前のデバイス非依存色空間の色値から上記実測誤差を減ずることによって行えばよい。但し、デバイス非依存色空間の色値の修正方法はこれに限らず、色領域ごとに実測誤差に異なる重み付けを行って修正する方法でも構わない。また、プリンタの色域外の領域は実測誤差が大きいためデバイス非依存色空間の色値を修正しないようにすることが好ましい。
本実施の形態では、第1の色再現特性を修正し修正後の第1の色再現特性を繰り返し修正する修正手段の一例として、色再現特性修正部20を設けている。
次に、本実施の形態における色変換装置10の動作について説明する。
図2は、本実施の形態における色変換装置10の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、色変換装置10では、まず、ターゲット色再現特性取得部11がターゲット色再現特性を取得し、プリンタ色再現特性取得部12がプリンタ色再現特性を取得する(ステップ101)。
また、オプション指定受付部13が紙白補正方法等に関するオプションの指定を受け付ける(ステップ102)。
そして、紙白補正部14はターゲット色再現特性取得部11によって取得されたターゲット色再現特性に対し、紙白補正部15はプリンタ色再現特性取得部12によって取得されたプリンタ色再現特性に対し、指定されたオプションに基づいて、それぞれ紙白補正を施す(ステップ103)。
これにより、デバイスリンクプロファイル作成部16は、紙白補正部14から出力されたターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性と、紙白補正部15から出力されたプリンタの紙白補正後色再現特性とに基づいて、デバイスリンクプロファイルを作成する(ステップ104)。
その後、デバイスリンク色変換部17は、このデバイスリンクプロファイルを用いて、カラー画像の色データを、ターゲットデバイスに依存した色データからプリンタに依存した色データへ変換する(ステップ105)。
そして、画像出力部18が、プリンタに依存した色データに変換されたカラー画像の色データをプリンタで出力する(ステップ106)。
また、測色部19は、この出力されたカラー画像の色データを測色し、測色値を取得する(ステップ107)。
すると、色再現特性修正部20は、ターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性から得られるデバイス非依存色空間の色値と、ステップ107で得られた測色値とを比較し、その誤差を算出する(ステップ108)。ここで、ターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性から得られるデバイス非依存色空間の色値としては、色再現特性が測色値そのものを含んでいればその測色値を採用してもよいし、色再現特性がICC(International Color Consortium)プロファイルのようなものであればそれを利用して得られた測色値相当の値を採用してもよい。また、このデバイス非依存色空間の色値は、ステップ103で得られたものを、紙白補正部14が色再現特性修正部20に伝達するようにしてもよいし、ユーザが別途色再現特性修正部20に設定するようにしてもよい。
そして、色再現特性修正部20は、ステップ108で算出した誤差が閾値以上であるかどうかを判定する(ステップ109)。
その結果、誤差が閾値以上であると判定されれば、色再現特性修正部20は、デバイスリンクプロファイル再作成用のターゲットデバイスのデバイス非依存色空間の色値を修正し(ステップ110)、ステップ104へ戻ってデバイスリンクプロファイルの再作成を行う。
一方、誤差が閾値以下であると判定されれば、処理を終了する。尚、このとき、後処理を行ってもよい。ここで、後処理には、例えば文字再現等を行うに当たって、ターゲットデバイスの色データを変換せずにそのままプリンタで出力したい場合に、純色再現を行う処理等がある。
引き続き、図2に示した動作について、具体的な記号を用いて説明する。尚、以下の説明では、デバイス非依存色空間をL*a*b*色空間とする。また、同じ式における全てのL*a*b*データには例えば同じCMYKデータが対応付けられているが、このCMYKデータには、特に必要な場合を除き言及しないものとする。
まず、ステップ101でターゲット色再現特性取得部11が取得したターゲット色再現特性におけるL*a*b*データをLabTargetと表記し、ステップ103で紙白補正部14がLabTargetに対して紙白補正を行うことで得られたL*a*b*データをLab’Targetと表記し、ステップ107で測色部19がカラー画像を測色することで得られたL*a*b*データをLab測色と表記する。すると、ステップ110で色再現特性修正部20が1回目の修正を行った後のL*a*b*データであるLab’は、次の式で求められる。この式では、3次元ベクトル(L*,a*,b*)をLabと表記する。
Figure 0005630112
この式1において、右辺の第1項は、最初にデバイスリンクプロファイルの作成に利用したターゲットデバイスのL*a*b*データである。また、右辺の第2項は、右辺の第1項を修正するための値であり、適当な重みαと、ターゲット色再現特性によるシミュレーション(模擬的印刷)をプリンタで行った際の誤差(以下、「シミュレーション誤差」という)とを掛け合わせたものになっている。本実施の形態では、紙白補正部14で紙白補正が行われた色再現特性によるシミュレーションを行っているため、式1は、紙白補正が行われた色空間上で計算する必要がある。従って、式1に示すように、Lab測色に対して紙白補正を行うことで得られたLab’測色を用いてシミュレーション誤差を算出している。また、修正対象のL*a*b*データとしてはLabTargetに対して紙白補正を行うことで得られたLab’Targetを用いている。
ここで、図2のフローチャートに示したように、デバイスリンクプロファイルの作成を繰り返す場合を考える。この場合、デバイスリンクプロファイルの作成に利用するターゲットデバイスのL*a*b*データを繰り返し修正するが、そのうち(i+1)回目の修正について説明する(i=1,2,3,…)。
まず、ステップ103で紙白補正部14がLabTargetに対して紙白補正を行うことで得られたL*a*b*データは、式1と同様にLab’Targetと表記する。また、i回目の修正の際にステップ110で得られたL*a*b*データをLab’と表記し、i回目の修正の際にステップ107で測色部19がカラー画像を測色することで得られたL*a*b*データをLabi回目測色と表記する。すると、ステップ110で色再現特性修正部20が(i+1)回目の修正を行った後のL*a*b*データであるLab’i+1は、単純に式1に従った場合、次の式で求められる。この式でも、3次元ベクトル(L*,a*,b*)をLabと表記する。
Figure 0005630112
この式2は、紙白補正が行われた色空間上で計算する必要があるので、式1と同様に、Labi回目測色に対して紙白補正を行うことで得られたLab’i回目測色を用いて、シミュレーション誤差を算出している。また、単純に式1に従っているので、修正対象のL*a*b*データとしてはLab’に対して紙白補正を行うことで得られたLab”を用いている。
ところが、1回前に修正されたL*a*b*データは、既に紙白補正を考慮した色空間上で補正されているため、式2のように処理した場合、必要以上に紙白補正を行ってしまうことになる。
そこで、本実施の形態では、1回前に修正されたL*a*b*データに対しては紙白補正を行わないようにする。この場合、ステップ110で色再現特性修正部20が(i+1)回目の修正を行った後のL*a*b*データであるLab’i+1は、次の式で求められる。この式でも、3次元ベクトル(L*,a*,b*)をLabと表記する。
Figure 0005630112
以下、式3によってL*a*b*データの修正を行う色再現特性修正装置の一例としての色再現特性修正部20について詳細に述べる。尚、ここでは、紙白補正として、相対化処理を行うものとする。
図3は、この場合の色再現特性修正部20の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、色再現特性修正部20は、測色値取得部21と、相対化処理部22と、目標色値記憶部23と、誤差算出部24と、修正色値記憶部25と、修正色値算出部26とを備える。このうち、目標色値記憶部23、修正色値記憶部25は、例えば磁気ディスク装置93(図6参照)によって実現される。また、測色値取得部21、相対化処理部22、誤差算出部24、修正色値算出部26は、CPU91(図6参照)がプログラムを磁気ディスク装置93(図6参照)からメインメモリ92(図6参照)に読み込んで実行することにより、実現される。
測色値取得部21は、測色部19からカラー画像を測色して得られた測色値であるL*a*b*データを取得する。本実施の形態では、模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する第3の取得手段の一例として、測色値取得部21を設けている。
相対化処理部22は、測色値取得部21が取得したL*a*b*データに対して相対化処理を行う。一方、後述する修正色値記憶部25に記憶されたL*a*b*データが読みだされた際、そのL*a*b*データに対しては相対化処理を行わない。本実施の形態では、模擬的印刷の結果における色再現特性を第2の媒体の色に応じて補正する補正手段の一例として、相対化処理部22を設けている。
目標色値記憶部23は、紙白補正部14が出力したターゲットデバイスの紙白補正後色再現特性におけるL*a*b*データを記憶する。本実施の形態では、第1の色再現特性を取得する第1の取得手段の一例として、目標色値記憶部23の例えば磁気ディスク装置93から情報を読み出す機能を設けている。
誤差算出部24は、相対化処理部22による相対化処理後のL*a*b*データと、目標色値記憶部23から読み出したL*a*b*データとの誤差を算出する。そして、誤差が閾値以上であれば、修正色値算出部26に対して動作を指示し、誤差が閾値以下であれば、デバイスリンクプロファイルの作成を終了する旨を出力する。本実施の形態では、差分の一例として、誤差を用いており、差分を算出する算出手段の一例として、誤差算出部24を設けている。
修正色値記憶部25は、修正色値算出部26による前回の修正で得られた修正色値であるL*a*b*データを、修正色値算出部26による今回の修正で使えるように記憶しておく。本実施の形態では、前回の修正後の第1の色再現特性に差分に応じた値を加算して得られた第1の色再現特性を記憶する記憶手段の一例として、修正色値記憶部25を設けている。また、前回の修正後の第1の色再現特性を取得する第2の取得手段の一例として、修正色値記憶部25の例えば磁気ディスク装置93から情報を読み出す機能を設けている。
修正色値算出部26は、修正色値記憶部25から読み出したL*a*b*データを、誤差算出部24が算出した誤差に基づいて修正し、修正色値であるL*a*b*データをデバイスリンクプロファイル作成部16に出力する。本実施の形態では、前回の修正後の第1の色再現特性に差分に応じた値を加算する加算手段の一例として、また、前回の修正後の第1の色再現特性を差分に基づいて修正する修正手段の一例として、修正色値算出部26を設けている。
次に、この場合の色再現特性修正部20の動作について説明する。尚、ここでは、式3で使った記号を用いて、式3と同様に(i+1)回目の修正を行うときの動作を説明することとする。
図4は、誤差算出部24で誤差を算出するまでの色再現特性修正部20の動作例を示したフローチャートである。このフローチャートは、図2のフローチャートのステップ108を詳細化したものである。
色再現特性修正部20では、まず、測色値取得部21が、測色部19からカラー画像を測色して得られたLabi回目測色を取得する(ステップ201)。
すると、相対化処理部22が、このLabi回目測色に対して相対化処理を行い、Lab’i回目測色を取得する(ステップ202)。尚、ここでの相対化処理は、プリンタで印刷に使用される用紙の色を基準とした相対化処理である。
また、誤差算出部24は、目標色値記憶部23に記憶されたLab’Targetを読み出す(ステップ203)。
そして、ステップ202で取得した、Lab’i回目測色からステップ203で読み出したLab’Targetを差し引くことにより、誤差Dを算出する(ステップ204)。
図5は、ステップ109で誤差が閾値以上と判定された場合の修正色値算出部26の動作例を示したフローチャートである。このフローチャートは、図2のフローチャートのステップ110を詳細化したものである。
まず、修正色値算出部26は、修正色値記憶部25に記憶されたLab’を読み出す(ステップ251)。
そして、ステップ204で算出した誤差Dに重みαを乗じた値を、Lab’に加算することにより、Lab’i+1を算出する(ステップ252)。
その後、この算出したLab’i+1を、(i+2)回目の修正で使用できるように、修正色値記憶部25に記憶する(ステップ253)。
また、修正色値算出部26は、ステップ252で算出したLab’i+1を、測色部19で測色したカラー画像の色データに対応するCMYKデータに対応づけて、デバイスリンクプロファイル作成部16に出力する(ステップ254)。
以上により、本実施の形態の説明を終了する。
ところで、本実施の形態における色変換装置10は、PC(Personal Computer)等の汎用のコンピュータ内で実現するとよい。
以下、このような汎用のコンピュータをコンピュータ90として、そのハードウェア構成について説明する。
図6は、コンピュータ90のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…色変換装置、11…ターゲット色再現特性取得部、12…プリンタ色再現特性取得部、13…オプション指定受付部、14,15…紙白補正部、16…デバイスリンクプロファイル作成部、17…デバイスリンク色変換部、18…画像出力部、19…測色部、20…色再現特性修正部、21…測色値取得部、22…相対化処理部、23…目標色値記憶部、24…誤差算出部、25…修正色値記憶部、26…修正色値算出部

Claims (6)

  1. 第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の色再現特性取得手段と、
    第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性を取得する第2の色再現特性取得手段と、
    前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性を修正するかまたは前回の修正後の前記第1の色再現特性をさらに修正する修正手段と、
    前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷を前記第2の機器で行うための色変換係数を生成するか、前記修正手段による前回の修正後の前記第1の色再現特性と、前記第2の色再現特性取得手段により取得された前記第2の色再現特性とに基づいて、前記色変換係数を生成する生成手段と
    を備え、
    前記修正手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、当該第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性に基づいて生成された前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正して得られた色再現特性との差分に応じた値を加算することで当該第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を修正することを特徴とする色変換係数生成装置。
  2. 前記修正手段は、前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の色変換係数生成装置。
  3. 前記修正手段は、
    前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との前記差分を算出する算出手段と、
    前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算する加算手段と
    を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の色変換係数生成装置。
  4. 前記修正手段は、前記加算手段が前回の修正後の前記第1の色再現特性に前記差分に応じた値を加算して得られた新たな前記第1の色再現特性を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記補正手段は、新たな前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、新たな前記第1の色再現特性に基づいて生成された新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正し、
    前記算出手段は、前記第1の色再現特性取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、新たな前記色変換係数を用いた前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との新たな前記差分を算出し、
    前記加算手段は、前記記憶手段に記憶され、前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない新たな前記第1の色再現特性に、前記算出手段により算出された新たな前記差分に応じた値を加算することを特徴とする請求項3に記載の色変換係数生成装置。
  5. 第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する第1の取得手段と、
    前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する第3の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記第3の取得手段により取得された前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する補正手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記補正手段が補正して得られた色再現特性との差分を算出する算出手段と、
    前記第1の色再現特性または前記補正手段により前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、前記算出手段により算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する修正手段と
    を備えたことを特徴とする色再現特性修正装置。
  6. コンピュータに、
    第1の機器の色再現特性を当該第1の機器で印刷に用いられる第1の媒体の色に応じて補正して得られた第1の色再現特性を取得する機能と、
    前回の修正後の前記第1の色再現特性を取得する機能と、
    前記第1の色再現特性または前回の修正後の前記第1の色再現特性と、第2の機器の色再現特性を当該第2の機器で印刷に用いられる第2の媒体の色に応じて補正して得られた第2の色再現特性とに基づいて生成された色変換係数を用いて当該第2の機器で行われた前記第1の機器の色再現特性による模擬的印刷の結果における色再現特性を取得する機能と、
    前回の修正後の前記第1の色再現特性は前記第1の媒体の色に応じて補正せず、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を前記第2の媒体の色に応じて補正する機能と、
    前記第1の機器の色再現特性を前記第1の媒体の色に応じて補正して得られた前記第1の色再現特性と、前記模擬的印刷の結果における色再現特性を補正して得られた色再現特性との差分を算出する機能と、
    前記第1の色再現特性または前記第1の媒体の色に応じて補正されていない前回の修正後の前記第1の色再現特性を、算出された前記差分に応じた値を加算することで修正する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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