JPS5975903A - 水溶性ナトリウムカルボキシメチルセルロ−スの製造方法 - Google Patents

水溶性ナトリウムカルボキシメチルセルロ−スの製造方法

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JPS5975903A
JPS5975903A JP58168534A JP16853483A JPS5975903A JP S5975903 A JPS5975903 A JP S5975903A JP 58168534 A JP58168534 A JP 58168534A JP 16853483 A JP16853483 A JP 16853483A JP S5975903 A JPS5975903 A JP S5975903A
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cellulose
water
monochloroacetate
alkyl
organic solvent
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JP58168534A
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エ−ベルハルト・ペルプリ−ス
ウツツ−ヘルム−ト・フエルヒト
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/02Alkyl or cycloalkyl ethers
    • C08B11/04Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals
    • C08B11/10Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals substituted with acid radicals
    • C08B11/12Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals substituted with acid radicals substituted with carboxylic radicals, e.g. carboxymethylcellulose [CMC]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セルロースをモノクロロ酢酸アルキルを用い
てエーテル化することによって水溶性ナトリウム力ルヂ
キシメチルセルロース (NaCMC)を製造する方法
に関する・水溶性セルロースエーテルは、それらの特性
、例えば粘性、保水値、表面活性及び皮膜形成及び結合
性のために広範な実際の使用分野を獲得した。極めて周
知のセルロースエーテルの中には、NaCMCが数えら
れ、一般にまた、主として存在するイオン性ナトリウム
カルぎキシメチル基(NaCM )の他に非イオン性置
換基、例えばメチル基、ヒドロキシエチル基及び/又は
ヒドロキシゾロビル基から成る混合セルロースも包含さ
れる0混合モルロースエーテルには例えばNaCMMC
、NaCMHEC及びNaCMMHPCが包含される。
この種のNaCMCは例えば次の技術分野及び製品:洗
浄剤の製造、石油掘削、採鉱、繊維工業、紙製造、接着
剤及び被膜材料、食品、化粧品及び調剤製造において使
用される。
技術の状態については、セルロースx−7−ルを製造す
るだめの多数の不連続的又は連続的方法が開示されてい
る〔5ウルマンス・エンチクロ被ティー・デル・テヒニ
ッシエン・ヒエミー(Ullmanns Encykl
opaedi、e der technischenC
hemie)”1ウルマンス・エンチクロヘティア・オ
ブ・インダストリアル・ケミストリー (Ul1man
n’s Encyclopedia of Indus
trial Chem −1stry )  “−,6
インハイム(Weimheim)在フエルラーク・ヒエ
ミー(Verlag Chemie )社、第4版、第
9巻(’ Butadien“−’ Cytostat
ika“)、1975;ケイウオード(Keywor’
d ) :ゞセ/L/ CI−スエーテル(Cellu
lose ethers )“、203/20 !頁参
照〕が、これらの方法は殆ど次の二つの基本的原理を基
礎としている:1)エーテル化は水性アルカリ性媒体中
1実施されるか又は 2)エーテル化は、更に有機溶剤、例えばイソプロノミ
ノール又はt−ブタノールから成る水性アルカリ性媒体
(スラリー、分散液)中で実施例 二つの上記変法においては、エーテル化剤として遊離モ
ノクロロ酢酸又はその塩(通常モノクロロ酢酸ナトリウ
ム)を使用することが〒きる。またこれらのエーテル化
剤の代りとして相応のエステルも開示された。
西独国特許出願公開第2062245号(米国特許第3
705890号に相当する)又は西独国特許出願公告第
2556754号(米国特許第4097667号に相当
する)によれば、セルロース又はセルロース誘導体、 
例工ld’ セルロースエーテルは塩基の存在でクロロ
蟻酸エステルと反応され、この際該エステルは一般には
三官能的に反応して水不溶性反応生成物を生成する・ 米国特許第3900463号によるアルカリカルIキシ
メチルセルロースを製造する方法の場合には、先ずセル
ロースを、水及び少々くとも1種の有機溶剤から成る溶
剤系中で、モノクロロ酢酸アルカリ及びモノクロロ酢酸
アルキルから成る群から選択されたエーテル化剤と相互
作用させると、最後に同エーテル化剤はセルロース物質
中で均一に分配される。エーテル化剤はセルo−ス1m
o1当り0.4〜2. Omolの範囲の量で使用され
る。エーテル化剤とのこの一次混合の後fのみ、クロロ
酢酸塩l mo1当92mo1以上のアルカリ水酸化物
を用いるアルカリ化及び実際のエーテル化反応が実施さ
れる。適当な有機溶剤には、炭素原子2〜4個を含むア
ルキル基を有するアルカノール、アルカン−ジオール及
びアルカン) IJオール、炭素原子2〜4個を含むア
ルキル基を有するアルコキシ−アルカノール、炭素原子
1−4個を含むアルキル基を有する芳香族炭化水素又は
ジアルキルケトンが包含される。溶剤系は、セルロース
1重量部当り2重量部以上、好ましくは6〜16重量部
の量で使用される。第一処理段階では、反応時間は40
℃未満の温度で約1時間であシ、次にアルカリ化段階は
ほぼ同じ温度で同時間持続する・実際のエーテル化反応
は60〜δO℃で数時間性なわれる。モノクロロ酢酸ア
ルキルの使用から得られる著しい利点は、モノクロロ酢
酸アルカリと比べてa)有機溶剤中のモノクロロ酢酸ア
ルキルの溶解度がより優れており、b)反応活性がより
高く、C)反応の選択性が改善されかつd)必要有機溶
剤の量がより少ないことである・エーテル化剤としてエ
ステルを用いて製造したNa CMC型は、070〜1
06の置換度で106〜180mPa、sの粘度(濃度
1%水性溶液中で測定)を示す(例24〜27)。
しかし、米国特許第3900463号に記載された方法
を実際に実施すると、後続アルカリ化が反応されるエー
テル化剤の収率の減少を招く。この減少の原因はおそら
く、後続アルカリ化における反応されるべきモノクロロ
酢酸アルキルとアルカリ化剤との間の副反応が、アルカ
リセルロースの場合のエーテル化前に存在するよりも遥
かに起とp易いという事実に帰せられるであろう。また
、米国特許第3900463号によれば、極めて高い粘
度、例えば50. OOQmPa、s、100.000
mPa、s又はそれ以上ノ粘度〔ヘプラー(Hoepp
l、er )により濃度18%水性溶液中で20℃で測
定〕を有するNaCMCを製造することはできない。同
様に極めて高い粘度を有するNa CMCを上記の他の
Na CMC製造方法のいづれかにより製造することも
不可能であり、またこの製造は例えば窒素のような不活
性ガスを上に通しながら操作する実験的方法でも達成す
ることはできない。
本発明の目的は、生じる置換収率が可及的に高くかつ極
めて高い粘度を有するNaCMCタイプさえも製造する
ことを可能にするように折力われる水溶性NaCMCの
製造方法を提供することである〇 本発明は、少なくとも1種の有機溶剤から成る水性−ア
ルカリ性分散液中でセルロースをモノクロロ酢酸アルキ
ルを用いてエーテル化することによって水溶性NaCM
Cを製造する方法を基礎としている。本発明による方法
は、a)セルロースを場合によっては有機溶剤から成る
水性−アルカリ性分散液中でアルカリ化し、b)、該ア
ルカリセルロースを有機溶剤の存在で事実上エーテル化
剤としてのモノクロロ酢酸アルキルと反応させることを
特徴とする@ モノクロロ酢酸アルキルには、炭素原子1−〜牛個を有
するアルキル基から成るもの、例えばモノクロロ酢酸メ
チル、モノクロロ酢酸エチル又はモノクロロ酢酸イソプ
ロピルが包含される。
これらの公知化合物は、標準条件下で約−25℃未満の
融点(FP)及び約130℃を越える沸点(BP)を有
する強芳香液体である。″水溶性NaCMC“々る用語
によってカバーされると考えられる化合物には、1種類
の置換基を有するNaCMC種のみならず、また事実上
すなわち75重量%以上の量のイオン性ナトリウムカル
ボキシメチル基から成り、更にまた非イオン性置換基、
例えばメチル基、ヒドロキシエチル基及び/又はヒドロ
キシプロピル基又は他のイオン性置換基、例えばスルホ
ン酸エチル基、ホスホン酸メチル基又はN、N−ジアル
キルアミノエチル基から成る混合エーテルも包含される
本発明による方法は、セルロースエーテル化学で慣用の
装置(例えばニーグー、攪拌容器又はイン被う−ミキサ
ー)で不連続的又は連続的に実施することができる。反
応混合物の温度を有機溶剤/エーテル化剤/水混合物の
沸騰温度よりも高く選定する場合には、本発明の方法を
圧力装置で実施するのが得策である。また、標準状態(
標準圧力、室温)ですでに気体状で存在する反応成分を
使用する場合、例えば混合エーテル製造の際に第二エー
テル化剤としてエチレンオキシドを使用する場合には、
通常圧力容器を使用する。後記の成分の組成量はエーテ
ル化段階の開始時点で反応に必要な成分の量の総和を表
わすにすぎない・つまり、例えばアルカリ化段階に続く
この時点ではセルロースの部分及びアルカリ金属水酸化
物の部分はすでにアルカリセルロースの形で存在してい
る;あるいはアルカリ金属水酸化物の量は実際のエーテ
ル化反応に必要であるのみならず、部分的にはまたモノ
クロロ酢酸アルキルの加水分解にも必要である 使用されるセルロースは天然産のもの、例えばコツトン
リンター又は木材ノぐルプであるか又は再生形、例えば
水利セルロースの形で存在する;反応の開始前にはセル
ロースは、可及的に約2.5 ram未満、特に約1朋
未満の粒径な有していなければならず、との粒径は、例
えば長繊維の形で供給されるセルロースを1粉末“に粉
砕することによって得られる・ アルカリ化のために使用する塩基は、好ましくは固体の
形のアルカリ金属水酸化物−通常はNa OH1しかし
またKOH又はLi0H−としてか又は水性アルカリ金
属水酸化物溶液(例えば20〜50重量%溶液)のよう
な溶解された形〒使用する。塩基としてアルカリ金属水
酸化物を使用する場合には、その量は一般にセルロース
1重量部当り1.0〜8.0m01、特に1.3〜Q、
Qmoi(アンヒドロ−D−グルコース単位を基礎にし
て割算)である・事実上モノクロロ酢酸アルキルから成
るが、混合エーテルの製造の場合には、塩化メチル、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、クロロエタンス
ルホン酸、クロロメタンホスホン酸又は1−N、N−ジ
エチルアミノ−2−クロロエタンも含有するエーテル化
剤の量は、好ましく(dセルロースl mol当り 0
.4〜5゜Q molの範囲であり、特に0.5〜2.
5 molの範囲にある。水及び好ましくは水混和性の
、特に水溶性の有機溶剤、例えばイソプロ・ξノール又
はt−ブタノールから成る溶剤混合物の量は、セルロー
ス1重量部当り8〜25重着部であり、混合物中に含有
された水の割合は一般に3〜40重量係の範囲にあシ、
この水の割合はセルロース1重量部#)25〜25 m
olでなければならない。
多くの場合、有機溶剤としては、使用されるモノクロロ
酢酸アルキルの加水分野で生成される種類のアルコール
を使用するのが有利であろう。
例えば、エーテル化剤としてのモノクロロ酢酸イソプロ
ピルと一緒に有機溶剤としてインプロ・ξノールを使用
することができ、その結果溶剤混合物アルコール/水を
調製すると、方法中に容易に復帰させることのできる均
一々フラクションとなる。
本発明による方法を実際に行なう場合には、セルロース
を好ましくは先ず有機溶剤、水及びアルカリ金属水酸化
物から成る混合物中でアルカリ化し、次いでエーテル化
剤を、使用するエーテル化剤の種類に依存して1又は数
段階で添加する。しかしまた、有機溶剤の不在(この場
合にはエーテル化段階〒添加する)でアルカリ化を実施
することも1きる〇一般には、すべての段階は十分に混
合しながら行なう・アルカリ化段階は通常室温で(少な
くとも0℃で、特に15〜35℃の温度で)行々われる
が、エーテル化は、30−120℃の温度、特に85℃
ま1の温度〒特に有効に行なわれる・必要な反応時間は
、アルカリ化段階では約15〜60分でアリ、エーテル
化段階では反応温度に依存して30分〜4時間である。
好ましくは酸を加えた後、分離装置(例えば遠心分離機
)で液体成分の本体から粗生成物を先ず除去し、次い〒
未消費塩基を中和し、次に場合によっては抽出処理にか
けて付着する塩を除去する。最後に生成物を乾燥し、所
望の場合には粉砕し、他の成分と混合するか又は造粒す
る。
処理、精製及び後処理というこれらの方法はセルロース
化学における常用の方法なのフ、詳細な記載を要しない
水溶性NaCMCの製造でエーテル化剤の成分として\
モノクロロ酢酸アルキルを使用することによって、特に
次の利点が得られる: ニ ーセルロース分子上の置換の均性は、エーテル化剤とし
てのモノクロロ酢酸を用いて得られる置換の均一性に少
なくとも匹敵しかつモノクロロ酢酸ナトリウムを用いて
得られる底積よシも限定的に良好である。
100.000mPa、s (ヘプラーにより濃度1゜
8%水性溶液中で測定)よシも著しく高い粘度がしばし
ば認められ、一般にこのよう々高い粘度は水性塩溶液中
でも大体において減少しない。
一該エーテル化剤を、貯蔵しかつ安全にして困難なく取
扱うことができる、つまり該エーテル化剤は低温に対し
て著しい感受性がなく(FP≦−25℃)、また著しく
容易には蒸発されず(b p≧130℃)、更に遊離酸
よりも腐食性及び作用性が小さい。
一反応混合物中への添加(計量)は容易である、それと
いうのもモノクロロ酢酸を加える場合に起りうる酸範囲
に対するPH値の局部的低下がこの場合には起り得ない
からである。酸範囲へのPIJ値の移動は望ましくない
、それというのもこのような移動は一方でセルロース分
子の重合体鎖の分解を生じ、従って粘度低下の原因の一
つであり、他方では形成されたアルカリセルロースを分
解するからである。
−セルロースを前もってエーテル化剤と混合シ、次にア
ルカリ化することより成る反応方法と比べると、使用し
たエーテル化剤l mol当りの置換収率が改善されか
つ形成される反応生成物(例えばグリコール酸/グリコ
ール酸ナトリウム)がよシ少なくなる一同副生成物は反
応実施後複雑な処理によって有機溶剤/水混合物から除
去しなければならない。
以下の実施例においては、重量部と容量部との関係は、
キログラム(K2)と立方デシメートル(am’)との
関係と同様〒あり、係は重量部である。所与の粘度値は
、ヘプラー(Hoepler )の落球粘度計で20℃
の1.8%水性溶液(乾燥セルロースエーテルから出発
)で測定するか又は回転粘度計で20℃及び剪断勾配τ
、D = 10’の1%水性溶液で測定した。%S D
s “は置換度、すなわちアンヒドロ−D−グルコース
単位当りの置換C+H基の平均数である;セルロースの
場合DSは○、O−3.○の範囲に存在する。塩水に対
する抵抗性(SR値)は、水性NaCl溶液中の試料の
粘度を水性溶液中のその粘度と比較するよう々方法で測
定する。SR値の測定の際、粘度の増大は“極めて良好
“と評し、一定の粘度は゛ゝ良好“と、わずか々低下は
゛ゝ十分“、低下の増大はゝ適当ではない“と評する。
試料の水不溶性残留物(water−j、n5o1.u
b]、e residue ”WIR値)は、重量法に
よって測定しかつ係で示す・ 例1及び比較例C1及びC2 攪拌容器で、濃度87%水性イソゾロ・ξノール691
重量部(セルロース1重量部蟲り13゜1重量部)を、
平均重合度1.150を有する木材パルプ(大体におい
て0.5 mm未満の粒子に粉砕)53重量部及びNa
OH34,5型取部(セルロースl mol当り2.8
mol )と混合する・20℃で30分間アルカリ化を
行なう。次にモノクロロ酢酸イソプロピル54.7重量
部(セルローフ1出O]当シl、3mol)を加える・
2つの平行実験で、モノクロロ酢酸(C1)及びモノク
ロロ酢酸ナトリウム(C2)をエーテル化剤として使用
し同一モル割合で加えるが、比較例(C2)のアルカリ
化の場合には、Na OHのモル量を1.5 molに
減少させる。各場合とも反応混合物を30分間で66℃
に1で加熱しかっこの温度で60分間保つ。すでに10
分後、次いで10分の時間間隔でそれぞれの反応分散液
から試料を採取し、Na CMCのDSを比較する。加
熱開始から約70分1での時間に関してはエーテル化剤
として使用した塩は択一的に使用したそれぞれの酸及び
エステルよりも著しく迅速な反応を与えることが判る;
若干の場合には、約30〜40分の時間後には所与の条
件下で約5o%高いDSが認められる。この時間後には
DSは極めて迅速に限界値に近づく。エーテル化剤とし
てエステルを使用する場合には、置換は明らかにもつと
一様に進む・約70分の時間後にもなお継続的置換が可
能であり、得られるDS値は三つの場合のうちで最高で
ある。エーテル化剤として使用した酸の場合には、置換
の経過は約30〜60分の時間内ではエステルの経過と
同様であるが、得られる置換度はわずかに高い・モスク
ロロ酢酸イソゾロビルの代りにモノクロロ酢酸メチル又
はエチルを使用する場合には殆ど同じ置換経過が認めら
れる。
例2〜lO 濃度87チの水性イソゾロ・ξノールを攪拌容器中に仕
込み、0.5 mm未満の平均粒径(粉砕後)を有する
セルロースを加える〇 例Φ、7及びIQの場合には、攪拌容器を繰返し排気し
て、混合物上に窒素を通す0次に溶解した形又は固体の
形のでNaOHを加え、20℃ff130分間アルカリ
化を行なう0エーテル化剤としてのモノクロロ酢酸イソ
プロピルを、低真空下に計量容器から攪拌容器に吸引し
、分散液を一例生、7及び10の場合には再び窒素導入
後に一30分間で66℃に加熱し、との温度で60分間
保つ・例2.5及び8の場合には、濃度15%のH2O
2水性溶液を分散液中に計量供給して粘度の減少をもた
らし、次に混合物を30分間後反応させる。40℃に冷
却後に、すべての例で生成物を、氷酢酸0.5〜1容量
部を用いて中和して約8OPH値にし、生じるNaCM
Cを分離し、洗浄し、乾燥する。使用した反応生成の量
及び例による結果を次の表に総括する。使用したセルロ
ースのタイプは次のようである二タイゾA:平均重合度
550を有する木材・ξルゾ。
タイプC:平均重合度2.500を有するコツトンリン
ター。
タイプC:平均重合度1.600を有する木材・ξルプ
NaOHは、濃度50%の水性溶液(種類X)としてか
又は固体の形(種類Z)で使用する0所与の水の割合は
濃度87%の水性イソプロ・ξノール及び水性NaOH
溶液中に含有された量を包含する・ 本発明方法によシ製造されたNaCMCタイプは、先行
技術の方法により製造されるNa CMC分野分野用利
用可能優良乃至極優良な商業的製品と比較して匹敵fき
るもの1ありかつ若干の場合には優れてさえいる塩水抵
抗性を示し、例牛及び7の場合には、得られる粘度値は
、従来公知の最大値約50. OO’O(濃度1.δチ
の溶液中)又は4,000(1%溶液中)よシも著しく
高い・本発明の生成物の水性溶液は、優良乃至極優良な
商業的製品と全く同様に透明である。水不溶性残留物は
慣用の範囲内にあり、得られる極めて高い粘度の利点か
ら見れば無視できる・表2(C) DS−置換度、SR−塩水抵抗性、WIR=水不溶性残
留物16一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1種類の有機溶剤から成る水性−アルカ
    リ性分散液中でセルロースをモノクロロ酢酸アルキルを
    用いてエーテル化することによって水溶性ナトリウムカ
    ルダキ/メチルセルロースを製造するに当り、 a)セルロースを場合によっては有機溶剤から成る水性
    −アルカリ性分散液中でアルカリ化しかつ b) このアルカリセルロースを次に有機溶剤の存在で
    事実上エーテル化剤としてのモノクロロ酢酸アルキルと
    反応させる ことを特徴とする水溶性カル昶キシメチルセルロースナ
    トリウムの製造方法。 2、 モノクロロ酢酸アルキルが炭素原子1〜4個を有
    するアルキル基から成る特許請求の範囲第1項記載の方
    法・ 3 モノクロロ酢酸アルキルとしてメチル、エチル又は
    イソプロピルモノクロロアセテートを使用する特許請求
    の範囲第1又は2項に記載の方法・ 4、反応混合物が工程b)の開始時に、セルロースl 
    mo1当1p 1.0〜3. Q molのアルカリ金
    属水酸化物、0.4〜5.Qmolのエーテル化剤及び
    3〜25 mol ノ水及びセルロース1重量部当シ3
    〜25重量部の、水と有機溶剤とから成る溶剤混合物か
    ら成る特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載
    の方法・ 5、 有機溶剤としてイソプロ・ξノールを使用し、エ
    ーテル化剤としてイソプロピルモノクロロアセテートを
    使用する特許請求の範囲第1〜生項のいずれか1項に記
    載の方法。 6 水溶性ナトリウムカルゼキシメチルセルロースが、
    濃度1.8係の水性溶液中で測定して50、O○QmP
    as以上の粘度を有する特許請求の範囲第1〜5項のい
    ずれか1項に記載の方法0
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