JPH035077Y2 - - Google Patents

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JPH035077Y2
JPH035077Y2 JP12609383U JP12609383U JPH035077Y2 JP H035077 Y2 JPH035077 Y2 JP H035077Y2 JP 12609383 U JP12609383 U JP 12609383U JP 12609383 U JP12609383 U JP 12609383U JP H035077 Y2 JPH035077 Y2 JP H035077Y2
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JP
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fuse
terminal
bus bar
battery terminal
relay
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JP12609383U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のバツテリー端子から主電線
とは別に電源を取り入れるときに使用するヒユー
ズホルダーに関するものである。
従来、バツテリー端子(スターターケーブルお
よび車内配線用主電線の端部に取付けられ、バツ
テリーの極部に接続される金具をバツテリー端子
という)には、スターターケーブルおよび車内配
線用主電線が取付けられており、該主電線にはメ
インヒユーズが設けられて車内配線に接続されて
いる。しかし、例えば非常灯等は該バツテリー端
子の他の電線を接続して独自に電源を取り入れ、
その電線の中間に宙吊り状にヒユーズ部を設けて
配線されている。
従つて、該ヒユーズ部は車体の振動に伴つて、
揺れたり振動することが多く、他の部材と干渉し
て走行時の異音発生や断線等の原因になることが
ある。
本考案は、以上の難点を解消する新規のヒユー
ズホルダーを提供するのが目的である。
以上の目的を達成する本考案のヒユーズホルダ
ーは、 「前後に貫通したバスバーを挟着収容するバス
バー収容部と、該バスバー収容部の一側方に連設
したヒユーズ部と、該バスバー収容部の他の側方
に連設した抱着部とが、一体に樹脂成形されてお
り、 前記ヒユーズ部は、上下貫通して区画された二
個の収容室に、それぞれ中継端子を収容すると共
に、該一対の中継端子の上方から「2脚状接触部
を有するヒユーズ」が挿着接続され、 さらに、前記バスバーは「前端部分を前記バス
バー収容部から露出してバツテリー端子の接続部
に形成されると共に、後端部分は前記ヒユーズ部
に導かれて、先端を上方に臨ませるタブ状端子に
形成されて前記中継端子の一側の下方に接続さ
れ、 さらに、前記抱着部は、逆U字のバンド状をな
して開閉自在の蓋部を有し、前記バツテリー端子
の保護キヤツプの管状の外套部に着脱自在に形成
され、 前記中継端子の他側の下方に、電線側のコネク
タを接続する構造」になつている。
以下、実施例図面を参照して詳しく説明する。
一実施例を示す第1〜8図において、本考案のヒ
ユーズホルダーは、バスバーを収容するバスバー
収容部1と、バスバー収容部1の後端の一側方に
設けられたヒユーズ部2と、バスバー収容部1の
中間の他の側方に設けられた抱着部3が一体に樹
脂成形されている。そして、バスバー収容部1に
は、バスバー4が樹脂薄板によつて両側を挾み込
む様にして挿着されており、バスバー4の前端部
分は露出して、第2図点線で示すバツテリー端子
5の締付けボルト6に取付けられる様に取付孔7
が穿設されてバツテリー端子5の接続部に形成さ
れており、バスバー4の後端はヒユーズ部2の下
方に延設され、その先端はヒユーズ部2内で上方
に曲成されてタブ状接触部8に成つている。即
ち、バスバー4はバツテリー端子5とヒユーズ部
2間を導通させる為に設けられ、バスバー収容部
1はバツテリー端子5から後述するスターターケ
ーブルに沿つて後方に伸長する帯状のバスバー4
を両側から挾む様にして収容すると共に、ヒユー
ズ部2の部分で第4図の様に、L字形に曲つてヒ
ユーズ部2の外壁に沿つて下方に伸び、挾着した
バスバー4をヒユーズ部2の収容室11A内に導
いて、その先端を上方に臨むタブ状接触部8に形
成している。
一方ヒユーズ部2は、上下端を開口した縦長箱
形に形成されており、その内部は隔壁10によつ
て左右に区画された収容室11A,11Bがあ
る。そして収容室11A,11Bには中継端子1
2A,12Bがそれぞれ収容され、ヒユーズ部2
の上方からは2脚状の接触部14を有するヒユー
ズ13が挿着されて中継端子12A,12Bを相
互導通させると共に、中継端子12Aの下端はバ
スバー4端のタブ状接触部8と接続され、他の中
継端子12Bの下端は、ヒユーズ部2の下端から
挿着される電線15端のコネクタ16内の端子と
接続され、バツテリー端子5に接続したバスバー
4と電線15が導通して電源を取り入れる様に構
成されている。即ち、第4,5図を参照して、収
容室11Aに収容された中継端子12Aは、上下
にタブ状接触部を受け入れるリセプタクル状接触
部17A,17Bを有し、その上方の接触部17
Aにはヒユーズ13の板状接触部14、下方の接
触部17Bには収容室11Aの下方に形成された
バスバー4端のタブ状接触部8とそれぞれ接続さ
れる。また収容室11Bに収容された中継端子1
2Bの上方には、同じくヒユーズ13の他の板状
接触部14と接続するリセプタクル状接触部18
Aと、その下方にはタブ状接触部18Bが形成さ
れており、接触部18Bは挿着されたコネクタ1
6内のリセプタクル状接触部と接続される構成で
ある。そして、ヒユーズ部2の上端にはヒンジ2
0を介して開閉自在の蓋部19があり、蓋部19
はヒユーズ13を挿着したヒユーズ部2に覆蓋
し、ヒユーズ部2の他側上端に設けた係止爪21
と蓋部19の先端が係合し、ロツクされる様に成
つている。なお、図中の9は収容室11Bに挿着
したコネクタ16を係止する弾性係止片である。
また抱着部3は第1〜3図参照、ヒユーズ部2
と反対側に位置するバスバー収容部1の中間側方
に設けてあり、後述するバツテリー端子5の保護
キヤツプ25の管状の外套部26に、上から抱着
する逆U字のバンド状をなしており、その開口部
にはヒンジ23を介して開閉自在となる蓋部22
が設けてある。そして、蓋部22はヒンジ23の
反対側の縁部に設けた係止爪24と係合し、抱着
部3を閉鎖ロツクして、抱着部3によつて当該ヒ
ユーズホルダーを前記外套部に抱着固定する様に
成つている。
以上の構成から成る本考案のヒユーズホルダー
は以下の様に用いられる。
第6,7図を参照して、スターターケーブル2
7端に取付けられたバツテリー端子5には、その
上方から覆蓋する保護キヤツプ25が用いられ、
保護キヤツプ25には、バツテリー端子5近傍の
スターターケーブル27を貫通する管状の外套部
26が連設してある。以上のバツテリー端子構造
において、バツテリー端子5の締付けナツト6を
外して、当該ヒユーズホルダーのバスバー4端部
の取付孔7をナツト6のボルトに挿着して、バス
バー4をバツテリー端子5に取付けると共に、抱
着部3をキヤツプ25の外套部26の上から挿着
し、蓋部22を閉鎖して抱着部3を外套部26に
抱着固定させる。そして、ヒユーズ部2にはヒユ
ーズ13が挿着されて蓋部19が閉鎖され、ヒユ
ーズ部2の下方からは、非常灯等に電源を取り入
れる電線15端のコネクタ16が挿着される。な
お、バスバー4の取付けのときは、キヤツプ25
は第6図実線の様にその前半部分が持ち上げられ
てナツト6が締め付けられ、しかる後、図示点線
の様に、キヤツプ25がバツテリー端子5に覆着
される。
以上の本考案のヒユーズホルダーによると、バ
ツテリー端子5から独立した電源を取り入れるに
おいて、バスバー収容部、ヒユーズ部ならびに抱
着部が一体成形された単一部材の当該ヒユーズホ
ルダーをバツテリー端子5部位に取付けるのみで
ヒユーズ部を固定して電線分設ができるので、電
線中間に宙吊り状にヒユーズ部を設ける従来手段
に対比して、その取付作業性が簡易になると共
に、ヒユーズ部の振動、振動に基づく異音発生、
ならびに断熱等が防止され、品質信頼性が向上し
電気的性能を安定させることができる。
さらに、従来の保護キヤツプは、防水性能およ
び保護キヤツプの外れを防止するため、その外套
部26は完全な管状体に形成されており、予めそ
の外套部26をスターターケーブル等に挿通して
後方にずらしておき、バツテリー端子5をスター
ターケーブルに取付けた後、外套部26を前方に
移動させて該キヤツプを覆着させる極めて面倒な
作業が必要であつた。しかし、本考案のヒユーズ
ホルダーによると、抱着部3によつて外套部26
が抱着保護されるので、第8図の様に、外套部2
6にスリツト状の切断部28を設け、外套部26
を開いてスターターケーブル27の上方から挿着
できる構成に変更できる。従つて、保護キヤツプ
25の取付作業性が極めて簡便になる実用的利点
がある。
以上の様に本考案は、実用的効果を有する新規
のヒユーズホルダーを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の正面図、第2図:第
1図実施例の平面図、第3図:第2図のAA断面
図、第4図:第2図のBB断面図、第5図:第2
図CC断面図、第6,7,8図:第1図実施例の
使用状態を示し、第6図はその正面図、第7図は
その平面図、第8図はその抱着部の断面図。 主な符号、1……バスバー収容部、2……ヒユ
ーズ部、3……抱着部、4……バスバー、5……
バツテリー端子、7……取付孔、8……タブ状接
触部、11A,11B……収容室、12A,12
B……中継端子、13……ヒユーズ、15……電
線、16……コネクタ、17A,17B,18
A,18B……中継端子の接触部、19,22…
…蓋部、20,23……ヒンジ、21,24……
係止爪、25……保護キヤツプ、26……外套
部、27……スターターケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後に貫通したバスバーを挟着収容するバスバ
    ー収容部と、該バスバー収容部の一側方に連設し
    たヒユーズ部と、該バスバー収容部の他の側方に
    連設した抱着部とが、一体に樹脂成形されてお
    り、 前記ヒユーズ部は、上下貫通して区画された二
    個の収容室に、それぞれ中継端子を収容すると共
    に、該一対の中継端子の上方から「2脚状接触部
    を有するヒユーズ」が挿着接続され、 さらに、前記バスバーは「前端部分を前記バス
    バー収容部から露出してバツテリー端子の接続部
    に形成されると共に、後端部分は前記ヒユーズ部
    に導かれて、先端を上方に臨ませるタブ状端子に
    形成されて前記中継端子の一側の下方に接続さ
    れ、 さらに、前記抱着部は、逆U字のバンド状をな
    して開閉自在の蓋部を有し、前記バツテリー端子
    の保護キヤツプの管状の外套部に着脱自在に形成
    され、 前記中継端子の他側の下方に、電線側のコネク
    タを接続する構造」を特徴とするヒユーズホルダ
    ー。
JP12609383U 1983-08-12 1983-08-12 ヒユ−ズホルダ− Granted JPS6033741U (ja)

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JP12609383U JPS6033741U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ヒユ−ズホルダ−

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JP12609383U JPS6033741U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ヒユ−ズホルダ−

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JPS6033741U JPS6033741U (ja) 1985-03-07
JPH035077Y2 true JPH035077Y2 (ja) 1991-02-08

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JP12609383U Granted JPS6033741U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ヒユ−ズホルダ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58133162A (ja) * 1982-02-02 1983-08-08 Nec Corp スイツチング・レギユレ−タ
JP3262979B2 (ja) * 1995-10-20 2002-03-04 矢崎総業株式会社 ヒュージブルリンクブロック用カバーの保持構造

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JPS6033741U (ja) 1985-03-07

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