JP5612987B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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    • H05K5/0208Interlock mechanisms; Means for avoiding unauthorised use or function, e.g. tamperproof

Description

本発明は、自動車のエンジンルーム内に取り付けられる電気接続箱に関するものである。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電気機器に電力を供給するために、前記自動車には、電源と前記電子機器との間の適宜箇所に、コネクタ、リレー、ヒューズ等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が配置されている。
なお、電気接続箱は、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックス、とも呼ばれる。本明細書では、前述したジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
従来、上述した電気接続箱として、図10に示されたものが提案されている(例えば特許文献1〜3)。同図に示すように、電気接続箱101は、箱状に形成されてその内側に各種電気部品(図示しない)が収容される箱本体102と、一端がこれら複数の電気部品に接続されかつ他端が後述する筒状の通し部106の内側に通されて箱本体102の外に引き出されるハーネス107と、を備えている。
箱本体102は、本体部103と、該本体部103に着脱自在に取り付けられるロアカバー105と、前記箱本体102の外壁に設けられているとともに、その内側に前記ハーネス107が通されて、該ハーネス107を箱本体102から外に引き出す通し部106と、を備えている。
通し部106は、箱本体102を構成する外壁から突出して設けられかつ、その内側にハーネス107を通す円筒状に形成されている。通し部106は、半円筒状に形成されて、本体部103から突出して設けられた第1部材162と、半円筒状に形成されてロアカバー105から突出して設けられた第2部材166と、前記第1部材162に設けられかつ、前記第2部材166のロック受け部133に係止するロック部152と、ロック受け部133と、を備えている。通し部106は、第1部材162と、第2部材166とで分割組み立て可能に構成されている。
ハーネス107は、箱本体102に収容される各種電気部品と、前記自動車に搭載された各種電子機器と、を互いに接続する複数本の電線が束ねられたものである。
上述した電気接続箱101は、ハーネス107を通し部106の第1部材162と、第2部材166との間に挟むようにして取り付けて、ロック受け部133がロック部152を係止する。こうして、通し部106が組み立てられるとともに、本体部103にロアカバー105が組み付けられる。
上述した従来の電気接続箱101の通し部106は、ロック部152とロック受け部133と、が設けられており、通し部106の内径が固定されている。このため、通し部106の内径より太いハーネス107については通し部106を通すことができない。
また、ハーネス107は、前述した自動車のグレードや仕様によって、該自動車に搭載される前記電子機器に対応し、外径、即ち、束ねられる電線の本数(太さ)が異なったものが用いられる。そこで、前述した従来の電気接続箱101の前記通し部106の内径は、前記自動車のグレードや仕様によって外径の異なるハーネス107のうち、外径が一番大きい(太い)ハーネス107に合わせて形成されている。
しかしながら、上述した従来の電気接続箱101においては、以下に示す問題があった。即ち、外径が一番大きいハーネス107を通す場合は、通し部106とハーネス107との間に隙間が生じることがないが、細いハーネス107を通すと、通し部106とハーネス107との間に隙間が生じ、この隙間から箱本体102内部に水が浸入する恐れがあった。
そこで、例えば、箱本体102の側壁に設けた通し穴の内縁部に蛇腹状の伸縮片を設けることにより、ハーネス107の太さに関係なく、ハーネス107と通し穴との隙間を埋めることができる電気接続箱も提案されている(特許文献4)。しかしながら、この電気接続箱は、蛇腹状の伸縮片を設ける必要があり、コスト的に問題となっている。
実開平4−93423号公報 特開2007−14054号公報 特開2007−282320号公報 特開2006−345616号公報
そこで、本発明は、太さの異なるハーネスが用いられた際においても、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる電気接続箱を安価に提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、外径が一番小さい前記ハーネスが前記通し部に通された前記一対の樋状部同士が最も近づく位置から外径が一番大きい前記ハーネスが前記通し部に通された前記一対の樋状部が最も離れる位置まで、前記一対の樋状部の互いの立壁部が重ねられるように、前記一対の樋状部が設けられていることを特徴とする電気接続箱に存する。
請求項2記載の発明は、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、前記一対の樋状部の一方の立壁部には、溝が設けられていて、前記一対の樋状部の他方の立壁部が、前記一方の立壁部に設けられた溝内に挿入されている、又は、前記一対の樋状部の他方の立壁部には、溝が設けられていて、前記一対の樋状部の一方の立壁部が、前記他方の立壁部に設けられた溝内に挿入されていることを特徴とする電気接続箱に存する。
請求項3記載の発明は、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、前記一対の樋状部が前記撓み部の中立状態よりも互いに離れる方向側に位置するように前記撓み部が撓んだ状態で、前記ハーネスが、前記通し穴に通されていることを特徴とする電気接続箱に存する。
請求項4記載の発明は、箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、前記撓み部が弾性変形していない中立状態の前記通し部の内径が、外径の一番小さい前記ハーネスに合わせて形成されていて、前記ハーネスの外径が増加すると、前記一対の樋状部が互いに離れる方向に向かうように前記撓み部が撓むことを特徴とする電気接続箱に存する。
以上説明したように請求項1〜4記載の発明によれば、一対の樋状部の少なくとも一方と箱本体との間に、樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられている。また、一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられている。
従って、太いハーネスを通し部に通す際には、樋状部の少なくとも一方が他方から離れる方向に動くように撓み部を弾性変形させて通し部の内径を広げ、細いハーネスを通し部に通す際には、樋状部の少なくとも一方が他方に近づく方向に動くように撓み部を弾性変形させて通し部の内径を小さくすることができる。即ち、撓み部を設けることにより通し部の内径を安価に調整可能な構成にすることができ、ハーネスの径に合わせて、ハーネスと通し部との隙間をなくすことができる。しかも、一対の樋状部の互いの立壁部が筒径方向に重ねられる範囲内で通し部の内径を調整すれば、調整可能な構成にしても通し部に隙間が生じることがない。これにより、太さの異なるハーネスが用いられた際においても、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる電気接続箱を安価に提供することができる。
請求項記載の発明によれば、外径が一番小さいハーネスが通し部に通される一対の樋状部同士が最も近づく位置から外径が一番大きいハーネスが通し部に通される一対の樋状部が最も離れる位置まで、一対の樋状部の互いの立壁部が重ねられるように、一対の樋状部が設けられているので、外径が一番小さいハーネスから外径が一番大きいハーネスまで、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる。
請求項記載の発明によれば、一対の樋状部の他方の立壁部が、一方の立壁部に設けられた溝内に挿入されている、又は、一対の樋状部の一方の立壁部が、他方の立壁部に設けられた溝内に挿入されている、より確実に、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる。
請求項記載の発明によれば、一対の樋状部が撓み部の中立状態よりも互いに離れる方向側に位置するように撓み部が撓んだ状態で、ハーネスが、通し部に通されているので、一対の樋状部には中立状態に戻ろうとして互いに近づく方向に押す復元力が生じることとなり、そのため、樋状部とハーネスとが、隙間が生じることなく、密に接することとなり、より確実に、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる。
請求項記載の発明によれば、撓み部が弾性変形していない中立状態の通し部の内径が、外径の一番小さいハーネスに合わせて形成されていて、ハーネスの外径が増加すると、一対の樋状部が互いに離れる方向に向かうように撓み部が撓む。従って、外径が一番小さいハーネスを通し部に通すと撓み部が弾性変形していない中立状態となり、このとき通し部と外径の一番小さいハーネスとの間には隙間がないように通し部が設計されている。また、ハーネスの外径が増加すると、一対の樋状部が互いに離れる方向に向かうように撓み部が撓む。即ち、一対の樋状部には中立状態に戻ろうとして互いに近づく方向に押す復元力が生じることとなり、そのため、樋状部とハーネスとが、隙間が生じることなく、密に接することとなり、より確実に、ハーネスの通し部から電気接続箱内部に水が浸入することを防止できる。
第1実施形態における本発明の電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。 図1に示す電気接続箱を構成するロアカバーの天面図である。 (A)は最小径Rminのハーネスを通し部に通したときの図1に示す電気接続箱の側面図であり、(B)は(A)のI−I線概略断面図である。 (A)は最大径Rmaxのハーネスを通し部に通したときの図1に示す電気接続箱の側面図であり、(B)は(A)のII−II線概略断面図である。 第2実施形態における本発明の電気接続箱を示す斜視図である。 最小径Rminのハーネスを通したときの図6に示す電気接続箱の部分斜視図である。 最大径Rmaxのハーネスを通したときの図6に示す電気接続箱の部分斜視図である。 最大径Rminと最小径Rmaxとの間の径のハーネスを通したときの図6に示す電気接続箱の部分斜視図である。 従来の電気接続箱の一部を示す分解斜視図である。
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態にかかる電気接続箱を、図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における本発明の電気接続箱を示す斜視図である。図2は、図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。図3は、図1に示す電気接続箱を構成するロアカバーの天面図である。図4(A)は最小径Rminのハーネスを通し部に通したときの図1に示す電気接続箱の側面図であり、図4(B)は図4(A)のI−I線概略断面図である。図5(A)は最大径Rmaxのハーネスを通し部に通したときの図1に示す電気接続箱の側面図であり、図5(B)は図5(A)のII−II線概略断面図である。なお、図4(A)及び図5(B)中、ハーネスについては省略してある。
図1などに示された電気接続箱1は、自動車のエンジンルームなどに取り付けられて、前記自動車に搭載された多種多様な電気部品に電力を供給するものである。また、本明細書では、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱1と呼ぶ。
上記電気接続箱1は、図2などに示すように、前述した複数の電気部品2と、これら電気部品2を保持するカセットブロック3と、このカセットブロック3を収容する当該電気接続箱1の外郭を形成する箱本体としてのケース4と、このケース4から突出して設けられ、ハーネス6(図4及び図5)をケース4外部に引き出す筒状の通し部5と、を備えている。
前述したカセットブロック3は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。このカセットブロック3には、図示しないヒューズやヒュージブルリンク、リレー、バスバーなどの電気部品2が装着される。
上記ケース4は、図1及び2に示すように、前述したカセットブロック3が収容されるケース本体41と、このケース本体41の上方に着脱可能に設けられたアッパーカバー42と、このケース本体41の下方にケース本体41に着脱可能に設けられたロアカバー43と、を有している。また、これらケース本体41、アッパーカバー42及びロアカバー43は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。また、本明細書で言うケース4の鉛直方向は、図1及び図2中の矢印Y1方向に沿った方向を言う。
上記ケース本体41は、図1及び図2に示すように、鉛直方向Y1に沿って伸び互いに連なる複数の周壁41Aにより鉛直方向Y1の両側に開口が設けられた筒状に設けられている。また、ケース本体41内には、上述したカセットブロック3が収容されている。
上記アッパーカバー42は、上記ケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1上側縁部により構成される開口を覆う天井壁42Aと、この天井壁42Aの外縁から鉛直方向Y1下側に向かって立設した周壁42Bと、により鉛直方向Y1下側に向かって開口した箱状に形成されており、ケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1上側縁部により構成される開口を覆うようにケース本体41の上方に取り付けられている。
また、アッパーカバー42は、その周壁42Bの鉛直方向Y1下側の端部がケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1上側の端部の外側に重なるようにケース本体41に取り付けられる。即ち、アッパーカバー42の周壁42Bは、ケース本体41の周壁41Aの外側に位置付けられる。これにより、アッパーカバー42の周壁42Bとケース本体41の周壁41Aとの隙間が、鉛直方向Y1下側に向けて開口されるため、ケース4から流れ落ちる水がアッパーカバー42の周壁42Bとケース本体41の周壁41Aとの隙間からケース4内に侵入することを防止できる。
また、ケース本体41の周壁41Aとアッパーカバー42の周壁42Bと、には、ケース本体41とアッパーカバー42とを互いに固定するロック部7が複数設けられている。このロック部7は、ケース本体41の周壁41Aから鉛直方向Y1上側に向かって突出する係止受け部71と、アッパーカバー42の周壁42Bから鉛直方向Y1下側に向かって突起して設けられ、係止受け部71に係止するロックアーム72と、で構成されている。
上記ロアカバー43は、上記ケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1下側縁部により構成される開口を覆う底壁43Aと、この底壁43Aの外縁から鉛直方向Y1上側に向かって立設した周壁43Bと、により鉛直方向Y1上側に向かって開口した箱状に形成されており、ケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1下側縁部により構成される開口を覆うようにケース本体41の下方に取り付けられている。
また、ロアカバー43は、図2に示すように、その周壁43Bの鉛直方向Y1上側の端部がケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1下側の端部の内側に重なるようにケース本体41に取り付けられる。即ち、ロアカバー43の周壁43Bは、ケース本体41の周壁41Aの内側に位置付けられる。これにより、ロアカバー43の周壁43Bとケース本体41の周壁41Aとの隙間が、鉛直方向Y1下側に向けて開口されるため、ケース4から流れ落ちる水がロアカバー43の周壁43Bとケース本体41の周壁41Aとの隙間からケース4内に侵入することを防止できる。
また、ケース本体41の周壁41Aとロアカバー43の周壁43Bと、には、図1及び図2に示すように、ケース本体41とロアカバー43とを互いに固定するロック部8が複数設けられている。このロック部8は、ケース本体41の周壁41Aから外部に向かって突出する断面コ字状の係止受け部81と、ロアカバー43の周壁43Bから鉛直方向Y1上側に向かって突起して設けられ、ケース本体41の周壁41Bと係止受け部81との間に形成される係止孔に挿入されると係止受け部81に係止するように設けられたロックアーム82と、で構成されている。
上記通し部5は、図1などに示すように、筒状に形成されていて、ケース本体41の周壁41Aに設けた通し孔9に連通する。通し部5は、一端が各電気部品2に接続されたハーネス6の他端側が通されて、該他端側がケース4の外側に引き出されている。また、通し部5は、一対の樋状部51、52から構成されている。この一対の樋状部51、52は各々、底壁部53、54と、この底壁部53、54の筒周り方向Y2両端から立設した一対の立壁部55、56と、から構成されて樋状に形成されている。
上記樋状部51は、ケース本体41の周壁41Aに一体に設けられている。詳しくは、ケース本体41の鉛直方向Y1下側の端部には、ハーネス6を引き出すための通し孔9(図2)が設けられていて、その通し孔9の鉛直方向Y1上側の周壁41Aに樋状部51の底壁部53全体が一体に設けられている。また、樋状部51は、その立壁部55が底壁部53からケース4外側に向かって立設している。
一方、上記樋状部52は、ロアカバー43の周壁43Bに一体に設けられている。詳しくは、樋状部52の底壁部54がロアカバー43の周壁43Bから鉛直方向Y1上側に向けて立設している。即ち、樋状部52は、その底壁部54の鉛直方向Y1下側の端部が後述するヒンジ57(撓み部)を介してロアカバー43の周壁43Bの鉛直方向Y1上側の端部に連結され、その立壁部56が底壁部54からケース4内側に向かって立設している。
上記ケース本体41にロアカバー43を取り付けると、通し孔9が樋状部52の底壁部54に覆われる。また、一対の樋状部51、52の底壁部53、54同士が対向すると共に、互いの立壁部55、56が筒径方向に重ねられて(詳しくは、図4(B)及び図5(B)に示すように、立壁部56の内側面に立壁部55の外側面が重ねられる)、通し部5が筒状となる。また、図3に示すように、上記樋状部52の底壁部54とロアカバー43との間に、樋状部52を樋状部51に接離する方向Y3(以下接離方向Y3と略記する)に可動にする弾性変形自在なヒンジ57が設けられている。
上記ヒンジ57は、底壁部54よりも薄く形成されていて、樋状部52が、接離方向Y3、即ち、樋状部51に近づいて通し部5の径が小さくなる方向と樋状部51から離れて通し部5の径が大きくなる方向との双方向に移動できるように弾性変形自在に形成されている。
また、上記樋状部52の立壁部56には、図4(B)に示すように、ヒンジ57が中立状態(即ち、ヒンジ57が弾性変形していない状態)において樋状部51の立壁部55の端面に当接する当接部56Aが設けられている。このため、樋状部52を、ヒンジ57の中立状態における位置よりも樋状部51に近づけると、樋状部52の立壁部55と当接部56Aとが当接するため、通し部5の内径がヒンジ57が中立状態における内径よりも小さくなることがない。
次に、上述した通し部5の寸法について説明する。従来例で説明したように、自動車のグレードや仕様によって該自動車に搭載される電子機器に対応した太さの異なるハーネス6を電気接続箱1から引き出す必要がある。今、電気接続箱1から引き出されるハーネス6の径の範囲が、設計上最小径Rminから最大径Rmaxとする。上記ヒンジ57が中立状態における通し部5の内径は、図4(B)に示すように、最小径Rminのハーネス6に合わせて設けられている。
即ち、通し部5の内径は、最小径Rminのハーネス6が通されたとき、ヒンジ57が中立状態となり、通し部5とハーネス6との間に隙間が生じることないような大きさに設けられている。このとき当然、互いの立壁部55、56は重なっている。
ハーネス6の径がこの最小径Rminよりも大きい径のハーネス6を引き出すと、ヒンジ57が撓んで樋状部52が樋状部51から離れる方向に撓む。即ち、通し部5の内径が広げられる。このように樋状部52が樋状部51から離れる方向に撓むと、樋状部52には中立状態に戻ろうとする復元力が発生するため、樋状部51、52には互いに近づく方向の力が発生する。そのため、樋状部52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなる。
また、最大径Rmaxのハーネス6を引き出す場合も、図5(B)に示すように、ヒンジ57が撓んで樋状部52が樋状部51から離れる方向に撓む。即ち、通し部5の内径が広げられる。同様に、樋状部52が樋状部51から離れる方向に撓むと、樋状部52には中立状態に戻ろうとする復元力が発生するため、樋状部51、52には互いに近づく方向の力が発生する。そのため、樋状部52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなる。また、最大径Rmaxのハーネス6が引き出されると、一対の樋状部51、52が最も離れた状態となるが、この状態においても、図5(B)に示すように、互いの立壁部55、56が重なるように、樋状部51、52が設けられている。
次に、上述した電気接続箱1の組立手順について説明する。まず、最小径Rminのハーネス6が用いられた場合について説明する。ハーネス6の一端が接続された電気部品2をカセットブロック3に装着して、各電気部品2が装着されたカセットブロック3をケース本体41に収容する。または、各電気部品2が装着されたカセットブロック3をケース本体41に収容した後、ハーネス6の一端を各電気部品2に接続してもよい。そして、各電器部品2に接続されたハーネス6の他端をケース本体41に設けた通し孔9からケース本体41外部に引き出す。次に、ハーネス6の他端側がケース本体41の外部に引き出された状態で、ケース本体41の下面を覆うようにロアカバー43を近づける。
すると、樋状部52の立壁部56の内側に樋状部51の立壁部55の立壁部55が重ねられるとともに、ロアカバー43のロックアーム82がケース本体41の係止受け部81に係止することで、通し部5が筒状に組み立てられる。この際、通し部5の内側には、他端が通し孔9からケース本体41外部に引き出されたハーネス6が通されている。上述したように、上記ヒンジ57が中立状態における通し部5の内径は、図4(B)に示すように、最小径Rminのハーネス6に合わせて設けられている。従って、最小径Rminのハーネス6を通し部5に通したとき、ヒンジ57は中立状態であり、樋状部51、52には互いに近づく方向の力は発生していないが、樋状部52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなる。
次に、外径が最小径Rminよりも大きいハーネス6が用いられた場合について説明する。なお、上述した最小径Rminのハーネス6が用いられた場合と重複する説明は省略する。ハーネス6の他端部が通し孔9からケース本体41外側に引き出された状態で、ケース本体41の下面を覆うようにロアカバー43を近づける。すると、図4(B)に示すように、樋状部52の底壁部53がハーネス6の外周面に当接する。さらに、ロアカバー43を近づけると、樋状部52が、ハーネス6によって樋状部51から離れる方向、即ち、通し部5が拡径する方向に押されて、前記ヒンジ57が樋状部51、52が互いに離れる方向に弾性変形する。
即ち、一対の樋状部51、52がヒンジ57の中立状態よりも互いに離れる方向側に位置するようにヒンジ57が撓んだ状態で、ハーネス6が、通し部5に通される。これにより、ヒンジ57には、中立状態に戻ろうとする復元力が発生するため、樋状部51、52には互いに近づく方向の力が発生する。そのため、樋状部52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなる。これにより、樋状部52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなる。さらに、ロアカバー43をケース本体41に近づけると、ロアカバー43のロックアーム82がケース本体41の係止受け部81に係止することで、通し部5が組み立てられる。
上述した電気接続箱1によれば、樋状部52とロアカバー43との間に、樋状部52を樋状部51に接離する方向Y3に可動にする弾性変形自在なヒンジ57が設けられている。また、一対の樋状部51、52の互いの立壁部55、56が、互いに筒径方向に重ねられている。
従って、太いハーネス6を通し部5に通す際には、樋状部52が樋状部51から離れるようにヒンジ57を弾性変形させて通し部5の内径を広げ、細いハーネス6を通し部5に通す際には、樋状部52が樋状部51に近づくようにヒンジ57を弾性変形させて通し部5の内径を小さくすることができる。即ち、ヒンジ57を設けることにより通し部5の内径を安価に調整可能な構成にすることができ、ハーネス6の径に合わせて、ハーネス6と通し部5との隙間をなくすことができる。しかも、樋状部51、52の互いの立壁部55、56が重ねられる範囲内で通し部5の内径を調整すれば、通し部5に隙間が生じることがない。これにより、太さの異なるハーネス6が用いられた際においても、ハーネス6の通し部5から電気接続箱1内部に水が浸入することを防止できる電気接続箱1を安価に提供することができる。
また、上述した電気接続箱1によれば、最小径Rminのハーネス6が通し部5に通される一対の樋状部51、52同士が最も近づく位置(図4(B))から最大径Rmaxのハーネス6が通し部5に通される一対の樋状部51、52が最も離れる位置(図5(B))まで、一対の樋状部51、52の互いの立壁部55、56が重ねられるように、一対の樋状部51、52が設けられているので、最小径Rminのハーネス6から最大径Rmaxのハーネス6が用いられた際において、ハーネス6の通し部5から電気接続箱1内部に水が浸入することを防止できる。
上述した電気接続箱1によれば、ハーネス6の径が最小径Rminよりも大きい場合、樋状部52がヒンジ57の中立状態よりも互いに離れる方向側に位置するようにヒンジ57が撓んだ状態で、ハーネス6が、通し部5に通されているので、一対の樋状部51、52には中立状態に戻ろうとして互いに近づく方向に押す復元力が生じることとなり、そのため、樋状部51、52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなり、より確実に、ハーネス6の通し部5から電気接続箱1内部に水が浸入することを防止できる。
上述した電気接続箱1によれば、ヒンジ57が弾性変形していない中立状態の通し部5の内径が、最小径Rminのハーネス6に合わせて形成されていて、ハーネス6の外径が増加すると、樋状部51、52が互いに離れる方向に向かうようにヒンジ57が撓む。従って、最小径Rminのハーネス6を通し部5に通すとヒンジ57が弾性変形していない中立状態となり、このとき通し部5と最小径Rminのハーネス6との間には隙間がないように通し部5が設計されている。また、ハーネス6の外径が増加すると、樋状部51、52が互いに離れる方向に向かうようにヒンジ57が撓む。即ち、樋状部51、52には中立状態に戻ろうとして互いに近づく方向に押す復元力が生じることとなり、そのため、樋状部51、52とハーネス6とが、隙間が生じることなく、密に接することとなり、より確実に、ハーネス6の通し部5から電気接続箱1内部に水が浸入することを防止できる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態にかかる電気接続箱1を、図6乃至図9に基づいて説明する。なお、これらの図において、図1乃至図5について上述した第1実施形態で既に説明した部分と同等の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。第1実施形態と第2実施形態とで異なる点は、通し部5の形状である。同図に示すように、通し部5は、第1実施形態と同様に、筒状に形成されていて、ケース本体41及びロアカバー43に設けた図示しない通し孔に連通する。また、通し部5は、一対の樋状部51、52から構成されている。この一対の樋状部51、52は各々、底壁部53、54と、この底壁部53、54の筒周り方向Y2両端から立設した一対の立壁部55、56と、から構成されて樋状に形成されている。
上記樋状部51は、ケース本体41の周壁41Aに一体に設けられている。詳しくは、ケース本体41の鉛直方向Y1下側の端部には、ハーネス6を引き出すための図示しない通し孔が設けられていて、その通し孔の縁部から上記底壁部53、立壁部55がケース4外側に向かって立設している。また、樋状部51は、その立壁部55が底壁部53から鉛直方向Y1下側に向かって立設している。この樋状部51の立壁部55は、ケース本体41の周壁41Aの鉛直方向Y1下側の端部よりも鉛直方向Y1下側に立設している。また、立壁部55には鉛直方向Y1上側に向かって窪む溝55Aが設けられている。
一方、上記樋状部52は、ロアカバー43の周壁43Bに一体に設けられている。詳しくは、ロアカバー43の鉛直方向Y1上側の端部には、ハーネス6を引き出すための図示しない通し孔が設けられていて、その通し孔の鉛直方向Y1下側の縁部から底壁部54が突出している。この底壁部54とロアカバー43との間に図示しないヒンジが設けられている。また、樋状部52は、その立壁部56が底壁部54から鉛直方向Y1上側に向かって立設している。この立壁部56は、ロアカバー43の周壁43Bに近づくに従って高さが低くなるように設けられている。これにより、図示しないヒンジが撓むと樋状部52が樋状部51に対して接離する方向に移動する。さらに、樋状部52の立壁部56は、上述した溝部55Aに挿入されて、立壁部55に重ねられている。
上述した第2実施形態の電気接続箱1によれば、樋状部52の立壁部56が、立壁部55に設けられた溝55A内に挿入されているので、より確実に、ハーネス6の通し部5から電気接続箱1内部に水が浸入することを防止できる。
なお、上述した第1及び第2実施形態では、一対の樋状部51、52のうち一方にのみ(第1及び第2実施形態では樋状部52)にヒンジ57を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、一対の樋状部51、52の両方にヒンジ57を設けることも考えられる。
また、上述した第1及び第2実施形態によれば、ヒンジ57が弾性変形していない中立状態の通し部5の内径が、最小径Rminのハーネス6に合わせて形成されていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、最小径Rminのハーネス6を挿入したとき、樋状部52を樋状部51に近づける方向に撓ませて、通し部5とハーネス6との隙間を埋めるようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
4 ケース(箱本体)
5 通し部
6 ハーネス
51 樋状部
52 樋状部
53 底壁部
54 底壁部
55 立壁部
56 立壁部
57 ヒンジ
Y2 筒周り方向

Claims (4)

  1. 箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、
    前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、
    前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、
    外径が一番小さい前記ハーネスが前記通し部に通された前記一対の樋状部同士が最も近づく位置から外径が一番大きい前記ハーネスが前記通し部に通された前記一対の樋状部が最も離れる位置まで、前記一対の樋状部の互いの立壁部が重ねられるように、前記一対の樋状部が設けられている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、
    前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、
    前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、
    前記一対の樋状部の一方の立壁部には、溝が設けられていて、
    前記一対の樋状部の他方の立壁部が、前記一方の立壁部に設けられた溝内に挿入されている、又は、
    前記一対の樋状部の他方の立壁部には、溝が設けられていて、
    前記一対の樋状部の一方の立壁部が、前記他方の立壁部に設けられた溝内に挿入されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  3. 箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、
    前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、
    前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、
    前記一対の樋状部が前記撓み部の中立状態よりも互いに離れる方向側に位置するように前記撓み部が撓んだ状態で、前記ハーネスが、前記通し穴に通されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  4. 箱本体と、前記箱本体から突出して設けられ、ハーネスを前記箱本体の外部に引き出す筒状の通し部と、を備え、前記通し部が、底壁部と、前記底壁部の筒周り方向両側から立設した一対の立壁部と、から各々成る一対の樋状部に分割されて設けられた電気接続箱において、
    前記一対の樋状部の少なくとも一方と前記箱本体との間に、前記樋状部の一方を他方に接離する方向に可動にする弾性変形自在な撓み部が設けられ、
    前記一対の樋状部の互いの立壁部が、互いに筒径方向に重ねられて、
    前記撓み部が弾性変形していない中立状態の前記通し部の内径が、外径の一番小さい前記ハーネスに合わせて形成されていて、
    前記ハーネスの外径が増加すると、前記一対の樋状部が互いに離れる方向に向かうように前記撓み部が撓む
    ことを特徴とする電気接続箱。
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