JP2009049839A - 色変換装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】指定された特定の色に関し、ターゲットデバイスで出力される色を出力デバイスで再現する際の精度を向上させる。
【解決手段】色変換装置10では、色指定受付部33が色の指定を受け付け、第1予測値算出部13が指定色のターゲットデバイス依存のCMYK値からL*a*b*値を予測し、CMYK値変換部32が指定色のターゲットデバイス依存のCMYK値を既存のプロファイルを用いて出力デバイス依存のCMYK値に変換し、第2予測値算出部23がそのCMYK値からL*a*b*値を予測する。そして、差分演算部34がこれらのL*a*b*値の差分情報を算出し、測色値修正部35が既存のプロファイルの生成に用いたL*a*b*値を修正し、カラーマッチング部31が、修正後のL*a*b*値に基づいてプロファイルを再生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色変換装置、プログラムに関する。
カラープルーフシステムにおける色再現誤差を修正する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、まず、カラーチャートを、印刷色プロファイル及びプリンタプロファイルを用いて、カラープリンタに依存する色データに変換して、カラープリンタに校正サンプルを出力させる。次に、カラーチャートに対応する印刷色の基準となるターゲットサンプルの測色値と、校正サンプルの測色値との差分を演算する。そして、差分に基づき、ターゲットサンプルの測色値を補正し、補正されたターゲットサンプルの測色値から修正後の印刷色プロファイルを作成している。
特開2004−153667号公報
ところで、従来、指定された特定の色に関し、ある印刷装置で出力される色を別の印刷装置で再現する際の精度を向上させることができないという課題があった。
本発明の目的は、指定された特定の色に関し、ある印刷装置で出力される色を別の印刷装置で再現する際の精度を向上させることにある。
請求項1に記載の発明は、第1の色見本データと当該第1の色見本データを第1の印刷装置で出力して得られる色の第1の測色値との対応、及び、第2の色見本データと当該第2の色見本データを第2の印刷装置で出力して得られる色の第2の測色値との対応に基づいて、色変換情報を生成する生成手段と、特定の色の指定に応じて、前記第1の印刷装置に依存する第1の色空間における当該特定の色の色値を取得する取得手段と、前記生成手段により生成された前記色変換情報を参照して、前記取得手段により取得された色値を、前記第2の印刷装置に依存する第2の色空間における色値に変換する変換手段と、前記取得手段により取得された色値を第3の色空間における色値に変換した結果と、前記変換手段での変換により得られた色値を当該第3の色空間における色値に変換した結果との差分情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記差分情報に基づいて、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応を修正する修正手段とを備えたことを特徴とする色変換装置である。
請求項2に記載の発明は、前記修正手段は、前記取得手段により取得された色値が前記第1の色見本データに含まれる場合に、当該色値に対応する前記第1の測色値を修正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項3に記載の発明は、前記修正手段は、前記取得手段により取得された色値が前記第1の色見本データに含まれない場合に、当該色値と当該色値を変換して得られた前記第3の色空間における色値との対応を、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応に追加することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項4に記載の発明は、前記生成手段による前記色変換情報の生成、前記変換手段による前記色変換情報を参照した色値の変換、前記抽出手段による前記差分情報の抽出を、当該差分情報が所定の基準よりも小さくなるまで繰り返すように制御する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、予め決められた回数を上限として繰り返すことを特徴とする請求項4記載の色変換装置である。
請求項6に記載の発明は、前記生成手段は、前記色変換情報のうち、前記取得手段により取得された色値を前記変換手段が前記第2の色空間における色値に変換するために必要な部分のみを計算することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項7に記載の発明は、前記修正手段は、前記第2の印刷装置の色域外にある色については修正しないことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項8に記載の発明は、前記取得手段は、前記第1の色見本データの中から操作者により選択された色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項9に記載の発明は、前記取得手段は、予め設定された色領域の中から操作者により選択された色領域を示す色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項10に記載の発明は、前記取得手段は、所定の画像上で操作者により指定された領域における色の色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータを、第1の色見本データと当該第1の色見本データを第1の印刷装置で出力して得られる色の第1の測色値との対応、及び、第2の色見本データと当該第2の色見本データを第2の印刷装置で出力して得られる色の第2の測色値との対応に基づいて、色変換情報を生成する生成手段と、特定の色の指定に応じて、前記第1の印刷装置に依存する第1の色空間における当該特定の色の色値を取得する取得手段と、前記生成手段により生成された前記色変換情報を参照して、前記取得手段により取得された色値を、前記第2の印刷装置に依存する第2の色空間における色値に変換する変換手段と、前記取得手段により取得された色値を第3の色空間における色値に変換した結果と、前記変換手段での変換により得られた色値を当該第3の色空間における色値に変換した結果との差分情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記差分情報に基づいて、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応を修正する修正手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、本構成を有していない場合に比較して、指定された特定の色に関し、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現する際の精度を向上させることができるという効果を有する。
請求項2の発明は、本構成を有していない場合に比較して、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現するために用いられている色見本に含まれる特定の色に関し、色再現精度を向上させることができるという効果を有する。
請求項3の発明は、本構成を有していない場合に比較して、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現するために用いられている色見本に含まれない特定の色に関し、色再現精度を向上させることができるという効果を有する。
請求項4の発明は、本構成を有していない場合に比較して、指定された特定の色に関し、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現する際の精度をより一層向上させることができるという効果を有する。
請求項5の発明は、本構成を有していない場合に比較して、色再現精度を向上させるための処理時間の増大を回避できる可能性が高まるという効果を有する。
請求項6の発明は、本構成を有していない場合に比較して、色再現精度を向上させるための処理を高速化することができるという効果を有する。
請求項7の発明は、第2の印刷装置の色域外の色に対しては、元の色味を保証することができるという効果を有する。
請求項8の発明は、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現するために用いられている色見本の中から操作者が特定の色を選択できるという効果を有する。
請求項9の発明は、予め設定された色領域の中から操作者が特定の色を選択できるという効果を有する。
請求項10の発明は、所定の画像上で操作者が特定の色を指定できるという効果を有する。
請求項11の発明は、本構成を有していない場合に比較して、指定された特定の色に関し、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現する際の精度を向上させることができるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
本実施の形態は、第1の印刷装置で出力される色を第2の印刷装置で再現する際の精度を高めるための色変換装置に関するものである。但し、以下では、この色変換装置をカラープルーフシステムに適用した場合を例にとって説明する。カラープルーフシステムとは、ターゲットデバイスで印刷物を作成する前に、ターゲットデバイスでの印刷色をシミュレートした校正刷りを出力デバイスで出力し、これにより色校正を実施するものである。この場合、ターゲットデバイスは、第1の印刷装置の一例であり、例えば、最終印刷物を作成するための輪転印刷機等の印刷本機である。また、出力デバイスは、第2の印刷装置の一例であり、例えば、電子写真方式やインクジェット方式のカラープリンタ等の簡易なプリンタである。また、以下では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色で色表現を行うデバイスを前提として説明するが、これはあくまで一例であり、本実施の形態が適用されるデバイスはこれに限らない。
このようなカラープルーフシステムにおいて色校正を実施する場合、まず、複数のCMYK色からなるカラーチャート(ターゲットサンプル)を、印刷本機(又はデジタルカラープルーファ等の校正印刷機)で出力し、このカラーチャートを測色することで得られた測色値とそれに対応するCMYK値とを組み合わせたデータを生成する。また、カラープリンタでカラーチャート(校正サンプル)を出力し、このカラーチャートの測色値とCMYK値とを組み合わせたデータを生成する。そして、これらのデータを用いて色校正を実施する。例えば、印刷本機側で生成されたデータから印刷色プロファイルを、カラープリンタ側で生成されたデータからプリンタプロファイルを作成する。そして、印刷本機に依存するCMYK値を印刷色プロファイルによってデバイスに依存しない色空間における色に変換する。尚、このデバイスに依存しない色空間とは、CIE(Commission International de I’Eclairage)で規定されるXYZ色空間やL*a*b*色空間等である。その後、プリンタプロファイルを用いてこの色をカラープリンタに依存するCMYK値に変換する。このようにすることで、印刷色に近い校正サンプルが得られる。
このようなプロセスにより、カラープリンタによる印刷色のシミュレーションは行われる。ところが、これらを行う際に、測色機の精度や出力デバイスの経時変動等に起因する誤差により、ターゲットサンプルと校正サンプルとの間で色再現における誤差が生じてしまう場合がある。このような場合、印刷色プロファイルを作成するためのカラーチャートを用いて色再現における誤差を測定し、測定された差分を用いて印刷色プロファイルを再作成することにより、ターゲットサンプルと校正サンプルの平均の色再現誤差は、ある程度は低減される。
しかしながら、例えば、商品を撮影した画像等を扱う場合には、特定の色に関してより高い精度が求められることがある。また、感度の高いグレーや肌色等の色に関して高い精度が要求されることもある。そのような場合、プリンタ側でユーザ調整カーブを用いて調整することが考えられるが、作業が繁雑で時間がかかり、熟練を必要とする。
そこで、本実施の形態では、更に高精度な色変換プロファイルを作成するに当たって、熟練していなくても手間をかけずに色再現精度の向上を図ることができる方法を提案する。
まず、このような方法を実現する色変換装置について説明する。
図1は、本実施の形態における色変換装置10の機能構成の一例を示したものである。
図示するように、色変換装置10は、ターゲットデバイス側のデータを処理する機能として、第1測色値記憶部11と、第1CMYK値記憶部12と、第1予測値算出部13と、第1予測値記憶部14とを備えている。また、出力デバイス側のデータを処理する機能として、第2測色値記憶部21と、第2CMYK値記憶部22と、第2予測値算出部23と、第2予測値記憶部24とを備えている。更に、カラーマッチング部31と、CMYK値変換部32と、色指定受付部33と、差分演算部34と、測色値修正部35とを備えている。
第1測色値記憶部11は、ターゲットデバイスで出力するカラーチャートのデータと、ターゲットデバイスで出力したカラーチャートを測色して得られた測色値との対応を記憶する。ここで、カラーチャートのデータは、ターゲットデバイスのCMYK色空間における色値である。また、測色値は、デバイスに依存しない色空間であるL*a*b*空間における色値で表す。尚、例えば、カラーチャートに1000色が含まれるとすると、その1000色のそれぞれについてCMYK値とL*a*b*値との対応が記憶されることになる。尚、本実施の形態では、第1の印刷装置に依存する第1の色空間の一例として、ターゲットデバイスのCMYK色空間を用い、第1の色見本データの一例として、ターゲットデバイスで出力するカラーチャートのデータを用い、第1の測色値の一例として、ターゲットデバイスで出力したカラーチャートを測色して得られた測色値を用いている。
第1CMYK値記憶部12は、後述する色指定受付部33で指定された特定の色について、ターゲットデバイスのCMYK色空間における色値を記憶する。その際、色指定受付部33で1つの色が指定された場合は、その色のCMYK値を記憶し、色指定受付部33で複数の色が指定された場合は、その複数の色のそれぞれのCMYK値を記憶する。
第1予測値算出部13は、第1CMYK値記憶部12に記憶された特定の色のCMYK値に対応するL*a*b*値を、第1測色値記憶部11に記憶された測色値に基づいて予測する。ここで、L*a*b*値の予測は、例えば、予め設定されている色変換テーブル又は色変換演算式を用いて行えばよい。また、ニューラルネットワークを利用した色予測モデルを用いて予測することも考えられる。更には、指定された特定の色をターゲットデバイスで出力し、その色を測色することでL*a*b*値を取得してもよい。また、必ずしも特定の色そのものについての変換ではなく、その近似色についての変換を用いることも考えられる。即ち、例えば特定の色そのものについての変換が困難である場合には、その色に近似する色をターゲットデバイスにおけるカラーチャートの中から選択し、その選択した近似色に対応するL*a*b*値を特定の色についての変換結果としてもよい。
第1予測値記憶部14は、第1予測値算出部13が予測したL*a*b*値を、デバイスに依存しない色空間における色値として記憶する。
第2測色値記憶部21は、出力デバイスで出力するカラーチャートのデータと、出力デバイスで出力したカラーチャートを測色して得られた測色値との対応を記憶する。ここで、カラーチャートのデータは、出力デバイスのCMYK色空間における色値である。また、測色値は、デバイスに依存しない色空間であるL*a*b*空間における色値で表す。尚、例えば、カラーチャートに1000色が含まれるとすると、その1000色のそれぞれについてCMYK値とL*a*b*値との対応が記憶されることになる。尚、本実施の形態では、第2の印刷装置に依存する第2の色空間の一例として、出力デバイスのCMYK色空間を用い、第2の色見本データの一例として、出力デバイスで出力するカラーチャートのデータを用い、第2の測色値の一例として、出力デバイスで出力したカラーチャートを測色して得られた測色値を用いている。
第2CMYK値記憶部22は、後述する色指定受付部33で指定された特定の色について、後述するCMYK値変換部32による変換が行われた後の出力デバイスのCMYK色空間における色値を記憶する。その際、色指定受付部33で1つの色が指定された場合は、その色のCMYK値が変換された結果であるCMYK値を記憶し、色指定受付部33で複数の色が指定された場合は、その複数の色のそれぞれのCMYK値が変換された結果であるCMYK値を記憶する。
第2予測値算出部23は、第2CMYK値記憶部22に記憶された特定の色のCMYK値に対応するL*a*b*値を、第2測色値記憶部21に記憶された測色値に基づいて予測する。ここで、L*a*b*値の予測は、例えば、予め設定されている色変換テーブル又は色変換演算式を用いて行えばよい。また、ニューラルネットワークを利用した色予測モデルを用いて予測することも考えられる。更には、指定された特定の色を出力デバイスで出力し、その色を測色することでL*a*b*値を取得してもよい。また、必ずしも特定の色そのものについての変換ではなく、その近似色についての変換を用いることも考えられる。即ち、例えば特定の色そのものについての変換が困難である場合には、その色に近似する色を出力デバイスにおけるカラーチャートの中から選択し、その選択した近似色に対応するL*a*b*値を特定の色についての変換結果としてもよい。
第2予測値記憶部24は、第2予測値算出部23が予測したL*a*b*値を、デバイスに依存しない色空間における色値として記憶する。
カラーマッチング部31は、第1測色値記憶部11に記憶されたCMYK値と測色値の対応と、第2測色値記憶部21に記憶されたCMYK値と測色値の対応とを用いて、カラーマッチングを行う。これにより、ターゲットデバイスに依存したCMYK値を出力デバイスに依存したCMYK値に変換する際に参照される色変換情報の一例である色変換プロファイル(以下、単に「プロファイル」という)を作成する。また、後述するように、第1測色値記憶部11に記憶されたCMYK値と測色値との対応が測色値修正部35によって修正された場合、カラーマッチング部31は、修正後のCMYK値と測色値との対応を用いて同様の処理を行い、プロファイルを再作成する。ところで、ターゲットデバイスの色空間から出力デバイスの色空間への色変換のためには、一般的には多次元テーブルであるDLUT(Direct Look Up Table)の全ての格子点について計算を行う必要がある。しかし、本実施の形態では、DLUTの格子点のうち、色指定受付部33で指定された色を変換するために必要な部分のみを計算すればよい。例えば、出力デバイスが4色プリンタである場合を考える。この場合、1点における色をその1点を重心とする正方形(2次元の場合)や立方体(3次元の場合)等の頂点を用いて補間するキュービック補間を用いると、16点を用いて補間を行うことになる。また、1点における色をその1点を重心とする正三角形(2次元の場合)や正四面体(3次元の場合)等の頂点を用いて補間するテトラヒドラ補間を用いると、5点を用いて補間を行うことになる。尚、ここでは、出力デバイスが4色プリンタである場合を考えたが、4色よりも色数が多いプリンタでは、DLUTの格子点の数が増えるため、この方法はより有効なものとなる。本実施の形態では、色変換情報を生成する生成手段の一例として、カラーマッチング部31を設けている。
CMYK値変換部32は、カラーマッチング部31によって作成されたプロファイルを保持する。そして、このプロファイルを用いて、第1CMYK値記憶部12に記憶されたターゲットデバイスに依存するCMYK値を、出力デバイスに依存するCMYK値に変換し、第2CMYK値記憶部22に記憶する。本実施の形態では、第1の印刷装置に依存する色値を第2の印刷装置に依存する色値に変換する変換手段の一例として、CMYK値変換部32を設けている。
色指定受付部33は、ターゲットデバイスが出力する色を出力デバイスで再現した際の誤差を修正したい特定の色をユーザ(操作者)が指定すると、この特定の色の指定を受け付ける。そして、指定された特定の色のCMYK値を特定する。ここで、ユーザは、1つの色だけでなく、複数の色を指定するようにしてもよく、ユーザが複数の色を指定した場合は、その複数の色を受け付ける。但し、色指定受付部33は、指定された特定の色が出力デバイスの色域外にあるかどうかを判断し、色域外にある色は受け付けないようにしてもよい。本実施の形態では、指定された特定の色の色値を取得する取得手段の一例として、色指定受付部33を設けている。
差分演算部34は、第1予測値記憶部14に記憶されたL*a*b*値と、第2予測値記憶部24に記憶されたL*a*b*値との差分情報を算出する。差分情報は、複数の色が指定された場合には、その複数の色のそれぞれについて算出される。ここで、差分情報の算出方法としては、例えば、L*、a*、b*ごとに算出する方法がある。この方法では、第1予測値記憶部14に記憶されたL*a*b*値を(L1,a1,b1)とし、第2予測値記憶部24に記憶されたL*a*b*値を(L2,a2,b2)とした場合に、ΔL=L1−L2,Δa=a1−a2,Δb=b1−b2として、差分情報が算出される。本実施の形態では、第3の色空間の一例として、デバイスに依存しない色空間であるL*a*b*空間を用いており、差分情報を抽出する抽出手段の一例として、差分演算部34を設けている。
測色値修正部35は、第1測色値記憶部11に記憶された測色値に対して、差分演算部34が算出した差分情報を反映させる。即ち、差分演算部34が算出した差分情報に基づいて、第1測色値記憶部11に記憶されたCMYK値と測色値の対応を修正する。ここでの修正方法としては、如何なる方法を用いてもよいが、例えば、単純に全てのデータに対して差分を加える方法、差分に対して一律の重みを付けて修正する方法、色領域によって修正量を変える方法等がある。このうち、単純に全てのデータに対して差分を加える方法を採用したとすると、指定された複数の色のそれぞれのL*a*b*値に対し、上記のΔL、Δa、Δbを加算することになる。具体的には、第1測色値記憶部11に測色値(L,a,b)が記憶されていれば、この測色値を測色値(L+ΔL,a+Δa,b+Δb)に修正する。また、第1測色値記憶部11に該当する色の測色値が記憶されていなければ、(L1+ΔL,a1+Δa,b1+Δb)を追加する。本実施の形態では、第1の色見本データと第1の測色値との対応を修正する修正手段の一例として、また、色変換情報の生成、色変換情報を参照した色値の変換、差分情報の抽出を繰り返すよう制御する制御手段の一例として、測色値修正部35を設けている。
次に、本実施の形態における色変換装置10の動作について説明する。色変換装置10の動作は、色指定の受付動作と、プロファイルの作成動作とに大きく分けられる。
そこで、まず、色指定の受付動作について説明する。
図2は、色指定受付部33の動作例を示したフローチャートである。
まず、色指定受付部33は、ユーザに色を指定させるためのユーザインターフェイス(以下、「色指定UI」という)を表示する(ステップ101)。色指定UIが表示されると、ユーザはその色指定UI上で色を指定し、色指定受付部33がその指定を受け付ける(ステップ102)。そして、受け付けた色に対するCMYK値を求めて表示する(ステップ103)。尚、色指定UIは、ユーザが複数の色を同時に指定することができるようになっているものとし、複数の色が指定された場合、ステップ103では、その複数の色のそれぞれに対するCMYK値を取得するものとする。
ところで、このCMYK値はあくまでターゲットデバイスの色空間におけるCMYK値である。従って、色指定受付部33が受け付けた色が出力デバイスで再現できるかどうかは分からない。そこで、色指定受付部33は、指定された色の中に、出力デバイスの色域内にない色があるかどうかを判定する(ステップ104)。つまり、ターゲットデバイスの色空間におけるこのCMYK値に対応するCMYK値の全てが、出力デバイスの色空間において定義されているかどうかを判定する。尚、この場合、出力デバイスの色域内にあるか色域外にあるかの判定は、第2測色値記憶部21に記憶されたCMYK値と測色値から得られた出力デバイスの色域に基づいて行うとよい。
その結果、出力デバイスの色域内にない色が1つでもあれば、その旨の警告メッセージを表示する(ステップ105)。これに対して、例えばユーザがその色を除外することに同意する旨を入力すると、色指定受付部33は、その色をステップ102で受け付けた色から除外する(ステップ106)。これにより、出力デバイスの色域外の色については、後述する測色値修正部35による修正が行われなくなる。
一方、出力デバイスの色域内にない色が1つもなければ、つまり、指定された色の全てが出力デバイスの色域内にあれば、警告や除外の処理は行わない。
その後、色指定受付部33は、色の指定を確定する旨の入力がなされたかどうかを判定する(ステップ107)。ここで、色の指定を確定する旨の入力がなされず、別の色の指定が指示された場合は、ステップ102に戻る。また、色の指定を確定する旨の入力がなされた場合は、ステップ102で受け付けてステップ106で除外されずに確定した色のCMYK値を、第1CMYK値記憶部12に記憶する(ステップ108)。
ここで、ユーザが色を指定するために用いる色指定UIについて具体的に説明する。
図3〜5は、色指定UIの具体例を示した図である。尚、色指定UIとしては、これらのいずれか1つを用いてもよいし、複数のUIを併用しても構わない。
図3に、色指定UIの第1の例を示す。この第1の例は、ターゲットデバイスで出力される複数色からなるカラーチャートを表示し、この中から色を選択させるものである。このカラーチャートは、ターゲットデバイスで出力される色を再現したものがディスプレイに表示されており、いずれかの色が選択された場合に、その色に対応するCMYK値が特定されるようになっている。尚、図では、選択された色のCMYK値の表示欄が1つしか設けられていないが、複数色を同時に選択可能にする場合には、CMYK値の表示欄を複数設けるようにしてもよい。
図4に、色指定UIの第2の例を示す。この第2の例は、ターゲットデバイスで実際に出力される色ではなく、人間が観念として持っている色の名称を選択させるものである。例えば、ユーザがグレーを選択したとすると、予め設定されたグレーを示すCMYK値が特定される。尚、図では、グレーのみを選択した状態を示しているが、例えばグレーと肌色の両方を指定する等、複数の色を指定しても構わない。また、ここでは、特に色再現誤差に対する要求が高いと考えられるグレーと肌色が選択可能に表示されているが、他の色を選択可能に表示してもよい。
図5に、色指定UIの第3の例を示す。この第3の例は、ターゲットデバイスで出力される色を具体的な画像として表示し、その画像上の領域によって色を指定させるものである。図示するように、ユーザは、この画像の上でポインタ(例えば、マウスポインタ)を移動させる。そして、ポインタが画像上のある領域に位置する場合に、その領域における色のCMYK値が特定されるようになっている。尚、図では、指定された色のCMYK値の表示欄が1つしか設けられていないが、複数色を同時に選択可能にする場合には、CMYK値の表示欄を複数設けるようにしてもよい。
次に、プロファイルの作成動作について説明する。
図6は、第1予測値算出部13、CMYK値変換部32、第2予測値算出部23、差分演算部34、測色値修正部35、カラーマッチング部31の動作例を示したフローチャートである。
まず、処理の開始の前提として、第1測色値記憶部11には、ターゲットデバイスで出力されたカラーチャートのCMYK値と測色値との対応が記憶され、第2測色値記憶部21には、出力デバイスで出力されたカラーチャートのCMYK値と測色値との対応が記憶されているものとする。この状態で、図2に示した処理により、色指定受付部33が指定を受け付けた特定の色のCMYK値が第1CMYK値記憶部12に記憶されると、一連の処理が開始する。
即ち、まず、第1予測値算出部13が、第1CMYK値記憶部12に記憶されている特定の色のCMYK値に対応するL*a*b*値を、第1測色値記憶部11に記憶されている測色値を用いて予測し、予測値として第1予測値記憶部14に記憶する(ステップ151)。
次に、CMYK値変換部32が、第1CMYK値記憶部12に記憶された特定の色のCMYK値を、自身が保持するプロファイルを参照して、出力デバイスに依存するCMYK値に変換し、第2CMYK値記憶部22に記憶する(ステップ152)。そして、第2予測値算出部23が、第2CMYK値記憶部22に記憶されているCMYK値に対応するL*a*b*値を、第2測色値記憶部21に記憶されている測色値を用いて予測し、予測値として第2予測値記憶部24に記憶する(ステップ153)。
このようにして、第1予測値記憶部14と第2予測値記憶部24とにそれぞれ予測値が記憶される。ここで、色指定受付部33が複数の色の指定を受け付けた場合は、予測値も複数の色のそれぞれについて算出され記憶される。
その後、差分演算部34は、第1予測値記憶部14に記憶されたL*a*b*値と第2予測値記憶部24に記憶されたL*a*b*値との差分情報を算出する(ステップ154)。第1予測値記憶部14と第2予測値記憶部24に複数の色に対する予測値が記憶されている場合は、差分情報も色ごとに算出する。
そして、測色値修正部35は、差分情報が所定の基準値よりも小さいかどうかを判定する(ステップ155)。この判定は、例えば、2つのL*a*b*値の色差が所定の閾値よりも小さいかどうかに基づいて行えばよい。差分情報が所定の基準値よりも小さくない場合、つまり、ターゲットデバイス側の予測値と出力デバイス側の予測値との間に一定以上の色再現誤差が認められた場合、測色値修正部35は、繰り返し回数が予め定めた上限値に達していないかどうかを判定し(ステップ156)、上限値に達していなければ、第1測色値記憶部11に記憶されたCMYK値と測色値との対応を、差分情報に基づいて補正する(ステップ157)。このとき、カラーチャートに含まれない色については、CMYK値と測色値との対応が第1測色値記憶部11に追加されることになる。そして、補正が完了すると、カラーマッチング部31が、第1測色値記憶部11に記憶された補正後のCMYK値と測色値との対応(補正データ)と、第2測色値記憶部21に記憶されたCMYK値と測色値との対応とのカラーマッチングを行い、補正データのCMYK値を出力デバイス側のCMYK値に変換するのに必要な格子点データを計算する(ステップ158)。そして、ステップ152に戻り、再度、差分演算部34が、ターゲットデバイス側での予測値と出力デバイス側での予測値を算出し、測色値修正部35が、その差分情報が基準値よりも小さいか、繰り返し回数が上限に達していないかを判定することになる。
尚、初回の繰り返しでは、ターゲットデバイスに依存するCMYK値から出力デバイスに依存するCMYK値への変換は、CMYK値変換部32が保持するプロファイルを参照して行われたが、2回目以降の繰り返しでは、ステップ158で作成された格子点データを参照して行われることになる。
この繰り返し処理の結果、差分情報が基準値よりも小さくなった場合、又は、繰り返し回数が上限に達した場合、カラーマッチング部31は、ステップ158で作成された格子点データに基づいてプロファイルを作成し、CMYK値変換部32に出力する(ステップ159)。
このように色指定受付部33で受け付けた色を追加することにより、初回の処理は、元々のカラーチャートのデータのみを用いて行われるが、繰り返し回数が1回目以降の処理は、元々のカラーチャートのデータにここで追加された追加パッチのデータを用いて行われることとなる。
次に、以上において、第1CMYK値記憶部12に記憶されたCMYK値から第1予測値記憶部14に記憶される予測値を算出する処理、及び、第2CMYK値記憶部22に記憶されたCMYK値から第2予測値記憶部24に記憶される予測値を算出する処理について具体的に説明する。
図7は、ターゲットデバイス側でCMYK値から予測値を算出する際のイメージを示したものである。この場合、CMYK値としては、色指定受付部33で指定された色に対するターゲットデバイスに依存するCMYK値が取り込まれる。
そして、このCMYK値に基づいて、色再現誤差を修正するための目標値である予測L*a*b*値が算出される。図では、予測L*a*b*値として、(L*,a*,b*)=(66.1,0.3,−1.1),(61.2,−3.8,−5.9),…が算出されている。
また、図8は、出力デバイス側でCMYK値から予測値を算出する際のイメージを示したものである。この場合、CMYK値としては、色指定受付部33で指定された色に対するターゲットデバイスに依存するCMYK値が変換された結果である出力デバイスに依存するCMYK値が取り込まれる。
そして、このCMYK値に基づいて、色再現誤差を修正するための再現値である予測L*a*b*値が算出される。図では、予測L*a*b*値として、(L*,a*,b*)=(78.5,24.9,−5.58),(19.0,23.6,18.0),…が算出されている。
このように、本実施の形態によれば、ユーザが追加の作業を行うことなく、より高精度なプロファイルを提供することができるようになる。また、ユーザが特に気になる色を指定することによって、その注目した色に対しての精度向上を考慮したプロファイルを提供することも可能となる。
その結果、本実施の形態では、指定された複数の色に対して出力デバイスによる色校正の色再現精度を向上させることができるようになる。
ところで、本実施の形態における色変換処理は、汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この色変換処理をコンピュータ90で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。
図9は、コンピュータ90のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供するようにしてもよい。
本発明の実施の形態における色変換装置の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における色指定動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態で用いられる色指定UIの第1の例を示した図である。 本発明の実施の形態で用いられる色指定UIの第2の例を示した図である。 本発明の実施の形態で用いられる色指定UIの第3の例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるプロファイル作成動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態のターゲットデバイス側におけるCMYK値に基づく予測値の算出の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態の出力デバイス側におけるCMYK値に基づく予測値の算出の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成図である。
符号の説明
10…色変換装置、11…第1測色値記憶部、12…第1CMYK値記憶部、13…第1予測値算出部、14…第1予測値記憶部、21…第2測色値記憶部、22…第2CMYK値記憶部、23…第2予測値算出部、24…第2予測値記憶部、31…カラーマッチング部、32…CMYK値変換部、33…色指定受付部、34…差分演算部、35…測色値修正部

Claims (11)

  1. 第1の色見本データと当該第1の色見本データを第1の印刷装置で出力して得られる色の第1の測色値との対応、及び、第2の色見本データと当該第2の色見本データを第2の印刷装置で出力して得られる色の第2の測色値との対応に基づいて、色変換情報を生成する生成手段と、
    特定の色の指定に応じて、前記第1の印刷装置に依存する第1の色空間における当該特定の色の色値を取得する取得手段と、
    前記生成手段により生成された前記色変換情報を参照して、前記取得手段により取得された色値を、前記第2の印刷装置に依存する第2の色空間における色値に変換する変換手段と、
    前記取得手段により取得された色値を第3の色空間における色値に変換した結果と、前記変換手段での変換により得られた色値を当該第3の色空間における色値に変換した結果との差分情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記差分情報に基づいて、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応を修正する修正手段と
    を備えたことを特徴とする色変換装置。
  2. 前記修正手段は、前記取得手段により取得された色値が前記第1の色見本データに含まれる場合に、当該色値に対応する前記第1の測色値を修正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  3. 前記修正手段は、前記取得手段により取得された色値が前記第1の色見本データに含まれない場合に、当該色値と当該色値を変換して得られた前記第3の色空間における色値との対応を、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応に追加することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  4. 前記生成手段による前記色変換情報の生成、前記変換手段による前記色変換情報を参照した色値の変換、前記抽出手段による前記差分情報の抽出を、当該差分情報が所定の基準よりも小さくなるまで繰り返すように制御する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  5. 前記制御手段は、予め決められた回数を上限として繰り返すことを特徴とする請求項4記載の色変換装置。
  6. 前記生成手段は、前記色変換情報のうち、前記取得手段により取得された色値を前記変換手段が前記第2の色空間における色値に変換するために必要な部分のみを計算することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  7. 前記修正手段は、前記第2の印刷装置の色域外にある色については修正しないことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  8. 前記取得手段は、前記第1の色見本データの中から操作者により選択された色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  9. 前記取得手段は、予め設定された色領域の中から操作者により選択された色領域を示す色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  10. 前記取得手段は、所定の画像上で操作者により指定された領域における色の色値を取得することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  11. コンピュータを、
    第1の色見本データと当該第1の色見本データを第1の印刷装置で出力して得られる色の第1の測色値との対応、及び、第2の色見本データと当該第2の色見本データを第2の印刷装置で出力して得られる色の第2の測色値との対応に基づいて、色変換情報を生成する生成手段と、
    特定の色の指定に応じて、前記第1の印刷装置に依存する第1の色空間における当該特定の色の色値を取得する取得手段と、
    前記生成手段により生成された前記色変換情報を参照して、前記取得手段により取得された色値を、前記第2の印刷装置に依存する第2の色空間における色値に変換する変換手段と、
    前記取得手段により取得された色値を第3の色空間における色値に変換した結果と、前記変換手段での変換により得られた色値を当該第3の色空間における色値に変換した結果との差分情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記差分情報に基づいて、前記第1の色見本データと前記第1の測色値との対応を修正する修正手段と
    して機能させるためのプログラム。
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