JP5586575B2 - ヒドロキシアルキルセルロースの製造方法 - Google Patents

ヒドロキシアルキルセルロースの製造方法 Download PDF

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Description

本発明はヒドロキシアルキルセルロースの製造方法に関する。さらに詳しくは、塗料や化粧料等の増粘剤、乳化重合用の安定剤、医薬用錠剤の結合剤、フィルムコーティング材料等の種々の用途で好適に用いられるヒドロキシアルキルセルロースの製造方法に関する。
ヒドロキシアルキルセルロースは、例えば、増粘剤用途としては、粘度、透明性や強熱残分等の特性が重視されており、これらの性能に着眼しつつ、工業的に容易に安価に製造するために、様々な方法が検討されている。
ヒドロキシアルキルセルロースは、通常、セルロースをアルカリで処理してアルカリセルロースとし、該アルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応させることによって得られる。
このようなヒドロキシアルキルセルロースの製造方法として、セルロースを混合溶媒中に分散させて、界面活性剤の存在下、アルカリ水溶液で処理した後、アルキレンオキシドである酸化エチレンを反応させる方法(特許文献1)や、セルロースを5〜20重量%のアルカリ水溶液で処理した後、加圧濾過によりアルカリ水溶液の含有量を調節して、特定のアルカリ比率と水分比率としたアルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応させる方法(特許文献2)等が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法によると、界面活性剤を使用するため、洗浄工程や廃液処理等のコストが増したり、界面活性剤が製品に残存した場合、用途によっては性能に悪影響を及ぼす場合がある。また、特許文献2の方法によると、セルロースを多量のアルカリに浸漬した後、加圧濾過するため、廃液処理等のコストが増したり、また、製造工程が煩雑になるといった不具合がある。
特開昭59−75902号公報 特開2003−171401号公報
本発明は、透明性に優れ、また高粘度な水溶液とすることができるヒドロキシアルキルセルロースを容易で安価に製造する方法を提供することを目的とする。
本発明は、下記第1工程及び第2工程を含むヒドロキシアルキルセルロースの製造方法に係るものである。
(1)セルロース、親水性有機溶剤、アルカリ金属水酸化物、及び水を含む成分を混合してアルカリセルロースを含むスラリーを調製する工程であって、該スラリー中の水の量を、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して10〜80重量部とし、該スラリー中のアルカリ金属水酸化物の量を、該セルロースに含まれるα−セルロースのグルコース単位当り0.7〜1.4モルとして、該スラリーを調製する第1工程。
(2)第1工程で得られたアルカリセルローススラリー中の水の量を、第1工程で用いたセルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して90〜170重量部として、該アルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させて、ヒドロキシアルキルセルロースとする第2工程。
第1工程について
第1工程では、セルロース、親水性有機溶剤、アルカリ金属水酸化物、及び水を含む成分を混合してアルカリセルロースを含むスラリーを調整する。
第1工程で用いるセルロースとしては、特に限定的ではないが、例えば、シート状、粉末状等の木材パルプ、コットンリンター等が挙げることができる。
第1工程で使用する親水性有機溶剤としては、例えば、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、イソアミルアルコール等のアルコール類;ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類等を挙げることができる。中でも、アルカリセルロースとアルキレンオキシドとの反応に不活性で、該スラリー中におけるアルカリセルロースの分散性および親和性の観点から、t−ブチルアルコールを用いることが好ましい。
親水性有機溶剤の使用量は、セルロース100重量部に対して、通常4〜20重量部程度とすればよく、好ましくは7〜15重量部程度とする。親水性有機溶剤の使用量が4重量部未満の場合、均質なスラリーとなりにくく、得られるヒドロキシアルキルセルロースの水溶液の粘度や透明性が低下するおそれがある。逆に、20重量部を超える場合、使用量に見合う効果がなく経済的でない。
第1工程にてアルカリセルロースを含むスラリーを調製する際の水の量は、セルロースのα-セルロース100重量部に対して10〜80重量部程度とし、好ましくは20〜70重量部程度とする。このような量の水の存在下でスラリーを調製することによって、セルロースの結晶構造内部にまで均一にアルカリ処理されて、均質なスラリーを得ることができる。これに対して水の量が少なすぎると、セルロースが均一に分散しないおそれがあり、均質なスラリーが得られ難い。また、水の量が多すぎると、アルカリ金属水酸化物と反応させることができなかった未反応のセルロース結晶部が多量に残存するために、均質なアルカリセルロースとなり難く、得られるヒドロキシアルキルセルロースが水に溶解しにくくなるおそれがある。
第1工程で使用するアルカリ金属水酸化物としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げられる。中でも、セルロースとの親和性がよく、得られるヒドロキシアルキルセルロースが水に溶解しやすくなる観点から水酸化ナトリウムが好ましい。
アルカリ金属水酸化物の使用量は、セルロースに含まれるα−セルロース中のグルコース単位当り0.7〜1.4モルとなる量であり、より好ましくは0.8〜1.3モルである。このような範囲の量のアルカリ金属水酸化物を使用することで、均質なスラリーを作製することができ、ヒドロキシアルキルセルロースを効率よく作製することができる。一方、アルカリ金属水酸化物の使用量が少なすぎると、均質なスラリーとなり難く、得られるヒドロキシアルキルセルロースが水に溶解し難くなるおそれがある。また、多すぎると、該スラリーに含まれるアルカリセルロースとアルキレンオキシドとの反応効率が低下し経済的でない。
上記のアルカリ金属水酸化物と水は、それぞれ別途に混合してもよく、アルカリ金属水酸化物水溶液として用いてもよい。アルカリ金属水酸化物水溶液として用いる場合には、第1工程におけるスラリー中の水の量及びアルカリ金属水酸化物の使用量を考慮すると、30〜50重量%程度のアルカリ金属水酸化物水溶液として用いればよい。また、前述した好ましい水の使用量とするためには、35〜48重量%程度、好ましくは、35〜45重量%程度のアルカリ金属水酸化物水溶液を用いればよい。
なお、セルロースに含まれるα−セルロースの割合は、例えば、次のようにして求められる。103〜107℃で3時間乾燥後の処理前セルロース5gと17.5重量%水酸化ナトリウム水溶液50mLとを300mLステンレスビーカーに加えて分散し、19〜21℃の恒温水槽内で30分間静置後、前記300mLステンレスビーカーの内容物をブフナーロートで吸引濾過し、イオン交換水50mLで2回洗浄、濾過する。次に10重量%酢酸水溶液40mLを加え、5分間分散後、吸引濾過し、イオン交換水1Lを用いて吸引濾過を繰り返し、得られた湿ケーキを103〜107℃で恒量まで乾燥し、これを処理後セルロースとして下記式から算出できる。
α−セルロース(%)=(処理後セルロース(g)/処理前セルロース(g))×100
前記第1工程にて、セルロース、親水性有機溶剤、アルカリ金属水酸化物、及び水を含む成分を混合してアルカリセルロースを含むスラリーを調製する際の温度は、通常15〜35℃とすることができ、時間は、通常30〜120分とすることができる。
第2工程について
第2工程では、第1工程で得られたアルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させてヒドロキシアルキルセルロースとする工程である。
第2工程では、第1工程で得られたスラリー中の水の量を、第1工程にて用いたセルロースのα-セルロース100重量部当り90〜170重量部とし、好ましくは90〜160重量部として、アルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応させる。このような範囲の水の量とすることで、得られるヒドロキシアルキルセルロースが均一に溶解した溶液とすることができる。また、得られたヒドロキシアルキルセルロースを用いて得られる水溶液は透明性に優れ、高粘度の水溶液となる。これに対して、第2工程における水の量が多すぎると、得られるヒドロキシアルキルセルロースが水に溶解し難くなるおそれがある。また、水の量が少なすぎると、得られるヒドロキシアルキルセルロースを水に添加した際の透明性が低下する。
第2工程において、スラリー中の水の量を、上述の範囲とすることで、該スラリー中に含まれるアルカリ金属水酸化物の量は、アルカリ金属水酸化物水溶液の濃度として、15〜20重量%程度となり、前述した好ましい水の量とする場合には、16〜19重量%程度となる。
上記の水を添加する際の温度は、通常15〜35℃とすることができ、時間は、通常5〜60分とすることができる。
第2工程において用いるアルキレンオキシドは、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等の炭素数2〜6のアルキレンオキシド等が挙げられる。中でも、第1工程で得られたスラリー中に含まれるアルカリセルロースと反応しやすいとの観点から、エチレンオキシドを用いるのが好ましい。
上記のアルキレンオキシドの使用量は、目的とするアルキル基の付加モル数に応じて決定することができる。例えば、アルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを用いる場合には、エチレンオキシドの使用量は、第1工程にて用いたセルロース100重量部に対して、通常50〜120重量部とすることができ、より好ましくは60〜100重量部である。プロピレンオキシドを用いる場合の使用量は、セルロース100重量部に対して、通常70〜600重量部とすることができ、より好ましくは100〜350重量部である。アルキレンオキシドの使用量が上記範囲よりも少ない場合には、第1工程で得られたスラリーに含まれるアルカリセルロースとアルキレンオキシドとの反応量が減り、得られるヒドロキシアルキルセルロースの水への溶解性や、得られるヒドロキシアルキルセルロース水溶液の粘度や透明性が低くなるおそれがある。逆に、アルキレンオキシドの使用量が上記範囲を超える場合、得られるヒドロキシアルキルセルロースの水への溶解性や、得られるヒドロキシアルキルセルロース水溶液の透明性に対して、その使用量に見合う効果が得られなくなるおそれや、得られるヒドロキシアルキルセルロースの有機溶媒への親和性が向上しすぎて、後述の洗浄処理等が困難になるおそれがある。
第2工程において、第1工程にて得られたスラリー中に含まれるアルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応させる際の温度は、通常40〜80℃とすることができ、時間は、通常1〜8時間とすることができる。
本発明の製造方法によって作製されるヒドロキシアルキルセルロースは、第2工程の後、中和剤で反応液中のアルカリを中和し、中和によって生成した塩や、アルキレンオキシドから副生したアルキレングリコール類を洗浄し、常圧ないし減圧下で乾燥することにより得ることができる。
上記の中和剤は、特に限定されないが、例えば硝酸、硫酸、塩酸、燐酸等の無機酸;蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の有機酸を挙げることができる。これらの中では、生成した塩を除去しやすい観点および有害性が低い観点から、酢酸が好ましい。
上述した洗浄の際に用いる洗浄液としては、特に限定されないが、中和により生成した塩や、アルキレンオキシドから副生したアルキレングリコール類を効率的に除去することができる観点から、反応で使用した有機溶媒に特定量のメタノールと特定量の水を添加した混合溶媒が好ましい。混合溶媒におけるメタノールの量は、通常20〜70重量%とすることができる。また、混合溶媒における水の量は、通常5〜20重量%とすることができる。
上記の洗浄液の使用量は、第1工程に用いたセルロース100重量部に対して、通常500〜7000重量部とすることができ、より好ましくは1000〜5000重量部である。このような範囲より少ない量では、十分な洗浄を行うことができず、逆に多い量を用いた場合には、使用に見合うだけの効果がなく、却って経済的でなくなる傾向がある。
上述した第1工程及び第2工程を含む本発明のヒドロキシアルキルセルロースの製造方法によれば、アルカリ濃度が高い状態でセルロースをアルカリ処理し、次いで、水を加えてスラリーを希釈した状態でアルキレンオキシドと反応させるという簡便な方法によって、透明性に優れ、高い粘度を有する水溶液とすることができるヒドロキシアルキルセルロースを得ることができる。この理由については必ずしも明確ではないが、次のように推測される。まず、第1工程において、比較的少量の水の存在下、即ち、高濃度のアルカリ金属水酸化物を用いてセルロースを処理することによって、セルロースの結晶構造の内部まで均一にアルカリ処理される。このため、第1工程で得られたアルカリセルロースは均質性が良好であり、第2工程において、このスラリーを水で希釈してアルカリセルロースとアルキレンオキシドとを反応させる際に、アルキレングリコールなどの副生物量が減少して、優れた特性を有するヒドロキシアルキルセルロースが得られる。更に、第1工程において多量のアルカリ金属水酸化物を用いる必要がなく、アルカリ金属水酸化物の残存量が少ないことから、第2工程の後に中和により生成する塩の量が大きく減少する。このため、洗浄用溶媒の使用量が少なくても、優れた特性を有するヒドロキシアルキルセルロースを得ることができると考えられる。
本発明の製造方法によって作製されるヒドロキシアルキルセルロース水溶液の透明性の評価は、濁度を指標としており、濁度として100ppm以下であれば、透明性が高く好ましい。
本発明の製造方法は、上述した第1工程と第2工程を連続的に行うことで実施できるが、前記第1工程にて得られるアルカリセルローススラリーを別途入手して、第2工程を行うことによっても実施することができ、具体的には以下に示す方法を挙げることができる。
アルカリセルローススラリー中のアルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させるヒドロキシアルキルセルロースの製造方法であって、下記(i)及び(ii)の条件を満足することを特徴とする方法:
(i)該アルカリセルローススラリーは、セルロース、親水性有機溶剤、アルカリ金属水酸化物及び水を含む成分を混合して製造されたものであり、
該スラリーを調整する際の該アルカリ金属水酸化物の量は、該セルロースに含まれるα−セルロースのグルコース単位当り0.7〜1.4モルであり、
該スラリー中の水の量は、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して10〜80重量部である、
(ii)該アルカリセルロース中のアルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させる際の水の量は、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して90〜170重量部である。
本発明の製造方法によれば、透明性に優れ、また高粘度な水溶液が得られるヒドロキシアルキルセルロースを容易で安価に製造することができる。
エチレンオキシド(EO)付加モル数を測定するための装置の概略構成を示す模式図である。
以下、実施例および比較例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
なお、実施例および比較例により得られたヒドロキシアルキルセルロースの特性は、以下の試験方法により測定した。
(1)強熱残分
質量既知の50mL容の磁性るつぼにヒドロキシアルキルセルロースを入れてヒドロキシアルキルセルロース4gを秤り取った後、磁性るつぼに98重量%硫酸2mLを添加し、650℃で2時間加熱して灰化させた後、得られた灰分の質量Xgを測定した。これとは別にヒドロキシアルキルセルロース4gを秤り取り105℃で2時間乾燥して測定して水分量Ygを求めた。前記灰分は硫酸ナトリウムになっているが、一般的に強熱残分は、炭酸ナトリウム換算で表記されるため、下式より強熱残分(重量%)を求めた。
〔強熱残分〕=(X/4−Y)×0.746×100
式中の0.746は、炭酸ナトリウムの分子量106を硫酸ナトリウムの分子量142で除した値である。
(2)粘度
ヒドロキシアルキルセルロース5gを、イオン交換水495gに溶解し、1重量%ヒドロキシアルキルセルロース水溶液を調製した。得られたヒドロキシアルキルセルロース水溶液の粘度(mPa・s)を、ブルックフィールド型回転粘度計(東機産業株式会社製の品番:BM型)を用い、20℃、30rpm(No.4ローター)の条件で測定した。
(3)濁度(透明性の評価)
前記粘度の測定に用いた1重量%ヒドロキシアルキルセルロースの水溶液の濁度(ppm)を、積分球式濁度計(三菱化成株式会社製の品番:SEP−PT−706D型)を用いて測定し、透明性の指標とした。濁度の数値が低いほど、透明性が高いといえる。
(4)エチレンオキシド(EO)付加モル数
ヒドロキシアルキルセルロースがヒドロキシエチルセルロースの場合、セルロースに付加したエチレンオキシド(EO)のEO付加モル数は、医薬品添加物規格1993(250−254頁、ヒドロキシエチルセルロース、定量法)の項に記載された装置(図1)を用いて測定し、下式より算出した。
具体的には、105℃で2時間乾燥後のヒドロキシエチルセルロース0.075g(a)をBに入れ、57重量%ヨウ化水素酸5mLを加え、Dには赤りん1.0gおよび液の高さが3〜4cmになる量のイオン交換水を入れた。E,FおよびGには、それぞれに硝酸銀・エタノール試液10mL、臭素・酢酸試液15mLおよびヨウ化カリウム溶液10mLをそれぞれ加えて、装置を組み立て、Aから二酸化炭素を1秒間に1〜2気泡となるように通じながらBを140〜145℃で60〜90分間加熱した。C管内のくもりが消え、E内容液がほとんど透明になったとき、Eを50〜60℃に加温し、EとFの間の連結を取りはずした。FおよびGの内溶液をヨウ化カリウム10mLを入れた300mLコニカルビーカーに移し、FおよびGを水洗し、洗液を合わせ、150mLとした後、栓をして5分間放置した。これに指示薬としてデンプン試液2mLを入れ、0.05Nチオ硫酸ナトリウム溶液(c)で滴定した。同様の方法で空試験を行い、0.05Nチオ硫酸ナトリウム溶液(b)で滴定した。
別にEの内溶液を300mLコニカルビーカーに入れ、Eを水洗し、洗液を合わせ150mLとした。これに希硫酸3mLと指示薬として硫酸第2鉄アンモニウム試液3mLを加えて0.05Nチオシアン酸アンモニウム溶液(e)で滴定した。同様の方法で空試験を行い、0.05Nチオシアン酸アンモニウム溶液(d)で滴定した。
a:試料量(g)
b:チオ硫酸ナトリウム空試験(mL)
c:チオ硫酸ナトリウム滴定量(mL)
d:チオシアン酸アンモニウム空試験(mL)
e:チオシアン酸アンモニウム滴定量(mL)
f:強熱残分(%)×1.547
なお、上記fの式中、1.547は、酢酸ナトリウムの分子量82を炭酸ナトリウムの分子量106/2で除した値である。
Ox:オキシエチレン基(%)
Ox={(b−c)+2×(d−e)}/{a×(100−f)}×11.01
EO付加モル数=(Ox/44)/((100−Ox)/162))
(5)エチレンオキシド(EO)有効反応率
エチレンオキシド(EO)有効反応率は、使用したエチレンオキシド全量に対して、セルロースに含まれるα−セルロースに付加したエチレンオキシドの割合を示す値であり、EO有効反応率は下式より算出した。
EO有効反応率(%)=EO付加モル数/{(EO全重量/44)/(α−セルロース重量/162)}×100
実施例1
1L容のオートクレーブ内に、カッターミルを用いて粉砕したコットンリンター58.5g(水分3.3%、固形分中のα−セルロース分99%)とt−ブタノール560gを仕込んで分散した後、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比1.1)を添加して、30℃で1時間混合してアルカリセルロースのスラリー液を得た。このとき、スラリーに含まれる水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、53重量部であった。
得られたアルカリセルロースのスラリー液に水41gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈した後、エチレンオキシド45gを添加して、50℃で1.5時間、さらに引き続き70℃で3時間、反応させることにより反応物としてヒドロキシエチルセルロースを含む反応液を得た。このとき、スラリーに含まれる水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、127重量部であった。
得られた反応液を、90%酢酸を用いてpH6に調整した後、反応物を濾別した。次に前記反応物にメチルイソブチルケトン/メタノール/水の混合溶媒(重量比:50/45/5)840gを加えて、スラリー液とした後、濾別する操作を3回繰り返した後、減圧下、70℃で6時間乾燥してヒドロキシエチルセルロース89gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
実施例2
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、40重量%水酸化ナトリウム水溶液38g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.1)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、44重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水46gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、126重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース90gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
実施例3
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、45重量%水酸化ナトリウム水溶液34g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.1)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、37重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水51gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、128重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース90gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
実施例4
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、35重量%水酸化ナトリウム水溶液51g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.3)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、63重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水49gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、150重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース86gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
実施例5
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、30重量%水酸化ナトリウム水溶液41g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:0.9)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、55重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水27gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、103重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース93gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
実施例6
実施例1において、カッターミルを用いて粉砕したコットンリンター58.5gの代わりにカッターミルを用いて粉砕した木材パルプ61.1g(水分3.5%、固形分中のα−セルロース分93%)を用いたこと、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、31g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:0.8)を用いてアルカリセルロース液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、41重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水29gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、94重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース92gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
比較例1
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、40重量%水酸化ナトリウム水溶液38g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.1)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、44重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水23gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を25重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、85重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース90gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
比較例2
比較例1において、アルカリセルロースのスラリー液に水23gを加える代わりに、水79gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を13重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、185重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース89gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
比較例3
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、18重量%水酸化ナトリウム水溶液85g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.1)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得て、水で希釈せずにエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、128重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース90gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
比較例4
実施例1において、35重量%水酸化ナトリウム水溶液43gに代えて、40重量%水酸化ナトリウム水溶液52g(α−セルロース中のグルコース単位に対するモル比:1.5)を用いてアルカリセルロースのスラリー液を得たこと(このとき、スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、59重量部であった。)、および当該スラリー液に水41gを加える代わりに、水64gを加えて、アルカリ金属水酸化物水溶液としての濃度を18重量%に希釈してエチレンオキシドを反応させたこと(このとき、当該スラリー中の水の量は、セルロースに含まれるα−セルロース100重量部当り、173重量部であった。)以外は、実施例1と同様にしてヒドロキシエチルセルロース81gを得た。得られたヒドロキシエチルセルロースの強熱残分、粘度、濁度、EO付加モル数およびEO有効反応率を前記試験方法に従って測定した。測定結果を表1に示す。
Figure 0005586575

Claims (4)

  1. 下記第1工程及び第2工程を含むヒドロキシアルキルセルロースの製造方法:
    (1)セルロース、t−ブチルアルコール、アルカリ金属水酸化物、及び水を含む成分を混合してアルカリセルロースを含むスラリーを調製する工程であって、該スラリー中の水の量を、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して10〜80重量部とし、該スラリー中のアルカリ金属水酸化物の量を、該セルロースに含まれるα−セルロースのグルコース単位当り0.7〜1.4モルとして、該スラリーを調製する第1工程、
    (2)第1工程で得られたアルカリセルローススラリー中の水の量を、第1工程で用いたセルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して90〜170重量部として、該アルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させて、ヒドロキシアルキルセルロースとする第2工程。
  2. アルカリセルローススラリー中のアルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させるヒドロキシアルキルセルロースの製造方法であって、下記(i)及び(ii)の条件を満足することを特徴とする方法:
    (i)該アルカリセルローススラリーは、セルロース、t−ブチルアルコール、アルカリ金属水酸化物及び水を含む成分を混合して製造されたものであり、
    該スラリーを調整する際の該アルカリ金属水酸化物の量は、該セルロースに含まれるα−セルロースのグルコース単位当り0.7〜1.4モルであり、
    該スラリー中の水の量は、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して10〜80重量部である、
    (ii)該アルカリセルロース中のアルカリセルロースをアルキレンオキシドと反応させる際の水の量は、該セルロースに含まれるα−セルロース100重量部に対して90〜170重量部である。
  3. アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウムである請求項1または2に記載のヒドロキシアルキルセルロースの製造方法。
  4. アルキレンオキシドが、エチレンオキシドである請求項1〜のいずれか1項に記載のヒドロキシアルキルセルロースの製造方法。
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