JP3046758B2 - 電気接続箱への端子接続構造 - Google Patents
電気接続箱への端子接続構造Info
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- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/023—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
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- H01H85/0013—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse
- H01H85/0021—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices
- H01H85/0026—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices casings for the fuse and its base contacts
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- H01H9/04—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R11/00—Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
- H01R11/11—End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
- H01R11/12—End pieces terminating in an eye, hook, or fork
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/30—Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気接続箱のケ
ース本体にヒュージブルリンクが装着され、このヒュー
ジブルリンクの端子部を、ヒュージブルリンクと反対側
のケース本体の外部から挿入される相手側導電体の端子
部に、側方から挿入されるねじ部材により締結し、前記
相手側導電体の挿入側の前記ケース本体がカバーで覆わ
れている電気接続箱への端子接続構造に関する。
ース本体にヒュージブルリンクが装着され、このヒュー
ジブルリンクの端子部を、ヒュージブルリンクと反対側
のケース本体の外部から挿入される相手側導電体の端子
部に、側方から挿入されるねじ部材により締結し、前記
相手側導電体の挿入側の前記ケース本体がカバーで覆わ
れている電気接続箱への端子接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、自動車における電源側と負荷側
との間に設けられる電気接続箱としてのヒュージブルリ
ンク収納箱の内部構造を示す分解斜視図である。このヒ
ュージブルリンク収納箱1には、ナット3が収納されて
おり、挿入口1aから挿入されるヒュージブルリンク5
は、蓋7を開放した状態で、ボルト9を前記ナット3に
締結することで、一方の端子部5aがバスバー11に、
他方の端子部5bが負荷側のワイヤハーネス13の先端
に設けられたLA端子13aにそれぞれ導通することに
なる。
との間に設けられる電気接続箱としてのヒュージブルリ
ンク収納箱の内部構造を示す分解斜視図である。このヒ
ュージブルリンク収納箱1には、ナット3が収納されて
おり、挿入口1aから挿入されるヒュージブルリンク5
は、蓋7を開放した状態で、ボルト9を前記ナット3に
締結することで、一方の端子部5aがバスバー11に、
他方の端子部5bが負荷側のワイヤハーネス13の先端
に設けられたLA端子13aにそれぞれ導通することに
なる。
【0003】ヒュージブルリンク収納箱1には、電源コ
ネクタ15が挿入されるコネクタハウジング1bが形成
されており、コネクタハウジング1bに挿入される電源
コネクタ15に対し、ヒュージブルリンク5の一方の端
子部5aが前記バスバー11を介して導通する。ヒュー
ジブルリンク収納箱1におけるヒュージブルリンク5の
挿入口1aと反対側は、プロテクタ17により塞がれ、
プロテクタ17は、ボルト9を締結し、蓋7を閉じた後
に装着する。
ネクタ15が挿入されるコネクタハウジング1bが形成
されており、コネクタハウジング1bに挿入される電源
コネクタ15に対し、ヒュージブルリンク5の一方の端
子部5aが前記バスバー11を介して導通する。ヒュー
ジブルリンク収納箱1におけるヒュージブルリンク5の
挿入口1aと反対側は、プロテクタ17により塞がれ、
プロテクタ17は、ボルト9を締結し、蓋7を閉じた後
に装着する。
【0004】上記した電気接続箱においては、ヒュージ
ブルリンク5の挿入口1aと反対側のカバーとなるプロ
テクタ17は、ボルト9を締結した後装着する構造であ
ることから、カーメーカラインでの作業となるLA端子
13aの取り付けは、プロテクタ17を取り外し、蓋7
を開放した後行う必要があることから、作業性が悪く、
改善が望まれていた。
ブルリンク5の挿入口1aと反対側のカバーとなるプロ
テクタ17は、ボルト9を締結した後装着する構造であ
ることから、カーメーカラインでの作業となるLA端子
13aの取り付けは、プロテクタ17を取り外し、蓋7
を開放した後行う必要があることから、作業性が悪く、
改善が望まれていた。
【0005】図6は、カーメーカラインでの作業性を向
上させるべく、LA端子の取り付けを、電気接続箱にお
けるヒュージブルリンクの挿入口と反対側を覆うカバー
の装着後にできるようにした例を示す断面図である。こ
こにおける電気接続箱は、リレーボックスであり、図7
の分解斜視図で示すように、リレーボックス本体19に
は上下に貫通する貫通孔21が形成され、この貫通孔2
1にヒュージブルリンク(F/L)ブロック23が図7
中で矢印Aで示す方向から挿入され、F/Lブロック2
3にはヒュージブルリンク25が図7中で矢印B方向か
ら挿入される。ヒュージブルリンク25の挿入側とは反
対側のリレーボックス本体19の下部側には、図6に示
すように、防水用のロアカバー27が装着されている。
上させるべく、LA端子の取り付けを、電気接続箱にお
けるヒュージブルリンクの挿入口と反対側を覆うカバー
の装着後にできるようにした例を示す断面図である。こ
こにおける電気接続箱は、リレーボックスであり、図7
の分解斜視図で示すように、リレーボックス本体19に
は上下に貫通する貫通孔21が形成され、この貫通孔2
1にヒュージブルリンク(F/L)ブロック23が図7
中で矢印Aで示す方向から挿入され、F/Lブロック2
3にはヒュージブルリンク25が図7中で矢印B方向か
ら挿入される。ヒュージブルリンク25の挿入側とは反
対側のリレーボックス本体19の下部側には、図6に示
すように、防水用のロアカバー27が装着されている。
【0006】F/Lブロック23は、ヒュージブルリン
ク25が挿入される挿入凹部29を有するとともに、こ
の挿入凹部29の底部29aには、挿入凹部29と反対
側に向けて延長される隔壁31が形成されており、この
隔壁31の両側にヒュージブルリンク25を固定するた
めのナット33,35の保持部37,39がそれぞれ形
成されている。保持部37,39は、ナット33,35
の図6中で紙面の表側および裏側をそれぞれ覆う側壁で
構成されている。ナット33,35はフランジ33a,
35aを備え、このフランジ33a,35aが、保持部
37,39の隔壁31近傍に形成された嵌合溝41,4
3に、ヒュージブルリンク25の挿入方向とは反対方向
の図6中で下方から押し込まれて嵌合する。このような
ナット33,35の嵌合は、治具を使用した圧入により
なされる。
ク25が挿入される挿入凹部29を有するとともに、こ
の挿入凹部29の底部29aには、挿入凹部29と反対
側に向けて延長される隔壁31が形成されており、この
隔壁31の両側にヒュージブルリンク25を固定するた
めのナット33,35の保持部37,39がそれぞれ形
成されている。保持部37,39は、ナット33,35
の図6中で紙面の表側および裏側をそれぞれ覆う側壁で
構成されている。ナット33,35はフランジ33a,
35aを備え、このフランジ33a,35aが、保持部
37,39の隔壁31近傍に形成された嵌合溝41,4
3に、ヒュージブルリンク25の挿入方向とは反対方向
の図6中で下方から押し込まれて嵌合する。このような
ナット33,35の嵌合は、治具を使用した圧入により
なされる。
【0007】一方、リレーボックス本体19におけるヒ
ュージブルリンク25の挿入方向前方側には、F/Lブ
ロック23の隔壁31が当接してF/Lブロック23が
位置決めされる位置決め壁45が形成されている。この
位置決め壁45の両側部には、隔壁31を挟むように上
方に突出し、F/Lブロック23に装着されたナット3
3,35が当接して押さえられるナット押さえ46,4
7がそれぞれ形成されている。
ュージブルリンク25の挿入方向前方側には、F/Lブ
ロック23の隔壁31が当接してF/Lブロック23が
位置決めされる位置決め壁45が形成されている。この
位置決め壁45の両側部には、隔壁31を挟むように上
方に突出し、F/Lブロック23に装着されたナット3
3,35が当接して押さえられるナット押さえ46,4
7がそれぞれ形成されている。
【0008】図7に示すように、ヒュージブルリンク2
5は、ケース49の下端から突出した一対の端子部5
1,53に、ボルト挿通孔55,57がそれぞれ形成さ
れ、各端子部51,53は、F/Lブロック23の底部
29aに形成されたスリット状の挿入孔29b,29c
に挿入することで、ボルト挿通孔55,57をナット3
3,35のねじ孔に整合させる。
5は、ケース49の下端から突出した一対の端子部5
1,53に、ボルト挿通孔55,57がそれぞれ形成さ
れ、各端子部51,53は、F/Lブロック23の底部
29aに形成されたスリット状の挿入孔29b,29c
に挿入することで、ボルト挿通孔55,57をナット3
3,35のねじ孔に整合させる。
【0009】一方、図6に示すように、リレーボックス
本体19の貫通孔21の左右両側には、F/Lブロック
23の挿入方向とは反対方向(図中で下方)からバスバ
ー59,61の一対の端子部59a,61aが嵌め込ま
れている。この端子部59a,61aにはボルト挿通孔
59b,61bが形成されており、ボルト挿通孔59
b,61bはナット33,35のねじ孔に整合してい
る。
本体19の貫通孔21の左右両側には、F/Lブロック
23の挿入方向とは反対方向(図中で下方)からバスバ
ー59,61の一対の端子部59a,61aが嵌め込ま
れている。この端子部59a,61aにはボルト挿通孔
59b,61bが形成されており、ボルト挿通孔59
b,61bはナット33,35のねじ孔に整合してい
る。
【0010】図6中で左側のバスバー59とヒュージブ
ルリンク25の端子部51は、ボルト62をナット33
に締結することで固定され相互に導通することになる。
一方、図6中で右側のバスバー61の図中の右側部位に
は、ワイヤハーネスWの先端に設けられたLA端子63
が、その端子孔63aを整合させた状態でセットされ
る。この状態で、ボルト65をナット35に締結するこ
とで、LA端子63、バスバー61およびヒュージブル
リンク25の端子部53が相互に固定され導通すること
になる。LA端子63のバスバー61上へのセットは、
ロアカバー27に形成した端子挿入口67から挿入して
行う。
ルリンク25の端子部51は、ボルト62をナット33
に締結することで固定され相互に導通することになる。
一方、図6中で右側のバスバー61の図中の右側部位に
は、ワイヤハーネスWの先端に設けられたLA端子63
が、その端子孔63aを整合させた状態でセットされ
る。この状態で、ボルト65をナット35に締結するこ
とで、LA端子63、バスバー61およびヒュージブル
リンク25の端子部53が相互に固定され導通すること
になる。LA端子63のバスバー61上へのセットは、
ロアカバー27に形成した端子挿入口67から挿入して
行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、図6
および図7の構造では、LA端子63のバスバー61上
へのセットは、ロアカバー27を装着した状態で行える
ものの、その作業は、端子挿入口67から手探りで行う
ことになるため、図8に示すように、バスバー61上か
ら外れた位置に挿入してしまうなど、煩雑であり、作業
効率が極めて悪いものとなっている。
および図7の構造では、LA端子63のバスバー61上
へのセットは、ロアカバー27を装着した状態で行える
ものの、その作業は、端子挿入口67から手探りで行う
ことになるため、図8に示すように、バスバー61上か
ら外れた位置に挿入してしまうなど、煩雑であり、作業
効率が極めて悪いものとなっている。
【0012】そこで、この発明は、ヒュージブルリンク
が装着された部位と反対側のケース本体の外部から挿入
される相手側導電体の、ヒュージブルリンクの端子部へ
の取り付け作業性を向上させることを目的としている。
が装着された部位と反対側のケース本体の外部から挿入
される相手側導電体の、ヒュージブルリンクの端子部へ
の取り付け作業性を向上させることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、電気接続箱のケース本体にヒュージブ
ルリンクが装着され、このヒュージブルリンクの端子部
を、ヒュージブルリンクと反対側のケース本体の外部か
ら挿入される相手側導電体の端子部に、側方から挿入さ
れるねじ部材により締結し、前記相手側導電体の挿入側
の前記ケース本体がカバーで覆われている電気接続箱へ
の端子接続構造において、前記カバーに、前記相手側導
電体を挿入する挿入口を設けるとともに、この挿入口付
近から前記ヒュージブルリンクの端子部のねじ部材によ
る締結部の直前まで延長されて前記相手側導電体を案内
するガイド部を設け、このガイド部は、前記ヒュージブ
ルリンクの端子部における締結面とほぼ同一面となる底
壁と、この底壁の両側縁からカバーの内壁にわたって設
けられる側壁とから構成されている。
に、この発明は、電気接続箱のケース本体にヒュージブ
ルリンクが装着され、このヒュージブルリンクの端子部
を、ヒュージブルリンクと反対側のケース本体の外部か
ら挿入される相手側導電体の端子部に、側方から挿入さ
れるねじ部材により締結し、前記相手側導電体の挿入側
の前記ケース本体がカバーで覆われている電気接続箱へ
の端子接続構造において、前記カバーに、前記相手側導
電体を挿入する挿入口を設けるとともに、この挿入口付
近から前記ヒュージブルリンクの端子部のねじ部材によ
る締結部の直前まで延長されて前記相手側導電体を案内
するガイド部を設け、このガイド部は、前記ヒュージブ
ルリンクの端子部における締結面とほぼ同一面となる底
壁と、この底壁の両側縁からカバーの内壁にわたって設
けられる側壁とから構成されている。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】上記構成によれば、相手側導電体を、ケー
ス本体に装着されたカバーの外部から挿入口を通して挿
入する際には、ガイド部により、ヒュージブルリンクの
端子部のねじ部材による締結部まで案内されるので、ね
じ部材の締結によるヒュージブルリンクへの相手側導電
体の取り付け作業が容易となる。また、相手側導電体を
案内するガイド部は、底壁と側壁とを備えてカバーの外
部と内部とを遮断する構成であることから、防水性が考
慮されている。
ス本体に装着されたカバーの外部から挿入口を通して挿
入する際には、ガイド部により、ヒュージブルリンクの
端子部のねじ部材による締結部まで案内されるので、ね
じ部材の締結によるヒュージブルリンクへの相手側導電
体の取り付け作業が容易となる。また、相手側導電体を
案内するガイド部は、底壁と側壁とを備えてカバーの外
部と内部とを遮断する構成であることから、防水性が考
慮されている。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0022】図1は、この発明の実施の一形態の電気接
続箱として、ヒュージブルリンクが収納されるリレーボ
ックスの前記図6に相当する断面図で、図2は図1の右
側面図であり、これら各図においては、図6と同一の構
成要素には同一符号を付してある。上記図1のものは、
前記図6のものに対し、ロアカバー69については、L
A端子63を挿入する際のガイドとなるガイド部71を
追加し、ケース本体となるリレーボックス本体19側に
ついては、F/Lブロック23に、相手側導電体の端子
部であるLA端子63を挿入してバスバー61上にセッ
トする際にて、LA端子63が、ねじ部材であるボルト
65による締結可能な規定の位置にて位置決めされる位
置決め部73を追加した構造となっている。
続箱として、ヒュージブルリンクが収納されるリレーボ
ックスの前記図6に相当する断面図で、図2は図1の右
側面図であり、これら各図においては、図6と同一の構
成要素には同一符号を付してある。上記図1のものは、
前記図6のものに対し、ロアカバー69については、L
A端子63を挿入する際のガイドとなるガイド部71を
追加し、ケース本体となるリレーボックス本体19側に
ついては、F/Lブロック23に、相手側導電体の端子
部であるLA端子63を挿入してバスバー61上にセッ
トする際にて、LA端子63が、ねじ部材であるボルト
65による締結可能な規定の位置にて位置決めされる位
置決め部73を追加した構造となっている。
【0023】ガイド部71付近におけるLA端子63の
端子挿入口75は、ロアカバー69の図1中で下面側か
ら図1中で右側面にわたり形成され、側面側の開口はロ
アカバー69の上端付近にまで延長されて大きく形成さ
れている。上記したガイド部71は、端子挿入口75に
おけるロアカバー下面側の縁部69aから、ロアカバー
上端まで延長されてバスバー61の右側面とほぼ同一面
となる底壁71aと、この底壁71aの両側縁からロア
カバー69の図1中で右側面の内壁にわたって設けられ
る側壁71b,71cとからなり、ロアカバー69の端
子挿入口75に対しカバー外部と同内部とを遮断する構
成となっている。図3は、図2の矢視C方向から見たロ
アカバー69の平面図で、これによれば上記したガイド
部71の図2中で左側に位置する一方の側壁71cは、
ロアカバー69に設けられた凹部77によって形成され
ることになる。
端子挿入口75は、ロアカバー69の図1中で下面側か
ら図1中で右側面にわたり形成され、側面側の開口はロ
アカバー69の上端付近にまで延長されて大きく形成さ
れている。上記したガイド部71は、端子挿入口75に
おけるロアカバー下面側の縁部69aから、ロアカバー
上端まで延長されてバスバー61の右側面とほぼ同一面
となる底壁71aと、この底壁71aの両側縁からロア
カバー69の図1中で右側面の内壁にわたって設けられ
る側壁71b,71cとからなり、ロアカバー69の端
子挿入口75に対しカバー外部と同内部とを遮断する構
成となっている。図3は、図2の矢視C方向から見たロ
アカバー69の平面図で、これによれば上記したガイド
部71の図2中で左側に位置する一方の側壁71cは、
ロアカバー69に設けられた凹部77によって形成され
ることになる。
【0024】一方、F/Lブロック23に設けた位置決
め部73は、図1でヒュージブルリンク25の挿入凹部
29における底部29aの図1中で右側端部付近から、
下方に延長される形で形成されている。この位置決め部
73は、図2の要部を拡大して示した図4(a)で明ら
かなように、LA端子63の先端が当接する凹曲面状の
当て面73aと、この当て面73aが当接した状態のL
A端子63の両側方に形成された側面73b,73cと
をそれぞれ備えている。上記当て面73aおよび側面7
3b,73cに囲まれた空間内に、図4(b)で示すよ
うにLA端子63が挿入位置決めされ、さらに図1に示
されているボルト65の頭部も入り込むことになる。
め部73は、図1でヒュージブルリンク25の挿入凹部
29における底部29aの図1中で右側端部付近から、
下方に延長される形で形成されている。この位置決め部
73は、図2の要部を拡大して示した図4(a)で明ら
かなように、LA端子63の先端が当接する凹曲面状の
当て面73aと、この当て面73aが当接した状態のL
A端子63の両側方に形成された側面73b,73cと
をそれぞれ備えている。上記当て面73aおよび側面7
3b,73cに囲まれた空間内に、図4(b)で示すよ
うにLA端子63が挿入位置決めされ、さらに図1に示
されているボルト65の頭部も入り込むことになる。
【0025】上記のように構成された電気接続箱の端子
接続構造によれば、図1に示すように、ヒュージブルリ
ンク25が、リレーボックス本体19側のF/Lブロッ
ク23に装着され、さらにリレーボックス本体19にロ
アカバー69が装着された状態で、LA端子63をセッ
トする際には、LA端子63をロアカバー69の端子挿
入口75から挿入し、ガイド部71の底壁71aに沿わ
せつつ、位置決め部73まで押し込む。位置決め部73
まで達したLA端子63は、側面73b,73cにガイ
ドされて先端が当て面73aに当接し、これにより図4
(b)に示すように位置決めがなされる。
接続構造によれば、図1に示すように、ヒュージブルリ
ンク25が、リレーボックス本体19側のF/Lブロッ
ク23に装着され、さらにリレーボックス本体19にロ
アカバー69が装着された状態で、LA端子63をセッ
トする際には、LA端子63をロアカバー69の端子挿
入口75から挿入し、ガイド部71の底壁71aに沿わ
せつつ、位置決め部73まで押し込む。位置決め部73
まで達したLA端子63は、側面73b,73cにガイ
ドされて先端が当て面73aに当接し、これにより図4
(b)に示すように位置決めがなされる。
【0026】この位置決めされた状態でLA端子63
は、端子孔63aがナット35のねじ孔に整合した位置
となり、ボルト65を図1の矢印D方向からリレーボッ
クス本体19内に挿入しナット35に締結する際には、
ボルト65はLA端子63の端子孔63a、バスバー6
1およびヒュージブルリンク25の各ボルト挿通孔61
bおよび57を通してナット35への締結が可能とな
る。ボルト65のナット35への締結により、ヒュージ
ブルリンク25とバスバー61とLA端子63とが相互
に固定されかつ電気的に導通することになる。
は、端子孔63aがナット35のねじ孔に整合した位置
となり、ボルト65を図1の矢印D方向からリレーボッ
クス本体19内に挿入しナット35に締結する際には、
ボルト65はLA端子63の端子孔63a、バスバー6
1およびヒュージブルリンク25の各ボルト挿通孔61
bおよび57を通してナット35への締結が可能とな
る。ボルト65のナット35への締結により、ヒュージ
ブルリンク25とバスバー61とLA端子63とが相互
に固定されかつ電気的に導通することになる。
【0027】このように、ロアカバー69がリレーボッ
クス本体19に装着された状態において、ワイヤハーネ
スWに接続されたLA端子63の、ボルト65による締
結部へのセット作業は、LA端子63がガイド部71に
案内されるので容易であり、しかもバスバー61上の締
結部付近まで押し込まれたLA端子63が、位置決め部
73の側面73b,73cでガイドされて先端が当て面
73aに当接した位置で位置決めされるので、LA端子
63の取り付け作業が極めて容易かつ確実に行うことが
できる。
クス本体19に装着された状態において、ワイヤハーネ
スWに接続されたLA端子63の、ボルト65による締
結部へのセット作業は、LA端子63がガイド部71に
案内されるので容易であり、しかもバスバー61上の締
結部付近まで押し込まれたLA端子63が、位置決め部
73の側面73b,73cでガイドされて先端が当て面
73aに当接した位置で位置決めされるので、LA端子
63の取り付け作業が極めて容易かつ確実に行うことが
できる。
【0028】また、ガイド部71は、底壁71aに加え
側壁71b,71cにより構成されてロアカバー69の
端子挿入口75を、ロアカバー69の外部と内部とを遮
断する構造としてあるので、防水性が考慮され、信頼性
が確保されている。
側壁71b,71cにより構成されてロアカバー69の
端子挿入口75を、ロアカバー69の外部と内部とを遮
断する構造としてあるので、防水性が考慮され、信頼性
が確保されている。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、相手側導電体を、ケース本体に装着されたカバー
の外部から挿入口を通して挿入する際には、ガイド部に
より、ヒュージブルリンクの端子部のねじ部材による締
結部まで案内されるので、ねじ部材の締結によるヒュー
ジブルリンクへの相手側導電体の取り付け作業を容易に
できる。また、相手側導電体を案内するガイド部は、底
壁と側壁とを備えてカバーの外部と内部とを遮断する構
成であることから、防水性が考慮され、信頼性が確保さ
れている。
れば、相手側導電体を、ケース本体に装着されたカバー
の外部から挿入口を通して挿入する際には、ガイド部に
より、ヒュージブルリンクの端子部のねじ部材による締
結部まで案内されるので、ねじ部材の締結によるヒュー
ジブルリンクへの相手側導電体の取り付け作業を容易に
できる。また、相手側導電体を案内するガイド部は、底
壁と側壁とを備えてカバーの外部と内部とを遮断する構
成であることから、防水性が考慮され、信頼性が確保さ
れている。
【0030】
【0031】
【0032】
【図1】この発明の実施の一形態を示すヒュージブルリ
ンク装着部におけるリレーボックスの断面図である。
ンク装着部におけるリレーボックスの断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図2のロアカバーのみを示したC矢視図であ
る。
る。
【図4】図2のヒュージブルリンクの端子部における締
結部の拡大された説明図で、(a)がヒュージブルリン
クおよびLA端子の装着前、(b)が同装着後の図であ
る。
結部の拡大された説明図で、(a)がヒュージブルリン
クおよびLA端子の装着前、(b)が同装着後の図であ
る。
【図5】従来例を示すヒュージブルリンク収納箱の内部
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図6】他の従来例を示すヒュージブルリンク装着部に
おけるリレーボックスの断面図である。
おけるリレーボックスの断面図である。
【図7】図6のヒュージブルリンクのリレーボックスへ
の取付け構造を示す分解斜視図である。
の取付け構造を示す分解斜視図である。
【図8】図6の構造の動作説明図である。
19 リレーボックス本体(ケース本体) 25 ヒュージブルリンク 51,53 端子部 63 LA端子(端子部,相手側導電体) W ワイヤハーネス(相手側導電体) 65 ボルト(ねじ部材) 69 ロアカバー 71 ガイド部 71a 底壁 71b,71c 側壁 73 位置決め部 73a 当て面 73b,73c 側面 75 挿入口
Claims (1)
- 【請求項1】 電気接続箱のケース本体にヒュージブル
リンクが装着され、このヒュージブルリンクの端子部
を、ヒュージブルリンクと反対側のケース本体の外部か
ら挿入される相手側導電体の端子部に、側方から挿入さ
れるねじ部材により締結し、前記相手側導電体の挿入側
の前記ケース本体がカバーで覆われている電気接続箱へ
の端子接続構造において、前記カバーに、前記相手側導
電体を挿入する挿入口を設けるとともに、この挿入口付
近から前記ヒュージブルリンクの端子部のねじ部材によ
る締結部の直前まで延長されて前記相手側導電体を案内
するガイド部を設け、このガイド部は、前記ヒュージブ
ルリンクの端子部における締結面とほぼ同一面となる底
壁と、この底壁の両側縁からカバーの内壁にわたって設
けられる側壁とから構成されていることを特徴とする電
気接続箱への端子接続構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7309208A JP3046758B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 電気接続箱への端子接続構造 |
US08/757,091 US5857874A (en) | 1995-11-28 | 1996-11-26 | Terminal structure for connection to electric connection box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7309208A JP3046758B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 電気接続箱への端子接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154218A JPH09154218A (ja) | 1997-06-10 |
JP3046758B2 true JP3046758B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17990233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7309208A Expired - Fee Related JP3046758B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 電気接続箱への端子接続構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5857874A (ja) |
JP (1) | JP3046758B2 (ja) |
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JP2005168178A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
JP5383340B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2014-01-08 | アイシン精機株式会社 | 電動機の結線構造および結線方法 |
JP5612987B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-10-22 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP5809848B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-11-11 | 矢崎総業株式会社 | 電気機器と電線端末端子との接続構造、及び、電気接続箱 |
JP5928933B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2016-06-01 | 矢崎総業株式会社 | 板状端子と接続相手との接続構造、及び電気接続箱 |
JP5792564B2 (ja) * | 2011-09-01 | 2015-10-14 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンク一体型ボルトブロック及び電気接続箱 |
JP6224042B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-11-01 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱およびワイヤハーネス |
US9857397B2 (en) | 2016-04-07 | 2018-01-02 | Sensata Technologies, Inc. | Modular packaging with elevating screw |
JP6490729B2 (ja) * | 2017-03-22 | 2019-03-27 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4174147A (en) * | 1977-03-01 | 1979-11-13 | Amerace Corporation | Circuit panel connector |
US4464005A (en) * | 1982-05-24 | 1984-08-07 | Precision Connector Designs, Inc. | Temperature stabilized electrical connector |
US4560227A (en) * | 1983-02-04 | 1985-12-24 | Littelfuse, Inc. | Fuseholder for blade-type fuses |
JPS62188186A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | 日産自動車株式会社 | 複合コネクタの端子の二重係止機構 |
JPH0357852A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-13 | Honda Motor Co Ltd | 車載エンジンの制御弁制御装置 |
JPH0423048A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Hitachi Ltd | 誤り検出・訂正用集積回路、誤り検出・訂正回路、および、データ処理装置 |
JP2514449Y2 (ja) * | 1990-06-15 | 1996-10-16 | 矢崎総業株式会社 | ヒュ―ズボックス |
JP2820178B2 (ja) * | 1992-06-29 | 1998-11-05 | 株式会社竹中工務店 | カーテンウォールの固定構造 |
US5345211A (en) * | 1992-07-20 | 1994-09-06 | Yazaki Corporation | Connection box for fusible links and terminal nut |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7309208A patent/JP3046758B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-11-26 US US08/757,091 patent/US5857874A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5857874A (en) | 1999-01-12 |
JPH09154218A (ja) | 1997-06-10 |
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