JP2004153667A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラープルーフシステムにおける色再現誤差を修正する方法として、プロファイルチューナなどの調整ツールを用いて、該当色を一色ごとにマニュアル調整する方法があるが、作業が繁雑で時間がかかり、かつ、熟練を必要とする。
【解決手段】カラーチャート1を、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を用いて、カラープリンタ4に依存する色データに変換して、カラープリンタ4に校正サンプル7を出力させ、ターゲットサンプル7および校正サンプル3の測色値を入力し、ターゲットサンプル7の測色値と、校正サンプル3の測色値との差分を演算し、差分に基づき、ターゲットサンプル7の測色値を補正し、補正されたターゲットサンプル7の測色値から修正後の印刷色プロファイル58を作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】カラーチャート1を、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を用いて、カラープリンタ4に依存する色データに変換して、カラープリンタ4に校正サンプル7を出力させ、ターゲットサンプル7および校正サンプル3の測色値を入力し、ターゲットサンプル7の測色値と、校正サンプル3の測色値との差分を演算し、差分に基づき、ターゲットサンプル7の測色値を補正し、補正されたターゲットサンプル7の測色値から修正後の印刷色プロファイル58を作成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は色処理装置およびその方法に関し、例えば、印刷色をシミュレートするカラープルーフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー印刷においては、印刷本機(最終印刷物を作成するための輪転印刷機など)によって印刷物を作成する前工程で、簡易型のカラープリンタ(例えば電子写真プリンタやインクジェットプリンタ)を用いるカラープルーフシステムによって校正刷りを出力し、色校正を実施する。
【0003】
カラープルーフシステムは、予め印刷本機(またはディジタルカラープルーファなどの校正印刷機)で出力した、複数の異なるCMYKデータで構成されるカラーチャート(ターゲットサンプル)を測色し、印刷色プロファイルを作成する。一方、カラープリンタにおいても同様の手順でカラーチャートを出力し、出力プロファイル(プリンタプロファイル)を作成する。そして、印刷色プロファイルは、印刷色に依存するCMYKデータから、デバイスに依存しない色空間(例えばCIE Lab、CIE XYZ表色系など)に変換された後、プリンタプロファイルによってカラープリンタに依存するCMYKデータに変換される。従って、印刷色に近似する出力サンプル(校正サンプル)を得ることができる。
【0004】
このようなプロセスによって、カラープリンタによる印刷色のシミュレーションが可能になり、印刷本機による印刷の前に簡易色校正が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術において、印刷色プロファイルもしくはプリンタプロファイルを作成する際の、測色機の精度などに起因する測色誤差、カラープリンタなどの出力デバイスの経時変化(例えば、温湿度の影響や耐久劣化)などにより、ターゲットサンプルと校正サンプルとの間に測色的な誤差(以下「色再現誤差」と呼ぶ)が生じることが確認されている。この色再現誤差は、カラーチャートのカラーパッチごとにその大きさが異なるため、簡便な修正は困難である。
【0006】
色再現誤差を修正する方法として、プロファイルチューナなどの調整ツールを用いて、該当色を一色ごとにマニュアル調整する方法があるが、作業が繁雑で時間がかかり、かつ、熟練を必要とする。
【0007】
また、プロファイル全体を、色空間の所定方向にシフトさせる修正も用いられる。しかし、この場合は、修正が不要な色まで補正され、結局、色再現誤差を大きくする要因にもなる。
【0008】
本発明は、上述の問題を個々にまたはまとめて解決するためのもので、出力デバイスによる色校正の色再現精度を向上させることを目的とする。
【0009】
また、簡便かつ的確な色調整を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0011】
本発明にかかる色調整装置は、ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理装置であって、異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させる校正手段と、前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力する入力手段と、前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算する演算手段と、前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成する作成手段とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明にかかる色調整方法は、ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理方法であって、異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させ、前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力し、前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算し、前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる一実施形態の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
[概要]
図1はカラープリンタを用いるカラープルーフシステムの例を示す図である。
【0015】
カラープルーフシステムは、印刷の校正刷りとして用いられている、高価で手間のかかる平台校正機や、DDCP (Direct Digital Color Proofer)102の代わりに、安価で簡便なカラープリンタ102や103を利用する。その際、カラープリンタ102や103が出力する画像の色味と、平台校正機やDDCP101が出力する画像の色味とをICCプロファイル104や105などを用いてマッチさせることで、両者の色再現を同じにし、印刷色のシミュレーションを実現する。
【0016】
本実施形態では、ある印刷機の色を忠実に再現させたDDCP 101の出力画像をターゲットとし、カラープリンタ102や103で印刷色をシミュレーションすることを前提とする。従って、本実施形態が取り扱う色再現精度とは、DDCP 101の出力画像と、カラープリンタ102や103の出力画像との色差で、その測色的な色再現誤差を最小にすることを前提として説明する。また、プロファイルの作成および調整に使用するカラーチャートは、説明の便宜上、ISO 12642(1996)で規定されている928色のCMYKデータで構成されるカラーチャート(IT87/3)を用いて説明する。
【0017】
[構成]
図2は実施形態の色調整システムを示す図である。
【0018】
図2において、ターゲットサンプル3は、CMYKカラーチャート1をDDCP 2で出力したものである。カラープリンタ6は、簡易校正機として使用されるカラープリンタで、パーソナルコンピュータなどのPC 5によってCMYKカラーチャート1をカラーマッチング処理したデータにより校正サンプル7を出力する。ターゲットサンプル3および校正サンプル7は、測色機4により測色され、その測色値はPC 5へ入力される。
【0019】
PC 5において、RAMやハードディスクなどのメモリに割り当てられた測色値格納部51および52はそれぞれ、PC5へ入力されるターゲットサンプル3の測色値および校正サンプル7などの測色値を格納する。補正値算出部53は、両サンプルの測色値を比較して、ターゲットサンプル4の測色値を補正するための補正値を算出し、算出した補正値を補正値格納部54へ格納する。補正処理部55は、補正値格納部54に格納された補正値に基づき、測色値格納部51に格納されたターゲットサンプル4の測色値を補正し、補正結果の測色値を補正測色値格納部56へ格納する。プロファイル作成部57は、補正測色値格納部56に格納された測色値から修正印刷色プロファイル58を作成し、カラーマッチング処理部59へ供給する。
【0020】
カラーマッチング処理部59は、印刷色プロファイル60および出力デバイスに対応する出力プロファイル(プリンタプロファイル)61に基づき、入力されるCMYKデータにカラーマッチング処理を施すが、プロファイル作成部57から修正印刷色プロファイル58が供給された場合は、修正印刷色プロファイル58およびプリンタプロファイル61に基づきカラーマッチング処理を行う。
【0021】
なお、PC 5の各処理部は、PC 5に供給され、ハードディスクなどのメモリに記憶されたオペレーティングシステム(OS)やソフトウェアを、PC 5のCPUがRAMなどをワークメモリとして実行することによって実現されるものである。以下、それらソフトウェアによる処理をフローチャートを参照して説明する。
【0022】
[処理]
図3は色調整システムの処理の概要を示すフローチャートである。
【0023】
PC 5は、CMYKカラーチャート1のデータが入力されると(S101)、カラープリンタ6にCMYKカラーチャートを、DDCP 2にターゲットサンプル3を出力させる(S102)。そして、CMYKカラーチャートおよびターゲットサンプル3の測色値が入力されると(S103)、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を作成する(S104)。
【0024】
次に、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61に基づき、CMYKカラーチャート1にカラーマッチング処理を施し(S105)、印刷色にシミュレートされたCMYKカラーチャートのデータをカラープリンタ6に出力して校正サンプル7を出力させる(S106)。
【0025】
次に、校正サンプル7の測色値が入力されると(S107)、校正サンプル7およびターゲットサンプル3の測色値の誤差を解析して、ターゲットサンプル3の測色値の補正値を演算し(S108)、その補正値に基づき、ターゲットサンプル3の測色値を補正し(S109)、色再現誤差を補正するための修正印刷色プロファイル58を作成する(S110)。
【0026】
[補正値の演算]
図4はターゲットサンプル3の測色値の補正値および補正測色値の演算を説明するフローチャートである。
【0027】
まず、測色値収納部51および52から校正サンプル7およびターゲットサンプル3の測色値を読み出し(S201−S202)、両測色値を差分、つまり928色のカラーパッチすべての色再現誤差(補正値)を算出し(S203)、補正値を補正値格納部54に収納する(S204)。次に、補正値格納部54に格納した補正値を読み出し、その補正値に基づき、ターゲットサンプル3の測色値を(1)および(2)式の逆変換によって補正演算する(S205)。
【0028】
なお、差分の演算方法として(1)式に示す、CIE Lab均等色空間における二点間〔(L1, a1, b1), (L2, a2, b2)〕のメトリック量の差(ΔL, ΔC, ΔH)を用いて説明するが、同様の概念で構成される表色系におけるメトリック量であればすべて適応することができる。
ΔL = L1 − L2
ΔCab = √(a12 + b12) − √(a22 + b22) …(1)
ΔHab = √(ΔEab2 − ΔL2 − ΔCab2)
ここで、ΔEab = √{ΔL2 + (a1 − a2)2 + (b1 − b2)2} …(2)
【0029】
図5は本実施形態の色調整システムの補正結果を示す図である。つまり、928色のカラーパッチで構成されるCMYKカラーチャート1のターゲットサンプル3と、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を用いてカラーマッチング出力された校正サンプル7との色差を補正前の列に示す。また、ターゲットサンプル3と、修正印刷色プロファイル58およびプリンタプロファイル61を用いてカラーマッチング出力された補正後の校正サンプル7と色差を補正後の列に示す。なお、色差は、統計的に処理した平均(ΔEabAve)、標準偏差(ΔEabSTD)および最大ΔEabMax)で表記する。
【0030】
図5に示されるように、補正前に比べて、補正後の評価値のすべてが小さく、上述した簡便な色調整により、充分な補正が得られ、色再現精度が向上していることがわかる。
【0031】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0032】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0033】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0034】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0035】
なお、本発明は、以上の説明に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、処理や構成を変更することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、出力デバイスによる色校正の色再現精度を向上させることができる。
【0037】
また、簡便かつ的確な色調整を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープリンタを用いるカラープルーフシステムの例を示す図、
【図2】実施形態の色調整システムを示す図、
【図3】色調整システムの処理の概要を示すフローチャート、
【図4】ターゲットサンプルの測色値の補正値および補正測色値の演算を説明するフローチャート、
【図5】色調整システムの補正結果を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は色処理装置およびその方法に関し、例えば、印刷色をシミュレートするカラープルーフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー印刷においては、印刷本機(最終印刷物を作成するための輪転印刷機など)によって印刷物を作成する前工程で、簡易型のカラープリンタ(例えば電子写真プリンタやインクジェットプリンタ)を用いるカラープルーフシステムによって校正刷りを出力し、色校正を実施する。
【0003】
カラープルーフシステムは、予め印刷本機(またはディジタルカラープルーファなどの校正印刷機)で出力した、複数の異なるCMYKデータで構成されるカラーチャート(ターゲットサンプル)を測色し、印刷色プロファイルを作成する。一方、カラープリンタにおいても同様の手順でカラーチャートを出力し、出力プロファイル(プリンタプロファイル)を作成する。そして、印刷色プロファイルは、印刷色に依存するCMYKデータから、デバイスに依存しない色空間(例えばCIE Lab、CIE XYZ表色系など)に変換された後、プリンタプロファイルによってカラープリンタに依存するCMYKデータに変換される。従って、印刷色に近似する出力サンプル(校正サンプル)を得ることができる。
【0004】
このようなプロセスによって、カラープリンタによる印刷色のシミュレーションが可能になり、印刷本機による印刷の前に簡易色校正が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術において、印刷色プロファイルもしくはプリンタプロファイルを作成する際の、測色機の精度などに起因する測色誤差、カラープリンタなどの出力デバイスの経時変化(例えば、温湿度の影響や耐久劣化)などにより、ターゲットサンプルと校正サンプルとの間に測色的な誤差(以下「色再現誤差」と呼ぶ)が生じることが確認されている。この色再現誤差は、カラーチャートのカラーパッチごとにその大きさが異なるため、簡便な修正は困難である。
【0006】
色再現誤差を修正する方法として、プロファイルチューナなどの調整ツールを用いて、該当色を一色ごとにマニュアル調整する方法があるが、作業が繁雑で時間がかかり、かつ、熟練を必要とする。
【0007】
また、プロファイル全体を、色空間の所定方向にシフトさせる修正も用いられる。しかし、この場合は、修正が不要な色まで補正され、結局、色再現誤差を大きくする要因にもなる。
【0008】
本発明は、上述の問題を個々にまたはまとめて解決するためのもので、出力デバイスによる色校正の色再現精度を向上させることを目的とする。
【0009】
また、簡便かつ的確な色調整を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0011】
本発明にかかる色調整装置は、ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理装置であって、異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させる校正手段と、前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力する入力手段と、前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算する演算手段と、前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成する作成手段とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明にかかる色調整方法は、ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理方法であって、異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させ、前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力し、前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算し、前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる一実施形態の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
[概要]
図1はカラープリンタを用いるカラープルーフシステムの例を示す図である。
【0015】
カラープルーフシステムは、印刷の校正刷りとして用いられている、高価で手間のかかる平台校正機や、DDCP (Direct Digital Color Proofer)102の代わりに、安価で簡便なカラープリンタ102や103を利用する。その際、カラープリンタ102や103が出力する画像の色味と、平台校正機やDDCP101が出力する画像の色味とをICCプロファイル104や105などを用いてマッチさせることで、両者の色再現を同じにし、印刷色のシミュレーションを実現する。
【0016】
本実施形態では、ある印刷機の色を忠実に再現させたDDCP 101の出力画像をターゲットとし、カラープリンタ102や103で印刷色をシミュレーションすることを前提とする。従って、本実施形態が取り扱う色再現精度とは、DDCP 101の出力画像と、カラープリンタ102や103の出力画像との色差で、その測色的な色再現誤差を最小にすることを前提として説明する。また、プロファイルの作成および調整に使用するカラーチャートは、説明の便宜上、ISO 12642(1996)で規定されている928色のCMYKデータで構成されるカラーチャート(IT87/3)を用いて説明する。
【0017】
[構成]
図2は実施形態の色調整システムを示す図である。
【0018】
図2において、ターゲットサンプル3は、CMYKカラーチャート1をDDCP 2で出力したものである。カラープリンタ6は、簡易校正機として使用されるカラープリンタで、パーソナルコンピュータなどのPC 5によってCMYKカラーチャート1をカラーマッチング処理したデータにより校正サンプル7を出力する。ターゲットサンプル3および校正サンプル7は、測色機4により測色され、その測色値はPC 5へ入力される。
【0019】
PC 5において、RAMやハードディスクなどのメモリに割り当てられた測色値格納部51および52はそれぞれ、PC5へ入力されるターゲットサンプル3の測色値および校正サンプル7などの測色値を格納する。補正値算出部53は、両サンプルの測色値を比較して、ターゲットサンプル4の測色値を補正するための補正値を算出し、算出した補正値を補正値格納部54へ格納する。補正処理部55は、補正値格納部54に格納された補正値に基づき、測色値格納部51に格納されたターゲットサンプル4の測色値を補正し、補正結果の測色値を補正測色値格納部56へ格納する。プロファイル作成部57は、補正測色値格納部56に格納された測色値から修正印刷色プロファイル58を作成し、カラーマッチング処理部59へ供給する。
【0020】
カラーマッチング処理部59は、印刷色プロファイル60および出力デバイスに対応する出力プロファイル(プリンタプロファイル)61に基づき、入力されるCMYKデータにカラーマッチング処理を施すが、プロファイル作成部57から修正印刷色プロファイル58が供給された場合は、修正印刷色プロファイル58およびプリンタプロファイル61に基づきカラーマッチング処理を行う。
【0021】
なお、PC 5の各処理部は、PC 5に供給され、ハードディスクなどのメモリに記憶されたオペレーティングシステム(OS)やソフトウェアを、PC 5のCPUがRAMなどをワークメモリとして実行することによって実現されるものである。以下、それらソフトウェアによる処理をフローチャートを参照して説明する。
【0022】
[処理]
図3は色調整システムの処理の概要を示すフローチャートである。
【0023】
PC 5は、CMYKカラーチャート1のデータが入力されると(S101)、カラープリンタ6にCMYKカラーチャートを、DDCP 2にターゲットサンプル3を出力させる(S102)。そして、CMYKカラーチャートおよびターゲットサンプル3の測色値が入力されると(S103)、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を作成する(S104)。
【0024】
次に、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61に基づき、CMYKカラーチャート1にカラーマッチング処理を施し(S105)、印刷色にシミュレートされたCMYKカラーチャートのデータをカラープリンタ6に出力して校正サンプル7を出力させる(S106)。
【0025】
次に、校正サンプル7の測色値が入力されると(S107)、校正サンプル7およびターゲットサンプル3の測色値の誤差を解析して、ターゲットサンプル3の測色値の補正値を演算し(S108)、その補正値に基づき、ターゲットサンプル3の測色値を補正し(S109)、色再現誤差を補正するための修正印刷色プロファイル58を作成する(S110)。
【0026】
[補正値の演算]
図4はターゲットサンプル3の測色値の補正値および補正測色値の演算を説明するフローチャートである。
【0027】
まず、測色値収納部51および52から校正サンプル7およびターゲットサンプル3の測色値を読み出し(S201−S202)、両測色値を差分、つまり928色のカラーパッチすべての色再現誤差(補正値)を算出し(S203)、補正値を補正値格納部54に収納する(S204)。次に、補正値格納部54に格納した補正値を読み出し、その補正値に基づき、ターゲットサンプル3の測色値を(1)および(2)式の逆変換によって補正演算する(S205)。
【0028】
なお、差分の演算方法として(1)式に示す、CIE Lab均等色空間における二点間〔(L1, a1, b1), (L2, a2, b2)〕のメトリック量の差(ΔL, ΔC, ΔH)を用いて説明するが、同様の概念で構成される表色系におけるメトリック量であればすべて適応することができる。
ΔL = L1 − L2
ΔCab = √(a12 + b12) − √(a22 + b22) …(1)
ΔHab = √(ΔEab2 − ΔL2 − ΔCab2)
ここで、ΔEab = √{ΔL2 + (a1 − a2)2 + (b1 − b2)2} …(2)
【0029】
図5は本実施形態の色調整システムの補正結果を示す図である。つまり、928色のカラーパッチで構成されるCMYKカラーチャート1のターゲットサンプル3と、印刷色プロファイル60およびプリンタプロファイル61を用いてカラーマッチング出力された校正サンプル7との色差を補正前の列に示す。また、ターゲットサンプル3と、修正印刷色プロファイル58およびプリンタプロファイル61を用いてカラーマッチング出力された補正後の校正サンプル7と色差を補正後の列に示す。なお、色差は、統計的に処理した平均(ΔEabAve)、標準偏差(ΔEabSTD)および最大ΔEabMax)で表記する。
【0030】
図5に示されるように、補正前に比べて、補正後の評価値のすべてが小さく、上述した簡便な色調整により、充分な補正が得られ、色再現精度が向上していることがわかる。
【0031】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0032】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0033】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0034】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0035】
なお、本発明は、以上の説明に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、処理や構成を変更することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、出力デバイスによる色校正の色再現精度を向上させることができる。
【0037】
また、簡便かつ的確な色調整を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープリンタを用いるカラープルーフシステムの例を示す図、
【図2】実施形態の色調整システムを示す図、
【図3】色調整システムの処理の概要を示すフローチャート、
【図4】ターゲットサンプルの測色値の補正値および補正測色値の演算を説明するフローチャート、
【図5】色調整システムの補正結果を示す図である。
Claims (6)
- ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理装置であって、
異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させる校正手段と、
前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力する入力手段と、
前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算する演算手段と、
前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成する作成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記ターゲットサンプルは印刷機またはカラープルーファによって出力されることを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
- さらに、前記測色値を入力するための測色デバイスを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像処理装置。
- ターゲットとなる印刷等の条件に依存する色データを、印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間に変換し、出力プロファイルによって前記色空間の色データを出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに印刷色のシミュレーションを出力させる色処理方法であって、
異なる色データからなる複数のカラーパッチで構成されるカラーチャートを、前記印刷色プロファイルおよび出力プロファイルを用いて、前記出力デバイスに依存する色データに変換して、前記出力デバイスに校正サンプルを出力させ、
前記カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプル、および、前記校正サンプルの測色値を入力し、
前記カラーパッチごとに、前記ターゲットサンプルの測色値と、前記校正サンプルの測色値との差分を演算し、
前記差分に基づき、前記ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成することを特徴とする色処理方法。 - 情報処理装置を制御して、請求項4に記載された色処理を実行することを特徴とするプログラム。
- 請求項5に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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- 2002-10-31 JP JP2002318221A patent/JP2004153667A/ja active Pending
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